JPH05138019A - 吸水性ポリマーを基礎とする水性液用の粉末状吸収剤 - Google Patents
吸水性ポリマーを基礎とする水性液用の粉末状吸収剤Info
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- JPH05138019A JPH05138019A JP4124913A JP12491392A JPH05138019A JP H05138019 A JPH05138019 A JP H05138019A JP 4124913 A JP4124913 A JP 4124913A JP 12491392 A JP12491392 A JP 12491392A JP H05138019 A JPH05138019 A JP H05138019A
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- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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- B01J20/22—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising organic material
- B01J20/26—Synthetic macromolecular compounds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 荷重を加えた状態における水の吸収性を向上
させた粉末状の吸収剤を得ることを目的とする。 【構成】 この発明は、50乃至99、好ましくは少な
くとも80モル%が中和されている、重量100部当た
り少なくとも0,2当量のカルボキシル基を有する吸水
性の粉末状ポリマを基礎とする水のような液体用の粉末
状吸収物質に関する。この吸収物質は吸水性カルボキシ
ル基含有ポリマをN−(ヒドロキシアルキル)β−(メ
ト)−アラニンエステルまたはその重縮合物質で処理す
ることによって得られる。この物質用の溶媒としては水
が使用されるがこれは混合物の加熱によって蒸発する水
と混和可能の有機希釈剤または非蒸発性のそれ、即ちポ
リマ中に残留する希釈剤のどちらかを有する。
させた粉末状の吸収剤を得ることを目的とする。 【構成】 この発明は、50乃至99、好ましくは少な
くとも80モル%が中和されている、重量100部当た
り少なくとも0,2当量のカルボキシル基を有する吸水
性の粉末状ポリマを基礎とする水のような液体用の粉末
状吸収物質に関する。この吸収物質は吸水性カルボキシ
ル基含有ポリマをN−(ヒドロキシアルキル)β−(メ
ト)−アラニンエステルまたはその重縮合物質で処理す
ることによって得られる。この物質用の溶媒としては水
が使用されるがこれは混合物の加熱によって蒸発する水
と混和可能の有機希釈剤または非蒸発性のそれ、即ちポ
リマ中に残留する希釈剤のどちらかを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体液の様な水または水
溶液との接触で生じない吸水性ポリマを基礎とする水性
液用の粉末状吸収材、即ち、前記吸水性ポリマーは膨潤
したゲル粒子のバリアを形成して更に液体を吸収する事
を妨害せず、これらはポリマーがおむつまたは自制不能
な対象物に使用されたとき、相当な割合で生じる荷重下
での吸収能力を維持するものに関する。
溶液との接触で生じない吸水性ポリマを基礎とする水性
液用の粉末状吸収材、即ち、前記吸水性ポリマーは膨潤
したゲル粒子のバリアを形成して更に液体を吸収する事
を妨害せず、これらはポリマーがおむつまたは自制不能
な対象物に使用されたとき、相当な割合で生じる荷重下
での吸収能力を維持するものに関する。
【0002】
【従来の技術】吸水性ポリマーの製造は公知である。炭
化水素中でアクリル酸と、アルカリまたはアンモニウム
アクリレートの逆サスペンジョン(inverse s
uspension)重合およびポリマーのクロスリン
クによる典型的な吸水性ポリマー粒子の製造法は米国特
許明細書第4、698、404号に記載されている。欧
州特許出願第A10205674号明細書にはクロスリ
ンク作用を有する薬品の存在の下に酸基を事実上含有す
るモノマーの溶液重合が記載されている。ポリマの酸基
が少なくとも27%中性化され、またポリマゲルが乾燥
された後、吸水性ポリマーが得られるがこれは強いゲル
強度を有し、抽出可能組成分が僅かである。欧州特許出
願第A20312952号明細書には分散クロスリンキ
ング剤の存在下で少なくとも20%中性化されたカルボ
キシル基含有モノマーの重合を記載している。
化水素中でアクリル酸と、アルカリまたはアンモニウム
アクリレートの逆サスペンジョン(inverse s
uspension)重合およびポリマーのクロスリン
クによる典型的な吸水性ポリマー粒子の製造法は米国特
許明細書第4、698、404号に記載されている。欧
州特許出願第A10205674号明細書にはクロスリ
ンク作用を有する薬品の存在の下に酸基を事実上含有す
るモノマーの溶液重合が記載されている。ポリマの酸基
が少なくとも27%中性化され、またポリマゲルが乾燥
された後、吸水性ポリマーが得られるがこれは強いゲル
強度を有し、抽出可能組成分が僅かである。欧州特許出
願第A20312952号明細書には分散クロスリンキ
