JPS63232051A - 車上安全装置 - Google Patents

車上安全装置

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Publication number
JPS63232051A
JPS63232051A JP62065122A JP6512287A JPS63232051A JP S63232051 A JPS63232051 A JP S63232051A JP 62065122 A JP62065122 A JP 62065122A JP 6512287 A JP6512287 A JP 6512287A JP S63232051 A JPS63232051 A JP S63232051A
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JP
Japan
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vehicle
electrode
capacitance
person
driver
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Pending
Application number
JP62065122A
Other languages
English (en)
Inventor
Taneichi Kawai
河合 種市
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP62065122A priority Critical patent/JPS63232051A/ja
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、緊急時に車輌の安全を確保する装置に関する
(従来の技術) 車輌は、交通法規を遵守し、正しく操縦している限り安
全で非常に便利な乗物であるが、無理な操縦をすると危
険を招くことがある。例えば、コーナのある道路におい
ては、タイヤのグリップ力と走行中の車輌が受ける遠心
力との関係から法定速度が設定されているが、これを無
視して高速度で走行すると遠心力と向心力(タイヤのグ
リップ力)との均衡が崩れて車輌がコーナの外に投げ出
されることがある。
また、路肩の軟弱な所においては、路肩走行および路肩
の駐停車が禁止されているが、それにもかかわらず、路
肩走行や路肩の駐停車を行なうと、路肩が崩れることが
ある。
このような場合に、車輌が横転したり、崖下へ転落した
りすると゛、燃料タンタンクから燃料が漏れ。
それが電気系により着火されて火災を招く虞れがある。
従来においては、このような非常事態が発生したときに
はイグニッションキーを抜いて電気系への通電を遮断し
ていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、車輌の横転や、転落時等においては、乗
員が非常事態にあり、イグニッションキーを操作できな
いこともあり得る。
本発明は、緊常時には速やかに電気系統を遮断して安全
を確保する安全装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の車上安全装置におい
ては、ドライバありなしを検出する手段および、車上ド
アに開閉を検出する手段を備えて。
車上ドア閉を検出している状態で、ドライバありを検出
してからドライバなしを検出すると車輌の給電ラインを
遮断するものとする。
(作用) これによれば、車上ドアの開閉操作がないにもかかわら
ずドライバがシートから離れた状態を検出している。こ
のような状態は、車輌の横転時や転落時等にドライバが
車内でドライバ席から投げ出されると起り得る。その場
合には、イグニッション回路や、その他の車載電装品の
特性に応じて所要の給電ラインを遮断することにより、
エンジンや、電装品の動作を停止しているので、ガソリ
ン等の流出がある場合にも火災発生を防止することがで
きる。
本発明の他の目的および特長は、以下の図面を参照した
実施例説明より明らかになろう。
(実施例) 第1図に本発明を一例で実施する車輌のエンジン制御装
置を示す。
