JPH05140880A - 窒素含有塩基性ポリマーで改質されたセルローズ繊維物質の塩基性染色方法及びこの改質されたセルローズ繊維物質自身 - Google Patents

窒素含有塩基性ポリマーで改質されたセルローズ繊維物質の塩基性染色方法及びこの改質されたセルローズ繊維物質自身

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JPH05140880A
JPH05140880A JP4094595A JP9459592A JPH05140880A JP H05140880 A JPH05140880 A JP H05140880A JP 4094595 A JP4094595 A JP 4094595A JP 9459592 A JP9459592 A JP 9459592A JP H05140880 A JPH05140880 A JP H05140880A
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イエルク・ダンハイム
Karl-Heinz Keil
カルル−ハインツ・カイル
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 セルローズ繊維物質をアニオン性染料で染色
できるように改質する方法、及び改質されたセルローズ
繊維物質を提供する。 【構成】 セルローズ繊維物質を好ましくは水性媒質の
中で 160℃までの温度において次式の窒素含有塩基性モ
ノマーで処理してこのモノマーを重合させ、そしてその
形成されたポリマーをそのセルローズ繊維物質の上にグ
ラフトさせる。 例えば、 例えば、 (式中、Y(−)は塩素アニオンを表はす) (式中、R:C1−6アルキル等、R,R:水
素、C1−6アルキル等、R,R,R10
12:H、メチル、R11:1個以上のNを有する5
員又は6員のヘテロ環を表わす)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は窒素含有塩基性ポリマー
で改質されたセルローズ繊維物質のアニオン性染色方法
及びこの改質されたセルローズ繊維物質それ自身に関す
る。
【0002】
【従来の技術】セルローズ繊維又はセルローズ繊維と他
の繊維との混合物で作られている繊維製品、例えば織
物、ニット製品、糸、フィラメント等は、通常は例えば
アニオン性染料、なかでも繊維反応性のアニオン染料に
より、例えば水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム又は珪
酸ナトリウムのようなアルカリの存在のもとで、かつ例
えば塩化ナトリウムや硫酸ナトリウムのような電解質の
存在のもとに高められた温度、例えば 60 ℃において染
色される。更に例えばパッドスチーム法又はコールドパ
ッドバッチ法のような連続法及び半連続法が用いられ
る。パッドスチーム法及びコールドパッドバッチ法の両
方においてその繊維物質はまず最初その(繊維反応性
の)染料を含む水性液を用いてパジングし、そして後に
別の含浸段階においてその繊維物質に固定用アルカリが
適用される。用いるアルカリは好ましくは水酸化ナトリ
ウム溶液、水酸化カリウム溶液、炭酸ナトリウム(水溶
液で)又は水性珪酸ナトリウム溶液である。
【0003】特に共有結合でその繊維と結合する繊維反
応性染料を用いた場合に、それによって染色された繊維
物質は染色の高い鮮明度、及び例えば湿潤耐久性、摩耗
耐久性、煮沸耐久性及び光耐久性のような一般的な実用
上の非常に良好な耐久性を認めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】繊維反応性染料の固定
過程は、その強いアルカリ性水性染色液の中でこの繊維
反応性染料の加水分解反応を伴ったり、又はその繊維物
質の上への固定が不完全であったりするために、或る場
合にはその染色過程に引き続いて時間のかかる強力な洗
浄、及び例えば冷水と熱水とによって繰返しすすぐよう
なすすぎ過程、並びにその染色された物質から過剰のア
ルカリを除去するための中間中和処理、及び更に例えば
その染色の良好な耐久性を確保するための非イオン性洗
剤を用いる煮沸洗浄を行わなければならない。
【0005】このような種々の後処理過程を改善してそ
れをより経済的にし、そして更に追加的にその染色の耐
久を改善するための試みは多く見出される。例えば米国
特許 US-PS 4,806,126 には、セルローズ繊維物質をそ
の染色に先立ってポリエチレンアミンと2官能性アルキ
ル化剤との反応生成物で予備処理することにより変性さ
せてその繊維物質をカチオン化しかつサイジングするこ
とによって、アルカリを存在させることなくセルローズ
繊維物質を繊維反応性染料で染色することが開示されて
いる。
【0006】同様に米国特許 US-PS 4,988,365 には、
エピハロヒドリンとアルキルアミンとの反応生成物によ
り予備処理することによってセルローズ繊維を改質する
ことが開示されている。繊維反応性染料を用いることに
よって、そのように予備処理されたそれら繊維物質の上
に良好な種々の一般的実用耐久性を有する染色を得ると
いうことは確かではあるが、しかしながらこれらの耐久
性、特に光耐久性は、最初にあげた通常的方法で得られ
る染色よってもたらされる品質に相当するものではな
い。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は驚くべきこ
とに、窒素を含有する塩基性のオレフィン性モノマーの
重合をその繊維物質の上で直接実施し、その際そのモノ
マーとして、後で詳述する種々のモノマーの群のなかか
ら選ばれるものを用いて改質したカチオン化したセルロ
ーズ繊維物質を用いたときに、アニオン性染料、特に繊
維反応性染料によって、通常的方法で得られる染色に匹
敵する良好な一般的実用耐久性を有する染色が作り出さ
れることを見出した。このように改質したセルローズ繊
維物質を使用することによって、電解質濃度の低い、か
つアルカリを含まない染色液を用いて染色を行うことが
でき、これがすすぎや煮沸によるそれら染色物の経費の
かかる後処理を必要としない理由である。
【0008】従って本発明はアニオン性染料、特に繊維
反応性染料によりセルローズ繊維物質を染色するに当
り、電解質含有量の低い、アルカリを含まない染色液を
用い、そしてセルローズ繊維物質として以下に記述する
ような改質されたセルローズ繊維を用いることよりなる
方法を提供するものである。
【0009】本発明に従って使用することのできる改質
されたセルローズ繊維物質は、下記式 (1)、(1A)、(2)
、(2A) 及び (5)、すなわち
【0010】
【化5】
【0011】〔但しこれらの式において R1 は水素、1ないし6個の炭素原子のアルキル、5な
いし7個の炭素原子のシクロアルキル、又は2ないし4
個の炭素原子のアルキル残基を有するヒドロキシアルキ
ルを表わし、 R2 は R1 についてあげた意味のうちの1つを有し、そ
して R1 と同一であっても異なっていてもよく、或いは
また R1 と R2 とはその窒素原子と一緒に、1ないし5個の
炭素原子のアルキレン基を1ないし3個、そして場合に
より、-O- 、-S- 、-N= 及び -NH- よりなる群の中から
選ばれたヘテロ基を1ないし2個含む、飽和した、不飽
和の、又は部分的に不飽和の5員環又は6員環の残基を
形成し、 R3 は水素又はメチルを表わし、 R4 は水素又はメチルを表わし、 X は酸素、又は好ましくは -NH- の基を表わし、 m は1ないし6の整数、好ましくは2又は3であり、 n は1ないし4の整数であるか、又は好ましくは0で
あり、 R5 は1ないし6個の炭素原子のアルキル、1ないし4
個の炭素原子のアルキル残基を有するフェニルアルキ
ル、又は -(CH2-CH2-O)P- フェニル(但しP は1ないし
4の整数)の式の基を表わし、 R6 は水素、1ないし6個の炭素原子のアルキル、5な
いし7個の炭素原子のシクロアルキル、又は2ないし4
個の炭素原子のアルキル残基を有するヒドロキシアルキ