ング剤の存在下で少なくとも20%中性化されたカルボ
キシル基含有モノマーの重合を記載している。
【0003】アクリル酸が少なくとも20%中和されて
いるアクリル酸含有モノマー溶液の連続的共重合が欧州
特許出願第A20280541号明細書に記載されてい
る。アクリルアミド共重合体のクロスリンクした加水分
解物、クロスリンクしたアクリロニトリル共重合体の加
水分解物、クロスリンクした部分的に中和されたアクリ
ル酸ポリマーから成る群から選択された吸水性ポリマ
ー、またはこれらをその特定な機能に適合させる為にポ
リマーはしばしば二次処理を行う。
いるアクリル酸含有モノマー溶液の連続的共重合が欧州
特許出願第A20280541号明細書に記載されてい
る。アクリルアミド共重合体のクロスリンクした加水分
解物、クロスリンクしたアクリロニトリル共重合体の加
水分解物、クロスリンクした部分的に中和されたアクリ
ル酸ポリマーから成る群から選択された吸水性ポリマ
ー、またはこれらをその特定な機能に適合させる為にポ
リマーはしばしば二次処理を行う。
【0004】欧州特許第0009977号と00017
06号は例えば、血液中の分散性を改良する為に疎水性
化合物またはポリエーテルで粒状吸水ポリマーの表面被
覆を行うことを記載している。米国特許第458730
8号明細書にはジグリサイドエーテル、多価金属塩また
はハロゲンエポキシ化合物による、若干膨潤した形に分
散した吸水性ポリマーの二次クロスリンクを記載してい
る。ドイツ公開公報(オッフェンレーグンクスシュリフ
ト、ドイツ特許出願の出版物)第3429379号明細
書は、親水性、反応性、オレフィン含有不飽和のモノマ
ー、またはそのポリマー、およびクロスリンク剤によっ
て吸水性樹脂を含浸することによって得られる吸水性樹
脂を記載している。
06号は例えば、血液中の分散性を改良する為に疎水性
化合物またはポリエーテルで粒状吸水ポリマーの表面被
覆を行うことを記載している。米国特許第458730
8号明細書にはジグリサイドエーテル、多価金属塩また
はハロゲンエポキシ化合物による、若干膨潤した形に分
散した吸水性ポリマーの二次クロスリンクを記載してい
る。ドイツ公開公報(オッフェンレーグンクスシュリフ
ト、ドイツ特許出願の出版物)第3429379号明細
書は、親水性、反応性、オレフィン含有不飽和のモノマ
ー、またはそのポリマー、およびクロスリンク剤によっ
て吸水性樹脂を含浸することによって得られる吸水性樹
脂を記載している。
【0005】米国特許第4666975号明細書はジグ
リサイドエーテルとの反応によって懸濁液中での吸水性
ポリマーのポストクロスリンケージを記載している。英
国特許第2119384A号は吸水性ポリマーの粒子表
面への2次クロスリンケージを請求範囲に記載している
が、そのカルボキシル基は多官能基化合物例えばポリオ
ールまたはポリアミンなどでその50ないし99%が中
和されている。ポリオール溶液によるポリマー表面の2
次クロスリンケージはドイツ公開公報第3523617
号明細書に記載されている。後処理がポリマーに行われ
るがそのカルボキシル基は50ないし99モル%まで水
と親水性有機溶媒の存在下で中和されている。
リサイドエーテルとの反応によって懸濁液中での吸水性
ポリマーのポストクロスリンケージを記載している。英
国特許第2119384A号は吸水性ポリマーの粒子表
面への2次クロスリンケージを請求範囲に記載している
が、そのカルボキシル基は多官能基化合物例えばポリオ
ールまたはポリアミンなどでその50ないし99%が中
和されている。ポリオール溶液によるポリマー表面の2
次クロスリンケージはドイツ公開公報第3523617
号明細書に記載されている。後処理がポリマーに行われ
るがそのカルボキシル基は50ないし99モル%まで水
と親水性有機溶媒の存在下で中和されている。
【0006】これらの全ての工程はポリマー粒子層中へ
の液体の運搬の改善または膨潤後におむつ中の膨潤ポリ
マー上の例えば幼児の身体による圧力の印加によって貯
蔵した液体を放出しない様なポリマーの提供をするもの
である。しかし、吸水性ポリマー層の中への液体の輸送
を改善しまたはポリマーが自由に即ち荷重なしで膨潤し
得るときに相当な圧力の下で液体を保持するポリマーの
能力を持たせる事のみならず、荷重に対してすら液体を
吸収し得る吸水性ポリマーを提供する事が目的である。
この特別の吸収特性が欧州特許第0339461号明細
書中で圧力/荷重の下での吸収と表現されている。
の液体の運搬の改善または膨潤後におむつ中の膨潤ポリ
マー上の例えば幼児の身体による圧力の印加によって貯
蔵した液体を放出しない様なポリマーの提供をするもの
である。しかし、吸水性ポリマー層の中への液体の輸送
を改善しまたはポリマーが自由に即ち荷重なしで膨潤し
得るときに相当な圧力の下で液体を保持するポリマーの
能力を持たせる事のみならず、荷重に対してすら液体を
吸収し得る吸水性ポリマーを提供する事が目的である。
この特別の吸収特性が欧州特許第0339461号明細
書中で圧力/荷重の下での吸収と表現されている。
【0007】50乃至99モル%が中和された形態を有
するカルボキシル基を含有する吸水性ポリマは、荷重の
下で低い吸水性を有する吸水性ポリマーをN−(ヒドロ
キシルアルキル)β−(メタ)−アラニンエステルで処
理するかおよび/またはそれらの重縮合製品を加熱する
事によって荷重の下での高い吸水性が得られる事が判明
している。
