JPH0514077A - 演算追従保持増幅器 - Google Patents
演算追従保持増幅器Info
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- JPH0514077A JPH0514077A JP3317955A JP31795591A JPH0514077A JP H0514077 A JPH0514077 A JP H0514077A JP 3317955 A JP3317955 A JP 3317955A JP 31795591 A JP31795591 A JP 31795591A JP H0514077 A JPH0514077 A JP H0514077A
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C27/00—Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
- G11C27/02—Sample-and-hold arrangements
- G11C27/024—Sample-and-hold arrangements using a capacitive memory element
- G11C27/026—Sample-and-hold arrangements using a capacitive memory element associated with an amplifier
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- H—ELECTRICITY
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- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/08—Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements
- H03F1/083—Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements in transistor amplifiers
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- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、高周波信号に追従し、保持
段階での値の減耗を最小に維持する能力を有する、複雑
性を低減された追従保持回路を提供することである。 【構成】 本発明の追従保持回路の構成は、追従モード
カスコード装置とその切離手段及び保持モードカスコー
ド装置とその投入手段を有する差動入力段、出力信号が
得られ入力段へのフィードバックを生じさせるための位
相補償コンデンサを有する差動第2段から成る。 【効果】 入力段カスコード装置とそのスイッチ手段及
びバイアス電流削除ネットワークにより、保持用コンデ
ンサとして使用される時の位相補償コンデンサの減衰特
性と高速応答特性を大いに改善した。
段階での値の減耗を最小に維持する能力を有する、複雑
性を低減された追従保持回路を提供することである。 【構成】 本発明の追従保持回路の構成は、追従モード
カスコード装置とその切離手段及び保持モードカスコー
ド装置とその投入手段を有する差動入力段、出力信号が
得られ入力段へのフィードバックを生じさせるための位
相補償コンデンサを有する差動第2段から成る。 【効果】 入力段カスコード装置とそのスイッチ手段及
びバイアス電流削除ネットワークにより、保持用コンデ
ンサとして使用される時の位相補償コンデンサの減衰特
性と高速応答特性を大いに改善した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、追従保持増幅器及びサ
ンプルホールド増幅器の一般の分野に属するものであ
る。特に本発明は、演算の保持モードにおいて、標準的
演算増幅器配置の位相補償コンデンサを保持コンデンサ
として利用する、新しい追従保持増幅器回路を提供する
ものである。
ンプルホールド増幅器の一般の分野に属するものであ
る。特に本発明は、演算の保持モードにおいて、標準的
演算増幅器配置の位相補償コンデンサを保持コンデンサ
として利用する、新しい追従保持増幅器回路を提供する
ものである。
【0002】
【従来の技術】追従保持増幅器の一般目的は、アナログ
入力信号に正確に追従し、規定時間毎に、入力信号の瞬
時値を或る一定時間、その出力側に正確に保持して置く
ことである。信号調整用のこの形態が、多段動作のAD
変換手段前段階用に、実質的に付与のアナログ信号AD
変換器入力を一定に保持して変換品質の大幅改善を図る
ためには、特に重要である。多段動作のAD変換の速度
と精度は、適切なサンプルホールド回路を用いれば、振
幅のオーダーによって増加し得る。このようにして、変
化するアナログ信号が追従され、選ばれた指定間隔での
一連のアナログ信号値が、AD変換器によるディジタル
表示へ変換中、一定に保たれる。追従保持及びサンプル
ホールド装置は、本質的には同一機能を演じるが、サン
プル時間が、後者の装置では短く固定的であるのに対し
て、前者の装置では随意的で長い。それ故に、追従保持
装置は、一般にサンプルホールド装置として使えるが、
その逆は必ずしも成立たない。
入力信号に正確に追従し、規定時間毎に、入力信号の瞬
時値を或る一定時間、その出力側に正確に保持して置く
ことである。信号調整用のこの形態が、多段動作のAD
変換手段前段階用に、実質的に付与のアナログ信号AD
変換器入力を一定に保持して変換品質の大幅改善を図る
ためには、特に重要である。多段動作のAD変換の速度
と精度は、適切なサンプルホールド回路を用いれば、振
幅のオーダーによって増加し得る。このようにして、変
化するアナログ信号が追従され、選ばれた指定間隔での
一連のアナログ信号値が、AD変換器によるディジタル
表示へ変換中、一定に保たれる。追従保持及びサンプル
ホールド装置は、本質的には同一機能を演じるが、サン
プル時間が、後者の装置では短く固定的であるのに対し
て、前者の装置では随意的で長い。それ故に、追従保持
装置は、一般にサンプルホールド装置として使えるが、
その逆は必ずしも成立たない。
【0003】伝統的追従保持回路は、典型的にはスイッ
チ回路を取囲み、1個以上の増幅器を有するコンデンサ
を多数保持している。この一般表現の技術的範囲内で、
種々なトポロジーが特定アプリケーションに対する回路
動作の改善に向けて開発されて来た。例えば、コックス
(Cox)に付与された米国特許No.3,838,3
46(1974)は、低域通過フィルタ用保持コンデン
サを使い、直流電流オフセットなしでバイポーラ入力信
号に直接応答すべく設計されたサンプルホールド回路に
ついて述べている。入力信号が上昇カーブを描く時には
1個の演算増幅器と1対のダイオードが、入力信号が下
降カーブを描く時には他の1個の演算増幅器と1対のダ
イオードが、夫々入力信号に応答して導通する。採取さ
れた標本信号は、保持期間中コンデンサに保持され、コ
ンデンサの漏洩は、保持期間中、非導通状態にさせられ
た2対のダイオードによって防止される。
チ回路を取囲み、1個以上の増幅器を有するコンデンサ
を多数保持している。この一般表現の技術的範囲内で、
種々なトポロジーが特定アプリケーションに対する回路
動作の改善に向けて開発されて来た。例えば、コックス
(Cox)に付与された米国特許No.3,838,3
46(1974)は、低域通過フィルタ用保持コンデン
サを使い、直流電流オフセットなしでバイポーラ入力信
