JPH08280832A - 消火器ケース - Google Patents

消火器ケース

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JPH08280832A
JPH08280832A JP9532495A JP9532495A JPH08280832A JP H08280832 A JPH08280832 A JP H08280832A JP 9532495 A JP9532495 A JP 9532495A JP 9532495 A JP9532495 A JP 9532495A JP H08280832 A JPH08280832 A JP H08280832A
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JP
Japan
Prior art keywords
fire extinguisher
guide light
light
housing portion
case according
Prior art date
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Pending
Application number
JP9532495A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sakaigi
寛 境木
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HIGANO KK
Original Assignee
HIGANO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 災害時に、非難誘導を迅速に行うとともに、
夜間、停電時でも消火器の位置を的確に示し、迅速な消
火活動を可能にする消火器ケースを提供する。 【構成】 本発明の消火器ケースは、消火器を出し入れ
するための開口を正面に設けた消火器収容部2と、停電
時に点灯可能な避難路を示す誘導灯3とを一体的に設け
てなる構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消火器ケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築物においては消火器を備
えることが義務づけられており、消火器は、消火器と表
示したケースに収納して、または剥き出しで、廊下等の
通路に備えられていた。
【0003】また、建築物においては、火災発生時等の
非常時に、建物内の人を非常口へと導くための誘導灯の
設置が義務づけられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、災害が
夜間に起こった場合、また停電した場合等、室内が暗い
状態では消火器を探し出すのが遅れ、一刻を争う初期の
消火活動に支障を来すことがあった。
【0005】また、火災発生時に誘導灯に従って避難す
る場合、炎により避難路が妨げられることがあり、かか
る場合において、消火器が近くにないため、またはあっ
ても捜し出すことができないために、避難が不可能にな
るという深刻な事態も生じていた。
【0006】従って、本発明は、夜間、停電時でも消火
器の位置を的確に示し、迅速な消火活動を可能にする消
火器ケースを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の消火器ケースは、消火器を出し入れするた
めの開口を正面に設けた消火器収容部と、停電時に点灯
可能な避難路を示す誘導灯とを一体的に設けてなること
を特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記誘導灯の光が前記消
火器収容部内に直接入ることを可能にする採光手段を設
けたことを特徴とする前記消火器ケースにも関する。
【0009】さらに、本発明は、消火器を出し入れする
ための開口を正面に設けた消火器収容部と、停電時に点
灯可能な蓄電池を備えた避難路を示すための誘導灯と、
点灯して消火器の位置を表示する照明装置とを一体的に
設け、前記照明装置が蓄電池を備え、通常は交流電源に
接続され、停電時には蓄電池に接続されて点灯するよう
に配線されていることを特徴とする消火器ケースにも関
する。
【0010】本発明において、誘導灯とは避難路を示す
矢印等の記載された照明装置をいう。例として、法律で
設置が義務づけられている通路誘導灯が挙げられる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】実施例1 図1において、消火器ケース1には、消火器を出し入れ
するための開口を正面に設けた消火器収容部2が形成さ
れ、該消火器収容部2の上部に通路誘導灯3が一体的に
設けられている。
【0013】通路誘導灯3は、図2に示すように、その
正面が消火器収容部2の正面と略同一平面上に位置する
ように設けられており、通路誘導灯3の一部及び消火器
収容部2のほぼ全体を壁5に埋め込む構造をなしてい
る。
【0014】通路誘導灯3は、正面に避難口の方向を示
す図が表示がされた合成樹脂製の箱内に、蛍光灯、蓄電
池、インバーター等を備え、通常は屋内配線からのAC
電源により点灯し、停電時には内蔵の蓄電池に切り替わ
