JPH05133346A - 空気源装置 - Google Patents

空気源装置

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JPH05133346A
JPH05133346A JP3321152A JP32115291A JPH05133346A JP H05133346 A JPH05133346 A JP H05133346A JP 3321152 A JP3321152 A JP 3321152A JP 32115291 A JP32115291 A JP 32115291A JP H05133346 A JPH05133346 A JP H05133346A
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JP
Japan
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pressure
check valve
air
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detector
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JP3321152A
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English (en)
Inventor
Osamu Akamatsu
修 赤松
Yukiyasu Nozue
幸保 野末
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Nabco Ltd
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Nabco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気源装置において、逆止弁が動かなくなっ
たり、開弁不十分となったりする異常を検出できてこれ
に対応できるようにすること。 【構成】 空気圧縮機6に逆止弁8を介して接続される
元空気溜10と、この元空気溜の空気圧力が調圧下限値
となるとオン作動し、調圧上限値になるとオフ作動する
調圧器33とを有し、この調圧器のオン及びオフ作動に
基づいて空気圧縮機の駆動を制御する空気源装置におい
て、前記逆止弁の一次側及び二次側通路に圧力検出器3
1、32を設け、この圧力検出器に、この圧力検出器の
検出圧を監視する制御部30aを接続し、この制御部
を、前記調圧器がオン作動の時に、前記逆止弁一次側の
圧力検出器の検出圧が二次側の圧力検出器の検出圧に対
し設定値よりも高くなると、またはこれに加えて前記逆
止弁一次側の圧力検出器の検出圧が調圧器の調圧上限値
以上の値となった時、空気圧縮機の駆動を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば鉄道車両にお
いて使用される空気源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気源装置としては、特
開昭63−134360号公報に記載のものがあり、こ
れを図4を用いて説明する。この空気源装置は、電動機
6と、その電動機6に駆動される空気圧縮機7と、その
空気圧縮機7の吐出口7aにその吐出口方向を逆方向と
する逆止弁8を介して接続する空気溜10と、その逆止
弁8と空気圧縮機7との間の吐出管9に接続しその吐出
管を大気に連通する開位置イ及びその連通を遮断する閉
位置ロを有する軽負荷弁11と、前記空気溜圧力の調圧
上限値及び調圧下限値を検知する調圧器15と、その調
圧器15の調圧上限値検知に基づいて前記電動機6を停
止させると共に前記軽負荷弁11を開位置イとし同調圧
下限値検知に基づいて前記電動機6を稼動させると共に
前記軽負荷弁11を閉位置ロとする制御回路3とからな
る空気源装置において、前記調圧器15の調圧上限値検
知から第1所定時間経過しても前記吐出管圧力が第1設
定圧以下に低下しないことを検知するとともに、前記調
圧器15の調圧下限値検知から第2所定時間経過しても
前記吐出管圧力が第2設定圧以上に上昇しないことを検
知し、これら検知に基づいて前記制御回路3を開放する
保護回路4を設けた構成である。
【0003】この空気源装置は、調圧器15が調圧上限
