JPH05137706A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents
磁気共鳴イメージング装置Info
- Publication number
- JPH05137706A JPH05137706A JP3309129A JP30912991A JPH05137706A JP H05137706 A JPH05137706 A JP H05137706A JP 3309129 A JP3309129 A JP 3309129A JP 30912991 A JP30912991 A JP 30912991A JP H05137706 A JPH05137706 A JP H05137706A
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- JP
- Japan
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- coil
- coils
- magnetic resonance
- resonance imaging
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のコイルを同時に選択して広い視野で撮
影をし、被検者の目的部位に対応するコイルを探し出
し、対応するコイルで小領域の効率的な撮影を可能にす
る磁気共鳴イメージング装置を提供する。 【構成】 天板上に配置された複数の表面コイル2を制
御系4で任意選択し、選択された複数又は単数の表面コ
イルの同調を同調系5で調整し、同調された信号を加算
処理系6で加算することにより、複数のコイルで広い視
野を撮影することが可能となる。この際、各表面コイル
2は天板1の上方5cm〜10cmの位置においてMR信号
の受信感度を均一に得る一定の間隔をあけて連続配置す
る。
影をし、被検者の目的部位に対応するコイルを探し出
し、対応するコイルで小領域の効率的な撮影を可能にす
る磁気共鳴イメージング装置を提供する。 【構成】 天板上に配置された複数の表面コイル2を制
御系4で任意選択し、選択された複数又は単数の表面コ
イルの同調を同調系5で調整し、同調された信号を加算
処理系6で加算することにより、複数のコイルで広い視
野を撮影することが可能となる。この際、各表面コイル
2は天板1の上方5cm〜10cmの位置においてMR信号
の受信感度を均一に得る一定の間隔をあけて連続配置す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、核磁気共鳴(MR)
信号を高感度で受信する複数の表面コイルを備えた磁気
共鳴イメージング装置に関する。
信号を高感度で受信する複数の表面コイルを備えた磁気
共鳴イメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージング装置では、人体の
部位ごとにMR信号の最適な受信効率を得るため、SN
比(信号対雑音比)が高く、優れた空間解像力を有する
表面コイルを使用する場合がある。この表面コイルは天
板上の適当な位置に設置し、その上に被検者の目的部位
を載せ、被検者に誘起されたMR信号の検出を行うもの
である。かかるMR信号に基づいて画像処理系で画像再
構成処理が行われ、表示系で所定の断層画像が表示でき
るようになっている。
部位ごとにMR信号の最適な受信効率を得るため、SN
比(信号対雑音比)が高く、優れた空間解像力を有する
表面コイルを使用する場合がある。この表面コイルは天
板上の適当な位置に設置し、その上に被検者の目的部位
を載せ、被検者に誘起されたMR信号の検出を行うもの
である。かかるMR信号に基づいて画像処理系で画像再
構成処理が行われ、表示系で所定の断層画像が表示でき
るようになっている。
【0003】しかし、上記表面コイルは撮影視野が狭い
ため、目ざす体の組織にできるだけ接近させて設置する
必要があり、被検者に対するコイル当て位置の再変更が
頻繁になされる等、被検者の位置決めが困難で不便であ
るとい問題がある。
ため、目ざす体の組織にできるだけ接近させて設置する
必要があり、被検者に対するコイル当て位置の再変更が
頻繁になされる等、被検者の位置決めが困難で不便であ
るとい問題がある。
【0004】このような不便を解消するため、天板上に
複数のコイルを相互に部分的に重なり合うように配置
し、MR信号を受信するコイルを一つ選択する選択手段
と、選択手段により選択されたコイルの同調を調整する
同調手段とを有する磁気共鳴装置(特開昭63−203
147号公報)が、本発明者によって提案されている。
これにより被検者を天板上に載置させた状態で目的部位
の効率的な断層撮影が可能となった。
複数のコイルを相互に部分的に重なり合うように配置
し、MR信号を受信するコイルを一つ選択する選択手段
と、選択手段により選択されたコイルの同調を調整する
同調手段とを有する磁気共鳴装置(特開昭63−203
147号公報)が、本発明者によって提案されている。
これにより被検者を天板上に載置させた状態で目的部位
の効率的な断層撮影が可能となった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記磁
気共鳴装置では、複数のコイルを同時選択して広い視野
で撮影をした後、これに基づいて目的部位を探し出し、
この目的部位のコイルだけを選択して高感度の断層撮影
をするという効率的な操作ができないという問題があ
る。これは選択手段で同時に複数のコイルを選択する
と、図7の等信号強度線Hに示すようにコイル20が重
なり合っている部分の上方5cm〜10cm程度の位置にお
いて均一な受信感度が得られないことが原因となってい
る。。
気共鳴装置では、複数のコイルを同時選択して広い視野
で撮影をした後、これに基づいて目的部位を探し出し、
この目的部位のコイルだけを選択して高感度の断層撮影
をするという効率的な操作ができないという問題があ
る。これは選択手段で同時に複数のコイルを選択する
と、図7の等信号強度線Hに示すようにコイル20が重
なり合っている部分の上方5cm〜10cm程度の位置にお
いて均一な受信感度が得られないことが原因となってい
る。。
【0006】この発明は、これらの問題を解決するため
になされたもので、複数のコイルを同時に選択して広い
視野で撮影をし、目的部位に対応するコイルを探し出し
た後、そのコイルで小領域の効率的な撮影を可能にする
磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的とす
る。
になされたもので、複数のコイルを同時に選択して広い
視野で撮影をし、目的部位に対応するコイルを探し出し
た後、そのコイルで小領域の効率的な撮影を可能にする
磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による磁気共鳴
イメージング装置は、寝台の天板上に配置させる複数の
表面コイルと、任意の表面コイルを単数又は複数選択す
る選択手段と、選択手段に選択された表面コイルの同調
を調整する同調手段と、各同調手段により同調された信
号を加算する加算処理手段とを備え、各表面コイルは、
天板の上方5cm〜10cmの位置においてMR信号の受信
感度を均一に得る一定の間隔をあけて連続配置したこと
を特徴とする。
イメージング装置は、寝台の天板上に配置させる複数の
表面コイルと、任意の表面コイルを単数又は複数選択す
る選択手段と、選択手段に選択された表面コイルの同調
を調整する同調手段と、各同調手段により同調された信
号を加算する加算処理手段とを備え、各表面コイルは、
天板の上方5cm〜10cmの位置においてMR信号の受信
感度を均一に得る一定の間隔をあけて連続配置したこと
を特徴とする。
【0008】かかる装置の表面コイルを長方形表面コイ
ルにする場合は、脊椎等の撮影を可能にするため、被検
者の体側方向に対する長さを10cm〜20cm、体軸方向
に対する長さを10cm〜20cmにすると良い。又、円形
表面コイルにする場合は、直径を10cm〜20cmにする
と良い。
ルにする場合は、脊椎等の撮影を可能にするため、被検
者の体側方向に対する長さを10cm〜20cm、体軸方向
に対する長さを10cm〜20cmにすると良い。又、円形
表面コイルにする場合は、直径を10cm〜20cmにする
と良い。
【0009】
【作用】上記手段の磁気共鳴イメージング装置によれ
ば、選択手段により任意の複数の表面コイルが選択され
ると、選択された表面コイルの同調が同調手段によりな
され、かかる表面コイルの上面から5cm〜10cm離れた
位置で均一な受信感度が得られる。各同調手段から送出
される信号は加算処理手段で加算された後、画像処理手
段等で画像再構成され、被検者の断層画像が広い視野で
得られる。この断層画像から目的部位を探し出し、この
目的部位に対応した位置の表面コイルを選択手段により
選択すると、選択された表面コイルだけが同調手段で同
調され、その表面コイルの設置小領域における断層画像
が高感度で得られる。
ば、選択手段により任意の複数の表面コイルが選択され
ると、選択された表面コイルの同調が同調手段によりな
され、かかる表面コイルの上面から5cm〜10cm離れた
位置で均一な受信感度が得られる。各同調手段から送出
される信号は加算処理手段で加算された後、画像処理手
段等で画像再構成され、被検者の断層画像が広い視野で
得られる。この断層画像から目的部位を探し出し、この
目的部位に対応した位置の表面コイルを選択手段により
選択すると、選択された表面コイルだけが同調手段で同
調され、その表面コイルの設置小領域における断層画像
が高感度で得られる。
【0010】
【実施例】以下、図面を使用してこの発明による磁気共
鳴イメージング装置の一実施例を説明する。
鳴イメージング装置の一実施例を説明する。
【0011】図1はこの実施例の磁気共鳴イメージング
装置の要部であるMR信号の受信系統の構成を示す図で
ある。
装置の要部であるMR信号の受信系統の構成を示す図で
ある。
【0012】この磁気共鳴イメージング装置のMR信号
の受信系統の構成は、寝台の天板1の上に配置させる複
数の表面コイル2と、オペレーターが入力系3を操作す
ることにより、選択した単数又は複数の表面コイル2に
指令信号を送出する制御系4と、制御系4から指令信号
を受けて表面コイル2の同調を調整するチューニング回
路及びMR信号の前置増幅等をするプリアンプ等を備え
た同調系5と、同調系5で同調された信号を加算する加
算処理系6とからなっている。そして、加算処理系6の
後段には画像再構成をする信号処理系7、再構成された
画像を表示する表示系8が設けられている。
の受信系統の構成は、寝台の天板1の上に配置させる複
数の表面コイル2と、オペレーターが入力系3を操作す
ることにより、選択した単数又は複数の表面コイル2に
指令信号を送出する制御系4と、制御系4から指令信号
を受けて表面コイル2の同調を調整するチューニング回
路及びMR信号の前置増幅等をするプリアンプ等を備え
た同調系5と、同調系5で同調された信号を加算する加
算処理系6とからなっている。そして、加算処理系6の
後段には画像再構成をする信号処理系7、再構成された
画像を表示する表示系8が設けられている。
【0013】本実施例で用いる信号受信コイルは、被検
者の胸椎、腰椎の撮影に用いるためのもので、4個の長
方形表面コイルにより構成され、図2に示す寝台の天板
1の上にコイル保護材10を介して配置される。これら
表面コイル2を複数同時に使用すれば、図3に示す被検
者Pの体軸方向のA−A断面や体側方向のB−B断面を
容易に撮影することができる。
者の胸椎、腰椎の撮影に用いるためのもので、4個の長
方形表面コイルにより構成され、図2に示す寝台の天板
1の上にコイル保護材10を介して配置される。これら
表面コイル2を複数同時に使用すれば、図3に示す被検
者Pの体軸方向のA−A断面や体側方向のB−B断面を
容易に撮影することができる。
【0014】一般に円形表面コイルによってMR信号を
受信することができる範囲は、コイルと同じ直径の半球
にほぼ相当する空間であることが知られている。このた
め、皮膚下5cm〜10cm程度の位置にある腰椎、胸椎を
撮影するには、表面コイル2の体側方向(B−B方向)
の長さを10cm〜20cm前後、各表面コイルの体軸方向
(A−A方向)の長さを10cm〜20cm前後にしなけれ
ばならない。又、図6の等信号強度線Hに示すように、
隣接する二以上の表面コイル2を使用した際、各表面コ
イル2の上面より5cm〜10cmで均一な信号強度を得る
為には、表面コイル2の各コイル線間の距離(l)を
0.1cm〜2cm程度にすれば良いことが本発明者により
確認された。
受信することができる範囲は、コイルと同じ直径の半球
にほぼ相当する空間であることが知られている。このた
め、皮膚下5cm〜10cm程度の位置にある腰椎、胸椎を
撮影するには、表面コイル2の体側方向(B−B方向)
の長さを10cm〜20cm前後、各表面コイルの体軸方向
(A−A方向)の長さを10cm〜20cm前後にしなけれ
ばならない。又、図6の等信号強度線Hに示すように、
隣接する二以上の表面コイル2を使用した際、各表面コ
イル2の上面より5cm〜10cmで均一な信号強度を得る
為には、表面コイル2の各コイル線間の距離(l)を
0.1cm〜2cm程度にすれば良いことが本発明者により
確認された。
【0015】従って、胸椎から腰椎までの長さは60cm
前後であることを考慮し、本実施例では各表面コイル2
の体軸方向の長さを14cmにし、各コイル線間に1cmの
間隔をあけ、4個の表面コイル2を天板1の上に設置さ
せることにした。
前後であることを考慮し、本実施例では各表面コイル2
の体軸方向の長さを14cmにし、各コイル線間に1cmの
間隔をあけ、4個の表面コイル2を天板1の上に設置さ
せることにした。
【0016】又、各表面コイル2は近接して並べられて
いるため、MR信号を受信するに当たり、各表面コイル
2の間に相互インダクタンスが生じるので、これを相殺
するコンデンサー回路7を隣接した表面コイル2の接続
配線間に設けている。 一方、図を省略した全身用のコ
イルによって励起用RFパルスを印加した場合、表面コ
イルが全身用コイルの中にあると、それを打ち消す方向
に電流が流れて、RFパルスの印加効率を低下させる現
象が起きる。本実施例では、これを防ぐために各表面コ
イルに阻止回路8を設けている。この阻止回路8は、表
面コイル2のコイルル線を切断するもので、RFパルス
が印加された場合にコイル線を切断してこれに起電力が
生じないようにし、MR信号を受信する場合にはこれを
接続してコイルとして機能させる。
いるため、MR信号を受信するに当たり、各表面コイル
2の間に相互インダクタンスが生じるので、これを相殺
するコンデンサー回路7を隣接した表面コイル2の接続
配線間に設けている。 一方、図を省略した全身用のコ
イルによって励起用RFパルスを印加した場合、表面コ
イルが全身用コイルの中にあると、それを打ち消す方向
に電流が流れて、RFパルスの印加効率を低下させる現
象が起きる。本実施例では、これを防ぐために各表面コ
イルに阻止回路8を設けている。この阻止回路8は、表
面コイル2のコイルル線を切断するもので、RFパルス
が印加された場合にコイル線を切断してこれに起電力が
生じないようにし、MR信号を受信する場合にはこれを
接続してコイルとして機能させる。
【0017】尚、本実施例ではコンデンサー回路7や阻
止回路8を天板1の上の体側方向に配置し、コイルの撮
影領域を有効に確保できるようにしている。又、信号線
やコントロール線等のケーブル9は被検者Pの邪魔にな
らないようにするため、被検者Pの体軸方向から取り出
せるよう、天板の長手方向に沿って配置する。かかるケ
ーブル9を体側側に取り出せない場合は、ケーブルをL
字状に体軸側に曲げることができるケーブル固定具を天
板1の体側側端部に設けると良い。
止回路8を天板1の上の体側方向に配置し、コイルの撮
影領域を有効に確保できるようにしている。又、信号線
やコントロール線等のケーブル9は被検者Pの邪魔にな
らないようにするため、被検者Pの体軸方向から取り出
せるよう、天板の長手方向に沿って配置する。かかるケ
ーブル9を体側側に取り出せない場合は、ケーブルをL
字状に体軸側に曲げることができるケーブル固定具を天
板1の体側側端部に設けると良い。
【0018】本装置を使用する場合は、図4に示すよう
に各表面コイル2をコイル保護用カバー11で覆って保
護する。このコイル保護用カバー11の表面には、各表
面コイル2の位置確認ができるように体軸ラインを表す
マーク11aと体側方向の端部を表すマーク11bが設
けられている。従って、オペレータが被検者Pを天板1
の上に設置する際、これらマーク11a、11bを確認
すれば、予め病変があると思われる被検者Pの部位を表
面コイル2の中心に設定することができる。
に各表面コイル2をコイル保護用カバー11で覆って保
護する。このコイル保護用カバー11の表面には、各表
面コイル2の位置確認ができるように体軸ラインを表す
マーク11aと体側方向の端部を表すマーク11bが設
けられている。従って、オペレータが被検者Pを天板1
の上に設置する際、これらマーク11a、11bを確認
すれば、予め病変があると思われる被検者Pの部位を表
面コイル2の中心に設定することができる。
【0019】尚、被検者Pの腰部を撮影する場合、天板
1の上に被検者Pを仰向けに寝かせると、その背中と表
面コイル2の上面との間には隙間が生じる。この隙間は
被検者を不安定にさせる原因となり、アーチファクトと
を生じさせたり、特に腰痛の被検者には苦痛を与えるこ
とになる。このため本実施例では図5に示すように、そ
の隙間にスポンジ製の緩衝材12を設けて、天板1の上
に被検者を安定させて配置できるようにしている。
1の上に被検者Pを仰向けに寝かせると、その背中と表
面コイル2の上面との間には隙間が生じる。この隙間は
被検者を不安定にさせる原因となり、アーチファクトと
を生じさせたり、特に腰痛の被検者には苦痛を与えるこ
とになる。このため本実施例では図5に示すように、そ
の隙間にスポンジ製の緩衝材12を設けて、天板1の上
に被検者を安定させて配置できるようにしている。
【0020】上記磁気共鳴イメージング装置を使用して
被検者Pの病変を見つけるには、先ず連続して設置され
た複数の表面コイル2を同時に選択してA−A断面の広
い視野で撮影をする。この広い視野で病変がB−B断面
にあったことを確認した場合、次にその断面に対応する
表面コイル2だけを選択してA−A断面及びB−B断面
を撮影する。これにより病変部においてSN比の高い画
像が容易に得られるようになる。
被検者Pの病変を見つけるには、先ず連続して設置され
た複数の表面コイル2を同時に選択してA−A断面の広
い視野で撮影をする。この広い視野で病変がB−B断面
にあったことを確認した場合、次にその断面に対応する
表面コイル2だけを選択してA−A断面及びB−B断面
を撮影する。これにより病変部においてSN比の高い画
像が容易に得られるようになる。
【0021】
【発明の効果】この発明の磁気共鳴イメージング装置で
は、複数のコイルを同時に選択して広い視野で撮影を
し、目的部位に対応するコイルを探し出した後、そのコ
イルで小領域の効率的な撮影ができるので、S/N比が
高く、解像度の良い画像を簡単に得るられ、撮影時間の
短縮化をも図ることができる。又、各表面コイルの配置
等が工夫され、広い視野でMR信号の受信感度の均一性
を保持することができるので、脊椎等の広い視野の検査
精度をも高めることができる。
は、複数のコイルを同時に選択して広い視野で撮影を
し、目的部位に対応するコイルを探し出した後、そのコ
イルで小領域の効率的な撮影ができるので、S/N比が
高く、解像度の良い画像を簡単に得るられ、撮影時間の
短縮化をも図ることができる。又、各表面コイルの配置
等が工夫され、広い視野でMR信号の受信感度の均一性
を保持することができるので、脊椎等の広い視野の検査
精度をも高めることができる。
【図1】この発明の磁気共鳴イメージング装置の一実施
例の要部を示す図である。
例の要部を示す図である。
【図2】同実施例の装置に用いるコイル保護材を示す図
である。
である。
【図3】同実施例の装置における天板上に被検者を載せ
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図4】同実施例の装置に用いるコイル保護用カバーを
示す図である。
示す図である。
【図5】同実施例の装置に用いる緩衝材の使用状態を示
す図である。
