JPH05133399A - 軸流送風機 - Google Patents
軸流送風機Info
- Publication number
- JPH05133399A JPH05133399A JP29701091A JP29701091A JPH05133399A JP H05133399 A JPH05133399 A JP H05133399A JP 29701091 A JP29701091 A JP 29701091A JP 29701091 A JP29701091 A JP 29701091A JP H05133399 A JPH05133399 A JP H05133399A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- impeller
- air
- cover
- motor cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ケーシング１には複数の静翼２が固定され、静
翼２には円筒形のモータカバー３がケーシング１と同心
に取り付けられる。モータカバー３内にはモータ４が設
置され、軸端部の外周に羽根を配設した羽根車５を連結
している。羽根車５のディスク部に小羽根８を設置し、
モータカバー３と羽根車５のリムはお互い重なり部を持
ち、すきまの段差形状をしている。 【効果】外気導入によるモータの冷却が可能となるため
通風方向が動翼から静翼方向の高温空気でも安価な標準
形モータを使用することが出来る。
翼２には円筒形のモータカバー３がケーシング１と同心
に取り付けられる。モータカバー３内にはモータ４が設
置され、軸端部の外周に羽根を配設した羽根車５を連結
している。羽根車５のディスク部に小羽根８を設置し、
モータカバー３と羽根車５のリムはお互い重なり部を持
ち、すきまの段差形状をしている。 【効果】外気導入によるモータの冷却が可能となるため
通風方向が動翼から静翼方向の高温空気でも安価な標準
形モータを使用することが出来る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高温空気を取り扱う軸
流送風機におけるモータの冷却機構に関する。
流送風機におけるモータの冷却機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の装置はいずれも羽根車の吸込側に
モータ冷却風取り入れ口が設けられていた。実願昭52−
119318号明細書による。
モータ冷却風取り入れ口が設けられていた。実願昭52−
119318号明細書による。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は羽根車
の吐出側に静翼（ガイドベーン）が設けられているた
め、吐出空気は整流されたものが得られるが、静翼を別
ケーシングで設置するため、全長寸法が大きくなりコス
トアップにつながる問題があり、また、羽根車の吸込側
に静翼を設置した場合は、全長寸法は短くなるが、動翼
から、直接、吐出空気が出ていくため、旋回流となり、
整流された押込空気が必要な用途には不向きであった。
の吐出側に静翼（ガイドベーン）が設けられているた
め、吐出空気は整流されたものが得られるが、静翼を別
ケーシングで設置するため、全長寸法が大きくなりコス
トアップにつながる問題があり、また、羽根車の吸込側
に静翼を設置した場合は、全長寸法は短くなるが、動翼
から、直接、吐出空気が出ていくため、旋回流となり、
整流された押込空気が必要な用途には不向きであった。
【０００４】本発明の目的は整流された押込空気を得
て、さらに全長寸法を短かくコストダウンされた高温用
軸流送風機を提供することにある。
て、さらに全長寸法を短かくコストダウンされた高温用
軸流送風機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では羽根車のディスク部に複数の小羽根を設
けその小羽根の遠心力による風の流れを、羽根車のリブ
部段差のすきまへと風の流れを形成させ、また、モータ
冷却用の外気導入パイプを複数本設けた。
に、本発明では羽根車のディスク部に複数の小羽根を設
けその小羽根の遠心力による風の流れを、羽根車のリブ
部段差のすきまへと風の流れを形成させ、また、モータ
冷却用の外気導入パイプを複数本設けた。
【０００６】
【作用】羽根車のディスク部に複数個設けた小羽根及び
リブ部段差のすきまから羽根車の吐出側の流れに連絡さ
せ、羽根車の回転によってディスク部の小羽根車が生じ
る風の圧力をリブ部段差のすきまを通して吐出側への空
気の流れを生じる。また、羽根車リブ部には吸込側より
流れた空気が、段差のすきまへ、直接、逆流しないよう
に、フランジ状に形成した逆流防止フランジにより防げ
る。逆流防止フランジは、天井扇の技術に用いられてお
り、送風機の逆流防止にも非常に有効と思われる。一
方、外気導入パイプは羽根車の吐出側に設置されている
ため、そのパイプを通してモータカバー内に外気が導入
され、モータ周辺を通過して羽根車の小羽根によって圧
力上昇され、羽根車吐出側に流れていく。これによりモ
ータの外気冷却が可能となり、モータの温度上昇が低く
おさえられる。
リブ部段差のすきまから羽根車の吐出側の流れに連絡さ
せ、羽根車の回転によってディスク部の小羽根車が生じ
る風の圧力をリブ部段差のすきまを通して吐出側への空
気の流れを生じる。また、羽根車リブ部には吸込側より
流れた空気が、段差のすきまへ、直接、逆流しないよう
に、フランジ状に形成した逆流防止フランジにより防げ
る。逆流防止フランジは、天井扇の技術に用いられてお
り、送風機の逆流防止にも非常に有効と思われる。一
方、外気導入パイプは羽根車の吐出側に設置されている
ため、そのパイプを通してモータカバー内に外気が導入
され、モータ周辺を通過して羽根車の小羽根によって圧
力上昇され、羽根車吐出側に流れていく。これによりモ
ータの外気冷却が可能となり、モータの温度上昇が低く
おさえられる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１，図２により
説明する。軸流送風機の円筒形ケーシング１には複数枚
の静翼２が固定されており、静翼２には円筒形のモータ
カバー３がケーシング１と同心に取り付けられている。
モータカバー３内にはモータ４が設置されており、軸端
部に外周に羽根を配設した羽根車５が直結されている。
羽根車５が回転するとダクト６内の空気は二重線の矢印
の様に羽根車５側（図示の右方）から静翼２を通りダク
ト７（図示の左側）へと流れる。この時、ダクト６側の
羽根車は負圧となり、ダクト７側の正圧側へ流れ、羽根
車ディスク部に取り付けられた小羽根車により圧力上昇
した風の流れが、羽根車のリブ部段差のすきまを通して
モータカバー側の空気を一重線の矢印で示すように羽根
車吐出側へと導く。また、このモータカバー３はケーシ
ング１との間に設けた複数本の外気導入パイプ９を介し
て外気とつながっているために外気はモータカバー３内
に流入し、モータ周辺部を通過しながら羽根車吐出側へ
と導かれ、この外気によりモータの冷却が可能となる。
説明する。軸流送風機の円筒形ケーシング１には複数枚
の静翼２が固定されており、静翼２には円筒形のモータ
カバー３がケーシング１と同心に取り付けられている。
モータカバー３内にはモータ４が設置されており、軸端
部に外周に羽根を配設した羽根車５が直結されている。
羽根車５が回転するとダクト６内の空気は二重線の矢印
の様に羽根車５側（図示の右方）から静翼２を通りダク
ト７（図示の左側）へと流れる。この時、ダクト６側の
羽根車は負圧となり、ダクト７側の正圧側へ流れ、羽根
車ディスク部に取り付けられた小羽根車により圧力上昇
した風の流れが、羽根車のリブ部段差のすきまを通して
モータカバー側の空気を一重線の矢印で示すように羽根
車吐出側へと導く。また、このモータカバー３はケーシ
ング１との間に設けた複数本の外気導入パイプ９を介し
て外気とつながっているために外気はモータカバー３内
に流入し、モータ周辺部を通過しながら羽根車吐出側へ
と導かれ、この外気によりモータの冷却が可能となる。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、外気導入によるモータ
の冷却が可能となるため、通風方向が動翼（羽根車）か
ら静翼方向の高温（火災時の高温排煙空気）空気を取り
扱う軸流送風機でも安価な標準形モータを使用すること
が出来、また、全長寸法を短かくした低廉形な構造とす
ることができて、軸流送風機のコストダウンとなる。
の冷却が可能となるため、通風方向が動翼（羽根車）か
ら静翼方向の高温（火災時の高温排煙空気）空気を取り
扱う軸流送風機でも安価な標準形モータを使用すること
が出来、また、全長寸法を短かくした低廉形な構造とす
ることができて、軸流送風機のコストダウンとなる。
【図１】本発明の一実施例の軸流送風機の縦断面図。
【図２】羽根車の近くの拡大図。
１…ケーシング、２…静翼、３…モータカバー、４…モ
ータ、５…羽根車、８…羽根車の小羽根。
ータ、５…羽根車、８…羽根車の小羽根。
Claims (1)
- 【請求項１】ケーシング内に固定した静翼にモータカバ
ーを取り付け、その内部にモータを設置し、前記モータ
に直結された羽根車を設けた軸流送風機において、前記
羽根車のリム部と前記ケーシングの内筒部に段差のある
すきまを設けて、羽根車ディスク部に複数の小羽根を設
け、また、前記モータカバーと前記ケーシングを複数の
パイプ、前記モータカバー、前記ケーシング内筒、前記
羽根車のリム部の段差のすきまを介し前記羽根車に至る
流れを形成したことを特徴とする軸流送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29701091A JPH05133399A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 軸流送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29701091A JPH05133399A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 軸流送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05133399A true JPH05133399A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17841084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29701091A Pending JPH05133399A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 軸流送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05133399A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH078765U (ja) * | 1993-07-20 | 1995-02-07 | 古河電気工業株式会社 | タイヤ型探触子 |
| JP2007187018A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Nj Axivane Co Ltd | 耐熱軸流ファン装置 |
| JP2012052861A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Shimadzu Corp | ガスクロマトグラフ |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP29701091A patent/JPH05133399A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH078765U (ja) * | 1993-07-20 | 1995-02-07 | 古河電気工業株式会社 | タイヤ型探触子 |
| JP2007187018A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Nj Axivane Co Ltd | 耐熱軸流ファン装置 |
| JP2012052861A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Shimadzu Corp | ガスクロマトグラフ |
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