値を検知し制御回路3を開放して電動機6を停止させた
ときから第1所定時間経過しても吐出管9内の圧力が第
1設定圧以下に低下しないことを保護回路4で検知する
と、前記調圧器による制御回路3の開放とは別にこの制
御回路3を開放し、調圧器15が調圧下限値を検知して
前記制御回路3を閉じても前記制御回路3が開放された
状態を保持して電動機6の停止を維持し、電動機6の過
負荷による焼損を防止するようになっている。また、前
記調圧器15が調圧下限値を検知し制御回路3を閉じて
電動機6を稼動させたときから第2所定時間経過しても
吐出管9内の圧力が第2設定圧以上に上昇しないことを
保護回路4で検知すると、前記制御回路3を開放して電
動機6を停止させて電動機6の無駄な稼動を防止するよ
うになっている。
【0004】すなわち、軽負荷弁11が開位置イまたは
閉位置ロで故障した場合に、電動機6の稼動開始から所
定時間経過しても吐出管9内の圧力が設定圧以上になら
ないこと、あるいは電動機6が稼動を停止して所定時間
経過しても吐出管9内の圧力が設定圧以下にならないこ
とを検知して制御回路3を開放し電動機6が稼動しない
状態にさせるようにしたものである。なお、軽負荷弁1
1は、この種の装置において使用される電動機6が低価
格であるが起動時の発生トルクの小さい誘導電動機であ
るために設けられており、電動機6を稼動する際に吐出
管9内の圧力を低下させて負荷を軽減させるようにした
ものである。図において、12はクーラー、13は除湿
装置、14は安全弁、19は圧力スイッチである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に空気源装置で
は、上記の軽負荷弁11の故障以外にも、寒冷地におけ
る空気中の水分の凍結やごみ詰まり等により逆止弁8が
閉弁状態で動かなくなったり、開弁が不十分となる故障
が発生することがある。前述した従来の空気源装置は、
軽負荷弁11の故障を検知して対応できても、この逆止
弁8の故障を検知することができないために、逆止弁8
が動かなくなったり、開弁不十分となったりした状態で
は、空気圧縮機が駆動され続ける場合がある。このよう
な状態になると、逆止弁8の一次側の配管内の圧力が異
常に上昇し、ついには配管や軽負荷弁等を破損する問題
がある。
【0006】この問題を解決する手段として、例えば前
記圧力検出器19により吐出管9内の圧力が調圧器15
の調圧上限を越えて異常上昇していることを検知させる
ことにより、空気圧縮機7の駆動を停止させることも考
えられるが、この場合には前記吐出管9内の異常圧力上
昇が逆止弁8の動かなくなったことによるものか、前記
調圧器15の故障により空気圧縮機7が駆動されつづけ
ているのか判断できず、故障に対する対応に手間を要す
ることになる。
【0007】この発明は、前述したような従来の空気源
装置において、逆止弁が動かなくなったり、開弁不十分
となったりする異常を検出できてこれに対応できるよう
にすることを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、空気圧縮
機に逆止弁を介して接続される元空気溜と、この元空気
溜の空気圧力が調圧下限値となるとオン作動し、調圧上
限値になるとオフ作動する調圧器とを有し、この調圧器
のオン及びオフ作動に基づいて空気圧縮機の駆動を制御
する空気源装置において、前記逆止弁の一次側及び二次
側通路に圧力検出器を設け、この圧力検出器に、この圧
力検出器の検出圧を監視する制御部を接続し、この制御
部を、前記調圧器がオン作動の時に、前記逆止弁一次側
の圧力検出器の検出圧が二次側の圧力検出器の検出圧に
対し設定値よりも高くなると、空気圧縮機の駆動を停止
させる構成としたことを特徴とする。
【0009】第2の発明は、空気圧縮機に逆止弁を介し
て接続される元空気溜と、この元空気溜の空気圧力が調
圧下限値となるとオン作動し、調圧上限値になるとオフ
作動する調圧器とを有し、この調圧器のオン及びオフ作
動に基づいて空気圧縮機の駆動を制御する空気源装置に
おいて、前記逆止弁の一次側及び二次側通路に圧力検出
器を設け、この圧力検出器に、この圧力検出器の検出圧
を監視する制御部を接続し、この制御部を、前記調圧器
がオン作動の時に、前記逆止弁一次側の圧力検出器の検
出圧が二次側の圧力検出器の検出圧に対し設定値よりも
高くなり、かつ前記逆止弁一次側の圧力検出器の検出圧
が調圧器の調圧上限値以上の値となった時、前記空気圧
