JPH05136825A - 迂回経路探索装置及び迂回経路探索システム - Google Patents

迂回経路探索装置及び迂回経路探索システム

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Publication number
JPH05136825A
JPH05136825A JP29562091A JP29562091A JPH05136825A JP H05136825 A JPH05136825 A JP H05136825A JP 29562091 A JP29562091 A JP 29562091A JP 29562091 A JP29562091 A JP 29562091A JP H05136825 A JPH05136825 A JP H05136825A
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JP29562091A
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Inventor
Koichi Saiki
公一 斉木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ネットワーク上で障害が発生する
と、この障害経路を迂回するための迂回経路を探索する
迂回経路探索装置に関し、常に、有効な迂回経路を設定
することができるとともに、回線増設に影響されること
なく、迂回経路を設定することができる迂回経路探索装
置及び迂回経路探索システムを提供することを目的とす
る。 【構成】 障害が発生すると、第1,第2のリンク検出
手段21,24と第1,第2の経路探索メッセージ伝送
手段22,25により、迂回経路の構成リンクとして使
用可能なリンクを検出しながら迂回経路を探索し、第1
のリンク接続手段23によりSノードあるいはDノード
のリンク接続処理を行い、第2のリンク接続手段26に
より迂回経路上の中継ノードのリンク接続処理を行うよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネットワーク上で障
害が発生すると、この障害経路を迂回するための迂回経
路を探索する迂回経路探索装置に関する。
【0002】一般に、金融機関等で使用されるネットワ
ークにおいては、障害が発生した場合に、取引を中断す
ると大混乱が起きることがある。
【0003】このため、このようなネットワークにおい
ては、障害が発生したら早急に迂回経路を設定し、取引
を絶え間無く実行する必要がある。
【0004】
【従来の技術】従来は、予めテーブルに迂回経路を示す
迂回情報を登録しておき、障害が発生すると、この迂回
情報に基づいて迂回経路を設定するようになっていた。
【0005】ここで、この迂回経路設定方法を、図13
を参照しながら説明する。
【0006】図において、11〜13はノードであり、
14〜16はリンクであり、17〜19は、各ノード1
1〜13ごとに設けられた迂回テーブルである。
【0007】今、ノード11を発信ノード(以下、Sノ
ードという)とし、ノード12を着信ノード(以下、D
ノードという)として、両ノード11,12間でリンク
14を介して通信が実行されているとする。
【0008】このような状態において、リンク14に障
害が発生すると、ノード11,12間には、リンク1
5,16、ノード13から成る迂回経路が設定される。
【0009】したがって、この場合、迂回テーブル17
には、リンク14内のどの回線(帯域)をリンク15内
のどの回線(帯域)に迂回させるかを示す迂回情報が登
録されている。
【0010】また、迂回テーブル18には、リンク14
内のどの回線をリンク16のどの回線に迂回させるかを
示す迂回情報が登録されている。
【0011】さらに、迂回テーブル19には、リンク1
5内のどの回線をリンク16内のどの回線に接続するか
を示す迂回情報が登録されている。
【0012】以上述べたように、従来は、各ノード11
〜13ごとに迂回テーブル17〜19を設け、障害発生
時、この迂回テーブル17〜19に登録されている迂回
情報に基づいて迂回経路を設定するようになっている。
【0013】このような構成によれば、障害が発生して
も、直ぐに、迂回経路を設定することができるので、金
融取引等を中断しないようにすることができる。
【0014】しかし、このように予め迂回経路を定めて
おく構成では、迂回元の回線に障害が発生すると、迂回
先の回線に異常があるか否かに関係なく、迂回経路の設
定処理が実行される。
【0015】これにより、迂回先回線に異常があると、
設定された迂回経路が全く役に立たないという事態が生
じる。
【0016】また、これまで迂回先回線として登録され
ていた空き帯域に新たに回線を増設すると、この帯域に
迂回することになっていた回線が迂回することができな
くなる。
【0017】したがって、回線を新たに増設するような
場合は、迂回テーブルの登録内容を新たに書き替えなけ
ればならない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の迂回方式は、迂回テーブルを用いて予め迂回経路を
定めておくようになっているため、迂回先回線に異常が
