JPH05141385A - モータポンプのモータ部圧力上昇方法 - Google Patents
モータポンプのモータ部圧力上昇方法Info
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- JPH05141385A JPH05141385A JP3306072A JP30607291A JPH05141385A JP H05141385 A JPH05141385 A JP H05141385A JP 3306072 A JP3306072 A JP 3306072A JP 30607291 A JP30607291 A JP 30607291A JP H05141385 A JPH05141385 A JP H05141385A
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- F04D1/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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- F04D13/06—Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
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- F04D29/58—Cooling; Heating; Diminishing heat transfer
- F04D29/586—Cooling; Heating; Diminishing heat transfer specially adapted for liquid pumps
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータポンプにおいて、補助インペラによる
独立した取扱液の循環系によりモータ部の冷却および軸
受の潤滑を行なう際に、モータ部圧力すなわち循環する
取扱液の圧力を主プロセスの吸込圧(主インペラの吸入
圧)より上昇させる。 【構成】 前部ロータ室34から循環する取扱液を、通
路を介して補助インペラ38の吸込入口部52から半径
方向外側へ距離Lだけ離間した流入部62へ流入させ
る。これにより、流入部62の圧力(前部ロータ室34
の圧力)は吸込入口部52の圧力(主プロセスの圧力)
より距離Lに対応した圧力だけ昇圧する。従って、高温
かつガス化し易いポンプ取扱液に対しても、その循環液
がガス化するることなく、モータ部の冷却と軸受の潤滑
とを円滑に達成する。
独立した取扱液の循環系によりモータ部の冷却および軸
受の潤滑を行なう際に、モータ部圧力すなわち循環する
取扱液の圧力を主プロセスの吸込圧(主インペラの吸入
圧)より上昇させる。 【構成】 前部ロータ室34から循環する取扱液を、通
路を介して補助インペラ38の吸込入口部52から半径
方向外側へ距離Lだけ離間した流入部62へ流入させ
る。これにより、流入部62の圧力(前部ロータ室34
の圧力)は吸込入口部52の圧力(主プロセスの圧力)
より距離Lに対応した圧力だけ昇圧する。従って、高温
かつガス化し易いポンプ取扱液に対しても、その循環液
がガス化するることなく、モータ部の冷却と軸受の潤滑
とを円滑に達成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温でガス化し易い取
扱液を処理する、例えばキャンドモータポンプにおける
モータ部の圧力設定に係り、モータ部の冷却および軸受
の潤滑を行なうロータ室内を循環する取扱液の圧力を有
効に上昇する方法に関する。
扱液を処理する、例えばキャンドモータポンプにおける
モータ部の圧力設定に係り、モータ部の冷却および軸受
の潤滑を行なうロータ室内を循環する取扱液の圧力を有
効に上昇する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、キャンドモータポンプは、図
2に示すように、ケーシング10,主インペラ12,ラ
イナディスク14からなるポンプ部16と、ステータ組
立て18およびロータ組立て20とからなるキャンドモ
ータ部22とから構成されている。そして、これらポン
プ部16とキャンドモータ部22とが、アダプタ24を
介して結合すると共に、主インペラ12とロータ組立て
20とがライナリング26、前部軸受28および後部軸
受30を介して共通のロータ軸32上に取り付けられて
いる。
2に示すように、ケーシング10,主インペラ12,ラ
イナディスク14からなるポンプ部16と、ステータ組
立て18およびロータ組立て20とからなるキャンドモ
ータ部22とから構成されている。そして、これらポン
プ部16とキャンドモータ部22とが、アダプタ24を
介して結合すると共に、主インペラ12とロータ組立て
