JPH05137343A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- JPH05137343A JPH05137343A JP3299339A JP29933991A JPH05137343A JP H05137343 A JPH05137343 A JP H05137343A JP 3299339 A JP3299339 A JP 3299339A JP 29933991 A JP29933991 A JP 29933991A JP H05137343 A JPH05137343 A JP H05137343A
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- power supply
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- igniter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力電源をオフした時に、イグナイタ回路の
動作を制限し、高圧パルス電圧の発生を停止させるこ
と。 【構成】 スイッチＳＷ1 とダイオードブリッジＤＢと
の間にリレーＲｙ1 を接続する。このリレーＲｙ1 の接
点ｒ1 を制御用ＤＣ電源回路４の正極側に挿入接続す
る。スイッチＳＷ1 がオンの時のみ、リレーＲｙ1 が動
作し、その接点ｒ1 をオンにし、制御用ＤＣ電源回路４
を動作させる。スイッチＳＷ1 をオフしてランプ３を消
灯させると、リレーＲｙ1 は非励磁となり、接点ｒ1 が
オフする。従って、制御用ＤＣ電源回路４は直ぐにオフ
になり、インバータ回路１及びイグナイタ回路２の動作
が停止し、高圧パルス電圧の発生を停止させる。
動作を制限し、高圧パルス電圧の発生を停止させるこ
と。 【構成】 スイッチＳＷ1 とダイオードブリッジＤＢと
の間にリレーＲｙ1 を接続する。このリレーＲｙ1 の接
点ｒ1 を制御用ＤＣ電源回路４の正極側に挿入接続す
る。スイッチＳＷ1 がオンの時のみ、リレーＲｙ1 が動
作し、その接点ｒ1 をオンにし、制御用ＤＣ電源回路４
を動作させる。スイッチＳＷ1 をオフしてランプ３を消
灯させると、リレーＲｙ1 は非励磁となり、接点ｒ1 が
オフする。従って、制御用ＤＣ電源回路４は直ぐにオフ
になり、インバータ回路１及びイグナイタ回路２の動作
が停止し、高圧パルス電圧の発生を停止させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、メタルハライドランプ
等の高圧放電灯を点灯させるための放電灯点灯装置に関
するものである。
等の高圧放電灯を点灯させるための放電灯点灯装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３に従来の放電灯点灯装置のブロック
図を示し、図４にその代表的な具体回路例を示す。交流
電源ＡＣにダイオードブリッジＤＢが接続され、ダイオ
ードブリッジＤＢの出力をコンデンサＣ1 で平滑し、そ
れを電源としてインバータ回路１に供給し、イグナイタ
回路２を介してランプ３を始動点灯するようにしてい
る。制御回路５がインバータ回路１を制御するものであ
り、制御回路５には制御用ＤＣ電源回路４から電源が供
給されるようになっている。
図を示し、図４にその代表的な具体回路例を示す。交流
電源ＡＣにダイオードブリッジＤＢが接続され、ダイオ
ードブリッジＤＢの出力をコンデンサＣ1 で平滑し、そ
れを電源としてインバータ回路１に供給し、イグナイタ
回路２を介してランプ３を始動点灯するようにしてい
る。制御回路５がインバータ回路１を制御するものであ
り、制御回路５には制御用ＤＣ電源回路４から電源が供
給されるようになっている。
【０００３】図４に示すように、インバータ回路１は、
スイッチング素子Ｑ1 〜Ｑ4 等で構成され、制御用ＤＣ
電源回路４は、フライバックトランスＦＢＴ、スイッチ
ング素子Ｑ5 等で構成され、一般的に良く知られている
一石式リンギングチョーク式ＤＣ−ＤＣコンバータ回路
よりなっている。また、イグナイタ回路２は抵抗Ｒ5 、