あると、設定した迂回経路が役に立たないという問題
と、回線を増設するたびに迂回テーブルを書き替えなけ
ればならないという問題があった。
【0019】そこで、この発明は、障害が発生するたび
に、迂回経路を探索するようにすることにより、従来の
問題を解消することができる迂回経路探索装置および迂
回経路探索システムを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は、この発明に係る
迂回経路探索装置の原理構成を示すブロック図である。
【0021】図示の装置は、ネットワーク上の各ノード
ごとに設けられる。また、この装置は、自ノードがSノ
ードあるいはDノードである場合に動作する部分P1
と、これら以外のノードである場合に動作する部分P2
を有する。
【0022】部分P1において、21は、障害を感知す
ると、自ノードに収容されるリンクの中から、迂回経路
を構成可能なリンクを検出する第1のリンク検出手段で
ある。
【0023】22は、この第1のリンク検出手段21で
検出されたリンクを収容する隣接ノードに対して、経路
探索メッセージを伝送する第1の経路探索メッセージ伝
送手段である。
【0024】23は、障害を感知した対向ノード(Sノ
ードあるいはDノード)の第1の経路探索メッセージ伝
送手段22から出力された経路探索メッセージを受信す
ると、この経路探索メッセージを送ってきた隣接ノード
に収容されるリンクと自ノードに収容される通信装置と
を接続する第1のリンク接続手段である。
【0025】部分P2において、24は、隣接ノードか
ら経路探索メッセージを受けると、自ノードに収容され
るリンクの中から、迂回経路を構成可能なリンクを検出
する第2のリンク検出手段である。
【0026】25は、この第2のリンク検出手段24に
より検出されたリンクを収容する隣接ノードに対して、
前記経路探索メッセージを伝送する第2の経路探索メッ
セージ伝送手段である。
【0027】26は、S,Dノードの第1の経路探索メ
ッセージ伝送手段22から出力された経路探索メッセー
ジを受けると、この経路探索メッセージを送ってきた2
つの隣接ノードに収容されるリンク同士を接続する第2
のリンク接続手段である。
【0028】
【作用】上記構成においては、障害が発生すると、ま
ず、Sノード及びDノードの第1のリンク検出手段21
により、迂回経路の構成リンクとして使用可能なリンク
の検出処理が実行される。
【0029】次に、この処理により検出されたリンクを
収容する隣接ノードに対して、Sノード及びDノードの
第1の経路探索メッセージ手段22から経路探索メッセ
ージが伝送される。
【0030】これにより、経路探索メッセージを受信し
た隣接ノードにおいては、第2のリンク検出手段24に
より、迂回経路の構成リンクとして使用可能なリンクの
検出処理が実行される。
【0031】この後、この処理により検出されたリンク
を収容する隣接ノードに対して、第2の経路探索メッセ
ージ伝送手段25により経路探索メッセージが伝送され
る。
【0032】以下、同様に、経路探索メッセージを受け
たノードでは、次々に、リンク検出処理及び経路探索メ
ッセージ伝送処理が実行される。
【0033】これにより、Sノードから出力される経路
探索メッセージはDノードに、Dノードから出力された
経路探索メッセージはSノードに伝送される。
【0034】その結果、Sノード及びDノードにおいて
は、第1のリンク接続手段23により、対向ノードから
出力された経路探索メッセージを送ってきた隣接ノード
に収容されるリンクと自ノードに収容される通信装置と
の接続処理が実行される。
【0035】また、Sノード及びDノード以外のノード
においては、Sノードから出力された経路探索メッセー
ジとDノードから出力された経路探索メッセージの両方
を受信するノードが存在する。
【0036】このようなノードにおいては、第2のリン
ク検出手段24により、各経路探索メッセージを送って
きた隣接ノードに収容されるリンク同士の接続処理が実
行される。
【0037】以上により、SノードとDノードとの間に
迂回経路が設定される。
【0038】このような構成によれば、迂回経路の探索
処理により迂回経路が設定されるため、実質的に使用不
能な迂回経路が設定されることを防止することができる
とともに、回線が増設されても、何ら処理を行う必要が
ない。
【0039】なお、SノードあるいはDノードから出力
される経路探索メッセージを順次隣接ノードに伝送する
処理は、言い換えれば、SノードあるいはDノードに接
続される経路を探索する処理とみなすことができる。
【0040】この場合において、Sノードから出力され
た経路探索メッセージとDノードから出力された経路探
索メッセージの両方を受信したノードというのは、迂回
経路の中継ノードと成り得るノードである。
【0041】したがって、上記構成をノード単位ではな
く、ネットワーク単位でみれば、この発明は、Sノード
あるいはDノードに接続される経路を探索し、両者の探
索経路の中から重複経路を検出し、この検出経路を迂回
経路とするような経路探索システムを構築しているとも
いえる。
【0042】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を詳細に説明する。