するカルボキシル基を含有する吸水性ポリマは、荷重の
下で低い吸水性を有する吸水性ポリマーをN−(ヒドロ
キシルアルキル)β−(メタ)−アラニンエステルで処
理するかおよび/またはそれらの重縮合製品を加熱する
事によって荷重の下での高い吸水性が得られる事が判明
している。
【0008】ポリオールまたはアミノアルコールによっ
て80モル%以上中和したカルボキシル基含有ポリマー
の高温2次処理は改良された特徴を有する製品を生じな
いか或いは実用上意味のない状態でしか改善されない
が、これとは対称的に、N−(ヒドロキシルアルキル)
β−(メタ)−アラニンエステルで80モル%以上中和
した前記ポリマーを処理するかおよび/またはそれらの
重縮合製品を高温で処理すると荷重の下での膨潤容量が
増加する事が更に発見されている。
て80モル%以上中和したカルボキシル基含有ポリマー
の高温2次処理は改良された特徴を有する製品を生じな
いか或いは実用上意味のない状態でしか改善されない
が、これとは対称的に、N−(ヒドロキシルアルキル)
β−(メタ)−アラニンエステルで80モル%以上中和
した前記ポリマーを処理するかおよび/またはそれらの
重縮合製品を高温で処理すると荷重の下での膨潤容量が
増加する事が更に発見されている。
【0009】
【発明の開示】吸水性ポリマのN−(ヒドロキシルアル
キル)β−(メタ)−アラニンエステルによる2次処理
および/またはそれによって得られるポリアミドまたは
そのポリアミドエーテルの付加的な技術的長所は、後処
理材料の分子的に等しい(molarly ident
ical)フィードストック(feedstock)に
伴う低い後処理温度または同一温度での短い2次処理期
間が製品特性の改良に必要であると言う事の結果である
が、これは英国特許第2119384号およびドイツ特
許公開第3533617号に記載の方法によるポリオー
ルまたはアルカノールアミンの使用とは対称的である。
キル)β−(メタ)−アラニンエステルによる2次処理
および/またはそれによって得られるポリアミドまたは
そのポリアミドエーテルの付加的な技術的長所は、後処
理材料の分子的に等しい(molarly ident
ical)フィードストック(feedstock)に
伴う低い後処理温度または同一温度での短い2次処理期
間が製品特性の改良に必要であると言う事の結果である
が、これは英国特許第2119384号およびドイツ特
許公開第3533617号に記載の方法によるポリオー
ルまたはアルカノールアミンの使用とは対称的である。
【0010】N−(ヒドロキシルアルキル)β−(メ
タ)−アラニンエステルの製造および室温でのポリアミ
ドまたはポリアミドエーテルの形成は既に詳細に「ジャ
−ナルオブ ポリマ サイエンス」パートA−1、第5
巻、1195−1207(1968)および第7巻88
9−898(1969)に記載されている。製造はアル
カノールまたはアルカノールアミンのアクリル酸エステ
ルでのミハエル(Michael)反応によって行われ
る。
タ)−アラニンエステルの製造および室温でのポリアミ
ドまたはポリアミドエーテルの形成は既に詳細に「ジャ
−ナルオブ ポリマ サイエンス」パートA−1、第5
巻、1195−1207(1968)および第7巻88
9−898(1969)に記載されている。製造はアル
カノールまたはアルカノールアミンのアクリル酸エステ
ルでのミハエル(Michael)反応によって行われ
る。
【0011】本発明によって使用されるN−(ヒドロキ
シルアルキル)β−(メタ)−アラニンエステルおよび
/又はそれらの重縮合製品の量は吸水性ポリマーの10
0部に対して0.001乃至5重量部である。5重量部
以上を使用すると、ポリマーの吸水能力(保持性)の低
下が大きくなり過ぎる。チャージが0.001重量部以
下となると荷重の下での吸水性が改善されない。本発明
による後処理剤は水溶液の状態で使用される。水はN−
(ヒドロキシルアルキル)β−(メタ)−アラニンエス
テルのアルコール不溶性の固体ポリアミドの溶解を行わ
せ、更に、同時に後処理剤の水吸収性のポリマー粒子内
への媒体の作用を行う。水の量は水吸収性のポリマーの
100重量部当たり0.1乃至5重量部である。
シルアルキル)β−(メタ)−アラニンエステルおよび
/又はそれらの重縮合製品の量は吸水性ポリマーの10
0部に対して0.001乃至5重量部である。5重量部
以上を使用すると、ポリマーの吸水能力(保持性)の低
下が大きくなり過ぎる。チャージが0.001重量部以
下となると荷重の下での吸水性が改善されない。本発明
による後処理剤は水溶液の状態で使用される。水はN−
(ヒドロキシルアルキル)β−(メタ)−アラニンエス
テルのアルコール不溶性の固体ポリアミドの溶解を行わ
せ、更に、同時に後処理剤の水吸収性のポリマー粒子内
への媒体の作用を行う。水の量は水吸収性のポリマーの
100重量部当たり0.1乃至5重量部である。
【0012】処理されていない吸水性のポリマーは後処
理剤の水溶液と接触されるので付加水溶性有機希釈剤を
吸水性ポリマーの100重量部当たり0.2乃至10重
量部の量を使用する。以下の物質が水溶性有機希釈剤と
して使用される。 a)前記混合物の加熱によって2次処理剤と吸水性ポリ
マーの溶液から蒸発するもの、例えばCナンバー1−4
の単官能アルコール、アセトン、グリコールエーテル、
グリコールエステル、および/または、 b)加熱によって蒸発せずポリマー粒子上またはその中
に残留するもの、例えばブチロラクトン、ブチロラクタ
ム、乳酸、ジアセチン。
理剤の水溶液と接触されるので付加水溶性有機希釈剤を
吸水性ポリマーの100重量部当たり0.2乃至10重
量部の量を使用する。以下の物質が水溶性有機希釈剤と
して使用される。 a)前記混合物の加熱によって2次処理剤と吸水性ポリ
マーの溶液から蒸発するもの、例えばCナンバー1−4
の単官能アルコール、アセトン、グリコールエーテル、
グリコールエステル、および/または、 b)加熱によって蒸発せずポリマー粒子上またはその中
に残留するもの、例えばブチロラクトン、ブチロラクタ
ム、乳酸、ジアセチン。
【0013】元来、a)に記載の希釈剤は可燃性で大気
中に放出してならない爆発性混合物を形成するので、こ
れらは吸水性ポリマーの2次処理を行う時に何等かの技
術的対策を必要とする。また、b)に記載の希釈剤はポ
リマー中に残留し、特別な保護対策を必要としない。し
かしこれらは、2次処理で大量に使用すると後処理済ポ
リマーの吸水能力に悪影響を及ぼす可能性がある。 添
加水溶性有機希釈剤の量は使用する水の量に依存する。
その量は、水吸収性ポリマーと混合の後できた製品が取
扱い容易で、膠着性の粒子を含まない様に決定すべきで
ある。準備した溶液は粉末状の吸水性のカルボキシル基
含有ポリマーと混合し、次に加熱する。粉末状のポリマ
ーはエマルジョン化した水溶性モノマー溶液の重合によ
って得られる球状のものでも、例えば、50乃至99モ
ル%のアルカリアクリレートと、50乃至1モル%のア
クリル酸と、0.01乃至0.5重量%のクロスリンク
作用を有する物質から成る30%モノマー溶液の溶剤重
合によって得られる不規則な形の形状を有していてもよ
い。処理すべき吸水性ポリマーの粒子サイズは0.05
乃至1mm、好ましくは0.1乃至0.8mmを数え
る。
中に放出してならない爆発性混合物を形成するので、こ
れらは吸水性ポリマーの2次処理を行う時に何等かの技
術的対策を必要とする。また、b)に記載の希釈剤はポ
リマー中に残留し、特別な保護対策を必要としない。し
かしこれらは、2次処理で大量に使用すると後処理済ポ
リマーの吸水能力に悪影響を及ぼす可能性がある。 添
加水溶性有機希釈剤の量は使用する水の量に依存する。
その量は、水吸収性ポリマーと混合の後できた製品が取
扱い容易で、膠着性の粒子を含まない様に決定すべきで
ある。準備した溶液は粉末状の吸水性のカルボキシル基
含有ポリマーと混合し、次に加熱する。粉末状のポリマ
ーはエマルジョン化した水溶性モノマー溶液の重合によ
って得られる球状のものでも、例えば、50乃至99モ
ル%のアルカリアクリレートと、50乃至1モル%のア
クリル酸と、0.01乃至0.5重量%のクロスリンク
作用を有する物質から成る30%モノマー溶液の溶剤重
合によって得られる不規則な形の形状を有していてもよ
い。処理すべき吸水性ポリマーの粒子サイズは0.05
乃至1mm、好ましくは0.1乃至0.8mmを数え
る。
【0014】材料と吸水性ポリマーの溶液から成る混合
物は通常のミキサ、例えば家庭用のものによって研究室
内で製造される。大量生産に当たっては、連続してまた
は間欠的に動作するブレードミキサまたはパドルミキサ
が使用される。材料溶液は材料粉末中にまたは材料の流
れの中に一様に混合される。溶解した、希釈した材料と
吸水性ポリマーの混合物は次に100乃至250℃、好
ましくは150乃至210℃に加熱する。加熱温度と時
間とは材料の量に依存するが、一般に処理時間は少なく
とも5分から1時間を数える。材料の量、供給モード、
および処理温度は、好ましくは処理工程が工程の連続的
な経過を可能とする、即ち、必要とする昇温時間がドラ
イヤおよびその後のクーラ内での停滞時間が長すぎるこ
とのないように定める。適当するドライヤは、例えば、
ドライングキャビネットまたはデイスクドライヤであ
る。膨潤後乾燥した印象を与え、バリアを形成して液体
の侵入を妨げない、高い吸収性で外部荷重に抗して吸収
する吸水性ポリマーが得られる。従って、本発明による
ポリマーはこれを紙、不織紙およびおむつ構造の間に挿
入するのに特に適している。
物は通常のミキサ、例えば家庭用のものによって研究室
内で製造される。大量生産に当たっては、連続してまた
は間欠的に動作するブレードミキサまたはパドルミキサ
が使用される。材料溶液は材料粉末中にまたは材料の流
れの中に一様に混合される。溶解した、希釈した材料と
吸水性ポリマーの混合物は次に100乃至250℃、好
ましくは150乃至210℃に加熱する。加熱温度と時
間とは材料の量に依存するが、一般に処理時間は少なく
とも5分から1時間を数える。材料の量、供給モード、
および処理温度は、好ましくは処理工程が工程の連続的
な経過を可能とする、即ち、必要とする昇温時間がドラ
イヤおよびその後のクーラ内での停滞時間が長すぎるこ
とのないように定める。適当するドライヤは、例えば、
ドライングキャビネットまたはデイスクドライヤであ
る。膨潤後乾燥した印象を与え、バリアを形成して液体
の侵入を妨げない、高い吸収性で外部荷重に抗して吸収
する吸水性ポリマーが得られる。従って、本発明による
ポリマーはこれを紙、不織紙およびおむつ構造の間に挿
入するのに特に適している。
【0015】得られた後処理ポリマーは次のようにして
試験する。 1)液体吸収 吸水性ポリマーのグラム当たりの液体の吸収量を測定す
る。秤量したポリマー量をテイーバッグ中に入れて塩化
ナトリウムの0.9%溶液中に浸せきする。吸収した量