ルを表わし、 R7 は水素、1ないし6個の炭素原子のアルキル、5な
いし7個の炭素原子のシクロアルキル、又は -CH2-CH=C
H2、-CH2-C(CH3)=CH2 、-CH2-CH=CH-CH3又は -CH2-C(CH
3)=CH-CH3 の式の基を表わし、或いはまた R6 と R7 とはその窒素原子と一緒に、1ないし5個の
炭素原子のアルキレン基を1ないし3個、そして場合に
より、-O- 、-S- 、-N= 及び -NH- よりなる群の中から
選ばれたヘテロ基を1ないし2個含む、飽和した、不飽
和の、又は部分的に不飽和の5員環又は6員環の残基を
形成し、 R8 は水素又はメチルを表わし、 R9 は水素又はメチルを表わし、 Y(-) は単一電荷を有するアニオンか、又は多重電荷を
有するアニオンの1当量かを表わす〕よりなる群から選
ばれた1種以上の重合可能な窒素含有塩基性モノマーを
構成単位として含むポリマーをグラフトさせたセルロー
ズ繊維物質である。
【0012】単一荷電のアニオン Y(-) は例えば鉱酸、
スルホン酸、又は例えばカルボン酸の単一荷電アニオ
ン、或いは多塩基性の鉱酸、スルホン酸、又はカルボン
酸の1当量である。単一荷電アニオン Y(-) は例えば硝
酸アニオン、重硫酸アニオン、ベンゼンスルホン酸アニ
オン、弗素アニオン、塩素アニオン、臭素アニオン、沃
素アニオン、酢酸又はプロピオン酸のアニオン、又は他
の脂肪族又は芳香族カルボン酸のアニオン性残基であ
る。多重荷電アニオンの1当量は、例えば硫酸アニオン
の半モル又は燐酸アニオンの1/3モル等である。好ま
しくは Y(-) は、例えば臭素イオンや沃素イオン或いは
中でも塩素イオンのようなハロゲンアニオンである。
【0013】上にあげた各式におけるアルキル基は、例
えばメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブ
チル、sec-ブチル、イソブチル、n-ペンチル及びn-ヘキ
シルである。シクロアルキル基は、例えばシクロペンチ
ル、シクロヘキシル及びシクロヘプチルであり、それら
のうちではシクロヘキシルが好ましい。ヒドロキシアル
キル基は、例えば 2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシ
-n- プロピル、3-ヒドロキシ-n- プロピル、2-、3-又は
4-ヒドロキシ-n- ブチル及び 2-メチル-3-ヒドロキ
シ-n- プロピルである。もし R1 と R2 、及び R6 と R
7 がその窒素原子と結合して、ヘテロ原子が介在してい
てもよい飽和又は不飽和の5員環又は6員環の基を形成
する場合には、この基は例えばピロリジニル、ピペリジ
ノ、ピロリル、ピリジル、ピペラジニル、モルホリノ又
はチオモルホリノである。
【0014】そのアルキル基が直鎖状又は分岐鎖状であ
ることのできるフェニルアルキル基は、例えばベンジ
ル、フェネチル、3-フェニル-n- プロピル、2-フェニル
-n- プロピル、3-フェニル-n- プロピル、3-フェニル-n
- ブチル及び 4-フェニル-n-ブチルであり、それらの
うちではベンジルが好ましい。-(CH2-CH2-O)P-フェニル
の基の例は、例えばβ-(フェノキシ)エチル、及び P
が2又は4である基である。
【0015】特に好適で好ましい窒素含有オレフィン性
モノマーは、例えば下記式 (3a) ないし (3m) 、すなわ
【0016】
【化6】
【0017】
【化7】
【0018】の化合物である。上述の各モノマーは、特
に式 (1A) に従うそれらの第4級化化合物の形であっ
て、その際その第4級窒素原子に結合している3つのア
ルキル基が同一であるものが好ましい。これらの化合物
の中で特に好ましいものは、下記式 (4a) ないし(4c)、
すなわち
【0019】
【化8】
【0020】で与えられるものであり、その際これらの
式において Y(-) は前述した意味のうちの1つを有し、
そして好ましくは塩素アニオンである。式 (2A) の化合
物のうち R7 がアリル基、中でもジメチルアリル基であ
るものが好ましい。
【0021】本発明に従いセルローズ繊維を改質するた
めに用いることのできる他のモノマー類は、例えば下記
式 (5)、すなわち
【0022】
【化9】
【0023】〔但しこの式において R10 は水素又はメチルを表わし、 R11 は、1個以上の窒素原子を有し、そして融合したベ
ンゼン環を有していてもよく、及び/又は1つ以上、好
ましくは1個又は2個の置換基により置換されていても
よい、5員又は6員のヘテロ環基を表わし、そして R12 は水素又はメチルを表わす〕の化合物である。
【0024】R11 における置換基は、例えば1ないし4
個の炭素原子のアルキル基及び2ないし4個の炭素原子
のヒドロキシアルキル基である。R12 は好ましくは水素
である。R11 の飽和又は不飽和の5員のヘテロ環の基
は、例えばイミダゾリル、イミダゾリニル、ピロリル、
ピロリニル、ピロリジニル又はインドリルである。
【0025】式 (5) の5員環の化合物は、例えば N-
ビニルイミダソール、1-ビニル-2-イミダゾリン、2-ビ
ニル-4- メチルイミダゾリン、2-ビニル-5- メチルイミ
ダゾリン、1-ビニル-2- メチルイミダゾール、1-ビニル
-4-(β- ヒドロキシエチル)イミダゾール、N-ビニルピ
ロール、2-イソプロペニル-2- イミダゾリン及び 1-ビ
ニル-2,4- ジメチルイミダゾールである。飽和又は不飽
和の6員のヘテロ環の基としての R11 は、例えばピリ
ジル又はキノリニルである。式 (5) の6員ヘテロ環の
化合物は、例えば 2- ビニルピリジン、3-ビニルピリジ
ン、4-ビニルピリジン、3-イソプロペニルピリジン、2-
ビニルキノリン、2-メチル-3- ビニル-8- ヒドロキシキ
ノリン、2-ビニルキノリン、2-メチル-3- ビニルイソキ
ノリン、1-メチル-5- ビニルイソキノリン及び 2-イソ
プロペニルキノリンである。これらのうちではビニルピ
リジン及びその種々の誘導体が特に好ましい。
【0026】セルローズ繊維物質の上にグラフトされる
ポリマーは、上述の式(1)、(1A)、(2) 、(2A) 及び/
又は (5)の1つ以上の化合物のモノマー性構成単位より
なることができる。これは追加的に他の重合可能なモノ
マー類を含むことができる。本発明に従いそのセルロー
ズ繊維物質の上にグラフトされるポリマーは、例えば上
述した各式の1つ以上の化合物を 20 ないし 100 モル
%、好ましくは 40 ないし 100 モル%、特に好ましく
は 80 ないし 100 モル%含む。上述した各式のモノマ
ー類の分布は自由に選ぶことができる。一般に、このグ
ラフトされるポリマーは上述の各式の化合物のただ1種
類だけを含み、すなわちグラフトされたホモポリマーを
有するセルローズ繊維物質が好ましい。
【0027】そのセルローズ繊維物質の上にグラフトさ
れている共重合物は上述の式 (1)、(1A)、(2) 、(2A)
及び/又は (5) のモノマー類に加えて、1種類以上コ
モノマーとして下記式 (6) 及び (7)、すなわち
【0028】
【化10】
【0029】〔但しこれらの式において R1 と R2 とは前述した意味の1つを有するか、又はそ
の窒素原子と一緒に前述したヘテロ環基を形成してもよ
く、 R13 は水素又はメチルを表わし、 R14 は水素又はメチルを表わし、 R15 は水素又はメチルを表わし、 R16 は水素又はメチルを表わし、 R17 は1ないし6個の炭素原子のアルキルを表わし、そ
して q は0、1、2又は3である〕に従うモノマーを含
む。
【0030】式 (6) のモノマー類は、例えばアクリル
アミド及びメタクリルアミド等である。式 (7) の化合
物は、例えば (C1- C6)アルキルエステル類、中でもア
クリル酸及びメタクリル酸のメチルエステル及びエチル
エステルである。
【0031】セルローズ繊維の上へのホモポリマー又は
コポリマーのグラフトは前記の式(1) 、(1A)、(2) 、(2
A) 及び/又は (5) の1種類以上のモノマーを式 (6)
及び/又は (7) の1種類以上のモノマーの存在又は不
存在のもとで重合することによって行われる。繊維物質
の上への重合/共重合は、適当な溶剤の中で行われる。
それらは特にそれらのモノマー類に対して不活性の、水
に溶解する溶剤と混合した水である。そのような溶剤
は、例えばメタノール、エタノール、n-プロパノール、
イソプロパノール、n-ブタノール及び tert-ブタノール
等のような低級アルコール類、例えばエチレングリコー
ル、プロピレングリコール及び 1,3-プロパンジオール
のようなグリコール類並びにジオール類、例えばジエチ
レングリコール及びトリエチレングリコールのようなジ
−及びポリ−グリコール類、例えばジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノ-n- プロピルエーテル、エチレングリコール
モノ-n- ブチルエーテル、エチレングリコールジメチル
エーテル及びエチレングリコールジエチルエーテルのよ
うなグリコールエーテル類、及び更に例えばアセトン及
びメチルエチルケトンのようなケトン類である。
【0032】セルローズ繊維物質の存在のもとに行われ
るホモ重合及び共重合はまた、水を含有する異なったい
くつかの溶媒の中でも実施することができる。水溶液の
形の1種類以上の成分を用いる場合には、一般にそれ以
上の水を加える必要はない。例えばアルカノール類、中
でも1ないし4個の炭素原子のそれらと混合した水、及
びジオール類及び/又はグリコール類と混合した水が好
ましい。ホモ重合及び共重合の間に他の有機溶剤又は溶
剤混合物を一度に、又はなかでも1回以上に分けて回分
的に加えるのが有利な場合がある。
【0033】ホモ重合又は共重合を開始するに先立って
そのpHを3 - 11.5 、好ましくは3 - 8.5 に調節す
るのが有利である。これは一般に酸、好ましくは有機
酸、なかでも蟻酸、酢酸、グリコール酸及び/又はクエ
ン酸を用いて行われる。
【0034】そのホモ重合又は共重合はセルローズ繊維
物質の存在のもとに室温(10 - 30℃)において、又は
約 160℃までの高められた温度において、但し一般には
40℃と 100℃との間、好ましくは60 ℃と 90 ℃との
間、特に好ましくは 65 ℃と85℃との間の温度において
行われる。適当な重合開始剤、例えばフリーラジカル形
成剤が通常の態様でこの目的のために用いられる。同様
にして、例えば紫外線及びマイクロウェーブのような高
エネルギーの輻射線の作用、及び超音波の作用を重合の
開始のために利用することができる。
【0035】ラジカル形成性の開始剤は、例えばベンゾ
イルペルオキシド、tret- ブチルヒドロペルオキシド、
クメンペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシ
ド、ラウリルペルオキシド、tert- ブチルペルベンゾア
ート、ジ-tert-ブチルペルフタラート、アゾジイソブチ
ロニトリル、2,2'- アゾビス(2,4- ジメチルバレロニト
リル)、2-フェニルアゾ-2,4- ジメチル-4- メトキシバ
レロニトリル、2-シアノ-2- プロピルアゾホルムアミ
ド、アゾジイソブチラミド、ジメチル- 、ジエチル- 又
はジ-n- ブチル- アゾビスメチルバレラート、tert- ブ
チルペルネオデカノアート、ジイソノナノイルペルオキ
シド、tert- アミルペルピバラート、ジ-2-エチルヘキ
シルペルオキシジカルボナート、ジラウロイルペルオキ
シド、ジイソトリデシルペルオキシジカルボナート及び
tert-ブチル- ペルオキシイソプロピルペルカルボナー
トである。好ましい開始剤は 2,2'-アゾビス(2- アミジ
ノプロパン)ジヒドロクロリド、 2,2'-アゾビス(2- イ
ミダソール-2- イルプロパン)ジヒドロクロリド、 2,
2'-アゾビス(-2-カルバモイルプロパン)ジヒドラート
又は 2,2'-アゾビス(2- メトキシカルボニルプロパン)
である。モノマーの重量について 0.01 から2%まで、
好ましくは 0.1 から1%までの開始剤が用いられる。
【0036】グラフト化用重合/共重合を酸素の排除の
もとに実施するのが有利である。これは公知の態様で、
例えば窒素ガスのような不活性ガスでパージすることに
よって行うことができる。各モノマー成分は、そのセル
ローズ繊維の上にグラフトされるモノマーが少なくとも
20 モル%、好ましくは少なくとも 40 モル%、特に好
ましくは少なくとも 80 モル%の前記式 (1)、(1A)、
(2) 、(2A) 及び/又は(5) の1種類以上の化合物を重
合した形で含むような量で用いられる。
【0037】グラフト反応は本発明によれば、そのグラ
フトされるべきセルローズ繊維物質を重合用容器の中に
そのモノマー(類)の溶液と一緒に導入し、そしてその
ホモ重合又は共重合を実施することにより行うことがで
きる。このような条件のもとでそのホモ重合又は共重合
は一般に約 0.5 ないし4時間の後、多くの場合には0.
5 ないし 2.5 時間の後に完了する。
【0038】次に、そのセルローズ繊維物質を重合容器
から取り出して付着液体を例えば絞り取りによって除去
し、水ですすいで乾燥させる。しかしながらこのセルロ
ーズ繊維のグラフト化はまた、そのモノマーの溶液をパ
ジング、ニップ−パジング、含浸又はスプレーによって
セルローズ繊維に適用し、次いでホモ重合又は共重合を
室温又は高められた温度において好ましくは高エネルギ
ー輻射線又は超音波の作用により開始させることによっ
ても実施することができる。しばしば、約0ないし 10
分間にわたる輻射線照射又は超音波照射で充分である。
次にそのセルローズ繊維物質を湿潤状態において2ない
し 36 時間、好ましくは 10 ないし 24 時間にわたり貯
蔵し、次いで場合によりすすぎを行った後、乾燥させ
る。
【0039】本発明に従う態様で改質するのに適したセ
ルローズ繊維物質は、例えば綿及び人造絹糸、或いは更
にリネン、ジュート及びラミーの繊維及び再生セルロー
ズ繊維であり、好ましくは綿である。その改質されたセ
ルローズ繊維物質はまた、混紡織物、例えばそのような
改質セルローズ繊維とポリエステル繊維との混合織物の
1成分として存在することもできる。本発明に従うセル
ローズ繊維の改質はその混紡織物自身の中でも、また、
例えば撚り糸、繊維、粗紡スライバ及び織物製品のよう
な、加工のいかなる段階においても行うことができる。
特に好ましい基材は、上述の態様で改質されたセルロー
ズ繊維物質、すなわちセルローズ繊維の上にポリマーが
グラフトされていて、特にそのセルローズ繊維に対して
0.5 ないし 40 重量%、好ましくは2ないし 25 重量
%、特に好ましくは4ないし 15重量%のポリマーがグ
ラフトされているようなものである。
【0040】米国特許第 4,464,523 号公報には、改質
されたセルローズ誘導体をシャンプー及び頭髪用製品に
おける補助剤として使用するために N,N- ジアリル-N,N
- ジアルキルアンモニウムハロゲニドをモノマーとして
用いて重合することによりセルローズ繊維物質を改質す
ることが開示されている。しかしながらそのようにして
改質されたセルローズ繊維物質、すなわちそのように改
質された綿をアニオン性染料、特に繊維反応性のアニオ
ン性染料による染色のための基材として用いることはこ
れまで開示されていない。特に前記の各式 (1)、(1A)、
(2) 及び/又は(2A) の化合物の共重合物を含むポリマ
ー類によるグラフト化によって改質することは新規であ
る。
【0041】すなわち本発明はまた、セルローズ繊維物
質を式 (1) 及び/又は (2)の化合物又はそれらの第4
級化誘導体のポリマーによりグラフトすることよって本
発明に従い改質されたセルローズ繊維物質をも提供する
ものである。
【0042】本発明に従う態様でそのように改質された
セルローズ繊維物質の染色は、この本発明に従う染色方
法の染色浴やパジング液について、例えば炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム及び珪酸ナトリウ
ムのような、繊維反応性染料を固定するために通常的に
用いられるアルカリ性化合物の添加を省略することがで