【0043】図2は、この発明に係る迂回経路探索装置
の一実施例の構成を示すブロック図である。図示の経路
探索装置は、後述するネットワーク上の各ノードに設け
られる。
【0044】図において、31は、迂回経路の探索処理
を実行する中央処理装置(以下、「CPU」という)で
ある。このCPU31の迂回経路探索処理の内容につい
ては後述する。
【0045】32は、CPU31の制御プログラムを格
納するプログラムメモリである。33は、CPU31の
作業メモリである。34は、ネットワークの接続構成等
を格納するネットワーク構成テーブルである。
【0046】35は、ネットワークの監視や試験に使用
される監視部である。この監視部35には、ネットワー
ク上に張られた監視線36が接続されている。
【0047】障害の発生は、この監視部35により感知
される。また、後述する経路探索メッセージは、この監
視部35から監視線36を介して隣接ノードに伝送され
る。
【0048】37は、自ノードに収容される複数の通信
装置(ホストコンピュータ、端末装置、ファクシミリ装
置、交換機等)38と複数のリンク39の接続状態及び
リンク39同士の接続状態を切り替える接続切替え部で
ある。
【0049】図3は、監視線36やリンク39における
伝送帯域の割当構造を示す図である。
【0050】図において、B1は、監視線36に割り当
てられた帯域である。経路探索メッセージは、この帯域
B1を使って伝送される。
【0051】B2〜Bn(nは2以上の整数)は、リン
ク39内の各回線に割り当てられた帯域である。
【0052】ここで、帯域B2は、例えば、Sノードの
ホストコンピュータとDノードの端末装置の通信に使用
される。
【0053】同様に、帯域B3は、例えば、ファクシミ
リ装置(FAX)同士の通信に使用され、帯域B4は、
例えば、交換機(PBX)同士の通信に使用される。
【0054】また、帯域Bn−2,Bn−1,Bnは空
き帯域とされ、障害発生時の迂回先回線として使用され
る。
【0055】なお、障害が発生すると、障害経路上のリ
ンクにおいて、帯域B2,B3,B4,B5を割り当て
られた回線は、迂回経路上のリンクにおいて、例えば、
空き帯域Bn−2,Bn−1,Bnを割り当てられた回
線に迂回させられる。
【0056】但し、通常は、複数の迂回元回線のうち、
最も重要な回線のみが迂回させられる。例えば、帯域B
2を割り当てられた迂回元回線が空き帯域Bn−1を割
り当てられた迂回先回線に迂回させられる。
【0057】図4は、自ノードがSノードあるいはDノ
ードである場合における図2のCPU31の経路探索処
理を示すフローチャートである。
【0058】この処理は、通信処理等のメインルーチン
に対するサブルーチンとして位置付けられ、メインルー
チンの実行中に、監視部35が障害を感知することによ
り実行される。
【0059】この処理においては、まず、自ノードの周
りに、障害経路上の隣接ノード以外の隣接ノードがある
か否かが判定される(ステップS11)。この判定は、
CPU31がネットワーク構成テーブル34の登録デー
タを参照することにより実行される。
【0060】「隣接ノード有り」と判定されると、この
隣接ノードと自ノードとの間のリンク39が正常か否か
が判定される(ステップS12)。この判定は、CPU
31が監視部35を使って、リンク39の状態を調べる
ことにより実行される。
【0061】なお、隣接ノードが複数ある場合は、これ
に付随する全てのリンク39について、上記判定が実行
される。この場合、正常なリンク39が1つでもある
と、「正常」と判定され、全てのリンク39が異常な場
合だけ、「異常」と判定される。
【0062】「正常」と判定された場合は、正常なリン
ク39の識別情報が作業メモリ33に記憶される(ステ
ップS13)。
【0063】この後、作業メモリ33に記憶されたリン
ク39に、迂回先回線として割当可能な空き帯域がある
か否かが判定される(ステップS14)。この判定は、
ネットワーク構成テーブル34の登録データを参照する
ことにより実行される。
【0064】この場合、作業メモリ33に記憶されたリ
ンク39のうち、少なくとも1つに上述したような空き
帯域があると、「空き帯域有り」と判定され、全てのリ
ンク39に空き帯域がない場合だけ、「空き帯域無し」
と判定される。
【0065】「空き帯域有り」と判定されると、この判
定がなされたリンク39の識別情報が作業メモリ33に
記憶される(ステップS15)。
【0066】この後、ステップS15で記憶されたリン
ク39を収容する隣接ノードに対して経路探索メッセー
ジが伝送される(ステップS16)。このメッセージ伝
送は、監視部35を使ってなされる。
【0067】この伝送処理が終了すると、対向ノードか
ら出力された経路探索メッセージを受信したか否かが判
定される(ステップS17)。ここで、対向ノードと
は、自ノードがSノードである場合には、Dノードであ
り、逆に、Dノードである場合には、Sノードである。
【0068】「受信」と判定されると、この経路探索メ
ッセージを送ってきた隣接ノードに収容されるリンク3
9内の迂回先回線と自ノードに収容される通信装置38
とが接続される(ステップS18)。この接続処理は、
接続切替え部37の接続状態をCPU31で制御するこ
