JPH05141818A - 冷凍サイクル - Google Patents
冷凍サイクルInfo
- Publication number
- JPH05141818A JPH05141818A JP30582091A JP30582091A JPH05141818A JP H05141818 A JPH05141818 A JP H05141818A JP 30582091 A JP30582091 A JP 30582091A JP 30582091 A JP30582091 A JP 30582091A JP H05141818 A JPH05141818 A JP H05141818A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- compressor
- low pressure
- solenoid valve
- evaporator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】主冷凍サイクルとは別に圧縮機１の吐出側より
電磁弁６を介し、圧縮機１の低圧側まで配設するバイパ
ス回路によって、吐出ガスの一部を圧縮機１の低圧側に
流入させ、蒸発器の圧力を高く維持する。 【効果】蒸発器内の圧力を高く維持することができ、凍
結現象を防止でき安定した運転を年間を通して継続する
ことができる。
電磁弁６を介し、圧縮機１の低圧側まで配設するバイパ
ス回路によって、吐出ガスの一部を圧縮機１の低圧側に
流入させ、蒸発器の圧力を高く維持する。 【効果】蒸発器内の圧力を高く維持することができ、凍
結現象を防止でき安定した運転を年間を通して継続する
ことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、年間を通して冷却運転
する空気調和機において、季節風・突風等で高圧圧力の
低下・低圧圧力の低下時にも安定した運転を行なう空冷
式の冷凍サイクルに関する。
する空気調和機において、季節風・突風等で高圧圧力の
低下・低圧圧力の低下時にも安定した運転を行なう空冷
式の冷凍サイクルに関する。
【０００２】
【従来の技術】空冷式の年間運転形の空気調和機では、
低外気運転制御として、送風機の風量を減らすために、
回転数を定格より小さい回転数で運転させ、凝縮熱量と
マッチングさせている。しかし、低外気時に送風機回転
数の小さい運転中に、季節風・突風等で強制的に回転数
が大きくなり、高圧圧力が一時的に低下し、その結果、
低圧圧力も低下し、運転の継続が不可能となる例があ
る。本発明は、この現象を回避するものである。
低外気運転制御として、送風機の風量を減らすために、
回転数を定格より小さい回転数で運転させ、凝縮熱量と
マッチングさせている。しかし、低外気時に送風機回転
数の小さい運転中に、季節風・突風等で強制的に回転数
が大きくなり、高圧圧力が一時的に低下し、その結果、
低圧圧力も低下し、運転の継続が不可能となる例があ
る。本発明は、この現象を回避するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】空冷式凝縮器をもつ空
気調和機において、冬期・中間期の低外外気運転中に季
節風・突風等により高圧圧力が一時的に低下し、その結
果、低圧圧力も低下する場合がある。また、水冷式凝縮
器をもつ空気調和機でも、冷却水温度が急激に低下した
場合に、前述のような現象、すなわち、低圧圧力が低下
する。このような条件における低圧圧力の低下は、蒸発
器の蒸発温度の低下を招き、水を冷却する空気調和機で
は、水の凍結を引き起こし、空気を冷却する空気調和機
では、霜付の発生を引き起こす。本発明の目的は、高圧
圧力の低下時にも低圧圧力の低下を防止し、安定した運
転を可能にすることにある。
気調和機において、冬期・中間期の低外外気運転中に季
節風・突風等により高圧圧力が一時的に低下し、その結
果、低圧圧力も低下する場合がある。また、水冷式凝縮
器をもつ空気調和機でも、冷却水温度が急激に低下した
場合に、前述のような現象、すなわち、低圧圧力が低下
する。このような条件における低圧圧力の低下は、蒸発
器の蒸発温度の低下を招き、水を冷却する空気調和機で
は、水の凍結を引き起こし、空気を冷却する空気調和機
では、霜付の発生を引き起こす。本発明の目的は、高圧
圧力の低下時にも低圧圧力の低下を防止し、安定した運
転を可能にすることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、蒸発器が凍結するような圧力まで低圧圧
力が低下したことを検出する低圧側圧力検出装置で検出
し、圧縮機の吐出側と低圧側を電磁弁を介したバイパス
回路で、電磁弁を開くことにより、圧縮機の吐出ガスの
一部を圧縮機吸込側に流入させる。
に、本発明は、蒸発器が凍結するような圧力まで低圧圧
力が低下したことを検出する低圧側圧力検出装置で検出
し、圧縮機の吐出側と低圧側を電磁弁を介したバイパス
回路で、電磁弁を開くことにより、圧縮機の吐出ガスの
一部を圧縮機吸込側に流入させる。
【０００５】
【作用】蒸発器が凍結するような圧力まで低圧圧力が低
下しても、圧縮機の吐出ガスの一部を圧縮機吸込側に流
入させれば、凝縮器・絞り装置・蒸発器を通る冷媒量が
バイパス量だけ減少することにより低圧圧力が上昇し、
蒸発器の凍結を防ぐことができる。
下しても、圧縮機の吐出ガスの一部を圧縮機吸込側に流
入させれば、凝縮器・絞り装置・蒸発器を通る冷媒量が
バイパス量だけ減少することにより低圧圧力が上昇し、
蒸発器の凍結を防ぐことができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１により説明す
る。
る。
【０００７】圧縮機１より吐出された高温高圧の冷媒ガ
スが空冷式凝縮器２に入る。空冷式凝縮器２に入った冷
媒ガスは凝縮器の送風装置３により空気で冷却され凝縮
液化する。凝縮液化した液冷媒は、絞り装置４で減圧さ
れ、蒸発器５に入る。蒸発器５に入った冷媒は、水入口
部より流入し、水出口部より流出する水から熱を奪い蒸
発し、蒸発器５を出て、圧縮機１に戻る。一方、圧縮機
１の吐出側より、電磁弁６を介して、圧縮機１の吸込側
