JPH05135347A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH05135347A
JPH05135347A JP29464091A JP29464091A JPH05135347A JP H05135347 A JPH05135347 A JP H05135347A JP 29464091 A JP29464091 A JP 29464091A JP 29464091 A JP29464091 A JP 29464091A JP H05135347 A JPH05135347 A JP H05135347A
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JP
Japan
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magnetic
recording medium
coercive force
tape
magnetic recording
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Application number
JP29464091A
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English (en)
Inventor
Kazunori Sakamoto
和▲徳▼ 坂本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル記録可能な薄膜ヘッドに用いられて
も、良好な電磁変換特性が得られ、走行性に優れた磁気
記録媒体を提供することを目的とする。 【構成】 比表面積がBET法で45m2/ g以上、保
磁力Hcが40000〜52000A/Mである強磁性
粉末と、結合剤樹脂を主成分とする磁性層を非磁性支持
体上に設けた磁気記録媒体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非磁性支持体上に磁性塗
料を塗布することにより磁性層が形成される塗布型の磁
気記録媒体に関するもので、特にデジタルオーディオ用
カセットテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年磁気テープにおいては機器の発達に
ともない高密度記録化の傾向が著しい。さらに記録方式
についても従来のアナログ記録からデジタル記録へと変
化しつつある。特にオーディオの分野においては民生用
においてもデジタルオーディオテープ(以下DATと略
す)が、開発商品化され市場投入されている。
【0003】しかしDATはヘッドが従来のビデオテー
プレコーダー(以下VTRと略す)と同様の回転シリン
ダー上に設置され、しかもテープ走行メカはVTRとほ
ぼ同様の構造になっており、DAT専用テープしか録音
再生できない。そのため商品化し市場投入されて5年余
りが経過するが、未だに普及は不十分である。この様な
背景をふまえアナログ記録のコンパクトカセット(以下
CCと略す)と互換性のあるデジタル録音可能なシステ
ムの開発が要求されていた。これについては従来より各
メーカーとも鋭意開発を行ってきたが、最近になって半
導体の薄膜形成技術の応用による固定型マルチチャンネ
ルヘッドの開発、さらには信号圧縮技術の発達により、
デジタルコンパクトカセットシステムが開発され提案さ
れた。そしてそのシステムに対応した高性能な新しいデ
ジタルコンパクトカセットテープ(以下DCCテープと
略す)の開発を各テープメーカーとも行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のCCとの上位互
換性を保ちしかもデジタル記録可能なシステムを考慮し
た場合、ヘッドとテープの相対速度が非常に遅い状態
(4.8cm/sec)で高密度記録を達成しなくては
ならない。そのためには最短記録波長が1μm以下の短
波長記録及びヘッドのマルチチャンネル化による狭トラ
ック化が予想される。この様なシステムにおける磁気記
録媒体に対しては、高磁気エネルギーを有し、磁性層表
面が平滑であることが要求される。
【0005】高磁気エネルギーの磁気記録媒体を設計す
るには従来より磁性粉としてメタル粉が用いられてお
り、DATテープあるいはCCにおけるメタルテープが
商品化されている。DATの積層アモルファスヘッド或
はCCのパーマロイバルクヘッドの場合は、記録電流を
向上させ適切な値に設定すればメタルテープの様に保磁
力Hcが高いテープにおいても十分に記録可能であり、
DATにおいてはCD(コンパクトディスク)と同等の
特性が得られ、CCにおいては高域(12kHz)にお
ける出力向上が達成されている。
【0006】また、平滑な表面の磁性層を形成するため
には磁性粉を微粒子化して高分散させるとともに、平滑
ベースフィルムを採用しなくてはならない。すでにDA
Tにおいては微粒子メタル粉と平滑ベースフィルムを採
