JPH05140279A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
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- JPH05140279A JPH05140279A JP30614691A JP30614691A JPH05140279A JP H05140279 A JPH05140279 A JP H05140279A JP 30614691 A JP30614691 A JP 30614691A JP 30614691 A JP30614691 A JP 30614691A JP H05140279 A JPH05140279 A JP H05140279A
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- polyester resin
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Abstract
(57)【要約】
【構成】テレフタル酸系の化合物として、とくに、ジメ
チルテレフタレートを用い、一方の多価アルコール成分
として、とくに、ネオペンチルグリコールを用い、しか
も、このネオペンチルグリコールの使用量を、全多価ア
ルコール成分を基準として、30モル%以下とするこ
と、加えて、得られる樹脂組成物の酸価を10以下とす
ることから成る、不飽和ポリエステル樹脂組成物。 【効果】とりわけ、耐煮沸性に優れるし、しかも、透明
感や、色調などの上で高レベルのものである。
チルテレフタレートを用い、一方の多価アルコール成分
として、とくに、ネオペンチルグリコールを用い、しか
も、このネオペンチルグリコールの使用量を、全多価ア
ルコール成分を基準として、30モル%以下とするこ
と、加えて、得られる樹脂組成物の酸価を10以下とす
ることから成る、不飽和ポリエステル樹脂組成物。 【効果】とりわけ、耐煮沸性に優れるし、しかも、透明
感や、色調などの上で高レベルのものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改良された不飽和ポリ
エステル樹脂組成物に関する。さらに詳細には、特定の
テレフタル酸ジエステル、つまり、テレフタル酸ジメチ
ル(ジメチルテレフタレート)を用い、かつ、特定量の
ネオペンチルグリコールを用いことから成る、とりわ
け、耐煮沸性に優れるし、しかも、透明感や、色調など
で高レベルが要求されるような、FRP用、人工大理石
用、塗料用およびゲルコート用樹脂などの各種の用途に
適する、当該樹脂組成物に関する。
エステル樹脂組成物に関する。さらに詳細には、特定の
テレフタル酸ジエステル、つまり、テレフタル酸ジメチ
ル(ジメチルテレフタレート)を用い、かつ、特定量の
ネオペンチルグリコールを用いことから成る、とりわ
け、耐煮沸性に優れるし、しかも、透明感や、色調など
で高レベルが要求されるような、FRP用、人工大理石
用、塗料用およびゲルコート用樹脂などの各種の用途に
適する、当該樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、不飽和ポリエステル樹脂は、ま
ず、無水マレイン酸、フマル酸またはイタコン酸などの
不飽和二塩基酸類、あるいは、これらの不飽和二塩基酸
類と、無水フタル酸、イソフタル酸またはテレフタル酸
などの飽和二塩基酸類とからなる混合物と、エチレング
リコール、プロピレングリコールまたはネオペンチルグ
リコールなどのグリコール類とを、加熱エステル化反応
せしめて、不飽和ポリエステルを調製し、次いで、かく
して得られる不飽和ポリエステルを、スチレン、ビニル
トルエン、ジアリルフタレート、アクリル酸エステル類
またはメタクリル酸エステル類などの、いわゆる重合性
モノマー類と相溶せしめることによって製造されてい
る。
ず、無水マレイン酸、フマル酸またはイタコン酸などの
不飽和二塩基酸類、あるいは、これらの不飽和二塩基酸
類と、無水フタル酸、イソフタル酸またはテレフタル酸
などの飽和二塩基酸類とからなる混合物と、エチレング
リコール、プロピレングリコールまたはネオペンチルグ
リコールなどのグリコール類とを、加熱エステル化反応
せしめて、不飽和ポリエステルを調製し、次いで、かく
して得られる不飽和ポリエステルを、スチレン、ビニル
トルエン、ジアリルフタレート、アクリル酸エステル類
またはメタクリル酸エステル類などの、いわゆる重合性
モノマー類と相溶せしめることによって製造されてい
る。
【0003】ところで、無水マレイン酸または無水フタ
ル酸とか、プロピレングリコールなどを用いるといった
