JPH0513860U - サーキツトプロテクタ内蔵カーバツテリープラグ - Google Patents

サーキツトプロテクタ内蔵カーバツテリープラグ

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JPH0513860U
JPH0513860U JP6236591U JP6236591U JPH0513860U JP H0513860 U JPH0513860 U JP H0513860U JP 6236591 U JP6236591 U JP 6236591U JP 6236591 U JP6236591 U JP 6236591U JP H0513860 U JPH0513860 U JP H0513860U
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circuit protector
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battery plug
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JP6236591U
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勝敏 土山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短絡事故などが生じたとき、カーバッテリー
プラグ内のサーキットプロテクタを動作させて電流遮断
をすることよりバッテリーを保護し、爾後このサーキッ
トプロテクタを元の状態に容易に復旧させ得るようにす
ること。 【構成】 プラグ本体1可動接触子6にリンク部材24
を連結し、プラグ本体1内のサーキットプロテクタ23
の熱応動素子15がジュール熱で非定常状態に反転した
とき、プラグ本体1をシガーライタソケットより引き抜
くことにより、リンク部材24の後端24aで熱応動素
子15の端部を押し、サーキットプロテクタ23を定常
状態に復旧させるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のシガーライタソケットに差し込んで使用するカーバッテ リープラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
6Vまたは12Vなど直流電源で動作される電子機器の電源コードにはカーバ ッテリープラグが接続されており、これを自動車のシガーライタソケットに差し 込むことにより、自動車のバッテリーを電源として種々の電子機器を動作できる ようにしている。従来ではこのカーバッテリープラグ内にヒューズを内蔵し、電 子機器に過電流が流れたり、または電源コードが短絡状態になった場合などにお いてこのヒューズを溶断させて電流を遮断し、バッテリーを保護している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来ではこのようにヒューズを備えているために、これが溶断した場合にはユ ーザーはカーバッテリープラグのキャップを取り外し、内部のヒューズを交換し なければならないため手数を要する問題点があった。この考案はこのような問題 点を回避し、簡単な手動操作により、または自動的に元状態に復旧させることが できるサーキットプロテクタ内蔵カーバッテリープラグを提案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するためこの考案においては、カーバッテリープラグ本体( 以下プラグ本体という)内に、過電流の流通によって接点が開き、その状態が保 持されるサーキットプロテクタと、プラグ本体の使用状態で元位置より偏移され る部材に機械的に関連され、この部材の元位置への復帰状態でサーキットプロテ クタの接点を閉じる絶縁材より構成されたリセット用リンク部材とを設けたもの である。
【0005】 またプラグ本体内に、上述と同様のサーキットプロテクタと、一端がプラグ本 体の表面に露出され、他端がサーキットプロテクタに関連されて手動で押される ことにより、このサーキットプロテクタの接点を閉じるリセット用摘子とを設け たものである。さらにはプラグ本体内に、過電流の流通によって接点が開き、経 時によりその接点が自動的に閉じるサーキットプロテクタを設けたものである。
【0006】
【実施例】
