JPH05134715A - ニユーラルネツトワーク応用雨水流入量予測装置 - Google Patents

ニユーラルネツトワーク応用雨水流入量予測装置

Info

Publication number
JPH05134715A
JPH05134715A JP3295729A JP29572991A JPH05134715A JP H05134715 A JPH05134715 A JP H05134715A JP 3295729 A JP3295729 A JP 3295729A JP 29572991 A JP29572991 A JP 29572991A JP H05134715 A JPH05134715 A JP H05134715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rainfall
learning
neural network
inflow
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3295729A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2955413B2 (ja
Inventor
Tomio Yamada
富美夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3295729A priority Critical patent/JP2955413B2/ja
Publication of JPH05134715A publication Critical patent/JPH05134715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2955413B2 publication Critical patent/JP2955413B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ポンプ運転支援のための雨水ピーク
流入量の(時間変化の)予測を自動的にかつ精度よく行
なえることを最も主要な目的としている。 【構成】レーダ雨量計からの観測値をメッシュ形状の降
雨強度に換算した降雨開始から等時間間隔で離散的な積
算雨量データを学習用入力データ、またポンプ施設の水
位計、ポンプ運転による吐出量からポンプ施設に流入す
る雨水流入量を演算した降雨開始から等時間間隔で離散
的な雨水流入量を学習用出力データとして蓄え、学習用
入力データである積算雨量データ、学習用出力データで
ある雨水流入量を基に、バックプロパゲーション法によ
りニューラルネットワークの重み係数を学習して蓄え、
この重み係数を用い、降雨当日の積算雨量データと判定
値から、ニューラルネットワークにより雨水流入量を予
測して出力することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雨水排水を目的とする
下水道ポンプ場または処理場等のポンプ施設に対し、レ
ーダ雨量計を用いてニューラルネットワークによりポン
プ運転支援のための雨水ピーク流入量を予測する雨水流
入量予測装置に係り、特に雨水ピーク流入量の(時間変
化の)予測を自動的にかつ精度よく行ない得るようにし
たニューラルネットワーク応用雨水流入量予測装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特に都市部においては、都市化の
進行や下水道の整備が急速に進み、降雨の大半がポンプ
施設に流入することになり、集中豪雨、台風、雷雨等に
よる急激な雨水流入に対応する必要が生じてきている。
この場合、降雨時にポンプ施設を最適に運用するために
は、降雨開始から実際の流入が始まるまでの間に、雨水
流入量を予測する必要がある。
【0003】降雨強度と雨水流入量との関係は、図7に
その一例を示すように、降雨に対して流入現象は時間遅
れを伴なっている。ポンプ運転の立場からは、降雨の時
間的変化を知って、雨水ピーク流入量(図中の最大流量
・印に相当)の予測を行ないたいとの要求がある。そし
て、この雨水ピーク流入量が事前に予測できれば、浸水
回避に必要なポンプ運転の起動タイミングを把握した
り、必要な自家発電機の台数を立ち上げ準備することが
可能となる。
【0004】ところで、従来から、降雨流出の流入量予
測モデルとしては、単位図法をはじめいくつか提案され
てきているが、種々の降雨に対して、精度のよい予測モ
デルは未だ確立されておらず、数式モデルの開発にも限
界がある。その原因としては、次のようなことがあげら
れる。 (a)数式モデルには未知パラメータを多く含んでお
り、これを決めるのに豊富な実験データや解析調整作業
が必要になり、かなりの人手と時間を要する。 (b)数式モデルの構造そのものが、種々の降雨に対し
て柔軟に対応できない場合には、降雨に応じて個別のモ
デル構成が必要になる。
【0005】(c)降雨による管渠への流出量は、流域
降雨のうち、地面浸透等による降雨損失分を差し引いた
残りである降雨有効分で決まる。これらは、流域の不浸
透面積と浸透面積の割合、すなわち土地利用に大きく依
存しており、土地利用は都市化と共に経年変化してい