20とがライナリング26、前部軸受28および後部軸
受30を介して共通のロータ軸32上に取り付けられて
いる。
【0003】ところで、この種のキャンドモータポンプ
は、ロータ軸32が軸封されていないため、モータ部2
2の冷却および前部および後部軸受28,30の潤滑
は、ポンプ取扱液で行われるが、この冷却および循環
は、高温形のキャンドモータポンプにおいては、モータ
部22の前部ロータ室34側において主インペラ12と
は別に独立して設けた補助インペラ38により行われ
る。すなわち、補助インペラ38によって昇圧された取
扱液が、管路40、冷却器42、管路44、液溜り4
6、通路46および後部軸受30の軸受面、後部ロータ
室36、前部ロータ室34、通路50および前記軸受2
8の軸受面を経て、再び補助インペラ38へ循環するこ
とにより、前記冷却および潤滑が行われる。
は、ロータ軸32が軸封されていないため、モータ部2
2の冷却および前部および後部軸受28,30の潤滑
は、ポンプ取扱液で行われるが、この冷却および循環
は、高温形のキャンドモータポンプにおいては、モータ
部22の前部ロータ室34側において主インペラ12と
は別に独立して設けた補助インペラ38により行われ
る。すなわち、補助インペラ38によって昇圧された取
扱液が、管路40、冷却器42、管路44、液溜り4
6、通路46および後部軸受30の軸受面、後部ロータ
室36、前部ロータ室34、通路50および前記軸受2
8の軸受面を経て、再び補助インペラ38へ循環するこ
とにより、前記冷却および潤滑が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た冷却、潤滑操作は、独立した循環系であるにも拘ら
ず、特にガス化し易い高温取扱液に対しては、充分な信
頼性を達成し得ないことが判明した。
た冷却、潤滑操作は、独立した循環系であるにも拘ら
ず、特にガス化し易い高温取扱液に対しては、充分な信
頼性を達成し得ないことが判明した。
【0005】すなわち、図3に示す補助インペラ38部
分の詳細図において、前部ロータ室34の取扱液は、通
路50および前部軸受28の軸受面を通り補助インペラ
38の吸込入口部52へ至り、昇圧されて吐出部54か
ら吐出される。そして、この場合、吸込入口部52の圧
力すなわち吸込圧は、前記吸込入口部52が通路56お
よびライナリング26(図2参照)を介して主インペラ
14の吸込入口部に連通しているので、主インペラ14
の吸込圧すなわち主プロセスの取扱液の吸入圧(以下、
単に主プロセス吸込圧と略称する。)と略同一の圧力に
設定される。
分の詳細図において、前部ロータ室34の取扱液は、通
路50および前部軸受28の軸受面を通り補助インペラ
38の吸込入口部52へ至り、昇圧されて吐出部54か
ら吐出される。そして、この場合、吸込入口部52の圧
力すなわち吸込圧は、前記吸込入口部52が通路56お
よびライナリング26(図2参照)を介して主インペラ
14の吸込入口部に連通しているので、主インペラ14
の吸込圧すなわち主プロセスの取扱液の吸入圧(以下、
単に主プロセス吸込圧と略称する。)と略同一の圧力に
設定される。
【0006】しかるに、前記状態においては、ロータ
室、殊に通路50を介して直接吸込入口部52に連通し
ている前部ロータ室34の圧力も前記主プロセスの吸込
圧と略同圧に設定される。従って、このような状態にお
いては、取扱液が高温かつガス化し易い液体である場合
に、冷却器42で冷却されている取扱液の温度が所定値
を越えると、循環液が容易にガス化される事態が発生す
る。すなわち、従来の冷却、潤滑操作においては、前述
した循環液のガス化により、モータ部の冷却ならびに軸
受の潤滑が阻害されると共に、さらにガス化された気泡
の崩壊時にキャビテーション、エロージョン等が引き起
こされる難点があった。
室、殊に通路50を介して直接吸込入口部52に連通し
ている前部ロータ室34の圧力も前記主プロセスの吸込
圧と略同圧に設定される。従って、このような状態にお
いては、取扱液が高温かつガス化し易い液体である場合
に、冷却器42で冷却されている取扱液の温度が所定値
を越えると、循環液が容易にガス化される事態が発生す
る。すなわち、従来の冷却、潤滑操作においては、前述
した循環液のガス化により、モータ部の冷却ならびに軸
受の潤滑が阻害されると共に、さらにガス化された気泡
の崩壊時にキャビテーション、エロージョン等が引き起
こされる難点があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、モータ部におけ
る循環液としてのポンプ取扱液のガス化を阻止するよ
う、前記取扱液の圧力を上昇する方法を提供することに
ある。
る循環液としてのポンプ取扱液のガス化を阻止するよ
う、前記取扱液の圧力を上昇する方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係るモータポンプのモータ部圧力上昇方法
