JPH05137666A - シートペーパー自動供給装置におけるシートペーパー吸着構造 - Google Patents

シートペーパー自動供給装置におけるシートペーパー吸着構造

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JPH05137666A
JPH05137666A JP30509791A JP30509791A JPH05137666A JP H05137666 A JPH05137666 A JP H05137666A JP 30509791 A JP30509791 A JP 30509791A JP 30509791 A JP30509791 A JP 30509791A JP H05137666 A JPH05137666 A JP H05137666A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet paper
toilet seat
seat body
sheet
casing
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Application number
JP30509791A
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English (en)
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Osamu Hashimoto
橋本  修
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、シートペーパー自動供給装置にお
けるシートペーパー吸着構造に関する。 【構成】 本発明では、機能部ケーシング中に収納した
シートペーパーを、シートペーパー繰出機構部を介して
便座本体上に繰出すようにしたシートペーパー自動供給
装置において、繰出されたシートペーパーを便座本体に
吸着するための吸着手段を設けたことを特徴とするシー
トペーパー自動供給装置におけるシートペーパー吸着構
造を提供せんとするものである。 【効果】 本発明によれば、シートペーパーが繰出され
た後は、吸気作用や静電気により便座上に直接吸着保持
されるのでシートペーパーがより確実に便座上に保持さ
れ、便座上よりずれたりすることがない。また、ペーパ
ーの保持手段として吸着手段を用いたことにより、シー
トペーパーを強制的に排除した場合において、機能部ケ
ーシング内では、機械的にクランプされていないため紙
片などが残らず、常に機能部ケーシング内の作動が円滑
に行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートペーパー自動供
給装置におけるシートペーパー吸着構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、便座上にシートペーパーを載置す
る手段としては、シートペーパー収納部に収納したシー
トペーパーを、シートペーパー繰出機構部に設けたシー
トペーパー繰出ローラと押えローラで挾持して、各ロー
ラの回転により、シートペーパーを便座上に繰出し、シ
ートペーパー切断機構部にて切断し、シートペーパー切
断機構部内に配設された可動プレート及び、揺動プレー
トと協働してシートペーパーをクランプし、繰出された
シートペーパーを便座上に固定していた。
【0003】そして、使用者が用を足した後、便座より
離れると、着座検出手段が検出し、クランプを解除し
て、使用後のシートペーパーを洗浄水とともに排除する
ようにしたものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかるシー
トペーパーの便座上での固定手段では、下記のような欠
点を有していた。
【0005】即ち、機能部ケーシング内でシートペーパ
ーの末端部における切断部分をクランプして、便座上に
シートペーパーを固定しているだけでは、便座上でず
れ、ひいては便鉢内あるいは横方向にはみ出たりする等
の欠点があった。
【0006】また、詰まったシートペーパーを強制的に
排除する際に、シートペーパーの後端はクランプされて
いるため、紙片がケーシング内に残ったりする等の欠点
も有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、機能部ケー
シング中に収納したシートペーパーを、シートペーパー
繰出機構部を介して便座本体に繰出すようにしたシート
ペーパー自動供給装置において、繰出されたシートペー
パーを吸着するための吸着手段を設けたことを特徴とす