コンデンサＣ6 、トライアック等からなるスイッチング
素子Ｑ7 等で構成されている。
スイッチング素子Ｑ1 〜Ｑ4 等で構成され、制御用ＤＣ
電源回路４は、フライバックトランスＦＢＴ、スイッチ
ング素子Ｑ5 等で構成され、一般的に良く知られている
一石式リンギングチョーク式ＤＣ−ＤＣコンバータ回路
よりなっている。また、イグナイタ回路２は抵抗Ｒ5 、
コンデンサＣ6 、トライアック等からなるスイッチング
素子Ｑ7 等で構成されている。
【０００４】今、図４において、スイッチＳＷ1 をオン
にし、交流電源（商用電源）ＡＣを投入すると、ダイオ
ードブリッジＤＢ及びコンデンサＣ1 の作用により、交
流電源ＡＣは整流平滑され、ａ，ｂ間には直流電圧（例
えば、ＤＣ１４０Ｖ、２８０Ｖ）が得られる。この電圧
で、制御用ＤＣ電源回路４が駆動され、その２次側端子
ｉ，ｊ間には、例えば、ＤＣ１２Ｖ程度の低圧の電圧が
得られる。この電圧で制御回路５が動作し、スイッチン
グ素子Ｑ1 〜Ｑ4 をドライブする。
にし、交流電源（商用電源）ＡＣを投入すると、ダイオ
ードブリッジＤＢ及びコンデンサＣ1 の作用により、交
流電源ＡＣは整流平滑され、ａ，ｂ間には直流電圧（例
えば、ＤＣ１４０Ｖ、２８０Ｖ）が得られる。この電圧
で、制御用ＤＣ電源回路４が駆動され、その２次側端子
ｉ，ｊ間には、例えば、ＤＣ１２Ｖ程度の低圧の電圧が
得られる。この電圧で制御回路５が動作し、スイッチン
グ素子Ｑ1 〜Ｑ4 をドライブする。
【０００５】スイッチング素子Ｑ1 〜Ｑ4 は一般的に良
く知られている４石フルブリッジ型インバータで、スイ
ッチング素子Ｑ3 ，Ｑ4 は、例えば１００〜数１００Ｈ
ｚの低周波でオン、オフを行い、スイッチング素子
Ｑ1 ，Ｑ2 は、例えば数１０ＫＨｚの高周波でオン、オ
フする。また、スイッチング素子Ｑ4 がオンの時、スイ
ッチング素子Ｑ2 ，Ｑ3 はオフとし、スイッチング素子
Ｑ1 を高周波でオンオフ動作させ、スイッチング素子Ｑ
3 がオンの時は、スイッチング素子Ｑ1 ，Ｑ4 はオフと
し、スイッチング素子Ｑ 2 を高周波でオンオフ動作させ
るように、制御回路５でコントロールする。
く知られている４石フルブリッジ型インバータで、スイ
ッチング素子Ｑ3 ，Ｑ4 は、例えば１００〜数１００Ｈ
ｚの低周波でオン、オフを行い、スイッチング素子
Ｑ1 ，Ｑ2 は、例えば数１０ＫＨｚの高周波でオン、オ
フする。また、スイッチング素子Ｑ4 がオンの時、スイ
ッチング素子Ｑ2 ，Ｑ3 はオフとし、スイッチング素子
Ｑ1 を高周波でオンオフ動作させ、スイッチング素子Ｑ
3 がオンの時は、スイッチング素子Ｑ1 ，Ｑ4 はオフと
し、スイッチング素子Ｑ 2 を高周波でオンオフ動作させ
るように、制御回路５でコントロールする。
【０００６】この動作により、インバータ回路１の出力
ｇ，ｈ間にはスイッチング素子Ｑ3 ，Ｑ4 の動作周波数
に等しい周波数の矩形波電圧が発生し、ランプ３の両端
に印加される。一方、高圧パルス電圧を発生させるため
のイグナイタ回路２も、この矩形波電圧で動作する。イ
グナイタ回路２としては、例えば図４に示すような回路
で構成され、コンデンサＣ5 に蓄えられた電荷をパルス
トランスＰＴの１次巻線を介して、スイッチング素子Ｑ
7 でスイッチングし、放電させ、パルストランスＰＴの
２次巻線に、例えば数ＫＶ程度の高圧パルス電圧を発生
させる。
ｇ，ｈ間にはスイッチング素子Ｑ3 ，Ｑ4 の動作周波数
に等しい周波数の矩形波電圧が発生し、ランプ３の両端
に印加される。一方、高圧パルス電圧を発生させるため
のイグナイタ回路２も、この矩形波電圧で動作する。イ
グナイタ回路２としては、例えば図４に示すような回路
で構成され、コンデンサＣ5 に蓄えられた電荷をパルス
トランスＰＴの１次巻線を介して、スイッチング素子Ｑ
7 でスイッチングし、放電させ、パルストランスＰＴの
２次巻線に、例えば数ＫＶ程度の高圧パルス電圧を発生
させる。
【０００７】そして、この高圧パルス電圧は、コンデン
サＣ2 を介してランプ３の両端に印加され、ランプ３が
始動、点灯する。点灯後は、ｇ，ｈ間の電圧は、略ラン
プ電圧となり、点灯前（無負荷）の電圧の約半分程度ま
で低下するので、イグナイタ回路２は停止し、パルスの
発生も停止し、ランプ３は安定に点灯維持する。
サＣ2 を介してランプ３の両端に印加され、ランプ３が
始動、点灯する。点灯後は、ｇ，ｈ間の電圧は、略ラン
プ電圧となり、点灯前（無負荷）の電圧の約半分程度ま
で低下するので、イグナイタ回路２は停止し、パルスの
発生も停止し、ランプ３は安定に点灯維持する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】この回路の場合、制御
用ＤＣ電源回路４を小型にするために、１石式のリンギ
ングチョーク式ＤＣ−ＤＣコンバータ回路を用い、スイ
ッチング素子Ｑ5 を高周波で動作させ、フライバックト
ランスＦＢＴの形状を小さくなるようにしている。そし
て、この制御用ＤＣ電源回路４は、インバータ回路１の
ＤＣ電源（コンデンサＣ1 ）で駆動されている。
用ＤＣ電源回路４を小型にするために、１石式のリンギ
ングチョーク式ＤＣ−ＤＣコンバータ回路を用い、スイ
ッチング素子Ｑ5 を高周波で動作させ、フライバックト
ランスＦＢＴの形状を小さくなるようにしている。そし
て、この制御用ＤＣ電源回路４は、インバータ回路１の
ＤＣ電源（コンデンサＣ1 ）で駆動されている。
【０００９】このコンデンサＣ1 の容量値であるが、負
荷であるランプ３の消費電力によっても異なるが、通
常、数１００μＦ〜２，３０００μＦの大容量のコンデ
ンサが必要である。一方、制御用ＤＣ電源回路４の消費
電力は、高々数Ｗ程度であり、入力のコンデンサの容量
は、数１０μＦ程度で十分である。今、図４の回路にお
いて、スイッチＳＷ1 をオフにし、ランプ３を消灯させ
た場合、コンデンサＣ1 には、かなりの電荷が残ってお
り、この残留電荷によって制御用ＤＣ電源回路４は動作
し続け、スイッチング素子Ｑ1 〜Ｑ4 は発振し続ける。
荷であるランプ３の消費電力によっても異なるが、通
常、数１００μＦ〜２，３０００μＦの大容量のコンデ
ンサが必要である。一方、制御用ＤＣ電源回路４の消費
電力は、高々数Ｗ程度であり、入力のコンデンサの容量
は、数１０μＦ程度で十分である。今、図４の回路にお
いて、スイッチＳＷ1 をオフにし、ランプ３を消灯させ
た場合、コンデンサＣ1 には、かなりの電荷が残ってお
り、この残留電荷によって制御用ＤＣ電源回路４は動作
し続け、スイッチング素子Ｑ1 〜Ｑ4 は発振し続ける。
【００１０】この時、インバータ回路１の出力ｇ，ｈ間
には、その電圧値は低下しているものの、依然として矩
形波の電圧が出力されている状態であり、尚且つこの矩
形波電圧でイグナイタ回路２も動作し続け、交流電源Ａ
Ｃがオフになっているにも関わらず、ランプ３の両端に
は高圧パルス電圧が重畳電圧が出力されることになる。
には、その電圧値は低下しているものの、依然として矩
形波の電圧が出力されている状態であり、尚且つこの矩
形波電圧でイグナイタ回路２も動作し続け、交流電源Ａ
Ｃがオフになっているにも関わらず、ランプ３の両端に
は高圧パルス電圧が重畳電圧が出力されることになる。
【００１１】また、消灯時にコンデンサＣ1 の電荷を放
電させるための放電抵抗Ｒ1 が接続されているが、この
場合でも、制御用ＤＣ電源回路４が停止するまでに、数
１０秒〜２分位かかる場合がある。このため、ランプ３
の交換の際、万一充電部に触れると、感電する場合があ
り、非常に危険となる。
電させるための放電抵抗Ｒ1 が接続されているが、この
場合でも、制御用ＤＣ電源回路４が停止するまでに、数
１０秒〜２分位かかる場合がある。このため、ランプ３
の交換の際、万一充電部に触れると、感電する場合があ
り、非常に危険となる。
【００１２】図５は他の従来例を示し、この回路は、例
えば、高圧放電ランプを投射型のプロジェクタの光源に
応用したものである。点灯回路は図４と同じである。ま
ず、スイッチＳＷ1 をオンにし、制御用ＤＣ電源回路４
を動作させる。そして、次に、スイッチＳＷ2 をオンに
すると、ランプ３が点灯する。ランプ３から出た光が集
光レンズ６によって、例えば、液晶よりなるパネル７を
透過させ、投射レンズ８によって、スクリーン９に映像
を写すものである。
えば、高圧放電ランプを投射型のプロジェクタの光源に
応用したものである。点灯回路は図４と同じである。ま
ず、スイッチＳＷ1 をオンにし、制御用ＤＣ電源回路４
を動作させる。そして、次に、スイッチＳＷ2 をオンに
すると、ランプ３が点灯する。ランプ３から出た光が集
光レンズ６によって、例えば、液晶よりなるパネル７を
透過させ、投射レンズ８によって、スクリーン９に映像
を写すものである。
【００１３】ここで、画像表示回路１１から出力される
映像信号で液晶パネル７の各画素をコントロールするこ
とにより、任意の映像をスクリーン９に写すことができ
る。また、冷却ファン１０は、液晶パネル７及びランプ
３を冷却するためのものである。この回路において、ラ
ンプ３を消灯した後も、液晶パネル７及びランプ３を冷
却するため、先ずスイッチＳＷ2 を先にオフし、十分に
冷えた後にスイッチＳＷ 1 をオフするようになってい
る。
映像信号で液晶パネル７の各画素をコントロールするこ
とにより、任意の映像をスクリーン９に写すことができ
る。また、冷却ファン１０は、液晶パネル７及びランプ
３を冷却するためのものである。この回路において、ラ
ンプ３を消灯した後も、液晶パネル７及びランプ３を冷
却するため、先ずスイッチＳＷ2 を先にオフし、十分に
冷えた後にスイッチＳＷ 1 をオフするようになってい
る。
【００１４】この時も、ランプ３が消灯しているにもか
かわらず、インバータ回路１の出力には、高圧パルスが
重畳された矩形波電圧が、しばらくの時間発生すること
になり、危険であると共に、高圧パルス電圧によって、
その周辺の絶縁材料の劣化を早めることになる。本発明
は上述の点に鑑みて提供したものであって、入力電源を
オフした時に、イグナイタ回路や制御回路等の動作を制
限し、高圧パルス電圧の発生を停止させることを目的と
した放電灯点灯装置を提供するものである。
かわらず、インバータ回路１の出力には、高圧パルスが
重畳された矩形波電圧が、しばらくの時間発生すること
になり、危険であると共に、高圧パルス電圧によって、
その周辺の絶縁材料の劣化を早めることになる。本発明
は上述の点に鑑みて提供したものであって、入力電源を
オフした時に、イグナイタ回路や制御回路等の動作を制
限し、高圧パルス電圧の発生を停止させることを目的と
した放電灯点灯装置を提供するものである。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源と、
この交流電源を整流平滑する電源回路と、この電源回路
で動作し高圧放電灯に高圧パルス電圧を重畳させるイグ
ナイタ回路と、上記電源回路で動作しイグナイタ回路に
て始動した高圧放電灯を点灯させるインバータ回路と、
インバータ回路及びイグナイタ回路を制御する制御回路
と、上記電源回路で動作し上記制御回路を駆動するため
の制御用ＤＣ電源回路とを備えた放電灯点灯装置におい
て、交流電源が所定値以下になるのを検出して、少なく
ともイグナイタ回路の動作を停止して高圧パルス電圧を
停止させる制御手段を設けたものである。
この交流電源を整流平滑する電源回路と、この電源回路
で動作し高圧放電灯に高圧パルス電圧を重畳させるイグ
ナイタ回路と、上記電源回路で動作しイグナイタ回路に
て始動した高圧放電灯を点灯させるインバータ回路と、
インバータ回路及びイグナイタ回路を制御する制御回路
と、上記電源回路で動作し上記制御回路を駆動するため
の制御用ＤＣ電源回路とを備えた放電灯点灯装置におい
て、交流電源が所定値以下になるのを検出して、少なく
ともイグナイタ回路の動作を停止して高圧パルス電圧を
停止させる制御手段を設けたものである。
【００１６】また、請求項２では、交流電源が所定値以
下になるのを検出して、制御回路への電源を停止させる
制御手段を設けたものである。
下になるのを検出して、制御回路への電源を停止させる
制御手段を設けたものである。
【００１７】
【作用】而して、入力電源をオフにし、ランプを消灯し
た際、速やかにイグナイタ回路等の動作を停止させて、
高圧パルス電圧の発生を停止させることができ、そのた
め、安全性を確保でき、また、高圧パルス電圧の発生部
分の絶縁材料の劣化が少なくなり、信頼性が向上する。
た際、速やかにイグナイタ回路等の動作を停止させて、