この考案のプラグ本体1は、従来のカーバッテリープラグとほぼ同様に構成さ れている。即ち絶縁材から構成された円筒型のケース2は、小径の前半部2aと 大径の後半部2bとからなり、前半部2aの外側に弾性材よりなる複数の接片3 が取り付けられ、前半部2aとの間に介在されたコイルバネ4により外方に偏倚 されている。前半部2aの先端にはキャップ5が取り付けられ、その透孔5aに 可動接触子6が進退自在に挿入され、これがコイルバネ7により常時突出する方 向に偏倚され、その後端にラグ端子8が取り付けられている。ケース2の後端( 図において右端)にはブッシュ9が取り付けられ、これに電源コード10が挿通 されている。かくしてプラグ本体1が構成されている。
【0007】 このプラグ本体1のケース2内のほぼ中央付近にサーキットプロテクタ23が 設けられている。この一例を図2〜図5について説明する。ケース2と一体にま たは別体に形成された絶縁材のボディ11に、第1端子12,第2端子13が保 持され、第1端子12の突出端に固定接点14を有する。第2端子13には熱応 動素子15が取り付けられる。この熱応動素子15は例えばバイメタルより構成 され、この例では図5に示すようにほぼE字状に形成され、一対の脚部16,1 7および真中の脚部18を有する。両側の脚部16,17の端部が第2端子13 に取り付けられ、真中の脚部18の端部に可動接点19を有し、これが固定接点 14と接触したり、離れたりする。
【0008】 脚部16,17の端部の間隔L1(図5参照)は、第2端子13の熱応動素子 取り付け間隔L2(図2参照)より大とされ、つまりL1>L2とされ、熱応動素 子15は、その脚部16,17の端部の間隔が狭められて第2端子13に取り付 けられる。これにより熱応動素子15にはスナップアクションに必要な応力的歪 みが与えられる。熱応動素子15の第2端子13への取り付けは、その一方に孔 21が形成され、他方に凸部22が突出され、その凸部22が孔21に挿入され ることにより行われる。電源コード10の一方は第1端子12(または第2端子 13)に接続され、他方は接片3に接続され、第2端子13(または第1端子1 2)がラグ端子8に接続される。
【0009】 熱応動素子15は定常状態では図3に示すように、可動接点19が固定接点1 4に対し弾性的に接触しているが、熱応動素子15に所定値以上の電流が流れる とジュール熱によりスナップアクション的に反転して非定常状態となり、図4に 示すように可動接点19は固定接点14から離れ、第1端子12,第2端子13 間の電流は遮断される。
【0010】 プラグ本体1のシガーライタソケット(図示していない)への差し込みに伴っ て元位置より偏移される部材として、この例では可動接触子6が選ばれ、その後 端には絶縁材よりなるリセット用リンク部材24の先端が連結されている。この リンク部材24の後端24aは、可動接触子6の突出状態(プラグ本体1の不使 用状態)で図3の実線に示すように可動接点19上に位置し、可動接触子6の後 退状態(プラグ本体1の使用状態)で図3の点線および図4に示す後退した位置 にあるように選ばれる。なお図3に示す状態では、リセット部材24の後端24 aは脚部18の端部(可動接点19の取り付け部分)の上面に接触する必要はな い。
【0011】 このプラグ本体1をシガーライタソケットに差し込むと、このソケットの中央 電極に可動接触子6が強く押し付けられて電気的に接触され、接片3がシガーラ イタソケットの筒状電極に接触され、サーキットプロテクタ23を通じて電源コ ード10にバッテリー(図示していない)より電流が供給される。このとき可動 接触子6はコイルバネ7の弾力に抗して後方に押され、これに伴ってリンク部材 24が図3の点線位置に移動される。
【0012】 この状態で熱応動素子15に過電流が流れると、これがジュール熱により図4 に示すように反転して非定常状態となり、、固定接点14と可動接点19とが離 れて電源コード10への電流が遮断され、バッテリーが保護される。この例にお ける熱応動素子15はその反転状態が保持され、電流遮断が継続される。 このときプラグ本体1をシガーライタソケットから引き抜くと、コイルバネ7 の弾力により可動接触子6とともにリンク部材24も元位置に戻る。このときリ ンク部材24の後端が熱応動素子15の脚部18の上面を摺動し、その端部を下 方に押すので熱応動素子15は再度反転して定常状態に復旧し、固定接点14と 可動接点19とが接触して電源コード10に電流が供給される。即ちこの例では 、プラグ本体1を一旦シガーライタソケットから引き抜くことにより、サーキッ トプロテクタ23は自動的に復旧する。