とにより実行される。
【0069】この接続処理が済むと、再び、対向ノード
から出力された経路探索メッセージを受信したか否かが
判定される(ステップS19)。
【0070】「受信」と判定されると、この経路探索メ
ッセージを送ってきた隣接ノードに対して、解除メッセ
ージXが伝送される(ステップS20)。このメッセー
ジ伝送も、監視部35を使って行われる。
【0071】これにより、対向ノードから出力された経
路探索メッセージを受信した場合、最初の受信の場合だ
けステップS18の接続処理が実行され、2回目以降の
受信の場合は、ステップS20の解除メッセージXの伝
送処理が実行される。
【0072】この伝送処理が終了すると、ステップS1
9に戻り、再び、経路探索メッセージの受信が監視され
る。この監視により、経路探索メッセージを受信しない
と判定されると、メインルーチンにリターンする。
【0073】上記ステップS11で「隣接ノード無し」
と判定された場合は、自ノードと対向ノードとの間に予
備リンクがあるか否かが判定される(ステップS2
1)。
【0074】これは、上記ステップS12で「リンク状
態異常」と判定された場合、上記ステップS14で「空
き帯域無し」と判定された場合、上記ステップS17で
「非受信」と判定された場合も同様である。
【0075】「予備リンク有り」と判定されると、この
予備リンクが正常か否かが判定される(ステップS2
2)。
【0076】「正常」と判定されると、この予備リンク
に迂回先回線として使用可能な空き帯域があるか否かが
判定される(ステップS23)。「空き帯域が有り」と
判定されると、対向ノードに対して、経路探索メッセー
ジが伝送される(ステップS24)。
【0077】この後、予備リンクの迂回先回線と自ノー
ドに収容される通信装置38との接続処理が実行される
(ステップS25)。この接続処理が終了すると、メイ
ンルーチンにリターンする。
【0078】上記ステップS21で「予備リンク無し」
と判定された場合は、迂回経路を設定することができな
いので、処理を終了する。
【0079】これは、上記ステップS22で「リンク状
態異常」と判定された場合及び上記ステップS23で
「空き帯域無し」と判定された場合も同様である。
【0080】図5は、自ノードがSノード及びDノード
以外のノードである場合の迂回経路探索処理を示すフロ
ーチャートである。
【0081】この処理は、監視部35がSノードあるい
はDノードから出力された経路探索メッセージを受信す
ることにより開始される。但し、この経路探索メッセー
ジを複数回受信するような場合は、最初の経路探索メッ
セージを受信することにより開始される。
【0082】なお、以下の説明では、Sノードから出力
された経路探索メッセージ(以下、「経路探索メッセー
ジS」という)を受信することにより、処理が開始され
た場合を代表として説明する。
【0083】この処理においては、まず、自ノードに経
路探索メッセージSを送ってきた隣接ノードと自ノード
の間のリンク39の識別情報が作業メモリ33に記憶さ
れる(ステップS31)。
【0084】次に、自ノードの周りに、自ノードに経路
探索メッセージSを送ってきた隣接ノード以外の隣接ノ
ードがあるか否かが判定される(ステップS32)。こ
の判定は、CPU31がネットワーク構成テーブル34
の登録データを参照することにより実行される。
【0085】「隣接ノード有り」と判定されると、この
隣接ノードと自ノードとの間のリンク39が正常か否か
が判定される(ステップS33)。この判定は、CPU
31が監視部35を使って、リンク39の状態を調べる
ことにより実行される。
【0086】なお、隣接ノードが複数ある場合は、これ
に付随する全てのリンク39について、上記判定が実行
される。この場合、正常なリンク39が1つでもある
と、「正常」と判定され、全てのリンク39が異常な場
合だけ、「異常」と判定される。
【0087】「正常」と判定された場合は、正常なリン
ク39の識別情報が作業メモリ33に記憶される(ステ
ップS34)。
【0088】この後、作業メモリ33に記憶されたリン
ク39に迂回先回線として割当可能な空き帯域があるか
否かが判定される(ステップS35)。この判定は、ネ
ットワーク構成テーブル34の登録データを参照するこ
とにより実行される。
【0089】この場合、作業メモリ33に記憶されたリ
ンク39のうち、少なくとも1つに上述したような空き
帯域があると、「空き帯域有り」と判定され、全てのリ
ンクに空き帯域がない場合だけ、「空き帯域無し」と判
定される。
【0090】「空き帯域有り」と判定されると、この判
定がなされたリンク39の識別情報が作業メモリ33に
記憶される(ステップS36)。
【0091】この後、上記ステップS36で記憶された
リンク39を収容する隣接ノードに対して経路探索メッ
セージSが伝送される(ステップS37)。このメッセ
ージ伝送は、監視部35を使ってなされる。
【0092】この伝送処理が終了すると、今度はDノー
ドから出力された経路探索メッセージ(以下、「経路探
索メッセージD」という)を受信したか否かが判定され
る(ステップS38)。この判定により、自ノードがS
ノードとDノードとの中継ノードに成り得るか否かが判
定される。
【0093】この場合、この経路探索メッセージDを複
数回受信するような場合は、最初の受信のタイミングで
「受信」と判定される。
【0094】「受信」と判定されると、この経路探索メ
ッセージを送ってきた隣接ノードと自ノードの間のリン
ク39の識別情報が作業メモリ33に記憶される(ステ
ップS39)。
【0095】この後、自ノードの周りに、経路探索メッ
セージDを送ってきた隣接ノード以外の隣接ノードがあ
るか否かが判定される(ステップS40)。
【0096】「隣接ノード有り」と判定されると、経路
探索メッセージDの伝送処理が実行される(ステップS
41〜S45)。この伝送処理は、ステップS33〜S
37の伝送処理と同じであるので、詳細な説明を省略す
る。
【0097】この後、ステップS31,39で記憶され
た2つのリンク39の迂回先回線同士の接続処理がなさ
れる(ステップS46)。
【0098】この接続処理が終了すると、解除メッセー
ジXを受信したか否かが判定される(ステップS4
7)。「受信」と判定されると、ステップS46で接続
されたリンクの切離し処理が実行される(ステップS4
8)。
【0099】この後、ステップS48において、リンク
の切離しがなされた隣接ノードに対して、解除メッセー
ジXを伝送する処理が実行される(ステップS49)。
これにより、処理が終了する。
【0100】上記ステップS32,S40で「隣接ノー
ド無し」と判定された場合、ステップS33,S41で
「リンク状態異常」と判定された場合、ステップS3
5,S43で「空き帯域無し」と判定された場合は、自
ノードが迂回経路上の中継ノードと成り得ないので、処
理が終了する。
【0101】また、上記ステップS47で「非受信」と
判定されると、自ノードが中継ノードとなったことにな
るので、リンクの接続状態をそのままにして処理を終了
する。
【0102】図6は、上記経路探索メッセージのデータ
構造を示す図である。図示の如く、経路探索メッセージ
は、ノード識別部D1と、順位識別部D2と、命令部D
3を有する。
【0103】ノード識別部D1には、経路探索メッセー
ジの出力元ノードの識別情報が含まれる。この識別情報
は、出力元ノードがSノードである場合は、例えば、
「S」となり、Dノードである場合は、「D」となる。
【0104】順位識別部D2には、出力元ノードからの
順位(n)を示す順位識別情報が含まれる。この順位識
別情報は、例えば、出力元ノードを0とし、出力元ノー
ドに対する接続順番に応じて順次1,2,3,…とな
る。
【0105】命令部D3には、経路探索処理の開始を指
示するための命令が含まれる。
【0106】上記構成において、図7に示すようなネッ
トワークを参照しながら動作を説明する。
【0107】この図7において、41〜46はノードで
あり、47〜53はリンクであり、54は予備リンクで
ある。
【0108】今、ノード41をSノードとし、ノード4
2をDノードとして、これらの間でリンク47を介して
通信が実行されているとする。また、リンク47以外の
リンク48〜53は、いずれも正常でかつ空き帯域を有
するものとする。
【0109】このような状態で、リンク47に障害が発
生すると、この障害はSノード41とDノード42によ
り感知される。
【0110】これにより、Sノード41及びDノード4
2では、図4のステップS11〜S16の処理が実行さ
れる。その結果、図7に示すように、Sノード41から
ノード43,44に経路探索メッセージSが供給され
る。同様に、Dノード42からはノード43,45に経
路探索メッセージDが供給される。
【0111】これにより、ノード43,44,45で
は、図5のステップS31〜S37の処理が実行され
る。
【0112】今、ノード43においては、経路探索メッ
セージSの方を経路探索メッセージDよりも早く受信し
たものとする。
【0113】この場合、ノード43においては、図8に
示すように、経路探索メッセージSをDノード42に伝
送する処理が実行される。
【0114】また、ノード44においては、図8に示す
ように、経路探索メッセージSをノード45,46に伝
送する処理が実行される。同様に、ノード45において
は、経路探索メッセージDをノード44に伝送する処理
が実行される。
【0115】この後、ノード43,44,45において
は、図5のステップS38〜S46の処理が実行され
る。
【0116】これにより、ノード43においては、図9
に示すように、経路探索メッセージDをSノード41に
伝送する処理が実行される。また、リンク48,50内
の迂回先回線を接続する処理が実行される。
【0117】また、ノード44においては、図9に示す
ように、ノード41,46に対して経路探索メッセージ
Dを伝送する処理が実行される。また、リンク49,5
2内の迂回先回線を接続する処理が実行される。
【0118】さらに、ノード45においては、ノード4
2に対して経路探索メッセージSを伝送する処理が実行
される。また、リンク51,52内の迂回先回線を接続
する処理が実行される。
【0119】なお、ノード46においては、ノード44
から経路探索メッセージSを受信した時点で、図5のス
テップS31,S32の処理が実行される。
【0120】この場合、このノード46の周りには、ノ
ード44以外の隣接ノードが存在しないので、経路探索
メッセージSを受信した時点で、ステップS32に基づ
いて、処理が終了する。
【0121】以上により、Sノード41には、経路R1
及びR2を介して経路探索メッセージDが供給される。
同様に、Dノード42にも、経路R1及びR2を介して
経路探索メッセージSが供給される。
【0122】これにより、迂回経路の候補としては、経
路R1及びR2の2つが存在することになる。
【0123】しかし、経路R1上には、1つのノード4
3だけが存在するのに対し、経路R2上には、2つのノ
ード44,45が存在する。したがって、一般的には、
経路R1におけるメッセージ伝送時間の方が経路R2に
おけるメッセージ伝送時間より短い。
【0124】これにより、Sノード41には、経路R1
を伝送された経路探索メッセージDの方が経路R2を伝
送された経路探索メッセージDよりも早く到達する。同
様に、Dノード42には、経路R1を伝送された経路探
索メッセージSの方が経路R2を伝送された経路探索メ
ッセージSよりも早く到達する。
【0125】その結果、Sノード41においては、経路
R1からの経路探索メッセージDを受信した時点で、図
4のステップS17に基づいて、ステップS18の処理
が実行される。これにより、図10に示すように、リン
ク48の迂回先回線と自ノード41に収納される通信装
置38との接続処理が実行される。
【0126】同様に、Dノード42においても、経路R
1から経路探索メッセージSを受信した時点で、リンク
50の迂回先回線と自ノード42に収容される通信装置
38との接続処理が実行される。
【0127】この後、Sノード41おいては、経路R2
からの経路探索メッセージDを受信した時点で、図4の
ステップS19に基づいて、ステップS20の処理が実
行される。これにより、図10に示すように、Sノード
41からノード44に解除メッセージXが伝送される。
【0128】同様に、Dノード42においては、経路R
2から経路探索メッセージSを受信した時点で、ノード
45に解除メッセージXを伝送する処理が実行される。
【0129】これにより、ノード44,45において
は、図5のステップS47の処理に基づいて、ステップ
S48,S49の処理が実行される。
【0130】これにより、ノード44においては、図1
1に示すように、リンク49,52を切り離す処理が実
行される。また、ノード45に解除メッセージXを伝送
する処理が実行される。
【0131】同様に、ノード45においても、図11に
示すように、リンク51,52の切離し処理及び解除メ
ッセージXの伝送処理が実行される。
【0132】以上により、Sノード41とDノード42
の間には、経路R1による迂回経路が設定されたことに
なる。
【0133】以上、経路R1及びR2上のリンク48〜
52がいずれも正常でかつ空き帯域を有する場合を説明
したが、いずれか一方の経路上のリンクに異常がある場
合や空き帯域がない場合は、次のようになる。
【0134】今、例えば、経路R2上のリンク49に異
常があるものとする。
【0135】この場合、Sノード41からノード44に
経路探索メッセージSが供給されない。これにより、ノ
ード44,45においては、経路探索メッセージDは受
信されるが、経路探索メッセージSは受信されない。
【0136】その結果、この場合は、図5のステップS
38に基づいて、ノード44,45の処理が終了する。
これにより、この場合は、経路R2が迂回経路として設
定されることはない。
【0137】一方、経路R1においては、通常通り経路
探索メッセージS,Dの伝送処理が実行されるので、こ
の経路R1が迂回経路として設定される。
【0138】なお、詳細な説明は省略するが、他のリン
ク48,50,51,52に異常があったり、空き帯域
がない場合も、同様の処理が実行される。
【0139】次に、2つの経路R1,R2のいずれにも
異常があったり、空き帯域がない場合について説明す
る。
【0140】今、例えば、経路R1のリンク48と経路
R2のリンク49に異常があるものとする。
【0141】この場合、Sノード41においては、図4
のステップS12の処理に基づいて、ステップS21の
処理が実行される。これにより、予備リンクの有無が判
定される。
【0142】図7のネットワークの場合、予備リンク5
4があるので、この予備リンク54が正常で、かつ、空
き帯域を有するとすれば、ステップS22〜S25の処
理が実行される。
【0143】これにより、図12に示すように、Sノー
ド41から対向ノード42に経路探索メッセージSが伝
送される。また、予備リンク54の迂回先回線とSノー
ドに収容される通信装置38とが接続される。
【0144】一方、Dノード42においては、図4のス
テップS11〜S17の処理が実行される。これによ
り、Dノード42は、ノード43,45に経路探索メッ
セージDを伝送した後、Sノードから出力された経路探
索メッセージSの受信待ち状態となる。
【0145】その結果、Sノードから出力された経路探
索メッセージSが予備リンク54を介してDノード42
に到達した時点で、このDノード42においては、図4
のステップS18の処理が実行される。これにより、図
12に示すように、予備リンク54内の迂回先回線とD
ノード42に収容される通信装置38とが接続される。
【0146】この後、Dノード42は、経路探索メッセ
ージSを受信することがないので、図4のステップS1
9の処理に基づいて、メインルーチンにリターンする。
【0147】以上詳述したこの実施例によれば、次のよ
うな効果が得られる。
【0148】(1)まず、障害が発生するたびに、迂回
経路の構成リンクとして使用可能なリンクを検出しなが
ら、迂回経路を探索するようにしたので、常に、有効な
迂回経路を設定することができるとともに、回線増設に
影響されることなく、迂回経路を設定することができ
る。
【0149】(2)また、迂回経路の構成リンクとして
使用可能なリンクを検出するのに、リンク状態と空き帯
域の有無の両方を調べるようにしたので、検出されたリ
ンクの信頼性を高めることができる。
【0150】(3)また、各経路探索メッセージS,D
を最初に送ってきた隣接ノードとの間でリンクの接続処
理を実行するようにしたので、最短迂回経路が設定され
る確率が極めて高くなる。
【0151】(4)また、SノードやDノードが対向ノ
ードから出力された経路探索メッセージD,Sを受信す
ると、解除メッセージXの伝送処理と並行して、すぐに
通信処理を再開することができる。
【0152】これは、例えば、図7を参照しながら説明
すると、迂回経路の探索中に、取り合えず、2つの経路
R1,R2を確率し、不要な経路R2については、後
で、解除メッセージXにより除去するようにしたからで
ある。
【0153】以上、この発明の一実施例を詳細に説明し
たが、この発明は、このような実施例に限定されるもの
ではない。
【0154】例えば、先の実施例では、迂回経路の探索
処理により複数の経路が形成された場合、最初に経路探
索メッセージを送ってきた経路を迂回経路として設定す
る場合を説明した。
【0155】しかし、この発明では、後で経路探索メッ
セージを送ってきた経路を迂回経路として設定するよう
にしてもよい。例えば、先の図7において、経路R1で
はなく、経路R2を迂回経路として設定するようにして
もよい。
【0156】また、先の実施例では、迂回経路の探索処
理により検出された複数の経路の中から特定の経路を迂
回経路として選定する方法として、迂回経路の探索中に
全ての経路を確立し、この探索処理が終了した後に、解
除メッセージXにより不要な経路を除去する方法を説明
した。
【0157】しかし、この発明は、迂回経路の探索中
は、経路を確立せず、探索処理が終了してから、特定の
経路に対して接続メッセージを伝送することにより、経
路を確立するようにしてもよい。
【0158】このほかにも、この発明は、その要旨を逸
脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿論であ
る。
【0159】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
障害が発生するたびに、迂回経路を探索するようにした
ので、常に、有効な迂回経路を設定することができると
もに、回線増設に影響されることなく、迂回経路を設定
することができる迂回経路探索装置及び迂回経路探索シ
ステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】伝送帯域の割当を説明するためのブロック図で
ある。
【図4】Sノード及びDノードにおけるCPU31の経
路探索処理を示すフローチャート図である。
【図5】Sノード及びDノード以外のノードにおけるC
PU31の経路探索処理を示すフローチャート図であ
る。
【図6】経路探索メッセージのデータ構造を説明するた
めの図である。
【図7】一実施例の経路探索動作を説明するためのブロ
ック図である。
【図8】一実施例の経路探索動作を説明するためのブロ
ック図である。
【図9】一実施例の経路探索動作を説明するためのブロ
ック図である。
【図10】一実施例の経路探索動作を説明するためのブ
ロック図である。
【図11】一実施例の経路探索動作を説明するためのブ
ロック図である。
【図12】一実施例の経路探索動作を説明するためのブ
ロック図である。
【図13】従来の迂回経路設定方法を説明するためのブ
ロック図である。
【符号の説明】
21 第1のリンク検出手段 22 第1の経路探索メッセージ 伝送手段 23 第1のリンク接続手段 24 第2のリンク検出手段 25 第2の経路探索メッセージ 伝送手段 26 第2のリンク接続手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上の各ノードごとに設けら
    れ、このネットワークに障害が発生すると、障害経路の
    両端に位置する第1,第2のノードで障害を感知するこ
    とにより、前記第1,第2のノード間で前記障害経路を
    迂回するための迂回経路を探索する迂回経路探索装置に
    おいて、 前記障害を感知すると、自ノードに収容されるリンクの
    中から、前記迂回経路を構成可能なリンクを検出する第
    1のリンク検出手段(21)と、 この第1のリンク検出手段(21)で検出されたリンクを収
    容する隣接ノードに対して、経路探索メッセージを伝送
    する第1の経路探索メッセージ伝送手段(22)と、 前記障害を感知した対向ノードの前記第1の経路探索メ
    ッセージ伝送手段(22)から出力された前記経路探索メッ
    セージを受信すると、この経路探索メッセージを送って
    きた隣接ノードに収容されるリンクと自ノードに収容さ
    れる通信装置とを接続する第1のリンク接続手段(23)
    と、 隣接ノードから前記経路探索メッセージを受けると、自
    ノードに収容されるリンクの中から、前記迂回経路を構
    成可能なリンクを検出する第2のリンク検出手段(24)
    と、 この第2のリンク検出手段(24)により検出されたリンク
    を収容する隣接ノードに対して、前記経路探索メッセー
    ジを伝送する第2の経路探索メッセージ伝送手段(25)
    と、 前記第1,第2のノードの前記第1の経路探索メッセー
    ジ伝送手段(22)から出力された経路探索メッセージを受
    けると、自ノードにこの経路探索メッセージを送ってき
    た2つの隣接ノードに収容されるリンク同士を接続する
    第2のリンク接続手段(26)とを具備したことを特徴とす
    る迂回経路探索装置。
  2. 【請求項2】 前記第1,第2のリンク検出手段(21,2
    4) は、 自ノードに収容されるリンクの状態が正常か否かを判定
    するリンク状態判定手段と、 このリンク状態判定手段により正常と判定されたリンク
    に空き帯域があるか否かを判定し、空き帯域がある場合
    は、このリンクを前記迂回経路を構成可能なリンクとす
    る空き帯域判定手段とを具備したことを特徴とする請求
    項1記載の迂回経路探索装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のリンク接続手段(23)は、前記
    経路探索メッセージを複数回受信する場合は、最初に受
    信した経路探索メッセージを送ってきた隣接ノードに収
    容されるリンクと前記通信装置とを接続するように構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の迂回経路探
    索装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のリンク接続手段(26)は、前記
    2つの経路探索メッセージをそれぞれ複数回受信する場
    合は、各経路探索メッセージを最初に送ってきた隣接ノ
    ードに収容されるリンク同士を接続するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の迂回経路探索装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2のリンク接続手段(26)は、前記
    経路探索メッセージを受信した時点で、前記リンク接続
    処理を実行するように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の迂回経路探索装置。
  6. 【請求項6】 前記第2のリンク接続手段(26)は、前記
    第1,第2のノードの前記第1の経路探索メッセージ伝
    送手段(22)から出力された経路探索メッセージがそれぞ
    れ対向ノードに到達した後に、前記リンク接続処理を実
    行するように構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の迂回経路探索装置。
  7. 【請求項7】 ネットワーク上の各ノードごとに設けら
    れ、このネットワークに障害が発生すると、障害経路の
    両端に位置する第1,第2のノードで障害を感知するこ
    とにより、この第1,第2のノード間で前記障害経路を
    迂回するための迂回経路を探索する迂回経路探索システ
    ムにおいて、 障害が発生すると、前記第1のノードを始点として順次
    迂回経路を構成可能なリンクを探索するようにして、前
    記第1のノードに接続される経路を探索する第1の経路
    探索手段と、 障害が発生すると、前記第2のノードを始点として順次
    迂回経路を構成可能なリンクを探索するようにして、前
    記第2のノードに接続される経路を探索する第1の経路
    探索手段と、 前記第1、第2の経路探索手段により探索された経路の
    中から重複経路を検出し、この重複経路を前記迂回経路
    として設定する迂回経路設定手段とを具備したことを特
    徴とする迂回経路探索システム。
JP29562091A 1991-11-12 1991-11-12 迂回経路探索装置及び迂回経路探索システム Withdrawn JPH05136825A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07235923A (ja) * 1993-12-28 1995-09-05 Nec Corp マルチリング型障害回復システム
JP2002281067A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Yafoo Japan Corp ネットワークの通信異常箇所を迂回する方法

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