縮機の駆動を停止させる構成としたことを特徴とする。
【0010】
【作用】第1の発明では、通常空気源装置は元空気溜に
圧縮空気が蓄圧される際、前記逆止弁の通過抵抗により
この逆止弁の一次側圧力が二次側圧力よりも若干高くな
る。前記設定値をこの通過抵抗に見合った値とすること
により、前記調圧器がオン作動しているときに、前記逆
止弁一次側の圧力検出器の検出圧が二次側の圧力検出器
の検出圧に対しこの設定値よりも高くなった時点で、逆
止弁に異常が生じたことを検出できる。従って、この時
点で空気圧縮機の駆動を停止させることにより、逆止弁
の一次側通路や軽負荷弁等の破損を防止することが出来
る。
【0011】第2の発明では、第1の発明と同様に、逆
止弁一次側の圧力検出器の検出圧が二次側の圧力検出器
の検出圧に対し前記設定値よりも高くなった時点で、逆
止弁に異常が生じたことを検出できる。しかしながら、
この異常が逆止弁の開弁不十分によるものであれば、僅
かながらも元空気溜には圧縮空気が供給されるので、こ
の時点で圧縮空気の供給を停止せず逆止弁一次側の圧力
検出器の検出圧がこの逆止弁一次側通路や軽負荷弁等が
破損することのない前記調圧器の調圧上限値以上の値に
達した時点で空気圧縮機の駆動を停止させるものであ
る。従って、この場合も逆止弁の異常による逆止弁一次
側通路や軽負荷弁等の破損を防止することができる。
【0012】
【実施例】この発明の第1実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。なお、図4に示した従来のものと同等の構
成要素には同一図面符号を付してある。この実施例の空
気源装置は、図1に示すように、圧力空気回路が、電動
機6、電動機6によって駆動される空気圧縮機7、この
空気圧縮機7の吐出口7aにこの吐出口7a方向を逆方
向とする逆止弁8を介して吐出管9で接続される元空気
溜10と、空気圧縮機7と逆止弁8との間の吐出管9に
接続しこの吐出管9を大気と連通する開位置イおよびこ
の開位置を遮断する閉位置ロに電磁力で切り換えられる
軽負荷弁11等で構成されている。この圧力空気回路
は、電動機6の稼動で空気圧縮機7を駆動し、この空気
圧縮機7から吐出された圧力空気を吐出管9を介して元
空気溜10に蓄圧し、例えば、ブレーキ装置等の作動に
消費されるようになっている。そしてこの圧力空気回路
の前記電動機6及び軽負荷弁11を制御する制御装置3
0が設けられている。
【0013】制御装置30は、マイコンあるいはシーケ
ンス回路からなる制御部(コントローラ)30a、前記
逆止弁8の一次側に設けられた圧力検出器31、逆止弁
8の二次側に設けられた圧力検出器32、元空気溜10
に設けられた調圧器(ガバナ)33からなる。圧力検出
器31は、逆止弁8の一次側の圧力P1を検出し電気信
号に変換して出力する構成のものであり、圧力検出器3
2は、逆止弁8の二次側の圧力P2を検出し電気信号に
変換して制御部30aに出力する構成のものである。す
なわち、この圧力検出器31、32の検出圧を制御部3
0aが常時監視するようになっている。調圧器33は、
元空気溜10の空気圧力に基づいて作動して電気信号を
制御部30aに出力する構成のもので、その空気圧が予
め設定されている調圧下限値になるとオン作動し、予め
設定されている調圧上限値(ガバナ切圧)になるとオフ
作動するようになっている。また、制御部30aは、逆
止弁8、軽負荷弁11、調圧器33等の状態を表示でき
るモニタを有している。
【0014】制御部30aは、圧力検出器31、32及
び調圧器33からの入力により、逆止弁8の異常を検出
して電動機6を停止させる手段を備えている。すなわ
ち、調圧器33がオン作動のときに、図2にフローチャ
ートを示すように、ステップ40で逆止弁8の一次側の
圧力P1が二次側の圧力P2に逆止弁8の通過抵抗に見
合う所定の設定値(例えば、0.5Kg/cm2 )を加
えた値(P2+0.5K)よりも大きいか小さいかを判
断し、小さいときは逆止弁8が正常であるとしてステッ
プ41で正常であることをモニタに表示させ、大きいと
きは逆止弁8が異常であるとして異常であることをステ
ップ42でモニタに表示させ、次のステップ43で停止
信号を出力して電動機6を停止させ圧縮機7を停止させ
るようになっている。この異常判断は、圧力P1が圧力
P2に設定値を加えた値よりも大きいときは、逆止弁8
の通過抵抗が正常な場合よりも大きくなっていてそれだ