【0013】 上述では、プラグ本体1のシガーライタソケットへの差し込みに伴って元位置 より偏移される部材として、可動接触子6が選ばれた場合を説明したが、接片3 を使用することもできる。またサーキットプロテクタ23も上例に限らず、その 他種々の構成のものを使用できること明かである。 図6はこの考案に係わるサーキットプロテクタ内蔵カーバッテリープラグの他 の例を示したもので、図1と対応する部分には同一符号を付加してその説明を省 略する。図7はその一部の拡大断面図である。この例ではプラグ本体1の一側に 透孔27を設け、これにリセット用摘子25を挿入し、その一端をケース2の一 部より外部に露出させ、他端を熱応動素子15の脚部18の上面(可動接点19 上)に当てがうようにしている。なお26はコイルスプリングであり、摘子25 を常時外方に偏移させている。この構成のものでは、熱応動素子15がジュール 熱により反転して図4に示すように非定常状態となったとき、摘子25を押し込 むことにより熱応動素子15の脚部18を上方から押してこれを定常状態に復旧 させることができる。
【0014】 図8はさらに他の例を示したもので、この例ではサーキットプロテクタ23と して、熱応動素子15の温度の低下によりこれが自動的に定常状態に復旧する構 成のものを使用した場合であり、過電流によりサーキットプロテクタ23が動作 して電流が遮断されたとき、そのままの状態で放置して置くことにより、自動的 に定常状態に復旧する。
【0015】
【考案の効果】
この考案に係わるサーキットプロテクタ内蔵カーバッテリープラグによれば、 過電流によりまたはショートなどにより、プラグ本体内で電流遮断動作が行われ ても、カーバッテリープラグのキャップを開けることなく、手動的にまたは自動 的に容易に定常状態に復帰させて電流供給を再開させることができ、従来のよう に手数を要することがない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わるサーキットプロテクタ内蔵カ
ーバッテリープラグの一例を示す断面図。
【図2】この考案に適用できるサーキットプロテクタの
一例を示す平面図。
【図3】図2に示すサーキットプロテクタの側面図。
【図4】図3の他の状態を示す側面図。
【図5】サーキットプロテクタに適用できる熱応動素子
の一例を示す平面図。
【図6】この考案に係わるサーキットプロテクタ内蔵カ
ーバッテリープラグの他の例を示す断面図。
【図7】図6の一部を拡大した断面図。
【図8】この考案に係わるサーキットプロテクタ内蔵カ
ーバッテリープラグのさらに他の例を示す断面図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーバッテリープラグ本体内に、 過電流の流通によって接点が開き、その状態が保持され
    るサーキットプロテクタと、 上記カーバッテリープラグ本体の使用状態で元位置より
    偏移される部材に機械的に関連され、この部材の元位置
    への復帰状態で上記サーキットプロテクタの接点を閉じ
    る絶縁材より構成されたリセット用リンク部材と、 が設けられたサーキットプロテクタ内蔵カーバッテリー
    プラグ。
  2. 【請求項2】 カーバッテリープラグ本体内に、 過電流の流通によって接点が開き、その状態が保持され
    るサーキットプロテクタと、 一端が上記カーバッテリープラグ本体の表面に露出さ
    れ、他端が上記サーキットプロテクタに関連されて手動
    で押されることによりこのサーキットプロテクタの接点
    を閉じるリセット用摘子と、 が設けられたサーキットプロテクタ内蔵カーバッテリー
    プラグ。
  3. 【請求項3】 カーバッテリープラグ本体内に、過電流
    の流通によって接点が開き、経時によりその接点が自動
    的に閉じるサーキットプロテクタが設けられたサーキッ
    トプロテクタ内蔵カーバッテリープラグ。
JP1991062365U 1991-08-07 1991-08-07 サーキットプロテクタ内蔵カーバッテリープラグ Expired - Lifetime JP2567172Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023046667A (ja) * 2021-09-24 2023-04-05 Smk株式会社 コネクタ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124940U (ja) * 1984-07-20 1986-02-14 本田技研工業株式会社 ヒユ−ズ収納カプラ
JPS63232051A (ja) * 1987-03-19 1988-09-28 Aisin Seiki Co Ltd 車上安全装置
JPH01134936U (ja) * 1988-03-08 1989-09-14

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