は10分後テイーバッグを23cmの直径の遠心分離器
中に5分間1400回/分で遠心分離した後定量し、テ
イーバッグ材料中に吸収された液量は差し引く。 吸収量(g/g)=(吸収後の保持量(g)−テイーバ
ッグ重量(g))÷(保有量) ポリマーの
重量(g)
試験する。 1)液体吸収 吸水性ポリマーのグラム当たりの液体の吸収量を測定す
る。秤量したポリマー量をテイーバッグ中に入れて塩化
ナトリウムの0.9%溶液中に浸せきする。吸収した量
は10分後テイーバッグを23cmの直径の遠心分離器
中に5分間1400回/分で遠心分離した後定量し、テ
イーバッグ材料中に吸収された液量は差し引く。 吸収量(g/g)=(吸収後の保持量(g)−テイーバ
ッグ重量(g))÷(保有量) ポリマーの
重量(g)
【0016】2)荷重の下の液体吸収 荷重の下の液体吸収量(AUL)は欧州特許第0339
461号第7頁に説明の方法で定量する。秤量した部分
のスーパーアブソーバ−を、ふるいを底部とする円筒状
の容器に入れて粉末を20g/cm2の圧力を及ぼすパ
ンチで歪力を加える。次に円筒をデマンド−アブソーバ
ンシー−試験装置(DAT)に置いてスーパーアブソー
バ−に0.9%NaCl溶液を吸収させる。
461号第7頁に説明の方法で定量する。秤量した部分
のスーパーアブソーバ−を、ふるいを底部とする円筒状
の容器に入れて粉末を20g/cm2の圧力を及ぼすパ
ンチで歪力を加える。次に円筒をデマンド−アブソーバ
ンシー−試験装置(DAT)に置いてスーパーアブソー
バ−に0.9%NaCl溶液を吸収させる。
【0017】3)剪断率 剪断率は板−板−形状のカリ−メド−ストレス−レオメ
ータ(Carri−Med−Stress−Rheom
eter)によって測定する。剪断率の定量の為、1g
の水吸収樹脂に28gの0.9%NaCl溶液を1時間
吸収させ、次に剪断率を膨潤ゲル中で周波数(0.1−
10Hz)に依存して測定する。10Hzでの値がスト
レージ率GとしてN/m2で表示される。
ータ(Carri−Med−Stress−Rheom
eter)によって測定する。剪断率の定量の為、1g
の水吸収樹脂に28gの0.9%NaCl溶液を1時間
吸収させ、次に剪断率を膨潤ゲル中で周波数(0.1−
10Hz)に依存して測定する。10Hzでの値がスト
レージ率GとしてN/m2で表示される。
【0018】
【実施例】本発明は以下の例示によって更に詳細に例示
されよう。 1.)水吸収用のポリマーの本発明によって使用される
薬剤の製造(N−(ヒドロキシルアルキル)β−(メ
タ)−アラニンエステルおよびその重縮合): a)薬剤A 10gのエチルアクリレートと10gのエタノールとを
フラスコ内に秤量し、6.15gのエタノールアミンを
攪拌の下で加える。加熱した溶液を15時間放置して反
応を終了させる。 b)薬剤B 10gのメルアクリレートと6.15gのエタノールア
ミンを攪拌下で15時間40℃で反応させる。 c)薬剤C フラスコ中に13gの2−ヒドロキシプロピルアクリレ
ートと10gのエタノールを6.2gのエタノールアミ
ンと室温で攪拌混入する。溶液は18時間放置して反応
を完了させる。
されよう。 1.)水吸収用のポリマーの本発明によって使用される
薬剤の製造(N−(ヒドロキシルアルキル)β−(メ
タ)−アラニンエステルおよびその重縮合): a)薬剤A 10gのエチルアクリレートと10gのエタノールとを
フラスコ内に秤量し、6.15gのエタノールアミンを
攪拌の下で加える。加熱した溶液を15時間放置して反
応を終了させる。 b)薬剤B 10gのメルアクリレートと6.15gのエタノールア
ミンを攪拌下で15時間40℃で反応させる。 c)薬剤C フラスコ中に13gの2−ヒドロキシプロピルアクリレ
ートと10gのエタノールを6.2gのエタノールアミ
ンと室温で攪拌混入する。溶液は18時間放置して反応
を完了させる。
【0019】d)薬剤D 透明な溶液である薬剤Aを室温で14日間放置する。こ
の期間中にアルコールまたは水に溶解可能な細かい白色
の沈殿物が形成される。一様にした懸濁液がポリマの処
理に使用される。 e)薬剤E 100gのエチルアクリレートと100gのエタノール
とを攪拌フラスコ中で61gのエタノールアミンと混合
し、80℃の温度の浴中で20ミリバールの圧力下で回
転エバポレータ中で18時間置いた後透明な溶液を揮発
成分から分離する。室温で僅かに混濁し粘度の高いオイ
ルが得られるがこれは放置中にワックス状になる。 f)薬剤F 100gのエチルアクリレートを61gのモノエタノー
ルアミンを有する200mlのメタノールに攪拌フラス
コ中で加え、混合物を8時間攪拌する。800mlのメ
タノールと14gの25%カリウムメチレート溶液を攪
拌フラスコ中に加え、80時間攪拌を継続する。出来た
白色の沈殿物を濾過し500mlのメタノール中で攪拌
して再度濾過する。フィルターケーキを50℃、25ミ
リバールで乾燥する。73.2gの白色粉末が得られる
が、これは195ないし203℃で溶融する。 g)薬剤G 1000mlのテトラヒドロフランを攪拌フラスコ中に
置く;14gの25%カリウムメチレート液と62gの
モノエタノールアミンと、100gのエチルアクリレー
トとを攪拌下で加える。最初に透明な溶液は混濁し次に
ソフトな重縮合物が反応器の底部に沈下する。表面に浮
かぶ溶液は流しだし粘性のある重縮合物を接着性の揮発
成分から25ミリバール、50℃で分離する。全アミ
ン:2.8ミリモル/g.
