JPH05133801A - ホトダイオードアレイ型光検出装置および光検出方法 - Google Patents

ホトダイオードアレイ型光検出装置および光検出方法

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JPH05133801A
JPH05133801A JP29605591A JP29605591A JPH05133801A JP H05133801 A JPH05133801 A JP H05133801A JP 29605591 A JP29605591 A JP 29605591A JP 29605591 A JP29605591 A JP 29605591A JP H05133801 A JPH05133801 A JP H05133801A
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JP
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photodiode
timing
charge
reset
selection
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Application number
JP29605591A
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English (en)
Inventor
Akinaga Yamamoto
晃永 山本
Masaharu Muramatsu
雅治 村松
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Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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Publication date
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホトダイオードアレイに入射した光を常に正
確に検出することの出来るホトダイオードアレイ型光検
出装置および光検出方法を提供することを目的とする。 【構成】 ホトダイオード34およびコンデンサ35か
ら構成される撮像画素は、クロックパルス・バーのハイ
レベル期間に一定電圧に充電される。また、このクロッ
クパルス・バーはバッファ44,45およびコンデンサ
46によって約100nsec遅延される。単安定マルチバ
イブレータ47は、この遅延されたクロックパルス・バ
ーの立ち下がりに同期してリセットパルスφr を生成す
る。光入射によって撮像画素が放電した電荷はフィード
バック容量41によって充電されるが、このフィードバ
ック容量41はクロックパルス・バーに遅れて生成され
るリセットパルスφr によってリセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分光検出装置や位置検出
装置あるいは光学的文字読取装置などに用いられるホト
ダイオードアレイ型光検出装置および光検出方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】光入力を時系列電気信号に変換する撮像
素子はホトダイオードアレイを用いて構成され、ホトダ
イオードアレイ型光検出装置を構成している。この撮像
素子は視覚機能を有するセンサとして用いられ、距離測
定、色識別、物体認識また分光光度計用のマルチチャン
ネル検出器などへの幅広い応用分野を持つ。半導体を用
いた撮像素子は特にイメージセンサと呼ばれている。
【0003】イメージセンサは光電変換、蓄積、走査の
諸機能部から成り立っている。走査にはスイッチ手段ま
たは転送手段が用いられ、この走査によって信号電荷は
共通信号線であるビデオラインまで運ばれる。また、撮
像素子の各画素は幾何学的に固定されているため、本質
的に図形歪みは小さく、また、センサ自体が小型軽量で
振動衝撃などの耐環境性に優れており、さらに、低電圧
低消費電力などの特徴を持っている。
【0004】このようなイメージセンサは、受光部の配
列により一次元アレイと二次元アレイとに大別され、さ
らに、走査機能によりアドレス方式と信号転送方式とに
大別される。図5はアドレス方式の1次元撮像素子アレ
イであるMOSイメージセンサの回路構成図である。M
OSイメージセンサに代表されるアドレス方式では、M
OSFETで構成されるシフトレジスタ1において作ら
れる連続的なパルスがアドレススイッチ2に加えられ、
ホトダイオード3において放電された電荷が共通信号線
であるビデオライン4から充電される。
【0005】図6はこの充電電流を抵抗によって検出す
る方式を用いたMOS型撮像素子の画素構造および回路
構成を示している。P型シリコン基板9を用いたNチャ
ンネルMOSFETはアドレススイッチ10を構成して
いる。また、ソース領域11のPN接合部はホトダイオ
ードを構成しており、光電変換機能を果たすと共に電荷
蓄積部としても作用する。ゲート電極12に正のアドレ
スパルスが与えられると、ゲート電極12下のシリコン
基板9の表面にNチャンネルが形成される。このため、
ホトダイオードを構成するソース領域11の電位がドレ
イン領域13の電位と等しくなるまで、このNチャンネ
ルを介してドレイン領域13からソース領域11へ電荷
が供給される。この結果、ソース領域11部に形成され
たホトダイオードが放電した電荷は充電され、この時流
れた充電電流が信号として外部に取り出される。
【0006】一方、ゲート電極12にアドレスパルスが
印加されていない時には、ゲート電極12下のシリコン
基板9表面にチャンネルは形成されない。従って、ホト
ダイオードを構成するソース領域11の電位はフローテ
ィング状態になり、蓄積動作が開始される。つまり、こ
の状態で光が入射されてシリコン基板9内にキャリヤが
励起されると、ホトダイオードに蓄積された電荷は励起
されたキャリヤによって放電し、ホトダイオード電位は
低下する。次に、再びアドレスパルスがゲート電極12
に加えられると、放電電荷に相当する充電電流がホトダ
イオードに再び流れ込む。この充電電流量は外部回路に
よって検出される。また、全放電電荷はホトダイオード
への入射光量とアドレススイッチ10のゲートをオンす
る時間間隔との積に比例する。このような動作モードを
電荷蓄積モードと呼び、微弱な光を検出するのに役立
つ。また、この放電電荷量Qs は、ホトダイオードの光
電流をIp ,蓄積時間(ゲートをオンする時間間隔)を
tとすると、次の式に示される。
【0007】Qs =Ip ×t MOSイメージセンサ自体の構造および動作原理は比較
的簡単であるとされているが、前記したホトダイオード
への充電電流を外部に取り出し、それを正確に電圧値に
直す手段は非常に重要である。充電電流を外部に取り出
す方式、いわゆる信号検出方式には、電流を抵抗により
電圧に変換する方式と、演算増幅器による積分型電荷増
幅方式とがある。上記した図6に示される撮像素子は前
者の抵抗による電流−電圧変換方式の代表的なものであ
る。また、ホトダイオードへ流れる充電電流の波形は同
図の上部に示される波形Is になり、この波形の積分値
がホトダイオード放電電荷量Qs と同じになる。従っ
て、Is の積分値は入射光量と蓄積時間の積(いわゆる
露光量)に比例する。この時、充電電流Is の波形は理
論的にはホトダイオードの容量、アドレススイッチ10
のオン抵抗および負荷抵抗R1の値により決まってく
る。もし、充電電流Is の出力時定数が電流値で変わら
なければ、Isのピーク値も露光量に比例し、負荷抵抗
R1による出力電圧も露光量に比例することになる。し
かし、実際には充電電流によって出力時定数は変わり、
従って、負荷抵抗による信号検出方式は露光量に比例し
ない。これは、横軸に露光量、縦軸に出力電圧をとった
いわゆる入出力特性がリニアでないことを意味し、精密
な用途、例えば分光分析器の光検出器用には抵抗による
信号検出方式は使えないことになる。
【0008】このような問題点を解決したのが演算増幅
器を用いた積分型電荷増幅方式であり、その代表的な回
路構成は図7に示される。なお、同図において図6と同
一または相当する部分については同符号を用いてその説
明は省略する。また、同図に示される回路各部における
信号タイミングチャートは図8に示される。フィードバ
ックループ内には電流積分用のコンデンサ18と、この
コンデンサ18に蓄えられた信号電荷をリセットするた
めのFET19が設けられている。次に、この積分型電
荷増幅方式を用いたMOSイメージセンサの動作原理を
図8のタイミングチャートを参照して説明する。アドレ
ススイッチ10はゲート電極12に与えられるアドレス
