JPH0513846Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0513846Y2 JPH0513846Y2 JP1986151564U JP15156486U JPH0513846Y2 JP H0513846 Y2 JPH0513846 Y2 JP H0513846Y2 JP 1986151564 U JP1986151564 U JP 1986151564U JP 15156486 U JP15156486 U JP 15156486U JP H0513846 Y2 JPH0513846 Y2 JP H0513846Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stirrup
- cotter
- top surface
- stirrups
- formwork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 13
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 description 15
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 10
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は製造を容易にしたPC梁に関する。
（従来の技術）
従来のPC（プレキヤストコンクリート）小梁
は、第４図に示すように梁Ｂの上端面Baすなわ
ち現場打ちスラブＣとの打継面よりスターラツプ
Ｓの上部Saが突出しているもので、現場でこの
PC小梁をセツトした後に、スターラツプ上部の
角部内側に上端主筋Ｒを配筋して支持している。
そしてこのPC小梁の製造方法は、型枠内に下端
主筋Raと型枠より背の高いスターラツプＳとを
組立てたものをセツトし、この組立鉄筋の両端を
吊つて、型枠底部よりかぶり厚分離し、その後型
枠内にコンクリートを打設し、養生後上端面Ba
をこてならしをするものである。
は、第４図に示すように梁Ｂの上端面Baすなわ
ち現場打ちスラブＣとの打継面よりスターラツプ
Ｓの上部Saが突出しているもので、現場でこの
PC小梁をセツトした後に、スターラツプ上部の
角部内側に上端主筋Ｒを配筋して支持している。
そしてこのPC小梁の製造方法は、型枠内に下端
主筋Raと型枠より背の高いスターラツプＳとを
組立てたものをセツトし、この組立鉄筋の両端を
吊つて、型枠底部よりかぶり厚分離し、その後型
枠内にコンクリートを打設し、養生後上端面Ba
をこてならしをするものである。
（考案が解決しようとする問題点）
従来例によると、梁上面をこてならしをする
際、上面より突出しているスターラツプが邪魔に
なつて、スターラツプ間のこてならしに手間がか
かつていた。また型枠内で、下端主筋とスターラ
ツプとからなる組立鉄筋を吊る工程を必要とし、
その分作業能率の低下を招いていた。さらにスタ
ーラツプの上部が梁上面より突出し、外力により
変形しやすいため、運搬時の取扱いを慎重にしな
ければならなかつた。
際、上面より突出しているスターラツプが邪魔に
なつて、スターラツプ間のこてならしに手間がか
かつていた。また型枠内で、下端主筋とスターラ
ツプとからなる組立鉄筋を吊る工程を必要とし、
その分作業能率の低下を招いていた。さらにスタ
ーラツプの上部が梁上面より突出し、外力により
変形しやすいため、運搬時の取扱いを慎重にしな
ければならなかつた。
本考案の目的は取扱いが簡単で梁の生産性の向
上を図ることができるPC梁を提供することにあ
る。
上を図ることができるPC梁を提供することにあ
る。
（問題点を解決するための手段）
本考案のPC梁は、主筋とこれに掛回してある
スターラツプとを梁内に埋入してあり、上記スタ
ーラツプの上水平部を梁上面と同一レベルに位置
しており、梁上面より長手方向に所定間隔を置い
てコツターを突設しており、上記スターラツプの
背筋ピツチと上記コツターの配設ピツチとを同一
としかつ上記コツターの突設位置が隣接する上記
スターラツプの中間に位置するように設定されて
いるものである。このPC梁には大梁と小梁との
双方が含まれる。
スターラツプとを梁内に埋入してあり、上記スタ
ーラツプの上水平部を梁上面と同一レベルに位置
しており、梁上面より長手方向に所定間隔を置い
てコツターを突設しており、上記スターラツプの
背筋ピツチと上記コツターの配設ピツチとを同一
としかつ上記コツターの突設位置が隣接する上記
スターラツプの中間に位置するように設定されて
いるものである。このPC梁には大梁と小梁との
双方が含まれる。
（実施例）
以下本考案の一実施例を第１図〜第３図を参照
して説明する。
して説明する。
第１図及び第２図において、PC小梁１は内部
に梁主筋２及びこの主筋に掛回したスターラツプ
３とを埋入してある。スターラツプ３の上水平部
３ａは梁上面１ａと同一レベルに位置している。
この梁上面には、長手方向に所定間隔を置いてシ
ヤーコツター４…を突設してある。PC小梁１は
各シヤーコツター４によつて後打ちスラブ５との
一体化を図つている。シヤーコツター４の配設ピ
ツチは、スターラツプ３の背筋ピツチとを同一と
しかつ上記コツターの突設位置が隣接する上記ス
ターラツプの中間に位置するように設定されてい
る。
に梁主筋２及びこの主筋に掛回したスターラツプ
３とを埋入してある。スターラツプ３の上水平部
３ａは梁上面１ａと同一レベルに位置している。
この梁上面には、長手方向に所定間隔を置いてシ
ヤーコツター４…を突設してある。PC小梁１は
各シヤーコツター４によつて後打ちスラブ５との
一体化を図つている。シヤーコツター４の配設ピ
ツチは、スターラツプ３の背筋ピツチとを同一と
しかつ上記コツターの突設位置が隣接する上記ス
ターラツプの中間に位置するように設定されてい
る。
次にPC小梁１の製造方法について説明する。
第３図に示すように、主筋２とスターラツプ３
とを組立てた組立梁鉄筋を型枠Ｋ内に入れ、組立
梁鉄筋の底部を型枠底面Kaに載せる。この型枠
底面にはシヤーコツター４を形成するための凹部
Kbを設けてあるので、凹部両側の突部上にスタ
ーラツプ３を載せて、この突部を上端主筋２ａを
受けるためのスペーサとして利用する。
とを組立てた組立梁鉄筋を型枠Ｋ内に入れ、組立
梁鉄筋の底部を型枠底面Kaに載せる。この型枠
底面にはシヤーコツター４を形成するための凹部
Kbを設けてあるので、凹部両側の突部上にスタ
ーラツプ３を載せて、この突部を上端主筋２ａを
受けるためのスペーサとして利用する。
ついで型枠Ｋ内にコンクリートを打設し、上面
をこてならしする。養生後、脱型すれば、第１図
に示すPC小梁１が製造できる。この小梁の下面
１ｂがこて面となる。
をこてならしする。養生後、脱型すれば、第１図
に示すPC小梁１が製造できる。この小梁の下面
１ｂがこて面となる。
（考案の効果）
本考案によれば、主筋及びスターラツプが梁内
に埋入されており、梁上面よりコツターが突設さ
れており、コツターの配設ピツチはスターラツプ
の配筋ピツチと同一としかつスターラツプの中間
にコツターを配置させている構造であるから、梁
の製造時にコツター用の型枠をスターラツプの受
として利用でき、梁のこて面は平坦で障害物がな
いからこてならし作業がスムーズに行え、しかも
従来のように組立鉄筋を型枠内で吊る工程が省略
できるから、生産性の向上が図れる。また梁の上
面に変形しやすい鉄筋が突出していないので、扱
いが簡単となる。さらに必要に応じて梁にプレス
トレスを導入できる。また梁上面よりコツターを
突設しているので、例えばスラブの施工時にコツ
ターの上面がスラブ主筋受けのスペーサとして利
用できる。
に埋入されており、梁上面よりコツターが突設さ
れており、コツターの配設ピツチはスターラツプ
の配筋ピツチと同一としかつスターラツプの中間
にコツターを配置させている構造であるから、梁
の製造時にコツター用の型枠をスターラツプの受
として利用でき、梁のこて面は平坦で障害物がな
いからこてならし作業がスムーズに行え、しかも
従来のように組立鉄筋を型枠内で吊る工程が省略
できるから、生産性の向上が図れる。また梁の上
面に変形しやすい鉄筋が突出していないので、扱
いが簡単となる。さらに必要に応じて梁にプレス
トレスを導入できる。また梁上面よりコツターを
突設しているので、例えばスラブの施工時にコツ
ターの上面がスラブ主筋受けのスペーサとして利
用できる。
第１図は断面図、第２図は側面断面図、第３図
は製造の一工程を示す断面図、第４図は従来例の
断面図である。 １……PC梁（PC小梁）、１ａ……梁上面、２
……主筋、２ａ……上端主筋、３……スターラツ
プ、３ａ……上水平部、４……コツター（シヤー
コツター）。
は製造の一工程を示す断面図、第４図は従来例の
断面図である。 １……PC梁（PC小梁）、１ａ……梁上面、２
……主筋、２ａ……上端主筋、３……スターラツ
プ、３ａ……上水平部、４……コツター（シヤー
コツター）。
Claims (1)
- 主筋とこれに掛回してあるスターラツプとを梁
内に埋入してあり、上記スターラツプの上水平部
を梁上面と同一レベルに位置してあり、上記梁上
面より長手方向に所定間隔を置いてコツターを突
設してあり、上記スターラツプの配筋ピツチと上
記コツターの配設ピツチとを同一としかつ上記コ
ツターの突設位置が隣接する上記スターラツプの
中間に位置するように設定されていることを特徴
とするPC梁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986151564U JPH0513846Y2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986151564U JPH0513846Y2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6358110U JPS6358110U (ja) | 1988-04-18 |
| JPH0513846Y2 true JPH0513846Y2 (ja) | 1993-04-13 |
Family
ID=31068753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986151564U Expired - Lifetime JPH0513846Y2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513846Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6095050A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-28 | 株式会社長谷川工務店 | 合成スラブ用プレキャスト・スラブ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS524215U (ja) * | 1975-06-25 | 1977-01-12 |
-
1986
- 1986-10-03 JP JP1986151564U patent/JPH0513846Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6095050A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-28 | 株式会社長谷川工務店 | 合成スラブ用プレキャスト・スラブ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6358110U (ja) | 1988-04-18 |
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