JPH05138109A - 植毛加工を施した建材 - Google Patents

植毛加工を施した建材

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JPH05138109A
JPH05138109A JP3317486A JP31748691A JPH05138109A JP H05138109 A JPH05138109 A JP H05138109A JP 3317486 A JP3317486 A JP 3317486A JP 31748691 A JP31748691 A JP 31748691A JP H05138109 A JPH05138109 A JP H05138109A
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JP
Japan
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piles
flocking
coating film
building material
splashes
Prior art date
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Pending
Application number
JP3317486A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuko Sakai
睦子 坂井
Tetsuya Sawada
哲也 沢田
Tadao Iwai
忠雄 岩井
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Individual
Original Assignee
Individual
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/157Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools
    • B23Q3/1578Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools for tool transfer in a machine tool with a horizontal and a vertical spindle; for tool transfer in a machine tool with a spindle having variable orientation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 植毛により断熱性が非常に良好であり、しか
も、植毛の接着性が良好であって、外観上の体裁や植毛
の定着性の確保においても部分貼り様に適し、耐火性に
も優れている植毛加工を施したスチール又は木質建材を
提供する。 【構成】 スチール又は木質建材の地肌の上面に、合成
樹脂塗装により塗膜を形成し、塗膜の上に耐熱性のパイ
ルを植毛した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、植毛加工を施したサ
ッシ部材や車両内装部材、船舶内装部材、板材、その他
各種パーテーションとしての建材に関する。
【0002】
【従来の技術】建材の素材のうち、アルミは、軽量で加
工性が良好であり、しかも、優れた耐久性を備えている
ことから、各種の建材として使用されている。しかし、
熱伝導率が非常に高いために、木材などに比べて断熱性
に劣り、殊にサッシとして使用した場合には、冬季にお
いて寒暖の差により、結露が生じるという難点がある。
また、サッシ等では気密性が良好となる反面、金属のた
め、木のような温もりが感じられないという欠点もあ
る。
【0003】そこで、この発明者等においては、スチー
ルまたは木質素材(木、例えばベニヤ合板など、または
木質プラスチック)を建材として使用することについて
種々検討した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スチールと木質素材の
うち、スチールについては、アルミと同様に木のような
温もりが感じられない。また、アルミ程ではないにして
も、必ずしも断熱性に優れているとは言えない面もあ
る。そこで、スチールの外面にシートやクロス、木の薄
板等を貼り付けることが試みられる。
【0005】しかし、シート等を貼り付けても所望の断
熱性が得られなく、見える箇所全面に貼られるのが普通
であって、部分貼りされることはなく、部分貼りされる
と、色調が異なるスチールの地肌が不体裁に見えること
になるばかりでなく、端から剥がれるおそれがあった。
【0006】また、木材は、建材として使用した場合に
は、火災のときに燃えて仕切りとしての作用を喪失し、
出火箇所から火が早く回って、火の広がりを防止できな
くなることから、耐火性に問題があった。
【0007】この発明は、上記のような実情に鑑みて、
植毛により断熱性が非常に良好であり、しかも、植毛の
接着性が良好であって、外観上の体裁や植毛の定着性の
確保においても部分貼り様に適し、耐火性にも優れてい
る植毛加工を施したスチール又は木質建材を提供するこ
とを目的とした。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、スチール又は木質建材の地肌の上面
に、合成樹脂塗装により塗膜を形成し、塗膜の上に耐熱
性のパイルを植毛して植毛加工を施した建材を構成し
た。
【0010】
【作用】植毛加工を施した建材を上記のように構成した
から、植毛の層に空気が保持されるが、塗膜が主として
熱の伝導を断つために、植毛の層の空気の保温性が良好
となり、そのために、非常に高い断熱性を発揮する。
【0011】塗装については、金属や木材との結合が良
好な塗料が開発されており、その塗料により塗膜を形成
することにより、植毛の定着性を強化することができ
る。そのため、部分貼り様の植毛形態であっても、端か
ら植毛が取れるおそれがない。
【0012】金属表面に強力に結合する塗料としては、
フッ素樹脂やデラクロン(メラミン樹脂加工)、アクリ
ル樹脂等を適当なものとして挙げることができる。
【0013】耐火性については、パイルが耐熱性を有す
るので、火災の際においても、植毛が断熱性を保有し、
木質建材が燃えたり溶解する不都合を極力防止する。
【0014】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0015】図1および図2は、観光バス内のスチール
製の回り縁Aに実施した一例を示したもので、外面の地
肌1に塗膜3を形成し、その塗膜3の上に植毛5が施さ
れている。また、木製例えばベニヤ板製や木質プラスチ
ック製の回り縁にも同様に実施することができる。
【0016】回り縁Aは、スチール板をプレスにより折
り曲げ、外観的に回り縁の形状にしたもので、断面略L
字形に形成するとともに、その一端に壁の内装材7が掛
かる段部片8を、他端に天井材9が掛かる段部片10が
連設される。
【0017】次に、植毛の手順について説明すると、ま
ず、外面にフッ素樹脂の塗料をコーティングにより塗布
し、塗膜3を形成する。
【0018】塗料を乾燥させてから、その塗膜3の上
に、パイル15を付着させるために、接着剤17を塗布
する。それには、スプレーガン、ロール・コーター、ナ
イフ・コーター、浸漬、ハケヌリ等の方法が用いられ
る。
【0019】パイル15の付着には、静電植毛を行な
う。植毛方式には、パイルを下方から上方に飛昇させる
アップーメソウド方式、上方より下方に飛昇させるダウ
ンーメソウド方式、その両方式を同一に行うアップ・ダ
ウンーメソウド方式、横方向に飛昇させるサイドーメソ
ウド方式等がある。
【0020】パイル15の材質については、ナイロンや
炭素繊維等の耐熱性に優れたものが使用される。パイル
の色は、一般的に染料によって着色される。特殊なもの
に、原着染(原料染)と呼ばれるものがあり、これは、
糸を作る段階で顔料が糸に溶かし込まれたものである。
また、光沢については、ブライト(艶あり)、セミダル
(半艶)、ダル(艶消し)の三種がある。このような色
彩や光沢は、下地の塗膜3の色との調和を考慮して選定
される。
【0021】図3は、横方向に長い木質プラスチックの
化粧板Bに実施した例を示したもので、下端に段状に重
ね代19が形成され、外面を地肌1としてその面に植毛
が施されている。
【0022】しかし、重ね代19には植毛を施すことは
必ずしも要しないので、外面の全面には塗膜3が形成さ
れているが、植毛5については、重ね代19の部分を省
いてある。このようにしても、植毛の接着性が良好であ
るので、段部において、植毛5が剥がれるおそれはな
い。
【0023】図4は、合板タイルCに実施した例を示し
たもので、この場合は、外面を地肌1として、その全面
に塗膜3を形成し、周縁部にのみ植毛5を施してある。
この場合は、タイルCが木材であるが、吸湿性がなくな
り、湿気に強い床材や壁材として使用できる。
【0024】植毛をこのように部分的になしても、端か
ら剥がれるおそれがない。また、このように周縁にのみ
施した場合には、タイルの継ぎ目が植毛5により隠れて
見えがたくなり、斬新なデザインで体裁の良いタイル張
りとなる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の植毛加
工を施したスチール又は木質建材によれば、地肌の上面
に塗装により合成樹脂の塗膜を形成し、塗膜の上に耐熱
性のパイルを植毛したから、次のような優れた効果があ
る。
【0026】1)塗膜が主として熱の伝導を断つので、
植毛の層の空気の保温性が良好となり、断熱性が非常に
高い。そこで、サッシであれば、二重サッシや樹脂サッ
シにすることなく、結露を有効に防止できる。また、素
材が木材であっても、湿気に強いパーテーションとして
提供できる。
【0027】2)合成樹脂の塗膜の上に植毛するので、
植毛の定着性を強化することができる。そのため、部分
貼り様の植毛形態であっても、端から植毛が剥がれるお
それがなく、塗膜の色彩と植毛の優美な肌合との調和に
よりデザイン的に優れた建材とすることができる。
【0028】3)塗膜を植毛と同じ色調にしておけば、
仮に植毛が擦り切れたとしても、下地の色合いにより色
が補われるために、目立つことがなく、体裁上において
耐久性が高まる。
【0029】4)パイルが耐熱性を有するので、万一の
火災の際においても、植毛が断熱性を保有し、木質建材
が燃えたり溶解する不都合を防止するため、耐火性が非
常に良好であり、各種建造物の建材ばかりでなく、火災
による被害の大きい船舶の内装にも適している。
【0030】5)不燃性、断熱性、遮音性、吸音性、施
工性、美観性に優れているので、住宅内装材として、特
に、ホームシャッターやAV(音響、映像)ルーム用に
適し、その天井や、床、壁等の主要部材に使用でき、ま
た、工場や、オフィス、テナント間の間仕切りにも適し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す一部切欠した回り縁の斜視図で
ある。
【図2】植毛状態を示す同実施例の一部拡大断面の説明
図である。
【図3】他の実施例を示す一部切欠した化粧板の斜視図
である。
【図4】さらに他の実施例を示す一部切欠したタイルの
斜視図である。
【符号の説明】
A 植毛加工を施したスチール建材としての回り縁 B 植毛加工を施した木質プラスチック建材としての化
粧板 C 植毛加工を施した合板建材としてのタイル 1 地肌 3 塗膜 5 植毛 15 パイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチール又は木質建材の地肌の上面に、
    合成樹脂塗装により塗膜を形成し、塗膜の上に耐熱性の
    パイルを植毛したことを特徴とする植毛加工を施した建
    材。
JP3317486A 1991-11-05 1991-11-05 植毛加工を施した建材 Pending JPH05138109A (ja)

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JP3317486A JPH05138109A (ja) 1991-11-05 1991-11-05 植毛加工を施した建材

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2797414A1 (fr) * 1999-08-10 2001-02-16 Sumitomo Corp Tole d'acier a fibres implantees par voie electrostatique et son procede de production
CN104174568A (zh) * 2014-07-24 2014-12-03 南京航空航天大学 植绒钛合金板材的制备方法
CN104278793A (zh) * 2014-09-28 2015-01-14 安徽易奇软件科技有限公司 植绒镁合金板材及其制备方法

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