号に直接応答すべく設計されたサンプルホールド回路に
ついて述べている。入力信号が上昇カーブを描く時には
1個の演算増幅器と1対のダイオードが、入力信号が下
降カーブを描く時には他の1個の演算増幅器と1対のダ
イオードが、夫々入力信号に応答して導通する。採取さ
れた標本信号は、保持期間中コンデンサに保持され、コ
ンデンサの漏洩は、保持期間中、非導通状態にさせられ
た2対のダイオードによって防止される。
【0004】コンサンド(Consand)他に付与さ
れた米国特許No.4,370,572(1983)
は、シングルエンド処理上の固有誤差を最小化するため
に、アナログ信号を差動的に処理するサンプルホールド
回路を示している。この回路は、1対の保持コンデンサ
に接続された1対のアナログ信号線上にアナログ差信号
を供給する2個の入力増幅器と、これらのコンデンサと
結合して採取されるアナログ標本出力信号の供給用入力
を有する差動出力増幅器、及びアナログ信号線を1対の
保持コンデンサに選択的に接続するためのスイッチ手段
を備える。アナログ信号差処理のため、両方のコンデン
サの電荷を増やしたり、あるいは減らしたりする傾向を
持つ出力増幅器の引込み入力電流によって生ずる誤差
は、適切なバランス回路によって除去される。同様に、
保持モードの間、保持コンデンサの1つに繋がれたスイ
ッチングエネルギーが、別の保持コンデンサに繋がれた
バランシングエネルギーによって反作用を受ける傾向が
ある。
れた米国特許No.4,370,572(1983)
は、シングルエンド処理上の固有誤差を最小化するため
に、アナログ信号を差動的に処理するサンプルホールド
回路を示している。この回路は、1対の保持コンデンサ
に接続された1対のアナログ信号線上にアナログ差信号
を供給する2個の入力増幅器と、これらのコンデンサと
結合して採取されるアナログ標本出力信号の供給用入力
を有する差動出力増幅器、及びアナログ信号線を1対の
保持コンデンサに選択的に接続するためのスイッチ手段
を備える。アナログ信号差処理のため、両方のコンデン
サの電荷を増やしたり、あるいは減らしたりする傾向を
持つ出力増幅器の引込み入力電流によって生ずる誤差
は、適切なバランス回路によって除去される。同様に、
保持モードの間、保持コンデンサの1つに繋がれたスイ
ッチングエネルギーが、別の保持コンデンサに繋がれた
バランシングエネルギーによって反作用を受ける傾向が
ある。
【0005】米国特許No.4,779,012(19
88)において、モスコビキ(Moscovici)
は、システム中で使われている演算増幅器の第1入力の
好ましからざる影響を相殺するための演算増幅器第2入
力に対し、補償信号追加用の付加スイッチ手段の付いた
追従保持増幅器を開示している。その結果、より短い整
定時間と、それに応じたAD変換装置のより高い変換周
波数とを有する回路がもたらされた。
88)において、モスコビキ(Moscovici)
は、システム中で使われている演算増幅器の第1入力の
好ましからざる影響を相殺するための演算増幅器第2入
力に対し、補償信号追加用の付加スイッチ手段の付いた
追従保持増幅器を開示している。その結果、より短い整
定時間と、それに応じたAD変換装置のより高い変換周
波数とを有する回路がもたらされた。
【0006】ソーン(Sone)に付与された米国特許
No.4,806,790(1989)は、保持モード
中、保持コンデンサの電圧レベルを一定に保つためのク
ランプ回路を有するサンプルホールド装置を図解する。
充電トランジスタのターンオフをもたらすのに作動する
電圧クランプ手段を用い、充電トランジスタのベースノ
ードを予め設定された値に保つことによって、これは達
成される。この様にコンデンサは、出力ノードでの電圧
ドリフトの減少によって、駆動トランジスタに対してだ
けベース電流を供給する。
No.4,806,790(1989)は、保持モード
中、保持コンデンサの電圧レベルを一定に保つためのク
ランプ回路を有するサンプルホールド装置を図解する。
充電トランジスタのターンオフをもたらすのに作動する
電圧クランプ手段を用い、充電トランジスタのベースノ
ードを予め設定された値に保つことによって、これは達
成される。この様にコンデンサは、出力ノードでの電圧
ドリフトの減少によって、駆動トランジスタに対してだ
けベース電流を供給する。
【0007】最後に、米国特許No.4,845,38
2(1989)において、イオウザン(Eouzan)
他は、2個の同一並列サンプルホールド回路を差動増幅
器に組合わせた、サンプルホールド装置を図解する。採
取されるべき標本信号が第1サンプルホールド回路の入
力側に印加されるのに対して、直流電圧が他方のサンプ
ルホールド回路入力側に印加され、両者共、同一制御パ
ルスで制御される。結果として、差動増幅器出力側で与
えられる採取標本信号は、純粋信号、即ち、第1サンプ
ルホールド回路による混信信号の正味信号となる。
2(1989)において、イオウザン(Eouzan)
他は、2個の同一並列サンプルホールド回路を差動増幅
器に組合わせた、サンプルホールド装置を図解する。採
取されるべき標本信号が第1サンプルホールド回路の入
力側に印加されるのに対して、直流電圧が他方のサンプ
ルホールド回路入力側に印加され、両者共、同一制御パ
ルスで制御される。結果として、差動増幅器出力側で与
えられる採取標本信号は、純粋信号、即ち、第1サンプ
ルホールド回路による混信信号の正味信号となる。
【0008】図1は、単一ゲイン演算増幅器の典型配置
を示す単純化回路図で、在来形単純化表示の第2段差動
増幅器10が、出力ノード16と演算増幅器の反転側入
力ノード12との間を繋いでいるフィードバック位相補
償コンデンサ20を備えている。第2位相補償コンデン
サ30は、非反転側入力ノード14と基準アース電圧G
との間を繋いでいて、要求の位相補償を生じさせるため
に2つのコンデンサ20及び30は、通常は実質的に等
しくなるように選定される。差動増幅器の入力段には、
典型的には、2個の抵抗器48と58、2個のn−p−
n形バイポーラトランジスタ40と50、及びプラス
(+V)の電源軌条100とマイナス(−V)の電源軌
条102との間の電流源60が具備される。第1n−p
−n形バイポーラトランジスタ40のベースが、外部電
源から本増幅器への可変アナログ入力信号V(in)供
給用入力端子44と接続されるのに対して、そのコレク
タは、抵抗器48を介してプラスの電源軌条へ、及び第
2段差動増幅器10の反転側入力ノード12へと接続さ
れ、又、そのエミッタは、定電流源60を介してマイナ
スの電源軌条へ接続される。第2n−p−n形バイポー
ラトランジスタ50のベースが、第2段差動増幅器10
の出力ノードに、直接負帰還の形で接続されるのに対し
て、そのコレクタは、抵抗器58を介してプラスの電源
軌条へ、及び第2段差動増幅器10の非反転側入力ノー
ド14へと接続され、又、そのエミッタは、同様に定電
流源60を介してマイナスの電源軌条へ接続される。使
用上では、この2つのトランジスタには、リニアダイナ
ミックオペレーションのための適切なバイアスが加えら
れるので、全てのコンポーネントが作動し、ノード16
の出力電圧V(out)が100%フィードバックの故
に、入力端子44における入力電圧V(in)の値に厳
密に追従する。特殊応用に要求されるであろう別の伝達
函数発生のためには、当業者には良く知られている別の
フィードバック接続が、利用可能である。
を示す単純化回路図で、在来形単純化表示の第2段差動
増幅器10が、出力ノード16と演算増幅器の反転側入
力ノード12との間を繋いでいるフィードバック位相補
償コンデンサ20を備えている。第2位相補償コンデン
サ30は、非反転側入力ノード14と基準アース電圧G
との間を繋いでいて、要求の位相補償を生じさせるため
に2つのコンデンサ20及び30は、通常は実質的に等
しくなるように選定される。差動増幅器の入力段には、
典型的には、2個の抵抗器48と58、2個のn−p−
n形バイポーラトランジスタ40と50、及びプラス
(+V)の電源軌条100とマイナス(−V)の電源軌
条102との間の電流源60が具備される。第1n−p
−n形バイポーラトランジスタ40のベースが、外部電
源から本増幅器への可変アナログ入力信号V(in)供
給用入力端子44と接続されるのに対して、そのコレク
タは、抵抗器48を介してプラスの電源軌条へ、及び第
2段差動増幅器10の反転側入力ノード12へと接続さ
れ、又、そのエミッタは、定電流源60を介してマイナ
スの電源軌条へ接続される。第2n−p−n形バイポー
ラトランジスタ50のベースが、第2段差動増幅器10
の出力ノードに、直接負帰還の形で接続されるのに対し
て、そのコレクタは、抵抗器58を介してプラスの電源
軌条へ、及び第2段差動増幅器10の非反転側入力ノー
ド14へと接続され、又、そのエミッタは、同様に定電
流源60を介してマイナスの電源軌条へ接続される。使
用上では、この2つのトランジスタには、リニアダイナ
ミックオペレーションのための適切なバイアスが加えら
れるので、全てのコンポーネントが作動し、ノード16
の出力電圧V(out)が100%フィードバックの故
に、入力端子44における入力電圧V(in)の値に厳
密に追従する。特殊応用に要求されるであろう別の伝達
函数発生のためには、当業者には良く知られている別の
フィードバック接続が、利用可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】米国特許の流れにも見
られるように、より高速、より高精度及び低休止電力並
びに低原価を実現するため、最小コンポーネント数で低
複雑性の追従保持装置に対するニーズが、尚存在してい
る。ここに描かれる新しいトポロジーは、この様な成果
を挙げることを指向するものである。
られるように、より高速、より高精度及び低休止電力並
びに低原価を実現するため、最小コンポーネント数で低
複雑性の追従保持装置に対するニーズが、尚存在してい
る。ここに描かれる新しいトポロジーは、この様な成果
を挙げることを指向するものである。
【0010】それ故、高周波信号に追従し、保持段階で
の値の減耗を最小に維持する能力を有する、複雑性を低
減された追従保持回路の提供が、本発明の重要な目的で
ある。
の値の減耗を最小に維持する能力を有する、複雑性を低
減された追従保持回路の提供が、本発明の重要な目的で
ある。
【0011】本発明の他の1つの目的は、この回路が、
高速で低ひずみでの追従モードから保持モードへの切替
能力を持つようにすることである。
高速で低ひずみでの追従モードから保持モードへの切替
能力を持つようにすることである。
【0012】本発明の他の1つの目標は、保持モード動
作中の低出力インピーダンス維持能力を有する回路開発
である。
作中の低出力インピーダンス維持能力を有する回路開発
である。
【0013】本発明の更なる目標は、保持モード動作中
の出力へのフィードスルーが最小になるような追従保持
装置を開発することである。
の出力へのフィードスルーが最小になるような追従保持
装置を開発することである。
【0014】本発明の更にもう1つの目的は、追加処理
なしで、半導体基板上に追従保持装置を実現するのに適
したものとすることである。
なしで、半導体基板上に追従保持装置を実現するのに適
したものとすることである。
【0015】更に又、本発明の目的は、標準的演算増幅
器に対しても一般的に応用可能な、標準フィードバック
ネットワーク配置と共に使用可能な、優れた動作特性を
有する演算追従保持増幅器を開発することにある。
器に対しても一般的に応用可能な、標準フィードバック
ネットワーク配置と共に使用可能な、優れた動作特性を
有する演算追従保持増幅器を開発することにある。
【0016】本発明の更なる目的は、技術的に現在知ら
れている種々な実装工程に適合させるため、多様な設計
及び物理的実現に対して同一の一般概念適用を可能にす
ることである。
れている種々な実装工程に適合させるため、多様な設計
及び物理的実現に対して同一の一般概念適用を可能にす
ることである。
【0017】本発明の尚もう1つの目的は、経済的にも
商業的にも実行可能な方法で上記目標を実現することに
ある。これは、既に開放市場での利用が可能であるか或
いは競争力のある価格で開発可能な単純コンポーネント
や製造方法を活用して実現される。
商業的にも実行可能な方法で上記目標を実現することに
ある。これは、既に開放市場での利用が可能であるか或
いは競争力のある価格で開発可能な単純コンポーネント
や製造方法を活用して実現される。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1の基本回
路に対して、追従保持の仕掛けを設けるための、差動増
幅器入力段の位相補償コンデンサ20及び30の隔離用
スイッチ手段を接続したものである。
路に対して、追従保持の仕掛けを設けるための、差動増
幅器入力段の位相補償コンデンサ20及び30の隔離用
スイッチ手段を接続したものである。
【0019】本発明の追従保持回路は、同一コンデンサ
が、位相補償用及び差動保持用コンデンサとして使用さ
れている1台の演算増幅器から構成されている。回路
は、抵抗器クランプ回路と組合せた電流操作を通じて、
ベース−エミッタ接合間に逆バイアスを掛けて入力段ト
ランジスタをターンオフし、それによって追従から保持
モードにスイッチされる。保持モード中の低出力インピ
ーダンスは、差動補償パスの片割れを出力側に接続する
ことによって維持される。フィードスルーは、本装置の
第1段の入力装置をカスコード接続とし保持モード中は
カスコード装置をターンオフして除去する。バイアス電
流による保持コンデンサの減衰は、本装置の第2段での
電流削除ネットワークによって最小化される。
が、位相補償用及び差動保持用コンデンサとして使用さ
れている1台の演算増幅器から構成されている。回路
は、抵抗器クランプ回路と組合せた電流操作を通じて、
ベース−エミッタ接合間に逆バイアスを掛けて入力段ト
ランジスタをターンオフし、それによって追従から保持
モードにスイッチされる。保持モード中の低出力インピ
ーダンスは、差動補償パスの片割れを出力側に接続する
ことによって維持される。フィードスルーは、本装置の
第1段の入力装置をカスコード接続とし保持モード中は
カスコード装置をターンオフして除去する。バイアス電
流による保持コンデンサの減衰は、本装置の第2段での
電流削除ネットワークによって最小化される。
【0020】種々な実装工程に適合し、多様な設計及び
物理的実現に対して同一の一般概念適用を可能にする目
標向けにここに記載した装置は、バイポーラトランジス
タ或いはその他の同等なデバイス、例えば、接合電界効
果トランジスタ、金属酸化物半導体電界効果トランジス
タ或いはMOSと一般に業界で呼ぶデバイスを使って、
当業者には明白である回路選択を行えば、実現可能であ
る。
物理的実現に対して同一の一般概念適用を可能にする目
標向けにここに記載した装置は、バイポーラトランジス
タ或いはその他の同等なデバイス、例えば、接合電界効
果トランジスタ、金属酸化物半導体電界効果トランジス
タ或いはMOSと一般に業界で呼ぶデバイスを使って、
当業者には明白である回路選択を行えば、実現可能であ
る。
【0021】
【作用】本発明では、従来の技術を示す図1の基本回路
に、演算の保持モード時の差動入力段隔離用スイッチ手
段を設けるので、基本回路中に含まれている位相補償コ