用した平滑な表面の磁性層が形成されている。
【0007】しかしながら、CCとの上位互換を目的と
したDCCの場合は薄膜マルチチャンネルヘッドが使用
されているため、あまりに磁気記録媒体の保磁力を高く
設定するとヘッドが磁化飽和されてしまい、十分な記録
が不可能となり必要とする電磁変換特性が得られなくな
る。さらにはオーバーライト特性も低下しひどい場合に
はエラーレートの悪化を招く。
【0008】また、テープの走行系がDATの場合とは
全く異なるため、余りに平滑なベースフィルムを使用す
ると走行性に問題を生じるという課題がある。そのため
従来からCCにおいては微粒子磁性粉、平滑ベースフィ
ルムを使用した磁気記録媒体は開発されておらず、DC
Cにおいてはこれらの要因を考慮した磁気記録媒体が必
要となっていた。
【0009】本発明は、従来のこのような課題を考慮
し、デジタル記録可能な薄膜ヘッドに用いられても、良
好な電磁変換特性が得られ、走行性に優れた磁気記録媒
体を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、比
表面積がBET法で45m2/ g以上、保磁力Hcが4
0000〜52000A/Mである強磁性粉末と、結合
剤樹脂を主成分とする磁性層を非磁性支持体上に設けた
磁気記録媒体である。
【0011】請求項2の本発明は、非磁性支持体の表面
粗さ(Rms)が10〜25nmである請求項1記載の
磁気テープである。
【0012】請求項3の本発明は、磁性層の表面粗さ
(Rms)が10〜20nmであり、磁性層の保磁力H
cが48000〜60000A/Mある請求項1記載の
磁気テープである。
【0013】
【作用】本発明は、CCとの上位互換を保持しつつなお
かつデジタル記録可能なDCCシステムに適応したDC
Cテープを得ることができる。磁性粉の保磁力Hcを適
切な範囲に設定することによって、薄膜のマルチチャン
ネルヘッドでも磁化飽和する事なく十分記録可能とな
る。さらに比表面積の大きな即ち微粒子の磁性粉、さら
には適切な表面粗さ(Rms)の平滑ベースフィルムを
使用して、磁性層の表面の平滑性を向上させることによ
って、記録波長が1μm以下の短波長領域においても十
分な出力が確保され、またテープの走行性についても良
好にすることが可能となる。
【0014】本発明者らの検討によれば使用する磁性粉
の保磁力Hcは40000〜52000A/Mにする事
が望ましい。保磁力Hcがこの値より高ければヘッドが
磁化飽和し特に短波長領域において十分な記録が不可能
となり出力低下を招き、オーバーライト特性も悪化す
る。逆に保磁力Hcがこの値より低ければ磁性層の磁気
エネルギーが低下し、必要とする電磁変換特性が得られ
ない。また使用する磁性粉の比表面積はBET法で45
2/g 以上、また使用するベースフィルムの表面粗さ
は10〜25nmであることが望ましい。磁性粉の比表
面積がこれより小さい、あるいはベースフィルムの表面
粗さが大きいと磁性層表面の平滑性が低下し、出力の低
下を招く。逆にベースフィルムの表面粗さがこれより小
さくなると走行性が悪化し、テープ鳴き等の不具合を生
じる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示す表に基づ
いて説明する。
【0016】本発明において用いられる強磁性粉末とし
ては、針状形の微細なγ−Fe23、CrO2、 Co被
着γ−Fe23 のような金属酸化物系の強磁性粉末、
あるいはFe、Fe−Co、Fe−Co−Niなどの強
磁性金属粉末をあげることが出来る。特にこれら強磁性
金属粉末に付いては、耐候性、または製造時の焼結防止
などを考慮して、Al、Cr、Siなどの微量の添加元
素を含有したものも用いることが出来る。
【0017】また本発明において用いられる結合剤樹脂
としては、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニ
ル−塩化ビニリデン共重合体、ポリウレタン樹脂、ポリ
エステル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合
体、セルロース−アセテート−ブチレート、エポキシ樹
脂、アクリル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビ
ニルブチラール樹脂などが好適なものとして用いられ
る。
【0018】また磁性層には、酸化アルミニウム、酸化
クロム、酸化鉄、シリコン酸化物を補強剤、研磨材とし
て添加したり、滑剤として高級脂肪酸、及び脂肪酸エス
テルを、帯電防止剤としてカーボンブラック等を添加す
ることも可能である。
【0019】更に磁性層の構成材料を有機溶媒に分散す
ることによって磁性塗料を調製し、これを非磁性ベース
上に塗布するが、その場合の磁性塗料の溶剤としてはケ
トン類(例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキサノンなど)、アルコー
ル類(例えばメタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノールなど)、エステル類(例えばメチルアセテー
ト、エチルアセテート、エチルラクテート、グリコール
アセテート、モノエチルエーテルなど)、グリコールエ
ーテル類(例えばエチレングリコールジメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジオキサ
ンなど)、芳香族炭化水素(例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレンなど)、脂肪族炭化水素(例えばヘキサ
ン、ヘプタンなど)、ニトロプロパン等が挙げられる。
【0020】この磁性塗料を塗布するベースは非磁性で
あって、ポリエステル(例えばポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレートなど)、ポリオレフィ
ン(例えばポリプロピレン、ポリエチレンなど)、セル
ロース誘導体(例えばセルローストリアセテート、セル
ロースジアセテートなど)、ポリ塩化ビニル、ポリイミ
ド、ポリアミド等が好適なものとして挙げられる。
【0021】次に本発明の実施例について詳細に説明す
る。
【0022】(実施例1) Co−γ−Fe23 100重量部 (保磁力 45000A/M 比表面積 48m2/g ) カーボンブラック 1重量部 (東海カーボン(株)シーストGS) メチルエチルケトン 4重量部 トルエン 3重量部 シクロヘキサノン 2重量部 上記材料を50リットルプラネタリーミキサー中に投入
し、1時間撹拌混合を行う。
【0023】 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 9重量部 (日本ゼオン(株) MR−110) ポリウレタン樹脂 9重量部 (東洋紡績(株) UR−8300) メチルエチルケトン 18重量部 トルエン 18重量部 シクロヘキサノン 6重量部 さらに上記材料を別のタンクから2時間かけて徐々に投
入し、投入後さらに1時間撹拌混合する。
【0024】 メチルエチルケトン 1重量部 トルエン 0.5重量部 シクロヘキサノン 0.5重量部 次に上記に示す量の混合溶剤を2時間かけて徐々に投入
し、混練物を大きな塊とし混練機の消費電力が最大とな
ることを確認した後、さらに8時間混練を行う。
【0025】 メチルエチルケトン 18重量部 トルエン 18重量部 シクロヘキサノン 6重量部 次に上記に示す量の混合溶剤を3時間かけて徐々に投入
し混練物を希釈する。
【0026】以上の工程を経て得られた希釈物を別のタ
ンクに移送後、さらに以下に示すような組成の材料を添
加し、ディゾルバーにて撹拌混合した後、サンドグライ
ンダーを用いてさらに分散を行って磁性塗料とした。
【0027】 希釈物 297.5重量部 α−Al23(0.3μm粒状) 7重量部 メチルエチルケトン 8重量部 トルエン 8重量部 シクロヘキサノン 2重量部 得られた磁性塗料全量に対してさらに以下の組成の材料
を添加し、塗工を行った。
【0028】 ステアリン酸 3重量部 ステアリン酸−n−ブチル 1重量部 コロネートL 5重量部 塗工は厚さ10μm、表面粗さ15nmのポリエステル
ベースフィルム上に乾燥膜厚が4μmとなるように行
い、その後配向磁界を印加して配向させ、ついで熱風に
よって乾燥させた。さらに80℃でカレンダー処理を行
った後、60℃のオーブン中に24時間保持して硬化処
理を施した。硬化後3.8mm幅に切断してオーディオ
テープを作成した。
【0029】(実施例2)(実施例1)において用いた
磁性粉を保磁力Hcを42000A/M、BET比表面
積を47m2/gのCrO2に変えた以外は(実施例1)
と同様にして磁性塗料を得て、それを用いてオーディオ
テープを作成した。
【0030】(実施例3)(実施例1)において用いた
ベースフィルムを表面粗さ15nmのポリエチレンナフ
タレートフィルムに変える以外は(実施例1)と同様に
して磁性塗料を得て、それを用いてオーディオテープを
作成した。
【0031】(比較例1)〜(比較例3)(実施例1)
において使用した磁性粉の保磁力Hc、比表面積を(表
1)に示す様に変える以外は(実施例1)と同様にして
磁性塗料を得て、これを用いてオーディオテープを作成
した。
【0032】
【表1】
【0033】(比較例4)〜(比較例5)(実施例1)
において使用したベースフィルムの表面粗さを(表2)
に示すように変える以外は(実施例1)と同様にしてオ
ーディオテープを作成した。
【0034】
【表2】
【0035】以上の各実施例、各比較例で得られたオー
ディオテープの特性の測定結果を(表3)に示す。ここ
で各項目の測定条件は以下に示す通りである。
【0036】
【表3】
【0037】表面粗さ WYKO社の非接触3次元表面粗さ測定機を用い、50
μm×50μm領域の表面形状測定を行い、自乗平均表
面粗さ(Rms)で示した。
【0038】電磁変換特性 市販のオーディオデッキ(松下電器(株)製 M95)
を用い、走行系はそのままで、ヘッドを既存のパーマロ
イバルクヘッドから薄膜マルチチャンネルヘッドに取り
替え、回路をDCC用に改造して、48kHzにおける
出力レベル、及び30kHzにおけるノイズレベル及び
C/N(48kHz/30kHz)を測定した。なお測
定値はすべて(実施例1)を0dBとして示した。
【0039】オーバーライト特性 市販のオーディオデッキ(松下電器(株)製 M95)
を用い(ヘッド及び回路は上記と同様に改造)、9.6
kHzの信号を入力しその上に48kHzを入力した場
合の9.6kHzの信号レベルを示した。なお測定値は
すべて(実施例1)を0dBとして示した。
【0040】テープ鳴き 市販のオーディオデッキ(松下電器(株)製 M95)
を用い(ヘッド及び回路は上記と同様に改造)、テープ
を走行させたときのテープ鳴きの状態を示した。
【0041】○:テープ鳴きは全く起こらない △:長時間走行させると若干テープ鳴きを生じる ×:走行させるとすぐにテープ鳴きを生じ、電特の測定
が困難である
【0042】Hc(保磁力) 振動試料磁束計(東英工業(株)製)を用いて5kOe
におけるHcの値を示した。
【0043】(表3)より明らかなように、本発明の構
成によれば(実施例1、2)に示す様にCo−γ−Fe
23、CrO2、にかかわらず磁性粉の保磁力Hc、及
び比表面積を制御することによって、表面粗さの小さ
い、しかも電磁変換特性に優れたオーディオテープとす
ることができる。また磁性層の保磁力Hcを適切に選択
する事によって高域における出力とオーバーライト特性
とを両立することができる。またベースフィルムの表面
粗さも適切に設定しているため、走行性も良好でありテ
ープ鳴きも発生しない。これは(実施例3)に示す様に
ベースフィルムをポリエチレンナフタレートフィルムに
した場合も同様である。
【0044】一方(比較例1)の様に磁性粉の比表面積
を小さくする、すなわち磁性粉が大きくなった場合、或
は(比較例4)の様にベースフィルムの表面粗さが大き
くなった場合、磁性層の表面粗さが大きくなり電磁変換
特性、特に高域における出力が低下しC/Nが悪化す
る。また(比較例2)の様に磁性粉の保磁力が余りに高
くなりすぎると高域における出力は向上するがオーバー
ライト特性が悪化する。逆に(比較例3)のように保磁
力が小さくなった場合には絶対的な磁気エネルギーが不
足するため、これも特に高域において出力が低くなる。
また(比較例5)の様に使用するベースフィルムの表面
粗さが余りに良すぎると、確かに磁性層表面は平滑にな
り電磁変換特性は向上するが走行性が悪化しテープ鳴き
が激しい。
【0045】以上の結果から、磁性層の磁性粉には、磁
性粉の種類にかかわらず比表面積がBET法で45m2
/g以上で、その保磁力Hcが40000〜52000
A/Mのものを使用することが望ましく、又磁気記録媒
体の非磁性支持体には、非磁性支持体の種類にかかわら
ずその表面粗さ(Rms)が10〜25nmのものを使
用することが望ましい。
【0046】また、非磁性支持体上に形成される磁性層
においては、その表面粗さ(Rms)が10〜20nm
であり、その保磁力Hcが48000〜60000A/
Mであることが望ましい。
【0047】上記の条件を満たすように構成された磁気
記録媒体は、デジタル記録可能な薄膜マルチチャンネル
ヘッドに用いられても、良好な電磁変換特性及び走行性
能を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、デジタル記録可能な薄膜ヘッドに用いられて
も、良好な電磁変換特性が得られ、走行性に優れ手いる
という長所がある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性支持体上に強磁性粉末と結合剤樹
    脂を主成分とする磁性層を設けた磁気記録媒体であっ
    て、前記強磁性粉末の比表面積がBET法で45m2
    g以上、その保磁力Hcが40000〜52000A/
    mであることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 非磁性支持体の表面粗さ(Rms)が1
    0〜25nmであることを特徴とする請求項1記載の磁
    気記録媒体。
  3. 【請求項3】 磁性層の表面粗さ(Rms)は10〜2
    0nmであり、前記磁性層の保磁力Hcが48000〜
    60000A/mであることを特徴とする請求項1記載
    の磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 デジタル記録可能な薄膜ヘッドに用いる
    ことを特徴とする請求項1、2、又は3記載の磁気記録
    媒体。
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