JPH05134296A - トリミング撮影可能なカメラ - Google Patents

トリミング撮影可能なカメラ

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JPH05134296A
JPH05134296A JP3298644A JP29864491A JPH05134296A JP H05134296 A JPH05134296 A JP H05134296A JP 3298644 A JP3298644 A JP 3298644A JP 29864491 A JP29864491 A JP 29864491A JP H05134296 A JPH05134296 A JP H05134296A
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trimming
lens
photographing
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Koichi Daitoku
晃一 大徳
Yoshio Imura
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラの大型化を招くことなく、簡易な構成
で撮影モードの切換に連動してその撮影モードおよび撮
影レンズの焦点距離に応じたファインダ倍率を設定する
ことの可能なトリミング撮影可能なカメラを提供する。 【構成】 ズーム式ファインダ4のズーミングとは別に
そのファインダ倍率を変更するコンバータレンズC1、
C2と、ズーム操作部材2の動作に連動するコンバータ
レンズC1、C2挿脱用の第2駆動手段60と、この第
2駆動手段60への前記ズーム操作部材2の動作の伝達
を制御する連結手段61とを設け、ズーム操作部材2が
ズームレンズのズーム駆動範囲外に移動されてから再度
ズーム駆動範囲内に戻された時に、連結手段61がこの
ズーム操作部材2の動作を前記第2駆動手段60へ伝達
する状態となり、このズーム操作部材2がズーム駆動範
囲に向う方向へ移動されるのに伴ってコンバータレンズ
C1、C2の挿脱が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ズーム撮影に加えて、
トリミングによる疑似的な望遠撮影を行うことのできる
トリミング撮影可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、撮影レンズ(ズームレンズ)
のズーミング(焦点距離の変更)に連動して、ファイン
ダの変倍レンズをその光軸方向に移動させてファインダ
倍率を撮影レンズの焦点距離に応じて変化させる、いわ
ゆるズーム式ファインダ(以下、ズームファインダ)を
有するカメラが種々提案されている。
【0003】一方、シャッタレリーズによってフィルム
上に形成される露光領域のうち所定トリミング領域のみ
をプリントする旨の情報(トリミング情報)を例えばフ
ィルムの余白部分に記録する、いわゆるトリミング撮影
が可能なカメラも知られている(特開昭61−2854
32号公報など)。記録されたトリミング情報はラボ側
で読み取られ、それに基づいて上記トリミング領域のみ
が拡大されプリントされる。ここで上記トリミング領域
は、通常撮影によるプリント領域よりも小さいので、通
常撮影モードからトリミング撮影モードへの切換えに伴
って撮影範囲が変更されることになり、その切換に連動
して上記ファインダ倍率を変更する必要がある。
【0004】特開昭61−285432号公報により示
されたカメラは、ズーム鏡筒によりズーミングされる撮
影用ズームレンズとズームファインダとを備え、ズーム
レンズとズームファインダとは連動するように構成され
ている。具体的には、このズーム鏡筒を撮影用ズームレ
ンズの最長焦点距離位置(以下、テレ端と称する)より
更に長焦点側に移動させると、撮影用ズームレンズはそ
のままの位置で自動的に通常撮影モードからトリミング
撮影モードに切り換わるとともに、ズームファインダが
更にズームアップされる。一方、ズーム鏡筒をズームレ
ンズの最短焦点距離位置(以下、ワイド端と称する)よ
り更に短焦点側に移動させると、ズームレンズおよびズ
ームファインダはそのままの位置で自動的に通常撮影モ
ードからトリミング撮影モードに切り換わる。このよう
にして、トリミング撮影モードと通常撮影モードとの切
換に連動してズームファインダのファインダ倍率が変更
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特開昭61−285432号公報により示されるような
従来のカメラは、ズームファインダのズーミングによっ
てトリミング撮影時の倍率変更に対応しているので、フ
ァインダ自体の構造が複雑となり、カメラが大型化する
という問題があった。