は、モータ部の前部ロータ室側に設けた補助インペラに
より独立したポンプ取扱液の循環系を構成し、モータ部
の冷却および軸受の潤滑を行うようにしたモータポンプ
において、ロータ室内を循環するポンプ取扱液の補助イ
ンペラに対する流入部を、補助インペラの吸込入口部よ
り半径方向外側に設け、ロータ室内を循環する前記取扱
液の圧力を補助インペラの吸込入口部の圧力より上昇す
るよう設定することを特徴とする。
に、本発明に係るモータポンプのモータ部圧力上昇方法
は、モータ部の前部ロータ室側に設けた補助インペラに
より独立したポンプ取扱液の循環系を構成し、モータ部
の冷却および軸受の潤滑を行うようにしたモータポンプ
において、ロータ室内を循環するポンプ取扱液の補助イ
ンペラに対する流入部を、補助インペラの吸込入口部よ
り半径方向外側に設け、ロータ室内を循環する前記取扱
液の圧力を補助インペラの吸込入口部の圧力より上昇す
るよう設定することを特徴とする。
【0009】この場合、補助インペラのロータ室内を循
環する取扱液の流入部と吸込入口部に対応する部分に、
必要に応じてシュラウドを張設すれば好適である。
環する取扱液の流入部と吸込入口部に対応する部分に、
必要に応じてシュラウドを張設すれば好適である。
【0010】
【作用】ロータ室内を循環する取扱液の圧力は、循環液
の補助インペラに対する流入部をインペラの吸込入口部
より半径方向外側に設けることにより、補助インペラの
吸入圧すなわち主プロセスの吸入圧より上昇させること
ができる。
の補助インペラに対する流入部をインペラの吸込入口部
より半径方向外側に設けることにより、補助インペラの
吸入圧すなわち主プロセスの吸入圧より上昇させること
ができる。
【0011】なお、この場合、補助インペラに対してそ
の流入部と吸込入口部に対応する部分にシュラウドを張
設することにより、ロータ室内を循環する取扱液の前記
圧力上昇を適宜調節することができる。
の流入部と吸込入口部に対応する部分にシュラウドを張
設することにより、ロータ室内を循環する取扱液の前記
圧力上昇を適宜調節することができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係るモータポンプのモータ部
圧力上昇方法の実施例につき、この方法を実施する装置
との関係において、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。なお、説明の便宜上、図2および図3に示す
従来の構造と同一の構成部分には同一の参照符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
圧力上昇方法の実施例につき、この方法を実施する装置
との関係において、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。なお、説明の便宜上、図2および図3に示す
従来の構造と同一の構成部分には同一の参照符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0013】本発明に係る方法は、例えば図2に示す高
温形キャンドモータポンプにおいて、その補助インペラ
部分を特定の状態に設定することにより有効に達成され
るものである。従って、これを適用するキャンドモータ
ポンプの全体的構成は、前述した通りであり、その詳細
な説明は省略する。
温形キャンドモータポンプにおいて、その補助インペラ
部分を特定の状態に設定することにより有効に達成され
るものである。従って、これを適用するキャンドモータ
ポンプの全体的構成は、前述した通りであり、その詳細
な説明は省略する。
【0014】すなわち、図1において、本発明に係る補
助インペラ38部分の構成は、前部ロータ室34から循
環する取扱液は、通路60を介して流入部62へ、すな
わち補助インペラ38の吸込入口部52より半径方向へ
距離Lだけ外側に離間した位置へ流入するよう構成す
る。なお、循環する取扱液の一部は、前部軸受28の軸
受面を通って吸込入口部52へ直接流入するが、その量
は極く小量である。
助インペラ38部分の構成は、前部ロータ室34から循
環する取扱液は、通路60を介して流入部62へ、すな
わち補助インペラ38の吸込入口部52より半径方向へ
距離Lだけ外側に離間した位置へ流入するよう構成す
る。なお、循環する取扱液の一部は、前部軸受28の軸
受面を通って吸込入口部52へ直接流入するが、その量
は極く小量である。
【0015】従って、本発明によれば、補助インペラ3
8周りの圧力分布は、通常一般のオープンラジアルブレ
ードによる強制渦運動の圧力分布であるので、流入部6
2の圧力は吸込入口部52の圧力、すなわち主プロセス
の吸入圧(主インペラ14の吸入圧)より距離Lに対応
した圧力だけ昇圧する。換言すれば、流入部62と通路
60で連通される前部ロータ室34の圧力も、少なくと