るシートペーパー自動供給装置におけるシートペーパー
吸着構造を提供せんとするものである。
【0008】また、吸着手段としては、便座本体にシー
トペーパーを吸着保持するように構成したこと、及び機
能部ケーシング内のシートペーパー送出路にシートペー
パーの後端部を吸着保持するように構成したことにも特
徴を有する。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0010】図1は本発明に係る便器を正面側から見た
斜視図、図2は同側面図、図3は各機能部分の配置を示
すための断面正面図、図4は同側面図である。
【0011】図1〜図4において、10は便器本体、Aは
シートペーパー自動供給装置Bを具備するシートペーパ
ー自動供給便座である。
【0012】まず、シートペーパー自動供給装置Bにつ
いて説明する。
【0013】図1〜図3に示すように、シートペーパー
自動供給装置Bは、機能部14と便座本体11で構成され、
機能部14は便器本体10の後部に載設されており、便座本
体11は機能部14に設けた枢軸13によって便器本体10上に
開閉自在に載置されている。機能部14は図3、図4に示
すように、便器本体10の後部に取り付けた機能部ケーシ
ング15と、同機能部ケーシング15内に配設したシートペ
ーパー繰出機構部C、シートペーパー切断機構部D、シ
ートペーパーロール収納部E、制御部F、操作部Gとで
構成されている。
【0014】機能部ケーシング15は、内部にシートペー
パー繰出機構部Cやシートペーパー切断機構部D等を内
蔵した下部ケーシング16と、同下部ケーシング16の上縁
に嵌合連結され、内部にシートペーパーロール収納部E
を内蔵した上部ケーシング17で構成されている。
【0015】下部ケーシング16は、図3及び図4に示す
ように、左右側壁18,19 及び前後壁20,21 とで上方開放
の略箱形状に形成されており、前壁20にシートペーパー
送出口8aを形成している。
【0016】また、下部ケーシング16の内部には、図3
で示すように、同ケーシング16の左右両側にそれぞれ軸
受ボックス30,31 を立設し、右側の軸受ボックス31内
に、後述のシートペーパー繰出機構部Cと、シートペー
パー切断機構部Dの駆動源たる2個の駆動モータ40,41
を配設している。
【0017】シートペーパー繰出機構部Cは、図3、図
4に示すように、左右軸受ボックス30,31 の後方上部間
に、駆動モータ40で駆動されたシートペーパー繰出ロー
ラ33を回転自在に横架し、その上方に軸架した押さえロ
ーラ34と協働して、後述のシートペーパーPを押圧・挟
持して便座本体11上に繰出すように構成している。
【0018】すなわち、35は吊支機枠であり、左右揺動
アーム36,37 と、各左右揺動アーム36,37 の下端同志を
連結する連結板38とで正面視でU字形状に形成されてい
る。
【0019】左右揺動アーム36,37 の上端は、図4に示
すように、筒状ボス39,39 を介して左右軸受ボックス3
0,31 に前後方向に揺動自在に取り付けられている。
【0020】また、前記の押さえローラ34は、吊支機枠
35の左右揺動アーム36,37 の下端部間に軸架されてお
り、シートペーパーPを繰出すのに適当な圧力でシート
ペーパー繰出ローラ33に圧接している。
【0021】したがって、駆動モータ40を回転させる
と、シートペーパーロール収納部Eから、シートペーパ
ーPが繰り出され、シートペーパー送出路8を通ってシ
ートペーパー送出口8aより便座本体11上へ送出される。
【0022】シートペーパー切断機構部Dは、図3、図
4で示すように、駆動モータ41と連結した動力伝達軸43
に固着した円板カム44と、枢軸49を介し揺動自在に軸支
されかつその下面を円板カム44の外周面に当接させた可
動プレート50と、同可動プレート50の上方に配設されか
つ吊支機枠35の左右揺動アーム36,37 の下端前部間に架
設した枢軸52に揺動自在に枢支された揺動プレート51と
で構成されている。
【0023】56は弾性素材よりなる一方の押え部材とし
てのシートペーパー押圧片であり、可動プレート50の上
面後部に設けられており、揺動プレート51の前部に形成
した他方の押え部材としてのシートペーパー押圧部57と
協働してシートペーパーPをクランプする。
【0024】また、揺動プレート51の後部には、上記し
たシートペーパー押圧部57と一体のシートペーパー切断
部58を形成している。
【0025】かかる構成によって、駆動モータ41を駆動
すると、円板カム44が回転し、可動プレート50を枢軸49
を中心として揺動させ、同可動プレート50と連動した揺
