JPS62103293A - 船舶の危険区画照明方法及びその装置 - Google Patents
船舶の危険区画照明方法及びその装置Info
- Publication number
- JPS62103293A JPS62103293A JP24159485A JP24159485A JPS62103293A JP S62103293 A JPS62103293 A JP S62103293A JP 24159485 A JP24159485 A JP 24159485A JP 24159485 A JP24159485 A JP 24159485A JP S62103293 A JPS62103293 A JP S62103293A
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- JP
- Japan
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- dangerous area
- section
- area
- light
- deck
- Prior art date
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- Pending
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の目的
(産業上の利用分野)
本発明は船舶の照明の技術分野において利用され、特に
危険区画における照明方法に関する。
危険区画における照明方法に関する。
(従来の技術)
船舶には危険物を扱う場合があり、一定区域が危険区画
と指定される、例えば油タンカーである。この油タンカ
ーにあっては、船体の多くの空間を占める油タンクの上
部に位置する暴露上甲板が危険区画と定められ、また上
記油を扱うポンプ等を装備する室は周囲より閉鎖され、
ここが閉鎖危険区画と定められている。上記両危険区画
における照明は、従来同区画内に防爆形灯具を配備して
行なっている。そして、甲板上にあっては上記灯具は、
構造物の一部あるいは専用ポストを立設してこれらに取
りつけられている。
と指定される、例えば油タンカーである。この油タンカ
ーにあっては、船体の多くの空間を占める油タンクの上
部に位置する暴露上甲板が危険区画と定められ、また上
記油を扱うポンプ等を装備する室は周囲より閉鎖され、
ここが閉鎖危険区画と定められている。上記両危険区画
における照明は、従来同区画内に防爆形灯具を配備して
行なっている。そして、甲板上にあっては上記灯具は、
構造物の一部あるいは専用ポストを立設してこれらに取
りつけられている。
(発明が解決しようとする問題点)
上述の従来の照明にあっては、次のような問題点がある
。
。
■ 暴露上甲板の危険区画域は油タンカー等にあっては
広域にわたる場合がありこの場合、多くの個所に高価な
防爆形灯具を配置せねばならず、また灯具の交換等の保
守の手間もかかり、費用の面できわめて不利である。
広域にわたる場合がありこの場合、多くの個所に高価な
防爆形灯具を配置せねばならず、また灯具の交換等の保
守の手間もかかり、費用の面できわめて不利である。
■ 防爆形灯具といえども、危険区画に配置することは
、電気的原因により誘爆する可能性があり危険性を伴う
。
、電気的原因により誘爆する可能性があり危険性を伴う
。
■ 直接的照明であるので、全域にわたり照明しきれず
、また場所によっては光が遮られて物陰部が生ずる。
、また場所によっては光が遮られて物陰部が生ずる。
(2)発明の構成
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上述の問題点を解決するために、危険区画外
に光源を設けると共に、危険区画内に反射鏡を設け、上
記光源から反射鏡へ投光して反射光によって危険区画内
を照射する、ものである。この場合、反射鏡は配置され
る位置により平面鏡、凹面鏡あるいは凸面鏡と任意に選
択される。またその配置数・配置場所も光源たる灯具の
数・位置さらにはその明るさと相俟って船の構造により
適宜定められる。さらに上記反射鏡は、その取付面を調
整自在にしておくことが望ましく、そうすることにより
照射を最適の状態とするように調整・設定することがで
きる。
に光源を設けると共に、危険区画内に反射鏡を設け、上
記光源から反射鏡へ投光して反射光によって危険区画内
を照射する、ものである。この場合、反射鏡は配置され
る位置により平面鏡、凹面鏡あるいは凸面鏡と任意に選
択される。またその配置数・配置場所も光源たる灯具の
数・位置さらにはその明るさと相俟って船の構造により
適宜定められる。さらに上記反射鏡は、その取付面を調
整自在にしておくことが望ましく、そうすることにより
照射を最適の状態とするように調整・設定することがで
きる。
(実施例)
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施例について説
明する。
明する。
第1図は本発明の第一実施例が実施されている船舶を示
し、(A)は平面図そして(B)は側面図である。
し、(A)は平面図そして(B)は側面図である。
1は油タンカーの船体で、船首部A、中央部Bそして船
尾部Cに区画される。中央部Bは船内空間の多くを占め
るタンク2となっており、その上部に位置する暴露甲板
2Bは危険区画である。そして船首部A及び船尾部Cは
安全区画となっている。
尾部Cに区画される。中央部Bは船内空間の多くを占め
るタンク2となっており、その上部に位置する暴露甲板
2Bは危険区画である。そして船首部A及び船尾部Cは
安全区画となっている。
安全区画たる船首部Aの甲板上には、照明ポスト3が立
設せられ、その上部には防爆灯具ではなく安価な通常灯
具4が船尾方向に向けて投光するように取りつけられて
いる。また船尾部Cでは、居住区5の上部に通常灯具6
が船首方向に向けて投光するように取付けられている。
設せられ、その上部には防爆灯具ではなく安価な通常灯
具4が船尾方向に向けて投光するように取りつけられて
いる。また船尾部Cでは、居住区5の上部に通常灯具6
が船首方向に向けて投光するように取付けられている。
一方、危険区画となっているタンク上部の暴露甲板中央
部2Bのほぼ中央に位置する構造物7(専用の支柱等の
取付構造体であってもよい)の前後には反射鏡として凹
面鏡8が取付けられている。
部2Bのほぼ中央に位置する構造物7(専用の支柱等の
取付構造体であってもよい)の前後には反射鏡として凹
面鏡8が取付けられている。
そして、上記船首側及び船尾側の安全区画に設けられた
通常灯具4.6そして危険区画たる暴露甲板中央部2B
に設けられた凹面鏡8は、上記通常灯具4.6からの光
線を反射して危険区画内の全域(少なくとも照射が必要
な区域)を照らすように、その角度が調整かつ設定され
ている。かくして、危険区画は灯具4.6からの直接の
照射そして上記反射光とによって完全に全域でしかも物
陰部がなく照明される。
通常灯具4.6そして危険区画たる暴露甲板中央部2B
に設けられた凹面鏡8は、上記通常灯具4.6からの光
線を反射して危険区画内の全域(少なくとも照射が必要
な区域)を照らすように、その角度が調整かつ設定され
ている。かくして、危険区画は灯具4.6からの直接の
照射そして上記反射光とによって完全に全域でしかも物
陰部がなく照明される。
なお、甲板上の構造物の存在によって、上記凹面鏡だけ
では上記構造物の陰に物陰部が生じてしまう場合には、
図示以外の場所にもポストを設は反射鏡を取りつければ
よい。
では上記構造物の陰に物陰部が生じてしまう場合には、
図示以外の場所にもポストを設は反射鏡を取りつければ
よい。
かくして、甲板上の必要域が完全に照明されしかも物陰
部もなくなる。
部もなくなる。
次に、第2図には閉鎖危険区画で実施される第二実施例
が示されている。同図(A)は閉鎖危険区画たる閉鎖室
の横断面図、そして(B)は縦断面図である。
が示されている。同図(A)は閉鎖危険区画たる閉鎖室
の横断面図、そして(B)は縦断面図である。
閉鎖室1)は、室内に油等を扱うポンプ等の機器が配備
されているため、前後の両側壁12゜13によって閉鎖
されている。一方の側壁12の上部には、窓が設けられ
、該窓に耐熱強化ガラス15がはめ込まれている。該耐
熱強化ガラスは、次に述べる光源からの光を透過し、そ
の熱に十分に耐え、かつ防爆性をもつものとなっている
。
されているため、前後の両側壁12゜13によって閉鎖
されている。一方の側壁12の上部には、窓が設けられ
、該窓に耐熱強化ガラス15がはめ込まれている。該耐
熱強化ガラスは、次に述べる光源からの光を透過し、そ
の熱に十分に耐え、かつ防爆性をもつものとなっている
。
上記一方の側壁12により仕切られた右側の室は安全区
画となっていて、窓にとりつけられた耐熱強化ガラス1
5に近接して灯具16が設けられている。
画となっていて、窓にとりつけられた耐熱強化ガラス1
5に近接して灯具16が設けられている。
閉鎖室1)の他方の側壁13の上部には、反射鏡たる凹
面鏡17が設置されていて上記灯具16からの光を広角
に反射し閉鎖室1)内を全体的に照射している。かくし
て、一つの灯具によって閉鎖室1)全体の照明を行うこ
とができる。
面鏡17が設置されていて上記灯具16からの光を広角
に反射し閉鎖室1)内を全体的に照射している。かくし
て、一つの灯具によって閉鎖室1)全体の照明を行うこ
とができる。
なお、上記凹面鏡17での反射光を受は再び反射する反
射鏡を側壁12側にも設けるならば、物陰部は完全にな
くなる。
射鏡を側壁12側にも設けるならば、物陰部は完全にな
くなる。
(3)発明の効果
以上のごとく本発明は、光源を安全区画に配し、反射鏡
を危険区画に配置して、上記光源からの光を反射照明す
ることとしたために、次のような効果を得る。
を危険区画に配置して、上記光源からの光を反射照明す
ることとしたために、次のような効果を得る。
■ 少ない光源(灯具)で、広域を照射できるので甲板
上での作業が能率的である。
上での作業が能率的である。
■ 物陰部がなくなるので、甲板上のどのような場所に
おいても作業することができるようになる。
おいても作業することができるようになる。
■ 防爆灯具を用いず通常灯具ですみ、またその数も減
らすことができ、設備費及び保守費の低減を図れる。
らすことができ、設備費及び保守費の低減を図れる。
■ 危険区画には灯具が配備されないので、電気的誘爆
要因がなくなり、安全性の向上が図れる。
要因がなくなり、安全性の向上が図れる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は第一実施例が実
施されている船舶で(^)はその平面図、(B)は側面
図、第2図は閉鎖危険区画で実施される第二実施例を示
し、(A)は閉鎖室の横断面図、(B)は縦断面図であ
る。
施されている船舶で(^)はその平面図、(B)は側面
図、第2図は閉鎖危険区画で実施される第二実施例を示
し、(A)は閉鎖室の横断面図、(B)は縦断面図であ
る。
Claims (2)
- (1)危険区画外に設けられた光源から、危険区画内に
設けられた反射鏡に投光し、反射鏡による反射光で危険
区画内を照射することとした船舶の危険区画照明方法。 - (2)危険区画外に光源を設け、危険区画内に上記光源
からの光を反射する反射鏡を設置したこととする船舶の
危険区画照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24159485A JPS62103293A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 船舶の危険区画照明方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24159485A JPS62103293A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 船舶の危険区画照明方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62103293A true JPS62103293A (ja) | 1987-05-13 |
Family
ID=17076629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24159485A Pending JPS62103293A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 船舶の危険区画照明方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62103293A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012183999A (ja) * | 2012-05-14 | 2012-09-27 | Shin Kurushima Dockyard Co Ltd | タンカーにおけるバラスト水処理装置の配置構造 |
KR101318194B1 (ko) * | 2012-04-20 | 2013-10-16 | 대우조선해양 주식회사 | 초대형 벌크 화물선의 사이드 라이트 장치, 사이드 라이트 장치를 구비한 초대형 벌크 화물선 및 초대형 벌크 화물선의 라이트 장치 설치 방법 |
-
1985
- 1985-10-30 JP JP24159485A patent/JPS62103293A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101318194B1 (ko) * | 2012-04-20 | 2013-10-16 | 대우조선해양 주식회사 | 초대형 벌크 화물선의 사이드 라이트 장치, 사이드 라이트 장치를 구비한 초대형 벌크 화물선 및 초대형 벌크 화물선의 라이트 장치 설치 방법 |
JP2012183999A (ja) * | 2012-05-14 | 2012-09-27 | Shin Kurushima Dockyard Co Ltd | タンカーにおけるバラスト水処理装置の配置構造 |
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