も前記昇圧分だけ昇圧される。従って、循環する取扱液
がロータ室内でガス化されることがない。
8周りの圧力分布は、通常一般のオープンラジアルブレ
ードによる強制渦運動の圧力分布であるので、流入部6
2の圧力は吸込入口部52の圧力、すなわち主プロセス
の吸入圧(主インペラ14の吸入圧)より距離Lに対応
した圧力だけ昇圧する。換言すれば、流入部62と通路
60で連通される前部ロータ室34の圧力も、少なくと
も前記昇圧分だけ昇圧される。従って、循環する取扱液
がロータ室内でガス化されることがない。
【0016】なお、前記昇圧は、流入部62の位置を選
定することにより、すなわち距離Lを適宜に設定するこ
とにより調整することができるが、さらに、図1におい
て1点鎖線で示すように、距離Lに対応する部分におけ
るシュラウドLを調節することにより達成することもで
きる。そして、このように設定することにより、ロータ
室34,36内における極端な圧力勾配を回避すること
ができる。
定することにより、すなわち距離Lを適宜に設定するこ
とにより調整することができるが、さらに、図1におい
て1点鎖線で示すように、距離Lに対応する部分におけ
るシュラウドLを調節することにより達成することもで
きる。そして、このように設定することにより、ロータ
室34,36内における極端な圧力勾配を回避すること
ができる。
【0017】このようにして、本発明によれば、高温か
つガス化し易い取扱液に対しても、循環する取扱液のガ
ス化を阻止することができるので、モータ部の冷却なら
びに軸受の潤滑が良好に達成される。なお、当然のこと
ながらキャビテーションが発生することもない。
つガス化し易い取扱液に対しても、循環する取扱液のガ
ス化を阻止することができるので、モータ部の冷却なら
びに軸受の潤滑が良好に達成される。なお、当然のこと
ながらキャビテーションが発生することもない。
【0018】以上、本発明を好適な一実施例について説
明したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、
その精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が
可能である。また、本発明は、高温キャンドモータに限
定されることなく、この種のキャンドモータポンプ、例
えばスラリ分離形(循環する取扱液には清浄な取扱母液
が供給される)キャンドモータポンプ、あるいは一般の
独立循環系を有するキャンドモータポンプまたはキャン
を有しないモータポンプ等に対しても好適に適用するこ
とができる。
明したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、
その精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が
可能である。また、本発明は、高温キャンドモータに限
定されることなく、この種のキャンドモータポンプ、例
えばスラリ分離形(循環する取扱液には清浄な取扱母液
が供給される)キャンドモータポンプ、あるいは一般の
独立循環系を有するキャンドモータポンプまたはキャン
を有しないモータポンプ等に対しても好適に適用するこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るモー
タポンプのモータ部圧力上昇方法は、モータ部の前部ロ
ータ室に設けた補助インペラにより独立した取扱液の循
環系を構成し、モータ部の冷却および軸受の潤滑を行う
ようにしたモータポンプにおいて、ロータ室内を循環す
るポンプ取扱液の補助インペラに対する流入部を、補助
インペラの吸込入口部より半径方向外側に設け、ロータ
室内を循環する取扱液の圧力を補助インペラの吸込入口
部の圧力より上昇するよう設定したので、循環する取扱
液の圧力を、前記流入部の位置を選択することにより、
主インペラの吸入圧すなわち主プロセスの取扱液の吸入
圧より適宜の高圧に任意に設定することができる。
タポンプのモータ部圧力上昇方法は、モータ部の前部ロ
ータ室に設けた補助インペラにより独立した取扱液の循
環系を構成し、モータ部の冷却および軸受の潤滑を行う
ようにしたモータポンプにおいて、ロータ室内を循環す
るポンプ取扱液の補助インペラに対する流入部を、補助
インペラの吸込入口部より半径方向外側に設け、ロータ
室内を循環する取扱液の圧力を補助インペラの吸込入口
部の圧力より上昇するよう設定したので、循環する取扱
液の圧力を、前記流入部の位置を選択することにより、
主インペラの吸入圧すなわち主プロセスの取扱液の吸入
圧より適宜の高圧に任意に設定することができる。
【0020】従って、例えば高温形キャンドモータポン
プ等においては、従来発生していた循環液のガス化を防
止し、モータ部の冷却ならびに軸受の潤滑を確実に達成
することができる。また、当然のことながら、従来にお