に至るバイパス回路を配設しており、低圧側圧力検出装
置７の圧力検出により、設定圧力以下になると、一定時
間（例えば十分間）、電磁弁６を開き、吐出ガスの一部
を圧縮機１の低圧側に導くことができるようにしてい
る。すなわち、低外気運転中、季節風・強風により高圧
圧力が低下し、それに伴い低圧圧力が、蒸発器５の凍結
現象に至る圧力を低圧側圧力検出装置７で検知したと
き、電磁弁６を開き、かつ、限時継電器８で一定時間、
電磁弁６の開弁状態を継続させ、吐出ガスの一部を圧縮
機１の低圧側に流入させる。これにより、蒸発器５の圧
力を上昇させ、蒸発器６の凍結現象を防止する。
スが空冷式凝縮器２に入る。空冷式凝縮器２に入った冷
媒ガスは凝縮器の送風装置３により空気で冷却され凝縮
液化する。凝縮液化した液冷媒は、絞り装置４で減圧さ
れ、蒸発器５に入る。蒸発器５に入った冷媒は、水入口
部より流入し、水出口部より流出する水から熱を奪い蒸
発し、蒸発器５を出て、圧縮機１に戻る。一方、圧縮機
１の吐出側より、電磁弁６を介して、圧縮機１の吸込側
に至るバイパス回路を配設しており、低圧側圧力検出装
置７の圧力検出により、設定圧力以下になると、一定時
間（例えば十分間）、電磁弁６を開き、吐出ガスの一部
を圧縮機１の低圧側に導くことができるようにしてい
る。すなわち、低外気運転中、季節風・強風により高圧
圧力が低下し、それに伴い低圧圧力が、蒸発器５の凍結
現象に至る圧力を低圧側圧力検出装置７で検知したと
き、電磁弁６を開き、かつ、限時継電器８で一定時間、
電磁弁６の開弁状態を継続させ、吐出ガスの一部を圧縮
機１の低圧側に流入させる。これにより、蒸発器５の圧
力を上昇させ、蒸発器６の凍結現象を防止する。
【０００８】尚、補助リレー９，１０，１１は、本発明
の冷凍サイクルを維持させるための自己保持回路用のリ
レーである。
の冷凍サイクルを維持させるための自己保持回路用のリ
レーである。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、年間を通して冷却運転
可能な空気調和機において、季節風・突風及び冷却水の
低温水化現象にて高圧圧力が急激に低下し、それに伴っ
て低圧圧力が低下し、蒸発器が凍結することを防止し安
定した運転が可能になる。
可能な空気調和機において、季節風・突風及び冷却水の
低温水化現象にて高圧圧力が急激に低下し、それに伴っ
て低圧圧力が低下し、蒸発器が凍結することを防止し安
定した運転が可能になる。
【図１】本発明の一実施例の冷凍サイクルと制御回路
図。
図。
１…圧縮機、２…空冷式凝縮器、３…送風装置、４…絞
り装置、５…蒸発器、６…電磁弁、７…低圧側圧力検出
装置、８…限時継電器、９，１０，１１…補助リレー。
り装置、５…蒸発器、６…電磁弁、７…低圧側圧力検出
装置、８…限時継電器、９，１０，１１…補助リレー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 修一 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所清水工場内 (72)発明者 相山 真之 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】圧縮機吐出側導管と吸込側導管を電磁弁を
介してバイパスする配管を配設し、低圧圧力が低圧側圧
力検出装置の設定値以下になった場合、一定時間、前記
電磁弁を開き、前記圧縮機の吐出ガスの一部を、直接、
前記圧縮機の吸込側に流入させることを特徴とする冷凍
サイクル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30582091A JPH05141818A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 冷凍サイクル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30582091A JPH05141818A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 冷凍サイクル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05141818A true JPH05141818A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17949769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30582091A Pending JPH05141818A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 冷凍サイクル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05141818A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113883655A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-01-04 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 空调运行控制方法、装置及空调器 |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP30582091A patent/JPH05141818A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113883655A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-01-04 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 空调运行控制方法、装置及空调器 |
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