き、そしてその上に特に繊維の上での染料の移動を促進
するために用いられる電解質塩類の通常的な添加を必要
としないか、又はほんの僅かな程度までしか必要とせ
ず、すなわちその染色浴又は染色液1リットル当り 10
gを超えない程度の量でしか必要としないということを
除いて、なかでもアニオン性の繊維反応性染料により、
通常的温度範囲及び通常的量の染料を用いて、セルロー
ズ繊維物質をアニオン性染料で染色するための公知の方
法と同様にして行われる。従って本発明の染色方法は3
から 7.5 までのpH範囲、好ましくは 4.5 から7ま
でのpH範囲において行われる。
【0043】本発明に従い採用することのできる染色方
法は、例えばジグ装置の上又はリールベックの上での染
色或いはロングリカー又はショートリカーからの染色、
ジェット染色機での染色、コールドパッドバッチ法又は
パッドスチーム法による染色のような吸尽法である。吸
尽染色法は、3:1から 20 :1までの通常的な浴比で
行うことができる。染色温度は 30 ℃と 90℃との間、
好ましくは 60 ℃以下であることができ、上述した本発
明に従うコールドパッドバッチ法の使用から明らかなよ
うに、染色は室温(10- 30 ℃)においても成功裏に可
能である。
【0044】本発明に従う染色方法は種々の表面活性剤
(湿潤剤)、尿素及び均染剤等の通常的な補助剤類、又
は濃厚化バジング液中での染料の溶解度を改善するよう
な、例えばホルムアルデヒドと、場合によりアルキルで
置換されたナフタレンスルホン酸化合物との縮合生成物
等の助剤類を用いて実施することも可能である。
【0045】本発明に従う方法によって染色を行うため
には、1個以上のスルホ基及び/又はカルボキシル基を
有し、そして所望の場合には繊維反応性基を含んでいて
もよいいかなるアニオン性染料を用いることも可能であ
る。それらはアゾ染料の群のみならず、銅錯塩−、コバ
ルト錯塩−及びクロム錯塩アゾ染料、銅フタロシアニン
及びニッケルフタロシアニン染料の群、アントラキノン
銅ホルマザン染料及びトリフェノジオキサジン染料の群
にも属することができる。このような染料は多数の文献
に記述されており、そしてこの技術に習熟した者には完
全によく知られている。
【0046】本発明に従い改質されたセルローズ繊維物
質の上に得ることのできる染色はその染色浴から取り出
した後、又は染料のその基材の上への固定が完了した後
になんらのそれ以上の後処理を必要とせず、特に洗浄を
含めて費用のかかる後処理過程を必要としない。一般に
その染色された基材を通常の態様で、必要の場合非イオ
ン性湿潤剤を含んでいてもよい冷水、温水又は熱水を用
いて1回以上すすぐだけで充分である。その染色された
基材の耐久性を改善する目的での煮沸温度における洗浄
液での最終処理は不必要である。
【0047】
【実施例】以下、本発明をいくつかの実施例の参照のも
とにより詳細に記述する。これらの例において部及び%
の値は特に記載しない限り重量基準である。容積部に対
する重量部の関係はリットルに対するキログラムと同じ
関係である。例 1 重量 2.8 g 及び寸法3×30 cm の綿布を馬蹄形かくは
ん機、窒素ガス流入管及び還流コンデンサの設けられた
5リットル内容積の3つ口フラスコの内部に固定する。
次にこのフラスコに 蒸留水 1000 ml 塩化ナトリウム 113.3 g エチレンジアミン四酢酸ジナトリウム 573 mg
及び ジメチルジアリルアンモニウムクロリド (61%濃度水溶液) 2372.5 mg を装入し、真空に吸引して窒素ガスで3回パージし、そ
して 380 - 400 ミリバールにおいて 80 ℃に加熱す
る。この温度において5.25 %濃度の過硫酸アンモニウ
ム溶液 64.5 g を撹拌しながら計量注入し、引き続いて
1時間加熱し、次いで 12.5 %濃度の過硫酸アンモニウ
ム溶液 54 g を更に加え、そして 80 ℃において1時間
加熱する。更に過硫酸アンモニウム水溶液 118 g を加
えた後、重合を 80 - 83℃において2時間にわたり実施
する。
【0048】次にその綿布を反応用フラスコから取り出
して液を絞り、それぞれ途中で絞り脱水して各 500 ml
の水で2回すすぎ、次いで 100℃において5分間乾燥す
る。付加されたポリマーは 5.3%である。例 2 重量 5.4 g 及び寸法8×60 cm の綿布を馬蹄形かくは
ん機、ガス流入管及び還流コンデンサの設けられた5リ
ットル内容積の3つ口フラスコの内部に固定してこれに 蒸留水 100 ml 中に溶解した NaCl 90 g ジメチルジアミノプロピルメタクリラート 130.9 g エタノール 319.5 g エチレンジアミン四酢酸ジナトリウム 407 mg を加える。
【0049】231 g の氷酢酸によりpHを 8.5 ないし
9.0 にする。水 960 g 及び開始剤として 2,2'-アゾ
ビス(2- アミジノプロパン)ジヒドロクロリド 2060 mg
を加え、次にそのフラスコを真空に吸引して窒素ガスで
3回パージし、そして 79- 80℃に加熱する。
【0050】 内部温度が 80 ℃に達したならばエタノールを 45.8 g 38.5 g 93 g 及び最後に 322.5 g のそれぞれの回分量で引き続いて加える。
【0051】各添加の間においてその混合物を 15 分間
撹拌し、そして最後に2時間にわたり 80 ℃において重
合を完了させる。次にその綿布をフラスコから取り出し
てそれぞれ 200 ml の水で3回、その都度、間に水の絞
り取りを行ってすすぎ、次いで5分間にわたり乾燥す
る。付加されたポリマーは 4.9%である。
【0052】このポリマーの中の活性物質濃度は 25 %
である。1%濃度水溶液のK値は112,600 である。例 3 綿布を重量 3.4 g 及び寸法8×47 cm の人造絹糸布と
置き換えたことを除いて例2の操作を繰り返す。付加さ
れたポリマーは 2.95 %である。例 4 綿布を、65 %:35 % のポリエステル/綿の混紡織物よ
りなる重量 5.7 g の同じ寸法の布と置き換えたことを
除いて例2の操作を繰り返す。付加されたポリマーは
3.4%である。例 5 馬蹄形撹拌機、ガス流入管及び還流コンデンサの設けら
れた3リットル内容積の3つ口フラスコに 蒸留水 200 g 塩化ナトリウム 56.7 g エチレンジアミン四酢酸ジナトリウム 287 mg エタノール 250 g
及び ジメチルジアリルアンモニウムクロリド (61%濃度水溶液として) 1210 g を入れる。
【0053】引き続いて 9.5 g の氷酢酸によりpHを
3.7 ないし 3.8 に調節し、そして 368.8 g のエタ
ノールで稀釈する。モノマー性活性物質の濃度は 34.7
%である。
【0054】この 34.7 %濃度のモノマー溶液 827 g
をビーカーに注入する。重量 11.6g 、寸法 100×25 cm
の綿布をこの溶液に浸漬して 30 分間超音波照射す
る。次にこの綿布を絞り、そして湿潤状態において室温
で 24 時間貯蔵する。付加されたポリマーは 37 %であ
る。例 6 下記、すなわち 水 200 ml 塩化ナトリウム 18.1 g ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド 206.18 g エタノール 63.9 g 及び エチレンジアミン四酢酸ジナトリウム 81.4 mg よりなる溶液を氷酢酸でpH 8.5 ないし 9.0 に調節
し、綿布の上にパジングし、そして液を絞り取る。絞り
の後の液の吸収量は 114.4%である。
【0055】この湿潤布をマイクロウェーブ加熱する
(90 ワットで 30 秒間、次いで4回720 ワットで 30
秒間づつ)。次にこの湿潤布を室温において 24 時間放
置し、そしてその後で 100℃において5分間乾燥する。
付加されたポリマーは 29.5 %である。例 7 例6に記載したモノマー溶液を例6に記載した態様で綿
布に適用し、そして絞る。その湿潤布を紫外線照射にさ
らして重合及びグラフトを開始させる。この布の処理は
例6に示したと同様に行う。付加されたポリマーは 30.
8 %である。例 8 馬蹄形撹拌機、ガス流入管及び還流コンデンサの設けら
れた5リットル内容積の3つ口フラスコに重量 5.7 g
及び寸法8×60 cm の30 % :70 % の綿/ポリエステ
ルの混紡織物の1片を入れる。蒸留水 800 g を加え、
これに 127.5 gの NaCl を溶解させ、次いで 1452 g の
ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドを加え、続い
て 713.6 g のエタノール及び 573 mg のエチレンジア
ミン四酢酸ジナトリウムを加える。氷酢酸 246.4 g に
よりpHを8ないし9にする。
【0056】次いで 2,2'-アゾビス-2- アミジノプロパ
ンジヒドロクロリド 2.9 g 及び水290.5 g を加える。
このモノマー溶液を1時間 20 - 25℃において撹拌す
る。その布を絞って2つに等分割する。それぞれの半分
を次のように処理する: I. 布の1方の半分を 90 ワットで 30 秒間、そして72
0 ワットで2分間マイクロウェーブ照射する。次にこ
れを 100℃において5分間乾燥させる。
【0057】付加されたポリマーは繊維の重量の 7.9%
である。 II. 布のもう一方の半分を 15 分間紫外線照射し、次い
で同様に 100℃において5分間乾燥させる。ポリマーの
付加量は繊維重量の9.11 %である。例 9 馬蹄形撹拌機、ガス流入管及び還流コンデンサの設けら
れた5リットル内容積の3つ口フラスコに重量 5.7 g
及び寸法8×60 cm の綿布を入れる。 200 mlの蒸留水
を加え、127.5 g の NaCl をこれに溶解し、次いで 61.
5 %濃度の水溶液の形で 1186.3 g のジメチルジアリル
アンモニウムクロリド、1452g のトリメチルアンモニ
ウムプロピルメタクリルアミド、 573 mg のエチレンジ
アミン四酢酸ジナトリウム及び 450 g のエタノールを
順に加える。氷酢酸 1.0 g によりpHを 6.0 にす
る。次いで 76.9 g のエタノールの添加に続いて 2.9g
の2,2'-アゾビス(2- アミジノプロパン) ヒドロクロ
リドを開始剤として加え、そしてその混合物を窒素ガス
のもとに 78 ないし 80 ℃の内部温度に加熱する。この
温度に達したときにその重合/グラフトが 84 ℃への温
度上昇を伴って開始される。
【0058】重合が終了した後、それぞれ 64.5 g 、5
4.2 g、118.4 g 及び 453 g のエタノールを 10 ない
し 15 分間の間隔で回分的に加える。最後の回分量を加
えた後でその混合物を 77 - 80℃において1時間撹拌す
る。次に綿布を取り出して例1におけると同様に後処理
する。付加されたポリマーは 14.6%である。例 10 馬蹄形撹拌機、ガス流入管及び還流コンデンサの設けら
れた5リットル内容積の3つ口フラスコに重量 5.6 g
及び寸法8×60 cm の綿布を入れる。100 g の蒸留水、
127.5 g の NaCl、50%濃度の水溶液の形の 1452 g の
トリメチルアンモニウムプロピルメタクリルアミド、72
6 g のジメチルジアミノプロピルメタクリルアミド、 5
73 mg のエチレンジアミン四酢酸ジナトリウム、450 g
のエタノール及び 638.2 g の氷酢酸を順に加える。次
いで 2.9 g の 2,2'-アゾビス(2- アミジノプロパン)
ジヒドロクロリドを開始剤として加え、そしてこの混合
物を窒素ガスのもとに 80 ℃に加熱する。温度が 80 ℃
に達したときに重合が開始され、次に温度は連続的に 8
9 ℃へ上昇する。その後でそれぞれ 64.5 g 、54.2g 、
118.4 g 及び 400 g の回分量でエタノールを加える
が、その際各添加の後に 10 分間撹拌を行い、そして最
後の回分量を加えた後でその混合物を 78 - 80℃におい
て2時間撹拌する。
【0059】得られたポリマー溶液は 38 %の濃度であ
る(ポリマーの含有量を求めるために1試料を 200 ミ
リバールにおいて 120℃に2時間加熱する)。この溶液
の粘度は DIN カップの6 mm のノズルを通して 44.6
秒の流出時間を与えるような値である。布を取り出して
例1におけると同様に後処理する。付加されたポリマー
は 4.7%である。例 A 例1におけると同様に改質された綿布をまず最初沸騰水
で 15 分間処理し、次いで乾燥させる。この布を次にコ
ールドパッドバッチ染色法で染色する。その最後に、10
00 容積部の中に 28.5 部の下記式、すなわち
【0060】
【化11】
【0061】の、50%純度の公知の電解質含有(主とし
て塩化ナトリウム)染料の粉末、100部の尿素及び3部
の市販の非イオン性湿潤剤を溶液として含む水性の染料
溶液をその布にパジングマングルによって 20 ℃におい
て繊維重量に対して 80 %の染色液吸収まで適用する。
このパジングした布をバッチングロールの上に巻きつけ
て合成樹脂シートで包み、そして20 ℃において 16 時
間放置し、そしてその後で冷水及び熱水によってすすい
で乾燥させる。
【0062】得られた染色は強い均染のオレンジ色を呈
し、そして良好な一般的耐久性、特に摩耗及び光に対す
る良好な耐久性を示す。例 B 例1におけると同様に改質し、次いで熱水中で 15 分間
後処理して乾燥させた綿布 10 部を、上記例Aに記述し
た染料粉末 0.2 部が溶液の形で含まれている水性の染
料溶液 200 容積部の中に導入する。この染色浴を 60
℃に 30 分間にわたり加熱し、そして染色過程をこの温
度において 60 分間継続する。次にその布を染色浴から
取り出し、冷水及び熱水ですすぎ、そして乾燥させる。
【0063】得られた結果は例Aにおけると同様に、特
に良好な摩耗及び光に対する耐久性のような良好な一般
的耐久性を有するオレンジ色の染色である。例 C 例1におけると同様に改質された綿布をまず最初沸騰水
で 15 分間処理し、次いで乾燥させ、そしてコールドパ
ッドバッチ染色法によって染色する。その最後に、1000
容積部の中に 28.6 部の下記式、すなわち
【0064】
【化12】
【0065】の、50%純度の公知の電解質含有(主とし
て塩化ナトリウム)染料の粉末(通常の態様でこの式か
ら明らかなジアゾ成分とカプリング成分とから作ること
ができる)、100 部の尿素及び3部の市販の非イオン性
湿潤剤を溶液として含む水性の染料溶液をその布にパジ
ングマングルによって 20 ℃において繊維重量に対して
80%の染色液吸収とともに適用する。このパジングした
布をバッチングロールの上に巻きつけて合成樹脂シート
で包み、そして 20 ℃において 16 時間放置し、そして
次に冷水及び熱水ですすいで乾燥させる。
【0066】得られた染色は均染の強い青味がかった赤
色を呈し、そして良好な一般的耐久性、特に摩耗、洗濯
及び光に対する良好な耐久性を示す。例 D 例1におけると同様に改質された綿布をまず最初沸騰水
で 15 分間処理し、次いで乾燥させる。この布に次に、
1000 容積部の中に 28.5 部の下記式、すなわち
【0067】
【化13】
【0068】の、50%純度の公知の電解質含有(主とし
て塩化ナトリウム)染料の粉末、100部の尿素及び3部
の市販の非イオン性湿潤剤を溶液として含む水性の染料
溶液をパジングマングルによって 20 ℃において繊維重
量に対して80%の染色液吸収とともに適用する。このパ
ジングした布をバッチングロールの上に巻きつけて合成
樹脂シートで包み、そして 20 ℃において 16 時間放置
し、そして次に冷水及び熱水ですすいで乾燥させる。
【0069】得られた染色は均染の強い赤色を呈し、そ
して良好な一般的耐久性、特に摩耗及び光に対する良好
な耐久性を示す。例 E 例1におけると同様に改質し、次いで熱水中で 15 分間
