JPH05150296A - トリミング撮影可能なカメラ - Google Patents

トリミング撮影可能なカメラ

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JPH05150296A
JPH05150296A JP3259854A JP25985491A JPH05150296A JP H05150296 A JPH05150296 A JP H05150296A JP 3259854 A JP3259854 A JP 3259854A JP 25985491 A JP25985491 A JP 25985491A JP H05150296 A JPH05150296 A JP H05150296A
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JP
Japan
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zoom
focal length
trimming
zoom lens
finder
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JP3259854A
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English (en)
Inventor
Kiyosada Machida
清貞 町田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成でありながら1つの駆動手段によ
り撮影レンズの焦点距離の変更およびファインダの焦点
距離の切換を行いうるトリミング撮影可能なカメラを提
供する。 【構成】 モード切換スイッチSW5により通常撮影モ
ード、またはトリミング撮影モードへのモード切換が設
定され、撮影用ズームレンズ1の光学ズーム範囲の最長
焦点距離または疑似ズーム範囲の最短合成焦点距離にお
いてその焦点距離が連続的に変化するように駆動手段4
2を駆動してモード切換動作を行う際に、駆動手段42
からズーム式ファインダ7へ伝達される駆動力を遮断す
るクラッチ機構4、14を駆動手段42とズーム式ファ
インダ7との間に介装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ズーム撮影に加えて、
トリミングによる疑似的なズーム撮影を行うことのでき
るトリミング撮影可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、撮影レンズ(ズームレンズ)
のズーミング(焦点距離の変更)に連動して、ファイン
ダの変倍レンズをその光軸方向に移動させてファインダ
の焦点距離を撮影レンズの焦点距離に応じて変化させ
る、いわゆるズーム式ファインダ(以下、ズームファイ
ンダと称する)を有するカメラが種々提案されている。
【0003】一方、シャッタレリーズによってフィルム
上に形成される露光領域のうち所定のトリミング領域の
みをプリントする旨の情報(トリミング情報)を例えば
フィルムの余白部分に記録する、いわゆるトリミング撮
影が可能なカメラも知られている(特開昭61−285
432号公報など)。記録されたトリミング情報はラボ
側で読み取られ、それに基づいてトリミング領域のみが
拡大されプリントされる。ここで、トリミング領域は通
常撮影によるプリント領域よりも小さいので、トリミン
グ撮影モードと通常撮影モードとの切換えに伴って撮影
範囲が変更されることになり、その切換に連動してファ
インダの焦点距離を変更する必要がある。
【0004】従来、モード切換に伴ってファインダの焦
点距離を変更する手法としては、撮影レンズをズーミン
グさせる駆動手段(モータ)とズームファインダをズー
ミングさせる駆動手段(モータ)とを別に設け、撮影レ
ンズのズーミングとズームファインダのズーミングとを
独立して行うようなものがあった。これ以外にも、撮影
レンズをズーミングさせる駆動手段(モータ)に連動し
てコンバータレンズを挿脱することによりファインダの
焦点距離を切り換えることも考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撮影レ
ンズ用の駆動手段とズームファインダの駆動手段との2
種類の駆動手段を用意する構成では、これら駆動手段を
カメラ内に配置するのはスペース的に不利であり、か
つ、コストが嵩む、という問題があった。しかも、ズー
ミング時にこれら2つのモータが同時に稼働することと
なり、大きな電流値を必要として電池電源に与える負担
も大きい。一方、コンバータレンズの挿脱によりファイ
ンダの焦点距離を切り換える構成では、ズームファイン
ダのズーミング機構に加えてコンバータレンズの挿脱機
