JPH05133354A - オイルフリースクロール圧縮機 - Google Patents
オイルフリースクロール圧縮機Info
- Publication number
- JPH05133354A JPH05133354A JP29701291A JP29701291A JPH05133354A JP H05133354 A JPH05133354 A JP H05133354A JP 29701291 A JP29701291 A JP 29701291A JP 29701291 A JP29701291 A JP 29701291A JP H05133354 A JPH05133354 A JP H05133354A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- compressor
- inverter
- air
- free scroll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】複数個のオイルフリースクロール圧縮機構ブロ
ック３，１３を複数のモータ２３，２４で駆動する。吐
出管中に圧力センサ８を設置し、ライン圧を一定に保持
するため圧力センサ８の指令でインバータ２５を動作さ
せ、モータ２３，２４を可変速で制御し、圧縮機の吐出
空気量を変化させ、容量制御をさせる。 【効果】インバータにより回転変化させることにより圧
縮機の容量をコントロールできるため大幅な省エネが図
れ、同一ユニット内に複数個の圧縮機が設置されている
ため予備機が内蔵されている形となり設備コストの低減
が図れる。
ック３，１３を複数のモータ２３，２４で駆動する。吐
出管中に圧力センサ８を設置し、ライン圧を一定に保持
するため圧力センサ８の指令でインバータ２５を動作さ
せ、モータ２３，２４を可変速で制御し、圧縮機の吐出
空気量を変化させ、容量制御をさせる。 【効果】インバータにより回転変化させることにより圧
縮機の容量をコントロールできるため大幅な省エネが図
れ、同一ユニット内に複数個の圧縮機が設置されている
ため予備機が内蔵されている形となり設備コストの低減
が図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般産業，食品，半導
体，他の工場ライン用の空気源として使用される無給油
式の空気圧縮機に関する。
体，他の工場ライン用の空気源として使用される無給油
式の空気圧縮機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の圧縮機は容量制御方式が
０−１００％の二ステップタイプであり、比例制御では
なく容量制御としての効率が悪いものとなっていた。
０−１００％の二ステップタイプであり、比例制御では
なく容量制御としての効率が悪いものとなっていた。
【０００３】また、一台のユニットに対し一個の圧縮機
のため予備機等の設置に対しては複数台のユニットを別
盤でコントロールする方式で、高価なシステムとなって
いた。なお、この種の圧縮機は、例えば、特開昭63−17
9185号公報に開示されているものがある。
のため予備機等の設置に対しては複数台のユニットを別
盤でコントロールする方式で、高価なシステムとなって
いた。なお、この種の圧縮機は、例えば、特開昭63−17
9185号公報に開示されているものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は小型のオイル
フリーエアを供給するために吐出ラインの空気の使用量
に合わせて容量制御を効率よく行なうために複数個のオ
イルフリースクロール圧縮機構ブロックを駆動する複数
個のモータをインバータにより圧力変化に伴って二回転
制御することにより無段階に吐出空気量をコントロール
することを目的とする。また、複数個のオイルフリース
クロールを同一ユニット内に持つことにより一台は常時
予備機として使用でき、他の圧縮機のトラブルなどによ
る顧客のラインストップも、この複数個のオイルフリー
スクロール圧縮機構ブロックにより防止でき、常に、安
定したオイルフリーエアを供給することができ、かつ、
最適な容量制御により圧縮機の省エネを図ることを目的
とする。
フリーエアを供給するために吐出ラインの空気の使用量
に合わせて容量制御を効率よく行なうために複数個のオ
イルフリースクロール圧縮機構ブロックを駆動する複数
個のモータをインバータにより圧力変化に伴って二回転
制御することにより無段階に吐出空気量をコントロール
することを目的とする。また、複数個のオイルフリース
クロールを同一ユニット内に持つことにより一台は常時
予備機として使用でき、他の圧縮機のトラブルなどによ
る顧客のラインストップも、この複数個のオイルフリー
スクロール圧縮機構ブロックにより防止でき、常に、安
定したオイルフリーエアを供給することができ、かつ、
最適な容量制御により圧縮機の省エネを図ることを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は複数個のオイルフリースクロール圧縮機構
ブロックとこれを駆動する複数個のモータにより構成さ
れる。圧縮機の吐出配管中に圧力センサ（圧力変化を電
圧で出力するものを内蔵したもの）を設置し、吐出配管
中の圧力変化を電圧に変換したものを複数個のモータを
制御しているインバータに入力する。この圧力変化に伴
ってインバータによりモータの回転数を変化させ、無段
階に圧縮機の吐出空気量を制限し、容量制御させること
により圧縮機を効率より運転することができる。
に、本発明は複数個のオイルフリースクロール圧縮機構
ブロックとこれを駆動する複数個のモータにより構成さ
れる。圧縮機の吐出配管中に圧力センサ（圧力変化を電
圧で出力するものを内蔵したもの）を設置し、吐出配管
中の圧力変化を電圧に変換したものを複数個のモータを
制御しているインバータに入力する。この圧力変化に伴
ってインバータによりモータの回転数を変化させ、無段
階に圧縮機の吐出空気量を制限し、容量制御させること
により圧縮機を効率より運転することができる。
【０００６】また、複数台のうち一台は常時停止させて
おき、予備機を同一ユニット内に内蔵する機能も持つこ