高圧パルス電圧の発生を停止させることができ、そのた
め、安全性を確保でき、また、高圧パルス電圧の発生部
分の絶縁材料の劣化が少なくなり、信頼性が向上する。
【００１８】また、請求項２では、入力電源をオフに
し、ランプを消灯した際、速やかに制御回路等の動作を
停止させて、高圧パルス電圧の発生を停止させることが
でき、そのため、安全性を確保でき、また、高圧パルス
電圧の発生部分の絶縁材料の劣化が少なくなり、信頼性
が向上する。
し、ランプを消灯した際、速やかに制御回路等の動作を
停止させて、高圧パルス電圧の発生を停止させることが
でき、そのため、安全性を確保でき、また、高圧パルス
電圧の発生部分の絶縁材料の劣化が少なくなり、信頼性
が向上する。
【００１９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１に実施例１を示す。尚、全体の構成は従来の
図４と同じなので、要旨の部分について詳述する。本実
施例における回路は、入力電圧を検出し、交流電源ＡＣ
がオフの時に制御用ＤＣ電源回路４の動作を停止させ、
インバータ回路１、イグナイタ回路２の動作を停止させ
るものである。
する。図１に実施例１を示す。尚、全体の構成は従来の
図４と同じなので、要旨の部分について詳述する。本実
施例における回路は、入力電圧を検出し、交流電源ＡＣ
がオフの時に制御用ＤＣ電源回路４の動作を停止させ、
インバータ回路１、イグナイタ回路２の動作を停止させ
るものである。
【００２０】具体的には、スイッチＳＷ1 とダイオード
ブリッジＤＢとの間にリレーＲｙ1 を接続し、このリレ
ーＲｙ1 の接点ｒ1 を制御用ＤＣ電源回路４の正極側に
挿入接続したものである。従って、スイッチＳＷ1 がオ
ンの時のみ、リレーＲｙ1 が動作し、その接点ｒ 1 をオ
ンにし、制御用ＤＣ電源回路４を動作させるものであ
る。
ブリッジＤＢとの間にリレーＲｙ1 を接続し、このリレ
ーＲｙ1 の接点ｒ1 を制御用ＤＣ電源回路４の正極側に
挿入接続したものである。従って、スイッチＳＷ1 がオ
ンの時のみ、リレーＲｙ1 が動作し、その接点ｒ 1 をオ
ンにし、制御用ＤＣ電源回路４を動作させるものであ
る。
【００２１】このように構成することで、スイッチＳＷ
1 をオフしてランプ３を消灯させると、リレーＲｙ1 は
非励磁となり、接点ｒ1 がオフするため、制御用ＤＣ電
源回路４は直ぐにオフになり、インバータ回路１及びイ
グナイタ回路２の動作が停止し、高圧パルス電圧の発生
を停止させることができる。尚、リレーＲｙ1 及びその
接点ｒ1 で制御手段を構成している。
1 をオフしてランプ３を消灯させると、リレーＲｙ1 は
非励磁となり、接点ｒ1 がオフするため、制御用ＤＣ電
源回路４は直ぐにオフになり、インバータ回路１及びイ
グナイタ回路２の動作が停止し、高圧パルス電圧の発生
を停止させることができる。尚、リレーＲｙ1 及びその
接点ｒ1 で制御手段を構成している。
【００２２】（実施例２）図２に実施例２を示す。この
実施例は従来の図５に対応するものである。この実施例
においても先の実施例と同じ考え方であり、スイッチＳ
Ｗ2 とダイオードブリッジＤＢとの間にリレーＲｙ1 を
接続し、その接点ｒ1 を制御用ＤＣ電源回路４と制御回
路５の間に挿入接続したものである。
実施例は従来の図５に対応するものである。この実施例
においても先の実施例と同じ考え方であり、スイッチＳ
Ｗ2 とダイオードブリッジＤＢとの間にリレーＲｙ1 を
接続し、その接点ｒ1 を制御用ＤＣ電源回路４と制御回
路５の間に挿入接続したものである。
【００２３】スイッチＳＷ2 をオフしてランプ３を消灯
させた時、同時にリレーＲｙ1 がオフとなって、その接
点ｒ1 がオフとなるため、制御回路５に供給するＤＣ電
源のみをオフにし、インバータ回路１、イグナイタ回路
２の動作を停止させ、高圧パルス電圧の発生を停止させ
るものである。 （実施例３）上記実施例１において、ランプ３の消灯
時、制御用ＤＣ電源回路４の入力部分にリレーＲｙ1 の
接点ｒ1 を設け、制御用ＤＣ電源回路４そのものをオフ
にして高圧パルスを停止させているが、高圧パルスを停