の期間中にアルコールまたは水に溶解可能な細かい白色
の沈殿物が形成される。一様にした懸濁液がポリマの処
理に使用される。 e)薬剤E 100gのエチルアクリレートと100gのエタノール
とを攪拌フラスコ中で61gのエタノールアミンと混合
し、80℃の温度の浴中で20ミリバールの圧力下で回
転エバポレータ中で18時間置いた後透明な溶液を揮発
成分から分離する。室温で僅かに混濁し粘度の高いオイ
ルが得られるがこれは放置中にワックス状になる。 f)薬剤F 100gのエチルアクリレートを61gのモノエタノー
ルアミンを有する200mlのメタノールに攪拌フラス
コ中で加え、混合物を8時間攪拌する。800mlのメ
タノールと14gの25%カリウムメチレート溶液を攪
拌フラスコ中に加え、80時間攪拌を継続する。出来た
白色の沈殿物を濾過し500mlのメタノール中で攪拌
して再度濾過する。フィルターケーキを50℃、25ミ
リバールで乾燥する。73.2gの白色粉末が得られる
が、これは195ないし203℃で溶融する。 g)薬剤G 1000mlのテトラヒドロフランを攪拌フラスコ中に
置く;14gの25%カリウムメチレート液と62gの
モノエタノールアミンと、100gのエチルアクリレー
トとを攪拌下で加える。最初に透明な溶液は混濁し次に
ソフトな重縮合物が反応器の底部に沈下する。表面に浮
かぶ溶液は流しだし粘性のある重縮合物を接着性の揮発
成分から25ミリバール、50℃で分離する。全アミ
ン:2.8ミリモル/g.
【0020】2)本発明による吸水性ポリマーの処理: 例1および2および比較例1乃至3 0.9%NaCl溶液に対する吸収性40.0g/g,
荷重下での吸収性(AUL)6.9g/gを有する、
0.25重量%(アクリル酸に対して)のトリメチロー
ル−プロパン−トリアクリレートの存在下で90モル%
ナトリウムアクリレートと10モル%のアクリル酸の2
9モル%モノマー溶液の重合によって得られた粒度寸法
0.2乃至0.8mmの吸水性ポリマー。100gの吸
水性ポリマーを500mlのプラスチックカップに入れ
てシングルアームの家庭用ミキサを用いて強い撹拌の下
に後処理剤、水、および有機希釈剤(量は表1に記載)
とを約3分以内混合する。混合物はガラス皿の上に厚さ
5ないし10mmの層に拡げて還流空気ドライヤで加熱
する。乾燥期間と温度並びに試験結果は表1に示す。エ
タノールアミンとグリセロールとが比較例において原料
剤として使用された。
荷重下での吸収性(AUL)6.9g/gを有する、
0.25重量%(アクリル酸に対して)のトリメチロー
ル−プロパン−トリアクリレートの存在下で90モル%
ナトリウムアクリレートと10モル%のアクリル酸の2
9モル%モノマー溶液の重合によって得られた粒度寸法
0.2乃至0.8mmの吸水性ポリマー。100gの吸
水性ポリマーを500mlのプラスチックカップに入れ
てシングルアームの家庭用ミキサを用いて強い撹拌の下
に後処理剤、水、および有機希釈剤(量は表1に記載)
とを約3分以内混合する。混合物はガラス皿の上に厚さ
5ないし10mmの層に拡げて還流空気ドライヤで加熱
する。乾燥期間と温度並びに試験結果は表1に示す。エ
タノールアミンとグリセロールとが比較例において原料
剤として使用された。
【0021】
【表1】
【0022】例3乃至5 モノマー混合物が70モル%のナトリウムアクリレート
と30モル%のアクリル酸から成る事を別として例1に
記載の溶液重合よって得られた粒子寸法0.15乃至
0.8mmのポリマー。このポリマーは吸水量39.5
g/gでAUL7.6g/gを有する。この粉末状ポリ
マー100gを処方Fの溶液に混合して加熱する。処理
条件と試験結果とは表2に示す。
と30モル%のアクリル酸から成る事を別として例1に
記載の溶液重合よって得られた粒子寸法0.15乃至
0.8mmのポリマー。このポリマーは吸水量39.5
g/gでAUL7.6g/gを有する。この粉末状ポリ
マー100gを処方Fの溶液に混合して加熱する。処理
条件と試験結果とは表2に示す。
【0023】
【表2】
【0024】例.6 例3に使用した水吸収性ポリマー100gを0.1gの
薬剤E、2gの水および1.0gの2−ピロリドンの溶
液に例1のように混合して加熱した。(表3参照)
薬剤E、2gの水および1.0gの2−ピロリドンの溶
液に例1のように混合して加熱した。(表3参照)
【0025】
【表3】
【0026】例7乃至12および比較例4 混合物は例3によって100gのポリマーで準備した
が、条件、2次処理剤、処理温度および時間は表4に示
す。
が、条件、2次処理剤、処理温度および時間は表4に示
す。
【0027】
【表4】
【0028】例.13 例3に使用した水吸収性ポリマー(G=1800N/m
2)100gを後処理剤Dの一様な懸濁液1.05gの
溶液5.05g、水2g、およびメタノール2.0gと
混合し還流空気ドライヤで加熱した。(表5参照)
2)100gを後処理剤Dの一様な懸濁液1.05gの
溶液5.05g、水2g、およびメタノール2.0gと
混合し還流空気ドライヤで加熱した。(表5参照)
【0029】
【表5】
【0030】例.14乃至16 カルボキシル基が60%中和された形を示し粒子寸法が
0.2乃至0.85mmのクロスリンクしたポリアクリ
ル酸で、FRG,クレフェルド、のヒェミッシェファブ
リクシュトックハウゼンGMBH製の商標名FAVOR
922の100gを薬剤Aの2.0gの水と2.0gの
メタノール中への溶液に例1の様に混合し、還流空気ド
ライヤ中で加熱した。(表6参照)
0.2乃至0.85mmのクロスリンクしたポリアクリ
ル酸で、FRG,クレフェルド、のヒェミッシェファブ