動プレート51の揺動により、シートペーパーPを押圧切
断することができる(図4)。
【0026】上部ケーシング17は、下部ケーシング16の
上方に設けられており、図3及び図4に示すように、下
方開放の略箱型に形成されており、内部にシートペーパ
ーロール収納部Eを設けている。
【0027】60はシートペーパーロールRを交換自在に
支持したシートペーパーロールホルダである。
【0028】シートペーパーロールRは図10に示すよ
うに紙管R1の外周にシートペーパーPを多重に巻回して
おり、シートペーパーPには、1回使用分ごとに切断用
のミシン目cと、位置検出用の透孔dを設けている。
【0029】そして、上記シートペーパー繰出機構部C
及びシートペーパー切断機構部D、各種センサや検出手
段の作動は制御部Fで制御されている。
【0030】この発明の要旨は、上記のように構成され
たシートペーパー自動供給装置Bにおいて、便座本体11
に吸着手段を設けたことにある。
【0031】即ち、吸着手段としての第1の実施例で
は、図5に示すように、便座本体11が中空になってお
り、該便座本体11の上面には多くの小孔11a を設けてお
り、かかる便座本体11の中空部に、機能部ケーシング15
の右側方下部に配設したブロワー装置Hが送風ダクト70
を介して連通している。該ブロワー装置Hは、ファン71
とケーシング72、吸気部73、排気部74より構成されてい
る。まず、その機能としては、このブロワー装置Hから
供給される空気を便座本体11の中空部に送給し、便座本
体11上に穿設した多数の小孔11a より空気を噴出せしめ
るものであり、空気の噴出圧は、繰り出されるシートペ
ーパーPが便座本体11の上面からわずかに浮揚させる程
度で良く、仮に便座本体11の上面に水滴等があった場
合、これを避け得る程度に浮揚させ、シートペーパーP
の繰出動作を円滑に行わせるものとする。
【0032】そして、所定長のシートペーパーPが便座
本体11上に繰出された後、ブロワー装置Hのファン71が
逆回転し、シートペーパーPを繰り出す時とは逆に、便
座本体11上の小孔11a から空気を吸引し、その吸引力に
よって便座本体11上のシートペーパーPを便座本体11に
吸着させるものである。
【0033】次いで上記のように構成されたシートペー
パー自動供給装置Bの作動について説明すると、シート
ペーパー繰出用押しボタンスイッチ42が押されると、作
動開始信号が制御部Fに入力し、シートペーパー切断機
構部Dの駆動モータ41と、シートペーパー繰出機構部C
の駆動モータ40及びブロワー装置Hが順次作動する。
【0034】そして、駆動モータ41により円板カム44が
時計方向に回転し、可動プレート50が反時計方向に回動
し、同可動プレート50上にシートペーパー送出路8が形
成される。
【0035】次いで、駆動モータ40及びブロワー装置H
が作動して、位置検出用センサ65がシートペーパーPに
設けた透孔dを検出するまでシートペーパーPを便座本
体11上に繰り出して、設定長さのシートペーパーPを便
座本体11上に繰り出した状態で停止する。
【0036】そして、この時点では、シートペーパーP
に設けたミシン目cは、シートペーパー切断部58の略真
下に位置することになる。
【0037】その後、駆動モータ41が再起動して、シー
トペーパーPをシートペーパー押圧片56と同押圧部57間
と、繰出しローラ33と押さえローラ34間とでクランプし
て、シートペーパーPの両クランプ部分間にテンション
を加える。
【0038】そして、駆動モータ41の継続回転によっ
て、揺動プレート51のシートペーパーロール切断部58
が、両クランプ部分間のシートペーパーPを押圧し、こ
の押圧力で生ずるテンションによって、シートペーパー
Pはミシン目cに沿って破断、すなわち、切断されるこ
とになる。
【0039】そして、ブロワー装置Hのファン71がシー
トペーパー繰出時と逆に回転を開始し、便座本体11上に
多数穿設された小孔11a から空気を吸引する。この吸引
力で便座本体11上のシートペーパーPは便座本体11に吸
着せしめられ、便座本体11上に十分な力で保持される。
【0040】そして、使用者が便座本体11上に着座する
と、図示しない着座検出手段がONになり、その後、使
用者が便座本体11から離れると、着座検出手段がOFF
になり、同OFF信号によってブロワー装置Hのファン
71が再び正回転し、タイマー作動により所定の時間、空
気でシートペーパーPを浮揚させ、使用後のシートペー
パーPの排除が容易に行えるようにする。
【0041】又、他の構造としては、図7に示すよう
に、機能部ケーシング15の右側方下部にファン71a 、ケ