け圧力P2が低くなるから、異常であるとするのであ
る。従って、逆止弁8が閉じたままもしくはわずかに開
いた状態で凍結している異常、あるいは逆止弁8にごみ
が引っ掛かって通過抵抗が大きくなっている異常を検出
される。
【0015】また、制御部30aは、このほかにも前記
圧力検出器31、32及び調圧器33からの入力によ
り、軽負荷弁11の異常、調圧器33の故障、調圧器3
3の異常等を検出する手段を備えており、異常の種類に
よっては圧縮機7を停止させるようになっている。
【0016】軽負荷弁11の異常の検出手段は、調圧器
33がオン作動した時点の圧力検出器31の検出圧P1
が設定値(例えば2Kg/cm2 )よりも大きいとき、
これを異常として検出するようになっている。すなわ
ち、その異常は、調圧器33がオン作動した時点で正常
であればそれまで軽負荷弁11が開位置イになっていた
のであるから、圧力検出器31の検出圧P1は大気圧で
ゲージ圧としては0である状態でなければならないので
あり、大気圧よりもある程度大きい値の設定値と比較し
てそれよりも大きいと、軽負荷弁11が開位置イになる
べき時になっていなかったという異常である。
【0017】また、軽負荷弁11の上記とは別の異常の
検出手段は、調圧器33がオン作動してから所定時間経
過した時点の圧力検出器31の検出圧P1が設定値(例
えば2Kg/cm2 )よりも小さいとき、これを異常と
して検出するようになっている。すなわち、その異常
は、調圧器33がオン作動してからある程度時間が経過
するとそのオン作動によって圧縮機7が稼動するから、
圧力検出器31の検出圧は時間の経過とともに大きくな
るので、本来所定時間経過したとき必ず到達する圧力
(設定値)を設定しておいてこれと所定時間経過した時
点の検出圧P1と比較して検出圧P1が小さいと、軽負
荷弁11が開位置イのままで閉位置ロになっていないと
いう異常である。
【0018】調圧器33の故障検出手段は、圧力検出器
32の検出圧P2を監視することにより、調圧器33に
設定されている調圧上限値や調圧下限値になっても、オ
フまたはオン作動しなければ、これを故障として検出す
るようになっている。すなわち、圧力検出器32はその
設けられている位置が調圧器33に作用している圧力空
気の圧力を検出する位置であるから、検出圧P1が調圧
上限値や調圧下限値になっても、調圧器33がオフまた
はオン作動しなければ、調圧器33の故障である。
【0019】調圧器33の異常検手段は、圧力検出器3
2の検出圧P2を監視することにより、調圧機33がオ
ン作動したときの検出圧P2が調圧機33に設定されて
いる調圧下限値の許容誤差内にあるかどうかを検出し、
また、圧力検出器32の検出圧P2を監視することによ
り、調圧機33がオフ作動したときの検出圧P2が調圧
機33に設定されている調圧上限値の許容誤差内にある
かどうかを検出するようになっている。すなわち、調圧
機33の実際の調圧上限値と調圧下限値が予め決められ
ている所定の調圧上限値と調圧下限値の許容誤差の範囲
内に無い場合を異常として検出する。
【0020】このように構成された空気源装置は、前述
したように逆止弁8の凍結やごみ詰まりによる異常を検
出して圧縮機7を停止させるので、逆止弁8を圧力空気
が通過しにくいことによる電動機6および圧縮機7の過
負荷運転を防止できるとともに逆止弁の一次側通路や軽
負荷弁等の高圧による破損を防止できる。
【0021】この発明の第2実施例を図3を用いて説明
する。この実施例は、第1実施例の制御装置30の制御
部30aの制御手段のうち、逆止弁8の異常を検出して
電動機6を停止させる手段のみが次のように異なる。す
なわち、その手段は、図3にフローチャートを示すよう
に、ステップ40で逆止弁8の一次側の圧力P1が二次
側の圧力P2に逆止弁8の通過抵抗に見合う所定の設定
値(例えば、0.5Kg/cm2 )を加えた値(P2+
0.5K)よりも大きいか小さいかを判断し、小さいと
きは逆止弁8が正常であるとしてステップ41で正常で
あることをモニタに表示させ、大きいときは逆止弁8が
異常であるとして異常であることをステップ42でモニ
タに表示させ、次のステップ44で逆止弁8の一次側の
検出圧力P1と調圧器33の調圧上限値を比較して、検
出圧力P1が調圧上限値以上の値に達するまでは圧縮機
7を停止させず、検出圧力P1が調圧上限値以上の値に
達した時点でステップ45に移行して停止信号を出力し
て電動機6を停止させ圧縮機7を停止させるようになっ
ている。
【0022】ステップ40における正常、異常の判断、
ステップ41、42におけるモニタ表示は第1実施例と
同じである。この実施例ではこのほかに停止信号を出力
する条件として検出圧力P1が調圧上限値以上の値に達
することを付加してある。従って、逆止弁8が閉じたま
まもしくはわずかに開いた状態で凍結している異常、あ
るいは逆止弁8にごみが引っ掛かって通過抵抗が大きく
なっている異常を検出する点は同じである。検出圧力P
1が調圧上限値以上の値に達するまで停止信号を出力し
ないことは、逆止弁8がわずかに開いた状態で凍結して
いる異常、あるいは逆止弁8にごみが引っ掛かって通過
抵抗が大きくなっている異常、つまり開弁不十分の異常
の場合に、元空気溜10に圧力空気の供給を続けること
によって逆止弁8の凍結が解凍されたり、ごみが下流に
ながされたりすることにより、逆止弁8の異常が正常に
戻ることが予想できる場合に有効に対応できるのであ
る。異常が検出されて停止信号が出力されるまでのあい
だに正常に戻った場合は、ステップ44からステップ4
5に移行せず、停止信号が出力されないで終わる。この
ほかの点は第1実施例と同じであるから、説明を省略す
る。
【0023】上記実施例においては、軽負荷弁を用いた
空気回路について説明したが、軽負荷弁を用いない構成
の空気回路の逆止弁に対しても上記異常検出手段を適用
できる。
【0024】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、空気源
装置の空気回路の逆止弁の前後に圧力検出器を設けてそ
の検出圧と元空気溜の調圧機の出力信号に基づいて、逆
止弁の異常を検出して空気圧縮機の駆動を停止させるよ
うにしたから、逆止弁の凍結やごみ詰まりによる開弁不
良によって生じる、電動機や圧縮機の過負荷運転及びそ
の過負荷運転による電動機や圧縮機や空気回路構成部品
の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の全体の構成図である。
【図2】同実施例の逆止弁の異常を判断する手段を説明
するためのフローチャートである。
【図3】この発明の第2実施例の逆止弁の異常を判断す
る手段を説明するためのフローチャートである。
【図4】従来の空気源装置の1例を示す全体の構成図で
ある。
【符号の説明】
6 電動機 7 空気圧縮機 8 逆止弁 9 吐出管 10 元空気溜 11 軽負荷弁 30 制御装置 30a 制御部 31 一次側圧力検出器 32 二次側圧力検出器 33 調圧器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧縮機に逆止弁を介して接続される
    元空気溜と、この元空気溜の空気圧力が調圧下限値とな
    るとオン作動し、調圧上限値になるとオフ作動する調圧
    器とを有し、この調圧器のオン及びオフ作動に基づいて
    空気圧縮機の駆動を制御する空気源装置において、 前記逆止弁の一次側及び二次側通路に圧力検出器を設
    け、この圧力検出器に、この圧力検出器の検出圧を監視
    する制御部を接続し、この制御部を、前記調圧器がオン
    作動の時に、前記逆止弁一次側の圧力検出器の検出圧が
    二次側の圧力検出器の検出圧に対し設定値よりも高くな
    ると、空気圧縮機の駆動を停止させる構成としたことを
    特徴とする空気源装置。
  2. 【請求項2】 空気圧縮機に逆止弁を介して接続される
    元空気溜と、この元空気溜の空気圧力が調圧下限値とな
    るとオン作動し、調圧上限値になるとオフ作動する調圧
    器とを有し、この調圧器のオン及びオフ作動に基づいて
    空気圧縮機の駆動を制御する空気源装置において、 前記逆止弁の一次側及び二次側通路に圧力検出器を設
    け、この圧力検出器に、この圧力検出器の検出圧を監視
    する制御部を接続し、この制御部を、前記調圧器がオン
    作動の時に、前記逆止弁一次側の圧力検出器の検出圧が
    二次側の圧力検出器の検出圧に対し設定値よりも高くな
    り、かつ前記逆止弁一次側の圧力検出器の検出圧が調圧
    器の調圧上限値以上の値となった時、前記空気圧縮機の
    駆動を停止させる構成としたことを特徴とする空気源装
    置。
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