す図である。
【図6】同実施例の装置における等信号強度線を示す図
である。
である。
【図7】従来の装置における等信号強度線を示す図であ
る。
る。
1 天板 2 表面コイル 4 制御系 5 同調系 6 加算処理系 9 ケーブル 10 コイル保護材 11 コイル保護用カバー 12 緩衝材
Claims (3)
- 【請求項1】寝台の天板上に配置させる複数の表面コイ
ルと、任意の表面コイルを単数又は複数選択する選択手
段と、選択手段に選択された表面コイルの同調を調整す
る同調手段と、各同調手段により同調された信号を加算
する加算処理手段とを備え、 各表面コイルは、天板の上方5cm〜10cmの位置におい
てMR信号の受信感度を均一に得る一定の間隔をあけて
連続配置したことを特徴とする磁気共鳴イメージング装
置。 - 【請求項2】表面コイルは、被検者の体側方向に対する
長さを10cm〜20cm、体軸方向に対する長さを10cm
〜20cmの長方形表面コイルとした請求項1記載の磁気
共鳴イメージング装置。 - 【請求項3】表面コイルは、直径10cm〜20cmの円形
表面コイルとした請求項1記載の磁気共鳴イメージング
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3309129A JPH05137706A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 磁気共鳴イメージング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3309129A JPH05137706A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 磁気共鳴イメージング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05137706A true JPH05137706A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17989249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3309129A Pending JPH05137706A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 磁気共鳴イメージング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05137706A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10290793A (ja) * | 1997-04-18 | 1998-11-04 | Ge Yokogawa Medical Syst Ltd | 磁気共鳴撮像方法および装置 |
JP2008283994A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Hitachi Medical Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
GB2449945A (en) * | 2007-06-09 | 2008-12-10 | Christopher Childs | Decorative, combined photograph and mount |
JP2009106480A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Hitachi Medical Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP3309129A patent/JPH05137706A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10290793A (ja) * | 1997-04-18 | 1998-11-04 | Ge Yokogawa Medical Syst Ltd | 磁気共鳴撮像方法および装置 |
JP2008283994A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Hitachi Medical Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
GB2449945A (en) * | 2007-06-09 | 2008-12-10 | Christopher Childs | Decorative, combined photograph and mount |
JP2009106480A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Hitachi Medical Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
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