ンデンサが、差動保持用コンデンサとしても活用可能に
なる。差動入力段隔離用スイッチ手段としてトランジス
タを用いたカスコード装置を使用して、抵抗器クランプ
回路と組合せた電流操作によるバイアス操作により、タ
ーンオン、ターンオフが可能となり、保持モード時のフ
ィードスルーを大いに低減することが可能になる。
に、演算の保持モード時の差動入力段隔離用スイッチ手
段を設けるので、基本回路中に含まれている位相補償コ
ンデンサが、差動保持用コンデンサとしても活用可能に
なる。差動入力段隔離用スイッチ手段としてトランジス
タを用いたカスコード装置を使用して、抵抗器クランプ
回路と組合せた電流操作によるバイアス操作により、タ
ーンオン、ターンオフが可能となり、保持モード時のフ
ィードスルーを大いに低減することが可能になる。
【0022】差動第2段にバイアス電流削除ネットワー
クを追加することにより、バイアス電流による保持用コ
ンデンサの減衰を防止できる。プラスの電源軌条バイア
ス線へのフィードバック付低インピーダンスマイナス電
源軌条バイアス線は、過渡応答及びひずみ特性の改善に
大いに役立つ。
クを追加することにより、バイアス電流による保持用コ
ンデンサの減衰を防止できる。プラスの電源軌条バイア
ス線へのフィードバック付低インピーダンスマイナス電
源軌条バイアス線は、過渡応答及びひずみ特性の改善に
大いに役立つ。
【0023】
【実施例】図2は、電流操作と抵抗器クランプ回路を使
って本装置の入力段をターンオフすると云う本概念の、
実施上で要求される回路形態の単純化図を説明する。本
装置の第1段を通る電流の流れは、定電流源60を介し
てマイナスの電源軌条102に接続されている1組のn
−p−nバイポーラトランジスタ70、72、74、7
6により制御される。トランジスタ74のコレクタは、
本装置の第1段トランジスタ40、50のエミッタに接
続され、ベースは、一定しきい電圧源78によって、順
方向バイアス電圧に保持される。トランジスタ40と5
0のコレクタは、更に、p−n−pバイポーラトランジ
スタ46と56のコレクタに夫々接続され、トランジス
タ46と56のエミッタは、順次、ノード47と57を
介して抵抗器48と58に夫々繋がり、更にプラスの電
源軌条100へと接続される。トランジスタ46と56
のベースノードは、本装置の第2段の差動増幅器10の
中の共通エミッタノード(図4ではノード86として示
されている)に繋がれ、それによって駆動される。トラ
ンジスタ74を駆動するのと同一の一定しきい電圧源7
8によって、そのエミッタに順バイアスを掛けられてい
るトランジスタ76のコレクタは、直接、プラスの電源
軌条100に繋がれ、エミッタは、定電流源60に接続
される。かくして、定電流源60からの電流の一部は、
トランジスタ74を通って流れ、残りの電流は、トラン
ジスタ76を通って流れる。最後に、本装置の入力段の
2個のブランチは、又、ノード47と57を通り、夫々
2個のn−p−nバイポーラトランジスタ70と72を
介して定電流源60に接続され、トランジスタ70と7
2は、そのバイアス電圧に作用を及ぼす制御入力V(T
/H)によって駆動される。
って本装置の入力段をターンオフすると云う本概念の、
実施上で要求される回路形態の単純化図を説明する。本
装置の第1段を通る電流の流れは、定電流源60を介し
てマイナスの電源軌条102に接続されている1組のn
−p−nバイポーラトランジスタ70、72、74、7
6により制御される。トランジスタ74のコレクタは、
本装置の第1段トランジスタ40、50のエミッタに接
続され、ベースは、一定しきい電圧源78によって、順
方向バイアス電圧に保持される。トランジスタ40と5
0のコレクタは、更に、p−n−pバイポーラトランジ
スタ46と56のコレクタに夫々接続され、トランジス
タ46と56のエミッタは、順次、ノード47と57を
介して抵抗器48と58に夫々繋がり、更にプラスの電
源軌条100へと接続される。トランジスタ46と56
のベースノードは、本装置の第2段の差動増幅器10の
中の共通エミッタノード(図4ではノード86として示
されている)に繋がれ、それによって駆動される。トラ
ンジスタ74を駆動するのと同一の一定しきい電圧源7
8によって、そのエミッタに順バイアスを掛けられてい
るトランジスタ76のコレクタは、直接、プラスの電源
軌条100に繋がれ、エミッタは、定電流源60に接続
される。かくして、定電流源60からの電流の一部は、
トランジスタ74を通って流れ、残りの電流は、トラン
ジスタ76を通って流れる。最後に、本装置の入力段の
2個のブランチは、又、ノード47と57を通り、夫々
2個のn−p−nバイポーラトランジスタ70と72を
介して定電流源60に接続され、トランジスタ70と7
2は、そのバイアス電圧に作用を及ぼす制御入力V(T
/H)によって駆動される。
【0024】図2から次のことが理解できよう。即ち、
ノード71の制御電圧V(T/H)が一定しきい電圧源
78に対して低い場合には、2個のn−p−nバイポー
ラトランジスタ70と72に逆バイアスが掛かり、有効
回路は、トランジスタ76を介したスローアウェイ電流
パスを追加した形の図1の回路に縮小することになり、
その中では定電流源60を通して流れる電流の一部が、
本装置の第1段を通して操作され、装置は追従モードで
動作する。この様にして、端子16における出力信号V
(out)は、入力端子44における入力信号V(in)
に追従する。制御信号V(T/H)が高い時には、トラ
ンジスタ70と72はターンオンし、そのエミッタ電圧
を増大させる原因となり、それが又順次トランジスタ7
4と76をターンオフさせる原因となり、本装置の第1
段を通って流れる電流を中断する。結果として、トラン
ジスタ70と72を通じて操作されるトータルの電流
は、以前トランジスタ74と76を通って流れていた電
流に等しく、抵抗器48と58を通って流れる電流の合
計は、以前トランジスタ76を通って流れていたスロー
アウェイ電流に等しい量だけ、増加することになる。こ
の電流追加分が、ノード47と57の電圧を引き下げ、
それ故、p−n−pバイポーラトランジスタ46と56
のエミッタ端子の電圧をも引き下げるのに対して、トラ
ンジスタ46と56のベース電圧は、コンデンサ20と
30によって保持されているので、これらのトランジス
タも又、ターンオフされる。この条件では、コンデンサ
20と30を含む追従保持装置の第2段は入力側から隔
離され、装置は保持モードで差動する。出力端子16に
現れる信号は、追従モード動作中に位相補償コンデンサ
20と30に累積された電圧に等しく、そのコンデンサ
は今度は、保持コンデンサとして機能している。理想的
には、これらのコンデンサは、ディジタル形態への変換
あるいはその他の下流での応用期間中ずっとその電圧で
一定に保たれているべきものである。実用上では、コン
デンサ減衰と交流のフィードスルーとが、保持期間中の
出力電圧変化の原因となっている。
ノード71の制御電圧V(T/H)が一定しきい電圧源
78に対して低い場合には、2個のn−p−nバイポー
ラトランジスタ70と72に逆バイアスが掛かり、有効
回路は、トランジスタ76を介したスローアウェイ電流
パスを追加した形の図1の回路に縮小することになり、
その中では定電流源60を通して流れる電流の一部が、
本装置の第1段を通して操作され、装置は追従モードで
動作する。この様にして、端子16における出力信号V
(out)は、入力端子44における入力信号V(in)
に追従する。制御信号V(T/H)が高い時には、トラ
ンジスタ70と72はターンオンし、そのエミッタ電圧
を増大させる原因となり、それが又順次トランジスタ7
4と76をターンオフさせる原因となり、本装置の第1