形の、在来の、代表的な不飽和ポリエステル樹脂は、総
じて、耐煮沸性に劣るという欠点を有している処から、
飽和二塩基酸類として、テレフタル酸を使用し、一方、
グリコール類として、ネオペンチルグリコールを使用す
ることによって、かかる耐煮沸性を向上化させること
は、よく知られている。
ル酸とか、プロピレングリコールなどを用いるといった
形の、在来の、代表的な不飽和ポリエステル樹脂は、総
じて、耐煮沸性に劣るという欠点を有している処から、
飽和二塩基酸類として、テレフタル酸を使用し、一方、
グリコール類として、ネオペンチルグリコールを使用す
ることによって、かかる耐煮沸性を向上化させること
は、よく知られている。
【0004】しかしながら、そうした通常の条件下で
の、これらの両者成分の併用は、最終製品において濁り
が生じたり、あるいは、反応時間が長くなると言った欠
点が挙げられていることである。
の、これらの両者成分の併用は、最終製品において濁り
が生じたり、あるいは、反応時間が長くなると言った欠
点が挙げられていることである。
【0005】このために、たとえば、加圧下で以て反応
温度を上げることもまた、行われてはいるものの、生成
物の色調の悪化を招来すること、加えて、副反応の促進
(たとえば、エーテル結合の増加などと言ったような)
を惹き起こして、その結果として、耐煮沸性を低下させ
るといったことが挙げられる。
温度を上げることもまた、行われてはいるものの、生成
物の色調の悪化を招来すること、加えて、副反応の促進
(たとえば、エーテル結合の増加などと言ったような)
を惹き起こして、その結果として、耐煮沸性を低下させ
るといったことが挙げられる。
【0006】また、通常のエステル化反応において、触
媒を用いた場合にも、色調が極めて悪くなるなど、現在
の市場の要求に、充分、対応できて居ないというのが実
状である。
媒を用いた場合にも、色調が極めて悪くなるなど、現在
の市場の要求に、充分、対応できて居ないというのが実
状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術に従う限りは、耐煮沸性に優れると同時に、色調にも
優れるという、いわゆる実用性の高い、不飽和ポリエス
テル樹脂または不飽和ポリエステル樹脂組成物は見い出
されて居ないと言うのが現状である。
術に従う限りは、耐煮沸性に優れると同時に、色調にも
優れるという、いわゆる実用性の高い、不飽和ポリエス
テル樹脂または不飽和ポリエステル樹脂組成物は見い出
されて居ないと言うのが現状である。
【0008】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、一にかかって、とりわけ、耐煮沸性に優れ、か
つ、透明感にも優れるし、しかも、高レベルの色調をも
有する、極めて実用性の高い不飽和ポリエステル樹脂
を、そして、不飽和ポリエステル樹脂組成物を提供する
ことである。
題は、一にかかって、とりわけ、耐煮沸性に優れ、か
つ、透明感にも優れるし、しかも、高レベルの色調をも
有する、極めて実用性の高い不飽和ポリエステル樹脂
を、そして、不飽和ポリエステル樹脂組成物を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
かかる状況下に、上記したような発明が解決しようとす
る課題に照準を合わせて、鋭意、検討を重ねた結果、こ
こに、テレフタル酸ジアルキル類と、ネオペンチルグリ
コールと、不飽和二塩基酸類とを、必要に応じて、さら
に、飽和二塩基酸類をも用いる不飽和ポリエステル樹脂
組成物において、該テレフタル酸ジアルキル類の必須成
分としてジメチルテレフタレートを用い、なおかつ、ネ
オペンチルグリコールの配合量が、全グリコール成分を
基準として、30モル%以下となるように用いること、
加えて、樹脂組成物中の酸価を10以下とすることによ
って、上述したような従来技術の、未解決の諸問題点
を、悉く、解決し得ること、したがって、色調が良好で
あって濁りが無く、しかも、耐水性ならびに耐煮沸性な
どに優れた、極めて実用性の高い、不飽和ポリエステル
樹脂組成物を調製することが出来ることを見い出すに及
んで、本発明を完成するに到った。
かかる状況下に、上記したような発明が解決しようとす
る課題に照準を合わせて、鋭意、検討を重ねた結果、こ
こに、テレフタル酸ジアルキル類と、ネオペンチルグリ
コールと、不飽和二塩基酸類とを、必要に応じて、さら
に、飽和二塩基酸類をも用いる不飽和ポリエステル樹脂
組成物において、該テレフタル酸ジアルキル類の必須成
分としてジメチルテレフタレートを用い、なおかつ、ネ
オペンチルグリコールの配合量が、全グリコール成分を