第1図を参照すると、この装置はマイクロコンピュータ
(以下CPUという)1.ドライバ検出ユニット2,0
.1秒タイマ3.入力バッファ4a。
4b、電源ユニット5.ブレーカ8.リレードライバD
rv、リレーRL、および、ピックアップコイル6、イ
グニッションコイル7a、7b、増幅器Ampおよびパ
ワートランジスタTr等でなるイグニッション回路で構
成されている。
この装置の電源はバッテリBTであり、給電ラインQl
により導びかれてキーシリンダCYLおよびキーKEY
でなるスイッチを介して各部に供給されるが、給電ライ
ンQ1にはブレーカ8が介挿されている。
ブレーカ8を第2図に示す。ブレーカ8は、止めピン8
2およびスイッチ接点83を有し、圧縮コイルスプリン
グSPIが背設された押込スイッチ81.圧縮コイルス
プリングSP2が背設されたストッパ84.およびフラ
ンシャ85を有するソレノイドSolでなる。
図示の状態はブレーカ8のノーマル状態であり。
押込スイッチ81が押し込まれてスイッチ接点83が閉
じている。すなわち、給電ラインQ1が接続されている
この状態でソレノイドSolを付勢すると、ソレノイド
Solは圧縮コイルスプリングSP2に抗してストッパ
84と一体でプランジャ85を引き込むので、押込スイ
ッチ81のフランジ部がストッパ84から外れて圧縮コ
イルスプリングSP1の反力で押込スイッチ81が突出
し、スイッチ接点83が開く。つまり、給電ラインQ1
が遮断される。
第1図を参照すれば明らかなように、これにより、ソレ
ノイドSolに対する通電もなくなるので、圧縮コイル
スプリングSP2の反力でストッパ84およびプランジ
ャ85が一体で押し出される。
ノーマル状態への復帰に際しては、押込スイッチ81を
押圧すれば、ストッパ84がスイッチ81のフランジ部
に倣って移動するので、図示の状態がセットされる。
ソレノイドSolは、CPU1の指示の下にソレノイド
ドライバDrvによって付勢さ九る。
ブレーカ8がノーマル状態であれば、キーシリンダCY
LにキーKEYが装着されてAcc位置に回されると電
装アクセサリに給電されるAccモードとなり、IG位
置に回されるとイグニッション回路を始め、全電装部に
給電されるIGモードとなる。
電源ユニット5においては所定定電圧Vcを生皮して各
部に給電する。
ここで、実施例装置のイグニッション回路について簡単
に説明する。
このイグニッション回路はフルトランジスタ式と呼ばれ
、増幅器Ampにより、ピックアップコイル6を介して
検出した点火タイミングでパワートランジスタTrをカ
ットオフしてイグニッションコイルの1次側7aに流れ
る電流(1次電流)を遮断することにより2次側7bに
高電圧を発生している。2次側7bに発生した高電圧は
図示しないデストリピユータのロータに供給され、そこ
でエンジンの各点火プラグに振分けられる。
Rrは1次側コイル7aの立ち上り改善用の抵抗である
CPU1の入力ポートR2に接続された入力バッファ4
aには、衝撃センサユニットGSENが接続されている
。このユニットGSENは、2つの衝撃センサ(Gl、
G2)よりなる。そのうちの1つである衝撃センサG1
を第3図を参照して説明する。
第3図は衝撃センサG1の中心軸を通る断面であり、こ
の図を参照すると、衝撃センサG1はマグネットM a
 g 、磁性体ヨークYo k、鋼球Ba l。
非磁性体シリンダCyl、2枚の接点Poiおよび接点
Potを固着する絶縁体キャップCapよりなる。
鋼球Balは、通常はマグネットM a gの磁力で図
示の状態にヨークYokに吸着されているが、軸方向に
強い衝撃力を受けると1点鎖線で示すように飛び出して
接点Potと接する。このとき。
鋼球Balを介して2枚の接点Poiが電気的に接続さ
れる。その後、その衝撃力がなくなると、接点Potの
バネ力とマグネットM a gの磁力により、再び元の
状態に復帰する。
図示を省略したもう1つの衝撃センサG2は、上記衝撃
センサG1と全く同構成であり、互いに直角に組合わさ
れて車載され、これら2つのセンサG1およびG2、す
なわちm撃センサユニットGSENにより車輌が受けた
任意の方向からの強い衝撃力を検出する。
衝撃センサG1およびG2は互いにパラレルに接続され
ている。したがって、車輌が強い衝撃力を受けると、セ
ンサG1および/またはG2の鋼球(Bal)が飛び出
して入力バッファ4aの入力端を接地する。入力バッフ
ァはワンショットマルチバイブレータを含んでなり、入
力端が接地されると、その立下りから所定時間、CPU
Iの入力ポートR2にLレベル(低レベル)を与える。
CPU1の入力ポートR3に接続された入力バッファ4
bにはドアカーテシスイッチswocが接続されている
。ドアカーテシスイッチswocは、ドライバ席のドア
(DORL)が開いているときオンとなり、閉じている
ときオフとなるスイッチであり、第4図を参照して説明
す8゜ 第4図はドライバ席のドアDOR1のドアラッチ機構部
の水平断面であり、実線はドアDOR1に備わるラッチ
機構のフォークボルトFORKとセンタピラーPLAに
備わるストライカ5TKRとが完全に係合していないプ
ライマリラッチ状態。
すなわちドアDOR1が完全に閉っていない状態。
いわゆる半ドアと呼ばれる状態を示し、2点鎖線は該フ
ォークボルトFORKと該ストライカ5TKRとが完全
に係合したフルラッチ状態、すなわちドアDOR1が完
全に閉った状態を示す。
ドアカーテシスイッチswocは、スイッチノブSWN
を外部に露出してセンタピラーPLA内に設置される。
スイッチノブSWNは、フルラッチ状態ではドアDOR
Iにより図示左方に駆動されてスイッチ接点を開き(ス
イッチオン)、プライマリラッチ状態を含めてそれ以外
の状態では内蔵スプリングの反力で図示右方に駆動され
てスイッチ接点を閉じろ(スイッチオン)、つまり、ド
アカーテシスイッチswocのオン/オフでドアDOR
Iの開閉を検出し、ドアDORIが開いているときには
入力バッファ4bの入力端が接地されてCPUIの入力
ポートR3にLレベルが与えられる。
0.1秒タイマ3の出力はCPUIの割込入力ボートI
ntに与えられる。CPUIはこの0.1秒タイマ3の
割込要求によりドライバ検出ユニット2を用いてドライ
バありなしを検出する。これについて説明する。
ドライバ検出ユニット2は1発振器OSC,カウンタC
TRおよびパラレルイン・シリアルアウト・シフトレジ
スタ(以下PSレジスタという)PSRで構成されてい
る。
発振器O8Cの1番端子はカウンタCTRの入力端子に
、2番端子は定電圧Vcに、3番端子は機器アースに、
4番および5番端子は外付けのコンデンサCxにそれぞ
れ接続される。これにおいては、抵抗器を長方形で示し
ているが、各抵抗器の抵抗値を適切に選定することによ
り、1番端子から、外付けのコンデンサCxと抵抗器R
との積の逆数に比例する周波数、すなわち、外付けのコ
ンデンサCxの容量が大きいときには低い、外付けのコ
ンデンサCxの容量が小さいときには高い周波数の出力
信号が得られる。
カウンタCTRは、OSCの出力信号の立上りでカウン
トアツプする。カウンタCTRの16ビツトパラレル出
力端子はPSレジスタPSRの16ビツトパラレル入力
端子に接続されている。また、カウンタCTRのリセッ
ト入力端子RstはCPU1の出力ポートP1に接続さ
れている。
PSレジスタPSRのクロック入力端子はCPU1の出
力ポートP2に、クロックインヒビット入力端子CIは
C:PUlの出力ポートP3に、シフトロード入力端子
SLはCPUIの出力ポートP4にそれぞれ接続されて
いる。
PSレジスタPSRは、シフトロード入力端子SLに印
加されるCPUIからのシフトロードパルスの立上りで
パラレル入力端子に与えられる16ビツトのデータを各
ビットにプリセットし、クロックインヒビット入力端子
CIに与えられるCPU1からのクロックインヒピット
信号がL(低)レベルになると、クロック入力端子CL
Kに与えられるクロックパルスに同期して、プリセット
したデータを出力端子OUTからCPUIのシリアル入
力ボートR1に向けてシリアル出力する。
二二で示したコンデンサCxは、第5図に示すようにド
ライバ席のシートST1のシートクッションS01に備
えられた検出な極ELLと、ルーフROOFやフロアF
 for等のボディアース部とにより構成されるドライ
バ検出コンデンサである。
つまり、前述の発振器○SCの4番端子には検出な極E
LLが、5番端子にはボディアースが、それぞれ接続さ
れる。
第6a図、第6b図および第6c図を参照して検出f!
!極ELLをより詳しく説明する。
第6a図は、シートSTIの一部を破砕した部分断面図
である。シートSTIは、シートクッションSCI、シ
ートバックSBIおよびヘッドレストSHIよりなり、
各部の支持構造に違いはあるが、それぞれウレタン成形
によるパッドを使用したフルフオームシートである。 
 ′ 第6a図に示したシートクッションS01のVIB−V
IB線断面図、すなわちドライバVANの着座部位の車
輌進行方向に垂直な断面を第6b図に示す。この第6b
図を参照すると、シートクッションSCIは、樹脂製の
パッドサポート30上に支持されたウレタン製のシート
クッションパッド20の表面をトリムカバーアッセンブ
リ10により覆い、該トリムカバーアッセンブリ10の
両端部をパッドサポート30に引き止めし、また、所々
をシートクッションパッド20の貫通孔21および22
等を介して張り綱によりシートクッションパッド30の
裏側で引き止めした、吊構造になっている。検出電極E
LLはトリムカバーアッセンブリ10に組込まれており
、検出電極ELLのリード線13は、貫通孔22を利用
してシートクッションパッド20の裏側に導かれて、パ
ッドサポート30上に設置された発振器○SC(の4番
端子)に接続される(第6a図参照)。
検出電極ELL組込み部のトリムカバーアッセンブリ1
0の構成をさらに詳しく第6c図に示す。
第6c図において、11は表皮、12はトリムカバーア
ッセンブリの立体感を演出するスポンジシートでなるワ
ディング、14はワディングカバーである。検出電極E
LLは織布を無電界ニッケル鍍金した導電性織布で構成
され、トリムカバーアッセンブリ10の縫製時辷、ワデ
ィング12とワディングカバー14との間に挟込まれて
同時縫製される。その大きさは乗員検出を行なう範囲に
より異なるが本実施例においては約30c■四方とし、
端部をリボン状に形成してリード線13を構成している
このように、トリムカバーアッセンブリ10の作成工程
を格別に増すことなく検出電極ELLが組込みまれ、ま
た、検出電極EL1の材質は他のトリムカバーアッセン
ブリの構成要素の材質に類似しているので、検出電極E
LI組込み部のトリムカバーアッセンブリlOは他の部
位と全く同じに取り扱うことができる。つまり、トリム
カバーアッセンブリ10に検出電極ELLを組込むこと
により、作業性や外観2着座感等になんら影響はない。
トリムカバーアッセンブリ10を構成する表皮11、ワ
ディング12.ワディングカバー13および、シートク
ック1ンバツド20ならびにパッドサポート30はすべ
て絶縁体であるので、検出電極ELLはボディアースか
ら絶縁される。したがって、検出電極ELIとボディア
ースとによりコンデンサを形成する。
第5図に、検出電極ELIを正として適当な電圧を印加
した場合の電気力線を一点鎖線により模式的に示したが
、シートSTIにドライバMANが着座すると、電気力
線を鎖交するのでこのコンデンサの容量が大きく変化す
る。その変化は人体の誘電率に起因するので、例えばシ
ートST1に荷物が置かれた場合とは異なる。
第7図を参照して1本実施例装置におけるドライバ検出
の概略を説明する。第7図においては。
実線により発振aoscの発振周波数fの、破線により
参照データRefの、それぞれ時間変化を一例で示して
いる。CPU1は、0.1秒タイマ3の割込み毎にカウ
ンタCTRおよびPSレジスタPSRを介して発振器o
SCの出力したパルス数をサンプリングし、該パルス数
に対応する周波数データを設定するとともに、1回前の
タイマ割込み時の周波数データ(石屑波数データ)に対
する今回の周波数データ(新周波数データ)の変化量を
変化量データとして設定する。この変化量データが所定
閾値以下であれば「ドライバなしJを検出し、該変化量
データが所定閾値を超えると(つまり検出電極ELIと
ボディアースとの間の静電容量が急激に増加すると)「
ドライバあり」を検出する。このとき、新周波数データ
を参照データRefとして更新設定し1次のタイマ割込
みからは、この参照データRefとそのときの新周波数
データとを比較し、新周波数データの示す値が参照デー
タRafを超えると(つまり前記静電容量が減少すると
)「ドライバなし」を検出する。
CPUIのより具体的な動作を、第8図および第9図に
示したフローチャートを参照して説明する。
イグニッションスイッチIGSVが投入されて(ブレー
カ8はノーマル状態)、各部にそれぞれ所定の電圧が供
給されると、CPUIは、内部レジスタ、フラグ、入出
力ポートおよび各構成要素をリセットして初期化する。
この後、0.1秒タイマ3の割込を許可する。
0.1秒タイマ3の割込要求により起動されるタイマ割
込処理を第9図に示した。第9図を参照すると、タイマ
割込処理においては、まずレジスタRaの値をレジスタ
Rhに格納する。このレジスタRaの値は、続いての説
明により明らかになろうが、1回前のタイマ割込時のド
ライバ検出ユニット2の出力周波数データ(つまり0.
1秒前の周波数データ:日周波数データ)である。
続いて出力ポートP4からシフトロードパルス(Hレベ
ル)を出力し、検出ユニット2に備わるPSレジスタP
SRの各ビットに、対応するカウンタCTRより与えら
れている16ビツトのデータをプリセットする。
この後、出力ポートP1からリセッ1〜パルス(Lレベ
ル)を出力してカウンタCTRをリセットする。つまり
、カウンタCTRは、タイマ3の割込発生から次の割込
発生までに発振器○SCが発生したパルス数をカウント
する。
次に、出力ポートP3よりクロックインヒピット信号を
Lレベルに転じて出力する。これにより。
検出ユニット2に備わるPSレジスタPSRは、プリセ
ットしたデータをクロックパルスに同期してシリアル出
力するので、この出力、つまりシリアル入力ポートR1
人力を読み取り1周波数データ(新周波数データ)とし
てレジスタRaに格納する。
レジスタRaに対するデータの格納を終了するとクロッ
クインヒピット信号(ポートP3出力)をHレベルに転
する。
以下のルーチンにおいては、ドライバMANがシートS
TIに着座しているときフラグMをセット(1)し、着
座していないとき該フラグMをリセット(0)する。い
まは、このフラグMをリセット(0)しているものとし
て説明を続ける。
レジスタRaには今回の周波数データ(新周波数データ
)を、レジスタRhには1回前のタイマ割込時の周波数
データ(日周波数データ)を、それぞれ格納しているの
で、レジスタRhの値からレジスタRaの値を減じた値
を変化量データとじてレジスタReに格納し、レジスタ
Raの値を参照データとしてレジスタRefに格納する
。ここで、レジスタRcの値(変化量データ)と閾値C
とを比較する。閾値Cは、発振器oSCの発振周波数を
実測して設定している。
このとき、レジスタReの値(変化量データ)が閾値C
以下であれば、そのままメインルーチンにリターンする
が、ドライバがシートSTIに着座した場合には、検出
電極ELLとボディアースとにより構成されるドライバ
検出コンデンサの静電容量が急激に増加してレジスタR
eの値(変化量データ)が閾値Cを超える。その場合に
は、フラグMをセット(1)する。
フラグMをセット(1)すると1次回からはレジスタR
efの値(参照データ:フラグMセット時に固定)とレ
ジスタRaの値(そのときの新周波数データ)とを比較
する。
ドライバVANがシートST1に着座している間はこの
比較においてレジスタRaの値がレジスタRefの値以
下となるのでフラグMを変更しない。
ドライバVANが降車し、あるいは車内でシートSTI
から離れると(投げ出されると)、ドライバ検出コンデ
ンサの静電容量が再び元の値近くまで減少して発振器○
SCの発振周波数が上昇するので、この比較においてレ
ジスタRaの値(そのときの新局波数データ)がレジス
タRefの値(フラグMのセット時に固定した参照デー
タ)を超える。これによりドライバなしと判定してフラ
グMをリセット(0)する。
このように、タイマ割込処理において検出電極ELLと
ボディアースとの間の静電容量の変化を監視してドライ
バありなしを検出しているので、温湿度や経時変化の影
響で誤検出することがない。
また、この静電容量の変化は人体の誘電率に起因するの
で、シート5Tjlに荷物等が置かれた場合とは大きく
異なり、従来の重量検知式着座スイッチのような誤検出
はない。
再度第8図を参照する。
車輌に強い衝撃力が加えられると、前述したように衝撃
センサユニットGSENで検出して入力ポートR2にL
レベルが印加される。その場合にはソレノイドドライバ
DrvにソレノイドSolの付勢を指示する。ソレノイ
ドSolの付勢によるブレーカ8の動作については前述
したとおりである。
ドライバMANが着座して前述のタイマ割込処理におい
てフラグMをセット(1)すると、フラグFTをセット
(1)していればそれをリセットする。また、ドライバ
席のドアDOR1が開かれて入力ポートR3がLレベル
になっていれば、フラグFAをセット(1)していると
きはそれをリセット(0)しドライバ席ドアが閉じられ
て入力ポートR3がI(レベルになっていれば、フラグ
FAをリセット(0)しているときはそれをセット(1
)する。
前述のタイマ割込処理においてフラグM1をリセット(
0)したとき、フラグFAをリセット(0)していれば
、ドライバVANがドアDOR1を開いて降車した場合
がこれに相当するので、入力ポートR2,R3およびフ
ラグMを監視するループ処理を継続するが、フラグFA
をセット(1)しているときは、ドアDOR1の開操作
がない状態でドライバなしを検出したことになるので、
Tタイマ(内部タイマ)をクリア&スタートする(FT
は繰り返しを避けるためのフラグである)。
Tタイマの値が、ドライバの姿勢変更等のわずかな体の
動きと見做せる時間Tt、h、を超えてなおこの状態、
すなわちフラグMをリセットした状態が継続するようで
あれば、車輌の横転あるいは転落等があってドライバM
ANが投げ出されたものと判定して、ソレノイドドライ
バDrvにソレノイドSolの付勢を指示して処理を終
了する。
ソレノイドSolの付勢により、前述したように、給電
ラインQ1が遮断されて、イグニッション回路を始めと
して全電装品に対する給電がなくなる。
したがフて、ガソリンタンクからガソリンが流出するよ
うなことがあっても電気系統からそれに引火する事故を
防止できる。
なお、上記の実施例においては、ブレーカ8を給電ライ
ンQ1に介挿して、非常時には全電気系統に対する通電
を遮断していたが、部分的に遮断するとともできる。例
えば、エンジンのみを停止する場合には、イグニッショ
ン回路の給電ラインQ2にノーマルオープンのリレーを
介挿し、イグニッションスイッチオンでこれを付勢し、
非常時にこれを消勢すれば良い。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明の車上安全装置によれば、
ドライバありなしを検出する手段および。
車上ドアに開閉を検出する手段を備えて、車上ドア閉を
検出している状態で、ドライバありを検出してからドラ
イバなしを検出すると車輌の給電ラインを遮断する。こ
こで検出している車上ドアの開閉操作がないにもかかわ
らずドライバがシートから離れた状態は、車輌の横転時
や転落時等にドライバが車内でドライバ席から投げ出さ
れると起り得る状態であり、イグニッション回路や、そ
の他の車載電装品の特性に応じて所要のMミラインを遮
断することにより、エンジンや、電装品の動作を停止し
ているので、ガソリン等の流出がある場合にも火災発生
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の車輌のエンジン制御装置の構成を示
すブロック図である。 第2図は第1図に示したブレーカ8の構成を示す部分断
面図である。 第3図は第1図に示した衝撃センサユニットGSENの
一部の衝撃センサG1の構成を示す断面図である。 第4図は車輌の第1図に示したドアカーテシスイッチS
W○、Cが設置される部位の部分断面図である。 第5図はドライバ席のシートST1に備わる検出電極E
LLの配置を示す車輌の部分側面図である。 第6a図はドライバ席のシートSTIの構成を示す部分
破砕斜視図、第6b図は第6a図に示したシートクッシ
ョンSCIのVIB−VIB断面図。 第6c図は第6a図および第6b図に示したシートクッ
ションSCIのトリムアバ−アッセンブリlOの構成を
示す斜視図である。 第7図は第1図に示した発振器○SCの発振周波数fお
よび第1図に示したマイクロコンピュータ1で設定する
参照データRefの時間変化を一例で示すグラフである
。 第8図および第9図は第1図に示したマイクロコンピュ
ータ1の概略動作を示すフローチャートである。 ■=マイクロコンピュータ 2:ドライバ検出ユニット(静電容量検出手段)3:0
.1秒タイマ 1.3:(信号処理手段)  1,2,3:(人員検出
手段)4a、4b :入カパッファ  5:電源ユニッ
ト6:ビックアップコイル 7a、7b:イグニッションコイル 8:ブレーカ(スイッチング手段) 81:押込スイッチ   82:止めピン83:スイッ
チ接点   84:ストッパ85ニブランジヤ IO=トリムカバーアッセンブリ 11:表皮       12:ワディング13:リー
ド線     14:ワディング力バー20:シートク
ッションパッド 21.22:貫通孔    30:パッドサポートDr
v :ソレノイドドライバ Sol :ソレノイド 1 、Drv、Sol : (スイッチング制御手段)
GSEN :衝撃センサ swoc :ドアカーテシスイッチ(ドア開閉検出手段
)CYL :キーシリンダ KEY :イグニッションキー 11.12 :給電ライン(給電ライン)BT=バッテ
リ(車上電源) A+sp :増幅器 CTR:カウンタ    OSC:発振器(発振手段)
PSR:パラレルイン・シリアルアウト・シフトレジス
タ SPI、Sr1 :圧縮コイルスプリングG1:衝撃セ
ンサ    DORI :ドア(車上ドア)STKRニ
ストライカ   FORK :フォークボルトPLA 
:センタビラー STI :ドライバ席のシート(シート)SBI ニジ
−ドパツク  SCI :シートクッション5ill:
ヘッドレスト ELL :検出電極(第1電極) ROOF :ルーフ     Flor :フロアRO
OF、Flor : (第2電極)MへN:ドライバ第
2父 J7図 嶌68図 東6b図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輌のドライバ用シートの人員ありなしを検出す
    る人員検出手段; 車上ドアの開閉を検出するドア開閉検出手段;車上給電
    ラインに介挿されたスイッチング手段;および、 前記ドア開閉検出手段が車上ドア閉を検出している状態
    で、前記人員検出手段が人員ありを検出した後、人員な
    しを検出すると、前記スイッチング手段を給電ライン遮
    断状態に設定するスイッチング制御手段; を備える、車上安全装置。
  2. (2)前記人員検出手段は、前記シートに人員が着座し
    ているとき、少なくともその人員の一部を通る電界を形
    成する第1電極および第2電極;該第1電極と該第2電
    極との間の静電容量を検出する静電容量検出手段;該静
    電容量検出手段の検出した前記第1電極と第2電極との
    間の静電容量を監視し、該静電容量の変化態様から人員
    ありなしを検出する信号処理手段;を備える、前記特許
    請求の範囲第(1)項記載の車上安全装置。
  3. (3)前記信号処理手段は、前記静電容量検出手段が検
    出した前記第1電極と前記第2電極との間の静電容量が
    増加すると人員ありを検出し、該静電容量が減少すると
    人員なしを検出する、前記特許請求の範囲第(2)項記
    載の車上安全装置。
  4. (4)前記信号処理手段は、前記静電容量検出手段が検
    出した前記第1電極と前記第2電極との間の静電容量の
    所定時間当りの増加量が所定値を超えるとき人員ありを
    検出し、その後、該静電容量が減少すると人員なしを検
    出する、前記特許請求の範囲第(3)項記載の車上安全
    装置。
  5. (5)前記静電容量検出手段は、前記第1電極と前記第
    2電極との間の静電容量に応じた周波数の信号を発生す
    る発振手段を備える、前記特許請求の範囲第(2)項記
    載の車上安全装置。
  6. (6)前記発振手段は、前記第1電極と前記第2電極と
    の間の静電容量が増加すると周波数が低くなる信号を発
    生する、前記特許請求の範囲第(5)項記載の車上安全
    装置。
  7. (7)前記第1電極は前記シートの少なくとも一部に装
    着され、前記第2電極は車輌のボディアースである、前
    記特許請求の範囲第(2)項記載の車上安全装置。
  8. (8)前記スイッチング手段は、実質的に車上電源と直
    結された給電ライン、に介挿される、前記特許請求の範
    囲第(1)項記載の車上安全装置。
  9. (9)前記スイッチング制御手段は、前記ドア開閉検出
    手段が車上ドア閉を検出している状態で、前記人員検出
    手段が人員ありを検出した後、所定時間継続して人員な
    しを検出すると、前記スイッチング手段を給電ライン遮
    断状態に設定する、前記特許請求の範囲第(1)項また
    は第(8)項記載の車上安全装置。
JP62065122A 1987-03-19 1987-03-19 車上安全装置 Pending JPS63232051A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513860U (ja) * 1991-08-07 1993-02-23 ホシデン株式会社 サーキツトプロテクタ内蔵カーバツテリープラグ
JP2006071629A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Ad Semicondutor Co Ltd 静電容量変化検出方法及び検出集積回路

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