JPH05136140A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH05136140A
JPH05136140A JP32122091A JP32122091A JPH05136140A JP H05136140 A JPH05136140 A JP H05136140A JP 32122091 A JP32122091 A JP 32122091A JP 32122091 A JP32122091 A JP 32122091A JP H05136140 A JPH05136140 A JP H05136140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
film
layer
plating
gold
Prior art date
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Pending
Application number
JP32122091A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Kikuchi
正治 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05136140A publication Critical patent/JPH05136140A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メッキにより金配線をつくる場合、メッキ後
の給電層の除去時の再成物の発生をできるだけ少なく
し、再成物による配線のショートを防止する。 【構成】 酸化膜2上にメッキ給電用のTi−W膜3、
Au薄膜4をスパッタ法により形成する。次に、配線と
なる部分および配線となる部分を連結する部分を除いて
Au薄膜4、Ti−W膜3をエッチング除去する
[(b)、(b′)]。配線となる部分を露出させるフ
ォトレジスト6を設けてから電気メッキにより金配線7
を形成する[(c)、(c′)]。レジスト6を除去
し、金配線7をマスクとしてエッチングを行って、配線
となる部分を連結していたAu薄膜4とTi−W膜を除
去する[(d)、(d′)]。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、特に、金配線を有する半導体装置の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、金配線を有する半導体装置の従
来の製造方法を工程順に示した断面図と平面図である。
まず、図3の(a)、(a′)に示されるように、トラ
ンジスタ等の素子が作り込まれたシリコン基板1上に素
子と配線とを分離するための酸化膜2を形成し、その上
に接着層となるTi−W(チタン−タングステン)膜3
と金メッキに必要となるAu薄膜4をスパッタ法により
形成する(以下、Ti−W膜3とAu薄膜4との複合膜
をメッキ用給電層という)。
【0003】次に、図3の(b)、(b′)に示すよう
に、フォトレジスト6を塗布し、露光・現像することに
より所望の配線パターン状にメッキ給電層を露出させ、
次いで、メッキ用給電層の露出部分に電解メッキにより
金配線7を形成する。
【0004】図3の(c)、(c′)に示すように、フ
ォトレジスト6を除去した後、図3の(d)、(d′)
に示すように金配線7をマスクにしてメッキ用給電層で
あるTi−W膜3、Au薄膜4を、Ar、O2 、SF6
の混合ガスを用いたドライエッチングにより除去する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の、金メッキした
後にメッキ用給電層をドライエッチングする製造方法で
は、エッチング時の再生成膜が金配線の側壁に付着する
ため、配線が高密度化された場合、配線間隔の狭いとこ
ろでは、両側の側壁に付着した再生成膜同士が接触して
配線間ショートを発生させてしまう。またその時にショ
ートしていなくても後工程で再生成膜が剥離した場合に
は、その膜によりショートが起こる。例えば、金配線幅
が1.5μm、配線間隔が1.0μmである場合、50
〜60%のペレットがショート不良となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体基板上に金メッキの下地層となる下地
金属層を形成する工程と、形成さるべき配線層部分およ
び該配線層部分を互いに連結する給電用配線部分を除い
て前記下地金属層をエッチング除去する工程と、前記給
電用配線部分の下地金属層上を被覆するレジスト層を形
成する工程と、前記配線層部分の下地金属層上に金メッ
キ層を形成する工程と、前記給電用配線部分の下地金属
層をエッチング除去する工程と、を含むものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例の工程段階
を示す断面図と平面図である。
【0008】トランジスタ等の素子が作り込まれたシリ
コン基板1上に素子と配線とを分離するための酸化膜2
を形成する。次に、Ti−W膜3、Au薄膜4をそれぞ
れ1000Å、500Å程度の膜厚にスパッタ法により
成膜してメッキ用給電層を形成する。次に、フォトレジ
スト5を塗布し、露光・現像して所望の配線パターンお
よびこの配線パターンを接続するパターンを形成する
[図1の(a)、(a′)]。
【0009】次に、Arガス(Au薄膜4をエッチン
グ)、Ar+SF6ガス(Ti−W膜3をエッチング)
等を用いるドライ法によりAu薄膜4、Ti−W膜3の
不必要な部分を除去し、フォトレジスト5を剥離する
[図1の(b)、(b′)]。ここに形成されたメッキ
用給電層のパターンのうち配線パターンを接続するパタ
ーンは、チップ周辺と配線間隔の広い所に設けられてい
る。
【0010】次に、フォトレジスト6を塗布し、露光・
現像を行って、配線となるべき部分のAu薄膜4を露出
させる。次いで、このフォトレジスト膜6をマスクとし
て電気メッキ法により金配線7を形成する[図1の
(c)、(c′)]。
【0011】次に、フォトレジスト6を除去し、金配線
7をマスクとしてドライエッチングを施して不要な部分
のAu薄膜4、Ti−W膜3を除去し、所望の金配線を
得る[図1の(d)、(d′)]。
【0012】図2は、本発明の第2の実施例の工程段階
を示す平面図である。先の実施例では、メッキ用給電層
であるTi−W膜3、Au薄膜4をパターニングするの
に、配線以外の部分を意図的に残すため、配線のマスク
パターンをつくるときに自動レイアウトがしにくい。そ
こで、本実施例では配線の基本的な構成を図2の(a)
に示すように格子状にし、配線はその格子状のパターン
の中で図2の(b)に示すように、所望部分を選択して
形成する。なお、図2の(a)、(b)はそれぞれ、図
1の(b′)と(c′)の段階に相当する工程段階を示
している。
【0013】図2の(b)に示す工程の後、フォトレジ
スト6を除去し[図2の(c)]、不要部分のAu薄膜
4、Ti−W膜3をエッチング除去する[図2の
(d)]。
【0014】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。例え
ば、接着層となる金属膜としてはTi−W膜に代え、T
i膜、Cr膜、Ti−Mo二層膜等を用いることができ
る。また、本発明は、シリコン以外の基板を用いた半導
体装置にも適用できるものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、金メッ
キ前に配線パターン部分と配線パターン部分を連結する
部分を除く金メッキ下地層を予め除去しておくものであ
るので、本発明によれば、金メッキ後の給電層の除去が
簡単になりしかもドライエッチによる再生成物の付着が
極少量となるため、これによるショートはほとんど発生
しなくなる。また、付着物の剥離が起こることもなくな
るので、半導体装置の信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の製造工程を示す断面
図と平面図。
【図2】 本発明の第2の実施例の製造工程を示す断面
図と平面図。
【図3】 従来例を説明するための断面図と平面図。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 酸化膜 3 Ti−W膜 4 Au薄膜 5、6 フォトレジスト 7 金配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/288 M 7738−4M 21/302 F 7353−4M // C23F 1/02 7179−4K

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に金メッキの下地層となる
    下地金属層を形成する工程と、 形成さるべき配線層部分および該配線層部分を互いに連
    結する給電用配線部分を除いて前記下地金属層をエッチ
    ング除去する工程と、 前記給電用配線部分の下地金属層上を被覆するレジスト
    層を形成する工程と、 前記配線層部分の下地金属層上に金メッキ層を形成する
    工程と、 前記給電用配線部分の下地金属層をエッチング除去する
    工程と、 を含む半導体装置の製造方法。
JP32122091A 1991-11-08 1991-11-08 半導体装置の製造方法 Pending JPH05136140A (ja)

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ID=18130151

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JP (1) JPH05136140A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007234889A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Shinko Electric Ind Co Ltd 配線の形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007234889A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Shinko Electric Ind Co Ltd 配線の形成方法

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