JPH0513431B2 - - Google Patents

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JPH0513431B2
JPH0513431B2 JP60230034A JP23003485A JPH0513431B2 JP H0513431 B2 JPH0513431 B2 JP H0513431B2 JP 60230034 A JP60230034 A JP 60230034A JP 23003485 A JP23003485 A JP 23003485A JP H0513431 B2 JPH0513431 B2 JP H0513431B2
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signal
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JPS6198089A (ja
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Harurosu Harutomuuto
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Koninklijke Philips NV
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Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
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Publication of JPH0513431B2 publication Critical patent/JPH0513431B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/72Circuits for processing colour signals for reinsertion of DC and slowly varying components of colour signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 画像信号の与えられた基準レベルの発生にあた
り、少なくとも1つのビーム電流の値から1サン
プリング間隔で測定信号を得、それから導出され
た制御信号を次のサンプリング間隔まで記憶し、
それによつて前記ビーム電流を基準信号によつて
プリセツトされた値に調整し、ビーム電流の調整
された画像信号を受像管に供給するため、前記画
像信号を受信すべく接続された制御回路と、受像
管の動作開始後前記ビーム電流を抑圧し、かつ前
記測定電流が閾値を越えた後スイツチング信号を
送出するための前記測定電流を受信すべく接続さ
れたトリガー回路と、を具えた前記画像信号によ
り受像管の少なくとも1つのビーム電流を制御す
る回路装置に関わるものである。
かかる回路装置は集積カラーデコーダ回路
TDA3562Aに関するValvo Technische
Information820705に記述されており、いわゆる
カツトオフ点制御としてこの中で使用されてい
る。公知の回路装置では、かかるカツトオフ点制
御は受像管のいわゆるカツトオフ点の自動補償を
提供し、すなわちそれは、受像管やその回路装置
で時間に対する公差や変化(エーヂングや熱的修
正)があつても、画像信号の与えられた基準レベ
ルに関してビーム電流が一定の値を有するように
受像管のビーム電流を調整し、それによつて画像
再生の補正を確実にする。
かかる阻止する点制御は、カラー画像表示用受
像管の動作にとつては、この場合互いに対して固
定した比であらねばならぬカラー画像の異なつた
カラー成分用のいくつかのビーム電流が存在する
という理由で有利である。もしこの比が例えば製
造公差またはエーヂング処理の結果変化すると、
カラーの歪がカラー画像の再生時に発生する。そ
れ故ビーム電流は非常に正確に釣合がとれていな
ければならない。前記カツトオフ点制御はそれが
なければ必要な費用のかかる調整や保守時間を削
減する。
通常の受像管は熱カソードを加熱するため動作
開始後若干時間がかかる熱カソードを有する陰極
線管として構成されている。最終動作温度が到達
されるまでこれら熱カソードは全範囲で所望のビ
ーム電流を放射しないし、一方次第に上昇するビ
ーム電流が熱カソードが加熱される時ある決まつ
た時間間隔で生じる。これらビーム電流の瞬時値
は熱カソードの瞬時温度と、加熱処理と同時に上
昇し加熱時間の最終まで決まらない受像管用の加
速度電圧とに依存する。受像管の動作開始後、ビ
ーム電流がその最終値に達するまでこれらの値は
始め高く歪んだ画像を発生する。受像管動作開始
後のこれら画像歪は、カツトオフ点制御が加熱時
間が終つた後流れるビーム電流に対して未だ調整
されていないとさらに強調されてしまう。
熱カソード加熱時の間画像歪を抑圧する目的
で、公知の回範装置は本質的に双安定フリツプフ
ロツプを有するトリガ回路として動作する動作開
始遅延要素を持つている。受像管とそれを流れる
ビーム電流を制御する回路装置とが動作開始され
ると、そのフリツプフロツプは受像管に画像信号
を供給するのを妨げる第1の状態にスイツチされ
る。かくて加熱時間中ビーム電流は抑圧され、受
像管は画像をいまだ表示しない。1つの画像の表
示から次の画像の表示までの転換時に、カソード
ビームを最初の位置に戻すにつゞくサンプリング
間隔に、そしてまさにその転換中に、すなわち画
像表示のない時に、受像管は熱カソードが十分に
温められ加速電圧が存在する時ビーム電流が発生
するような方法で短時間制御される。これら電流
がある閾値を越えると、フリツプフロツプ回路は
第2の状態にスイツチしビーム電流の制御とカツ
トオフ点制御のため画像信号の禁止を解除する。
しかしながらフリツプフロツプの切換え直後受
像管に表示される画像は未だ欠陥のないものでは
ないことがわかつてきた。それはビーム電流が熱
カソードの加熱時には抑圧され、カツトオフ点制
御が未だ応答できないからである。カツトオフ点
制御のこの応答はビーム電流がスイツチオンされ
た後、すなわちフリツプフロツプが第2の状態に
スイツチされた後それ故画像信号がすでにビーム
電流を制御する時にのみ行われる。このようにし
て阻止する点制御の応答は表示された画像中にそ
の存在を感知される。
公知の回路装置では画像の輝度は、カツトオフ
点制御の応答中次第に黒から最終の値まで次第に
上昇する。
受像管動作開始後の画像輝度のこのゆつくりし
た増加は、1つの熱カソードを備える黒白受像管
の場合のみならず一般に3つの熱カソードを有す
るカラー受像管の場合には特にそうであるが観視
者の目をかくらんする。カラー受像管では、3つ
のビーム電流用カツトオフ点制御応答の速度が異
なる結果、正確な画像再生に要求されるビーム電
流間の相互関係から間歇的な変化が生ずると、カ
ラー純度誤差が画像輝度変化に加えて発生する。
以上説明してきた事項をより簡潔に再度繰返え
し説明すると、すなわち、テレビジヨン受像機は
スイツチオンされた直後、カソードは冷たくビー
ム電流の発生はない。カソード温度が上昇するに
つれ、信号が受像管に印加されるとビーム電流が
増加してくる。テレビジヨン受像機がスイツチオ
ンされた直後に画像信号が受像管を制御しようと
すると、カソードがある温度に加熱されてそのビ
ーム電流が正規の範囲内にない限り画像歪が発生
する。
この問題を解決するため、従来技術の回路で
は、テレビジヨン受像機のスイツチオン直後には
画像の表示を禁止し、水平ブランキング期間にビ
ーム電流を測定し、その測定ビーム電流が与えら
れた閾値に達した後画像信号がビーム電流を制御
できるようにしている。
しかしながら、ここにおいて本発明者らはさら
に、前記ビーム電流が前記閾値を越えた後もビー
ム電流がなおその最終値に達する前に変化するの
で、画像信号の表示の初期には依然として画像歪
の存在することに気付いた。それ故本発明では前
記測定ビーム電流が水平ブランキング期間中にも
はや変化しなくなるまで画像信号の表示の禁止さ
れた受像管制御用回路装置を提供せんとするもの
である。
この目的を達成するため、本発明受像管制御用
回路装置は、冒頭に記載された回路装置が、前記
制御信号が大きく一定の値になつた時変化信号を
送出するため前記制御信号を受信すべく接続され
た変化検出装置と、前記スイツチング信号と前記
変化信号の両者が送出されてしまうまで前記サン
プリング間隔の範囲を越えて前記画像信号による
前記ビーム電流の制御を禁止し、その後前記画像
信号による前記ビーム電流の制御の禁止を解除す
るため、前記変化信号と前記スイツチング信号と
を受信すべく接続された論理ネツトワークと、を
具えたことを特徴とするものである。
本発明に関わる回路装置では、それ故画像の表
示は受像管が動作開始後カツトオフ点制御が応答
されるまで抑圧される。画像信号が次にビーム電
流を制御し始めると、完全な画像が直ちに表示さ
れる。かくて観視者の好みに影響する画像のすべ
ての擾乱が抑圧される。本発明の回路装置は設計
が簡単で、現存する画像信号処理回路とともにま
たは例えばカツトオフ点制御用公知の回路装置と
ともに1つの半導体ウエハー上に組み合わすこと
ができる。かかる集積回路装置は半導体ウエハー
上でほとんどスペースを必要としないのみなら
ず、付加的な外部導線を必要としない。かくて本
発明の回路装置は例えば公知の集積回路と同じ外
部接続を実際に有する集積回路に配置される。こ
れは本発明の回路装置を有する集積回路が現存す
る装置に付加的手段を講じることなく直接編入す
ることができることを意味する。
前記画像信号が受像管のカラー画像表示に対応
する数のビーム電流の制御用のいくつかのカラー
信号を有し、前記制御ループが各カラー信号用に
それらから導出される1部の測定電流または1部
の制御信号を記憶する前記回路装置の1実施態様
は、前記変化検出装置が各カラー信号用に変化検
出器を有し、その検出器がその関連した記憶信号
が本質的に一定の値になつた時1部の変化信号を
発生し、前記論理ネツトワークがすべての変化検
出器により前記1部の変化信号が発生するまで前
記サンプリング間隔の範囲を越えて前記カラー信
号による前記ビーム電流の制御の禁止を解除しな
いことを特徴とするものである。
それ故原則として、かかる回路装置は各々のカ
ラー信号により制御される3つのビーム電流用の
3つのカツトオフ点制御を有する。回路の価格を
削減するため、測定段は公知の回路装置における
ごとくすべてのカツトオフ点制御に共通である。
3つのビーム電流はすべてその時この測定段で順
次に測定される。かくてそれから導出される1部
の測定信号または1部の制御信号は、各ビーム電
流に関して得られ、そしてビーム電流のなかのそ
れが属するビーム電流に従つて別々に記憶され
る。その1部の測定信号または1部の制御信号の
変化は各ビーム電流用に変化検出器の1つで各々
の時間に検出される。これら変化検出器の各々は
論理ネツトワークへ1部の変化信号を送出する。
この論理ネツトワークは、その1部の測定信号ま
たはその1部の制御信号が状況に応じて一定にな
ることを1部の変化信号のすべてが示すまで、サ
ンプリング間隔の範囲を越えて画像信号によるビ
ーム電流の制御の禁止を解除しない。これはカラ
ー信号すべてのビーム電流用カツトオフ点制御が
画像が受像管に出現する時応答するのを確実にす
る。
前記測定信号を前記基準信号と比較し前記制御
信号をこの比較から導出する比較器装置を備えた
本発明に関わる回路装置のさらに別の実施態様
は、前記変化検出装置が時間に関して前記制御信
号の変化を検出し、前記制御信号が本質的に一定
の値になつた時前記変化信号を発生することを特
徴とするものである。カラー信号の表示の場合比
較器装置はいくつかの部分制御信号を導出し、時
間に対するその変化は変化検出器によつて1部の
測定信号の基準信号に対する対応比較から検出さ
れる。本発明の回路装置のこの実施態様では、好
適にはビーム電流制御の目的で制御信号のみかま
たは複数の1部の制御信号が記憶される。
すくなくとも1つのコンデンサを有する制御信
号メモリを備え、そのコンデンサには前記制御信
号に対応する電荷または電圧が記憶される本発明
の回路装置の他の実施態様は、前記変化検出装置
が、受像管の動作を開始させる間発生するコンデ
ンサの充電逆方向電流が限界値以下になりすくな
くとも大きく減衰する時、前記変化信号を発生す
ることを特徴とするものである。かかるカツトオ
フ点制御の定常状態の検出は制御信号の現実の大
きさには依存せず、それ故に受像管回路装置の受
像管カツトオフ電圧、電流公差またはエーヂング
処理のレベルには依存しない。
充電逆方向電流が限界値を越えるか越えないか
の検出は、制御信号記憶として動作するコンデン
サへの供給線路に配置されている電流ミラーシス
テムを備えて設計されている電流検出器で選択的
になしとげられる。この種の電流ミラー装置はコ
ンデンサの充電電流と正に一致する電流を供給す
る。この電流は、次に好適には変化検出装置に含
まれるさらに別の装置で、限界値を現わす電流ま
たは電圧に変換された後は限界値を現わす電圧と
比較される。変化信号はこの比較の結果から得ら
れる。
一方デイジタルメモリが、特に画像信号がデイ
ジタル信号として供給され阻止する点制御がデイ
ジタル制御ループとして構成される時はまた制御
信号メモリとして使用される。かかる場合には、
比較器装置、変化検出装置とトリガー回路はまた
デイジタル回路として設計される。それで変化検
出装置は2つの順次のサンプリング間隔に制御信
号メモリに記憶される信号の差を好都合にも形成
し、これをデイジタル値による限界値と比較す
る。この差が限界値に達しない時は変化信号が発
生される。
以下本発明の実施態様を添付図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は、画像信号が組合わせ段2の第1の入
力1を介して供給される回路装置のブロツク回路
線図を示す。組合わせ段2の出力3からの画像信
号が、その出力6で画像信号により制御される電
流を発生する制御可能な増幅器5の画像信号入力
に供給される。この電流は測定段7を介して受像
管9の熱カソード8に供給されそこで陰極線のビ
ーム電流を形成し、それによつて画像信号により
きまる画像が受像管9の螢光スクリーンに表示さ
れる。
測定段7は熱カソード8に供給される電流すな
わち受像管9のビーム電流を測定し、測定信号出
力10でこの電流の大きさに対応する測定信号を
発生する。これは基準信号がその基準信号入力1
3で供給される比較装置12の測定信号入力11
に供給される。画像信号のあたえられた基準レベ
ルの発生間に好適には周期的にくり返すサンプリ
ング間隔で、比較器装置12は、一方ではこの時
に測定信号入力11に供給される測定信号の値と
他方では基準信号とから減算の手段で制御信号を
形成し、これを制御信号出力14に送り出す。そ
こから制御信号が制御信号メモリ16の入力15
に供給されメモリ16に記憶される。制御信号は
制御信号メモリ16の出力17を介して組合わせ
段2の第2の入力18に供給され、段2では画像
信号と組合わされすなわちそれに加えられる。
組合わせ段2、制御可能な増幅器5、測定段
7、比較器装置12と制御信号メモリ16は制御
ループを形成し、それでビーム電流が画像信号の
基準レベルの発生間にサンプリング間隔で基準信
号の方に案内される。基準レベルについては特に
黒レベルまたは黒レベルからわずか固定の距離に
あるレベル、すなわち受像管に表示された画像の
黒またはほとんど黒画像領域を発生する画像信号
の値が使用される。この場合説明したように制御
ループは受像管のカツトオフ点制御を形成する。
基準レベルが黒レベルから離れているときは、制
御ループはまた準カツトオフ点制御と呼ばれる。
第1図示の如く回路装置はまたトリガー回路1
9を有し、それに測定段7の測定信号出力10か
らの測定信号が測定信号入力20で供給される。
回路装置従つて受像管が動作開始すると、トリガ
ー回路19は第1の状態にセツトされ、その状態
では第1の接続21に手段で、トリガー回路がそ
の制御信号出力14に制御信号を出力しないか値
零の制御信号を出力するかの方法で比較器装置1
2を阻止する。これは制御信号メモリ16が動作
開始の瞬時またはその直後に制御信号の不確定な
値を記憶しないようにする。
第1図示の回路装置はまた論理ネツトワーク2
2を有しており、それは第2の接続23を介し
て、スイツチング信号が供給される手段で、トリ
ガー回路19と接続され、第3の接続24を介し
て制御可能な増幅器5と接続されている。トリガ
ー回路19と同様、論理ネツトワーク22はまた
回路装置が動作開始にあるとき、スイツチング信
号によつて第1の状態にそれ自身制御されると判
断し、その第1の状態では第3の接続24を経由
して画像信号によつて制御されるビーム電流が受
像管9には未だ流れることができないように阻止
する信号で制御可能な増幅器を阻止する。かくて
受像管9は白紙になり;画像は未だ表示されな
い。
受像管9が動作開始する時は、熱カソード8は
まだ冷えていてビーム電流はともかく流れること
はできない。熱カソード8は次に加熱され、ある
時間たつと、次第に電子を放出し始めその結果陰
極線すなわちビーム電流を形成する。しかし熱カ
ソード8の加熱期間中、カツトオフ点制御が未だ
応答しないからこれは未限定でそれ故制御可能な
増幅器5によつて抑圧される。1画像の表示から
次の画像の表示への転換時に陰極線が最初の位置
へのもどり直後の時間間隔にのみ、いや次の画像
の表示開始直前に、制御可能な増幅器5はその出
力6に短時間補助パルスの形で電圧を送出し、受
像管9の熱カソード8が十分加熱されるとこの電
圧はビーム電流を生じる。この電圧の送出時間間
隔はそれによつて産出された陰極線が受像管9に
可視画像を発生しないように選択され例えばそれ
はサンプリング間隔と一致する。
測定段7は説明した方法で発生する短時間カソ
ード電流を測定し、その測定信号出力10でトリ
ガー回路19へ測定信号出力20を介して通過さ
れる対応測定信号を送り出す。もし測定信号が一
定のプリセツト閾値を越えると、トリガー回路1
9は第2の状態にスイツチされその状態では比較
器装置12を第1の接続21を介してその禁止を
解除し、第2の接続23の手段でスイツチング信
号を使用しまた論理ネツトワーク22を第2の状
態にする。比較器装置12はかくて測定信号入力
11を介してそれに供給される測定信号を評価
し、すなわちそれは測定信号と基準信号入力13
を介して供給される基準信号との間の差としての
制御信号を形成する。制御信号は制御信号出力1
4と入力15を介して制御信号メモリ16に転送
される。それは続いて制御信号メモリ16の出力
17を介して組合わせ段2の第2の入力18に供
給され、第1の入力1の画像信号とそこで組合わ
され、すなわち付加的にそれに重ねられる。この
重ねられた画像信号は、制御可能な増幅器5の画
像信号入力4に組合わせ段2に出力3を介して供
給される。
論理ネツトワーク22の第2の状態では、制御
可能な増幅器5は第3の接続24を介して阻止す
る信号により、画像信号がサンプリング間隔期間
のみビーム電流を制御し、あとは画像が受像管に
現われないようにスイツチされる。カツトオフ点
制御は今や応答を始め、すなわち制御信号の値
は、組合わせ段2、制御可能な増幅器5、測定段
7、比較器装置12および制御メモリ16を具え
た制御ループにより、阻止点またはそれに対して
一定のレベルにある受像管のビーム電流が基準信
号によりプリセツトされる値に調整される時まで
変化させられる。この目的のため画像信号が制御
可能な増幅器5を介してビーム電流を制御するサ
ンプリング期間は、そのなかで画像信号が丁度カ
ツトオフ点またはそれに対して一定レベルに対応
する値になるよう選択される。
カツトオフ点制御の応答の間制御信号メモリ1
6に供給される制御信号は連続的に変化する。比
較器装置12の制御信号出力14と制御信号メモ
リ16の入力15との間に変化検出装置25が挿
入されそれは制御信号の変化を検出する。カツト
オフ点制御が応答したとき、すなわち制御信号が
一定の値になつたとき、変化検出装置25は変化
信号を出力26に送り出し、それはカツトオフ点
制御の定常状態が達成されたことを示し、前記信
号は論理ネツトワーク22の変化信号入力27に
供給される。論理ネツトワークは次に第3の状態
にスイツチされ、その状態では第3の接続24を
介して、制御可能な増幅器5をしてビーム電流が
今や画像信号による制限を受けないで制御され得
るようにさせる。かくて正確に再生される画像が
受像管9に現われる。
以上説明してきた事項をより簡潔に述べれば、
第1図示回路装置は画像信号の表示の初期後は通
常の黒レベル制御回路として動作する。画像信号
は組合せ段2、制御可能な増幅器5、測定段7を
介して陰極線管9に印加される。ライン帰線周期
の間、画像信号が確定したレベルを有する時に
は、画像信号のレベルは測定段7により測定され
比較器12により入力13の基準レベルと比較さ
れる。比較器12は測定されたレベルが基準レベ
ルからどれ程偏倚しているかを示す制御信号を形
成する。制御信号メモリ16はその制御信号を記
憶しそれを画像信号のレベル補正のために組合せ
段2に供給する。
テレビジヨン受信機がスイツチオンされた直後
表示の初期には、トリガー回路19はビーム電流
が閾値を越えているかどうかを測定し、変化検出
器25は制御信号が大きな一定の値になつている
かどうかを測定し、さらに論理ネツトワーク22
はスイツチング信号と変化信号の両者が送出され
て始めて黒レベル制御回路に通常の動作をさせる
ものである。
第1図における回路装置の個々の構成の影のよ
うな表現は、この回路装置が受像管9のカラー画
像表現用に用意された修正を示すのに用いられ
る。例えば3つのカラー信号はこの場合組合わせ
段2への入力1を介して画像信号として供給され
る。従つて入力1は三重に示されており、組合わ
せ段2はこれらカラー信号の各々に対し1つの論
理要素すなわち加算器を有している。制御可能な
増幅器5は今や3つの増幅段を有し、カラー信号
の各々に対し1つずつ、そして受像管は今や1つ
の代りに3つの熱カソード8を有し、それで3つ
の独立な陰極線が3つのカラー信号として使用さ
れる。
しかしながら、回路装置を簡単にし部品の数を
節約するため、測定段はただ1つでそれで3つの
ビーム電流をすべて順番に測定する。また比較器
装置12は、順次に到達する1部の測定信号から
基準信号に対する個々のビーム電流用の1部の制
御信号を形成し、これら1部の制御信号は個々の
カラー信号に割当てられ、制御信号メモリ16に
含まれる3つの記憶ユニツトの方へ進んで行く。
そこから、1部の制御信号は組合わせ段2の第2
の入力18を介して割当てられた論理要素へ送ら
れる。
回路装置はかくて個々のカラー信号のカツトオ
フ点制御用に3つの独立に動作する制御ループを
形成し、この場合測定段7のみと或範囲すくなく
とも比較器装置12がこれら制御ループに共通で
ある。
変化検出装置25はいまや3つの変化検出器を
有し、その各々はカラー信号に関係する1部の制
御信号の時間に対する変化を検出する。次に出力
26を介してこれら変化検出器の各々は論理ネツ
トワーク22の変化信号入力27に1部の変化信
号を送り出す。これら1部の変化信号は関連する
制御ループが応答した時互いに独立に発生する。
論理ネツトワーク22は3つの1部の変化信号す
べてを評価し、すべての1部の変化信号が制御ル
ープの定常状態を示すまでその第3の状態にスイ
ツチしない。実際その時だけそれらによつて制御
されるビーム電流からのカラー信号がすべて受像
管で正確に再生されることが確実になり、かくて
歪のない表示画像が特に色純度に誤差なく発生す
る。表示されるカラー画像はその時受像管が動作
開始された直後に正しい輝度と色を表示する。
第2図は3つのカラー信号を含む画像信号処理
用に用意された回路装置の1実施態様のいくらか
より詳細なブロツク回路線図を示す。カラー赤、
緑と青の表示用3つのカラー信号はこの回路装置
に3つの入力端子101,102,103を介し
て供給される。赤のカラー信号は第1の入力端子
101を介して第1の加算器201に、緑のカラ
ー信号は第2の入力端子102を介して第2の加
算器202に、青のカラー信号は第3の入力端子
103を介して第3の加算器203に供給され
る。加算器201,202,203の出力30
1,302,303からカラー信号は増幅器段5
01,502と503それぞれに供給される。増
幅器段の各々は、測定トランジスタ531,53
2と533のほかに、スイツチ可能な増幅器51
1,512と513および出力増幅器521,5
22と523それぞれを有している。これら測定
トランジスタ531,532と533のエミツタ
は各々受像管9の熱カソード801,802,8
03に接続されカソード電流を送出し、一方測定
トランジスタ531,532,533のコレクタ
は互いに接続され測定抵抗702の第1の端子7
01に接続され、抵抗702の第2の端子703
は接地されている。測定トランジスタ531,5
32と533の電流利得は大きく、それらのコレ
クタ電流はほとんどカソード電流と一致する。カ
ソード電流による測定抵抗に生じる降下電圧を測
定してカソード電流が測定でき従つて受像管9の
ビーム電流を非常に正確に測定できる。
測定抵抗702での降下電圧は測定信号として
1の利得因子を有するバツフア増幅器120の入
力121に供給され、増幅器120の出力122
で測定信号が変化しないで低いインピーダンスで
使用可能になる。それからそれはその第2の端子
132で3つの差動増幅器123,124,12
5の反転入力111,112と113それぞれに
接続される基準電圧源130の第1の端子131
に供給される。差動増幅器123,124,12
5はまた各々非反転入力114,115と116
それぞれを有している。これらは接合点117で
互いに、漏洩電流記憶コンデンサ126を介して
アースに、バツフア増幅器120の出力122に
デカツプリング抵抗118と漏洩電流サンプリン
グスイツチ119を介して接続される。加うるに
バツフア増幅器120の入力121は短絡回路の
スイツチ127を介してアースに接続される。
差動増幅器123,124と125の出力14
1,142と143それぞれから個々のカラー信
号に関係する1部の制御信号は、電気の電圧(ま
た或る場合には充電逆方向電流)の形で、制御信
号サンプリングスイツチ154,155と156
を介して、1例として、制御信号記憶コンデンサ
161,162,163の第1の端子151,1
52と153それぞれに供給され、これら記憶コ
ンデンサは制御信号メモリ16の記憶ユニツトを
形成し、これらの電圧に対応する(または充電逆
方向電流によつて形成される)電荷をそれらに蓄
積する。他の例では、1部の制御信号は第1の、
第2のまたは第3の加算器201,202,20
3それぞれの第2の入力181,182と183
に供給され、そこで第1の、第2のまたは第3の
入力端子101,102または103それぞれか
らのカラー信号に加算される。
主としてバツフア増幅器120、基準電圧源1
30と差動増幅器123,124,125からな
る比較器装置12の動作は第3図のパルス線図を
使用して説明する。第3a図は画像信号のごとく
受像管9のビーム電流を制御するテレビジヨン信
号用水平ブランキング信号を示す。この線図で、
Hは水平ブランキングパルスを表わし、それは1
つのライン期間の合間の時間に画像信号で互いに
続き、この手段で受像管の個々の画像ライン表示
間のライン帰線期間にビーム電流がスイツチオフ
される。第3b図は垂直ブランキングパルスV
で、この手段で1つの画像表示から次の画像表示
までの転換の間にビーム電流がスイツチオフされ
る。第3c図は3つのライン期間だけ引き伸ばさ
れた垂直ブランキングパルスから形成される測定
信号制御パルスVHを示す。
短絡回路スイツチ127は今や測定信号制御パ
ルスVHの期間中のみ非導通になり、その他の時
間にはバツフア増幅器120の入力121をアー
スに短絡するという方法で制御される。これは測
定信号のみがフレーム変化の間比較器装置に到達
し、それで受像管の画像を生じるビーム電流を制
御する画像信号の部分は比較器装置に従つて阻止
する点制御に影響を及ぼさない。
測定信号制御パルスVHの期間中、その第1の
端子131とその第2の端子132間の基準電圧
源130によつて発生される基準電圧によつて削
減される出力122からの測定信号は、差動増幅
器123,124,125の反転入力111,1
12,113にある。もし差動増幅器123,1
24,125が存在しないと、この差は直接に1
部の制御信号として制御信号記憶コンデンサ16
1,162,163に供給されるだろう。差動増
幅器123,124,125はこの差を増幅しか
くて制御ループの制御増幅器を形成する。
比較器装置12はさらに受像管9に生じるどん
な漏洩電流の影響も補償するための装置を含んで
いる。この目的のため、漏洩電流記憶コンデンサ
が充電される電圧が3つの差動増幅器123,1
24と125の非反転入力114,115,11
6に供給される。充電はバツフア増幅器120の
出力122からデカツプリング抵抗118と漏洩
電流サンプリングスイツチ119とを介して測定
信号により果され、スイツチ119は垂直ブラン
キングパルスVの周期内のみ閉じ、ある場合には
その1部の間のみ閉じる。この時間内にビーム電
流は、ある場合に漏洩電流のみが測定抵抗702
を流れるよう画像信号によつて全くスイツチオフ
されてしまう。従つて垂直ブランキングパルスV
の期間中は測定信号はこの漏洩電流に対応する。
漏洩電流はまた他の時間の間も流れるから、垂直
ブランキングパルスの期間以外も測定信号は漏洩
電流から生じる成分を含んでおり、それ故それは
差動増幅器123,124,125の反転入力1
11,112,113に供給される電圧にまた含
まれ、差動増幅器123,124,125で減算
される。
1部の制御信号は、差動増幅器123の出力1
41から、第1の制御信号サンプリングスイツチ
154によつて、第1の制御信号記憶コンデンサ
161の第1の端子151へ記憶パルスL1の周
期の間供給され、前記コンデンサに記憶される。
同様に、差動増幅器125の出力143からの1
部の制御信号は、第3の制御信号記憶コンデンサ
163へ記憶パルスL2の周期の間供給され、差
動増幅器124の出力142からの1部の制御信
号は、第2の制御信号記憶コンデンサ162へ記
憶パルスL3の間供給される。記憶パルスL1,
L2とL3は第3d図,第3e図と第3f図に示
されている。それらはそれだけ測定信号制御パル
スVHが垂直ブランキングパルスVより長い3つ
のライン周期の1つに順次位置している。これら
3つのライン周期は測定信号または場合によつて
は1部の測定信号用のサンプリング間隔を形成す
る。残りの周期の間差動増幅器123,124,
125の出力141,142,143は、制御信
号記憶コンデンサ161,162,163から分
離され、それでそれらからいかなる干渉も伝達さ
れず、それらに起因する記憶された1部の制御信
号のいかなる歪も排除される。記憶パルスL1,
L2とL3の期間、入力端子101,102,1
03でのカラー信号は、それらの基準レベルすな
わちこの実施態様では阻止点に対応するレベルま
たは制御ループがこのレベルに調整できるような
それに対する一定のレベルにある。
スイツチ可能な増幅器511,512と513
は各々各入力241,242,243でブランキ
ング信号BL1,BL2,BL3それぞれを受取り、
その曲線は第3g図、第3h図、第3i図に示さ
れている。これらブランキング信号はライン戻り
とフレーム変化の間、すなわち測定信号制御パル
スVHの周期の間カラー信号の供給を阻止し、か
くてこれらの時間期間ビーム電流はスイツチオフ
される。当然、赤のカラー信号は垂直ブランキン
グパルスVのあと第1のライン周期の間、青のカ
ラー信号は垂直ブランキングパルスVのあと第2
のライン周期の間そして緑のカラー信号は垂直ブ
ランキングパルスVのあと第3のライン周期の
間、スイツチ可能な増幅器511,512,51
3それぞれによつてビーム電流を制御できるよう
通過させられる。ブランキング信号BL1,BL2
とBL3はまたフレーム変化ブランキングパルス
での阻止用に備えられ、これは対応する時間間隔
での測定信号制御パルスに対応する。これらの時
間間隔ではビーム電流は測定され、1部の制御信
号はその1部の測定信号から決定され、制御信号
記憶コンデンサ161,162,163に記憶さ
れる。
第2図示の回路装置はさらにそれに供給電圧が
供給端子190を介して供給されるトリガー回路
19を有している。リセツト入力191を介して
トリガー回路19に基準電圧源130の第3の端
子133から電圧がまた供給される。回路装置が
動作開始する時、この電圧は前記供給電圧に対し
て遅延するよう設計されており、それで回路装置
が動作を始めた時、これら2つの電圧の相互作用
は低い値の電圧パルスがその間リセツト入力19
1で発生するようスイツチオンリセツト信号を生
じ、このことはトリガー回路19が第1の状態に
セツトされることを意味する。リセツト入力19
1はまた受像管が動作している時スイツチオンリ
セツト信号を発生するような形態の他の回路に接
続されることができる。
トリガー回路19はさらに第2の接続23を介
して論理ネツトワーク22に接続され、ネツトワ
ーク22は回路装置が動作時に、また第2の接続
23を介して第1の状態にセツトされる。この第
1の状態では論理ネツトワーク22は阻止する出
力240に3つのスイツチ可能な増幅器511,
512,513へ供給される阻止する信号を送り
出す。この手段によつてカラー信号の出力増幅器
521,522,523への供給は完全に妨げら
れ、それでビーム電流はこれらによつて発生する
ことはできない。それ故に画像は表示されない。
それだけ測定信号制御パルスVHが垂直ブラン
キングパルスVより長い3つのライン周期にわた
つて、すなわちサンプリング間隔にわたつて延在
する挿入信号ELがまた線路233を介してトリ
ガー回路19と論理回路22に供給される。トリ
ガー回路19が第1の状態にある限りは、この挿
入パルスELは制御出力192を介してトリガー
回路19から発生され、パルス発生器244に供
給される。挿入パルスELの期間中この発生器は
一定の大きさの電圧パルスを発生し、これをスイ
ツチングダイオード245,246,247を介
して補助パルスとして出力増幅器521,52
2,523の方へ運ぶ。この手段によりビーム電
流は、熱カソード801,802,803のすく
なくとも1つがビーム電流を送り出すやいなやカ
ラー信号が接続されないにもかかわらず測定信号
を受信するよう短時間スイツチオンされる。
第1の状態でトリガー回路19はまた制御線路
211を介して信号を送り出し、この信号は差動
増幅器123,124,125の出力141,1
42,143をアース電位または実用的にもアー
ス電位にスイツチするのに用いられる。これは差
動増幅器123,124,125の入力111か
ら116での電圧の効果、とくに場合によつては
制御信号記憶コンデンサ161,162,163
の不正確な充電をはじめる基準電圧源130の効
果を抑圧する。
バツフア増幅器120の入力121でパルス発
生器244の手段で発生する測定信号は、トリガ
ー回路19へ測定信号入力20を介して供給され
る。もしそれがプリセツトされた閾値を越える
と、トリガー回路19はそれの第2の状態にスイ
ツチされる。論理ネツトワーク22は次にまたそ
れの第2の状態に第2の接続23を介してスイツ
チされる。差動増幅器123,124,125も
また制御線路211に沿う信号によつて、その入
力111から116での電圧差によつて決まる制
御信号を発生するようトリガーされる。パルス発
生器244は制御出力192によつて阻止され
る。論理ネツトワーク22の阻止する出力240
から発生される阻止する信号は、いまやスイツチ
可能な増幅器511,512,513を、記憶パ
ルスL1,L2,L3により決まる時間間隔の
間、これら時間間隔にカラー信号が測定信号を形
成するようビーム電流を発生し、それによつて制
御ループが応答できるような方法で駆動する。し
かしながら、画像の表示はまだ抑圧されている。
制御信号記憶コンデンサ161,162,163
はこの工程で充電される。第1の端子151,1
52,153への導線には変化検出器251,2
52,253があり、これらは制御信号記憶コン
デンサ161,162,163の充電電流の変化
を検出し、問題とする制御信号記憶コンデンサの
充電電流が減衰し関連する制御ループが応答した
時、各場合に出力261,262,263に1部
の変化信号を送りだす。これら1部の変化信号は
論理ネツトワーク22の変化信号入力27の3つ
の端子271,272,273へ供給される。
1部の変化信号が変化検出器251,252,
253すべてに現われると、それ故すべての制御
ループが応答すると、論理ネツトワーク22はそ
の第2の状態からその第3の状態にスイツチされ
る。阻止する出力240からの阻止する信号は完
全に切断され、スイツチ可能な増幅器511,5
12,513は今やブランキング信号BL1,BL
2,BL3によつてのみスイツチされる。カラー
信号が次に出力増幅器521,522,523へ
スイツチされ、画像が受像管に表示される。
第4図は第1または第2図示の回路装置のトリ
ガー回路19と論理ネツトワーク22に関する1
実施態様を示す。トリガー回路19は2つの
NANDゲート194,195から形成されるフ
リツプフロツプ回路を有し、ゲート194,19
5へ、それによつてトリガー回路19がその第1
の状態にもどされるスイツチオンリセツト信号が
リセツト入力191を介して供給される。第4図
示の回路装置のすべての要素は正の論理で示され
ている。それで回路装置の動作開始直後リセツト
入力191に短時間低い電圧をかけて、高い電圧
が第1のNANDゲート194の出力に低い電圧
が第2のNANDゲート195の出力に生じる方
法でフリツプフロツプ回路194,195をセツ
トする。第2のNANDゲート195の出力での
低い電圧は差動増幅器123,124,125を
説明した方法で制御線路211を介して阻止す
る。
挿入パルスELは線路233を介してトリガー
回路19に供給され、ANDゲート196を介し
て第1のNANDゲート194の出力からの信号
と組合わされ、パルス発生器244制御用に制御
出力192に送出される。
NANDゲート194,195の出力からの信
号は、第2の接続23の第1の線路231と第2
の線路232とを介して、論理ネツトワーク22
へスイツチ信号として供給される。第1の線路2
31は3つの1部の変化信号メモリ221,22
2,223のリセツト入力Rへ双安定フリツプフ
ロツプ回路の形で接続され、そのフリツプフロツ
プ回路は回路装置が動作開始の時第1の線路23
1を介してそれらの出力Qに低い電圧が生じるよ
うリセツトされる。第2の接続23の第2の線路
232は3つのANDゲート224,225,2
26を介して3つの1部の変化信号メモリ22
1,222,223のセツテイング入力Sに接続
する。ANDゲート224,225,226の手
段で第2の接続23の第2の線路232上の信号
は、端子271,272,273を介して供給さ
れる1部の変化信号の1つと各々の時間で組合わ
される。1部の変化信号メモリ221,222,
223の各出力Qからの信号は、コレクテイング
ゲート227の手段でNANDゲートの形に組合
わされその出力228で準備される。
測定信号はトリガー回路19へ測定信号入力2
0を介して供給され、閾値検出器198の第1の
入力197へ通過し、検出器198の第2の入力
では閾値が例えば閾値発生器199により発生す
る閾値電圧の形でまた供給される。閾値検出器1
98の第1の入力197での電圧が閾値発生器1
99により送出される電圧より小さい時は、閾値
検出器198はその出力200に高い電圧を送出
する。一方第1の入力197での電圧が閾値発生
器199の電圧より大きい時は、出力200での
電圧は低い値にとぶ。この電圧はフリツプフロツ
プ回路194,195のセツテイング信号として
供給され、その回路を逆転し、それによつてトリ
ガー回路19を第1の入力197の電圧が閾値発
生器199の電圧を越える時スイツチする。
出力200と第4図示回路装置のフリツプフロ
ツプ回路194,195の間には、問合わせゲー
ト181がORゲートの形で存在し、そのORゲ
ートに問合わせパルスがトリガー回路19の問合
わせ入力193を介して供給される。これはフリ
ツプフロツプ194,195が問合わせパルス−
この場合負の電圧パルス−により定められた時間
のみ転換され、その他の時間には妨害を受けない
ことを確実にする。かかる問合わせパルスとして
例えば垂直ブランキングパルスVの終端後第2の
ライン周期に発生するパルス、すなわち記憶パル
スL2に大きく相当するパルスを使用するのが可
能である。
トリガー回路19の第2の状態へのセツトに相
当するフリツプフロツプ回路194,195の転
換後、適切に修正された信号がパルス発生器24
4と差動増幅器123,124,125を制御す
る目的で制御線路211と出力192を介して供
給される。修正された電圧はまた第2の接続23
の線路231,232に表われ、これらの電圧
は、1部の変化信号が端子271,272,27
3に到達した時それらが各々セツトされ得るよう
に1部の変化信号メモリ221,222,223
を開放する。
ある場合には、別のフリツプフロツプ回路23
4がこれらの線路にそつて通過する信号を遅延さ
せるよう線路231,232に挿入され;これは
第1の線路231を介して回路装置が動作開始す
る時リセツトされ、かくてまた1部の変化信号メ
モリ221,222,223をリセツトする。し
かしながらトリガー回路19が第2の状態にスイ
ツチされた後は、別のフリツプフロツプ回路23
4は、第2の接続23の第2の線路232を介し
て、開放パルスが開放入力235と他のANDゲ
ート236を介して到達するまで、例えばトリガ
ー回路19を第2の状態にスイツチした後2つの
垂直ブランキングパルスVの間隔のほぼ周期セツ
トされない。このようにして定義された信号値が
端子271,272,273に現われない時間周
期を実現することが可能である。
コレクテイングゲート227の出力228にお
ける信号は、3つの1部の変化信号の最後がまた
到達し3つの1部の変化信号メモリの最後をセツ
トする時その状態を変化する。その信号は次に2
つのNANDゲートと1つのANDゲートからなる
ゲート装置229を介して、線路233の挿入パ
ルスELと第2の接続23の第2の線路232上
のまたは別のフリツプフロツプ回路234の出力
Qからの信号と、スイツチ可能な増幅器511,
512,513に供給される阻止する出力240
で阻止する信号を送出するため組合わされる。
第3l,m,n図は、論理AND動作の形でス
イツチ可能な増幅器511,512,513のブ
ランキング入力241,242,243における
阻止する信号とブランキング信号BL1,BL2,
BL3との組合せを示す。回路装置の動作開始後
ビーム電流の発生前すなわち論理ネツトワーク2
2の第1の状態でのこれら動作により形成される
結果の挿入信号A1,A2,A3を1点鎖線で示
す。ここで結果の挿入信号A1,A2,A3は低
いレベルで一定である。破線曲線は、ビーム電流
出現後そしてカツトオフ点制御の定常状態が到達
される前すなわち論理ネツトワーク22が第2の
状態にある結果の挿入信号A1,A2,A3を示
し、一方実線曲線は、カツトオフ点制御の定常状
態すなわち論理ネツトワーク22が第3の状態に
ある結果の挿入信号A1,A2,A3を示す。破
線曲線は記憶パルスL1,L2,L3と同じ形状
を有し、一方実線曲線はブランキング信号BL1,
BL2,BL3の逆の形状に対応する。この場合結
果の挿入信号A1,A2またはA3の高いレベル
は、スイツチ可能な増幅器511,512または
513がカラー信号を関連する出力増幅器52
1,522または523それぞれに供給すること
を意味し、一方結果の挿入信号A1,A2または
A3の低いレベルは、関連するスイツチ可能な増
幅器511,512または513がそのカラー信
号を阻止することを意味する。
説明してきた回路装置は、たとえ充電電流が回
路装置の動作中妨害に起因して差信号記憶コンデ
ンサ161,162,163に再現しても、トリ
ガー回路19はその第2の状態に論理ネツトワー
ク22はその第3の状態にとどまるよう設計され
ている。カツトオフ点制御は次に表示画像が妨害
されないよう再調整される。
第2図示の回路装置では緑のカラー信号はまた
垂直ブランキングパルスVの終端後第2のライン
周期間、そして青のカラー信号は垂直ブランキン
グパルスVの終端後第3のライン周期間、ビーム
電流制御の目的でスイツチ可能な増幅器511,
512,513で通過せしめられる。制御信号サ
ンプリングスイツチ155と156における記憶
パルスL2とL3およびブランキング入力242
と243における第2のそして第3のブランキン
グ信号BL2とBL3は次に交換される。第3mと
n図図示のごとく結果の挿入信号A2とA3もま
たその時には従つて交換される。
第2図で破線は、回路装置のどの構成要素を集
積回路を形成する時組合わせるのが有利かを示す
のに使用されている。測定抵抗702の第1の端
子701とバツフア増幅器120の入力121間
線路接続704と同様に、差信号記憶コンデンサ
161,162,163の第1の端子151,1
52,153、漏洩電流記憶コンデンサ126の
1つの端子128、出力増幅器521,522,
523への導線における3つの端子524,52
5,526はその時この集積回路の接続接触を形
成するであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施態様のブロツク回路線
図、第2図は、本発明実施態様のより詳細なブロ
ツク回路線図、第3図は、第2図示回路線図で発
生するある信号の時間依存線図、第4図は、第2
図示回路線図の1部のより詳細なブロツク回路線
図である。 1……入力、2……組合わせ段、5……制御可
能な増幅器、7……測定段、8……熱カソード、
9……受像管、12……比較器装置、13……基
準信号入力、16……制御信号メモリ、19……
トリガー回路、22……論理ネツトワーク、25
……変化検出装置、101,102,103……
3つの入力端子(赤、緑、青信号)、201,2
02,203……加算器、501,502,50
3……増幅器段、511,512,513……ス
イツチ可能な増幅器、521,522,523…
…出力増幅器、531,532,533……測定
トランジスタ、702……測定抵抗、801,8
02,803……熱カソード、120……バツフ
ア増幅器、126……漏洩電流記憶コンデンサ、
118……デカツプリング抵抗、119……漏洩
電流サンプリングスイツチ、127……短絡回路
スイツチ、154,155,156……制御信号
サンプリングスイツチ、161,162,163
……制御信号記憶コンデンサ、130……基準電
圧源、244……パルス発生器、245,24
6,247……スイツチングダイオード、25
1,252,253……変化検出器、194,1
95……2つのNANDゲート(フリツプフロツ
プ回路)、196……ANDゲート、221,22
2,223……1部の変化信号メモリ、224,
225,226……ANDゲート、227……コ
レクテイングゲート、198……閾値検出器、1
99……閾値発生器、181……問合わせゲート
(ORゲート)、234……別のフリツプフロツプ
回路、236……他のANDゲート、229……
ゲート装置(2つのNANDゲートと1つのAND
ゲート)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 画像信号の与えられた基準レベルの発生にあ
    たり、少なくとも1つのビーム電流の値から1サ
    ンプリング間隔で測定信号を得、それから導出さ
    れた制御信号を次のサンプリング間隔まで記憶
    し、それによつて前記ビーム電流を基準信号によ
    つてプリセツトされた値に調整し、ビーム電流の
    調整された画像信号を受像管に供給するため、前
    記画像信号を受信すべく接続された制御回路2,
    5,7,12,16と、 受像管9の動作開始後前記ビーム電流を抑圧
    し、かつ前記測定電流が閾値を越えた後スイツチ
    ング信号を送出するための前記測定電流を受信す
    べく接続されたトリガー回路19と、 を具えた前記画像信号により受像管9の少なくと
    も1つのビーム電流を制御する回路装置におい
    て、当該回路装置が、 前記制御信号が大きく一定の値になつた時変化
    信号を送出するため前記制御信号を受信すべく接
    続された変化検出装置25と、 前記スイツチング信号と前記変化信号の両者が
    送出されてしまうまで前記サンプリング間隔の範
    囲を越えて前記画像信号による前記ビーム電流の
    制御を禁止し、その後前記画像信号による前記ビ
    ーム電流の制御の禁止を解除するため、前記変化
    信号と前記スイツチング信号とを受信すべく接続
    された論理ネツトワーク22と、 を具えたことを特徴とする受像管制御用回路装
    置。 2 前記画像信号が受像管9のカラー画像表示に
    対応する数のビーム電流の制御用のいくつかのカ
    ラー信号を有し、前記制御ループ2,5,7,1
    2,16が各カラー信号用にそれらから導出され
    た1部の測定電流または1部の制御信号を記憶す
    る特許請求の範囲第1項に記載の回路装置におい
    て、 前記変化検出装置25が各カラー信号用に変化
    検出器251,252,253を有し、その検出
    器がその関連した記憶信号が大きく一定の値にな
    つた時1部の変化信号を送出し、前記論理ネツト
    ワーク22がすべての変化検出器251,25
    2,253による前記1部の変化信号が送出され
    るまで前記サンプリング間隔の範囲を越えて前記
    カラー信号による前記ビーム電流の制御の禁止を
    解除しないことを特徴とする回路装置。 3 前記測定信号を前記基準信号と比較し前記制
    御信号をこの比較から導出する比較記装置を備え
    た特許請求の範囲第1項または第2項に記載の回
    路装置において、前記変化検出装置25,25
    1,252,253が時間に関して前記制御信号
    の変化を検出し、前記制御信号が大きく一定の値
    になつた時前記変化信号を発生することを特徴と
    する回路装置。 4 すくなくとも1つのコンデンサを有する制御
    信号メモリ16,161,162,163を備え
    た特許請求の範囲第1項から第3項のいずれかに
    記載の回路装置において、前記変化検出装置2
    5,251,252,253が受像管9の動作を
    開始させる間発生するコンデンサの充電逆方向電
    流が限界値以下になる時前記変化信号を送出する
    ことを特徴とする回路装置。
JP60230034A 1984-10-17 1985-10-17 受像管制御用回路装置 Granted JPS6198089A (ja)

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