ーシング72b 、送気部73b よりなるブロワー装置Hを配
設し、該ブロワー装置Hが空気送風ダクト70を介してシ
ートペーパー送出口8aに連通している構成において、ブ
ロワー装置Hから送気することより、シートペーパーと
便座本体の間に空気流通層fを形成するものである。
【0042】かかる空気流通層fがシートペーパーPと
便座本体11の間に形成されることによって、シートペー
パーPは浮揚した状態となり、機能部ケーシング15内の
シートペーパー送出口8aから便座本体11上に繰出される
際に何等抵抗を受けることなく、円滑に便座本体11上へ
と繰出される。
【0043】又、便座本体11は、機能部ケーシング15中
に配設された帯電装置Jと連設されており、帯電装置J
により便座本体11上は静電気を帯有させることができる
構成となっており、かかる静電気によってシートペーパ
ーPを便座本体11上に吸着保持させることができる。
【0044】即ち、所定の長さでシートペーパーPが便
座本体11上に繰出された後、シートペーパーPが切断さ
れると、ブロワー装置H内のファン71a が停止した後、
機能部ケーシング15内の帯電装置Jが作動し、便座本体
11は静電気を帯有して、便座本体11上のシートペーパー
Pは便座本体11上に吸着保持されるものである。
【0045】次いで、上記のように構成されたシートペ
ーパー吸着の作用について説明すると、シートペーパー
繰出用押しボタンスイッチ42が押されると、作動開始信
号が制御部Fに入力し、シートペーパー切断機構部Dの
駆動モータ41と、シートペーパー繰出機構部Cの駆動モ
ータ40及びブロワー装置Hが順次作動する。
【0046】そして、駆動モータ41により円板カム44が
時計方向に回転し、可動プレート50が反時計方向に回動
し、同可動プレート50上にシートペーパー送出路8が形
成される。
【0047】次いで、駆動モータ40及びブロワー装置H
が作動して、位置検出用センサ65がシートペーパーPに
設けた透孔dを検出するまでシートペーパーPを便座本
体11上に繰り出して、設定長さのシートペーパーPを便
座本体11上に繰り出した状態で停止する。
【0048】そして、この時点では、シートペーパーに
設けたミシン目cは、シートペーパー切断部58の略真下
に位置することになる。
【0049】その後、駆動モータ41が再起動して、シー
トペーパーPをシートペーパー押圧片56と同押圧部57間
と、繰出しローラ33と押さえローラ34間とでクランプし
て、シートペーパーPの両クランプ部分間にテンション
を加える。
【0050】そして、駆動モータ41の継続回転によっ
て、揺動プレート51のシートペーパー押圧部57が、両ク
ランプ部分間のシートペーパーPを押圧し、この押圧力
で生ずるテンションによって、シートペーパーPはミシ
ン目cに沿って破断、すなわち、切断されることにな
る。
【0051】そして、シートペーパーPが繰出されたこ
とを位置検出用センサ65で検出すると、ブロワー装置H
のファン71a は停止し、同時に機能部ケーシング15内に
配設された帯電装置Jが作動を開始し、便座本体11は静
電気を帯有して、所定長に繰出されたシートペーパーP
を吸着し、便座本体11上に保持されるものである。
【0052】そして、使用者が便座本体11上に着座する
と、着座検出手段がONになり、その後、使用者が便座
本体11から離れると、着座検出手段がOFFになり、同
OFF信号によって帯電装置Jの作動は停止し、代って
再びブロワー装置Hのファン71a が回転し、タイマ作動
により所定の時間、便座本体11上へ空気を送気する。
【0053】従って、シートペーパーPと便座本体11上
の間に空気流通層fが再び形成され、シートペーパーは
浮揚した状態となって、使用後のシートペーパーPの排
除が容易に行えるようになる。
【0054】また、他の実施例としては、便座本体11上
に繰り出されたシートペーパーPを切断した後のシート
ペーパーPの便座本体11上への吸着手段として、機能部
ケーシング15内のシートペーパー末端部を、予め空気流
通孔hを数ケ所設けブロワー装置Hと連通した可動プレ
ート50上において、ブロワー装置Hのファン71を回転さ
せることにより、シートペーパーPを吸着させるもので
ある(図9)この場合においては、ブロワー装置Hは機
能部ケーシング15の左側方下部に配設され、ファン71、
ケーシング72、送気部73b 、排気部74で構成され、送気
部は送気ダクト70b を有し、該送気ダクト70b は予め空
気流通孔hを数ケ所穿孔した可動プレート50に連通して
いる。
【0055】かかる他の実施例における作用は、次のと