って点灯するように配線されたものであるが、法律によ
り定められた条件を満たすものであれば、その形状を問
わない。例えば、通路誘導灯は、設置位置、壁面から表
示面までの距離等の基準が定められており、かかる基準
を満たすように設計される。即ち、壁埋め込み式のもの
にあっては、埋め込み後の表示面の位置が、壁面から所
定の法定された距離となるように設計される。
【0015】収容部2の正面の開口は、上部に「消火
器」と表示された扉4で閉じられている。扉4は、金
属、合成樹脂、ガラス等により形成され、好ましくは、
透明又は半透明の合成樹脂、例えばアクリル樹脂により
形成される。透明、半透明の扉の場合、誘導灯の光によ
り、消火器が照明可能となる。ただし、金属、木材等の
光非透過性の材料を使用する場合には、消火器という文
字が照明可能とすれば、夜間でも消火器の位置を迅速に
知ることができる。なお、扉を設けず、消火器自体が誘
導灯により照らされるようにしてもよい。
【0016】本実施例の消火器ケース1は、消火器収容
部2を壁5に埋め込んで固定し、通路誘導灯3の配線工
事を行うことにより設置される。
【0017】本実施例の消火器ケース1は、通路誘導灯
がその周囲を照らすことにより、扉4に表示された「消
火器」の文字が判読可能となるが、透明又は半透明の合
成樹脂又はガラスにより形成した扉を用い、通路誘導灯
の光を消火器収容部内に直接採り入れるための採光手段
を設けることにより、「消火器」の文字及び収納された
消火器をさらに明るく照らし出すことができる。前記採
光手段を設け、扉を設けない場合には、消火器本体が直
接照らし出される。
【0018】採光手段は、例えば、通路誘導灯3の底板
に設けられた光透過窓と、これに対応して消火器収容部
の上板に設けられた採光窓であり、通路誘導灯3の光透
過窓から出た光が消火器収容部の採光窓から消火器収容
部内に入り、消火器収容部内を照らし、その結果、夜間
及び停電時に、消火器又は扉に表示された「消火器」の
文字が明るく照らし出される。なお、採光手段としての
光透過窓及び採光窓は、透明又は半透明の合成樹脂、ガ
ラス等、光を透過する材料により形成された板で覆われ
ていていてもよい。
【0019】本実施例の消火器ケースは、壁に埋め込ま
れ、しかも消火器収容部と一体的な配置で通路誘導灯が
設置されることになるため、外観上も好ましい。
【0020】実施例2 図3において、消火器ケース1には、消火器を出し入れ
するための開口を正面に設けた消火器収容部2が形成さ
れ、該消火器収容部2の上部に通路誘導灯3が一体的に
設けられ、該消火器収容部2の下部には、消火器の位置
を表示する照明装置6が一体的に設けられている。
【0021】通路誘導灯3は実施例1と同じ構造のもの
であり、図4に示すように、その正面が消火器収容部2
の正面と略同一平面上に位置するように設けられてお
り、通路誘導灯3の一部並びに消火器収容部2及び照明
装置6のほぼ全体を壁5に埋め込む構造をなしている。
なお、通路誘導灯3は、実施例1および2では、消火器
収容部2の上部に設けられているが、これに限らるもの
ではなく、消火器収容部2の下部に設けるようにしても
よい。
【0022】消火器収容部2の正面の開口には、鋼製の
扉4が設けられている。
【0023】照明装置6は、正面開口を「消火器」の文
字が表示された透明又は半透明の板で覆い、内部に照明
灯、蓄電池、電源切り替え装置等を設けてなり、通常は
交流電源を照明用電源とし、停電時には蓄電池を照明電
源とするように配線されている。照明灯としては、蛍光
灯61を用いている。照明灯の周囲に、蛍光灯61の光
を効果的に反射するように反射鏡を形成してもよい。
【0024】次に、図5に、本実施例の照明装置6の回
路図の一例を説明する。
【0025】図において、62は蓄電池、63は交流電
源64と蓄電池62との電源の切り替えを行う電源切替
装置、65は壁スイッチ、66は電池の充電度を点検す
るための点検スイッチである。
【0026】蓄電池62としては、例えば、ニッカド電
池のようなものを使用してもよい。蓄電池62は常時、
充電されているようにする。
【0027】電源切替装置63は、通常時は、交流電源
64により蛍光灯61を点灯し、停電時には、蓄電池6
2を電源として蛍光灯61を点灯するように切り替えを
する。
【0028】壁スイッチ65は、交流電源64のON/
OFFの切り替えを行うスイッチであり、昼間、蛍光灯
61の照明を消しておき、夜間のみ蛍光灯61を点灯さ
せるような場合に使用する。
【0029】以上の構成において、通常は壁スイッチ6
5をON(閉)にすると、交流電源64から交流電源が
供給されるため、電源切替装置63は、電源を交流電源
より供給して、蛍光灯61を点灯するようにする。火災
などにより停電した場合には、電源切替装置63が停電
を感知すると、電源を蓄電池62に切り替えて、電源を
供給するようにする。
【0030】本実施例の消火器ケース1は、通路誘導灯
3の一部と、消火器収容部2及び照明装置6のほぼ全部
を壁5に埋め込んで固定し、通路誘導灯3の配線工事を
行うことにより設置される。
【0031】なお、実施例1及び実施例2において、壁
埋め込み式の消火器ケースについて説明したが、本発明
の消火器ケースは床に設置する方式のものであってもよ
い。この場合、誘導灯の背面は消火器ケースの背面と同
一平面となるように設けられ、設置時に壁に平らになる
ように固定される。
【0032】
【発明の効果】本発明の消火器ケースは、消火器収容部
と誘導灯とが一体的に設けられており、誘導灯は、夜
間、停電時でも点灯するものであるため、この光により
消火器の収納位置を照らし出し、消火器の位置を瞬時に
知らせ、迅速な消火活動を可能にする。
【0033】また、避難している最中に消火活動を行っ
て避難路を確保する必要のある場合でも、避難路に沿っ
て存在する誘導灯の下に消火器があるため、消火器を容
易に捜し出すことが可能になる。
【0034】さらに、誘導灯の下に消火器があるという
認識を常日頃から持つことにより、冷静さを失いがちな
火災時においても、避難路に沿って消火器を見つけ出す
ことができ、落ち着いて消火活動にあたることが可能に
なる。
【0035】また、本発明の消火器ケースは、消火器収
容部と誘導灯が一体的に設けられているため、設置が一
度で済み、設置のための工期及び労力を節減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の図1の実施例を示す側面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す正面図である。
【図4】本発明の図3の実施例を示す側面図である。
【図5】本発明の一実施例の照明装置の概略回路図であ
る。
【符号の説明】
1 消火器ケース 2 消火器収容部 3 通路誘導灯 4 扉 6 照明装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消火器を出し入れするための開口を正面
    に設けた消火器収容部と、 停電時に点灯可能な避難路を示す誘導灯とを一体的に設
    けてなる消火器ケース。
  2. 【請求項2】 前記誘導灯の光が前記消火器収容部内の
    消火器を照明可能なことを特徴とする請求項1の消火器
    ケース。
  3. 【請求項3】 前記消火器収容部の消火器を出し入れす
    るための開口に、透明又は半透明の扉を設けたことを特
    徴とする請求項2の消火器ケース。
  4. 【請求項4】 前記消火器収容部の消火器を出し入れす
    るための開口に、金属等の光非透過性の扉を設けたこと
    を特徴とする請求項2の消火器ケース。
  5. 【請求項5】 前記扉に消火器が収容されていることを
    示す文字を表示したことを特徴とする請求項3又は4の
    いずれか1項記載の消火器ケース。
  6. 【請求項6】 前記誘導灯の光が前記消火器収容部内の
    消火器または前記扉に表示された文字を照明可能なこと
    を特徴とする請求項5の消火器ケース。
  7. 【請求項7】 前記消火器収容部と前記誘導灯が、壁面
    に埋め込まれていることを特徴とする請求項1ないし6
    のいずれか1項に記載の消火器ケース。
  8. 【請求項8】 前記消火器収容部と前記誘導灯が、各々
    の裏面が略同一平面上に位置するように、一体的に設け
    られ、床に設置可能としたことを特徴とする請求項1な
    いし7のいずれか1項に記載の消火器ケース。
  9. 【請求項9】 消火器を出し入れするための開口を正面
    に設けた消火器収容部と、停電時に点灯可能な避難路を
    示す誘導灯と、点灯して消火器の位置を表示する照明装
    置とを一体的に設け、 前記照明装置が蓄電池を備え、通常は交流電源に接続さ
    れ、停電時には蓄電池に接続されて点灯するように配線
    されていることを特徴とする消火器ケース。
  10. 【請求項10】 前記誘導灯の光が前記消火器収容部内
    に直接入ることを可能にする採光手段を設けたことを特
    徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の消火器
    ケース。
  11. 【請求項11】 前記採光手段が、前記消火器収容部の
    前記誘導灯側の面に設けられた採光窓と、 前記誘導灯の前記採光窓に対応する位置に設けられた光
    透過窓であることを特徴とする請求項10に記載の消火
    器ケース。
JP9532495A 1995-04-20 1995-04-20 消火器ケース Pending JPH08280832A (ja)

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JP9532495A JPH08280832A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 消火器ケース

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ID=14134562

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JP (1) JPH08280832A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001204839A (ja) * 2000-01-26 2001-07-31 Daiwa House Ind Co Ltd 壁面構造体

Cited By (1)

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