段を通って流れる電流を中断する。結果として、トラン
ジスタ70と72を通じて操作されるトータルの電流
は、以前トランジスタ74と76を通って流れていた電
流に等しく、抵抗器48と58を通って流れる電流の合
計は、以前トランジスタ76を通って流れていたスロー
アウェイ電流に等しい量だけ、増加することになる。こ
の電流追加分が、ノード47と57の電圧を引き下げ、
それ故、p−n−pバイポーラトランジスタ46と56
のエミッタ端子の電圧をも引き下げるのに対して、トラ
ンジスタ46と56のベース電圧は、コンデンサ20と
30によって保持されているので、これらのトランジス
タも又、ターンオフされる。この条件では、コンデンサ
20と30を含む追従保持装置の第2段は入力側から隔
離され、装置は保持モードで差動する。出力端子16に
現れる信号は、追従モード動作中に位相補償コンデンサ
20と30に累積された電圧に等しく、そのコンデンサ
は今度は、保持コンデンサとして機能している。理想的
には、これらのコンデンサは、ディジタル形態への変換
あるいはその他の下流での応用期間中ずっとその電圧で
一定に保たれているべきものである。実用上では、コン
デンサ減衰と交流のフィードスルーとが、保持期間中の
出力電圧変化の原因となっている。
【0025】保持モード中のフィードスルーを最小化す
るために、図3に示すよう、n−p−nバイポーラトラ
ンジスタによる本装置入力段でのカスコード接続が利用
される。トランジスタ43と53は、夫々、トランジス
タ40と50のコレクタ端子と、それに対応するトラン
ジスタ46と56のコレクタ端子との間でカスコード接
続されている。これらの本装置の入力段での追従モード
カスコード装置は、トランジスタ40と50を通って来
る入力信号の容量結合の結果生ずるフィードスルーか
ら、本装置の第2段を保持期間中ターンオフして隔離す
るために用意されている。追従及び保持モードの間で夫
々、追従モードカスコード接続トランジスタ43と53
をスイッチオンオフするために、これらの装置のベース
電圧は、抵抗器クランプ回路と共に電流操作によって制
御される。従って図3に示すように、2個のn−p−n
バイポーラトランジスタ41と51が、夫々、ノード4
7及び57とトランジスタ70及び72との間の回路に
追加され、モードで交替する保持期間中の保持モードカ
スコード装置を準備するためのトランジスタ43と53
にエミッタ結合されている。プラスの電源軌条100か
らの定電圧電源77が、夫々、実質的に同一抵抗値の抵
抗器80と81を介してノード82と83に接続され、
そこから順にカスコードトランジスタ対41と51、及
び43と53のベースに、夫々接続される。ノード82
と83は、夫々、n−p−nバイポーラトランジスタ7
5と73のコレクタ端子に接続され、このトランジスタ
75と73は、エミッタ端子とマイナスの電源軌条10
2との間に繋がれた定電流源64へ給電する。当業者に
とっては明白な様に、制御電圧V(T/H)が小さく、
トランジスタ73がターンオフされている時は、ノード
83における電圧が、定電圧電源77によって順方向バ
イアスのレベルに保持されるのに対して、ノード82に
おける電圧は、一定しきい電圧源78により順バイアス
が掛けられているトランジスタ75を通って流れる電流
で生ずる抵抗器80の電圧降下と、定電圧電源77の電
圧とが加わって、低い値に保たれる。制御電圧V(T/
H)が高い時は、トランジスタ73及び75が夫々、タ
ーンオン、ターンオフされ、ノード85を通って流れる
電流は、抵抗器80から抵抗器81へと移される結果と
なり、それに伴って、ノード82及び保持モードのカス
コードトランジスタ対41と51のベースにおける電圧
上昇と、ノード83及び追従モードのカスコードトラン
ジスタ対43と53のベースにおける電圧低下とを生ず
ることになる。この様にして、保持モードへの切替えの
ため制御信号V(T/H)を高くすると、保持モードの
カスコードトランジスタ41と51は、ノード47及び
57と夫々のスイッチ装置トランジスタ70及び72と
の接続を果たすべくターンオンされ、その結果、ノード
47及び57における電圧を、上述の様に引き下げるこ
とが可能となる。同時に、ノード83における電圧低下
が、追従モードのカスコードトランジスタ43と53を
ターンオフさせ、このトランジスタが、コンデンサ20
及び30と本装置の第2段とを、保持モードにおける入
力信号のフィードスルーから隔離することになる。
るために、図3に示すよう、n−p−nバイポーラトラ
ンジスタによる本装置入力段でのカスコード接続が利用
される。トランジスタ43と53は、夫々、トランジス
タ40と50のコレクタ端子と、それに対応するトラン
ジスタ46と56のコレクタ端子との間でカスコード接
続されている。これらの本装置の入力段での追従モード
カスコード装置は、トランジスタ40と50を通って来
る入力信号の容量結合の結果生ずるフィードスルーか
ら、本装置の第2段を保持期間中ターンオフして隔離す
るために用意されている。追従及び保持モードの間で夫
々、追従モードカスコード接続トランジスタ43と53
をスイッチオンオフするために、これらの装置のベース
電圧は、抵抗器クランプ回路と共に電流操作によって制
御される。従って図3に示すように、2個のn−p−n
バイポーラトランジスタ41と51が、夫々、ノード4
7及び57とトランジスタ70及び72との間の回路に
追加され、モードで交替する保持期間中の保持モードカ
スコード装置を準備するためのトランジスタ43と53
にエミッタ結合されている。プラスの電源軌条100か
らの定電圧電源77が、夫々、実質的に同一抵抗値の抵
抗器80と81を介してノード82と83に接続され、
そこから順にカスコードトランジスタ対41と51、及
び43と53のベースに、夫々接続される。ノード82
と83は、夫々、n−p−nバイポーラトランジスタ7
5と73のコレクタ端子に接続され、このトランジスタ
75と73は、エミッタ端子とマイナスの電源軌条10
2との間に繋がれた定電流源64へ給電する。当業者に
とっては明白な様に、制御電圧V(T/H)が小さく、
トランジスタ73がターンオフされている時は、ノード
83における電圧が、定電圧電源77によって順方向バ
イアスのレベルに保持されるのに対して、ノード82に
おける電圧は、一定しきい電圧源78により順バイアス
が掛けられているトランジスタ75を通って流れる電流
で生ずる抵抗器80の電圧降下と、定電圧電源77の電
圧とが加わって、低い値に保たれる。制御電圧V(T/
H)が高い時は、トランジスタ73及び75が夫々、タ
ーンオン、ターンオフされ、ノード85を通って流れる
電流は、抵抗器80から抵抗器81へと移される結果と
なり、それに伴って、ノード82及び保持モードのカス
コードトランジスタ対41と51のベースにおける電圧
上昇と、ノード83及び追従モードのカスコードトラン
ジスタ対43と53のベースにおける電圧低下とを生ず
ることになる。この様にして、保持モードへの切替えの
ため制御信号V(T/H)を高くすると、保持モードの
カスコードトランジスタ41と51は、ノード47及び
57と夫々のスイッチ装置トランジスタ70及び72と
の接続を果たすべくターンオンされ、その結果、ノード
47及び57における電圧を、上述の様に引き下げるこ
とが可能となる。同時に、ノード83における電圧低下
が、追従モードのカスコードトランジスタ43と53を
ターンオフさせ、このトランジスタが、コンデンサ20
及び30と本装置の第2段とを、保持モードにおける入
力信号のフィードスルーから隔離することになる。
【0026】図3で略図形で示す様に、バイアス電流削
除ネットワーク66も又、本装置の第2段の入力バイア
ス電流によるコンデンサ20と30の減衰率を下げるた
めに、本装置の第2段入力側に当業者なら誰でもよく知
っている手段を用いて準備されている。コンデンサ減衰
が、本装置第2段の共通モードゲインによる出力誤差の
原因となるが故に、これは望ましいことである。バイア
ス電流削除ネットワークは、本装置の入力段のバイアス
電流減少のために、バイポーラトランジスタ演算増幅器
の入力段側で共通的に使用されている。本発明では、コ
ンデンサ減衰制御のために、それを本装置の第2段で使
用する。この様にして、回路が追従から保持モードへ切
替えられる時には本装置の入力段がターンオフされてコ
ンデンサが本装置の第2段の入力差電圧を保存すること
になり、従って、本装置の出力は、切替え瞬間の値を保
つことになる。
除ネットワーク66も又、本装置の第2段の入力バイア
ス電流によるコンデンサ20と30の減衰率を下げるた
めに、本装置の第2段入力側に当業者なら誰でもよく知
っている手段を用いて準備されている。コンデンサ減衰
が、本装置第2段の共通モードゲインによる出力誤差の
原因となるが故に、これは望ましいことである。バイア
ス電流削除ネットワークは、本装置の入力段のバイアス
電流減少のために、バイポーラトランジスタ演算増幅器
の入力段側で共通的に使用されている。本発明では、コ
ンデンサ減衰制御のために、それを本装置の第2段で使
用する。この様にして、回路が追従から保持モードへ切
替えられる時には本装置の入力段がターンオフされてコ
ンデンサが本装置の第2段の入力差電圧を保存すること
になり、従って、本装置の出力は、切替え瞬間の値を保
つことになる。
【0027】図4は、低寄生容量と高速切替えをもたら
す、ベース−エミッタ接合の逆バイアススイッチを使用
した本発明による演算追従保持増幅器の、より詳細な回
路図を示す。それに相当する追従保持装置は、信号パス
には非常に少ないコンポーネントを持つだけなので、シ
ンプルな低原価品、低要求休止電力、高速応答、異例の
精度を実現する。従来形設計の追従保持装置と比較する
と、本発明による装置は、直線性、共通モード除去率、
電力供給除去率、ひずみ率、フィードスルー、及び整定
時間の領域における大きさを数オーダ改善すると云う、
感動的な動作特性を示してくれた。図4の回路図に示さ
れる様に、図3の差動増幅器段10は、本装置の第2段
及び出力段から構成される。本装置の第2段は、p−n
−pバイポーラトランジスタ88と98から構成され、
夫々、n−p−nバイポーラトランジスタのミラー装置
87と97によって活動状態に入れられる。トランジス
タ88と98の共通エミッタノード86は、追従モード
中のバイアス掛けフィードバックループ提供用に、トラ
ンジスタ46と56のベース端子に接続される。トラン
ジスタ88と98は、エミッタホロワn−p−nバイポ
ーラトランジスタ89と99により夫々駆動され、この
トランジスタ89と99は、順に入力段で駆動される。
付加バッファ段11は、ノード16の本装置第2段出力
と、ノード18の演算追従保持増幅器出力の間のネット
ワークに追加される。ノード18の出力信号は、入力段
の負側入力端子に直接フィードバックされる(が、以下
に述べる如く、他のフィードバック配列が可能なのは明
らかである)。出力ノードは、又、保持モード中、低出
力インピーダンス保持用にフィードバックループを閉じ
るための、差動補償コンデンサの片割れ20に接続され
る。上述の如く、エミッタホロワトランジスタ89と9
9に対するバイアス電流削除ネットワーク66が、保持
期間中のコンデンサ減衰率低減のために使用される。
す、ベース−エミッタ接合の逆バイアススイッチを使用
した本発明による演算追従保持増幅器の、より詳細な回
路図を示す。それに相当する追従保持装置は、信号パス
には非常に少ないコンポーネントを持つだけなので、シ
ンプルな低原価品、低要求休止電力、高速応答、異例の
精度を実現する。従来形設計の追従保持装置と比較する
と、本発明による装置は、直線性、共通モード除去率、
電力供給除去率、ひずみ率、フィードスルー、及び整定
時間の領域における大きさを数オーダ改善すると云う、
感動的な動作特性を示してくれた。図4の回路図に示さ
れる様に、図3の差動増幅器段10は、本装置の第2段
及び出力段から構成される。本装置の第2段は、p−n
−pバイポーラトランジスタ88と98から構成され、
夫々、n−p−nバイポーラトランジスタのミラー装置
87と97によって活動状態に入れられる。トランジス
タ88と98の共通エミッタノード86は、追従モード
中のバイアス掛けフィードバックループ提供用に、トラ
ンジスタ46と56のベース端子に接続される。トラン
ジスタ88と98は、エミッタホロワn−p−nバイポ
ーラトランジスタ89と99により夫々駆動され、この
トランジスタ89と99は、順に入力段で駆動される。
付加バッファ段11は、ノード16の本装置第2段出力
と、ノード18の演算追従保持増幅器出力の間のネット
ワークに追加される。ノード18の出力信号は、入力段
の負側入力端子に直接フィードバックされる(が、以下
に述べる如く、他のフィードバック配列が可能なのは明
らかである)。出力ノードは、又、保持モード中、低出
力インピーダンス保持用にフィードバックループを閉じ
るための、差動補償コンデンサの片割れ20に接続され
る。上述の如く、エミッタホロワトランジスタ89と9
9に対するバイアス電流削除ネットワーク66が、保持
期間中のコンデンサ減衰率低減のために使用される。
【0028】本発明のバイアス掛け回路最適化の過程
で、プラスの電源軌条バイアス線へのフィードバック付
の、低インピーダンスのマイナス電源軌条バイアス線
が、より良好な過渡応答とひずみ低減の効果をもたらす
のを発見したのは、意外であった。図4は、定電流源6
0用のマイナス電源軌条バイアスネットワークと、定電
流源62用のプラス電源軌条バイアスネットワークとの
間のフィードバック線104を図解しているが、このフ
ィードバック線は、本装置における明白な動作改善をも
たらしている。最後に、当業者には明白であろうが、電
流源61、63、65が本回路図を完成させるために概
略形で図解されている。本発明の範囲内で、回路の正常
機能を維持させるための、これらと同等の多数の電流レ
ベル及びパラメータ突き合せ要求処理用の詳細回路修飾
設計は可能と推測される。ここに述べた電子回路アーキ
テクチャーは、モノシリック製造に適しており、現在利
用可能なコンポーネントを使って、そっくりその儘組立
てることが可能である。他方、当業者なら誰でも2者択
一的なコンポーネント、例えば電界効果トランジスタ或
いはMOSと一般に業界で呼ばれるトランジスタのよう
な同等デバイスを使って本発明を実用する回路設計を容
易に行なうことができるであろう。
で、プラスの電源軌条バイアス線へのフィードバック付
の、低インピーダンスのマイナス電源軌条バイアス線
が、より良好な過渡応答とひずみ低減の効果をもたらす
のを発見したのは、意外であった。図4は、定電流源6
0用のマイナス電源軌条バイアスネットワークと、定電
流源62用のプラス電源軌条バイアスネットワークとの
間のフィードバック線104を図解しているが、このフ
ィードバック線は、本装置における明白な動作改善をも
たらしている。最後に、当業者には明白であろうが、電
流源61、63、65が本回路図を完成させるために概
略形で図解されている。本発明の範囲内で、回路の正常
機能を維持させるための、これらと同等の多数の電流レ
ベル及びパラメータ突き合せ要求処理用の詳細回路修飾
設計は可能と推測される。ここに述べた電子回路アーキ
テクチャーは、モノシリック製造に適しており、現在利
用可能なコンポーネントを使って、そっくりその儘組立