リクシュトックハウゼンGMBH製の商標名FAVOR
922の100gを薬剤Aの2.0gの水と2.0gの
メタノール中への溶液に例1の様に混合し、還流空気ド
ライヤ中で加熱した。(表6参照)
【0031】
【表6】
【0032】例.17 粒子寸法0.15乃至0.85mmの吸水性ポリマーで
あって、70モル%のナトリウムアクリレートの29%
溶液と30モル%のアクリル酸と、0.17重量%のト
リメチロール−プロパン−トリアクリレート(アクリル
酸に対して)の重合によって作られ、吸水量44.8g
/gでAUL7.2g/gのものをドライスミキサに準
備した。1.5gの薬剤E、30gの水、および15g
の2−ピロリドンを小滴として移動粉末ベッドに加え
た。その結果の混合物を210℃に予熱した自由落下ミ
キサ中で加熱した。加熱時間、温度、および試験結果を
表7に示す。
あって、70モル%のナトリウムアクリレートの29%
溶液と30モル%のアクリル酸と、0.17重量%のト
リメチロール−プロパン−トリアクリレート(アクリル
酸に対して)の重合によって作られ、吸水量44.8g
/gでAUL7.2g/gのものをドライスミキサに準
備した。1.5gの薬剤E、30gの水、および15g
の2−ピロリドンを小滴として移動粉末ベッドに加え
た。その結果の混合物を210℃に予熱した自由落下ミ
キサ中で加熱した。加熱時間、温度、および試験結果を
表7に示す。
【0033】
【表7】
【0034】例.18 例3で使用した吸水性のポリマー100gを0.3gの
薬剤Gの2.0gの水と2.8gのメタノールの溶液中
に混合し、この混合物をガラス皿の上に拡げて190℃
の乾燥キャビネット中に15分貯蔵した。室温に冷却さ
れた製品は膨潤中ブロック(block)せず、AUL
33.5g/gと吸水量37.7g/gを有した。
薬剤Gの2.0gの水と2.8gのメタノールの溶液中
に混合し、この混合物をガラス皿の上に拡げて190℃
の乾燥キャビネット中に15分貯蔵した。室温に冷却さ
れた製品は膨潤中ブロック(block)せず、AUL
33.5g/gと吸水量37.7g/gを有した。
【0035】例.19 例3で使用した吸水性のポリマー100gを0.1gの
薬剤Eの2.0gの水と1.0gのジアセトンの溶液中
に混合した。粉末状の製品は190℃に予熱した乾燥キ
ャビネット中に置いた。冷却後、AUL29.9g/g
が測定された。
薬剤Eの2.0gの水と1.0gのジアセトンの溶液中
に混合した。粉末状の製品は190℃に予熱した乾燥キ
ャビネット中に置いた。冷却後、AUL29.9g/g
が測定された。
【0036】例.20 粒子寸法0.15乃至0.80mmのクロスリンク吸水
性ポリマーと例3に示す化合物が使用された。ポリマは
吸水性35.5g/g、AUL9.4g/gと、ストレ
ージ(storage)率2600N/m2を有した。
希釈剤としてエタノールを使用しないで薬剤Aと同様に
製造した薬品1.5gと、水30gと、ジアセトン30
gとの混合物を例17に記載の要領で1500gの粉末
状のポリマーと混合して加熱した。183乃至185℃
で20分の加熱期間の後ポリマーは次の特性を示した。 吸水量=31.7g/g AUL=31.1g/g G´ =5300N/m2
性ポリマーと例3に示す化合物が使用された。ポリマは
吸水性35.5g/g、AUL9.4g/gと、ストレ
ージ(storage)率2600N/m2を有した。
希釈剤としてエタノールを使用しないで薬剤Aと同様に
製造した薬品1.5gと、水30gと、ジアセトン30
gとの混合物を例17に記載の要領で1500gの粉末
状のポリマーと混合して加熱した。183乃至185℃
で20分の加熱期間の後ポリマーは次の特性を示した。 吸水量=31.7g/g AUL=31.1g/g G´ =5300N/m2
【0037】例.21 カルボキシル基が70モル%中和された形を有し、吸水
量47.5g/g、AUL8.4g/gを示すクロスリ
ンクポリアクリル酸の100gを例20の処理混合物の
4.1gで処理し、240℃に予熱した乾燥キャビネッ
ト中で10分間層の厚さ3mmで貯蔵した。得られたポ
リマーは吸水量35.5g/gとAUL24.4g/g
を示す。明細書と例示とは例示的なものであり、本発明
を限定するものではなく、本発明の精神と範囲内でその
他の実施例が当業者によって暗示される事と理解された
い。
量47.5g/g、AUL8.4g/gを示すクロスリ
ンクポリアクリル酸の100gを例20の処理混合物の
4.1gで処理し、240℃に予熱した乾燥キャビネッ
ト中で10分間層の厚さ3mmで貯蔵した。得られたポ
リマーは吸水量35.5g/gとAUL24.4g/g
を示す。明細書と例示とは例示的なものであり、本発明
を限定するものではなく、本発明の精神と範囲内でその
他の実施例が当業者によって暗示される事と理解された
い。
【0038】
【発明の効果】上記のごとく本発明により、荷重が加え
られた状態における水の吸収性が極めて勝れた粉末状の
吸収剤を供給することが出来る。
られた状態における水の吸収性が極めて勝れた粉末状の
吸収剤を供給することが出来る。
Claims (8)
- 【請求項1】 吸水性粉末ポリマ−を基礎とし、重量1
00部当たり少なくとも0.2当量のカルボキシル基を
有しその50ないし99モル%が中和された形である少
なくとも1種の吸水性カルボキシル基含有ポリマーの1
00部と a)0.001乃至5重量部、好ましくは0.005乃
至2重量部のN−(ヒドロキシアルキル)β−(メタ)
−アラニンエステルおよび/または b)0.001乃至5重量部、好ましくは0.05乃至
2重量部のa)の重縮合物の、 c)0.1乃至5重量部の水と、更に、 d1)0.2乃至10重量部の、混合物の加熱によって
蒸発する水混和性有機希釈剤および/または、 d2)0.2乃至10重量部の、混合物の加熱によって
蒸発しない水と混和する有機希釈剤 との混合物を生成し加熱して得られる吸水性ポリマーを
基礎とする水性液用の粉末状吸収剤。 - 【請求項2】 請求項1記載の混合物を100乃至25
0℃に加熱して得られる請求項1記載の吸水性ポリマー
を基礎とする水性液用の粉末状吸水剤。 - 【請求項3】 請求項1記載の混合物を150乃至21
0℃に加熱して得られる請求項1記載の吸水性ポリマー
を基礎とする水性液用の粉末状吸水剤。 - 【請求項4】 ヒドロキシ−C1−C6−アルキル基に
よって窒素原子置換したβ−(メタ)−アラニン−エス
テルの使用によって得られる請求項1乃至3のいずれか
1項記載の吸水性ポリマーを基礎とする水性液用の粉末
状吸水剤。 - 【請求項5】 N−(ヒドロキシアルキル)置換β−
(メタ)アラニン−C1−C6−アルキルエステルまた
は−C1−C6−ヒドロキシアルアルキルエステルの使
用によって得られる請求項1乃至4のいずれか1項記載
の吸水性ポリマーを基礎とする水性液用の粉末状吸水
剤。 - 【請求項6】 N−(ヒドロキシアルキル)β−(メ
タ)−アラニンエステルの水溶性ポリアミドの使用によ
って得られる請求項1乃至5の任意1項記載の吸水性ポ
リマーを基礎とする水性液用の粉末状吸水剤。 - 【請求項7】 N−(ヒドロキシアルキル)β−(メ
タ)−アラニンエステルの水溶性ポリアミドエ−テルの
使用によって得られる請求項1乃至5のいずれか1項記
載の吸水性ポリマーを基礎とする水性液用の粉末状吸水
剤。 - 【請求項8】 少なくとも80モル%のポリマーが中和
されている請求項1乃至7のいずれか1項記載の吸水性
ポリマーを基礎とする水性液用の粉末状吸水剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4116428.8-43 | 1991-05-18 | ||
DE4116428A DE4116428C2 (de) | 1991-05-18 | 1991-05-18 | Pulverförmiges Absorptionsmittel für wässrige Flüssigkeiten auf Basis eines wasserquellbaren Polymeren |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05138019A true JPH05138019A (ja) | 1993-06-01 |
JP3177859B2 JP3177859B2 (ja) | 2001-06-18 |
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JP12491392A Expired - Fee Related JP3177859B2 (ja) | 1991-05-18 | 1992-05-18 | 吸水性ポリマーを基礎とする水性液用の粉末状吸収剤 |
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---|---|
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DE (2) | DE4116428C2 (ja) |
DK (1) | DK0514724T3 (ja) |
ES (1) | ES2036159T3 (ja) |
GR (1) | GR930300012T1 (ja) |
TW (1) | TW203619B (ja) |
Cited By (1)
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DE19825486C2 (de) | 1998-06-08 | 2000-07-06 | Stockhausen Chem Fab Gmbh | Wasserabsorbierende Polymere mit supramolekularen Hohlraummolekülen, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung |
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DE19909653A1 (de) | 1999-03-05 | 2000-09-07 | Stockhausen Chem Fab Gmbh | Pulverförmige, vernetzte, wässrige Flüssigkeiten sowie Blut absorbierende Polymere, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
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1991
- 1991-05-18 DE DE4116428A patent/DE4116428C2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1992-05-08 DE DE59200265T patent/DE59200265D1/de not_active Expired - Fee Related
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