けるようにキャビテーションが発生することもない。
プ等においては、従来発生していた循環液のガス化を防
止し、モータ部の冷却ならびに軸受の潤滑を確実に達成
することができる。また、当然のことながら、従来にお
けるようにキャビテーションが発生することもない。
【図1】本発明に係るモータポンプのモータ部圧力上昇
方法を実施するための補助インペラ部分の構成を示す断
面図である。
方法を実施するための補助インペラ部分の構成を示す断
面図である。
【図2】本発明方法を最も好適に適用し得る高温キャン
ドモータポンプの全体的構成を示す断面図である。
ドモータポンプの全体的構成を示す断面図である。
【図3】従来の補助インペラ部分の構成を示す断面図で
ある。
ある。
14 主インペラ 28 前部軸受 32 共通軸 34 ロータ室
前部 38 補助インペラ 52 吸込入口
部 54 吐出部 56 通路 60 通路 62 流入部 64 シュラウド
前部 38 補助インペラ 52 吸込入口
部 54 吐出部 56 通路 60 通路 62 流入部 64 シュラウド
Claims (2)
- 【請求項1】モータ部の前部ロータ室側に設けた補助イ
ンペラにより独立したポンプ取扱液の循環系を構成し、
モータ部の冷却および軸受の潤滑を行うようにしたモー
タポンプにおいて、 ロータ室内を循環するポンプ取扱液の補助インペラに対
する流入部を、補助インペラの吸込入口部より半径方向
外側に設け、ロータ室内を循環する前記取扱液の圧力を
補助インペラの吸込入口部の圧力より上昇するよう設定
することを特徴とするモータポンプのモータ部圧力上昇
方法。 - 【請求項2】補助インペラのロータ室内を循環する取扱
液の流入部と吸込入口部に対応する部分に、シュラウド
を張設してなる請求項1記載のモータポンプのモータ部
圧力上昇方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3306072A JP2501055B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | モ―タポンプのモ―タ部圧力上昇方法 |
KR1019920020228A KR100218172B1 (ko) | 1991-11-21 | 1992-10-30 | 모터 펌프의 모터부 압력상승방법 |
US07/979,194 US5324179A (en) | 1991-11-21 | 1992-11-20 | Motor pump with a treating liquid circulation system |
EP92119857A EP0543422B1 (en) | 1991-11-21 | 1992-11-21 | Motor pump with a treating liquid circulation system |
DE69211297T DE69211297T2 (de) | 1991-11-21 | 1992-11-21 | Motorpumpe mit Zirkulationssystem für eine einen Effekt bewirkende Flüssigkeit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3306072A JP2501055B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | モ―タポンプのモ―タ部圧力上昇方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05141385A true JPH05141385A (ja) | 1993-06-08 |
JP2501055B2 JP2501055B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=17952709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3306072A Expired - Lifetime JP2501055B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | モ―タポンプのモ―タ部圧力上昇方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5324179A (ja) |
EP (1) | EP0543422B1 (ja) |
JP (1) | JP2501055B2 (ja) |
KR (1) | KR100218172B1 (ja) |
DE (1) | DE69211297T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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