パルスがハイレベルで導通(オン)し、ロウレベルで非
導通(オフ)になる構造とする。また、積分型増幅器を
構成するFET19は、そのゲートに与えられるリセッ
トパルスφr がハイレベルでオンし、ロウレベルでオフ
になる構造であるとする。また、MOSイメージセンサ
のビデオライン21には、演算増幅器17のイマジナリ
ショートを利用して常に一定電圧Vccがバイアスされて
いる。このバイアスをビデオバイアスと呼ぶ。
【0009】まず、図8の時間t1においてFET19
をオンさせ、フィードバック用コンデンサ18の電荷を
空にする。この時、演算増幅器17は単なるバッファと
して働き、また、MOSイメージセンサのアドレススイ
ッチ10はオフになっているため、積分型増幅器の出力
にはビデオバイアスと同じ電圧Vccが現れる。次に、時
間t2においてFET19をオフにする。もし、このタ
イミングで充電電流が有れば、その電荷はコンデンサ1
8に蓄えられる。しかし、時間t2においてはMOSイ
メージセンサのアドレススイッチ10は依然オフになっ
ており、従って、充電電流はなく、積分型電荷増幅器の
出力電圧はビデオバイアスと同じVccが現れたままであ
る。次に、時間t3において、MOSイメージセンサの
ある画素のアドレススイッチ10がオンすると、これが
オフ状態であった間にホトダイオードで放電した電荷は
積分型電荷増幅器からの電流で充電される。この時流れ
た充電電流の積分値は前述の放電電荷量Qsに一致し、
これは全て積分型電荷増幅器のフィードバック用コンデ
ンサ18から供給される。この時の積分型電荷増幅器の
出力電圧VO は、コンデンサ18の容量をCとすると次
の式に表される。
【0010】VO =Qs /C=Ip ×t/C 次に、時間t4において、MOSイメージセンサのアド
レススイッチ10はオフになり、また、これと同時にF
ET19はオンし、コンデンサ18の電荷がリセットさ
れる。以下、時間t2,t3,t1,t2,t3と動作
を繰り返す。
【0011】積分型電荷増幅方式とは文字どおり電流を
積分して電圧に変換する方式であるが、上記式の通り、
積分型電荷増幅器の出力電圧VO はホトダイオードの放
電電荷量に比例し、また、このホトダイオードの放電電
荷量は露光量に比例する。このため、結局、積分型電荷
増幅器の出力電圧VO は露光量に比例することになり、
露光量と出力電圧の関係を表す入出力特性はリニアな関
係になる。従って、分光分析器の光検出器用にアドレス
方式のイメージセンサを使用した場合、信号読み出し方
式は必然的に積分型電荷増幅方式が用いられることにな
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MOS
イメージセンサ等のいわゆるアドレス方式のイメージセ
ンサは、上述したように積分型電荷増幅方式で信号読み
出しすれば入出力特性のリニアリティが非常に良いが、
次のような問題がある。つまり、MOSイメージセンサ
のアドレススイッチ10をオフさせるタイミングが、積
分型電荷増幅器のリセットスイッチであるFET19を
オンさせるタイミングよりに遅れたり、また、同時刻で
各スイッチが動作するような回路構成の場合、積分型電
荷増幅器の出力電圧の大小でホトダイオードの充電電圧
が一定しない現象が生じる。
【0013】すなわち、フィートバック用コンデンサ1
8の電荷リセットを行おうとした時、そのタイミングに
おいてMOSイメージセンサのアドレススイッチ10が
オン状態になっているかまたはまだ完全にオフ状態に変
化しきっていない場合、積分型電荷増幅器とホトダイオ
ードとは接続された状態にある。このため、この時、フ
ィードバック用コンデンサ18のリセットが行われる
と、このリセットに伴ってビデオバイアスが不安定にな
り、その直後にMOSイメージセンサのアドレススイッ
チ10がオフ状態になると、不安定なビデオバイアス電
圧でホトダイオードの充電電圧が決められてしまう。こ
の充電電圧のズレは信号読み出しの度に、すなわち、ホ
トダイオードにあっては充電の度に変化する。また、こ
のズレを出力電圧の観点から見れば、ホトダイオード充
電電圧の変動分はそのまま次にその画素がアドレシング
された時に充電電流の変動となって現れることになる。
【0014】前述したように積分型電荷増幅方式による
出力電流検出方式は露光量と出力電圧との関係がリニア
であり、精密測定用途に適した方式であるが、上記のよ
うにMOSイメージセンサや積分型電荷増幅器に加えら
れるパルスタイミングによっては入出力特性がリニアで
なくなり、低い精度の出力しか得られなくなってしまう
ことがある。
【0015】図9および図10は、MOSイメージセン
サのアドレススイッチ10をオフさせるタイミングと、
積分型電荷増幅器のリセットFET19をオンさせるタ
イミングとが同時刻になった場合におけるビデオ出力の
一例を示している。つまり、図9(a)に示される出力
電圧波形に相当する光がホトダイオードに照射され、そ
の光照射を急激にオフした後のビデオ出力電圧波形が各
走査毎に図9(b),図10(c)および図10(d)
に示されている。本来ならば、図9(b)に示される2
回目走査における読み出し時にはビデオ出力電圧は零に
ならなければならないのであるが、大きく負側に振れて
いるのが分かる。すなわち、積分型電荷増幅器において
正の出力電圧をリセットすると、その反動でホトダイオ
ード充電電圧が基準値であるビデオバイアス電圧よりも
正側にずれる。ホトダイオードの充電電圧が正側にずれ
ると、その分だけホトダイオードにおける放電電荷量が
少なかったことと同じになり、この結果、2回目走査に
おけるビデオ出力電圧が負になってしまうのである。図
10(c)に示される3回目走査におけるビデオ出力に
おいては、2回目走査のビデオ出力が負であったため、
ホトダイオード充電電圧は基準値よりも負側にずれてい
る。このため、ホトダイオードの放電電荷量が多くなっ
たことと同じになり、3回目走査におけるビデオ出力は
正になる。
【0016】本発明はこのような問題点を解消すること
にあり、ホトダイオードアレイに入射した光を常に正確
に検出することの出来るホトダイオードアレイ型光検出
装置および光検出方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、光入射によっ
て蓄積した電荷を放電するホトダイオードアレイと、放
電した電荷量を読み出すホトダイオードを選択する読出
素子選択手段と、選択されたホトダイオードが放電した
電荷に相当する電荷を選択手段の選択タイミングに供給
する容量素子と、この容量素子の電荷放出に伴う電位変
化を検出してホトダイオードに入射した光量を検出する
信号読出手段と、この信号読出後に容量素子の蓄積電荷
を初期状態に設定するリセット手段と、このリセット手
段による容量素子の初期設定タイミングを選択手段によ
るホトダイオードの選択タイミングより遅らせるタイミ
ング遅延手段とを備えてホトダイオードアレイ型光検出
装置を構成したものである。
【0018】また、本発明は、ホトダイオードに蓄積さ
れた電荷を光入射によって放電させ、放電した電荷量を
読み出すホトダイオードを選択し、選択したホトダイオ
ードが放電した電荷に相当する電荷をこのホトダイオー
ドの選択タイミングに容量素子から供給し、この容量素
子の電荷放出に伴う電位変化を検出してホトダイオード
に入射した光量を検出し、ホトダイオードの選択タイミ
ングに遅れて容量素子の蓄積電荷を初期状態に設定して
光を検出するものである。
【0019】
【作用】容量素子の初期設定タイミングにはホトダイオ
ードへの充電処理が既に終了し、ホトダイオードと容量
素子とは電気的に分離されているため、容量素子からホ
トダイオードへは常に一定量の充電電荷が供給される。
従って、光入射前におけるホトダイオードの初期充電電
荷量は常に一定になり、信号読み出し時には、入射光光
量に正に対応した量の電荷が常に容量素子からホトダイ
オードへ供給されるようになる。
【0020】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるホトダイオー
ドアレイ型光検出装置を示す回路図であり、図2はこの
光検出装置各部の波形を示すタイミングチャートであ
る。
【0021】本実施例による光検出装置は、図1に示さ
れるように、シリコン結晶基板31上に形成されたMO
Sイメージセンサ32と、この基板31外に形成された
積分型電荷増幅器33とから構成されている。MOSイ
メージセンサ32の光検出部(撮像画素)は、光入射に
よって光電流を生じるホトダイオード(PD)34、お
よびこれら各ホトダイオード34に並列に接続されたコ
ンデンサ35から構成されている。ホトダイオード34
およびコンデンサ35には予め電荷が蓄積され、蓄積し
た電荷はホトダイオード34に生じる光電流に応じて放
電する。また、アドレススイッチ(ADDRESS SWITCH)3
6は複数の撮像画素の中から放電した電荷量を読み出す
撮像画素を選択する。これら各アドレススイッチ36は
FET群によって構成されるMOSシフトレジスタ37
によってそのオン・オフが制御される。アドレススイッ
チ36およびMOSシフトレジスタ37はNチャンネル
エンハンスメント型FETによって構成されており、読
出素子選択手段を構成している。ここで、オンしたアド
レススイッチ36に接続された撮像画素への入射光量が
読み出されることになる。
【0022】MOSイメージセンサ32には電源電圧V
cc1 が供給されている。また、図2(a)に示されるク
ロックパルス(CLOCK ),このクロックパルスの反転パ
ルスである同図(b)に示されるクロックパルス・バー
(CLOCK BAR ),同図(c)に示されるスタートパルス
(START )が与えられる。アドレススイッチ36は後述
するようにクロックパルス・バーのハイレベルに同期し
てオンする。従って、MOSイメージセンサ32からビ
デオライン39へ出力される同図(e)に示されるビデ
オ・アウト(VIDEO OUT )は、クロックパルス・バーの
立上がりに同期して得られる。また、このビデオ・アウ
トは後述するように同図(d)に示されるリセットパル
ス(RESET PULSE) の立上がり時にリセットされる。
【0023】次に、MOSイメージセンサ32の動作を
以下に説明する。
【0024】MOSシフトレジスタ37を構成するトラ
ンジスタTr1のゲートにスタートパルスが印加されな
いでTr1がオフ状態にあり、トランジスタTr2にク
ロックパルスが与えられてTr2がオン状態にあるとき
には、Tr1のドレイン,Tr2のソースおよびTr3
のゲートの各部の電圧は電源電圧Vcc1 に充電されてい
る。このため、Tr3はオン状態になり、アドレススイ
ッチ36につながるアドレスライン38は接地電位に短
絡される。従って、アドレスライン38にはアドレスパ
ルスは現れない。次に、クロックパルス入力が進んでロ
ウレベルになり、Tr2がオフ状態に転じたとする。こ
の場合にもTr3は、Tr3のゲート部の浮遊容量と、
オフ状態にあるTr1およびTr2の並列コンダクタン
スとで決まる長い時定数によってオン状態が維持され
る。このため、結局Tr2へのクロックパルスの印加の
有無にかかわらず、アドレスライン38にはアドレスパ
ルスが現れることはない。従って、アドレススイッチ3
6はオフ状態を維持し続け、この結果、ホトダイオード
34およびコンデンサ35からなる撮像画素には充電電
流が流れ込まない。つまり、ビデオライン39には信号
が出力されない。
【0025】次に、T=T0 において、Tr1のゲート
に図2(c)に示されるスタートパルス(START)が加え
られると、クロックパルス遅延部のTr1およびTr2
は共にオン状態になる。このため、Tr1およびTr2
の接続点に相当する中点電位は低下し、Tr3とTr4
とで構成されるインバータ部のTr3はオフ状態にな
る。なお、このオフ状態はTr3のゲート容量により1
つのクロックパルス時間だけ遅延される。従って、この
間にTr4のドレインに図2(b)に示されるクロック
パルス・バーが印加されると、このパルスは負荷抵抗と
して働くTr4を通してアドレスライン38にアドレス
パルスを発生させる。このアドレスパルスはアドレスス
イッチ36をオン状態にする。従って、ホトダイオード
34が光入射によって光電子を発生し、撮像画素に蓄積
された電荷が放電していれば、充電電流がビデオライン
39を介してこの撮像画素に流れ込む。ビデオライン3
9に流れたこの充電電流は、シリコン結晶基板31外に
形成された積分型電荷増幅器33によって後述するよう
に積分され、これがビデオ信号として図2(e)に示さ
れるように出力される。なお、アドレススイッチ36を
オンさせたアドレスパルスは、次段の読出素子選択回路
のスタートパルスとしても働き、このスタートパルスを
契機として以後順次同様な動作が繰り返される。
【0026】ビデオライン39は積分型電荷増幅器33
を構成するオペアンプ40の反転入力端子に接続されて
いる。このオペアンプ40の非反転入力端子には電源4
3から電圧Vcc2 が印加されており、また、反転入力端
子および出力端子間にはフィードバック容量41が接続
されている。フィードバック容量41は、読出素子選択
回路が選択した撮像画素へ放電電荷に相当する電荷を充
電電流として供給する。この充電電流供給は、読出素子
選択回路による撮像画素の選択タイミング、つまり、ア
ドレススイッチ36のオンタイミングに行われる。この
フィードバック容量41にはNチャンネルエンハンスメ
ント型FETからなるリセットFET42が並列に接続
されている。リセットFET42がオンすることによ
り、フィードバック容量41の両端子間は短絡され、蓄
積電荷が零にリセットされる。このリセットFET42
のオン・オフは、そのゲートに接続されたタイミング遅
延回路によって制御される。タイミング遅延回路は、2
つのバッファ44,45、コンデンサ46および単安定
マルチバイブレータ47によって構成されている。この
タイミング遅延回路は、リセットFET42によるフィ
ードバック容量41のリセットタイミングを、前述の読
出素子選択回路による撮像画素の選択タイミングより遅
らせる機能を持っている。バッファ44,45はTTL
ICである74LS244、単安定マルチバイブレータ
47は74LS121によって実現されている。
【0027】このような積分型電荷増幅器33において
は、撮像画素の出力がフィードバック容量41に積分さ
れた後、次の撮像画素の出力が再び充電される前に、フ
ィードバック容量41に充電されている電荷をリセット
しなければならない。この際、この電荷リセットは、撮
像画素への充電が完全に終了してからタイミング遅延回
路によって以下のように行われる。従って、このタイミ
ング遅延回路によって撮像画素の初期充電電圧は常に安
定するようになる。
【0028】MOSイメージセンサ32のアドレススイ
ッチ36は上述したようにクロックパルス・バー(CLOC
K BAR)に同期して開閉する。従って、積分型電荷増幅器
33のリセットFET42に与えるリセットパルスφr
は、アドレススイッチ36による撮像画素選択タイミン
グに同期するクロックパルス・バーを利用して生成する
のが一番適している。すなわち、タイミング遅延回路に
このクロックパルス・バーを与え、これを僅かに遅らせ
ることにより図2(d)に示されるリセットパルスφr
が生成される。このリセットパルスφr は、アドレスス
イッチ36が完全にオフしてから、つまり、同図(b)
に示されるクロックパルス・バーがロウレベルの状態に
おいて立ち上がるように生成される。このリセットパル
スφr の生成は次のように行われる。
【0029】クロックパルス・バーはタイミング遅延回
路のバッファ44に与えられる。バッファ44の出力に
はコンデンサ46が接続されているため、バッファ44
の出力信号は、バッファ44の出力インピーダンスとコ
ンデンサ46の容量2[nF]とで定まる時定数によ
り、入力信号に比較してゆっくりと立上がり、立ち下が
る。この遅い出力時定数を持ったバッファ44の出力信
号はさらに2つ目のバッファ45に与えられ、波形整形
が行われる。この結果、バッファ45の出力は、バッフ
ァ44に入力された元のクロックパルス・バーに比較し
て約100nsecの遅延を生じる。遅延されたこのク
ロックパルス・バーは次に単安定マルチバイブレータ4
7に与えられる。この単安定マルチバイブレータ47に
は外部抵抗Rext=20kΩおよび外部容量Cext
=100pFが接続されている。単安定マルチバイブレ
ータ47は、入力した遅延クロックパルス・バーの立ち
下がりに同期し、約1μsのパルス幅を持つ図2(d)
に示されるリセットパルスφr を生成して出力する。出
力されたリセットパルスφr はリセットFET42のゲ
ートに与えられる。リセットFET42はこのリセット
パルスφr の入力によってオンし、この結果、フィード
バック容量41の充電電荷はリセットされる。
【0030】このようにMOSイメージセンサのアドレ
ススイッチ36をオフするタイミングを、積分型電荷増
幅器33のリセットFET42をオンにするタイミング
よりも必ず早くすることにより、各画像素子の初期充電
電圧は常に一定になる。つまり、リセットFET42を
オンする時にオペアンプ40の反転入力端子に電圧的な
不安定が生じても、既にその時刻においてはアドレスス
イッチ36はオフして撮像画素の充電電圧は確定してい
る。従って、タイミング遅延回路を設けた本実施例によ
れば、各画像素子の初期充電電圧は常に一定になる。
【0031】なお、上記実施例の説明においてはMOS
イメージセンサを用いたが、アドレス方式のイメージセ
ンサを積分型電荷増幅方式で信号読み出しをする光検出
装置であれば適用することが出来、上記実施例と同様な
効果を奏する。また、上記実施例においては、アドレス
スイッチ36のスイッチングタイミングを決定するクロ
ックパルス・バーを遅延させ、リセットFET42のオ
ンタイミングを決定するようにしたが、クロックパルス
・バーと異なるクロック信号に基づき、リセットFET
42のオンタイミングをアドレススイッチ36のオフタ
イミングより遅らせるようにしても良い。この場合にお
いても、上記実施例と同様な効果を奏する。
【0032】図3は本発明の他の実施例による光検出装
置を示す回路図であり、同図において、図1と同一また
は相当する部分については同符号を用いてその説明は省
略する。本実施例による光検出装置と上記実施例による
光検出装置との相違点は、本実施例による全ての回路が
シリコン結晶基板51上に形成されている点、およびタ
イミング遅延回路の構成が異なる点である。また、本実
施例におけるクロックパルス,クロックパルス・バー,
スタートパルス,リセットパルスおよびビデオ出力も上
記実施例と同様なタイミングチャートになり、図2と同
様に示される。また、タイミング遅延回路の回路各部に
おける信号波形は図4に示される。
【0033】タイミング遅延回路は、3つのバッファ5
2,53,54、2つのナンドゲート55,56、2つ
のコンデンサ57,58および抵抗59,60から構成
されている。バッファ52に図4(a)に示されるクロ
ックパルス・バーが入力されるとこの入力パルスは反転
する。反転した信号は、さらにバッファ52の出力イン
ピーダンスおよびコンデンサ57の容量で形成される積
分回路により、立上がり時定数が大きくなる。立上がり
時定数が大きくなった反転信号はさらにバッファ53に
おいて反転する。この結果、バッファ53の出力からは
同図(b)に示される、クロックパルス・バーが一定時
間遅延した信号が現れる。このB点波形を持つ遅延信号
はナンドゲート55の一入力に与えられる。ナンドゲー
ト55の他入力にはナンドゲート56の出力が与えられ
ており、今、このナンドゲート56の出力が同図(c)
に示されるE点波形であるとする。この時、ナンドゲー
ト55の出力波形は同図(d)に示されるC点波形にな
る。
【0034】ナンドゲート55の出力はコンデンサ58
および抵抗59により形成される微分回路に入力され、
同図(e)に示されるD点波形になって、ナンドゲート
56の一入力に与えられる。ナンドゲート56の他入力
には電源電圧Vccが与えられており、常にハイレベルで
ある。従って、ナンドゲート56の出力はD点波形を持
つ入力信号によって決定される。ここで、ナンドゲート
56のしきい値電圧をVTHとすると、同図(e)に示さ
れるD点波形の波高値が電圧VTHより高い場合にはナン
ドゲート56の出力はロウレベルになり、また、電圧V
THより低い場合にはナンドゲート56の出力はハイレベ
ルになる。従って、ナンドゲート56の出力は同図
(c)に示されるE点波形になる。このE点波形を持つ
パルス信号はさらにバッファ54に与えられ、反転して
図2(d)に示されるリセットパルスφr が生成され
る。このリセットパルスφr はリセットFET42のゲ
ートに与えられる。リセットFET42はこの信号入力
に従ってオン・オフし、フィードバック容量41に蓄積
された電荷をリセットする。この結果、オペアンプ40
から出力されるビデオ信号は図2(e)に示される波形
になる。
【0035】フィードバック容量41から撮像画素への
充電は、本実施例においても図2(b)および図4
(a)に示されるクロックパルス・バーのハイレベル期
間に行われる。また、リセットFET42によるフィー
ドバック容量41のリセットは、上記のように、このク
ロックパルス・バーの立ち下がりから一定時間遅れて行
われる。従って、本実施例においても、撮像画素への初
期充電が完全に終了してからフィードバック容量41の
リセットが行われ、従来のように撮像画素の充電電圧が
ばらつくことはなく、常に一定電圧で充電される。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、容
量素子の初期設定タイミングにはホトダイオードへの充
電処理が既に終了し、ホトダイオードと容量素子とは電
気的に分離されているため、容量素子からホトダイオー
ドへは常に一定量の充電電荷が供給される。従って、光
入射前におけるホトダイオードの初期充電電荷量は常に
一定になり、信号読み出し時には、入射光光量に正に対
応した量の電荷が常に容量素子からホトダイオードへ供
給されるようになる。このため、入射光光量は常に正確
に読み出されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光検出装置(撮像素
子)の回路構成図である。
【図2】図1に示された一実施例による光検出装置各部
の信号波形を示すタイミングチャート図である。
【図3】本発明の他の実施例による光検出装置の回路構
成図である。
【図4】図3に示された他の実施例におけるタイミング
遅延回路各部の信号波形を示すタイミングチャート図で
ある。
【図5】代表的なアドレス方式の光検出装置を示す回路
構成図である。
【図6】抵抗による信号電流検出方式を用いた従来のM
OS型の光検出装置を示す構成図である。
【図7】積分型電荷増幅方式を用いて信号電流を検出す
る従来のMOS型の光検出装置を示す構成図である。
【図8】図7に示される積分型電荷増幅方式を用いた光
検出装置各部の信号波形を示すタイミングチャート図で
ある。
【図9】撮像画素の充電電圧が不安定になることを示す
第1のグラフである。
【図10】撮像画素の充電電圧が不安定になることを示
す第2のグラフである。
【符号の説明】
31…シリコン結晶基板、32…MOSイメージセン
サ、33…積分型電荷増幅器、34…ホトダイオード
(PD)、35…コンデンサ、36…アドレススイッチ
(ADDRESS SWITCH) 、37…MOSシフトレジスタ、3
8…アドレスライン、39…ビデオライン、40…オペ
アンプアンプ、41…フィードバック容量(FEEDBACK C
APACITANCE) 、42…リセットFET(N-FET)、43…
電源(Vcc)、44,45…バッファ、46…コンデン
サ、47…単安定マルチバイブレータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光入射によって蓄積した電荷を放電する
    ホトダイオードアレイと、放電した電荷量を読み出すホ
    トダイオードを選択する読出素子選択手段と、選択され
    たホトダイオードが放電した電荷に相当する電荷を前記
    選択手段の選択タイミングに供給する容量素子と、この
    容量素子の電荷放出に伴う電位変化を検出して前記ホト
    ダイオードに入射した光量を検出する信号読出手段と、
    この信号読出後に前記容量素子の蓄積電荷を初期状態に
    設定するリセット手段と、このリセット手段による前記
    容量素子の初期設定タイミングを前記選択手段によるホ
    トダイオードの選択タイミングより遅らせるタイミング
    遅延手段とを備えて構成されたホトダイオードアレイ型
    光検出装置。
  2. 【請求項2】 読出素子選択手段はクロック信号に基づ
    いてホトダイオードの選択タイミングを決定し、タイミ
    ング遅延手段は前記クロック信号をこの選択タイミング
    より遅延させて容量素子の初期設定タイミングを決定す
    ることを特徴とする請求項1記載のホトダイオードアレ
    イ型光検出装置。
  3. 【請求項3】 読出素子選択手段はクロック信号に基づ
    いてホトダイオードの選択タイミングを決定し、タイミ
    ング遅延手段はこの選択タイミングより遅れた前記クロ
    ック信号と異なるクロック信号によって容量素子の初期
    設定タイミングを決定することを特徴とする請求項1記
    載のホトダイオードアレイ型光検出装置。
  4. 【請求項4】 ホトダイオードに蓄積された電荷を光入
    射によって放電させ、放電した電荷量を読み出すホトダ
    イオードを選択し、選択したホトダイオードが放電した
    電荷に相当する電荷をこのホトダイオードの選択タイミ
    ングに容量素子から供給し、この容量素子の電荷放出に
    伴う電位変化を検出してホトダイオードに入射した光量
    を検出し、ホトダイオードの前記選択タイミングに遅れ
    て前記容量素子の蓄積電荷を初期状態に設定することを
    特徴とする光検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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