JPH0513553B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0513553B2 JPH0513553B2 JP62218522A JP21852287A JPH0513553B2 JP H0513553 B2 JPH0513553 B2 JP H0513553B2 JP 62218522 A JP62218522 A JP 62218522A JP 21852287 A JP21852287 A JP 21852287A JP H0513553 B2 JPH0513553 B2 JP H0513553B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- piezoelectric actuator
- silicone rubber
- present
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 40
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
- Impact Printers (AREA)
Description
〔発明の利用分野〕
本発明は、電気的入力エネルギーを変位や力の
機械エネルギーに変換する圧電アクチユエータの
リード線取り付け部の構造に関する。 〔従来の技術〕 圧電アクチユエータのリード線取り付け部は、
従来圧電アクチユエータの電極にリード線を半田
付けし、電気的絶縁を目的として半田付け部にエ
ポキシ系塗料を塗布しているのが一般的である。
しかし、該エポキシ系塗料には固化した後柔軟性
がないため、金属のリード線は繰り返し曲げ応力
が加わると塑性変形による材料の劣化が進み、リ
ード線は半田した付け根で破断するという欠点が
あつた。 〔発明の目的〕 本発明は、前記欠点を解決する為になされたも
ので、リード線の繰り返し曲げに対し強い破断特
性を持つリード線の取り付け構造を持つた圧電ア
クチユエータを提供することを目的とする。 〔発明の構成〕 本発明は、圧電アクチユエータの電極リード線
の半田付け部を、リード線断面により広い半田付
け面より広い面積でシリコンゴム等の柔軟性を有
する樹脂で覆い、かつ該柔軟性樹脂の塗布厚みを
リード線直径より厚く塗布し、リード線半田付け
部をシリコンゴムで覆う構造とした事を特徴とし
ている。 シリコンゴムは柔軟性を有し、リード線に曲げ
応力を加えた時、リード線半田付け部分を樹脂を
用い固定した場合より、リード線を曲げた時の曲
率が大きくなる。従つて、リード線を繰り返し曲
げてもリード線に生ずる塑性変形の量が少なく、
加工硬化が発生しにくく、繰り返し曲げ応力によ
るリード線の破断を防止するものである。 此の場合、リード線に加わる全方向への曲げ応
力に対応出来る様、シリコンゴムはリード線断面
より広い面積で半田付け部を覆う構造とする。 〔発明の実施例〕 本発明を図により詳細に説明する。 第1図は、従来の圧電アクチユエータ及びリー
ド線の取り付け構造を示し、此の構造の場合リー
ド線に繰り返し曲げ応力を加えるとリード線13
は少ない曲げ回数によつてもリード線取り付け部
12の付け根で断線が生じていた。 第2図は、本発明による圧電アクチユエータの
リード線取り付け部分の構造を示し、12はリー
ド線半田付け部、13はリード線、21はシリコ
ンゴム、22はリード線を曲げた時の取り付け部
のリード線の曲げの状態を示す。曲げ応力が加わ
つた時、リード線の付け根の曲率が大きくなる事
が分かる。従つて、リード線材の塑性変形による
加工硬化が発生せず、又、発生しても加工硬化は
わずかでありリード線の曲げ強度は向上する。 以下、本発明の実施例にて詳細に説明する。 2×3×9mmの寸法を有する圧電アクチユエー
タの2×9mmの面に、通常リード線として使う太
さ0.18mmφのエナメル線をリード線としてリード
取り付け面に対して直角に半田付けした。次に該
半田付け部に室温硬化型のシリコンゴムを塗布し
た。 用いたシリコンのゴム硬度と塗布厚み、及び曲
げ試験を行なつた時の、リード線が破断する迄の
曲げ回数を第1表に示す。シリコンゴムは室温に
24時間放置後、リード線を半田付け面に対して平
行方向に繰り返し曲げ試験を実施したものであ
る。 試験結果は第1表に示す。
機械エネルギーに変換する圧電アクチユエータの
リード線取り付け部の構造に関する。 〔従来の技術〕 圧電アクチユエータのリード線取り付け部は、
従来圧電アクチユエータの電極にリード線を半田
付けし、電気的絶縁を目的として半田付け部にエ
ポキシ系塗料を塗布しているのが一般的である。
しかし、該エポキシ系塗料には固化した後柔軟性
がないため、金属のリード線は繰り返し曲げ応力
が加わると塑性変形による材料の劣化が進み、リ
ード線は半田した付け根で破断するという欠点が
あつた。 〔発明の目的〕 本発明は、前記欠点を解決する為になされたも
ので、リード線の繰り返し曲げに対し強い破断特
性を持つリード線の取り付け構造を持つた圧電ア
クチユエータを提供することを目的とする。 〔発明の構成〕 本発明は、圧電アクチユエータの電極リード線
の半田付け部を、リード線断面により広い半田付
け面より広い面積でシリコンゴム等の柔軟性を有
する樹脂で覆い、かつ該柔軟性樹脂の塗布厚みを
リード線直径より厚く塗布し、リード線半田付け
部をシリコンゴムで覆う構造とした事を特徴とし
ている。 シリコンゴムは柔軟性を有し、リード線に曲げ
応力を加えた時、リード線半田付け部分を樹脂を
用い固定した場合より、リード線を曲げた時の曲
率が大きくなる。従つて、リード線を繰り返し曲
げてもリード線に生ずる塑性変形の量が少なく、
加工硬化が発生しにくく、繰り返し曲げ応力によ
るリード線の破断を防止するものである。 此の場合、リード線に加わる全方向への曲げ応
力に対応出来る様、シリコンゴムはリード線断面
より広い面積で半田付け部を覆う構造とする。 〔発明の実施例〕 本発明を図により詳細に説明する。 第1図は、従来の圧電アクチユエータ及びリー
ド線の取り付け構造を示し、此の構造の場合リー
ド線に繰り返し曲げ応力を加えるとリード線13
は少ない曲げ回数によつてもリード線取り付け部
12の付け根で断線が生じていた。 第2図は、本発明による圧電アクチユエータの
リード線取り付け部分の構造を示し、12はリー
ド線半田付け部、13はリード線、21はシリコ
ンゴム、22はリード線を曲げた時の取り付け部
のリード線の曲げの状態を示す。曲げ応力が加わ
つた時、リード線の付け根の曲率が大きくなる事
が分かる。従つて、リード線材の塑性変形による
加工硬化が発生せず、又、発生しても加工硬化は
わずかでありリード線の曲げ強度は向上する。 以下、本発明の実施例にて詳細に説明する。 2×3×9mmの寸法を有する圧電アクチユエー