止させるためには、例えば、イグナイタ回路２の動作を
停止させれば良い。
させた時、同時にリレーＲｙ1 がオフとなって、その接
点ｒ1 がオフとなるため、制御回路５に供給するＤＣ電
源のみをオフにし、インバータ回路１、イグナイタ回路
２の動作を停止させ、高圧パルス電圧の発生を停止させ
るものである。 （実施例３）上記実施例１において、ランプ３の消灯
時、制御用ＤＣ電源回路４の入力部分にリレーＲｙ1 の
接点ｒ1 を設け、制御用ＤＣ電源回路４そのものをオフ
にして高圧パルスを停止させているが、高圧パルスを停
止させるためには、例えば、イグナイタ回路２の動作を
停止させれば良い。
【００２４】図１のイグナイタ回路２において、例え
ば、抵抗Ｒ4 やコンデンサＣ5 と直列にリレーＲｙ1 の
接点ｒ1 を設けても、イグナイタ回路２の発振は停止で
き、電源オフ時に高圧パルス電圧を停止させることが可
能である。また、本発明では、４石式のフルブリッジ型
のインバータ回路について説明したが、２石式のハーフ
ブリッジ型インバータにおいても、同様の構成で高圧パ
ルスを停止させることができる。
ば、抵抗Ｒ4 やコンデンサＣ5 と直列にリレーＲｙ1 の
接点ｒ1 を設けても、イグナイタ回路２の発振は停止で
き、電源オフ時に高圧パルス電圧を停止させることが可
能である。また、本発明では、４石式のフルブリッジ型
のインバータ回路について説明したが、２石式のハーフ
ブリッジ型インバータにおいても、同様の構成で高圧パ
ルスを停止させることができる。
【００２５】このように、入力電源をオフにし、ランプ
３を消灯した際、速やかにインバータ回路１若しくはイ
グナイタ回路２の動作を停止させて、高圧パルス電圧の
発生を停止させることができ、安全性の確保ができる。
また、イグナイタ回路２の高圧パルス電圧の発生部分の
絶縁材料の劣化が少なくなり、信頼性を向上させること
ができるものである。
３を消灯した際、速やかにインバータ回路１若しくはイ
グナイタ回路２の動作を停止させて、高圧パルス電圧の
発生を停止させることができ、安全性の確保ができる。
また、イグナイタ回路２の高圧パルス電圧の発生部分の
絶縁材料の劣化が少なくなり、信頼性を向上させること
ができるものである。
【００２６】
【発明の効果】本発明は上述のように、交流電源と、こ
の交流電源を整流平滑する電源回路と、この電源回路で
動作し高圧放電灯に高圧パルス電圧を重畳させるイグナ
イタ回路と、上記電源回路で動作しイグナイタ回路にて
始動した高圧放電灯を点灯させるインバータ回路と、イ
ンバータ回路及びイグナイタ回路を制御する制御回路
と、上記電源回路で動作し上記制御回路を駆動するため
の制御用ＤＣ電源回路とを備えた放電灯点灯装置におい
て、交流電源が所定値以下になるのを検出して、少なく
ともイグナイタ回路の動作を停止して高圧パルス電圧を
停止させる制御手段を設けたものであるから、入力電源
をオフにし、ランプを消灯した際、速やかにイグナイタ
回路等の動作を停止させて、高圧パルス電圧の発生を停
止させることができ、そのため、安全性を確保でき、ま
た、高圧パルス電圧の発生部分の絶縁材料の劣化が少な
くなり、信頼性が向上するという効果を奏するものであ
る。
の交流電源を整流平滑する電源回路と、この電源回路で
動作し高圧放電灯に高圧パルス電圧を重畳させるイグナ
イタ回路と、上記電源回路で動作しイグナイタ回路にて
始動した高圧放電灯を点灯させるインバータ回路と、イ
ンバータ回路及びイグナイタ回路を制御する制御回路
と、上記電源回路で動作し上記制御回路を駆動するため
の制御用ＤＣ電源回路とを備えた放電灯点灯装置におい
て、交流電源が所定値以下になるのを検出して、少なく
ともイグナイタ回路の動作を停止して高圧パルス電圧を
停止させる制御手段を設けたものであるから、入力電源
をオフにし、ランプを消灯した際、速やかにイグナイタ
回路等の動作を停止させて、高圧パルス電圧の発生を停
止させることができ、そのため、安全性を確保でき、ま
た、高圧パルス電圧の発生部分の絶縁材料の劣化が少な
くなり、信頼性が向上するという効果を奏するものであ
る。
【００２７】また、請求項２では、交流電源が所定値以
下になるのを検出して、制御回路への電源を停止させる
