JPH05140987A - 鉄骨連結装置 - Google Patents

鉄骨連結装置

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JPH05140987A
JPH05140987A JP30805891A JP30805891A JPH05140987A JP H05140987 A JPH05140987 A JP H05140987A JP 30805891 A JP30805891 A JP 30805891A JP 30805891 A JP30805891 A JP 30805891A JP H05140987 A JPH05140987 A JP H05140987A
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JP
Japan
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Application number
JP30805891A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoya Suzuki
捷也 鈴木
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N S P KK
NSP Corp
Original Assignee
N S P KK
NSP Corp
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Publication date
Application filed by N S P KK, NSP Corp filed Critical N S P KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的大重量の柱と梁とを強固に連結できる
鉄骨連結装置を提供する。 【構成】 連結パイプ3を備えた柱1の外面に梁2の端
部を受ける上部受け金具7及び下部受け金具14を突設
する。各受け金具7,14に孔10,15を形成する。
梁2には各孔10,15に嵌合する上部突起18及び下
部突起19を下向きに溶接する。梁2の端部を受け金具
7,14上に安定した状態で支持するとともに、孔1
0,15と突起18,19の深い嵌合により、梁2が揺
れた場合の連結部分の変形を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄骨構造物を構築す
る際に、形鋼製の柱と梁とを組立てるための鉄骨連結装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の鉄骨連結装置として、柱
及び梁の接合面に雌雄の連結部材を溶接し、各連結部材
にあり溝及びありを形成して、これらの嵌合により柱と
梁とを簡単に組立てできるように構成した技術が知られ
ている(例えば、実公昭58−29206号公報、実公
平1−22805号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来技
術によると、あり溝にありが浅く嵌合しているため、例
えば、クレーンにより吊られた大重量の梁が組立途中で
揺れたような場合に連結部分が変形するなど、強度の点
で不安があった。そこで、この発明の課題は、柱と梁と
を強固に連結できる鉄骨連結装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の鉄骨連結装置は、柱の外面に梁の端部
を受ける受け金具を突設するとともに、その受け金具と
梁との間に孔及びそれを貫通する突起を含む連結手段を
設けて構成される。
【0005】
【作用】上記構成によれば、連結手段の突起を孔に嵌合
することにより、梁の端部が柱の受け金具上に安定した
状態で支持される。また、突起は孔を貫通してそこに深
く嵌合するため、梁が揺れたような場合でも連結部分が
変形するおそれがなく、柱と梁との連結強度が向上す
る。
【0006】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例を図面に
基づいて説明する。図1〜図4はこの発明による一実施
例の鉄骨連結装置を示し、ここでは、柱1が角パイプ状
の形鋼で、梁2はH形鋼で製作されている。柱1の中間
部には補強用の連結パイプ3が設けられ、その上下の隔
板4,5は柱1及び連結パイプ3に溶接されている。
【0007】上方の隔板4の下側において連結パイプ3
の外面には、梁2の上部フランジ6の端部を受ける左右
2枚の上部受け金具7が水平方向に突出するように溶接
され、それらの間には梁2のウエブ8が嵌入する嵌入部
9が設けられている。図3に示すように、各上部受け金
具7は厚手の金属板からなり、それぞれに一つの孔10
と、隔板4の溶接部11が嵌合する切欠12とが形成さ
れている。
【0008】下方の隔板5の下側において柱1の外面に
は、梁2の下部フランジ13の端部を受ける1枚の下部
受け金具14が水平方向に突出するように溶接されてい
る。図4に示すように、この下部受け金具14も厚手の
金属板からなり、そこには一対の孔15と、隔板5の溶
接部16が嵌合する切欠17とが形成されている。
【0009】梁2の上部フランジ6には上部受け金具7
の孔10を貫通する上部突起18が、また、下部フラン
ジ13には下部受け金具14の孔15に嵌合する下部突
起19がそれぞれ2本ずつ下向きに溶接されている。上
部突起18は下部突起19よりも長く形成され、また、
各突起18,19の先端は先細のテーパ状に形成されて
いる。そして、前記孔10,15及び突起18,19に
より連結手段が設けられている。
【0010】従って、組立てに際しては、梁2をクレー
ンにより吊り下げ、ウエブ8の端部を上部受け金具7の
嵌入部9に導入し、梁2を徐々に下降すれば、図2に示
すように、突起18,19が孔10,15に嵌合され
て、梁2が柱1に連結される。この場合、上部突起18
が下部突起19よりも長く形成されているので、上部突
起18を孔10に嵌合するだけで、下部突起19を孔1
5に容易に位置決めできる。
【0011】この組立て状態では、梁2の端部が柱1の
受け金具7,14上に安定した状態で支持される。ま
た、上部突起18が孔15を貫通してそこに深く嵌合し
ているため、梁2が揺れたような場合でも連結部分が変
形するおそれがなく、柱1と梁2との連結強度が向上す
る。しかも、突起18,19と孔10,15との嵌合に
より梁2の端面と隔板4,5の縁面とが相接合する状態
で予め位置決めされるので、溶接により本結合するとき
の調整作業を省略できる。図2において20は本結合し
たときの溶接部を示す。
【0012】次に、この発明の別の実施例を説明する。
図5及び図6は上部受け金具7及び下部受け金具14の
変形例を示すもので、各受け金具7,14はそれぞれ金
属板を折り曲げて成形され、両側に補強片21が設けら
れている。
【0013】図7は連結手段の別例を示し、ここでは、
上部受け金具7の孔10が四角形に形成されるととも
に、これを貫通する上部突起18は金属板を直角に折り
曲げて成形されている。上部突起18の下部にはテーパ
部22が設けられている。そして組立て時にはそのテー
パ部22と孔10との係合に基づく案内作用により梁2
を水平面内で移動して、梁2を所定の位置に誘導できる
ようになっている。下部受け金具14及び下部突起19
を図7と同様に構成してもよい。
【0014】図8及び図9は連結手段の他の実施例を示
し、ここでは、同一の形状で成形された上部受け金具7
及び下部受け金具14が連結パイプ3の外面に所定の間
隔をおいて突設されている。梁2のウエブ8には凹部2
3が切欠形成されるとともに、その凹部23に突出する
ように上下一対のロッド24,25が溶接されている。
上方のロッド24の先端には上部受け金具7のテーパ状
の孔10を貫通する上部突起18が、下方のロッド25
の先端には下部受け金具14の孔15に嵌合する下部突
起19がそれぞれ下方に折り曲げられている。上部突起
18は下部突起19よりも長く形成されている。この構
成によれば、各突起18,19が梁2の内部に格納され
ているので、多数本の梁2を整然と積重ねて運搬または
保管できるという利点がある。
【0015】図10の実施例においては、柱1がH形鋼
で製作され、そこには連結パイプが設けられていない。
その他の構成は図1と同様である。なお、図1の実施例
では梁2に上部突起18及び下部突起19がそれぞれ2
本ずつ設けられているが、その本数は特に限定されるも
のでなく、例えば、上部突起18を2本にして下部突起
19を1本にしたり、上部突起18を2本にして下部突
起19を無しにしたり、上部突起18を無しにして下部
突起19を2本にしたり、上部突起18を無しにして下
部突起19を1本にしたりするなど、任意の組合せで実
施することも可能である。また、図1の実施例とは逆
に、連結手段を各受け金具に溶接した突起と、梁のフラ
ンジに形成した孔とにより構成することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、柱の外面に梁の端部を受ける受け金具を突設すると
ともに、その受け金具と梁との間に孔及びそれを貫通す
る突起を含む連結手段を設けたので、梁の端部を柱の受
け金具上に安定した状態で支持できるとともに、突起及
び孔の深い嵌合により連結部分の変形を防止して柱と梁
との連結強度を向上できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す鉄骨連結装置の分解
斜視図である。
【図2】図1の鉄骨連結装置の使用状態を示す一部破断
正面図である。
【図3】図1の鉄骨連結装置の上部受け金具を示す斜視
図である。
【図4】図1の鉄骨連結装置の下部受け金具を示す斜視
図である。
【図5】上部受け金具の別例を示す斜視図である。
【図6】下部受け金具の別例を示す斜視図である。
【図7】連結手段の別例を示す斜視図である。
【図8】この発明の別の実施例を示す鉄骨連結装置の分
解斜視図である。
【図9】図8の鉄骨連結装置の使用状態を示す一部破断
正面図である。
【図10】この発明のさらに別の実施例を示す鉄骨連結
装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…柱、2…梁、7…上部受け金具、10…孔、14…
下部受け金具、15…孔、18…上部突起、19…下部
突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱の外面に梁の端部を受ける受け金具を
    突設するとともに、前記受け金具と梁との間に孔及びそ
    れを貫通する突起を含む連結手段を設けてなることを特
    徴とする鉄骨連結装置。
JP30805891A 1991-11-22 1991-11-22 鉄骨連結装置 Pending JPH05140987A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30805891A JPH05140987A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 鉄骨連結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30805891A JPH05140987A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 鉄骨連結装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05140987A true JPH05140987A (ja) 1993-06-08

Family

ID=17976381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30805891A Pending JPH05140987A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 鉄骨連結装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05140987A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5112008U (ja) * 1974-07-15 1976-01-29
JPS5343906A (en) * 1976-09-30 1978-04-20 Toshimitsu Kurahashi Construction frame material

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5112008U (ja) * 1974-07-15 1976-01-29
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