タの2×9mmの面に、通常リード線として使う太
さ0.18mmφのエナメル線をリード線としてリード
取り付け面に対して直角に半田付けした。次に該
半田付け部に室温硬化型のシリコンゴムを塗布し
た。 用いたシリコンのゴム硬度と塗布厚み、及び曲
げ試験を行なつた時の、リード線が破断する迄の
曲げ回数を第1表に示す。シリコンゴムは室温に
24時間放置後、リード線を半田付け面に対して平
行方向に繰り返し曲げ試験を実施したものであ
る。 試験結果は第1表に示す。
以上詳細に説明した様に、本発明による方法を
用いることにより、リード線の繰り返し曲げ強度
が格段に向上した圧電アクチユエータの提供が可
能となつた。又、本発明は、圧電アクチユエータ
に取り付けるリード線の取り付け部にシリコンゴ
ムを塗布する方法につき説明したが、使用する塗
布する材料として、他の軟らかいゴム質材料を使
用する時も本発明と同様な効果が期待されること
は当然である。一方、本発明は他の圧電部品から
細いリード線を用い接続端子を作る他の部品につ
いても適用出来ることは当然である。
用いることにより、リード線の繰り返し曲げ強度
が格段に向上した圧電アクチユエータの提供が可
能となつた。又、本発明は、圧電アクチユエータ
に取り付けるリード線の取り付け部にシリコンゴ
ムを塗布する方法につき説明したが、使用する塗
布する材料として、他の軟らかいゴム質材料を使
用する時も本発明と同様な効果が期待されること
は当然である。一方、本発明は他の圧電部品から
細いリード線を用い接続端子を作る他の部品につ
いても適用出来ることは当然である。
第1図は、従来のリード線を持つ圧電アクチユ
エータを示す図。第2図は、本発明による圧電ア
クチユエータを示す図。 11……圧電素子。12……半田付け点。13
……リード線。14……塑性変形による加工硬化
点。15……リード線の断線。21……シリコン
ゴム。22……折り曲げられたリード線。
エータを示す図。第2図は、本発明による圧電ア
クチユエータを示す図。 11……圧電素子。12……半田付け点。13
……リード線。14……塑性変形による加工硬化
点。15……リード線の断線。21……シリコン
ゴム。22……折り曲げられたリード線。
Claims (1)
- 1 電圧により変位を生ずる圧電アクチユエータ
のリード線取り付け部の構造に於て、圧電アクチ
ユエータの電極へリード線を半田付けした部分を
シリコンゴムにより覆い、半田付け部をシリコン
ゴムにより覆う面積は半田付け面積より広くし、
シリコンゴムの厚さは取り付けたリード線の直径
以上の厚さに覆い、リード線を圧電アクチユエー
タ半田付け面に固定した構造とした圧電アクチユ
エータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62218522A JPS6459975A (en) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | Piezoelectric actuator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62218522A JPS6459975A (en) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | Piezoelectric actuator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6459975A JPS6459975A (en) | 1989-03-07 |
JPH0513553B2 true JPH0513553B2 (ja) | 1993-02-22 |
Family
ID=16721250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62218522A Granted JPS6459975A (en) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | Piezoelectric actuator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6459975A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006015528A1 (fr) * | 2004-08-13 | 2006-02-16 | Mornsun Guangzhou Science & Technology Ltd. | Procede d’amelioration de la qualite de la soudure du petit cable emaille dans les soudures par points |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS491221A (ja) * | 1972-04-17 | 1974-01-08 | ||
JPS62165380A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-21 | Nec Corp | 積層圧電素子 |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP62218522A patent/JPS6459975A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS491221A (ja) * | 1972-04-17 | 1974-01-08 | ||
JPS62165380A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-21 | Nec Corp | 積層圧電素子 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006015528A1 (fr) * | 2004-08-13 | 2006-02-16 | Mornsun Guangzhou Science & Technology Ltd. | Procede d’amelioration de la qualite de la soudure du petit cable emaille dans les soudures par points |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6459975A (en) | 1989-03-07 |
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