制御手段を設けたものであるから、入力電源をオフに
し、ランプを消灯した際、速やかに制御回路等の動作を
停止させて、高圧パルス電圧の発生を停止させることが
でき、そのため、安全性を確保でき、また、高圧パルス
電圧の発生部分の絶縁材料の劣化が少なくなり、信頼性
が向上するという効果を奏するものである。
下になるのを検出して、制御回路への電源を停止させる
制御手段を設けたものであるから、入力電源をオフに
し、ランプを消灯した際、速やかに制御回路等の動作を
停止させて、高圧パルス電圧の発生を停止させることが
でき、そのため、安全性を確保でき、また、高圧パルス
電圧の発生部分の絶縁材料の劣化が少なくなり、信頼性
が向上するという効果を奏するものである。
【図１】本発明の実施例の具体回路図である。
【図２】同上の実施例２の回路図である。
【図３】従来例の回路図である。
【図４】同上の図３の具体回路図である。
【図５】他の従来例の回路図である。
１ インバータ回路 ２ イグナイタ回路 ３ ランプ ４ 制御用ＤＣ電源回路 ５ 制御回路 ＡＣ 交流電源
Claims (2)
- 【請求項１】 交流電源と、この交流電源を整流平滑す
る電源回路と、この電源回路で動作し高圧放電灯に高圧
パルス電圧を重畳させるイグナイタ回路と、上記電源回
路で動作しイグナイタ回路にて始動した高圧放電灯を点
灯させるインバータ回路と、インバータ回路及びイグナ
イタ回路を制御する制御回路と、上記電源回路で動作し
上記制御回路を駆動するための制御用ＤＣ電源回路とを
備えた放電灯点灯装置において、交流電源が所定値以下
になるのを検出して、少なくともイグナイタ回路の動作
を停止して高圧パルス電圧を停止させる制御手段を設け
たことを特徴とする放電灯点灯装置。 - 【請求項２】 交流電源が所定値以下になるのを検出し
て、制御回路への電源を停止させる制御手段を設けたこ
とを特徴とする請求項１記載の放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3299339A JPH05137343A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3299339A JPH05137343A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05137343A true JPH05137343A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17871276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3299339A Withdrawn JPH05137343A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05137343A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101303466B1 (ko) * | 2012-12-14 | 2013-09-05 | 주식회사 리모텍 | 가로등의 점등 및 디밍 장치 |
| JP2016067103A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電源回路、及び画像形成装置 |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP3299339A patent/JPH05137343A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101303466B1 (ko) * | 2012-12-14 | 2013-09-05 | 주식회사 리모텍 | 가로등의 점등 및 디밍 장치 |
| JP2016067103A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電源回路、及び画像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |