JPH05135613A - 天井内空間の照明方法及び天井内空間の照明が可能な埋込型照明器具 - Google Patents

天井内空間の照明方法及び天井内空間の照明が可能な埋込型照明器具

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Publication number
JPH05135613A
JPH05135613A JP3326366A JP32636691A JPH05135613A JP H05135613 A JPH05135613 A JP H05135613A JP 3326366 A JP3326366 A JP 3326366A JP 32636691 A JP32636691 A JP 32636691A JP H05135613 A JPH05135613 A JP H05135613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
space
reflection plate
opening
embedded
Prior art date
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Pending
Application number
JP3326366A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahito Ishida
敬人 石田
Fumio Sumiyoshi
文夫 住吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
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Publication of JPH05135613A publication Critical patent/JPH05135613A/ja
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】建物の天井内空間に設置している設備機器や配
管、配線等の点検や保守に際して必要な照度を、懐中電
灯や特別な光源を必要とせずに得られるようにする。 【構成】埋込型照明器具の反射板2の一部を開閉自在に
構成し、光源3の光を反射板2の開口部10から天井内
空間に漏らして照明を行う。 【効果】懐中電灯が手元にない場合にも、照明用の光
を天井内空間に漏らして必要な照度を得ることができ、
緊急時に於ける即応性を図ることができる。従って懐
中電灯を常時手元に持ち合わせる必要がなく、またライ
ター等により照度を得る必要もないので安全である。
天井内空間に特別な照明設備を増設する必要がないの
で、コストの面でも有利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の天井内空間の照明
方法及び天井内空間の照明が可能な埋込型照明器具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の天井内空間の設備機器や、配管、
配線等の点検や保守のために、天井点検口から天井内空
間を覗く場合には照明が必要であり、このような場合、
従来一般的には、懐中電灯を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら点検等の
必要が生じた時に、常に懐中電灯を持ち合わせていると
は限らず、懐中電灯が手元にない場合には、これが用意
できるまで待たなければならず、緊急時に於ける即応性
を図れない場合がある。このため緊急時には、手元の喫
煙用ライターを点火して照明する場合もあり、危険であ
る。また緊急時の即応性を図るために天井内空間に特別
な照明設備を増設するのはコストの点で得策でない。本
発明は、このような課題を解決することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、まず埋込型照明器具の反射板の一
部を開閉自在に構成し、光源の光を反射板の開口部から
天井内空間に漏らして照明を行う天井内空間の照明方法
を提案する。
【0005】また本発明では、このような天井内空間の
照明を行うために、まず埋込型照明器具の反射板の一部
を天井内空間に昇降自在に構成することにより開閉自在
な開口部を構成した埋込型照明器具を提案する。
【0006】また本発明では他の構成として埋込型照明
器具の反射板の一部に開口部を構成し、この開口部を開
閉自在とした蓋反射板を設けた埋込型照明器具を提案す
る。この埋込型照明器具は、一例として開口部に対向さ
せて案内レールを設けると共に、この案内レールに蓋反
射板を摺動自在に支持して構成することができる。
【0007】
【作用】常時は、反射板の一部に構成した開口部を閉じ
ておけば、光源の光は通常の埋込型照明器具と同様に天
井内空間には漏れず、室内の照明に有効に利用すること
ができる。
【0008】また天井内空間の各種機器や配管、配線等
の保守、点検等に際して開口部を開くと、光源の光の一
部は開口部から天井内空間に漏れ、天井内空間の照明に
利用することができる。
【0009】この際、反射板の一部を天井内空間に上昇
して開口部を開く構成とすると、光源から開口部を通し
て天井内空間に漏れた光の一部は、上昇位置で支持され
ている反射板により反射されるので、これがないものと
比較して光の到達範囲が広くなる。
【0010】また反射板の一部に構成した開口部を蓋反
射板で開閉させる構成では、前者の構成のように反射板
の一部を昇降させ、そして上昇位置で支持するための機
構が必要でないので、構成が簡単で、例えば開口部に対
向させて案内レールを設けると共に、この案内レールに
蓋反射板を摺動自在に支持するという簡単な構成とする
ことができる。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例を図について説明する。
図1〜図3は本発明方法を適用する埋込型照明器具の第
1の実施例を示すもので、図1は説明的縦断面図、図
2、図3は説明的横断面図である。これらの図に於い
て、符号1は埋込型照明器具を示すもので、反射板2は
下方に凹形状としている。符号3は光源で、この場合は
蛍光燈としている。この照明器具1はインサートやせん
孔アンカー(図示省略)でスラブ4に取付けた吊りボル
ト5により天井材6に設けた設置口7の所定位置に支持
している。符号8は上部反射板であり、この上部反射板
8は他の部分とは独立に構成しており、上記吊りボルト
5を案内部材として昇降自在に支持している。そしてこ
の上部反射板8には、上昇位置に於ける支持手段とし
て、吊りボルト5に圧接するばね部材9を設けている。
【0012】以上の構成に於いて、常時は図2に示すよ
うに上部反射板8を下降させて、反射板2の他の部分と
当接させておけば、反射板2は通常の埋込型照明器具と
同様な状態となり、従って光源3の光は天井内空間には
漏れず、室内の照明に有効に利用することができる。
【0013】そして天井内空間に設置されている各種機
器や配管、配線等の保守、点検等に際して、天井点検口
から天井内空間を覗く時には、図3に示すように上部反
射板8を上昇させると、この上部反射板8はばね部材9
の圧接力により、上昇位置に支持される。
【0014】上部反射板8を上昇させると、これに対応
する反射板2の部分には開口部10が形成されることに
なり、ここを通して光源3からの光が天井内空間に漏れ
る。そして天井内空間に漏れた光の一部は、上部反射板
8により反射されて天井内空間に拡散する。このように
して懐中電灯や特別な照明器具を必要としないで、天井
内空間の機器等の保守、点検等に必要な照度を得ること
ができる。
【0015】以上の実施例では上部反射板8の全体を昇
降自在に構成しているが、上部反射板8の一部のみを昇
降自在に構成することもでき、また上部反射板8以外の
反射板2の部分を昇降自在に構成することもできる。ま
た反射板2の所定部分を昇降させる機構は上記実施例の
ように照明器具支持用の吊りボルト5を案内部材とする
機構に限らず適宜であり、また上昇位置で支持する機構
も上述したばね部材9を用いた機構の他、適宜のロック
機構等を利用することができる。
【0016】次に図4、図5は本発明方法を適用する埋
込型照明器具の第2の実施例を示すもので、これらの図
では反射板2のみを表している。この実施例では上部反
射板8の一部に開口部10を形成し、その両側に開口側
を対向させて、一対の溝型案内レール11を設置すると
共に、これらの案内レール11に蓋反射板12を摺動自
在に支持している。
【0017】かかる構成に於いて、常時は蓋反射板12
を図4の状態よりも右方向に移動して開口部10を塞い
でおけば、開口部10の対応個所も蓋反射板12により
反射面となり、従って通常の埋込型照明器具と同様に光
源3の光は天井内空間には漏れず、室内の照明に有効に
利用することができる。
【0018】また蓋反射板12を図4の状態よりも左方
向に移動して開口部10から外れた位置とすると、この
開口部10を通して光源3からの光が天井内空間に漏
れ、天井内空間に必要な照度を得ることができる。
【0019】以上の実施例に於いては蓋反射板12は案
内レール11に沿って摺動させて開口部10を開閉する
構成としているが、開口部10を扉状に開閉する構成と
することもできる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次のよ
うな効果がある。 懐中電灯が手元にない場合にも、照明用の光を天井内
空間に漏らして必要な照度を得ることができ、緊急時に
於ける即応性を図ることができる。 従って懐中電灯を常時手元に持ち合わせる必要がな
く、またライター等により照度を得る必要もないので安
全である。 天井内空間に特別な照明設備を増設する必要がないの
で、コストの面でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用する埋込型照明器具の第1の
実施例を示す説明的縦断面図である。
【図2】図1の構成の説明的横断面図である。
【図3】図1の構成に於いて、上部反射板を上昇させた
状態を示す説明的横断面図である。
【図4】本発明方法を適用する埋込型照明器具の第2の
実施例の反射板の部分を表した説明的底面図である。
【図5】図4のX−X線断面図である。
【符号の説明】
1 埋込型照明器具 2 反射板 3 光源 4 スラブ 5 吊りボルト 6 天井材 7 設置口 8 上部反射板 9 板ばね 10 開口部 11 案内レール 12 蓋反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 17/00 M 21/04 A 2113−3K 21/10 D 2113−3K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋込型照明器具の反射板の一部を開閉自
    在に構成し、光源の光を反射板の開口部から天井内空間
    に漏らして照明を行うことを特徴とする天井内空間の照
    明方法
  2. 【請求項2】 埋込型照明器具の反射板の一部を天井内
    空間に昇降自在に構成することにより開閉自在な開口部
    を構成したことを特徴とする天井内空間の照明が可能な
    埋込型照明器具
  3. 【請求項3】 埋込型照明器具の反射板の一部に開口部
    を構成し、この開口部を開閉自在とした蓋反射板を設け
    たことを特徴とする天井内空間の照明が可能な埋込型照
    明器具
  4. 【請求項4】 請求項3の埋込型照明器具に於いて、開
    口部に対向させて案内レールを設けると共に、この案内
    レールに蓋反射板を摺動自在に支持したことを特徴とす
    る天井内空間の照明が可能な埋込型照明器具
JP3326366A 1991-11-14 1991-11-14 天井内空間の照明方法及び天井内空間の照明が可能な埋込型照明器具 Pending JPH05135613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3326366A JPH05135613A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 天井内空間の照明方法及び天井内空間の照明が可能な埋込型照明器具

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JP3326366A JPH05135613A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 天井内空間の照明方法及び天井内空間の照明が可能な埋込型照明器具

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JPH05135613A true JPH05135613A (ja) 1993-06-01

Family

ID=18186997

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JP3326366A Pending JPH05135613A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 天井内空間の照明方法及び天井内空間の照明が可能な埋込型照明器具

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JP (1) JPH05135613A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08284304A (ja) * 1995-04-13 1996-10-29 Hitachi Lighting Ltd 天井工法及び工法を実施するための器具
CN115262850A (zh) * 2022-06-15 2022-11-01 深圳华澳建科集团有限公司 一种软膜天花板结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08284304A (ja) * 1995-04-13 1996-10-29 Hitachi Lighting Ltd 天井工法及び工法を実施するための器具
CN115262850A (zh) * 2022-06-15 2022-11-01 深圳华澳建科集团有限公司 一种软膜天花板结构
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