基準として、30モル%以下となるように用いること、
加えて、樹脂組成物中の酸価を10以下とすることによ
って、上述したような従来技術の、未解決の諸問題点
を、悉く、解決し得ること、したがって、色調が良好で
あって濁りが無く、しかも、耐水性ならびに耐煮沸性な
どに優れた、極めて実用性の高い、不飽和ポリエステル
樹脂組成物を調製することが出来ることを見い出すに及
んで、本発明を完成するに到った。
【0010】
【構成】すなわち、本発明は、基本的には、テレフタル
酸ジアルキル類を必須の成分とし、ネオペンチルグリコ
ールを必須の成分として用いる不飽和ポリエステル樹脂
組成物において、テレフタル酸ジアルキル類として、該
ジメチルテレフタレートを用い、なおかつ、該ネオペン
チルグリコールの配合量を、全グリコール成分を基準と
して、30モル%以下とすること、加えて、樹脂組成物
の酸価を10以下とすることから成る、不飽和ポリエス
テル樹脂組成物を提供しようとするものであり、
酸ジアルキル類を必須の成分とし、ネオペンチルグリコ
ールを必須の成分として用いる不飽和ポリエステル樹脂
組成物において、テレフタル酸ジアルキル類として、該
ジメチルテレフタレートを用い、なおかつ、該ネオペン
チルグリコールの配合量を、全グリコール成分を基準と
して、30モル%以下とすること、加えて、樹脂組成物
の酸価を10以下とすることから成る、不飽和ポリエス
テル樹脂組成物を提供しようとするものであり、
【0011】具体的には、テレフタル酸ジアルキル類
と、ネオペンチルグリコールと、不飽和二塩基酸類と
を、あるいは、必要に応じて、さらに、飽和二塩基酸類
をも用いる不飽和ポリエステル樹脂組成物において、該
テレフタル酸ジアルキル類として、ジメチルテレフタレ
ートを用い、かつ、上記したネオペンチルグリコールの
配合量を、全グリコール成分を基準として、30モル〜
5%なる範囲内とすること、加えて、樹脂組成物の酸価
を10以下とすることから成る、不飽和ポリエステル樹
脂組成物を提供しようとするものである。
と、ネオペンチルグリコールと、不飽和二塩基酸類と
を、あるいは、必要に応じて、さらに、飽和二塩基酸類
をも用いる不飽和ポリエステル樹脂組成物において、該
テレフタル酸ジアルキル類として、ジメチルテレフタレ
ートを用い、かつ、上記したネオペンチルグリコールの
配合量を、全グリコール成分を基準として、30モル〜
5%なる範囲内とすること、加えて、樹脂組成物の酸価
を10以下とすることから成る、不飽和ポリエステル樹
脂組成物を提供しようとするものである。
【0012】このように、本発明の不飽和ポリエステル
は、テレフタル酸の代わりに、テレフタル酸ジメチル
(ジメチルテレフタレート)を用い、このジメチルテレ
フタレートと、多価アルコール類とを、エステル交換触
媒下で反応せしめ、次いで、不飽和二塩基酸類および多
価アルコール類を、また、必要に応じて、飽和二塩基酸
類をも反応せしめることによって得られるものである
が、多価アルコール類中におけるネオペンチルグリコー
ルが30〜5モル%、好ましくは、30〜10モル%な
る範囲内であること、加えて、得られる樹脂組成物中の
酸価が10以下であることを特徴としているものであ
る。
は、テレフタル酸の代わりに、テレフタル酸ジメチル
(ジメチルテレフタレート)を用い、このジメチルテレ
フタレートと、多価アルコール類とを、エステル交換触
媒下で反応せしめ、次いで、不飽和二塩基酸類および多
価アルコール類を、また、必要に応じて、飽和二塩基酸
類をも反応せしめることによって得られるものである
が、多価アルコール類中におけるネオペンチルグリコー
ルが30〜5モル%、好ましくは、30〜10モル%な
る範囲内であること、加えて、得られる樹脂組成物中の
酸価が10以下であることを特徴としているものであ
る。
【0013】本発明で用いられる、上記した多価アルコ
ール類として特に代表的なもののみを例示するにとどめ
れば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、水素化ビスフェノールA、1,4
−ブチレングリコール、ビスフェノールAとプロピレン
−ないしはエチレンオキシドとの付加物;
ール類として特に代表的なもののみを例示するにとどめ
れば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、水素化ビスフェノールA、1,4
−ブチレングリコール、ビスフェノールAとプロピレン
−ないしはエチレンオキシドとの付加物;
【0014】グリセリン、トリメチロールプロパン、
1,3−プロパンジオール、1,2−シクロヘキサング
リコール、1,3−シクロヘキサングリコール、1,4
−シクロヘキサングリコール、1,4−シクロヘキサン