後処理して乾燥させた綿布 10 部を、上記例Dに記述し
た染料粉末 0.2 部が溶液の形で含まれている水性の染
料溶液 200 容積部の中に導入する。この染色浴を 60
℃に 30 分間にわたり加熱し、そして染色過程をこの温
度において 60 分間継続する。次にその布を染色浴から
取り出し、冷水及び熱水ですすぎ、そして乾燥させる。
【0070】得られた結果は例Dにおけると同様に、特
に良好な摩耗及び光に対する耐久性のような良好な一般
的耐久性を有するオレンジ色の染色である。例 F 例1におけると同様に改質された綿布をまず最初沸騰水
で 15 分間処理し、次いで乾燥させ、そしてコールドパ
ッドバッチ染色法によって染色する。その最後に、1000
容積部の中に 28.6 部の下記式、すなわち
【0071】
【化14】
【0072】の、50%純度の公知の電解質含有(主とし
て塩化ナトリウム)染料の粉末(通常の態様でこの式か
ら明らかなジアゾ成分とカプリング成分とから作ること
ができる)、100 部の尿素及び3部の市販の非イオン性
湿潤剤を溶液として含む水性の染料溶液をその布にパジ
ングマングルによって 20 ℃において繊維重量に対して
80%の染色液吸収とともに適用する。このパジングした
布をバッチングロールの上に巻きつけて合成樹脂シート
で包み、そして 20 ℃において 16 時間放置し、そして
次に冷水及び熱水ですすいで乾燥させる。
【0073】得られた染色は均染の強い赤オレンジ色を
呈し、そして良好な一般的耐久性、特に摩耗、洗濯及び
光に対する良好な耐久性を示す。例 G 例1におけると同様に改質し、次いで沸騰水中で 15 分
間後処理して乾燥させた綿布 10 部を、下記式、すなわ
【0074】
【化15】
【0075】の、50%純度の公知の電解質含有(主とし
て塩化ナトリウム)染料の粉末(通常の態様でこの式か
ら明らかなジアゾ成分とカプリング成分とから作ること
ができる)の 0.2 部が溶液の形で含まれている水性の
染料溶液 200 容積部の中に導入する。この染色浴を 6
0 ℃に 30 分間にわたり加熱し、そして染色過程をこの
温度において 60 分間継続する。次にその布を染色浴か
ら取り出し、冷水及び熱水ですすぎ、そして乾燥させ
る。
【0076】得られた結果は良好な一般的耐久性、特に
摩耗、洗濯及び光に対する良好な耐久性を有する黄色染
色であった。例 H 例1におけると同様に改質し、次いで沸騰水中で 15 分
間後処理して乾燥させた綿布 10 部を、下記式、すなわ
【0077】
【化16】
【0078】の、50%純度の公知の電解質含有(主とし
て塩化ナトリウム)染料の粉末(通常の態様でこの式か
ら明らかなジアゾ成分とカプリング成分とから作ること
ができる)の 0.2 部が溶液の形で含まれている水性の
染料溶液 200 容積部の中に導入する。この染色浴を 6
0 ℃に 30 分間にわたり加熱し、そして染色過程をこの
温度において 60 分間継続する。次にその布を染色浴か
ら取り出し、冷水及び熱水ですすぎ、そして乾燥させ
る。
【0079】得られた結果は良好な一般的耐久性、特に
摩耗、洗濯及び光に対する良好な耐久性を有する黄色染
色であった。例 J 例1におけると同様に改質し、次いで沸騰水中で 15 分
間後処理して乾燥させた綿布 10 部を、下記式、すなわ
【0080】
【化17】
【0081】の、50%純度の公知の電解質含有(主とし
て塩化ナトリウム)染料の粉末(ドイツ特許第 122,094
号の明細書の記載と同様にして作ることができる)の
0.2部が溶液の形で含まれている水性の染料溶液 200
容積部の中に導入する。この染色浴を 60 ℃に 30 分間
にわたり加熱し、そして染色過程をこの温度において60
分間継続する。次にその布を染色浴から取り出し、冷
水及び熱水ですすぎ、そして乾燥させる。
【0082】得られた結果は良好な一般的耐久性、特に
摩耗、洗濯及び光に対する良好な耐久性を有する赤色染
色であった。例 K 例1におけると同様に改質された綿布をまず最初沸騰水
で 15 分間処理し、次いで乾燥させ、そして次に、1000
容積部の中に例Gに記述した染料粉末 28.5部、100
部の尿素及び3部の市販の非イオン性湿潤剤を溶液とし
て含む水性の染料溶液で 20 ℃において繊維重量に対し
て80%の染色液吸収とともにパジングする。このパジン
グした布をバッチングロールの上に巻きつけて合成樹脂
シートで包み、そして 20 ℃において 16 時間放置し、
そして次に冷水及び熱水ですすいで乾燥させる。
【0083】得られた染色は均染の強い黄色を呈し、そ
して良好な一般的耐久性、なかでも摩耗、洗濯及び光に
対する良好な耐久性を示す。例 L 例9におけると同様に改質された綿布をまず最初沸騰水
で 15 分間処理し、次いで乾燥させる。この織物を次に
コールドパッドバッチ染色法で染色する。このために、
1000 容積部の中に例Aに記述した染料粉末 28.5 部、
100 部の尿素及び3部の市販の非イオン性湿潤剤を溶液
として含む水性の染料溶液を 20 ℃において繊維重量に
対して80%の染色液吸収までパッドマングルによってそ
の織物に適用する。このパジングした織物をバッチング
ロールの上に巻きつけて合成樹脂シートで包み、そして
20 ℃において 16 時間放置し、そして次に冷水及び熱
水ですすいで乾燥させる。
【0084】得られた染色は均染の強いオレンジ色を呈
し、そして良好な一般的耐久性、なかでも摩耗及び光に
対する良好な耐久性を示す。例 M 例9におけると同様に改質し、次いで沸騰水中で 15 分
間後処理して乾燥させた綿布 10 部を例Aに記述した染
料粉末 0.2 部が溶液の形で含まれている水性の染料溶
液 200 容積部の中に導入する。この染色浴を 60 ℃に
30 分間にわたり加熱し、そして染色過程をこの温度に
おいて60 分間継続する。次にその布を染色浴から取り
出し、冷水及び熱水ですすぎ、そして乾燥させる。
【0085】得られた結果は例Aにおけると同様に良好
な一般的耐久性、なかでも摩耗及び光に対する良好な耐
久性を有するオレンジ色の染色であった。例 N 例9におけると同様に改質された綿織物をまず最初沸騰
水で 15 分間処理し、次いで乾燥させてコールドパッド
バッチ染色法で染色する。このために、1000容積部の中
に例Cに記述した染料粉末 28.6 部、100 部の尿素及び
3部の市販の非イオン性湿潤剤を溶液として含む水性の
染料溶液を 20 ℃において繊維重量に対して80%の染色
液吸収でパッドマングルによってその織物に適用する。
このパジングした織物をバッチングロールの上に巻きつ
けて合成樹脂シートで包み、そして 20 ℃において16
時間放置し、そして次に冷水及び熱水ですすいで乾燥さ
せる。
【0086】得られた染色は均染の強い青みがかった赤
色を呈し、そして良好な一般的耐久性、特に摩耗、洗濯
及び光に対する良好な耐久性を示す。例 P 例9におけると同様に改質された綿織物をまず最初沸騰
水で 15 分間処理し、次いで乾燥させる。この織物を次
に、1000 容積部の中に例Cに記述した染料粉末 28.5
部、100 部の尿素及び3部の市販の非イオン性湿潤剤を
溶液として含む水性の染料溶液により 20 ℃において繊
維重量に対して80%の染色液吸収でパジングする。この
パジングした織物をバッチングロールの上に巻きつけて
合成樹脂シートで包み、そして 20 ℃において 16 時間
放置し、そして次に冷水及び熱水ですすいで乾燥させ
る。
【0087】得られた染色は均染の強い赤色を呈し、そ
して良好な一般的耐久性、なかでも摩耗及び光に対する
良好な耐久性を示す。例 Q 例9におけると同様に改質し、次いで沸騰水中で 15 分
間後処理して乾燥させた綿布 10 部を例Dに記述した染
料粉末 0.2 部が溶液の形で含まれている水性染色用溶
液 200 容積部の中に導入する。この染色浴を 60 ℃に
30 分間にわたり加熱し、そして染色過程をこの温度に
おいて60 分間継続する。次にその布を染色浴から取り
出し、冷水及び熱水ですすぎ、そして乾燥させる。
【0088】得られた結果は例Dにおけると同様に良好
な一般的耐久性、なかでも摩耗及び光に対する良好な耐
久性を有するオレンジ色の染色である。例 R 例9におけると同様に改質された綿布をまず最初沸騰水
で 15 分間処理し、次いで乾燥させてコールドパッドバ
ッチ染色法で染色する。このために、1000 容積部の中
に例Fに記述した染料粉末 28.6 部、100 部の尿素及び
3部の市販の非イオン性湿潤剤を溶液として含む水性の
染料溶液を 20 ℃において繊維重量に対して80%の染色
液吸収までパッドマングルによってその織物に適用す
る。このパジングした織物をバッチングロールの上に巻
きつけて合成樹脂シートで包み、そして 20 ℃において
16 時間放置し、そして次に冷水及び熱水ですすいで乾
燥させる。
【0089】得られた染色は均染の強いオレンジ赤色を
呈し、そして良好な一般的耐久性、なかでも摩耗、洗濯
及び光に対する良好な耐久性を示す。例 S 例9におけると同様に改質し、次いで沸騰水中で 15 分
間後処理して乾燥させた綿布 10 部を例Gに記述した染
料粉末 0.2 部が溶液の形で含まれている水性の染料溶
液 200 容積部の中に導入する。この染色浴を 60 ℃に
30 分間にわたり加熱し、そして染色過程をこの温度に
おいて 60 分間継続する。次にその布を染色浴から取り
出し、冷水及び熱水ですすぎ、そして乾燥させる。
【0090】得られた結果は良好な一般的耐久性、特に
摩耗、洗濯及び光に対する良好な耐久性を有する黄色の
染色であった。例 T 例9におけると同様に改質し、次いで沸騰水中で 15 分
間後処理して乾燥させた綿布 10 部を例Hに記述した染
料粉末 0.2 部が溶液の形で含まれている水性の染料溶
液 200 容積部の中に導入する。この染色浴を 60 ℃に
30 分間にわたり加熱し、そして染色過程をこの温度に
おいて 60 分間継続する。次にその布を染色浴から取り
出し、冷水及び熱水ですすぎ、そして乾燥させる。
【0091】得られた結果は良好な一般的耐久性、なか
でも摩耗、洗濯及び光に対する良好な耐久性を有する黄
色の染色であった。例 U 例9におけると同様に改質された綿布をまず最初沸騰水
で 15 分間処理し、次いで乾燥させ、そして引き続い
て、1000 容積部の中に例Gに記述した染料粉末28.5
部、100 部の尿素及び3部の市販の非イオン性湿潤剤を
溶液として含む水性の染料溶液により 20 ℃において繊
維重量に対して80%の染色液吸収でパジングする。この
パジングした織物をバッチングロールの上に巻きつけて
合成樹脂シートで包み、そして20 ℃において 16 時間
放置し、そして次に冷水及び熱水ですすいで乾燥させ
る。
【0092】得られた染色は均染の強い黄色を呈し、そ
して良好な一般的耐久性、なかでも摩耗、洗濯及び光に
対する良好な耐久性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08F 251/02 MQA 7142−4J (72)発明者 トマース・マルテイニ ドイツ連邦共和国、ケルクハイム/タウヌ ス、オ−デンウアルトストラーセ、5

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維との反応性基を含んでいてもよいア
    ニオン性染料によりこの染料が溶液として含まれた水性
    染色溶液又は水性パジング液を用いてセルローズ繊維物
    質を染色するに当り、或るポリマーが1種以上の窒素含
    有塩基性モノマーの重合によってグラフトされているセ
    ルローズ繊維物質を基材として用い、そしてアルカリの
    不存在のもとに、かつ少量だけの電解質の存在又は不存
    在のもとに染色を行うことよりなる方法。
  2. 【請求項2】 用いる基材が、0.5 ないし 40 重量%、
    好ましくは2ないし25 重量%、特に好ましくは4ない
    し 15 重量%のポリマーをグラフトさせたグラフトセル
    ローズ繊維物質である、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 用いる基材が、窒素含有塩基性モノマー
    として下記式 (1)、(1A)、(2) 、(2A) 及び (5)、すな
    わち 【化1】 〔但しこれらの式において R1 は水素、1ないし6個の炭素原子のアルキル、5な
    いし7個の炭素原子のシクロアルキル、又は2ないし4
    個の炭素原子のアルキル残基を有するヒドロキシアルキ
    ルを表わし、 R2 は R1 についてあげた意味のうちの1つを有し、そ
    して R1 と同一であっても異なっていてもよく、或いは
    また R1 と R2 とはその窒素原子と一緒に、1ないし5個の
    炭素原子のアルキレン基を1ないし3個、そして場合に
    より、-O- 、-S- 、-N= 及び -NH- よりなる群の中から
    選ばれたヘテロ基を1ないし2個含む、飽和した、不飽
    和の、又は部分的に不飽和の5員環又は6員環の残基を
    形成し、 R3 は水素又はメチルを表わし、 R4 は水素又はメチルを表わし、 X は酸素、又は好ましくは -NH- の基を表わし、 m は1ないし6の整数、好ましくは2又は3であり、 n は1ないし4の整数であるか、又は好ましくは0で
    あり、 R5 は1ないし6個の炭素原子のアルキル、1ないし4
    個の炭素原子のアルキル残基を有するフェニルアルキ
    ル、又は -(CH2-CH2-O)P- フェニル(但しP は1ないし
    4の整数)の式の基を表わし、 R6 は水素、1ないし6個の炭素原子のアルキル、5な
    いし7個の炭素原子のシクロアルキル、又は2ないし4
    個の炭素原子のアルキル残基を有するヒドロキシアルキ
    ルを表わし、 R7 は水素、1ないし6個の炭素原子のアルキル、5な
    いし7個の炭素原子のシクロアルキル、又は -CH2-CH=C
    H2、-CH2-C(CH3)=CH2 、-CH2-CH=CH-CH3又は -CH2-C(CH
    3)=CH-CH3 の式の基を表わし、或いはまた R6 と R7 とはその窒素原子と一緒に、1ないし5個の
    炭素原子のアルキレン基を1ないし3個、そして場合に
    より、-O- 、-S- 、-N= 及び -NH- よりなる群の中から
    選ばれたヘテロ基を1ないし2個含む、飽和した、不飽
    和の、又は部分的に不飽和の5員環又は6員環の残基を
    形成し、 R8 は水素又はメチルを表わし、 R9 は水素又はメチルを表わし、 Y(-) は単一電荷を有するアニオンか、又は多重電荷を
    有するアニオンの1当量かを表わし、 R10 は水素又はメチルを表わし、 R11 は、1個以上の窒素原子を有し、そして融合したベ
    ンゼン環を有していてもよく、及び/又は1つ以上、好
    ましくは1個又は2個の置換基により置換されていても
    よい、5員又は6員のヘテロ環基を表わし、そして R12 は水素又はメチルを表わす〕の少なくとも1つに従
    う1種以上の化合物を含むポリマーをグラフトさせたグ
    ラフトセルローズ繊維物質である、請求項1又は2の方
    法。
  4. 【請求項4】 用いる基材が、請求項3にあげた式
    (1)、(1A)、(2) 、(2A)及び (5) の1つ以上のモノマ
    ーに加えて1つ以上の他の重合可能なモノマー、特に下
    記式 (6) 及び/又は (7)、すなわち 【化2】 〔但しこれらの式において R1 と R2 とは前述した意味の1つを有するか、又はそ