構を必要とし、全体の機構が複雑となるという問題があ
った。
【0006】本発明の目的は、簡易な構成でありながら
1つの駆動手段により撮影レンズの焦点距離の変更およ
びファインダの焦点距離の切換を行いうるトリミング撮
影可能なカメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1、図
2および図4に対応付けて説明すると、本発明は、撮影
用ズームレンズ1と、ズーム式ファインダ7と、前記撮
影用ズームレンズ1および前記ズーム式ファインダ7を
ズーミングさせる共通の駆動手段42と、前記撮影用ズ
ームレンズ1の光学ズーム範囲の焦点距離で撮影を行う
通常撮影モード、または前記光学ズーム範囲の焦点距離
にトリミング倍率を乗じて得られ、前記光学ズーム範囲
の最長焦点距離と同一の最短合成焦点距離を有する疑似
ズーム範囲の合成焦点距離を設定し、撮影画面の一部を
トリミングして疑似的な望遠効果を得るトリミング撮影
モードのいずれかのモードを設定する設定手段SW5と
を備えたトリミング撮影可能なカメラに適用される。そ
して、上述の目的は、前記設定手段SW5によりモード
切換が設定されると、前記光学ズーム範囲の最長焦点距
離または疑似ズーム範囲の最短合成焦点距離においてそ
の焦点距離が連続的に変化するように前記駆動手段42
を駆動してモード切換動作を行う制御手段40と、前記
駆動手段42とズーム式ファインダ7との間に介装さ
れ、モード切換動作時に、駆動手段42からズーム式フ
ァインダ7へ伝達される駆動力を遮断するクラッチ機構
4、14とを設けることにより達成される。
【0008】
【作用】設定手段SW5により通常撮影モードまたはト
リミング撮影モードへのモード切換が設定されると、制
御手段40は、光学ズーム範囲の最長焦点距離または疑
似ズーム範囲の最短合成焦点距離においてその焦点距離
が連続的に変化するように駆動手段42を駆動して、撮
影用ズームレンズ1のズームアップ/ズームダウンを行
う。この駆動手段42の駆動力はズーム式ファインダ7
にも通常は伝達されるが、モード切換動作時においては
クラッチ機構4、14により駆動力の伝達が遮断され、
ズーム式ファインダ7のズーミングは行われない。な
お、本発明の構成を説明する上記課題を解決するための
手段と作用の項では、本発明を分かり易くするために実
施例の図を用いたが、これにより本発明が実施例に限定
されるものではない。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。図1は本発明によるトリミング撮
影可能なカメラの一実施例のファインダの構成を示す斜
視図である。
【0010】なお、本実施例のカメラは、図4に示すフ
ィルム50上の矩形露光領域51全体のプリントを指示
する通常撮影と、露光領域51中のトリミング領域52
のみのプリントを指示するトリミング撮影とが可能とさ
れ、トリミング撮影時のプリント倍率は通常撮影時のそ
れよりも小さくなる。ここで、露光領域51は、通常の
35mmフィルム50であれば縦が24mm、横が36
mmであり、トリミング領域52の縦寸法をA、横寸法
をBとすると、通常撮影時のプリント倍率に対するトリ
ミング撮影時のプリント倍率Mは M=24/A=36/B の式より求められる。
【0011】通常撮影を行う通常撮影モードと、トリミ
ング撮影を行うトリミング撮影モードとの切換えは、図
3に示すモード切換スイッチSW5により指令され、ト
リミング撮影指令時には、各駒の露光領域51に対応し
てトリミング情報が例えばフィルムの余白部分に記録さ
れる。その記録方式は、光学的、電気的あるいは磁気的
など種々の方式が考えられる。また記録領域もフィルム
の余白部分に限定されず、例えばパトローネの所定記録
領域に記録するようにしてもよい。記録されたトリミン
グ情報はラボ側で読み取られ、それに基づいてトリミン
グ領域52のみが拡大されプリントされる。
【0012】図1に戻って、2は撮影レンズ鏡筒を構成
するズーム環であり、内部にズームレンズ光学系1が収
納される。このズーム環2の外周面に形成されたギア部
2aにはギアG1が噛合され、ズームレンズ駆動モータ
42(図3)によるギアG1の回転に伴ってズーム環2
が回転し、その回転量に応じて図示されない駆動系によ
りズーム光学系1の焦点距離が最短焦点距離(ワイド
端)から最長焦点距離(テレ端)まで変化する。なお、
本実施例では、ズーム光学系1の焦点距離F=35〜7
0mmである。
【0013】またズーム環2の回転は、そのギア部2a
およびギアG2〜G5、クラッチギア4を順に介して円
板カム3に伝達され、クラッチギア4の回転により円板
カム3が軸3aを中心として回転する。円板カム3には
2つのカム孔5、6がそれぞれ形成され、円板カム3の
回転に伴ってカム孔5、6が移動する。
【0014】7はズームファインダであり、このファイ
ンダ7は、レンズホルダ8、9に保持された一対の対物
レンズL1、L2、ミラーM1、M2およびプリズムP
からなる反転光学系と、フィールドレンズ10と、視野
枠11と、接眼レンズ12とから構成されている。対物
レンズL1は、カメラ本体の前部に設けられた対物窓
(図示略)と対向しており、対物窓からの被写体光は、
レンズL1、L2を通過してミラーM1で反射され、そ
の反射光はフィールドレンズ10を通過した後、視野枠
11の近傍に結像される。撮影者は、この像をプリズム
P、ミラーM2を介して接眼レンズ12で観察する。
【0015】レンズホルダ8、9は、ガイド棒13に対
してカメラ前後方向(対物レンズL1、L2の光軸方
向)に摺動可能に支持されている。ホルダ8、9にはそ
の下端にカムフォロア8a、9aが形成され、これらカ
ムフォロア8a、9aは円板カム3のカム孔5、6にそ
れぞれ係合されている。したがって、円板カム3の回転
に伴うカム孔5、6の移動によりホルダ8、9がガイド
棒13に沿って移動し、これにより対物レンズL1、L
2間の距離が変化してファインダの焦点距離GFが最短
焦点距離35mmから最長焦点距離98mmまで変更さ
れる。
【0016】図7は、図1に示すトリミング撮影可能な
カメラのレンズ光学系1の焦点距離とトリミング撮影時
における合成焦点距離との関係を示す図である。図7の
横軸にはズームレンズ光学系の焦点距離Fをとり、縦軸
にはズームレンズの焦点距離Fとトリミング倍率Mとの
関係より得られる画角を焦点距離に換算した合成焦点距
離をとる。この合成焦点距離はF×Mの形で表せる。な
お、本実施例では、トリミング撮影モード時のトリミン
グ倍率M=1.4としている。
【0017】トリミング倍率M=1、すなわち通常の撮
影時は、ズームレンズ光学系1のズーミングに伴って、
レンズ光学系1の焦点距離Fが35〜70mmの範囲で
変化する。また、トリミング倍率M=1.4のトリミン
グ撮影時は、ズームレンズ光学系1の焦点距離F=50
〜70mmの範囲のズーミングにともなって、合成焦点
距離が70〜98mmの範囲で変化する。トリミング撮
影モード時の最長合成焦点距離98mmは、ズームレン
ズ光学系1のテレ端F=70mmでトリミング倍率M=
1.4のトリミング撮影を行なった時の焦点距離に相当
し、一方、最短合成焦点距離70mmは、ズームレンズ
光学系1の焦点距離F=50mmでトリミング倍率M=
1.4のトリミング撮影を行なった時の焦点距離に相当
する。従って、ズームファインダ7のズーミング範囲は
35〜98mmの範囲となる。
【0018】図2は、円板カム3の周辺を拡大して示し
た平面図である。円板カム3に形成されたカム孔5、6
は、図2において左側に凸なU字状に形成され、下から
順に領域5a、6a、領域5b、6bおよび領域5c、
6cとされている。領域5a、6aはファインダ7のリ
セット領域であり、先端a、a´が電源オフ時のリセッ
ト位置、領域5b、6bとの交点b、b´がワイド端
(GF=35mm)に相当する位置である。領域5b、
6bは通常撮影モード時におけるファインダ7の光学ズ
ーム範囲に対応する領域であり、領域5c、6cとの交
点の位置c、c´が通常撮影モード時のテレ端(GF=
70mm)に相当する位置である。領域5c、6cはト
リミング撮影モード時におけるファインダ7の疑似ズー
ム範囲に対応する領域であり、先端d、d´がトリミン
グ撮影モード時のテレ端(GF=98mm)に相当する
位置である。
【0019】また、図2において、14は円板カム3上
に載置された長方形板状のクラッチであり、その上面に
は円柱状のボス14aが設けられている。円板カム3の
上面周縁部には、その径方向に沿って平行な凸条3bが
所定間隔をおいて一対設けられており、クラッチ14
は、これら凸条3b間に収納された状態でこの円板カム
3上に載置されている。
【0020】また、15は板バネであり、その基端部1
5aは円板カム3上に固定され、その先端部15bはク
ラッチ14のボス14aを図2において下方に付勢して
いる。但し、クラッチ14の基端部には円板カム3の凸
条3bに係合するストッパ14cが形成されており、ク
ラッチ14自体が外方に飛び出てしまうことが防止され
ている。なお、図1および図2において、16はカメラ
本体に形成された凸条であり、円板カム3の回転位置に
よってはこの円板カム3の凸条3bと一体となるように
その幅、間隔、位置等が定められている(図6参照)。
【0021】さらに、図1および図2に示すように、ク
ラッチギア4は円板4aの外周にギア部4bが形成され
て構成され、円板カム3の軸3aに共通に軸支されてい
る。この円板4aの上面にはリング状の凸条4cが形成
されている。凸条4cの内径は円板カム3の外径よりや
や大きく形成され、この凸条4cで囲繞される空間内に
円板カム3が収納されている。凸条4cにはクラッチ1
4が出没可能な幅の切欠4dが2箇所形成されている。
この切欠4dの形成箇所は、後述のように、モード切換
動作の前後における円板カム3の回転位置に対応してい
る。なお、上述のクラッチ14の先端面14bは、クラ
ッチギア4の凸条4c内周面と同一の曲率に形成されて
いる。
【0022】以上より、クラッチ14は、板バネ15の
付勢力およびストッパ14cと凸条3bとの係合によ
り、図2に示すように円板カム3の凸条3bおよびクラ
ッチギア4の切欠4d間に収納された状態にあり、凸条
3b、4dとの係合によりこれら円板カム3およびクラ
ッチギア4を連結している。
【0023】図1に戻って、17はクラッチギア14の
側方に設けられた略L字状のレバーであり、その中央部
に設けられた軸17aを中心として水平回転可能に支持
されている。レバー17の一端部にはクラッチ14のボ
ス14aを押圧可能な突起17bが形成され、他端部に
は長穴17cが形成されている。また、18はプランジ
ャ型の電磁石、19はこの電磁石18により出没自在と
されたプランジャである。プランジャ19の先端19a
はレバー17の長穴17c内に挿入されている。
【0024】図3は、本実施例のカメラの回路構成を示
すブロック図である。図3において、40はカメラ全体
の制御を司るマイクロコンピュータやその他の周辺回路
を内蔵した制御回路であり、メモリ、判断回路、演算回
路、タイマ等を備えている。41は撮影用ズームレンズ
駆動回路であり、ズームレンズ光学系(図3において図
示略)をワイド端からテレ端まで移動させるズームレン
ズ駆動モータ42の駆動制御を行う。43は電磁石駆動
回路であり、電磁石44(図1において18で示す)へ
の通電制御を行う。45は記録回路であり、記録装置4
6を介してフィルム(図3において図示略)上にトリミ
ング撮影に関する情報を記録する。
【0025】SW1およびSW2はカメラ本体のレリー
ズ釦に連動している半押しおよび全押しスイッチであ
り、スイッチSW1はレリーズ釦の第1ストロークでオ
ンし、スイッチSW2はレリーズ釦の第2ストロークで
オンする。SW3はズームレンズを移動してズームアッ
プさせるズームアップスイッチ、SW4はズームレンズ
を移動してズームダウンさせるズームダウンスイッチで
ある。SW5はモード切換スイッチであり、通常撮影を
行う通常撮影モードとトリミング撮影を行うトリミング
撮影モードとの切り換え、設定が行われる。
【0026】なお、請求の範囲と実施例との対応におい
て、ズームレンズ光学系1は撮影用ズームレンズを、ズ
ームレンズ駆動モータ42は駆動手段を、モード切換ス
イッチSW5は設定手段を、ズームファインダ7はズー
ム式ファインダを、制御回路40は制御手段を、クラッ
チギア4およびクラッチ14はクラッチ機構をそれぞれ
構成している。
【0027】次に、図1〜図6および図8〜図11のフ
ローチャートを参照して、本実施例のトリミング撮影可
能なカメラの動作について説明する。 (1)カメラ始動→通常撮影モード 図2において、レンズホルダ8、9のカムフォロア8
a、9aがカム孔6、5の領域6a、5aの先端a´、
aに位置している状態がカメラの電源がオフの状態であ
り、ズームレンズ光学系1およびズームファインダ7は
リセット位置にある。この状態で、不図示のカメラのメ
インスイッチをオンさせてカメラの電源をオンにする
と、図8のフローチャートに示すプログラムが開始す
る。
【0028】まず、ステップS101では、ズームレン
ズ駆動モータ42が回転駆動されてギアG1が図1にお
いて時計回り方向に回転され、ズーム環2が反時計回り
方向に回転されてズームレンズ光学系1がズームアップ
される。これと同時に、ギア部2aが反時計回り方向に
回転されることで、ギアG2〜G5およびクラッチギア
4を介して円板カム3が反時計回り方向に回転される。
これに伴い、カムフォロア8a、9aがカム孔5、6の
領域5a、6a内を図2において左方にスライドする。
ステップS102ではズームレンズ光学系1がワイド端
(F=35mm)までズームアップされるまで待ち、ワ
イド端までズームアップされたらプログラムはステップ
S103に移行する。ステップS103ではズームレン
ズ駆動モータ42の回転駆動が停止される。この結果、
ズームレンズ光学系1はワイド端で停止し、カムフォロ
ア8a、9aは交点b´、bへと移動する。この交点b
´、bは、上述のようにズームファインダ7の焦点距離
が通常撮影モード時のワイド端(GF=35mm)とな
る位置である。
【0029】以降は、カメラが通常撮影モードにて撮影
可能な状態となり、ステップS104ではズームアップ
スイッチSW3がオン状態にあるか否かが判定され、判
定が肯定されればプログラムはステップS105に移行
し、判定が否定されればプログラムはステップS108
に移行する。
【0030】ステップS105では、制御回路40が撮
影用ズームレンズ駆動回路41を介しズームレンズ駆動
モータ42を正転させ、この結果、ステップS106で
はズーム環2が反時計回り方向に回転されて撮影レンズ
のズームアップが行われる。またこのとき、ズーム環2
の回転に伴ってギアG2〜G5およびクラッチギア4を
介して円板カム3が反時計回り方向に回転され、カム孔
5、6の移動により対物レンズL1、L2が光軸方向に
駆動されてファインダ7のズームアップが行われる。
【0031】ステップS107では再度ズームアップス
イッチSW3がオン状態にあるか否かが判定され、判定
が肯定されればプログラムはステップS105に戻り、
判定が否定されればステップS108に移行する。ステ
ップS108では制御回路40が撮影用ズームレンズ駆
動回路41を介してズームレンズ駆動モータ42を停止
させ、ズームレンズ光学系1のズームアップが停止す
る。
【0032】ステップS109では、モード切換スイッ
チSW5がオン状態にあるか否かが判定され、判定が肯
定されればプログラムはステップS150に移行し、判
定が否定されればプログラムはステップS110に移行
する。
【0033】ステップS110ではズームダウンスイッ
チSW4がオン状態にあるか否かが判定され、判定が肯
定されればプログラムはステップS111に移行し、判
定が否定されればプログラムはステップ120に移行す
る。
【0034】ステップS111では、制御回路40が撮
影用ズームレンズ駆動回路41を介しズームレンズ駆動
モータ42を逆転させ、この結果、ステップS112で
はズーム環2が時計回り方向に回転されて撮影レンズの
ズームダウンが行われる。またこのとき、ズーム環2の
回転に伴ってギアG2〜G5およびクラッチギア4を介
して円板カム3が時計回り方向に回転され、カム孔5、
6の移動により対物レンズL1、L2が光軸方向に駆動
されてファインダ7のズームダウンが行われる。
【0035】ステップS113では再度ズームダウンス
イッチSW4がオン状態にあるか否かが判定され、判定
が肯定されればプログラムはステップS111に戻り、
判定が否定されればステップS114に移行する。ステ
ップS114では制御回路40が撮影用ズームレンズ駆
動回路41を介してズームレンズ駆動モータ42を停止
させ、ズームレンズ光学系1のズームダウンが停止す
る。
【0036】一方、ステップS120では不図示のカメ
ラのメインスイッチがオフ状態にあるか否かが判定さ
れ、判定が肯定されれば、プログラムはステップS12
1に移行し、判定が否定されればステップS104に戻
る。
【0037】ステップS121では、ズームレンズ駆動
モータ42が回転駆動されてズーム環2が時計回り方向
に回転され、ズームレンズ光学系1がズームダウンされ
る。これと同時に、ギア部2aが反時計回り方向に回転
されることで、ギアG2〜G5およびクラッチギア4を
介して円板カム3が時計回り方向に回転され、カム孔
5、6の移動により対物レンズL1、L2が光軸方向に
駆動されてファインダ7のズームダウンが行われる。ス
テップS122ではズームレンズ光学系1がリセット位
置までズームダウンされるまで待ち、リセット位置まで
ズームダウンされたらプログラムはステップS123に
移行する。ステップS123ではズームレンズ駆動モー
タ42の回転駆動が停止され、プログラムが終了する。
この結果、ズームレンズ光学系1はリセット位置で停止
し、カムフォロア8a、9aは先端a´、aへと移動す
る。
【0038】ファインダ7のズーミングについて、図1
および図2を参照して更に詳細に説明する。図1におい
て対物レンズL1は通常撮影モード時のワイド端(図2
において点b)において最も後方(フィルム寄り)に位
置し、長焦点側に向うに従って漸次前方(被写体寄り)
に移動し、テレ端(図2において点c)において最も前
方に位置する。一方、対物レンズL2もワイド端(図2
において点b′)において最も後方に位置し、長焦点側
に向うに従って漸次前方に移動し、テレ端(図2におい
て点c′)において最も前方に位置する。そして、対物
レンズL1、L2間の距離はワイド端において最も狭
く、テレ端において最も広くなる。これによりファイン
ダの焦点距離がズームレンズ光学系の焦点距離に対応し
て変更される。
【0039】(2)トリミング撮影モードへの切換 上述のように、ステップS109においてモード切換ス
イッチSW5のオン判定が肯定されると、プログラムは
ステップS150に移行する。
【0040】ステップS150ではズームレンズ光学系
が通常撮影モード時のテレ端(F=GF=70mm)に
位置しているか否かが判定され、判定が肯定されればプ
ログラムはステップS152に移行し、判定が否定され
ればステップS151に移行する。ステップS151で
は、制御回路40が撮影用ズームレンズ駆動回路41を
介しズームレンズ駆動モータ42を正転させ、この結
果、ズーム環2が反時計回り方向に回転されてズームレ
ンズ光学系1およびズームファインダ7のズームアップ
が行われる。そして、ステップS152ではズームレン
ズ駆動モータ42の回転駆動が停止され、ズームレンズ
光学系1は通常撮影モード時のテレ端で停止する。
【0041】ズームレンズ光学系1およびズームファイ
ンダ7が通常撮影モード時のテレ端に至ったとき、レン
ズホルダ8、9のカムフォロア8a、9aは、図6に示
すように、カム孔5、6の交点c、c′に位置してい
る。また、クラッチギア4は、図5に示すようにその一
方の切欠4dがレバー17の突起17aと正対するよう
な回転位置にあり、かつ、円板カム3は、図6に示すよ
うに、その凸条3bとカメラ本体側の凸条16とが全体
として一体の凸条を形成するような回転位置にある。
【0042】この状態で、ステップS153では、制御
回路40が電磁石駆動回路43を介して電磁石18に通
電を行い、プランジャ19を電磁石18に向って引き込
む。プランジャ19の後退により、レバー17は図5に
おいて反時計回り方向に回転され、その先端の突起17
bは切欠4dから突出するクラッチ14のボス14aを
押圧し、板バネ15の付勢力に抗してクラッチ14を円
板カム3の内方に押し込む。押し込まれたクラッチ14
は、凸条3dに沿ってスライドし、その先端面14bが
クラッチギア4の凸条4c内周面より内方に位置すると
ともに、その後端部が凸条16に係合する。
【0043】次いで、ステップS154では、制御回路
40が撮影用ズームレンズ駆動回路41を介してズーム
レンズ駆動モータ42を逆転させ、これにより、ズーム
環2が時計回り方向に回転されてズームレンズ光学系1
のズームダウンが行われる。またこのとき、ズーム環2
の回転に伴ってギアG2〜G5を介してクラッチギア4
が時計回り方向に回転されるが、クラッチ14がクラッ
チギア4の切欠4d間から外れた位置に押し込まれてい
ることから、クラッチギア4と円板カム3とは連結状態
になく、従って、これらクラッチギア4と円板カム3と
は別個に回転される。しかも、クラッチ14はカメラ本
体に設けられた凸条16に係合されていることから、こ
のクラッチ14を介して円板カム3はその回転が規制さ
れた状態にあり、クラッチギア4が回転しても円板カム
3は図6に示す回転位置で停止している。
【0044】円板カム3に対してクラッチギア4が相対
的に時計回り方向に回転され、クラッチ14の先端面1
4bがクラッチギア4の凸条4c内周面に相対向する位
置に至った段階で、プログラムはステップ155に移行
する。このステップ154では、制御回路40が電磁石
駆動回路43を介して電磁石18に通電を行い、プラン
ジャ19を電磁石18から突出させる。プランジャ19
の突出により、レバー17は図5において時計回り方向
に回転され、その先端の突起17bとクラッチ14のボ
ス14aとの係合が解除される。クラッチ14は、板バ
ネ15の付勢力により円板カム3の外方に向って押し出
されるが、その先端面14bがクラッチギア4の凸条4
c内周面に相対向した位置にあるために切欠4d内に戻
る事ができず、その先端面14bは凸条4c内周面に当
接し、クラッチギア4の回転に連れてこの凸条4c内周
面上を摺動する。従って、プランジャ19がクラッチ1
4のボス14aを押圧していなくてもクラッチギア4と
円板カム3との間の連結は遮断され、クラッチギア4は
円板カム3に対して相対的に時計回り方向に回転する。
【0045】ステップS156では、ズームダウン動作
によりズームレンズ光学系1がトリミング撮影モード時
におけるワイド端(F=50mm)までズームダウンさ
れるのを待ち、ワイド端までズームダウンされたらプロ
グラムはステップS156に移行する。ステップS15
7ではズームレンズ駆動モータ42の回転駆動が停止さ
れる。この結果、ズームレンズ光学系1はトリミング撮
影モード時におけるワイド端で停止し、カムフォロア8
a、9aは円板カム3が固定されているために交点c、
c′のままである。
【0046】ズームレンズ駆動モータ42が停止する
と、クラッチ14の先端面14bとクラッチギア4の他
方の切欠4dとは相対向され、板バネ15の付勢力によ
りクラッチ14はこの切欠4d内に進入してクラッチギ
ア4と円板カム3とが再度連結される。
【0047】ステップS200では制御回路40により
トリミング撮影モードが設定され、以降は、ズームアッ
プ(ダウン)スイッチSW3(SW4)の操作により、
上述と同様にズームレンズ光学系1、ズームファインダ
7のズーミングが行われ、ファインダの焦点距離GFは
ズームレンズ光学系1の焦点距離Fにトリミング倍率を
乗じた合成焦点距離に応じたものとなる。これらの動作
はステップS201〜S223により行われるが、上述
の動作と全く同様であるのでその説明を省略する。
【0048】但し、ファインダ7のズーミングについ
て、図5および図6を参照して更に詳細に説明する。対
物レンズL1はトリミング撮影モード時のワイド端(図
2において点c)において最も前方(被写体寄り)に位
置し、長焦点側に向うに従って漸次後方(フィルム寄
り)に移動し、テレ端(図2において点d)において最
も後方に位置する。一方、対物レンズL2もワイド端
(図2において点c′)において最も前方に位置し、長
焦点側に向うに従って漸次後方に移動し、テレ端(図2
において点d′)において最も後方に位置する。そし
て、対物レンズL1、L2間の距離はワイド端において
最も広く、テレ端において最も狭くなる。これにより、
ファインダの焦点距離が、ズームレンズ光学系の焦点距
離にトリミング倍率を乗じた合成焦点距離に対応して変
更される。
【0049】(3)通常撮影モードへの切換 ステップS206においてモード切換スイッチSW5の
オン判定が肯定されると、プログラムはステップS25
0に移行する。
【0050】ステップS250ではズームレンズ光学系
1がトリミング撮影モード時のワイド端(F=50m
m、GF=70mm)に位置しているか否かが判定さ
れ、判定が肯定されればプログラムはステップS252
に移行し、判定が否定されればステップS251に移行
する。ステップS251では、制御回路40が撮影用ズ
ームレンズ駆動回路41を介しズームレンズ駆動モータ
42を逆転させ、この結果、ズーム環2が時計回り方向
に回転されてズームレンズ光学系1およびズームファイ
ンダ7のズームダウンが行われる。そして、ステップS
252ではズームレンズ駆動モータ42の回転駆動が停
止され、ズームレンズ光学系1はトリミング撮影モード
時のワイド端で停止する。
【0051】ズームレンズ光学系1およびズームファイ
ンダ7がトリミング撮影モード時のワイド端に至ったと
き、レンズホルダ8、9のカムフォロア8a、9aはカ
ム孔5、6の交点c、c′に位置している。また、クラ
ッチギア4は、他方の切欠4dがレバー17の突起17
aと正対するような回転位置にあり、かつ、円板カム3
は、その凸条3bとカメラ本体側の凸条16とが全体と
して一体の凸条を形成するような回転位置にある。
【0052】この状態で、ステップS253では、制御
回路40が電磁石駆動回路43を介して電磁石18に通
電を行い、プランジャ19を電磁石18に向って引き込
む。プランジャ19の後退により、上述と同様に板バネ
15の付勢力に抗してクラッチ14が円板カム3の内方
に押し込まれ、その先端面14bがクラッチギア4の凸
条4c内周面より内方に位置するとともに、その後端部
が凸条16に係合する。
【0053】次いで、ステップS254では、制御回路
40が撮影用ズームレンズ駆動回路41を介してズーム
レンズ駆動モータ42を正転させ、これにより、ズーム
環2が反時計回り方向に回転されてズームレンズ光学系
1のズームアップが行われる。またこのとき、クラッチ
ギア4と円板カム3とは連結状態にないため、クラッチ
ギア4が反時計回りに回転しても円板カム3は停止した
ままである。
【0054】円板カム3に対してクラッチギア4が相対
的に反時計回り方向に回転され、クラッチ14の先端面
14bがクラッチギア4の凸条4c内周面に相対向する
位置に至った段階で、プログラムはステップ255に移
行する。このステップ254では、制御回路40が電磁
石駆動回路43を介して電磁石18に通電を行い、プラ
ンジャ19を電磁石18から突出させる。プランジャ1
9の突出により、レバー17は図5において時計回り方
向に回転され、その先端の突起17aとクラッチ14の
ボス14aとの係合が解除される。クラッチ14の先端
面14bは凸条4c内周面に当接し、クラッチギア4の
回転に連れてこの凸条4c内周面上を摺動する。従っ
て、プランジャ19がクラッチ14のボス14aを押圧
していなくてもクラッチギア4と円板カム3との間の連
結は遮断され、クラッチギア4は円板カム3に対して相
対的に反時計回り方向に回転する。
【0055】ステップS256では、ズームダウン動作
によりズームレンズ光学系1が通常撮影モード時におけ
るテレ端(F=70mm)までズームアップされるのを
待ち、テレ端までズームアップされたらプログラムはス
テップS257に移行する。ステップS257ではズー
ムレンズ駆動モータ42の回転駆動が停止される。この
結果、ズームレンズ光学系1は通常撮影モード時におけ
るテレ端で停止し、カムフォロア8a、9aは円板カム
3が固定されているために交点c、c′のままである。
【0056】ズームレンズ駆動モータ42が停止する
と、クラッチ14の先端面14bとクラッチギア4の一
方の切欠4dとが再度相対向され、板バネ15の付勢力
によりクラッチ14はこの切欠4d内に進入してクラッ
チギア4と円板カム3とが再度連結される。
【0057】ステップS300では制御回路40により
通常撮影モードが設定され、以降は、プログラムがステ
ップS110に戻ってズームアップ(ダウン)スイッチ
SW3(SW4)の操作により、上述と同様にズームレ
ンズ光学系1、ズームファインダ7のズーミングが行わ
れ、ファインダの焦点距離GFはズームレンズ光学系1
の焦点距離Fに応じたものとなる。
【0058】従って、本実施例によれば、ズームレンズ
光学系1のズーミングとズームファインダ7のズーミン
グとを同一のモータ(ズームレンズ駆動モータ42)で
行うことができるので、コスト的、スペース的に有利で
あり、しかも2つの独立したモータを用いる場合に比較
して大電流を必要とせず、電池電源への影響も少ない。
しかも、モード切換動作をクラッチ14と板カム3、ク
ラッチギア4との係合により行っており、コンバータレ
ンズ等を用いない簡易な構成でありながらファインダの
焦点距離の切換動作を行うことができる、という利点も
ある。
【0059】なお、本発明のトリミング撮影可能なカメ
ラは、その細部が上述の一実施例に限定されず、種々の
変形が可能である。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、撮影用ズームレンズのズーミングとズーム式ファ
インダのズーミングとを同一の駆動手段で行うことがで
きるので、コスト的、スペース的に有利であり、しかも
2つの独立したモータを用いる場合に比較して大電流を
必要とせず、電池電源への影響も少ない。しかも、コン
バータレンズ等を用いない簡易な構成でありながらファ
インダの焦点距離の切換動作を行うことができる、とい
う利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるトリミング撮影可能な
カメラのファインダの構成を示す斜視図である。
【図2】一実施例の円板カムの周辺を拡大して示した平
面図である。
【図3】一実施例の回路構成を示すブロック図である。
【図4】フィルム上の露光領域およびトリミング領域を
示す図である。
【図5】一実施例の動作を説明するための図である。
【図6】図5と同様の図である。
【図7】撮影用ズームレンズの焦点距離と合成焦点距離
との関係を示す図である。
【図8】一実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図9】図8と同様のフローチャートである。
【図10】図8と同様のフローチャートである。
【図11】図8と同様のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ズームレンズ光学系 2 ズーム環 3 円板カム 4 クラッチギア 5、6 カム孔 7 ズームファインダ 8a、9a カムフォロア 14 クラッチ 15 板バネ 18、44 電磁石 19 プランジャ 40 制御回路 42 ズームレンズ駆動用モータ G1〜G5 ギア SW3 ズームアップスイッチ SW4 ズームダウンスイッチ SW5 モード切換スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影用ズームレンズと、 ズーム式ファインダと、 前記撮影用ズームレンズおよび前記ズーム式ファインダ
    をズーミングさせる共通の駆動手段と、 前記撮影用ズームレンズの光学ズーム範囲の焦点距離で
    撮影を行う通常撮影モード、または前記光学ズーム範囲
    の焦点距離にトリミング倍率を乗じて得られ、前記光学
    ズーム範囲の最長焦点距離と同一の最短合成焦点距離を
    有する疑似ズーム範囲の合成焦点距離を設定し、撮影画
    面の一部をトリミングして疑似的な望遠効果を得るトリ
    ミング撮影モードのいずれかのモードを設定する設定手
    段とを備えたトリミング撮影可能なカメラにおいて、 前記設定手段によりモード切換が設定されると、前記光
    学ズーム範囲の最長焦点距離または疑似ズーム範囲の最
    短合成焦点距離においてその焦点距離が連続的に変化す
    るように前記駆動手段を駆動してモード切換動作を行う
    制御手段と、 前記駆動手段とズーム式ファインダとの間に介装され、
    モード切換動作時に、駆動手段からズーム式ファインダ
    へ伝達される駆動力を遮断するクラッチ機構とを備えて
    いることを特徴とするトリミング撮影可能なカメラ。
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