ジメタノール、パラキシレングリコール、ビシクロヘキ
シル−4,4’−ジオール2,6−デカリングリコール
または2,7−デカリングリコールなどである。
1,3−プロパンジオール、1,2−シクロヘキサング
リコール、1,3−シクロヘキサングリコール、1,4
−シクロヘキサングリコール、1,4−シクロヘキサン
ジメタノール、パラキシレングリコール、ビシクロヘキ
シル−4,4’−ジオール2,6−デカリングリコール
または2,7−デカリングリコールなどである。
【0015】また、このさいに用いられる、前記したエ
ステル交換触媒として特に代表的なもののみを例示する
にとどめれば、水酸化リチウム、酢酸鉛、酢酸亜鉛、酸
化鉛、塩化マンガンまたはアルコール性塩化マンガンな
どである。
ステル交換触媒として特に代表的なもののみを例示する
にとどめれば、水酸化リチウム、酢酸鉛、酢酸亜鉛、酸
化鉛、塩化マンガンまたはアルコール性塩化マンガンな
どである。
【0016】さらに、不飽和二塩基酸類として特に代表
的なもののみを例示するにとどめれば、マレイン酸、無
水マレイン酸、フマル酸、ハロゲン化無水マレイン酸、
イタコン酸、シトラコン酸または無水シトラコン酸など
である。
的なもののみを例示するにとどめれば、マレイン酸、無
水マレイン酸、フマル酸、ハロゲン化無水マレイン酸、
イタコン酸、シトラコン酸または無水シトラコン酸など
である。
【0017】さらにまた、飽和二塩基酸類として特に代
表的なもののみを例示するにとどめれば、フタル酸、無
水フタル酸、ハロゲン化無水フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、テトラ無水フタル酸、コハク酸、マロン
酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン
酸、2,3−ナフタレンジカルボン酸、2,3−ナフタ
レンジカルボン酸無水物または4,4’−ビフェニルジ
カルボン酸などである。
表的なもののみを例示するにとどめれば、フタル酸、無
水フタル酸、ハロゲン化無水フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、テトラ無水フタル酸、コハク酸、マロン
酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン
酸、2,3−ナフタレンジカルボン酸、2,3−ナフタ
レンジカルボン酸無水物または4,4’−ビフェニルジ
カルボン酸などである。
【0018】以上に掲げられるような各種の化合物を用
いることによって得られる、不飽和ポリエステルは、共
重合性の単量体類に溶解せしめて、不飽和ポリエステル
樹脂とされるものであるが、かかる共重合性単量体類と
して特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、ス
チレン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、
ビニルトルエン、tert−ブチルスチレン、クロロス
チレン、ジビニルベンゼン、酢酸ビニル、ジアリルフタ
レートまたはジアリルイソフタレートなどであって、こ
れらは単独使用でも、2種以上の併用でも良く、こうし
た不飽和ポリエステルの10〜70重量部、好ましく
は、30〜50重量部を、当該共重合性単量体類の90
〜30重量部、好ましくは、70〜50重量部に溶解せ
しめて、本発明の目的物たる不飽和ポリエステル樹脂組
成物と為すものである。
いることによって得られる、不飽和ポリエステルは、共
重合性の単量体類に溶解せしめて、不飽和ポリエステル
樹脂とされるものであるが、かかる共重合性単量体類と
して特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、ス
チレン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、
ビニルトルエン、tert−ブチルスチレン、クロロス
チレン、ジビニルベンゼン、酢酸ビニル、ジアリルフタ
レートまたはジアリルイソフタレートなどであって、こ
れらは単独使用でも、2種以上の併用でも良く、こうし
た不飽和ポリエステルの10〜70重量部、好ましく
は、30〜50重量部を、当該共重合性単量体類の90
〜30重量部、好ましくは、70〜50重量部に溶解せ
しめて、本発明の目的物たる不飽和ポリエステル樹脂組
成物と為すものである。
【0019】ここいおいて、本発明の当該樹脂組成物を
得るに際して、前記したネオペンチルグリコールの配合
量を、全グリコール成分を基準として、30モル%以下
とすることが望ましく、好適には、30〜5モル%なる
範囲内が、さらに好ましくは、25〜10モル%なる範
囲内が適切である。
得るに際して、前記したネオペンチルグリコールの配合
量を、全グリコール成分を基準として、30モル%以下
とすることが望ましく、好適には、30〜5モル%なる
範囲内が、さらに好ましくは、25〜10モル%なる範
囲内が適切である。
【0020】加えて、本発明の当該樹脂組成物の酸価と
しては、10以下であることが望ましく、好ましくは、
8〜4なる範囲内が、さらに好ましくは、7〜5なる範
囲内が適切である。
しては、10以下であることが望ましく、好ましくは、
8〜4なる範囲内が、さらに好ましくは、7〜5なる範
囲内が適切である。
【0021】また、このようにして得られる本発明の樹
脂組成物に対しては、好ましくは、トルハイドロキノ
ン、ハイドロキノン、ベンゾキノン、ハイドロキノンモ
ノメチルエーテル、p−tert−ブチルカテコールま
たは2,6−tert−ブチル−4−メチルフェノール
などの、いわゆる重合禁止剤類を、当該樹脂組成物に対
して、好ましくは、100〜200ppmなる程度、添
加し得るものである。
脂組成物に対しては、好ましくは、トルハイドロキノ
ン、ハイドロキノン、ベンゾキノン、ハイドロキノンモ
ノメチルエーテル、p−tert−ブチルカテコールま
たは2,6−tert−ブチル−4−メチルフェノール
などの、いわゆる重合禁止剤類を、当該樹脂組成物に対
して、好ましくは、100〜200ppmなる程度、添
加し得るものである。
【0022】本発明の樹脂組成物は、これに硬化剤類を
添加して硬化せしめることが出来るのは、勿論である。
かかる硬化剤類とは、紫外線硬化剤、電子線硬化剤、光
硬化剤または熱硬化剤から選択される少なくとも1種以
上のものを指称するものであって、まず、紫外線硬化剤
としては、光増感性物質が使用されるが、その具体的に
は、ベンゾインアルキルエーテルの如き、各種のベンゾ
インエーテル系;ベンゾフェノン、ベンジル、メチルオ
ルソベンゾイルベンゾエートの如き、各種のベンゾフェ
ノン系;
添加して硬化せしめることが出来るのは、勿論である。
かかる硬化剤類とは、紫外線硬化剤、電子線硬化剤、光
硬化剤または熱硬化剤から選択される少なくとも1種以
上のものを指称するものであって、まず、紫外線硬化剤
としては、光増感性物質が使用されるが、その具体的に
は、ベンゾインアルキルエーテルの如き、各種のベンゾ
インエーテル系;ベンゾフェノン、ベンジル、メチルオ
ルソベンゾイルベンゾエートの如き、各種のベンゾフェ
ノン系;
【0023】ベンジルジメチルケタール、2,2−ジエ
トキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロピオフェノン、4’−イソプロピル−2−ヒドロキシ
−2−メチルプロピオフェノン、1,1−ジクロロアセ
トフェノンの如き、各種のアセトフェノン系;2−クロ
ロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、2−イ
ソプロピルチオキサントンの如き、各種のチオキサント
ン系などが、代表例として挙げられる。
トキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロピオフェノン、4’−イソプロピル−2−ヒドロキシ
−2−メチルプロピオフェノン、1,1−ジクロロアセ
トフェノンの如き、各種のアセトフェノン系;2−クロ
ロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、2−イ
ソプロピルチオキサントンの如き、各種のチオキサント
ン系などが、代表例として挙げられる。
【0024】そして、当該紫外線硬化剤の使用量として
は、通常、樹脂の100重量部に対して、0.1〜10
重量部、好ましくは、1〜5重量部なる範囲内とするの
が適切である。
は、通常、樹脂の100重量部に対して、0.1〜10
重量部、好ましくは、1〜5重量部なる範囲内とするの
が適切である。
【0025】次いで、電子線硬化剤として特に代表的な
もののみを例示するにとどめれば、ハロゲン化アルキル
ベンゼン系化合物またはジサルファイド系化合物などが
挙げられる。
もののみを例示するにとどめれば、ハロゲン化アルキル
ベンゼン系化合物またはジサルファイド系化合物などが
挙げられる。
【0026】また、光硬化剤として特に代表的なものの
みを例示するにとどめれば、ヒドロキシアルキルフェノ
ン系化合物、アルキルチオキサントン系化合物またはス
ルホニウム塩系化合物などが挙げられる。
みを例示するにとどめれば、ヒドロキシアルキルフェノ
ン系化合物、アルキルチオキサントン系化合物またはス
ルホニウム塩系化合物などが挙げられる。
【0027】さらに、熱硬化剤としては、とくに、有機
過酸化物類が挙げられ、具体的には、ジアシルパーオキ
サイド系、パーオキシエステル系、ハイドロパーオキサ
イド系、ジアルキルパーオキサイド系、ケトンパーオキ
サイド系、パーオキシケタール系、アルキルパーエステ
ル系またはパーカーボネート系などのような、公知慣用
のものが使用されるが、混練条件や、養生温度などによ
って、適宜、選択される。
過酸化物類が挙げられ、具体的には、ジアシルパーオキ
サイド系、パーオキシエステル系、ハイドロパーオキサ
イド系、ジアルキルパーオキサイド系、ケトンパーオキ
サイド系、パーオキシケタール系、アルキルパーエステ
ル系またはパーカーボネート系などのような、公知慣用
のものが使用されるが、混練条件や、養生温度などによ
って、適宜、選択される。
【0028】また、本発明の樹脂組成物に対しては、表
面乾燥性の改良補助剤として、ナフテン酸コバルトまた
はオクテン酸コバルトの如き、各種の有機金属塩類を併
用することが出来る。
面乾燥性の改良補助剤として、ナフテン酸コバルトまた
はオクテン酸コバルトの如き、各種の有機金属塩類を併
用することが出来る。
【0029】さらに、本発明組成物には、他の慣用の不
飽和ポリエステル樹脂類、ビニルウレタン樹脂類、ビニ
ルエステルウレタン樹脂類、ポリイソシアネート化合物
類、ポリエポキシド類、アクリル樹脂類、アルキッド樹
脂類、尿素樹脂類、メラミン樹脂類、ポリ酢酸ビニル、
酢酸ビニル系共重合体類、ポリジエン系エラストマー
類、飽和ポリエステル類または飽和ポリエーテル類など
をはじめ、ニトロセルローズまたはセルローズアセテー
トブチレートの如き、各種のセルローズ誘導体や、アマ
ニ油、桐油、大豆油、ヒマシ油またはエポキシ化油の如
き、各種の油脂類のような天然−ないしは合成高分子な
どを添加することが出来る。
飽和ポリエステル樹脂類、ビニルウレタン樹脂類、ビニ
ルエステルウレタン樹脂類、ポリイソシアネート化合物
類、ポリエポキシド類、アクリル樹脂類、アルキッド樹
脂類、尿素樹脂類、メラミン樹脂類、ポリ酢酸ビニル、
酢酸ビニル系共重合体類、ポリジエン系エラストマー
類、飽和ポリエステル類または飽和ポリエーテル類など
をはじめ、ニトロセルローズまたはセルローズアセテー
トブチレートの如き、各種のセルローズ誘導体や、アマ
ニ油、桐油、大豆油、ヒマシ油またはエポキシ化油の如
き、各種の油脂類のような天然−ないしは合成高分子な
どを添加することが出来る。
【0030】さらにまた、炭酸カルシウム、タルク、マ
イカ、クレー、シリカパウダー、コロイダルシリカ、ア
スベスト粉、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、ステ
アリン酸亜鉛、チタン白、亜鉛華、ベンガラまたはアゾ
顔料の如き、各種の充填剤類や顔料類などをも添加する
ことが出来る。
イカ、クレー、シリカパウダー、コロイダルシリカ、ア
スベスト粉、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、ステ
アリン酸亜鉛、チタン白、亜鉛華、ベンガラまたはアゾ
顔料の如き、各種の充填剤類や顔料類などをも添加する
ことが出来る。
【0031】本発明の樹脂組成物は、前掲したような利
用分野において適用され得るが、そのさいに、必要によ
り、さらに、安定剤や難燃剤などの添加剤が配合れても
良いことは、勿論である。
用分野において適用され得るが、そのさいに、必要によ
り、さらに、安定剤や難燃剤などの添加剤が配合れても
良いことは、勿論である。
【0032】
【実施例】次に、本発明を実施例および比較例によっ
て、一層、具体的にに説明するが、本発明は、これらの
実施例に限定されるものではない。また、以下において
「部」および「%」は、特に断りの無い限り、すべて
「重量部」および「重量%」を意味するものとする。
て、一層、具体的にに説明するが、本発明は、これらの
実施例に限定されるものではない。また、以下において
「部」および「%」は、特に断りの無い限り、すべて
「重量部」および「重量%」を意味するものとする。
【0033】実施例 1 温度計、攪拌機および不活性ガス導入口を備えた、2リ
ットルの四つ口フラスコに、テレフタル酸ジメチル(ジ
メチルテレフタレート)の486部、ネオペンチルグリ
コールの144部、プロピレングリコールの296部お
よび塩化リチウムの0.5部を仕込み、200℃で14
時間、反応せしめる。120℃にまで温度を下げてか
ら、無水マレイン酸の245部を仕込み、210℃まで
昇温して、8時間に亘って反応を続行せしめたのち、ス
チレンモノマーの783部およびトルハイドロキノンの
2部を加えて、不揮発分が65%で、酸価が7で、か
つ、25℃におけるガードナー粘度がVなる、目的の不
飽和ポリエステル樹脂を得た。
ットルの四つ口フラスコに、テレフタル酸ジメチル(ジ
メチルテレフタレート)の486部、ネオペンチルグリ
コールの144部、プロピレングリコールの296部お
よび塩化リチウムの0.5部を仕込み、200℃で14
時間、反応せしめる。120℃にまで温度を下げてか
ら、無水マレイン酸の245部を仕込み、210℃まで
昇温して、8時間に亘って反応を続行せしめたのち、ス
チレンモノマーの783部およびトルハイドロキノンの
2部を加えて、不揮発分が65%で、酸価が7で、か
つ、25℃におけるガードナー粘度がVなる、目的の不
飽和ポリエステル樹脂を得た。
【0034】実施例 2 実施例1と全く同様の装置に、テレフタル酸ジメチル
(ジメチルテレフタレート)の486部、ネオペンチル
グリコールの102部、プロピレングリコールの327
部および塩化リチウムの0.5部を仕込み、200℃で
14時間、反応せしめた。120℃まで温度を下げてか
ら、無水マレイン酸の245部を仕込み、210℃まで
昇温し、8時間に亘って反応を続行せしめたのち、スチ
レンモノマーの497部およびトルハイドロキノンの2
部を加えて、不揮発分が65%で、酸価が6で、かつ、
ガードナー粘度がWなる、目的不飽和ポリエステル樹脂
を得た。
(ジメチルテレフタレート)の486部、ネオペンチル
グリコールの102部、プロピレングリコールの327
部および塩化リチウムの0.5部を仕込み、200℃で
14時間、反応せしめた。120℃まで温度を下げてか
ら、無水マレイン酸の245部を仕込み、210℃まで
昇温し、8時間に亘って反応を続行せしめたのち、スチ
レンモノマーの497部およびトルハイドロキノンの2
部を加えて、不揮発分が65%で、酸価が6で、かつ、
ガードナー粘度がWなる、目的不飽和ポリエステル樹脂
を得た。
【0035】比較例 1 実施例1と全く同様の装置に、テレフタル酸ジメチル
(ジメチルテレフタレート)の486部、ネオペンチル
グリコールの144部、プロピレングリコールの296
部および塩化リチウムの0.5部を仕込み、200℃で
14時間、反応せしめた。120℃にまで温度を下げて
から、無水マレイン酸の245部を仕込み、210℃ま
で昇温して、6時間に亘って反応せしめたのち、スチレ
ンモノマーの783部およびトルハイドロキノンの2部
を加えて、不揮発分が65%で、酸価が12.4で、か
つ、ガードナー粘度がT−Uなる、対照用の不飽和ポリ
エステル樹脂を得た。
(ジメチルテレフタレート)の486部、ネオペンチル
グリコールの144部、プロピレングリコールの296
部および塩化リチウムの0.5部を仕込み、200℃で
14時間、反応せしめた。120℃にまで温度を下げて
から、無水マレイン酸の245部を仕込み、210℃ま
で昇温して、6時間に亘って反応せしめたのち、スチレ
ンモノマーの783部およびトルハイドロキノンの2部
を加えて、不揮発分が65%で、酸価が12.4で、か
つ、ガードナー粘度がT−Uなる、対照用の不飽和ポリ
エステル樹脂を得た。
【0036】比較例 2 実施例1と全く同様の装置に、テレフタル酸の417
部、ネオペンチルグリコールの144部、プロピレング
リコールの296部およびジブチルチンオキサイドの
0.43部を仕込み、210℃でエステル化反応を行っ
て、固形分の酸価が3になった処で、120℃まで温度
を下げてから、無水マレイン酸の245部を仕込み、2
10℃まで昇温して、6時間に亘って反応を続行せしめ
たのち、スチレンモノマー7の83部およびトルハイド
ロキノンの2部を加えて、不揮発分が65%で、酸価が
8.5で、かつ、ガードナー粘度がU−Vなる、対照用
の不飽和ポリエステル樹脂を得た。
部、ネオペンチルグリコールの144部、プロピレング
リコールの296部およびジブチルチンオキサイドの
0.43部を仕込み、210℃でエステル化反応を行っ
て、固形分の酸価が3になった処で、120℃まで温度
を下げてから、無水マレイン酸の245部を仕込み、2
10℃まで昇温して、6時間に亘って反応を続行せしめ
たのち、スチレンモノマー7の83部およびトルハイド
ロキノンの2部を加えて、不揮発分が65%で、酸価が
8.5で、かつ、ガードナー粘度がU−Vなる、対照用
の不飽和ポリエステル樹脂を得た。
【0037】以上の各実施例および比較例で得られた、
それぞれの不飽和ポリエステル樹脂について、諸特性値
を観察し測定し、加えて、耐煮沸性を評価判定した。そ
れらの結果は、まとめて、第1表に示す。
それぞれの不飽和ポリエステル樹脂について、諸特性値
