JPH0513328B2 - - Google Patents

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JPH0513328B2
JPH0513328B2 JP60033662A JP3366285A JPH0513328B2 JP H0513328 B2 JPH0513328 B2 JP H0513328B2 JP 60033662 A JP60033662 A JP 60033662A JP 3366285 A JP3366285 A JP 3366285A JP H0513328 B2 JPH0513328 B2 JP H0513328B2
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JP
Japan
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magnetic
carbon black
weight
granular
parts
Prior art date
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JP60033662A
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English (en)
Other versions
JPS61194629A (ja
Inventor
Osamu Kobayashi
Yukio Matsumoto
Hitoshi Takita
Mutsumi Kurihara
Tsunehide Naruse
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP60033662A priority Critical patent/JPS61194629A/ja
Priority to US06/831,796 priority patent/US4748081A/en
Publication of JPS61194629A publication Critical patent/JPS61194629A/ja
Publication of JPH0513328B2 publication Critical patent/JPH0513328B2/ja
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  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばオーデイオ用、ビデオ用、コ
ンピユータ用等の磁気テープ又はフロツピーデイ
スクといつた磁気記録媒体に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 磁気記録の分野においては、いかに高密度記録
を成し遂げ、小型で大容量の磁気記録をなすかが
最大のテーマであり、この目的達成の為に磁性粉
の研究開発が盛に行なわれている。 このような研究開発の成果の一つとして、磁性
粉を微粒子化することにより、ノイズを低減し、
高S/Nのものとなし、高密度化を図ることが提
案されている。 しかし、この提案、すなわち磁性粉の微粒子化
の手段にも幾つかの問題がある。 すなわち、その一つとして、例えば磁気テープ
等における終端検出機構が正常に作動するか否か
の光透過率の問題がある。つまり、磁気テープ等
においては、磁気テープ端の透明なリーダテープ
部では光透過率を高いものとしておき、磁性層が
設けられている部分では光透過率を低いものとし
ておき、センサーでこの違いを検出することによ
つてテープ端を判断しているのであるが、磁性粉
の粒径が小さくなつて微粒子化されてくると、光
透化率は高いものとなり、記録再生装置のテープ
終端検出機構に誤作動が起きやすくなる。 そこで、このようなテープ終端検出機構誤作動
の問題を解決する手段として、カーボンブラツク
粉末を磁性層中に添加しておき、磁性粉微粒子化
による光透過率の増大を防ごうとすることが行な
われている。 しかし、このような手段では充分に満足できる
ものではなく、すなわちカーボンブラツクのもつ
ている分散性の悪さから磁性層の表面性の低下を
生じ、S/Nの低下を起こしているといつた欠点
がある。 〔発明の開示〕 本発明者は、上記問題点を解決すべく鋭意研究
した結果、磁性層中の添加物として粒状のα−
Fe2O3(平均粒径約0.05〜1μm)とカーボンブラ
ツクとを用いることにより、この粒状のα−
Fe2O3とカーボンブラツクとを磁性層中に含む磁
気記録媒体は高S/Nであつて高密度記録の適し
たものであり、かつ光透過率も低く、テープ端検
出機構に誤作動の起きにくいものであることを見
出した。 特に、用いた粒状のα−Fe2O3の平均粒径が
0.05〜1μmのものである場合、そしてさらには粒
状のα−Fe2O3が磁性粉に対して約5〜30Wt%
であつて、かつカーボンブラツクはその着色力が
約約100(ASTM法による)以上であつて磁性粉
に対して約2〜12Wt%のものである場合には、
S/N及び遮光性共に優れている。 尚、磁性層中にカーボンブラツクを含ませなく
ても、つまり粒状のα−Fe2O3を用いるのみでも
高S/N及び大きな遮光性を得ることが出来る
が、カーボンブラツクを併用することにより一層
遮光性を増大でき、しかもこの際のカーボンブラ
ツク使用量を比較的少量としておけばS/Nの低
下がほとんど認められないように出来るのであ
る。 本発明はこのような知見を基にして達成された
ものであり、磁性層中に平均粒径が約0.05〜1μm
の粒状のα−Fe2O3と着色力が約100(ASTM法に
よる)以上のカーボンブラツクとを含み、前記α
−Fe2O3の含有量を磁性粉に対して約5〜30重量
%、かつ、前記カーボンブラツクの含有量を磁性
粉に対して約2〜12重量%としてなることを特徴
とする磁気記録媒体を提供するものである。 実施例 1 比表面積(BET値)が約28m2/g以上、例え
ば30m2/gのCo含有γ−Fe2O3100重量部、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体10重量部、ポリウレ
タン樹脂10重量部、平均粒径約0.3μmの粒状のα
−Fe2O310重量部、着色力120(ASTM法による)
のカーボンブラツク8重量部、メチルエチルケト
ン、トルエン及びメチルイソブチルケトンの等量
混合溶剤230重量部の混合物をサンドミルで混合
分散して磁性塗料を作り、この磁性塗料にイソシ
アネート系硬化剤を加えて均一に混合し、その後
これを例えばポリエステルフイルム等のベースフ
イルム上に約4〜8μm厚となるよう塗布し、そ
してカレンダー処理して表面を平滑になし、その
後加温して硬化させ、そして1/2インチ巾にスリ
ツトして例えばビデオ用の磁気テープを作製す
る。 実施例 2 実施例1において、平均粒径約0.3μmの粒状の
α−Fe2O3の代りに平均粒径約0.6μmの粒状のα
−Fe2O3を用いて同様に行ない、ビデオ用の磁気
テープを作製する。 実施例 3 実施例1において、粒状のα−Fe2O3を添加量
を10重量部の代りに20重量部として同様に行な
い、ビデオ用の磁気テープを作製する。 実施例 4 実施例1において、着色力120のカーボンブラ
ツクの代りに着色力105のカーボンブラツクを用
いて同様に行ない、ビデオ用の磁気テープを作製
する。 実施例 5 実施例1において、カーボンブラツク添加量を
8重量部の代りに4重量部として同様に行ない、
ビデオ用の磁気テープを作製する。 実施例 6 実施例1において、粒状のα−Fe2O3の平均粒
径が1.1μm以下のものを用いて同様に行ない、ビ
デオ用の磁気テープを作製する。 実施例 7 実施例1において、平均粒径約0.3μmの粒状の
α−Fe2O3の添加量を40重量部以下にして同様に
行ない、ビデオ用の磁気テープを作製する。 実施例 8 実施例1において、カーボンブラツクの添加量
を14重量部以下にして同様に行ない、ビデオ用の
磁気テープを作製する。 実施例 9 実施例1において、カーボンブラツクの着色力
が60〜140のものを用いて同様に行ない、ビデオ
用の磁気テープを作製する。 比較例 1 実施例1において、粒状のα−Fe2O3を用い
ず、かつカーボンブラツク添加量を8重量部から
15重量部として同様に行ない、ビデオ用の磁気テ
ープを作製する。 比較例 2 実施例1において、カーボンブラツクを用い
ず、かつ平均粒径約0.3μmの粒状のα−Fe2O3
加量を10重量部から40重量部に増量して同様に行
ない、ビデオ用の磁気テープを作製する。 比較例 3 実施例1において、平均粒径約0.3μmの粒状の
α−Fe2O3の代りに平均長軸径0.8μmで軸比が約
5の針状のα−Fe2O3を同量用いて同様に行な
い、ビデオ用の磁気テープを作製する。 〔特性試験〕 上記各例で得た磁気テープについて、その電磁
交換特性(Y−S/N、C−S/N)及び遮光性
(自記分光計を用いて8000Åの波長における磁気
テープの線吸収係数)を測定すると、表に示す通
りである。
〔効果〕
電磁変換特性及び遮光性共に満足できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、本発明に係る磁気記録媒体
の特性を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁性層中に平均粒径が約0.05〜1μmの粒状の
    α−Fe2O3と着色力が約100(ASTM法による)以
    上のカーボンブラツクとを含み、前記α−Fe2O3
    の含有量を磁性粉に対して約5〜30重量%、か
    つ、前記カーボンブラツクの含有量を磁性粉に対
    して約2〜12重量%としてなることを特徴とする
    磁気記録媒体。
JP60033662A 1985-02-23 1985-02-23 磁気記録媒体 Granted JPS61194629A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60033662A JPS61194629A (ja) 1985-02-23 1985-02-23 磁気記録媒体
US06/831,796 US4748081A (en) 1985-02-23 1986-02-21 Magnetic recording medium having an improved magnetic layer using particulate alpha-Fe2 O3 and carbon black

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60033662A JPS61194629A (ja) 1985-02-23 1985-02-23 磁気記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61194629A JPS61194629A (ja) 1986-08-29
JPH0513328B2 true JPH0513328B2 (ja) 1993-02-22

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ID=12392657

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JP (1) JPS61194629A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5470806A (en) * 1977-11-16 1979-06-07 Hitachi Maxell Magnetic recording medium
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JPS5992435A (ja) * 1982-11-17 1984-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体
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JPS6010418A (ja) * 1983-06-29 1985-01-19 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録媒体

Patent Citations (6)

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Also Published As

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JPS61194629A (ja) 1986-08-29

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