    の窒素原子と一緒に前述したヘテロ環基を形成してもよ
    く、 R13 は水素又はメチルを表わし、 R14 は水素又はメチルを表わし、 R15 は水素又はメチルを表わし、 R16 は水素又はメチルを表わし、 R17 は1ないし6個の炭素原子のアルキルを表わし、そ
    して q は0、1、2又は3である〕に従う1つ以上の化合
    物を含む共重合物をグラフトさせたグラフトセルローズ
    繊維物質である、請求項1ないし3のうちの1つ又はそ
    れ以上の方法。
  5. 【請求項5】 用いる基材が、請求項3にあげた式
    (1)、(1A)、(2) 、(2A)及び/又は (5) の1つ以上の
    モノマーの 20 モル%以上、好ましくは 40 モル%以
    上、特に好ましくは 80 モル%以上を含む共重合物をグ
    ラフトさせたグラフトセルローズ繊維物質である、請求
    項1ないし4のうちの1つ又はそれ以上の方法。
  6. 【請求項6】 基材の染色を 10 ないし 30 ℃の温度に
    おいて実施する、請求項1ないし5のうちの1つ又はそ
    れ以上の方法。
  7. 【請求項7】 染色を 30 ないし 60 ℃の温度において
    実施する、請求項1ないし5のうちの1つ又はそれ以上
    の方法。
  8. 【請求項8】 用いる基材が、式 (1) 及び/又は式
    (1A) において X が-NH- である化合物、及び/又は
    式 (2) 及び/又は式 (2A) において R7 が場合により
    メチルで置換されたアリル基である化合物を含むポリマ
    ーをグラフトさせたセルローズ繊維物質である、請求項
    1ないし7のうちの1つ又はそれ以上の方法。
  9. 【請求項9】 用いる基材がホモポリマーをグラフトさ
    せたセルローズ繊維物質である、請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 グラフトされたセルローズ繊維物質が
    繊維の形で、特にグラフトされたリネン、ジュート又は
    ラミー繊維の形で、又はグラフトされた再生セルローズ
    の形で、特に好ましくはグラフトされた綿の繊維として
    用いられる、請求項1ないし9のうちの1つ又はそれ以
    上の方法、
  11. 【請求項11】 下記式 (1)、(1A)、(2) 、(2A) 及び
    (5)、すなわち 【化3】 〔但しこれらの式において R1 は水素、1ないし6個の炭素原子のアルキル、5な
    いし7個の炭素原子のシクロアルキル、又は2ないし4
    個の炭素原子のアルキル残基を有するヒドロキシアルキ
    ルを表わし、 R2 は R1 についてあげた意味のうちの1つを有し、そ
    して R1 と同一であっても異なっていてもよく、或いは
    また R1 と R2 とはその窒素原子と一緒に、1ないし5個の
    炭素原子のアルキレン基を1ないし3個、そして場合に
    より、-O- 、-S- 、-N= 及び -NH- よりなる群の中から
    選ばれたヘテロ基を1ないし2個含む、飽和した、不飽
    和の、又は部分的に不飽和の5員環又は6員環の残基を
    形成し、 R3 は水素又はメチルを表わし、 R4 は水素又はメチルを表わし、 X は酸素、又は好ましくは -NH- の基を表わし、 m は1ないし6の整数、好ましくは2又は3であり、 n は1ないし4の整数であるか、又は好ましくは0で
    あり、 R5 は1ないし6個の炭素原子のアルキル、1ないし4
    個の炭素原子のアルキル残基を有するフェニルアルキ
    ル、又は -(CH2-CH2-O)P- フェニル(但しP は1ないし
    4の整数)の式の基を表わし、 R6 は水素、1ないし6個の炭素原子のアルキル、5な
    いし7個の炭素原子のシクロアルキル、又は2ないし4
    個の炭素原子のアルキル残基を有するヒドロキシアルキ
    ルを表わし、 R7 は水素、1ないし6個の炭素原子のアルキル、5な
    いし7個の炭素原子のシクロアルキル、又は -CH2-CH=C
    H2、-CH2-C(CH3)=CH2 、-CH2-CH=CH-CH3又は -CH2-C(CH
    3)=CH-CH3 の式の基を表わし、或いはまた R6 と R7 とはその窒素原子と一緒に、1ないし5個の
    炭素原子のアルキレン基を1ないし3個、そして場合に
    より、-O- 、-S- 、-N= 及び -NH- よりなる群の中から
    選ばれたヘテロ基を1ないし2個含む、飽和した、不飽
    和の、又は部分的に不飽和の5員環又は6員環の残基を
    形成し、 R8 は水素又はメチルを表わし、 R9 は水素又はメチルを表わし、 Y(-) は単一電荷を有するアニオンか、又は多重電荷を
    有するアニオンの1当量かを表わし、 R10 は水素又はメチルを表わし、 R11 は、1個以上の窒素原子を有し、そして融合したベ
    ンゼン環を有していてもよく、及び/又は1つ以上、好
    ましくは1個又は2個の置換基により置換されていても
    よい、5員又は6員のヘテロ環基を表わし、そして R12 は水素又はメチルを表わす〕の少なくとも1つに従
    う1種以上の窒素含有塩基性モノマーのポリマーをグラ
    フトさせることによって改質されたセルローズ繊維物
    質。
  12. 【請求項12】 ポリマーがホモポリマーである、請求
    項11の改質された繊維物質。
  13. 【請求項13】 ポリマーが下記式 (6) 及び/又は
    (7)、すなわち 【化4】 〔但しこれらの式において R1 と R2 とは前述した意味の1つを有するか、又はそ
    の窒素原子と一緒に前述したヘテロ環基を形成してもよ
    く、 R13 は水素又はメチルを表わし、 R14 は水素又はメチルを表わし、 R15 は水素又はメチルを表わし、 R16 は水素又はメチルを表わし、 R17 は1ないし6個の炭素原子のアルキルを表わし、そ
    して q は0、1、2又は3である〕に従う1つ以上のモノ
    マーの共重合物よりなる、請求項11の改質された繊維
    物質。
  14. 【請求項14】 グラフトされた共重合物が、少なくと
    も 20 モル%、好ましくは少なくとも 40 モル%、特に
    好ましくは少なくとも 80モル%の、請求項1にあげた
    式 (1)、(1A)、(2) 及び (2A) の1つ以上のモノマーを
    含む、請求項11又は13の改質された繊維物質。
  15. 【請求項15】 0.5 ないし 40 重量%、好ましくは2
    ないし 25 重量%、特に好ましくは4ないし 15 重量%
    のポリマーをグラフトさせた、請求項11ないし14の
    うちの1つ又はそれ以上の改質された繊維物質。
  16. 【請求項16】 セルローズ繊維物質を改質する方法に
    おいて、請求項11にあげ、かつ定義した式 (1)、(1
    A)、 (2)、 (2A)及び (5) の窒素含有塩基性モノマー
    の少なくとも1つ以上を請求項13にあげ、かつ定義し
    た式 (6) 及び/又は (7) に従うコモノマーの存在又
    は不存在のもとにセルローズ繊維物質の上に重合させる
    ことよりなる方法。
JP4094595A 1991-04-15 1992-04-14 窒素含有塩基性ポリマーで改質されたセルローズ繊維物質の塩基性染色方法及びこの改質されたセルローズ繊維物質自身 Withdrawn JPH05140880A (ja)

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