【0006】本発明の目的は、カメラの大型化を招くこ
となく、簡易な構成で撮影モードの切換に連動してその
撮影モードおよび撮影レンズの焦点距離に応じたファイ
ンダ倍率を設定することの可能なトリミング撮影可能な
カメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1、図
2に対応付けて説明すると、請求項1の発明は、撮影画
面全体をプリントする通常撮影モードと、撮影画面の一
部をトリミングして疑似的な望遠効果を得るトリミング
撮影モードとを有し、撮影用ズームレンズと、ズーム操
作部材2の動作に伴ってこの撮影用ズームレンズをズー
ミングさせる第1駆動手段と、このズーム操作部材2に
連動してズーミングされ視野範囲(倍率)が変更される
ズーム式ファインダ4とを備えたトリミング撮影可能な
カメラに適用される。そして、上述した目的は、通常撮
影モードまたはトリミング撮影モードのいずれか一方の
モードにおいて前記ズーム式ファインダ4の光路中に挿
入され、このズーム式ファインダ4のズーミングとは別
にそのファインダ倍率を変更するコンバータレンズC
1、C2と、前記ズーム操作部材2の動作に連動して、
前記コンバータレンズC1、C2を前記ズーム式ファイ
ンダ4の光路中に挿脱させる第2駆動手段60と、この
第2駆動手段60への前記ズーム操作部材2の動作の伝
達を制御する連結手段61とを設けるとともに、前記ズ
ーム操作部材2を、前記通常撮影モード時において前記
第1駆動手段を駆動するズーム駆動範囲と、このズーム
駆動範囲外とに移動可能に構成し、前記ズーム操作部材
2が前記ズーム駆動範囲外に移動されてから再度ズーム
駆動範囲内に戻された時に、前記連結手段61がこのズ
ーム操作部材2の動作を前記第2駆動手段60へ伝達す
る状態となり、前記ズーム操作部材2が前記ズーム駆動
範囲外から前記ズーム駆動範囲に向う方向へ移動される
のに伴って前記第2駆動手段60が前記コンバータレン
ズC1、C2の挿脱を行うことにより達成される。ま
た、請求項2の発明は、請求項1に記載のトリミング撮
影可能なカメラにおいて、前記第2駆動手段60を第1
可動位置と第2可動位置との間で移動可能に構成し、か
つ、前記ズーム操作部材2の動作に連動してこの第2駆
動手段60が一方の可動位置から他方の可動位置へ移動
することにより前記コンバータレンズC1、C2の挿脱
を行うようなものである。さらに、請求項3の発明は、
請求項2に記載のトリミング撮影可能なカメラにおい
て、前記第2駆動手段60を前記第1可動位置へと付勢
する付勢手段22と、前記第2駆動手段60が前記第2
可動位置へと移動された際にこの第2駆動手段60に係
止してその移動を抑制する係止手段62と、この係止手
段62による前記第2駆動手段60への係止を解除する
係止解除手段63とを設けるとともに、前記ズーム駆動
範囲外に、通常撮影モードまたはトリミング撮影モード
のいずれか一方のモードのワイド端よりワイド側に相当
する第1ズーム外駆動範囲と、他方のモードのテレ端よ
りテレ側に相当する第2ズーム外駆動範囲とを設け、前
記ズーム操作部材2が前記第2ズーム外駆動範囲に移動
されてから再度ズーム駆動範囲内に戻された時に、前記
連結手段61が前記第2駆動手段60を前記第1可動位
置から前記第2可動位置まで移動させ、前記ズーム操作
部材2が前記第1ズーム外駆動範囲に移動されると、前
記係止解除手段63が前記係止手段62の前記第2駆動
手段60への係止を解除するようなものである。
【0008】
【作用】
−請求項1− ズーム操作部材2がズーム駆動範囲外に移動されてから
再度ズーム駆動範囲内に戻された時に、連結手段61は
このズーム操作部材2の動作を第2駆動手段60に伝達
できる状態になる。そして、このズーム操作部材2がズ
ーム駆動範囲外からズーム駆動範囲に向う方向へ移動さ
れると、このズーム操作部材2の動作に連動して第2駆
動手段60がコンバータレンズC1、C2をズーム式フ
ァインダ4の光路内に挿脱する。このコンバータレンズ
C1、C2がファインダ4の光路内に挿脱されることで
倍率が変更され、通常撮影モードまたはトリミング撮影
モードに対応した倍率になる。この後、ズーム式ファイ
ンダ4を第1駆動手段によりズーミングすれば、撮影用
ズームレンズのズーミングに対応して視野範囲を変更す
ることができる。 −請求項3− ズーム操作部材2が第2ズーム駆動範囲外に移動されて
から再度ズーム駆動範囲内に戻された時に、連結手段6
1は第2駆動手段60を第1可動位置から第2可動位置
まで移動させる。第2駆動手段60が第2可動位置まで
移動されると、係止手段62がこの第2駆動手段60に
係合してその移動を抑制する。次いで、ズーム操作部材
2が第1ズーム駆動範囲外へ移動されると、係止解除手
段63が係止手段62と第2駆動手段60との係合を解
除し、第2駆動手段60は付勢手段22により第1可動
位置へと移動される。この移動の際、第2駆動手段60
はコンバータレンズC1、C2をズーム式ファインダ4
の光路内に挿脱する。このコンバータレンズC1、C2
がファインダ4の光路内に挿脱されることで倍率が変更
され、通常撮影モードまたはトリミング撮影モードに対
応した倍率になる。この後、ズーム式ファインダ4を第
1駆動手段によりズーミングすれば、撮影用ズームレン
ズのズーミングに対応して視野範囲を変更することがで
きる。
【0009】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。図1は本発明によるトリミング撮
影可能なカメラの一実施例のファインダの構成を示す正
面図である。なお、本実施例のカメラは、図5に示すフ
ィルム50上の矩形露光領域51全体のプリントを指示
する通常撮影と、露光領域51中のトリミング領域52
のみのプリントを指示するトリミング撮影とが可能とさ
れ、トリミング撮影時のプリント倍率は通常撮影時のそ
れよりも大きくなる。ここで、露光領域51は、通常の
35mmフィルム50であれば縦が24mm、横が36
mmであり、トリミング領域52の縦寸法をA、横寸法
をBとすると、通常撮影時のトリミング倍率に対するト
リミング撮影時のトリミング倍率Mは M=24/A=36/B の式より求められる。
【0011】通常撮影を行う通常撮影モードと、トリミ
ング撮影を行うトリミング撮影モードとの切換えは、図
4に示すモード切換スイッチS5の操作により指令さ
れ、トリミング撮影指令時には、各駒の露光領域51に
対応してトリミング情報が例えばフィルムの余白部分に
記録される。その記録方式は、光学的、電気的あるいは
磁気的など種々の方式が考えられる。また記録領域もフ
ィルムの余白部分に限定されず、例えばパトローネの所
定記録領域に記録するようにしてもよい。記録されたト
リミング情報はラボ側で読み取られ、それに基づいてト
リミング領域52のみが拡大されプリントされる。
【0012】図2はカメラのファインダの構成を示す斜
視図である。2は撮影レンズ鏡筒1を構成するズーム環
であり、内部にズームレンズ光学系(図示略)が収納さ
れる。このズーム環2の外周面に形成されたギア部2a
にはギアG1が噛合され、ズームレンズ駆動モータ42
(図4)によるギアG1の回転に伴ってズーム環2が回
転し、その回転量に応じて図示されない駆動系によりズ
ーム光学系の焦点距離が変化する。またズーム環2の回
転は、そのギア部2aおよびギアG2〜G7を順に介し
てカム3のクラウンギア3aに伝達され、ギアG7の回
転によりカム3が軸3bを中心として回転する。カム3
には2つのカム孔3c、3dがそれぞれ形成され、カム
3の回転に伴ってカム孔3c、3dが移動する。
【0013】4はズームファインダであり、このファイ
ンダ4は、レンズホルダ5、6に保持された一対の対物
レンズL1、L2とミラーM1、M2およびプリズムP
からなる反転光学系と、フィールドレンズ7と、視野枠
8と、接眼レンズ9とから構成されている。対物レンズ
L1は、カメラ本体の前部に設けられた対物窓(図示
略)と対向しており、対物窓からの被写体光は、レンズ
L1、L2を通過してミラーM1で反射され、その反射
光はフィールドレンズ7を通過した後、視野枠8の近傍
に結像される。撮影者は、この像をプリズムP、ミラー
M2を介して接眼レンズ9を通して観察する。
【0014】レンズホルダ5、6は、ガイド棒10に対
してカメラ前後方向(対物レンズL1、L2の光軸方
向)に摺動可能に支持され、ホルダ5、6に形成された
カムフォロア5a、6aがカム3のカム孔3c、3dに
それぞれ係合される。したがってカム3の回転に伴うカ
ム孔3c、3dの移動によりホルダ5、6がガイド棒1
0に沿って移動し、これにより対物レンズL1、L2間
の距離が変化してファインダ倍率が変更される。
【0015】21は、ズーム環2に対して回転可能に外
嵌された駆動環であり、この駆動環21はズーム環2と
は全く別個に回転する。
【0016】図3はファインダおよびコンバータレンズ
の構成を示す斜視図である。本実施例では、コンバータ
レンズとして通常撮影モード時に使用されるワイドコン
バータレンズC1とトリミング撮影モード時に使用され
るテレコンバータレンズC2との2種類が用意されてい
る。ワイドコンバータレンズC1は負のレンズL5と正
のレンズL6とから構成され、テレコンバータレンズC
2は正のレンズL7と負のレンズL8とから構成されて
いる。これらワイドおよびテレコンバータレンズC1、
C2は、いずれか一方が対物レンズL1前方におけるフ
ァインダ4の光路内に配置されて使用状態となり、一方
のコンバータレンズC1、C2がファインダ4の光路内
に配置されている場合は他方のコンバータレンズC1、
C2はこの光路から退避されている(詳細は後述)。
【0017】ここで、コンバータレンズC1、C2に要
求される倍率について説明する。ズームファインダ4の
最小倍率をMzw、最大倍率をMzt、ワイドコンバー
タレンズC1の倍率をMwc、テレコンバータレンズC
2の倍率をMtcとする。ワイドコンバータレンズC1
を使用すれば、倍率はMzw×Mwc〜Mzt×Mwc
の間で変更可能である。また、テレコンバータレンズC
2を使用すれば、倍率はMzw×Mtc〜Mzt×Mt
cの間で変更可能である。この際、図5に示すようにト
リミング倍率Mは M=24/A=36/B である。従って、コンバータレンズC1、C2の倍率の
関係を M=Mtc/Mwc に設定することにより、コンバータレンズC1、C2を
用いてトリミング撮影による画角の変化にファインダの
視野角を対応させることができる。
【0018】図1に戻って、11はワイドコンバータレ
ンズC1のホルダであり、このホルダ11はガイドピン
12、13に案内されて上下方向の垂直移動が可能に構
成されている。このホルダ11は、スプリング14によ
り図1において常時上方に付勢されている。また、15
はテレコンバータレンズC2のホルダであり、このホル
ダ15はガイドピン16、17に案内されて左右方向の
水平移動が可能に構成されている。このホルダ15は、
スプリング18により図1において常時右方に付勢され
ている。
【0019】21は図2でも示される駆動環であり、こ
の駆動環21の側部(図1において右側部)には凸部2
1aが形成されているとともに、この凸部21aの外周
にはギア部21b、21cが2箇所形成されている。こ
れらギア部21b、21cの間には凹部21dが形成さ
れ、ギア部21b、21c以外の凸部21aの外周は側
壁部21e、21fとされている。
【0020】G8は切欠ギアであり、駆動環21のギア
部21bに噛合可能な位置に配置されている。G9はギ
アG8と一体に回転するギアであり、ホルダ11の側部
に形成されたラックギア部11aに噛合されている。同
様に、切欠ギアG10は駆動環21のギア部21cに噛
合可能な位置に配置され、このギアG10と一体に回転
するギアG11は、ホルダ15の下部に形成されたラッ
クギア部15aに噛合されている。
【0021】駆動環21は、その凸部21aに掛けられ
たスプリング22により図1において時計回り方向に回
転付勢されているが、駆動環21の側部(図1において
左側部)に形成された段部21gが固定ボス23に当接
することにより、図1に示す回転位置以上の時計回り方
向への回転が規制されている。
【0022】2は図2でも示されるズーム環であり、こ
のズーム環2の前面には駆動ピン24および切欠部25
が設けられている。26は爪レバー、27はレバーであ
り、駆動環21の外方において共通の軸28により軸支
されている。レバー26、27間にはスプリング29が
架け渡されているが、爪レバー26基端部にある当接部
26bがレバー27の側部に当接することにより、相互
の開度が規制されている。さらに、爪レバー26は、ス
プリング30により図1において反時計回り方向に回転
付勢されているが、爪レバー26の爪部26aが駆動環
21の凸部21h側面に当接することにより、図示の位
置で保持されている。なお、レバー27の爪部27a
は、ズーム環2の前面にまで延出されている。
【0023】31は爪レバーであり、この爪レバー31
は駆動環21の凸部21aに突設された軸32に軸支さ
れている。爪レバー31は、スプリング33により図1
において時計回り方向に回転付勢されている。爪レバー
31の爪部31aは駆動環21の側面に当接し、当接部
31bはズーム環2の前面にまで延出されている。34
はカメラ本体に固定された腕部材であり、その先端はズ
ーム環2の前面にまで延出されて先端部には固定ピン3
4aが設けてある。
【0024】次に、図4において、40はカメラ全体の
制御を司るマイクロコンピュータやその他の周辺回路を
内蔵した制御回路であり、メモリ、判断回路、演算回
路、タイマ等を備えている。41は撮影用ズームレンズ
駆動回路であり、ズーム環2を駆動するズームレンズ駆
動モータ42の駆動制御を行う。43は記録回路であ
り、記録装置44を介してフィルム(図4において図示
略)上にトリミング撮影に関する情報を記録する。
【0025】S1およびS2はカメラ本体のレリーズ釦
に連動している半押しおよび全押しスイッチであり、ス
イッチS1はレリーズ釦の第1ストロークでオンし、ス
イッチS2はレリーズ釦の第2ストロークでオンする。
S3はズームレンズを移動してズームアップさせるズー
ムアップスイッチ、S4はズームレンズを移動してズー
ムダウンさせるズームダウンスイッチである。S5はモ
ード切換スイッチであり、通常撮影を行う通常撮影モー
ドとトリミング撮影を行うトリミング撮影モードとの切
り換え、設定が行われる。
【0026】次に、実施例の動作を説明する。 (1)カメラ始動→通常撮影モード 図1に示す位置は、カメラの電源がオフの状態であり、
撮影用ズームレンズはリセット位置にある。この状態で
カメラの電源をオンにすると、ズーム環2が図示A方向
(時計回り方向)に回転され、図1においてその駆動ピ
ン24、切欠部25が24’、25’に示す位置にまで
回転移動される。ズーム環2の回転に伴い、駆動ピン2
4はレバー27の爪部27aを図1において上方に跳ね
上げ、これを乗り越えて24’に示す位置にまで移動す
るが、レバー27はスプリング29の付勢力により再度
図1に示すような位置に復帰する。
【0027】本実施例では、ズーム環2の駆動ピン24
および切欠部25が図1において24’、25’に示す
位置にあるとき、ズーム光学系の焦点距離がワイド端で
あり、同様に24”、25”に示す位置にあるとき、ズ
ーム光学系の焦点距離がテレ端であるように構成されて
いる。従って、図1において、ズーム環2が時計回り方
向に回転されるとズーム光学系の焦点距離は長焦点側
(テレ側)に変更され、ズーム環2が反時計回り方向に
回転されると短焦点側(ワイド側)に変更される。従っ
て、駆動ピン24および切欠部25が24’、25’に
示す位置と24”、25”に示す位置との間がズーム駆
動範囲とされ、24’、25’に示す位置より反時計回
り方向に回転されると第1ズーム外駆動範囲へ、2
4”、25”に示す位置より時計回り方向に回転される
と第2ズーム外駆動範囲へ移動されたことになる。
【0028】また、通常撮影モードにおいては、駆動環
21、コンバータレンズC1、C2は図1および図3に
示す状態にあり、ワイドコンバータレンズC1がファイ
ンダ4の光路内に挿入され、テレコンバータレンズC2
がファインダ4の光路外に退避されている。すなわち、
通常撮影用のファインダ倍率が設定されている。なお、
このときテレコンバータレンズC2のホルダ15はスプ
リング18により右方に付勢されているが、切欠ギアG
10の端部が駆動環21の側壁部21fに当接すること
によりその回転が阻止されているので、図示の状態を保
持している。また、ホルダ11もスプリング14により
上方に付勢されているが、ホルダ11の突起11bがス
トッパ35に当接しているので、図示の状態を保持して
いる。
【0029】この状態でズームアップ(ダウン)スイッ
チS3(S4)が操作されると、制御回路40は撮影用
ズームレンズ駆動回路41を介しズームレンズ駆動モー
タ42を正転(逆転)させ、これによりズーム環2が所
定方向に回転されて撮影レンズのズームアップ(ズーム
ダウン)が行われる。またこのとき、ズーム環2の回転
に伴ってギアG2〜G7およびクラウンギア3aを介し
てカム3が回転され、カム孔3c、3dの移動により対
物レンズL1、L2が光軸方向に駆動されてファインダ
4のズーミングが行われる。
【0030】具体的には、図3において対物レンズL1
はワイド端において最も前方(被写体寄り)に位置し、
図3の矢印イに示すように長焦点側に向うに従って漸次
後方に、次いで前方に移動し、テレ端においてワイド端
と略同じ位置に至る。一方、対物レンズL2はワイド端
において最も後方(フィルム寄り)に位置し、図3の矢
印ロに示すように長焦点側に向うに従って漸次前方に移
動し、テレ端において最も前方に位置する。以上のこと
より、対物レンズL1、L2間の距離はワイド端におい
て最も広く、テレ端において最も狭くなる。これにより
ファインダ倍率が撮影用ズーム光学系の焦点距離に対応
した倍率に変更される。このとき、駆動環21はズーム
環2の回転によらず静止しており、そのギア部21b、
21cはいずれのギアG8、G10にも噛合していない
ため、コンバータレンズC1、C2の挿入、退避動作は
行われない。ここで、図1に示す駆動環21の位置が請
求の範囲における第1可動位置に相当する。
【0031】(2)トリミング撮影モードへの切換 モード切換スイッチS5を操作してトリミング撮影モー
ドを指令すると、制御回路40は撮影用ズームレンズ駆
動回路41を介してズームレンズ駆動モータ42を所定
方向に回転させ、これによりギアG1を介してズーム環
2が時計回り方向、すなわちテレ側に回転させられる。
【0032】ズーム環2がテレ端より更に回転される
と、図1で示すように爪レバー31の爪部31aがズー
ム環2の切欠部25内に落ち込む。この状態で、制御回
路40がズームレンズ駆動モータ42を反転させてズー
ム環2を反時計回り方向に回転させると、爪レバー31
と切欠部25との係合によりズーム環2と駆動環21と
は連結されて一体に回転する。
【0033】駆動環21が反時計回り方向に回転される
と、そのギア部21bが切欠ギアG8と噛合し、ギアG
8と一体のギアG9が時計回り方向に回転してこれに噛
合するラックギア部11aを相対的に押し下げることに
より、スプリング14の付勢力に抗してホルダ11が下
方に移動される(図3の矢印ハ方向)。ワイドコンバー
タレンズC1がファインダ4の光路から完全に退避した
状態で、図6に示すように、切欠ギアG8の端部が駆動
環21の側壁部21eに当接してその回転が規制され、
図示の状態が保持される。
【0034】さらに、ズーム環2および駆動環21が反
時計回り方向に回転されると、今度は駆動環21のギア
部21cが切欠ギアG10と噛合し、ギアG10と一体
のギアG11が時計回り方向に回転してこれに噛合する
ラックギア部15aを相対的に右方に移動させることに
より、スプリング18の付勢力とともにホルダ15は右
方へ移動される(図3の矢印ニ方向)。そして、ホルダ
15の突起15bがストッパ36に当接して、ホルダ1
5はその位置で保持される。
【0035】そして、ズーム環2がさらに反時計回り方
向に回転されると、腕部材34の固定ピン34aと爪レ
バー31の当接部31bとが当接して爪レバー31が反
時計回り方向に回転され、爪レバー31と切欠部25と
の係合が解除される。従って、ズーム環2と駆動環21
との連結が解除され、スプリング22の付勢力により駆
動環21は時計回り方向に回転するが、爪レバー26の
爪部26aが駆動環21の段部21gに当接してその位
置で保持される。
【0036】このようにして、トリミング撮影モードに
おいては、コンバータレンズC1、C2は図6および図
7に示す状態になり、テレコンバータレンズC2がファ
インダ4の光路内に挿入され、ワイドコンバータレンズ
C1がファインダ4の光路外に退避されて、トリミング
撮影用のファインダ倍率が設定される。
【0037】この状態でズームアップ(ダウン)スイッ
チS3(S4)が操作されると、テレコンバージョンレ
ンズC2が挿入された状態で、上述と同様に撮影用ズー
ム光学系、ズームファインダ4のズーミングが行われる
ので、ファインダ倍率は上述と同様にトリミング撮影モ
ードにおける撮影レンズの焦点距離に応じたものとな
る。このとき、駆動環21はズーム環2の回転によらず
静止しており、そのギア部21b、21cはいずれのギ
アG8、G10にも噛合していないため、コンバータレ
ンズC1、C2の挿入、退避動作は行われない。ここ
で、図6に示す駆動環21の位置が請求の範囲における
第2可動位置に相当する。
【0038】(3)通常撮影モードへの切換 図6に示す状態でモード切換スイッチS5を操作して通
常撮影モードを指令すると、制御回路40は撮影用ズー
ムレンズ駆動回路41を介してズームレンズ駆動モータ
42を所定方向に回転させ、これによりギアG1を介し
てズーム環2が反時計回り方向、すなわちワイド側に回
転させられる。
【0039】ズーム環2がワイド端より更に回転される
と、駆動ピン24はレバー27を時計回り方向に回転
し、爪レバー26の爪部26aと駆動環21の段部21
gとの係合が解除されて、スプリング22の付勢力によ
り駆動環21は時計回り方向に回転される。
【0040】駆動環21が時計回り方向に回転される
と、駆動環21のギア部21cと切欠ギアG10との噛
合により一体のギアG11が反時計回り方向に回転し、
これに噛合するラックギア部15aが相対的に左方に移
動することにより、スプリング18の付勢力に抗してホ
ルダ15が左方に移動される(図7の矢印ホ方向)。さ
らに、駆動環21のギア部21bと切欠ギアG8との噛
合により一体のギアG9が反時計回り方向に回転し、こ
れに噛合するラックギア部11aが相対的に押し上げら
れることにより、スプリング14の付勢力とともにホル
ダ11が上方に移動される(図7の矢印ヘ方向)。そし
て、ホルダ11の突起11bがストッパ35に当接し
て、ホルダ11はその位置で保持される。
【0041】このようにして、コンバータレンズC1、
C2は図1および図3に示す状態に戻り、ワイドコンバ
ータレンズC1がファインダ4の光路内に挿入され、テ
レコンバータレンズC2がファインダ4の光路外に退避
されて通常撮影用のファインダ倍率が設定される。
【0042】以上の動作を、図8を参照して説明する。
図8の横軸には撮影用ズームレンズの焦点距離fをと
り、縦軸にはズームレンズの焦点距離fとトリミング倍
率Mとの関係より得られる画角を焦点距離に換算した合
成焦点距離をとる。この合成焦点距離はf×Mの形で表
せる。
【0043】本実施例の撮影用ズームレンズは、その焦
点距離が35mm〜70mmの範囲でズーミングできる
構成のものである。従って、トリミングを行わない通常
撮影モードではトリミング倍率M=1(倍)であるの
で、合成焦点距離は35mm〜70mmの範囲にある。
また、本実施例ではトリミング倍率M=1.7(倍)に設
定しているので、トリミング撮影モードにおける合成焦
点距離は59.5mm〜119mmである。それぞれの
撮影モードにおけるズーム比を同じ2倍としたので両方
のモードで59.5mm〜70mmの範囲が使用でき
る。よって、通常撮影モードは35mm〜70mm、ト
リミング撮影モードを70〜119mmとして、第1通
常撮影外範囲をトリミング撮影モードにおける59.5
〜70mmの間に設定することもできる。
【0044】カメラの電源がオフの状態にあるとき、撮
影用ズームレンズはリセット位置eにある。この状態で
カメラの電源をオンにすると、ズーム環2が回転されて
ワイド端aの位置になる。
【0045】通常撮影モードにおいては、撮影用ズーム
レンズはワイド端aとテレ端bとの間でズーミングが可
能である。このとき、上述のようにファインダ4の光路
内にはワイドコンバータレンズC1が挿入されている。
【0046】この状態でトリミング撮影モードを指示す
ると、ズーム環2がテレ端bから更に回転され、点fに
至った段階でズーム環2と駆動環21とが連結される。
そして、ズーム環2をワイド端cの方向に回転すると、
ワイドコンバータレンズC1とテレコンバータレンズC
2とが交換されるとともに、トリミング撮影モードが設
定される。
【0047】トリミング撮影モードにおいては、撮影用
ズームレンズはトリミング撮影によるワイド端cとテレ
端dとの間でズーミングが可能である。さらに、この状
態で通常撮影モードを指示すると、ズーム環2がワイド
端cから更に回転され、gに至った段階でテレコンバー
タレンズC2とワイドコンバータレンズC1とが交換さ
れる。これとともに、通常撮影モードが設定されて、合
成焦点距離は点gから点eの位置に移行する。この後、
撮影用ズームレンズは通常撮影によるワイド端aとテレ
端bとの間でズーミングが可能である。
【0048】なお、実施例と請求の範囲との対応におい
て、ズーム環2はズーム操作部材を、駆動環21、ギア
部21b、21c、ギアG8〜G11およびラックギア
部11a、15aは第2駆動手段60を、爪レバー3
1、切欠部25は連結手段61を、スプリング22は付
勢手段を、爪レバー26および駆動環21の段部21g
は係止手段62を、駆動ピン24、レバー27およびス
プリング29は係止解除手段63をそれぞれ構成してい
る。
【0049】従って、本実施例によれば、ファインダ4
にそのファインダ倍率を変更するコンバータレンズC
1、C2を挿脱可能に設け、通常撮影モードとトリミン
グ撮影モードとの切換時にこれらコンバータレンズC
1、C2を交互に挿脱して通常撮影用またはトリミング
撮影用のファインダ倍率に対応しているので、従来のよ
うにズームファインダのズーミングのみで対応する構成
に比較してファインダの構成を簡略化することができ、
カメラの小型化を図ることができる。
【0050】しかも、ズーム環と一体に回転する駆動環
に連動してコンバータレンズの挿脱を行っているので、
コンバータレンズの挿脱用の駆動機構を独立に備える場
合に比較して、コスト、スペース的に有利である。
【0051】なお、本発明のトリミング撮影可能なカメ
ラは、その細部が上述の一実施例に限定されず、種々の
変形例が可能である。一例として、一実施例ではコンバ
ータレンズとしてワイドコンバータレンズC1とテレコ
ンバータレンズC2の2種類を用意し、これらコンバー
タレンズC1、C2を交換することで通常撮影モードと
トリミング撮影モードとに対応していたが、コンバータ
レンズを1種類とし、通常撮影モードとトリミング撮影
モードとのいずれかにおいてこのコンバータレンズを挿
入するような構成であってもよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ファインダにそのファインダ倍率を変更するコン
バータレンズを挿脱可能に設け、通常撮影モードとトリ
ミング撮影モードとの切換時にこれらコンバータレンズ
を挿脱して通常撮影用またはトリミング撮影用のファイ
ンダ倍率に対応しているので、従来のようにズームファ
インダおよびズームストロボのズーミングのみで対応す
る構成に比較してファインダの構成を簡略化することが
でき、カメラの小型化を図ることができる。しかも、ズ
ーム環と一体に回転する駆動環に連動してコンバータレ
ンズの挿脱を行っているので、コンバータレンズの挿脱
用の駆動機構を独立に備える場合に比較して、コスト、
スペース的に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトリミング撮影可能なカメラの一
実施例のファインダおよびコンバータレンズの構成を示
す正面図である。
【図2】一実施例のファインダの構成を示す斜視図であ
る。
【図3】一実施例のファインダおよびコンバータレンズ
の構成を示す斜視図である。
【図4】一実施例の回路構成を示すブロック図である。
【図5】フィルム上の露光領域およびトリミング領域を
示す図である。
【図6】ファインダおよびコンバータレンズの動作を説
明する正面図である。
【図7】ファインダおよびコンバータレンズの動作を説
明する斜視図である。
【図8】撮影用ズームレンズの焦点距離と合成焦点距離
との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 レンズ鏡筒 2 ズーム環 3 カム 3c、3d カム孔 4 ズームファインダ 5、6 ホルダ 5a、6a カムフォロア 10 ガイド棒 11、15 ホルダ 14、18 スプリング 21 駆動環 24 駆動ピン 25 切欠部 26、27、31 レバー 34 腕部材 35、36 ストッパ 40 制御回路 41 撮影用ズームレンズ駆動回路 42 ズームレンズ駆動モータ 43 記録回路 44 記録装置 50 フィルム 51 露光領域 52 トリミング領域 60 第2駆動手段 61 連結手段 62 係止手段 63 係止解除手段 C1 ワイドコンバータレンズ C2 テレコンバータレンズ G1〜G11 ギア L1、L2 対物レンズ S3 ズームアップスイッチ S4 ズームダウンスイッチ S5 モード切換スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画面全体をプリントする通常撮影モ
    ードと、撮影画面の一部をトリミングして疑似的な望遠
    効果を得るトリミング撮影モードとを有し、 撮影用ズームレンズと、 ズーム操作部材の動作に伴ってこの撮影用ズームレンズ
    をズーミングさせる第1駆動手段と、 前記撮影用ズームレンズのズーミングに連動してズーミ
    ングされ視野範囲が変更されるズーム式ファインダとを
    備えたトリミング撮影可能なカメラにおいて、 通常撮影モードまたはトリミング撮影モードのいずれか
    一方のモードにおいて前記ズーム式ファインダの光路中
    に挿入され、このズーム式ファインダのズーミングとは
    別にそのファインダ倍率を変更するコンバータレンズ
    と、 前記ズーム操作部材の動作に連動して、前記コンバータ
    レンズを前記ズーム式ファインダの光路中に挿脱させる
    第2駆動手段と、 この第2駆動手段への前記ズーム操作部材の動作の伝達
    を制御する連結手段とを備え、 前記ズーム操作部材は、前記第1駆動手段を駆動するズ
    ーム駆動範囲と、このズーム駆動範囲外とに移動可能に
    構成され、 前記連結手段は、前記ズーム操作部材が前記ズーム駆動
    範囲外に移動されてから再度ズーム駆動範囲内に戻され
    た時に、このズーム操作部材の動作を前記第2駆動手段
    へ伝達する状態となり、 前記第2駆動手段は、前記ズーム操作部材が前記ズーム
    駆動範囲外から前記ズーム駆動範囲に向う方向へ移動さ
    れるのに伴って前記コンバータレンズの挿脱を行うこと
    を特徴とするトリミング撮影可能なカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のトリミング撮影可能な
    カメラにおいて、 前記第2駆動手段は第1可動位置と第2可動位置との間
    で移動可能に構成され、かつ、前記ズーム操作部材の動
    作に連動して一方の可動位置から他方の可動位置へ移動
    されることにより前記コンバータレンズの挿脱を行うよ
    うに構成されていることを特徴とするトリミング撮影可
    能なカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のトリミング撮影可能な
    カメラにおいて、 前記第2駆動手段を前記第1可動位置へと付勢する付勢
    手段と、 前記第2駆動手段が前記第2可動位置へと移動された際
    にこの第2駆動手段に係止してその移動を抑制する係止
    手段と、 この係止手段による前記第2駆動手段への係止を解除す
    る係止解除手段とを備え、 前記ズーム駆動範囲外には、通常撮影モードまたはトリ
    ミング撮影モードのいずれか一方のモードのワイド端よ
    りワイド側に相当する第1ズーム外駆動範囲と、他方の
    モードのテレ端よりテレ側に相当する第2ズーム外駆動
    範囲とが設けられ、 前記連結手段は、前記ズーム操作部材が前記第2ズーム
    外駆動範囲に移動されてから再度ズーム駆動範囲内に戻
    された時に、前記第2駆動手段を前記第1可動位置から
    前記第2可動位置まで移動させ、 前記係止解除手段は、前記ズーム操作部材が前記第1ズ
    ーム外駆動範囲に移動されると前記係止手段の前記第2
    駆動手段への係止を解除することを特徴とするトリミン
    グ撮影可能なカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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