おりである。
【0056】即ち、シートペーパー繰出用押ボタンスイ
ッチ42が押されると、作動開始信号が制御部Fに入力
し、シートペーパー切断機構部Dの駆動モータ41と、シ
ートペーパー繰出機構部Cの駆動モータ40が順次作動す
る。
【0057】そして、駆動モータ41により円板カム44が
時計方向に回転し、可動プレート50が反時計方向に回動
し、同可動プレート50上にシートペーパー送出路8が形
成される。
【0058】次いで駆動モータ41が作動して、位置検出
用センサ65がシートペーパーPに設けた透孔dを検出す
るまで、シートペーパーPを便座本体11上に繰出し、所
定長のシートペーパーPを便座本体11上に繰出した状態
で停止する。
【0059】そして、この時点では、シートペーパーP
に設けたミシン目cは、シートペーパー切断部58の略真
下に位置することになる。
【0060】その後ブロワー装置Hが作動して、シート
ペーパーPを可動プレート50上に吸着し、繰出ローラ33
と押えローラ34間とでクランプされている間においてテ
ンションが加えられる。
【0061】そして揺動プレート51のシートペーパー切
断部58がテンションを加えられた部分のシートペーパー
Pを押圧し、シートペーパーPはミシン目cに沿って切
断される。切断されたシートペーパーPの後端は可動プ
レート50上に吸着されたままであり、便座本体11上に繰
出されたシートペーパーPを便座本体11上に保持するも
のである。
【0062】そして、使用者が便座本体11上に着座する
と、着座検出手段がONになり、その後使用者が便座本
体11から離れると、着座検出手段がOFFになり、同O
FF信号によっブロワー装置Hが停止し、シートペーパ
ーPの吸着が解除され、使用後のシートペーパーPを排
除が容易に行えるようにする。
【0063】このように、シートペーパーの後端部を吸
着保持する手段においては、機能部ケーシング内での吸
気作用による吸着保持が行えるので、揺動プレートに形
成された押圧部が不要となり、揺動プレートの構造が簡
単になる。
【0064】
【効果】本発明によれば、シートペーパーが繰出された
後は、吸気作用や静電気により便座上に直接吸着保持さ
れるのでシートペーパーがより確実に便座上に保持さ
れ、便座上よりずれたりすることがない。
【0065】またペーパーの保持手段として吸着手段を
用いたことにより、シートペーパーを強制的に排除した
場合において、機能部ケーシング内では、機械的にクラ
ンプされていないため紙片などが残らず、常に機能部ケ
ーシング内の作動が円滑に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる便器の正面からの斜視図。
【図2】同側面図。
【図3】機能部の断面正面図。
【図4】同断面側面図。
【図5】本発明に係わる便器の吸着構造説明図。
【図6】同説明図。
【図7】他実施例による本発明に係わる便器の吸着構造
説明図。
【図8】同説明図。
【図9】他実施例による本発明に係わる便器の吸着構造
説明図。
【図10】本発明に係わる便器に使用するシートペーパ
ーの説明図。
【符号の説明】
B シートペーパー自動供給装置 C シートペーパー繰出機構部 P シートペーパー 11 便座本体 15 機能部ケーシング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能部ケーシング15中に収納したシート
    ペーパーPを、シートペーパー繰出機構部Cを介して便
    座本体11に繰出すようにしたシートペーパー自動供給装
    置Bにおいて、繰出されたシートペーパーPを吸着する
    ための吸着手段を設けたことを特徴とするシートペーパ
    ー自動供給装置におけるシートペーパー吸着構造。
  2. 【請求項2】 吸着手段としては、便座本体11にシート
    ペーパーPを吸着保持するように構成したことを特徴と
    する請求項1記載のシートペーパー自動供給装置におけ
    るシートペーパー吸着構造。
  3. 【請求項3】 吸着手段としては、機能部ケーシング15
    内のシートペーパー送出路8にシートペーパーPの後端
    部を吸着保持するように構成したことを特徴とする請求
    項1記載のシートペーパー自動供給装置におけるシート
    ペーパー吸着構造。
JP30509791A 1991-11-20 1991-11-20 シートペーパー自動供給装置におけるシートペーパー吸着構造 Pending JPH05137666A (ja)

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