る。そして、一度確立された数式モデルでは、このよう
な経年変化に柔軟に対応することができない。
【0006】また、従来の降雨観測は、点雨量である地
上雨量計によるものであり、流域内降雨分布は均一と仮
定して、ポンプ施設の地上雨量計を用いて数式モデルで
予測している。このため、流域がある程度広く、局所的
な降雨があった場合には、計算誤差が大きくなり、点雨
量を用いることの問題が指摘されている。
【0007】一方、これに対し、最近では、レーダ雨量
計が導入され、設置されるに及んで、降雨分布の状況が
リアルタイムにきめ細かく把握できるようになってきて
いる。そして、ピーク流入量予測に用いる降雨データに
関しては、レーダ雨量計からの面積雨量データを有効に
活用して流入予測の精度を向上させる方法が強く求めら
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
数式モデルによる雨水流入量予測方法においては、入力
データである降雨データの取扱いと、モデルパラメータ
の設定(チューニング)の点で問題があった。
【0009】本発明の目的は、ポンプ運転支援のための
雨水ピーク流入量の(時間変化の)予測を自動的にかつ
精度よく行なうことが可能な極めて信頼性の高いニュー
ラルネットワーク応用雨水流入量予測装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、雨水排水を目的とする下水道ポンプ場
または処理場等のポンプ施設に対し、レーダ雨量計を用
いてニューラルネットワークによりポンプ運転支援のた
めの雨水流入量を予測する雨水流入量予測装置におい
て、レーダ雨量計からの観測値をメッシュ形状の降雨強
度に換算し、当該換算した降雨開始から等時間間隔で離
散的な積算雨量データを学習用入力データとして蓄える
と共に、ポンプ施設の水位計およびポンプ運転による吐
出量からポンプ施設に流入する雨水流入量を演算し、当
該演算した降雨開始から等時間間隔で離散的な雨水流入
量を学習用出力データとして蓄える学習用実績情報入力
手段と、学習用実績情報入力手段により蓄えられた学習
用入力データである積算雨量データと判別値、および学
習用出力データである雨水流入量に基づいて、バックプ
ロパゲーション法によりニューラルネットワークの重み
係数を学習し、当該学習済みの重み係数を蓄える予測モ
デル構築手段と、予測モデル構築手段に蓄えられた学習
済みの重み係数を用いて、学習用実績情報入力手段によ
り入力される降雨当日の降雨分布実績である積算雨量デ
ータと前降雨実績である判別値とから、ニューラルネッ
トワークにより雨水流入量を予測する流入量予測手段
と、流入量予測手段により予測された雨水流入量を出力
する出力手段とを備えて構成している。
【0011】ここで、特に学習用実績情報入力手段とし
ては、レーダ雨量計からの観測値をメッシュ形状の降雨
強度に換算する降雨分布実績演算手段と、一定の判別基
準に基づいて前降雨の流入量への影響の有無を判別する
前降雨実績判別手段と、降雨分布実績演算手段により演
算された降雨開始から等時間間隔で離散的な積算雨量デ
ータと前降雨実績判別手段により判別された判別値とを
学習用入力データとして蓄える学習用入力データ保存手
段と、ポンプ施設の水位計およびポンプ運転による吐出
量からポンプ施設に流入する雨水流入量を演算する雨水
流入量演算手段と、雨水流入量演算手段により演算され
た雨水流入量を学習用出力データとして蓄える学習用出
力データ保存手段とから成っている。
【0012】また、予測モデル構築手段としては、学習
用実績情報入力手段により蓄えられた学習用入力データ
である積算雨量データと判別値、および学習用出力デー
タである雨水流入量に基づいて、バックプロパゲーショ
ン法によりニューラルネットワークの重み係数を学習す
るニューラルネットワーク学習手段と、ニューラルネッ
トワーク学習手段による学習済みの重み係数を蓄える学
習済重み係数保存手段とから成っている。
【0013】さらに、必要に応じて、予測モデル構築手
段における学習を一定期間毎に行なって経年変化による
モデルの重み係数を修正するための学習起動手段を付加
している。
【0014】
【作用】従って、本発明のニューラルネットワーク応用
雨水流入量予測装置においては、レーダ雨量計からの観
測値がメッシュ形状の積算雨量に換算され、降雨開始か
ら等時間間隔で離散的な積算雨量データが学習用入力デ
ータとして蓄えられると共に、ポンプ施設の水位計およ
びポンプ運転による吐出量からポンプ施設に流入する雨
水流入量が演算され、雨水流入量が学習用出力データと
して蓄えられる。
【0015】次に、この蓄えられた学習用入力データで
ある積算雨量データ、および学習用出力データである雨
水流入量を基に、バックプロパゲーション法によってニ
ューラルネットワークの重み係数が学習されて蓄えられ
る。そして、入力される降雨当日の降雨分布実績である
積算雨量データと前降雨実績である判別値から、この蓄
えられた学習済みの重み係数を用い、ニューラルネット
ワークによって雨水流入量が予測され、その予測雨水流
入量が出力される。
【0016】
【実施例】本発明では、ポンプ運転支援のための雨水ピ
ーク流入量を予測するに際して、レーダ雨量計からの観
測値を取り込んで降雨分布実績および前降雨実績を得、
流入量実績との因果関係を学習することにより、雨水流
入量を予測するものである。以下、上記のような考え方
に基づく本発明の一実施例について、図面を参照して詳
細に説明する。図1は、本発明によるニューラルネット
ワーク応用流入量予測装置を、下水道ポンプ場のポンプ
施設に適用した場合の全体構成例を示すブロック図であ
る。
【0017】図1において、下水道流域には、その降雨
を観測して観測値(電力量)を出力するレーダ雨量計1
が設置されている。また、ポンプ場には、その水位を計
測して計測値を出力する水位計2、およびポンプ運転に
よるポンプ場からの吐出量を計測して計測値を出力する
流量計3が設置されている。
【0018】一方、ニューラルネットワーク応用流入量
予測装置4は、降雨分布実績演算装置41と、前降雨実
績判別装置42と、学習用入力データ保存装置43と、
雨水流入量演算装置44と、学習用出力データ保存装置
45と、ニューラルネットワーク学習装置46と、学習
済重み係数保存装置47と、ニューラルネットワーク予
測装置48と、出力手段である雨水流入量表示装置49
と、学習起動スイッチ40とから成っている。
【0019】なお、降雨分布実績演算装置41、前降雨
実績判別装置42、学習用入力データ保存装置43、雨
水流入量演算装置44、学習用出力データ保存装置45
から学習用実績情報入力手段を構成し、またニューラル
ネットワーク学習装置46、学習済重み係数保存装置4
7から予測モデル構築手段を構成している。
【0020】ここで、降雨分布実績演算装置41は、レ
ーダ雨量計1からの観測値を、メッシュ形状の積算雨量
に換算するものである。また、前降雨実績判別装置42
は、一定の判別基準に基づいて前降雨の流入量への影響
の有無を判別するものである。さらに、学習用入力デー
タ保存装置43は、降雨分布実績演算装置41により演
算された降雨開始から等時間間隔で離散的な積算雨量デ
ータと、前降雨実績判別装置42により判別された判別
値とを、学習用入力データとして蓄えるためのものであ
る。
【0021】一方、雨水流入量演算装置44は、水位計
2および流量計3からの計測値を基に、ポンプ施設に流
入する雨水流入量を演算するものである。また、学習用
出力データ保存装置45は、雨水流入量演算装置44に
より演算された雨水流入量を、学習用出力データとして
蓄えるためのものである。
【0022】一方、ニューラルネットワーク学習装置4
6は、学習用入力データ保存装置43および学習用出力
データ保存装置45により蓄えられた、学習用入力デー
タである積算雨量データと判別値、および学習用出力デ
ータである雨水流入量に基づいて、バックプロパゲーシ
ョン法によりニューラルネットワークの重み係数を学習
するものである。また、学習済重み係数保存装置47
は、ニューラルネットワーク学習装置46による学習済
みの重み係数を蓄えるためのものである。さらに、ニュ
ーラルネットワーク予測装置48は、学習済重み係数保
存装置47に蓄えられた学習済みの重み係数を用いて、
降雨分布実績演算装置41により入力される降雨当日の
降雨分布実績である積算雨量データと前降雨実績である
判別値とから、ニューラルネットワークにより雨水流入
量を予測するものである。さらにまた、雨水流入量表示
装置49は、ニューラルネットワーク予測装置47によ
り予測された雨水流入量を表示出力するためのものであ
る。
【0023】なお、学習起動スイッチ40は、ニューラ
ルネットワーク学習装置46における学習を一定期間毎
に行なって経年変化によるモデルの重み係数を修正する
(見直す)ための指令スイッチである。次に、以上のよ
うに構成した本実施例のニューラルネットワーク応用流
入量予測装置4の作用について説明する。
【0024】図1において、レーダ雨量計1からの観測
値(電力量)は、降雨分布実績演算装置41でメッシュ
形状の積算雨量に換算される。そして、この降雨開始か
ら等時間間隔で離散的な積算雨量データが、学習用入力
データとして学習用入力データ保存装置43に蓄えられ
る。
【0025】すなわち、この場合、降雨量を表わす方法
には、降雨強度と積算雨量の2通りの方法がある。降雨
強度は1時間あたりの降雨量(mm/h)で、これを時
間積分したものが積算雨量(mm)である。そして、降
雨強度と積算雨量との関係を表わすと、図2に示すよう
になる。
【0026】レーダ雨量計1で観測される雨量は降雨強
度であるが、これを時間積分することにより積算雨量に
換算される(ニューラルネットワークで用いる場合に
は、降雨パターンとして降雨強度で取り扱うよりも、積
算雨量で取り扱った方が容易であることがわかる。な
お、以後では積算雨量に話を限定して説明する)。
【0027】例えば、いま図3に示すような流入予測対
象流域に対して、レーダ雨量観測メッシュを考える。流
域に降った雨は、下水幹線に流出して最下流点でpにQ
inだけ流入する。この場合、観測メッシュのうち、積
算雨量Ri(i=1〜n)が流域にかかる。従って、時
刻tでのメッシュiに降った雨の積算雨量データはRi
(t)と表わされる。
【0028】また、前降雨実績判別装置42では、一定
の判別基準に基づいて前降雨の流入量への影響の有無が
判別される。そして、この判別された値も、学習用入力
データとして上記学習用入力データ保存装置43に蓄え
られる。
【0029】すなわち、前日あるいは何時間か前に降雨
があった場合に、当日に同一の降雨があったとしても、
前降雨実績のある方がない場合よりも流入量が多いこと
が知られている。これは、土地に雨水が浸透し、保水す
る能力の限界(浸透能と呼ばれる)を持っていることに
より起こる。そして、この浸透能を超える降雨に対して
は、土地が飽和状態のため、地中に浸透しきれずに表面
流として公共下水道へ流れ込むことになるためである。
【0030】このため、流入量に影響を与える因子とし
て、上記積算雨量以外にも、前降雨実績を学習に取り込
む必要がある。これは、T時間前以内にAmm以上の積
算雨量があったかどうかで決める。入力データとして
は、前降雨実績があった場合に“1”、なかった場合に
“0”とする。
【0031】すなわち、この場合、前降雨実績は、流域
全体の平均値として1つだけデータをもつ、換言すれ
ば、個々のメッシュについて、T時間以内にAmm以上
の積算雨量があったら“1”、なければ“0”として、
流域メッシュの和をメッシュ数で除して平均値が求めら
れ、その値が0.5よりも大きければ“1”とし、それ
よりも小さければ“0”とする。
【0032】一方、ポンプ施設に流入する雨水流入量
が、水位計2および流量計3からの各計測値より、雨水
流入量演算装置44で算出される。そして、この雨水流
入量データが、学習用出力データとして学習用出力デー
タ保存装置45に蓄えられる。すなわち、この場合、ポ
ンプ場への流入量は通常、計測設備がないため、演算に
よる方法で演算される。つまり、流入量は
【0033】
【数1】 のような式で与えられる。このことを図4を用いて説明
する。
【0034】すなわち、過去の降雨時の水位時間変化
は、水位計記録から読み取れる。そして、この水位変化
をV−H特性にあてはめ、流量変化分が算出される。一
方、ポンプの運転記録からQ−H特性と呼ばれる吐出量
−水位関係にあてはめ、ポンプ吐出量が算出される。次
に、流量変化分とポンプ吐出量を加え合わせることによ
り、ポンプ場に流入した雨水流入量が求められる。
【0035】次に、ニューラルネットワーク学習装置4
6で、これら学習用入力データ保存装置43および学習
用出力データ保存装置45により蓄えられた、学習用入
力データである積算雨量データ(降雨分布実績値)と判
別値(前降雨実績)、および学習用出力データである流
入量実績値を用いて、バックプロパゲーション法により
重み係数が算出される。図5は、ニューラルネットワー
クの構成例を示す図である。この場合、入力層、中間
層、出力層の3層構成となっている。
【0036】すなわち、降雨分布実績値の前降雨実績を
入力層のニューロンとし、教示データの流入量実績値を
出力層のニューロンとする、ニューラルネットワークの
ニューロン間の重み係数を学習することにより、予測モ
デルが得られる。この場合、学習にはバックプロパゲー
ション法と呼ばれる、ネットワークの誤差が出力層から
入力層へ逆搬していく学習方式が用いられる。以下にそ
の学習の手順について説明する。
【0037】(ステップ1):入力層に、積算雨量デー
タ(降雨分布実績値)と判別値(前降雨実績)が入力さ
れ、中間層および出力層が以下のニューロンモデルに従
って演算される。中間層の第jニューロンの出力Hj
【0038】
【数2】 出力層の第kニューロンの出力Ok
【0039】
【数3】
【0040】(ステップ2):出力層の第kニューロン
の出力Ok と、出力層の第kニューロンの教示信号であ
る流入量実績値yk との二乗誤差の和を最小化するよう
に、ネットワークの重み係数を修正して学習される。中
間層と出力層との重み係数の学習は、
【0041】
【数4】 のΔwjkが演算され、wjkが修正される。また、入力層
と中間層との重み係数の学習は、
【0042】
【数5】 のΔwikが演算され、wijが修正される。以上のような
学習の結果得られた重み係数が、学習済重み係数保存装
置47に蓄えられる。
【0043】次に、ニューラルネットワーク予測装置4
8で、降雨当日の降雨分布実績演算装置41からの降雨
分布実績(積算雨量データ)と前降雨実績判別装置42
からの前降雨実績(判別値)より、学習済重み係数保存
装置47に蓄えられた学習済みの重み係数を用いて、雨
水流入量が予測される。
【0044】すなわち、ニューラルネットワークの重み
係数WijとWjkが決まると、入力層にデータが与えられ
ることによって、出力層のデータである雨水流入量が求
められる。具体的には、入力データとして、レーダ雨量
観測メッシュ積算雨量の時系列データが与えられる。こ
の場合、時系列データの与え方としては、積算雨量を一
定時間ΔT毎に分割してm個用意される。そして、この
ようなデータが、メッシュ数に対応してn組存在する。
また、前降雨実績データも入力される。図6に示すよう
に、積算雨量から予測される雨水流入量は、一定時間Δ
T毎の値として出力層に出力される。
【0045】最後に、このようにして予測されたニュー
ラルネットワーク予測装置48からの雨水流入量の予測
値が、雨水流入量表示装置49に表示されて、一連の予
測演算が終了する。
【0046】なお、上記において、もし、現在時刻まで
の降雨が、降雨初期の段階のため低レベルであれば雨水
排水のために十分な雨水流入量値の予測情報が得られな
い。このため、必要に応じて、先何時間かの降雨予測を
行なう必要がある。これは、降雨予測の精度とも絡むの
で、本発明の場合には、流域が広く、降雨開始からポン
プ場雨水流入までの時間遅れができるだけ大きい方が実
用的であるといえる。すなわち、一度降雨ピークにまで
達するような時刻まで、降雨分布を観測し、その後十分
な時間経過後にポンプ場への雨水流入が起こる場合に適
用が可能である。
【0047】上述したように、本実施例のニューラルネ
ットワーク応用流入量予測装置4は、レーダ雨量計1か
らの観測値を、メッシュ形状の積算雨量に換算する降雨
分布実績演算装置41と、一定の判別基準に基づいて前
降雨の流入量への影響の有無を判別する前降雨実績判別
装置42と、降雨分布実績演算装置41により演算され
た降雨開始から等時間間隔で離散的な積算雨量データ
と、前降雨実績判別装置42により判別された判別値と
を、学習用入力データとして蓄えるための学習用入力デ
ータ保存装置43と、水位計2および流量計3からの計
測値を基に、ポンプ施設に流入する雨水流入量を演算す
る雨水流入量演算装置44と、雨水流入量演算装置44
により演算された雨水流入量を、学習用出力データとし
て蓄えるための学習用出力データ保存装置45と、学習
用入力データ保存装置43および学習用出力データ保存
装置45により蓄えられた、学習用入力データである積
算雨量データと判別値、および学習用出力データである
雨水流入量に基づいて、バックプロパゲーション法によ
りニューラルネットワークの重み係数を学習するニュー
ラルネットワーク学習装置46と、ニューラルネットワ
ーク学習装置46による学習済みの重み係数を蓄えるた
めの学習済重み係数保存装置47と、学習済重み係数保
存装置47に蓄えられた学習済みの重み係数を用いて、
降雨分布実績演算装置41により入力される降雨当日の
降雨分布実績である積算雨量データと前降雨実績である
判別値とから、ニューラルネットワークにより雨水流入
量を予測するニューラルネットワーク予測装置48と、
ニューラルネットワーク予測装置47により予測された
雨水流入量を表示出力する雨水流入量表示装置49と、
ニューラルネットワーク学習装置46における学習を一
定期間毎に行なって経年変化によるモデルの重み係数を
修正する(見直す)ための学習起動スイッチ40とから
構成したものである。従って、次のような効果が得られ
るものである。
【0048】(a)過去の降雨実績値と雨水流入量実績
値との関係に基づいて、予測モデルの重み係数を学習し
ているため、学習に必要なデータを蓄積するだけでよ
く、モデル設定作業の自動化を図ることが可能となる。
すなわち、従来のように、数式モデルの調整に見られる
データ解析等の人手と時間を一切不要とすることができ
る。
【0049】(b)一定期間毎に学習を行なうことによ
り、土地利用の経年変化による流入量変化への影響を、
実績値に基づいて重み係数に反映させることが可能とな
る。 (c)従来から問題になっていた点雨量である地上雨量
計に代わって、面積雨量であるレーダ雨量計による降雨
分布を取り込んでいるため、雨水流入量の予測精度を著
しく向上させることが可能となる。
【0050】尚、上記実施例では、出力手段として、ニ
ューラルネットワーク予測装置48により予測された雨
水流入量を表示出力する表示装置を備えた場合について
説明したが、これに限らず出力手段として、ニューラル
ネットワーク予測装置48により予測された雨水流入量
を印字出力する印字装置を備えるようにしてもよいこと
は言うまでもない。
【0051】また、上記実施例では、一定の判別基準に
基づいて前降雨の流入量への影響の有無を判別する前降
雨実績判別装置42を備え、この前降雨実績判別装置4
2により判別された判別値を、降雨分布実績演算装置4
1により演算された降雨開始から等時間間隔で離散的な
積算雨量データと共に学習用入力データとして学習用入
力データ保存装置43に蓄える場合について説明した
が、この前降雨実績判別装置42を備えることは、本発
明に必ずしも必要不可欠なことではない。
【0052】さらに、上記実施例では、ニューラルネッ
トワーク学習装置46における学習を一定期間毎に行な
って経年変化によるモデルの重み係数を修正する(見直
す)ための学習起動スイッチ40を備える場合について
説明したが、この学習起動スイッチ40を備えること
は、本発明に必ずしも必要不可欠なことではない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ーダ雨量計からの観測値をメッシュ形状の降雨強度に換
算し、当該換算した降雨開始から等時間間隔で離散的な
積算雨量データを学習用入力データとして蓄えると共
に、ポンプ施設の水位計およびポンプ運転による吐出量
からポンプ施設に流入する雨水流入量を演算し、当該演
算した降雨開始から等時間間隔で離散的な雨水流入量を
学習用出力データとして蓄える学習用実績情報入力手段
と、学習用実績情報入力手段により蓄えられた学習用入
力データである積算雨量データ、および学習用出力デー
タである雨水流入量に基づいて、バックプロパゲーショ
ン法によりニューラルネットワークの重み係数を学習
し、当該学習済みの重み係数を蓄える予測モデル構築手
段と、予測モデル構築手段に蓄えられた学習済みの重み
係数を用いて、学習用実績情報入力手段により入力され
る降雨当日の降雨分布実績である積算雨量データと前降
雨実績である判定値とから、ニューラルネットワークに
より雨水流入量を予測する流入量予測手段と、流入量予
測手段により予測された雨水流入量を出力する出力手段
とを備えて構成するようにしたので、ポンプ運転支援の
ための雨水ピーク流入量の(時間変化の)予測を自動的
にかつ精度よく行なうことが可能な極めて信頼性の高い
ニューラルネットワーク応用雨水流入量予測装置が提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるニューラルネットワーク応用流入
量予測装置を、下水道ポンプ場のポンプ施設に適用した
場合の一実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例における積算雨量データRi(t)を
説明するための図。
【図3】同実施例における
【図4】同実施例におけるポンプ場に流入する雨水流入
量の算出方法を説明するための図。
【図5】同実施例におけるニューラルネットワークの構
成例を示す図。
【図6】同実施例における入力データと出力データとの
関係の一例を説明するための図。
【図7】降雨強度と雨水流入量との関係の一例を示す
図。
【符号の説明】
1…レーダ雨量計、2…水位計、3…流量計、4…ニュ
ーラルネットワーク応用流入量予測装置、41…降雨分
布実績演算装置、42…前降雨実績判別装置、43…学
習用入力データ保存装置、44…雨水流入量演算装置、
45…学習用出力データ保存装置、46…ニューラルネ
ットワーク学習装置、47…学習済重み係数保存装置、
48…ニューラルネットワーク予測装置、49…雨水流
入量表示装置、40…学習起動スイッチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨水排水を目的とする下水道ポンプ場ま
    たは処理場等のポンプ施設に対し、レーダ雨量計を用い
    てニューラルネットワークによりポンプ運転支援のため
    の雨水流入量を予測する雨水流入量予測装置において、 前記レーダ雨量計からの観測値をメッシュ形状の降雨強
    度に換算し、当該換算した降雨開始から等時間間隔で離
    散的な積算雨量データを学習用入力データとして蓄える
    と共に、前記ポンプ施設の水位計およびポンプ運転によ
    る吐出量から前記ポンプ施設に流入する雨水流入量を演
    算し、当該演算した降雨開始から等時間間隔で離散的な
    雨水流入量を学習用出力データとして蓄える学習用実績
    情報入力手段と、 前記学習用実績情報入力手段により蓄えられた学習用入
    力データである積算雨量データ、および学習用出力デー
    タである雨水流入量に基づいて、バックプロパゲーショ
    ン法によりニューラルネットワークの重み係数を学習
    し、当該学習済みの重み係数を蓄える予測モデル構築手
    段と、 前記予測モデル構築手段に蓄えられた学習済みの重み係
    数を用いて、前記学習用実績情報入力手段により入力さ
    れる降雨当日の降雨分布実績である積算雨量データと前
    降雨実績である判定値とから、ニューラルネットワーク
    により雨水流入量を予測する流入量予測手段と、 前記流入量予測手段により予測された雨水流入量を出力
    する出力手段と、 を備えて成ることを特徴とするニューラルネットワーク
    応用雨水流入量予測装置。
  2. 【請求項2】 前記学習用実績情報入力手段としては、
    前記レーダ雨量計からの観測値をメッシュ形状の降雨強
    度に換算する降雨分布実績演算手段と、一定の判別基準
    に基づいて前降雨の流入量への影響の有無を判別する前
    降雨実績判別手段と、前記降雨分布実績演算手段により
    演算された降雨開始から等時間間隔で離散的な積算雨量
    データと前記前降雨実績判別手段により判別された判別
    値とを学習用入力データとして蓄える学習用入力データ
    保存手段と、前記ポンプ施設の水位計およびポンプ運転
    による吐出量からポンプ施設に流入する雨水流入量を演
    算する雨水流入量演算手段と、前記雨水流入量演算手段
    により演算された雨水流入量を学習用出力データとして
    蓄える学習用出力データ保存手段とから成ることを特徴
    とする請求項1に記載のニューラルネットワーク応用雨
    水流入量予測装置。
  3. 【請求項3】 前記予測モデル構築手段としては、前記
    学習用実績情報入力手段により蓄えられた学習用入力デ
    ータである積算雨量データと判別値、および学習用出力
    データである雨水流入量に基づいて、バックプロパゲー
    ション法によりニューラルネットワークの重み係数を学
    習するニューラルネットワーク学習手段と、前記ニュー
    ラルネットワーク学習手段による学習済みの重み係数を
    蓄える学習済重み係数保存手段とから成ることを特徴と
    する請求項1に記載のニューラルネットワーク応用雨水
    流入量予測装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載のニューラルネット
    ワーク応用雨水流入量予測装置において、前記予測モデ
    ル構築手段における学習を一定期間毎に行なって経年変
    化によるモデルの重み係数を修正するための学習起動手
    段を付加して成ることを特徴とするニューラルネットワ
    ーク応用雨水流入量予測装置。
JP3295729A 1991-11-12 1991-11-12 ニューラルネットワーク応用雨水流入量予測装置 Expired - Lifetime JP2955413B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3295729A JP2955413B2 (ja) 1991-11-12 1991-11-12 ニューラルネットワーク応用雨水流入量予測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3295729A JP2955413B2 (ja) 1991-11-12 1991-11-12 ニューラルネットワーク応用雨水流入量予測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05134715A true JPH05134715A (ja) 1993-06-01
JP2955413B2 JP2955413B2 (ja) 1999-10-04

Family

ID=17824418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3295729A Expired - Lifetime JP2955413B2 (ja) 1991-11-12 1991-11-12 ニューラルネットワーク応用雨水流入量予測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2955413B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003008720A1 (fr) * 2001-07-16 2003-01-30 Yamatake Corporation Dispositif et procede de prevision de quantite de flux entrant d'eaux usees, et dispositif serveur
JP2007205001A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Fuji Electric Systems Co Ltd 流量予測装置
JP2010048020A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Toshiba Corp 監視制御装置
JP2015025353A (ja) * 2013-06-21 2015-02-05 株式会社東芝 雨水排水ポンプ制御装置、雨水排水ポンプ制御方法、雨水排水ポンプ制御プログラム、およびパラメータ提供装置
CN106127612A (zh) * 2016-07-05 2016-11-16 中国长江电力股份有限公司 水电站非弃水期下游水位变化过程预测方法
CN109214502A (zh) * 2017-07-03 2019-01-15 清华大学 神经网络权重离散化方法和系统
JP2019094640A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 日本無線株式会社 水位予測方法、水位予測プログラム及び水位予測装置
CN112597647A (zh) * 2020-12-17 2021-04-02 河海大学 一种快速收敛的超高频微波降雨数据离散化方法
CN113435661A (zh) * 2021-07-14 2021-09-24 珠江水利委员会珠江水利科学研究院 暴雨雨峰位置推求方法、装置、介质和设备

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7201969B2 (ja) * 2019-04-03 2023-01-11 日新電機株式会社 学習装置及び下水流入量予測装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003008720A1 (fr) * 2001-07-16 2003-01-30 Yamatake Corporation Dispositif et procede de prevision de quantite de flux entrant d'eaux usees, et dispositif serveur
US7437267B2 (en) 2001-07-16 2008-10-14 Yamatake Corporation Sewage inflow amount predicting device and method, and server device
JP2007205001A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Fuji Electric Systems Co Ltd 流量予測装置
JP2010048020A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Toshiba Corp 監視制御装置
JP2015025353A (ja) * 2013-06-21 2015-02-05 株式会社東芝 雨水排水ポンプ制御装置、雨水排水ポンプ制御方法、雨水排水ポンプ制御プログラム、およびパラメータ提供装置
CN106127612A (zh) * 2016-07-05 2016-11-16 中国长江电力股份有限公司 水电站非弃水期下游水位变化过程预测方法
CN109214502A (zh) * 2017-07-03 2019-01-15 清华大学 神经网络权重离散化方法和系统
CN109214502B (zh) * 2017-07-03 2021-02-26 清华大学 神经网络权重离散化方法和系统
JP2019094640A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 日本無線株式会社 水位予測方法、水位予測プログラム及び水位予測装置
CN112597647A (zh) * 2020-12-17 2021-04-02 河海大学 一种快速收敛的超高频微波降雨数据离散化方法
CN112597647B (zh) * 2020-12-17 2021-06-01 河海大学 一种快速收敛的超高频微波降雨数据离散化方法
CN113435661A (zh) * 2021-07-14 2021-09-24 珠江水利委员会珠江水利科学研究院 暴雨雨峰位置推求方法、装置、介质和设备
CN113435661B (zh) * 2021-07-14 2022-03-22 珠江水利委员会珠江水利科学研究院 暴雨雨峰位置推求方法、装置、介质和设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2955413B2 (ja) 1999-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Coccia et al. Recent developments in predictive uncertainty assessment based on the model conditional processor approach
CN110852577B (zh) 基于城市韧性与城市流域水文模型的城市洪涝评估方法
JP2019194424A (ja) 河川流域に関する水文解析および管理のためのプロセスおよびシステム
JP2019194424A5 (ja)
JP4807565B2 (ja) 流量予測装置
WO2021129680A1 (zh) 融雪性洪水预测方法、装置、电子设备和存储介质
CN110633865A (zh) 一种基于排涝模型的城市积水预测与安全预警系统
CN110646867A (zh) 一种城市排水监测预警方法和系统
US6474153B1 (en) Predicting system and predicting method configured to predict inflow volume of rainwater
CN110991046B (zh) 一种基于响应面函数的排水系统内涝风险快速预警方法
CN114611778B (zh) 一种基于入库流量的水库水位预警方法及系统
JP2955413B2 (ja) ニューラルネットワーク応用雨水流入量予測装置
Watt et al. A 1-h urban design storm for Canada
CN117408171B (zh) 一种Copula多模型条件处理器的水文集合预报方法
El Shafie et al. Radial basis function neural networks for reliably forecasting rainfall
Leonhardt et al. A software-based sensor for combined sewer overflows
JP2000087433A (ja) 雨水貯留施設の運転制御システム
JP2002285634A (ja) 雨水流入予測装置
WO2022264422A1 (ja) 雨天時浸入水率推定装置、雨天時浸入水率推定方法、及びプログラム
JPH05128092A (ja) ニユーラルネツトワーク応用雨水流入量予測装置
JP3279703B2 (ja) 流入水量予測方法および流入水量予測装置
JP4486004B2 (ja) 河川汚濁負荷推定システム、方法、およびプログラム
JP3906096B2 (ja) 排水ポンプ運転支援装置および排水ポンプ制御装置
CN114662894A (zh) 城市内涝预警方法、装置、设备及存储介质
JP4182460B2 (ja) 流入下水量予測装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716

Year of fee payment: 11