を観察し測定し、加えて、耐煮沸性を評価判定した。そ
れらの結果は、まとめて、第1表に示す。
【0038】
【表1】
【0039】《第1表の脚注》 酸価………単位は、KOHmg/gである 色調………各数字の右横に表示のある記号は、それぞ
れ、以下の通りの意味である。
れ、以下の通りの意味である。
【0040】(H):ハーゼンカラー (G):ガードナーカラー 耐煮沸性…不飽和ポリエステル樹脂に対して、それぞ
れ、硬化剤としての6%ナフテン酸コバルトを0.2
%、硬化促進剤としてのメチルエチルケトンパーオキサ
イドを2%、添加した形の樹脂組成物を、各別に、硬化
せしめて、厚さが3mmなる注型板を作製し、これらの
各注型板を沸騰水中に、一定時間のあいだ浸漬せしめ
て、その都度、目視により判定して、フクレやクラック
などの発生の有無を確認し、こうした皮膜表面に欠陥が
現れるまでの時間を以て表示したが、いずれの実施例品
も、1,300時間の経過後も、依然として、こうした
皮膜表面の欠陥が、何らも、認められなかった。
れ、硬化剤としての6%ナフテン酸コバルトを0.2
%、硬化促進剤としてのメチルエチルケトンパーオキサ
イドを2%、添加した形の樹脂組成物を、各別に、硬化
せしめて、厚さが3mmなる注型板を作製し、これらの
各注型板を沸騰水中に、一定時間のあいだ浸漬せしめ
て、その都度、目視により判定して、フクレやクラック
などの発生の有無を確認し、こうした皮膜表面に欠陥が
現れるまでの時間を以て表示したが、いずれの実施例品
も、1,300時間の経過後も、依然として、こうした
皮膜表面の欠陥が、何らも、認められなかった。
【0041】
【発明の効果】以上のようにして得られる、特定の不飽
和ポリエステルよりなる、本発明の不飽和ポリエステル
樹脂組成物は、従来のテレフタル酸系不飽和ポリエステ
ル樹脂に比して、とりわけ、耐煮沸性および色調の上
で、極めて優れるものである。
和ポリエステルよりなる、本発明の不飽和ポリエステル
樹脂組成物は、従来のテレフタル酸系不飽和ポリエステ
ル樹脂に比して、とりわけ、耐煮沸性および色調の上
で、極めて優れるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 テレフタル酸ジアルキル類を必須の成分
とし、ネオペンチルグリコールを必須の成分として用い
る不飽和ポリエステル樹脂組成物において、上記したテ
レフタル酸ジアルキル類として、ジメチルテレフタレー
トを用いること、しかも、上記したネオペンチルグリコ
ールの配合量を、全多価アルコール成分を基準として、
30モル%以下とすること、加えて、樹脂組成物の酸価
を10以下としたことを特徴とする、不飽和ポリエステ
ル樹脂組成物。 - 【請求項2】 テレフタル酸ジアルキル類と、ネオペン
チルグリコールと、不飽和二塩基酸類とを、あるいは、
必要に応じて、飽和二塩基酸類とを用いる不飽和ポリエ
ステル樹脂組成物において、上記したテレフタル酸ジア
ルキル類として、ジメチルテレフタレートを用い、か
つ、上記したネオペンチルグリコールの配合量を、全多
価アルコール成分を基準として、30モル〜5%なる範
囲内とすること、しかも、得られる樹脂組成物の酸価を
10以下としたことを特徴とする、不飽和ポリエステル
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30614691A JPH05140279A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30614691A JPH05140279A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05140279A true JPH05140279A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17953611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30614691A Pending JPH05140279A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05140279A (ja) |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP30614691A patent/JPH05140279A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20050615 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |