JPH0513343U - 電気掃除機の集塵フイルター - Google Patents
電気掃除機の集塵フイルターInfo
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- JPH0513343U JPH0513343U JP6156991U JP6156991U JPH0513343U JP H0513343 U JPH0513343 U JP H0513343U JP 6156991 U JP6156991 U JP 6156991U JP 6156991 U JP6156991 U JP 6156991U JP H0513343 U JPH0513343 U JP H0513343U
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- Japan
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- dust collecting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 集塵フィルターを形成する筒体内面に付着し
た髪の毛や糸屑等を掻き落して、筒体内の塵埃を捨て切
ることができる電気掃除機の集塵フィルターを提供す
る。 【構成】 吸込口枠13が取り付けられて開口する前端
開口12と、着脱自在な閉塞部材(ゴミ漏れ防止棒1
5)を装着することにより塞がれる後端開口14とを有
する筒体(布パック11)を、ゴミ漏れ防止棒15によ
り後端開口14を塞いで袋体にし、袋体を集塵室に装着
して集塵室内に吸引された塵埃を捕集する電気掃除機の
集塵フィルターにおいて、ゴミ漏れ防止棒15にブラシ
部材(ブラシ毛19)を取り付け、ゴミ漏れ防止棒15
を布パック11に付着した塵埃を掻き落すブラシとして
使用する。
た髪の毛や糸屑等を掻き落して、筒体内の塵埃を捨て切
ることができる電気掃除機の集塵フィルターを提供す
る。 【構成】 吸込口枠13が取り付けられて開口する前端
開口12と、着脱自在な閉塞部材(ゴミ漏れ防止棒1
5)を装着することにより塞がれる後端開口14とを有
する筒体(布パック11)を、ゴミ漏れ防止棒15によ
り後端開口14を塞いで袋体にし、袋体を集塵室に装着
して集塵室内に吸引された塵埃を捕集する電気掃除機の
集塵フィルターにおいて、ゴミ漏れ防止棒15にブラシ
部材(ブラシ毛19)を取り付け、ゴミ漏れ防止棒15
を布パック11に付着した塵埃を掻き落すブラシとして
使用する。
Description
【0001】
この考案は、例えば業務用電気掃除機に使用される電気掃除機の集塵フィルタ ーに関するものである。
【0002】
従来、吸込口枠が取り付けられて開口する前端開口と、着脱自在な閉塞部材を 装着することにより塞がれる後端開口とを有する筒体を、前記閉塞部材により前 記後端開口を塞いで袋体にし、該袋体を集塵室に装着して該集塵室内に吸引され た塵埃を捕集する電気掃除機の集塵フィルターが知られている。
【0003】 この集塵フィルターは、主に布製の布パックフィルターとして、例えば業務用 のポット型電気掃除機に使用されており、後端開口を閉塞部材により閉じると共 に厚紙等で形成された吸込口枠を本体ケースに着脱自在に取り付け、集塵室内に 装着される。
【0004】 そして、集塵フィルター内に捕集された塵埃は、集塵室内から集塵フィルター を取り出すと共に閉塞部材を外して後端開口を開放することにより、この後端開 口からゴミ箱等に捨てることができる。
【0005】
しかしながら、塵埃を捨てる際に単に後端開口を開放しただけでは、筒体内面 に付着した髪の毛や糸屑等が布パックの繊維等に絡みついて落下せず、筒体内の 塵埃を捨て切れないという問題点があった。
【0006】 この考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は、集塵フィルターを形成する筒体内面に付着した髪の毛や糸屑等を掻き落して 、筒体内の塵埃を捨て切ることができる電気掃除機の集塵フィルターを提供する ことにある。
【0007】
上記目的を達成するため、この考案に係る電気掃除機の集塵フィルターは、吸 込口枠が取り付けられて開口する前端開口と、着脱自在な閉塞部材を装着するこ とにより塞がれる後端開口とを有する筒体を、前記閉塞部材により前記後端開口 を塞いで袋体にし、該袋体を集塵室に装着して該集塵室内に吸引された塵埃を捕 集する電気掃除機の集塵フィルターにおいて、前記閉塞部材にブラシ部材を取り 付け、前記閉塞部材を前記筒体に付着した塵埃を掻き落すブラシとして使用する ことを特徴としている。
【0008】
この考案に係る電気掃除機の集塵フィルターは、後端開口を閉塞部材により閉 じて袋体に形成し集塵室内に装着することにより、集塵室内に吸引された塵埃を 捕集することができ、捕集された塵埃は、閉塞部材を外して後端開口を開放する ことにより、後端開口から落下させ捨てることができる。また、塵埃を捨てる際 に、筒体内面に付着した髪の毛や糸屑等は、集塵フィルターから外した閉塞部材 のブラシ部材で掻き落し取り除くことができる。
【0009】
以下、この考案に係る電気掃除機の集塵フィルターの実施例を、図面を参照し つつ説明する。
【0010】 図1〜図4に示す電気掃除機の集塵フィルター(集塵フィルター)10は、集 塵室(図示せず)に装着されて、電動送風機(図示せず)の作動により集塵室内 に吸引された塵埃を捕集するものであり、例えば布等の部材からなる両端が開口 された略円筒体の布パック(筒体)11により形成されている(図3参照)。
【0011】 布パック11の前端開口12は、吸込口枠13が取り付けられて開口しており 、後端開口14は、着脱自在な閉塞部材としてのゴミ漏れ防止棒15を装着する ことにより塞がれる。後端開口14が塞がれることにより、布パック11は袋体 となる。
【0012】 この後端開口14は、前端開口12に比べ絞り込まれて縮径されており、端縁 全周に亙って肉厚部16が形成され直線状に保形されている。なお、肉厚部16 には、例えば棒状の心材を内装してもよい。
【0013】 吸込口枠13は、中央に円形開口17を有する厚紙等により形成されており、 本体ケース(図示せず)の口枠取付部に着脱自在に取り付けられる。
【0014】 ゴミ漏れ防止棒15は、長手方向全域に亙って横断面がΩ字状の溝18を有す ると共に、後端開口14の端縁全周と略同一の長さを有する柱状体により形成さ れており、前側面15aに、溝18の開口部18aが開口している。溝18の内 奥部18bは、肉厚部16を二段に並べて挿入し、且つ挟持固定することができ る大きさに形成されている(図2,4参照)。
【0015】 また、前側面15aの反対側の後側面15bの一端部側には、ブラシ部材とし ての複数本のブラシ毛19の束が数箇所に植設されている。
【0016】 従って、ゴミ漏れ防止棒15は、溝18に後端開口14を上下に閉じて二段に 重ねた肉厚部16を挿入することにより、布パック11の後端開口14を塞ぐ閉 塞部材として機能する(図1参照)と同時に、後端開口14から外すことにより 布パック11に付着した塵埃を掻き落すブラシとして使用することができる(図 3参照)。
【0017】 次に、上記構成を有する電気掃除機の集塵フィルターの作用を説明する。
【0018】 先ず、布パック11の後端開口14を上下に閉じ、二段に重ねた肉厚部16を 一端側から溝18に挿入する。挿入した肉厚部16を移動させて(図1矢印参照 )、肉厚部16全体を溝18内に挟持固定することにより、二段に重ねた肉厚部 16を密着させる。二段に重ねた肉厚部16が密着されて、布パック11の後端 開口14はゴミ漏れ防止棒15により閉じられる。
【0019】 後端開口14をゴミ漏れ防止棒15により閉じた布パック11は、吸込口枠1 3の円形開口17を入口とする袋体の集塵フィルター10となる。
【0020】 この集塵フィルター10を、吸込口枠13を本体ケースの口枠取付部に取り付 けて、集塵室内に装着することにより、集塵室内に吸引された塵埃を集塵フィル ター10内に捕集することができる。
【0021】 集塵フィルター10内に捕集された塵埃は、溝18から二段に重ねた肉厚部1 6を引き抜いて(図1矢印参照)集塵フィルター10からゴミ漏れ防止棒15を 外し、布パック11の後端開口14を開放することにより、後端開口14から落 下させ捨てることができる。
【0022】 ところで、塵埃を捨てる際に単に後端開口14を開放しただけでは、布パック 11内面に付着した髪の毛や糸屑等が布パック11の繊維等に絡みついて落下し ない場合があるが、このときは、集塵フィルター10から外したゴミ漏れ防止棒 15を用い、ブラシ毛19部分で布パック11内面に付着した髪の毛や糸屑等を 掻き出して取り除く(図4参照)。
【0023】 このため、布パック11内の塵埃を捨て切ることができることから、集塵フィ ルター10の初期通気抵抗を維持することができ、電気掃除機の吸込性能を低下 させることがない。
【0024】 また、電動送風機の作動時、集塵フィルター10が集塵室に臨設させた電動送 風機に吸引されて、ゴミ漏れ防止棒15が電動送風機の仕切壁に衝突しカチャカ チャ音を出すが、ゴミ漏れ防止棒15に設けたブラシ毛19部分が仕切壁との間 に位置して緩衝部材となり、カチャカチャ音の発生を防止することができる。
【0025】 なお、閉塞部材としては、挿入した肉厚部16を移動させて溝18内に挟持固 定するゴミ漏れ防止棒15に限らず、例えば肉厚部16を上下方向から圧着挟持 するバネ部材により形成してもよく、更に、閉塞部材に取り付けるブラシ部材と しては、ブラシ毛19に限らず例えばへら状の弾力部材により形成してもよい。
【0026】
この考案に係る電気掃除機の集塵フィルターは、吸込口枠が取り付けられて開 口する前端開口と、着脱自在な閉塞部材を装着することにより塞がれる後端開口 とを有する筒体を、前記閉塞部材により前記後端開口を塞いで袋体にし、該袋体 を集塵室に装着して該集塵室内に吸引された塵埃を捕集する電気掃除機の集塵フ ィルターにおいて、前記閉塞部材にブラシ部材を取り付け、前記閉塞部材を前記 筒体に付着した塵埃を掻き落すブラシとして使用することを特徴としている。
【0027】 このため、集塵フィルターを形成する筒体内面に付着した髪の毛や糸屑等を掻 き落して、筒体内の塵埃を捨て切ることができ、集塵フィルターの初期通気抵抗 を維持して電気掃除機の吸込性能を低下させることがない。
【図1】この考案に係る電気掃除機の集塵フィルターの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】電気掃除機の集塵フィルターの側面図である。
【図3】布パックと布パックに着脱される閉塞部材を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】布パック内の塵埃を掻き出す閉塞部材の使用状
態を示す斜視説明図である。
態を示す斜視説明図である。
10 集塵フィルター(電気掃除機の集塵フィルター) 11 布パック 12 前端開口 13 吸込口枠 14 後端開口 15 ゴミ漏れ防止棒(閉塞部材) 19 ブラシ毛(ブラシ部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 吸込口枠が取り付けられて開口する前端
開口と、着脱自在な閉塞部材を装着することにより塞が
れる後端開口とを有する筒体を、前記閉塞部材により前
記後端開口を塞いで袋体にし、該袋体を集塵室に装着し
て該集塵室内に吸引された塵埃を捕集する電気掃除機の
集塵フィルターにおいて、 前記閉塞部材にブラシ部材を取り付け、前記閉塞部材を
前記筒体に付着した塵埃を掻き落すブラシとして使用す
ることを特徴とする電気掃除機の集塵フィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991061569U JP2562742Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 電気掃除機の集塵フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991061569U JP2562742Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 電気掃除機の集塵フィルター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513343U true JPH0513343U (ja) | 1993-02-23 |
JP2562742Y2 JP2562742Y2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=13174891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991061569U Expired - Fee Related JP2562742Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 電気掃除機の集塵フィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562742Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61121337A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ウエハの処理方法 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP1991061569U patent/JP2562742Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61121337A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ウエハの処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2562742Y2 (ja) | 1998-02-16 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |