JPH0514127Y2 - - Google Patents

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JPH0514127Y2
JPH0514127Y2 JP10600389U JP10600389U JPH0514127Y2 JP H0514127 Y2 JPH0514127 Y2 JP H0514127Y2 JP 10600389 U JP10600389 U JP 10600389U JP 10600389 U JP10600389 U JP 10600389U JP H0514127 Y2 JPH0514127 Y2 JP H0514127Y2
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JP
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food
container
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cold
cold storage
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、旅館等の宴会用料理や家庭料理を保
冷したり、あるいは、釣りやハイキング等のレジ
ヤーで食品を保冷したりする場合に使用される保
冷具に関するものである。
[従来の技術] 旅館等で多人数の宴会を行う場合は、2時間以
上前から配膳を開始する。このため刺身などは室
温まで暖められて、食べた時の口当たりが生暖か
く、味も落ちやすい。又、刺身などは身から水が
出やすいので、身から出た赤い水がたまつて生臭
くなつていると更に味が悪くなる。更に最近のグ
ルメ嗜好のため、多人数の宴会を行う場合にも温
かいものは温かく、冷たいものは冷たく、料理も
適温で出すことが要求される様になつて来てい
る。
このため従来は、第6図あるいは第8図に示す
様に、刺身c等は皿a内に入れた砕いた氷bの上
に盛りつけたり、あるいは水がたまつて生臭くな
らない様にガラス棒dなどをすのこ状に編んだも
の(第7図参照)の上に盛りつけたりしていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述の前者の場合、時間がたつ
て氷が溶けてくるにつれて水が出るので、余り長
い時間放置出来ないし、又準備に手間もかかり、
一方、後者の場合、刺身などの料理がぬるくなる
ことは避けられないという問題があつた。
本考案は、上記実情に鑑み、盛りつけから食べ
終わるまで安定した保冷力が得られ、しかも水つ
ぽくならないで料理の味を落さない様にした保冷
具を提供することを目的としたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、略偏平状を成し密閉された容器の内
部に、防腐剤及び増粘剤を添加した冷却剤を収容
し、前記容器の上面の少なくとも一部を、該上面
の中心側から外周端部まで下降する傾斜面により
形成すると共に、前記傾斜面に、中心側から外周
端部に向けて下方へ傾斜する溝を形成してなるこ
とを特徴とするものである。
[作用] 従つて、保冷具を十分に冷却した後に食品を載
せて盛りつけた場合、容器内には冷却剤が入れて
あるので、食品を長時間安定して保冷することが
出来る。又、容器上面に水滴が付着しても水は傾
斜面に形成された溝を流れて外周端部から下に落
ちるので、上面に水がたまらず、食品が水つぽく
なることが無い。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
第1図〜第4図は本考案の一実施例であり、外
形を皿などの内径に合せ、上面1及び下面2と、
その外周端部を密閉する高さの低い側面3とによ
り、略偏平状の容器4を形成すると共に、該容器
4内部に、防腐剤及び増粘剤を少量添加した水な
どの冷却剤5を内容積の八分目程度まで収容し、
該冷却剤5を収容した容器4により食品を保冷す
るための保冷具6を構成する。前記容器4の材質
は、例えば合成樹脂などの保冷効果のある材料に
するのが好ましい。
平面的に見て容器4上面1の中心7と両側外周
端部とを結ぶ中心線を稜線8とすると共に、容器
4上面に、前記稜線8に対して直交する方向へ向
け外周端部まで下降する傾斜面9を形成し、該傾
斜面9に、傾斜面9と平行に延びる複数(第2図
では15本)の溝10を設ける。前記稜線8は傾斜
面9に向けて丸みをつける様にするのが好まし
い。
上記保冷具6を食品保冷に使用する場合、該保
冷具6を冷凍庫で数時間冷却して容器4内の冷却
剤5を冷却しておき、使用の直前に冷凍庫から取
り出して食品を上面1の上に載せる。盛りつけの
場合は、保冷具6を皿の上に敷き料理を盛りつけ
る。
保冷具6を形成する容器4に空気中の水蒸気が
水滴となつて付着しても水は傾斜面9に形成され
た溝10を通つて端部から下に落ちるため上面に
水がたまることが無く、又、冷却剤5に水などの
融解熱の大きい物質を用いることにより、食品を
長時間安定して冷却することが出来る。更に、従
来の第7図に示したガラス棒によるすのこと比べ
て外観的に違和感が無いので使用に際して受け入
れやすい上に、直接料理を盛りつけることが出来
るので冷却効率が良い。
第5図は本考案の他の実施例で、容器4の上面
1を、平面的に見て該上面1の中心を頂点11と
して、該頂点11から外周端部まで下降する扇形
状の複数の傾斜面12で形成すると共に、各傾斜
面12,12間に、前記頂点11から外周端部ま
で放射状に下方に向けて傾斜する複数の溝13を
形成したものである。斯かる構成としても前記実
施例と同様の作用効果を奏し得る。
なお、本考案は、第1図〜第5図で示した上述
の実施例にのみ限定されるものではなく、例えば
容器4の材質、平面形状、大きさ、厚さ、内容
積、冷却剤5の量及び種類等は良好な冷却効果を
保ち得る様適宜選定することが出来、その他本考
案の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得
ることは勿論である。
[考案の効果] 本考案によれば、食品の味を落すこと無く、長
時間安定して保冷することが出来るので、宴会用
や家庭用料理の盛りつけの他に釣りやハイキング
等の戸外レジヤーでの食品の保冷等広範囲に利用
出来る等の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の保冷具の斜視図、
第2図は本考案の一実施例の保冷具の平面図、第
3図は第2図の−矢視図、第4図は第2図の
−矢視図、第5図は本考案の他の実施例の斜
視図、第6図は氷の上に刺身を盛りつけた従来例
の略図、第7図は従来のガラス棒すのこの平面
図、第8図は従来のガラス棒すのこの上に刺身を
盛りつけた略図である。 図中1は上面、4は容器、5は冷却剤、6は保
冷具、7は中心、9,12は傾斜面、10,13
は溝を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略偏平状を成し密閉された容器の内部に、防腐
    剤及び増粘剤を添加した冷却剤を収容し、前記容
    器の上面の少なくとも一部を、該上面の中心側か
    ら外周端部まで下降する傾斜面により形成すると
    共に、前記傾斜面に、中心側から外周端部に向け
    て下方へ傾斜する溝を形成してなることを特徴と
    する保冷具。
JP10600389U 1989-09-08 1989-09-08 Expired - Lifetime JPH0514127Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10600389U JPH0514127Y2 (ja) 1989-09-08 1989-09-08

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JP10600389U JPH0514127Y2 (ja) 1989-09-08 1989-09-08

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Publication Number Publication Date
JPH0346168U JPH0346168U (ja) 1991-04-26
JPH0514127Y2 true JPH0514127Y2 (ja) 1993-04-15

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JP10600389U Expired - Lifetime JPH0514127Y2 (ja) 1989-09-08 1989-09-08

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JPH0346168U (ja) 1991-04-26

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