てることが可能である。他方、当業者なら誰でも2者択
一的なコンポーネント、例えば電界効果トランジスタ或
いはMOSと一般に業界で呼ばれるトランジスタのよう
な同等デバイスを使って本発明を実用する回路設計を容
易に行なうことができるであろう。
【0029】本発明のトポロジーは、追従保持装置或い
は従来形演算増幅器のいづれとしても使用可能な、優れ
た特性を有する演算追従保持増幅器を生み出した。従っ
て、反転増幅、非反転増幅、総和、微分、積分、その他
従来形演算増幅器で使われた構成を含む種々な伝達函数
を生み出すために、既知の原理に従って、この演算追従
保持増幅器を採用するのが適当である。
は従来形演算増幅器のいづれとしても使用可能な、優れ
た特性を有する演算追従保持増幅器を生み出した。従っ
て、反転増幅、非反転増幅、総和、微分、積分、その他
従来形演算増幅器で使われた構成を含む種々な伝達函数
を生み出すために、既知の原理に従って、この演算追従
保持増幅器を採用するのが適当である。
【0030】既述の如き詳細回路設計、ステップ及び材
料での種々な変化はここに図解し、特許請求の範囲で定
義した本発明の原理と範囲の中で、当業者なら誰でも作
り出すかも知れない。現在の本発明を一番実際的で好ま
しいと思われる具体例で示し記述したけれども、本発明
の技術的範囲内でのそれからの乖離があり得ることも認
識しているので、本発明は、ここに開示された詳細だけ
に限定すべきではなく、如何なる等価の装置及び方法を
も全て包含するように特許請求の全範囲と一致させるべ
きである。
料での種々な変化はここに図解し、特許請求の範囲で定
義した本発明の原理と範囲の中で、当業者なら誰でも作
り出すかも知れない。現在の本発明を一番実際的で好ま
しいと思われる具体例で示し記述したけれども、本発明
の技術的範囲内でのそれからの乖離があり得ることも認
識しているので、本発明は、ここに開示された詳細だけ
に限定すべきではなく、如何なる等価の装置及び方法を
も全て包含するように特許請求の全範囲と一致させるべ
きである。
【0031】
【発明の効果】本発明では、従来の技術を示す図1の基
本回路に、保持モード時差動入力段を隔離するためのト
ランジスタを用いたカスコード装置を2段に配し、更に
差動第2段の入力側にバイアス電流削除ネットワークを
配することにより、保持モード時の差動第2段入力側の
フィードスルー及びバイアス電流を大いに低減して、保
持用コンデンサの減衰防止に大きな効果をもたらし、基
本回路中に含まれている位相補償コンデンサを保持用コ
ンデンサとして兼用可能にした。低寄生容量と高速切替
えをもたらす、ベース−エミッタ接合の逆バイアススイ
ッチの使用により、信号パスには非常に少ないコンポー
ネントを持つだけなので、シンプルな低原価品、低要求
休止電力、高速応答、異例の精度を実現、プラスの電源
軌条バイアス線へのフィードバック付低インピーダンス
マイナス電源軌条バイアス線の使用と共に、直線性、共
通モード除去率、電力供給除去率、ひずみ率、フィード
スルー、整定時間及び過渡応答の動作特性に、数オーダ
の改善を見るに至っている。勿論追加処理をすることな
しに、半導体基板上での本発明による追従保持装置の実
現を可能としている。
本回路に、保持モード時差動入力段を隔離するためのト
ランジスタを用いたカスコード装置を2段に配し、更に
差動第2段の入力側にバイアス電流削除ネットワークを
配することにより、保持モード時の差動第2段入力側の
フィードスルー及びバイアス電流を大いに低減して、保
持用コンデンサの減衰防止に大きな効果をもたらし、基
本回路中に含まれている位相補償コンデンサを保持用コ
ンデンサとして兼用可能にした。低寄生容量と高速切替
えをもたらす、ベース−エミッタ接合の逆バイアススイ
ッチの使用により、信号パスには非常に少ないコンポー
ネントを持つだけなので、シンプルな低原価品、低要求
休止電力、高速応答、異例の精度を実現、プラスの電源
軌条バイアス線へのフィードバック付低インピーダンス
マイナス電源軌条バイアス線の使用と共に、直線性、共
通モード除去率、電力供給除去率、ひずみ率、フィード
スルー、整定時間及び過渡応答の動作特性に、数オーダ
の改善を見るに至っている。勿論追加処理をすることな
しに、半導体基板上での本発明による追従保持装置の実
現を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】位相補償コンデンサ付の演算増幅器の典型的な
配置を示す回路図である。
配置を示す回路図である。
【図2】図1の回路中の位相補償コンデンサを保持コン
デンサとしても利用する本発明の追従保持形態を示す回
路図で、その中で演算の追従・保持モード間切替用の電
流操作と抵抗器クランプの使い方が図解されている。
デンサとしても利用する本発明の追従保持形態を示す回
路図で、その中で演算の追従・保持モード間切替用の電
流操作と抵抗器クランプの使い方が図解されている。
【図3】本発明による演算追従保持装置の、より完成し
た概略図で、信号路中のカスコード装置の使い方と、保
持モード時のフィードスルーを避けるためのカスコード
装置隔離用回路とを図解する。
た概略図で、信号路中のカスコード装置の使い方と、保
持モード時のフィードスルーを避けるためのカスコード
装置隔離用回路とを図解する。
【図4】図3の本発明の具体例を、より詳細にした概略
図で、本装置第2段のバイアス電流削除ネットワーク、
及び整定時間とひずみ改善のためのマイナス電源軌条バ
イアス線からプラスの電源軌条バイアス線へのフィード
バックグループを含んでいる。
図で、本装置第2段のバイアス電流削除ネットワーク、
及び整定時間とひずみ改善のためのマイナス電源軌条バ
イアス線からプラスの電源軌条バイアス線へのフィード
バックグループを含んでいる。
10 差動増幅器
11 付加バッファ段
12 差動増幅器の反転側入力ノード
14 差動増幅器の非反転側入力ノード
16 出力ノードと出力端子
18 装置出力ノードと出力端子
20 補償コンデンサ
30 補償コンデンサ
40 バイポーラトランジスタ
41 n−p−nバイポーラトランジスタ
43 トランジスタ
44 入力端子
46 p−n−pバイポーラトランジスタ
47 ノード
48 抵抗器
50 バイポーラトランジスタ
51 n−p−nバイポーラトランジスタ
53 トランジスタ
56 p−n−pバイポーラトランジスタ
57 ノード
58 抵抗器
60 定電流源
61 電流源
62 定電流源
63 電流源
64 定電流源
65 電流源
66 バイアス電流削除ネットワーク
70 n−p−nバイポーラトランジスタ
71 ノード(制御電圧入力ノード)
72 n−p−nバイポーラトランジスタ
73 n−p−nバイポーラトランジスタ
74 n−p−nバイポーラトランジスタ
75 n−p−nバイポーラトランジスタ
76 n−p−nバイポーラトランジスタ
76 定電圧電源
78 一定しきい電圧源
80 抵抗器
81 抵抗器
82 ノード
83 ノード
85 ノード
86 共通エミッタノード
87 n−p−nバイポーラトランジスタ
88 p−n−pバイポーラトランジスタ
89 n−p−nバイポーラトランジスタ
97 n−p−nバイポーラトランジスタ
98 p−n−pバイポーラトランジスタ
99 n−p−nバイポーラトランジスタ
100 プラスの電源軌条
102 マイナスの電源軌条
104 電源軌条バイアスネットワーク間フィードバッ
ク線
ク線
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 デビツド ジエイ. カンスト
アメリカ合衆国,アリゾナ州 85745,ト
ウーソン,ウエスト カール ガーデニア
ス 3000
Claims (17)
- 【請求項1】 出力信号がアナログ入力信号に追従する
演算の追従モードと、前記出力信号が指令でその値を保
持する演算の保持モードとの間で切替可能な、以下のも
のを包含する、演算追従保持増幅器回路: (a)前記アナログ入力信号が加えられる差動入力段、 (b)前記出力信号が得られ、前記差動入力段へのフィー
ドバックを生じさせるための内部の差動位相補償コンデ
ンサを有する差動第2段、及び (c)前記演算追従保持増幅器が保持モードで動作し、前
記差動位相補償コンデンサが指令によって前記出力信号
保持のための差動保持コンデンサとして使われる場合
に、前記差動入力段のターンオフに用いられるスイッチ
手段。 - 【請求項2】 請求項1において、前記差動入力段のタ
ーンオフ用の前記スイッチ手段が、前記演算追従保持増
幅器回路の保持モードへの切替えのための逆バイアスバ
イポーラトランジスタ接合を包含した、演算追従保持増
幅器回路。 - 【請求項3】 請求項2において、前記バイポーラトラ
ンジスタ接合が、電流操作によって逆バイアスを掛けら
れるような、演算追従保持増幅器回路。 - 【請求項4】 請求項3において、前記バイポーラトラ
ンジスタ接合が、抵抗器クランプ回路と組合せた電流操
作によって逆バイアスを掛けられるような、演算追従保
持増幅器回路。 - 【請求項5】 出力信号がアナログ入力信号に追従する
演算の追従モードと、前記出力信号が指令でその値を保
持する演算の保持モードとの間で切替可能な、以下のも
のを包含する、演算追従保持増幅器回路: (a)前記アナログ入力信号が加えられる差動入力段、 (b)前記出力信号が得られ、前記差動入力段へのフィー
ドバックを生じさせるための内部の差動位相補償コンデ
ンサを有する差動第2段。 (c)前記演算追従保持増幅器が保持モードで動作し、前
記差動位相補償コンデンサが指令によって前記出力信号
保持のための差動保持コンデンサとして使われる場合
に、前記差動入力段のターンオフに用いられるスイッチ
手段、及び (d)差動入力段の追従モードカスコード装置と、保持モ
ードにおけるフィードスルー低減用の前記追従モードカ
スコード装置切離手段。 - 【請求項6】 請求項5において、更に以下のものを備
える、演算追従保持増幅器回路:(e)差動入力段の保持
モードカスコード装置と、保持モードにおける更なるフ
ィードスルー低減用の前記保持モードカスコード装置投
入手段。 - 【請求項7】 請求項6において、前記追従モードと保
持モードのカスコード装置が、バイポーラトランジスタ
接合を包含し、保持モードでのフィードスルー低減用の
前記追従モードカスコード装置切離用と前記保持モード
カスコード装置投入用の前記手段が、前記追従モードカ
スコード装置のベース−エミッタ接合逆バイアスと同時
発生的保持モードカスコード装置のベース−エミッタ接
合順バイアスとで構成されるような、演算追従保持増幅
器回路。 - 【請求項8】 請求項7において、保持モード期間中、
前記追従モードカスコード装置のベース−エミッタ接合
の前記逆バイアスと同時発生的前記保持モードカスコー
ド装置のベース−エミッタ接合の前記順バイアスとが電
流操作によって達成されるような、演算追従保持増幅器
回路。 - 【請求項9】 請求項8において、保持モード期間中、
前記追従モードカスコード装置のベース−エミッタ接合
の前記逆バイアスと同時発生的前記保持モードカスコー
ド装置のベース−エミッタ接合の前記順バイアスとが抵
抗器クランプ回路と組合せた電流操作によって達成され
るような、演算追従保持増幅器回路。 - 【請求項10】 請求項4において、更に以下のものを
備える、演算追従保持増幅器回路:(d)差動入力段の追
従モードカスコード装置と、保持モードにおけるフィー
ドスルー低減用の前記追従モードカスコード装置切離手
段。 - 【請求項11】 請求項10において、更に以下のもの
を備える、演算追従保持増幅器回路:(e)差動入力段の
保持モードカスコード装置と、保持モードにおける更な
るフィードスルー低減用の前記保持モードカスコード装
置投入手段。 - 【請求項12】 請求項6において、前記差動入力段の
ターンオフ用の前記スイッチ手段が、前記演算追従保持
増幅器の保持モードへの切替えのための逆バイアスバイ
ポーラトランジスタ接合を包含し、前記バイポーラトラ
ンジスタ接合が、抵抗器クランプ回路と組合せた電流操
作によって逆バイアスを掛けられるような、演算追従保
持増幅器回路。 - 【請求項13】 請求項12において、前記追従モード
と保持モードのカスコード装置が、バイポーラトランジ
スタ接合を包含し、保持モードでのフィードスルー低減
用の前記追従モードカスコード装置切離用と前記保持モ
ードカスコード装置投入用の前記手段が、抵抗器クラン
プ回路と組合せた電流操作による前記追従モードカスコ
ード装置のベース−エミッタ接合逆バイアスと同時発生
的保持モードカスコード装置のベース−エミッタ接合順
バイアスとで構成されるような、演算追従保持増幅器回
路。 - 【請求項14】 請求項13において、更に以下のもの
を備える、演算追従保持増幅器回路: (f)差動第2段装置内のバイアス電流による前記保持コ
ンデンサ減衰の最小化用に、前記差動第2段内バイアス
電流削除を提供する手段。 - 【請求項15】 請求項14において、更に以下のもの
を備える、演算追従保持増幅器回路: (g)前記差動入力段における低インピーダンスのマイナ
ス電源軌条バイアス線と、前記差動第2段におけるプラ
ス電源軌条バイアス線との間のフィードバックループ。 - 【請求項16】 請求項6において、前記差動入力段及
び前記追従モードと保持モードのカスコード装置のター
ンオフ用前記スイッチ手段が、抵抗器クランプ回路と組
合せた電流操作によってターンオフされる接合電界効果
トランジスタを包含する、演算追従保持増幅器回路。 - 【請求項17】 請求項6において、前記追従モードと
保持モードのカスコード装置が金属酸化物半導体電界効
果トランジスタを包含し、保持モードでのフィードスル
ー低減用の前記追従モードカスコード装置切離用と前記
保持モードカスコード装置投入用の前記手段が、前記追
従モードカスコード装置のゲート−ソース接合のターン
オフと同時発生的前記保持モードカスコード装置のゲー
ト−ソース接合のターンオンとで構成されるような、演
算追従保持増幅器回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/633,078 US5130572A (en) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | Operational track-and-hold amplifier |
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---|---|
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Family Applications (1)
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JP (1) | JPH0514077A (ja) |
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- 1991-12-02 JP JP3317955A patent/JPH0514077A/ja active Pending
- 1991-12-23 DE DE4142826A patent/DE4142826A1/de not_active Ceased
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