とが可能である。
おき、予備機を同一ユニット内に内蔵する機能も持つこ
とが可能である。
【０００７】
【作用】本発明の目的を達成するための作用は同一ユニ
ット内に複数個のオイルフリースクロール圧縮機構ブロ
ックと複数個のモータをそれぞれ独立にもつ。
ット内に複数個のオイルフリースクロール圧縮機構ブロ
ックと複数個のモータをそれぞれ独立にもつ。
【０００８】このモータの回転数制御のためにインバー
タを使用する。これにより圧縮機の回転数が変化し、圧
縮機の吐出空気量も変化し、圧縮機の容量制御が可能と
なる。
タを使用する。これにより圧縮機の回転数が変化し、圧
縮機の吐出空気量も変化し、圧縮機の容量制御が可能と
なる。
【０００９】吐出配管中に取付けた圧力センサは配管内
の圧力を検出し、顧客の空気の使用量に見合った空気を
圧縮機から吐出されるようにインバータに指令を与え、
モータの回転数をコントロールする。これらの連動によ
り複数個のオイルフリースクロール圧縮機構のブロック
を最適に制御することができる。
の圧力を検出し、顧客の空気の使用量に見合った空気を
圧縮機から吐出されるようにインバータに指令を与え、
モータの回転数をコントロールする。これらの連動によ
り複数個のオイルフリースクロール圧縮機構のブロック
を最適に制御することができる。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例を図１により説明する。
【００１１】圧縮空気の流れは一号機スクロール圧縮機
構ブロックにより説明する。一号機サクションフィルタ
１より大気中の空気を吸込む、一号機吸入管２を経由し
一号機オイルフリースクロール圧縮機構ブロック３によ
り所定の吐出圧力まで昇圧させる。高温高圧の吐出空気
は一号機吐出管４，一号機逆止弁５を経由してアフター
クーラ６に入り冷却された後、吐出管７を経て顧客の使
用ラインに供給される。同様に二号機オイルフリースク
ロール圧縮機構ブロックも同一フローで圧縮される。
構ブロックにより説明する。一号機サクションフィルタ
１より大気中の空気を吸込む、一号機吸入管２を経由し
一号機オイルフリースクロール圧縮機構ブロック３によ
り所定の吐出圧力まで昇圧させる。高温高圧の吐出空気
は一号機吐出管４，一号機逆止弁５を経由してアフター
クーラ６に入り冷却された後、吐出管７を経て顧客の使
用ラインに供給される。同様に二号機オイルフリースク
ロール圧縮機構ブロックも同一フローで圧縮される。
【００１２】一号機と二号機の圧縮機構ブロックはそれ
ぞれ一号機モータ２３，二号機モータ２４により、それ
ぞれのモータプーリ，Ｖプーリを介してオイルフリース
クロール圧縮機構ブロックが回転し、圧縮される。一
方、それぞれのモータはインバータ２５により回転数制
御により可変速にて運転される。
ぞれ一号機モータ２３，二号機モータ２４により、それ
ぞれのモータプーリ，Ｖプーリを介してオイルフリース
クロール圧縮機構ブロックが回転し、圧縮される。一
方、それぞれのモータはインバータ２５により回転数制
御により可変速にて運転される。
【００１３】インバータの制御は吐出配管中に取付けて
ある圧力センサ８により吐出管７中の圧力上昇（顧客の
空気の使用量に対応した）を検出し、この圧力を一定に
制御させるために圧力センサの指令をインバータに伝達
し、各々のモータの回転数制御を行なうことにより圧縮
機の容量制御を行なうものである。
ある圧力センサ８により吐出管７中の圧力上昇（顧客の
空気の使用量に対応した）を検出し、この圧力を一定に
制御させるために圧力センサの指令をインバータに伝達
し、各々のモータの回転数制御を行なうことにより圧縮
機の容量制御を行なうものである。
【００１４】一号機，二号機のオイルフリースクロール
圧縮機構ブロック３，１３はそれぞれの冷却ファン９，
１９により冷却ファンダクト２６，冷却ファンダクト２
７を経由して送られた冷却風により外部より冷却され
る。
圧縮機構ブロック３，１３はそれぞれの冷却ファン９，
１９により冷却ファンダクト２６，冷却ファンダクト２
７を経由して送られた冷却風により外部より冷却され
る。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、 (１)複数個のオイルフリースクロール圧縮機構ブロック
をインバータによりモータの回転数を制御することによ
りラインの圧力を一定とすることにより、顧客の空気の
使用量の変化に追従し圧縮機の回転を変化させ、最適な
容量制御を図ることにより圧縮機の運転で発生する電力
コストを大幅に低減することができる。
をインバータによりモータの回転数を制御することによ
りラインの圧力を一定とすることにより、顧客の空気の
使用量の変化に追従し圧縮機の回転を変化させ、最適な
容量制御を図ることにより圧縮機の運転で発生する電力
コストを大幅に低減することができる。
【００１６】(２)同一ユニット内に複数個のオイルフリ
ースクロール圧縮機構ブロックをもつことにより、イン
バータとの組合わせによる一台予備機としての運転パタ
ーンも持てるようになり、一台のユニットにより圧縮機
の設備が構成され、イニシャルコストも低減でき、かつ
他の圧縮機のトラブル時にも予備機対応が可能でありラ
イン圧低下トラブルを防ぐことができる。
ースクロール圧縮機構ブロックをもつことにより、イン
バータとの組合わせによる一台予備機としての運転パタ
ーンも持てるようになり、一台のユニットにより圧縮機
の設備が構成され、イニシャルコストも低減でき、かつ
他の圧縮機のトラブル時にも予備機対応が可能でありラ
イン圧低下トラブルを防ぐことができる。
【図１】オイルフリースクロール圧縮機の系統図。
３…一号機オイルフリースクロール圧縮機構ブロック、
８…圧力センサ、１３…二号機オイルフリースクロール
圧縮機ブロック、２３…一号機モータ、２４…二号機モ
ータ、２５…インバータ。
８…圧力センサ、１３…二号機オイルフリースクロール
圧縮機ブロック、２３…一号機モータ、２４…二号機モ
ータ、２５…インバータ。
Claims (1)
- 【請求項１】複数個のオイルフリースクロール圧縮機構
ブロックと前記複数個のオイルフリースクロール圧縮機
構ブロックを駆動させるモータを具備し、圧縮機の吐出
配管中の圧力センサにより吐出ライン中の空気の使用量
を検出し、これと連動して前記モータの回転数を制御さ
せるインバータを装備することにより吐出ラインの空気
の使用量に応じて前記モータの回転数を変化させ、ある
いは複数個のうち数台は停止させることにより容量制御
を行なうことを特徴とするオイルフリースクロール圧縮
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29701291A JPH05133354A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | オイルフリースクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29701291A JPH05133354A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | オイルフリースクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05133354A true JPH05133354A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17841108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29701291A Pending JPH05133354A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | オイルフリースクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05133354A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002064956A (ja) * | 2000-08-14 | 2002-02-28 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 高速回転電動機とその冷却方法 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP29701291A patent/JPH05133354A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002064956A (ja) * | 2000-08-14 | 2002-02-28 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 高速回転電動機とその冷却方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6474950B1 (en) | Oil free dry screw compressor including variable speed drive | |
| US5110264A (en) | Variable speed turbo vacuum pump | |
| EP1851438B1 (en) | System and method for controlling a variable speed compressor during stopping | |
| JP2008019746A (ja) | 圧縮空気製造設備 | |
| EP1387961B1 (en) | Multi-stage screw compressor | |
| JP4864063B2 (ja) | 圧縮機ユニット | |
| JP2000297765A (ja) | 圧縮機装置 | |
| US20060216159A1 (en) | Multiple compressor control system | |
| US6881040B2 (en) | Multi-stage screw compressor unit accommodating high suction pressure and pressure fluctuations and method of operation thereof | |
| EP1844236B1 (en) | A system and a method for capacity control in a screw compressor | |
| US12092110B2 (en) | Method for controlling a rotary screw compressor | |
| US6860103B2 (en) | Multiple-compressor system having base and trim compressors | |
| JPH1082391A (ja) | ２段スクリュー圧縮機の制御装置 | |
| JPH11343986A (ja) | 圧縮機制御装置 | |
| GB2367333B (en) | Improvements in variable speed oil-injected screw compressors | |
| JPH05133354A (ja) | オイルフリースクロール圧縮機 | |
| JP2003129961A (ja) | 燃料電池用圧縮機 | |
| JP4203292B2 (ja) | 空気圧縮機 | |
| JPH1137053A (ja) | インバータ駆動多段圧縮機の制御方法 | |
| US3778192A (en) | Method and apparatus for unloading a rotary compressor | |
| JP3267024B2 (ja) | 乾燥圧縮空気供給装置 | |
| KR101802839B1 (ko) | 터보 압축기 및 그 구동방법 | |
| JP3965706B2 (ja) | 空気圧縮装置 | |
| JP2003003975A (ja) | スクリュ圧縮機の制御方法 | |
| JPH10184571A (ja) | インバータ制御２段スクリュー圧縮機 |