JPH0513318A - レジスト塗布装置 - Google Patents

レジスト塗布装置

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Publication number
JPH0513318A
JPH0513318A JP18350691A JP18350691A JPH0513318A JP H0513318 A JPH0513318 A JP H0513318A JP 18350691 A JP18350691 A JP 18350691A JP 18350691 A JP18350691 A JP 18350691A JP H0513318 A JPH0513318 A JP H0513318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor substrate
resist
temperature
sender
cool plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP18350691A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Tanaka
強 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0513318A publication Critical patent/JPH0513318A/ja
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  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体基板にレジストを均一に塗布する。 【構成】 レジスト塗布前に半導体基板1をクールプレ
ート9で冷却して基板表面の温度ムラをなくし、その後
にレジストを基板表面に塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造装置に関し、
特にレジスト塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレジスト塗布装置では、
図4に示すように、カップ4内に取り付けられているス
ピンナーチャック2に半導体基板1が真空チャック等に
より保持され、光あるいは電子線等の感光レジストをノ
ズル7より半導体基板1上に滴下し、モーター3により
半導体基板1を保持したスピンナーチャック2を高速回
転させて所望の塗布膜厚を得ている。5はドレン,6は
ダクトである。
【0003】当然のことながら半導体基板は、清浄なも
のでなければならず、レジスト塗布工程の前に清浄工
程,乾燥工程を経て図4に示すようなレジスト塗布装置
によって、レジストが塗布される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に半導体製造工程
は、半導体基板の洗浄,乾燥,レジスト塗布,プレベー
ク,露光,現像,ポストベーク,エッチング,レジスト
剥離,洗浄等の工程を経て製造される。
【0005】特に、半導体基板へのレジスト塗布工程で
は、半導体基板を清浄にするために、清浄工程,乾燥工
程を経ている。
【0006】ここで半導体基板の洗浄後の乾燥方法とし
ては、IPA(イソプロピルアルコール)ベーパ乾燥,
赤外線照射による乾燥等の手段を用いて乾燥している。
【0007】これらの乾燥方法で乾燥した半導体基板は
そのままレジスト塗布工程へ進み、レジスト塗布してい
る。
【0008】特に、IPAベーパ乾燥等による乾燥方法
では、半導体基板の温度が約80℃まで上昇するため、
乾燥後の放冷が不十分である場合には半導体基板表面に
温度分布をもった状態でレジスト塗布を行うことがあっ
た。
【0009】半導体基板表面に温度分布をもった状態で
レジスト塗布を行うと、半導体基板表面にレジストが均
一に塗布されず、半導体回路パターンの寸法精度低下の
原因となっていた。
【0010】このため、IPAベーパ乾燥で乾燥した半
導体基板は、レジスト塗布まで約60分間放冷時間を有
し、TAT短縮に反する結果となっていた。
【0011】本発明の目的は前記課題を解決したレジス
ト塗布装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るレジスト塗布装置においては、半導体
基板に光あるいは電子線等の感光レジストを滴下し半導
体基板を高速回転して、レジスト塗布膜を形成するレジ
スト塗布装置であって、半導体基板にレジストを均一に
塗布するために、半導体基板にレジストを滴下する前工
程として該半導体基板を均一に冷却する機構を有するも
のである。
【0013】
【作用】本発明では、レジスト塗布前に半導体基板を冷
却し、基板表面に温度分布ムラがなくなるようにしたも
のである。
【0014】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0015】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
係るレジスト塗布装置を示す断面図、図2は同平面図で
ある。
【0016】図において、レジスト塗布工程では、カッ
プ4中に、半導体基板1を真空チャック等で保持するス
ピンナーチャック2と、スピンナーチャック2を高速回
転させるモーター3とを有し、カップ4にはドレン5及
びダクト6を有している。
【0017】このレジスト塗布工程では、半導体基板1
上にノズル7からレジストが滴下し、スピンナーチャッ
ク2がスピン回転する際にカップ4がエアーシリンダー
8により上昇し、スピンナーチャック2を外周から覆う
構造となっている。
【0018】このように構成されたレジスト塗布工程の
前段に、本発明の特徴である半導体基板を一定温度にす
るための機構としてのクールプレート9を有している。
【0019】このクールプレート9中には、管10が通
っており、この管10は温調ユニット11につながって
いる。管10中を、温調ユニット11により一定温度に
保たれた冷却水が循環するようになっている。
【0020】このようにクールプレート9を有したレジ
スト塗布装置をカセット−カセットの方式により半導体
基板にレジスト塗布する場合を説明する。
【0021】センダーカセット12に半導体基板1がセ
ットされている。これをセンダーチャック13がセンダ
ーチャック移動用レール14を通り、センダーカセット
12により半導体基板1を取り出す。
【0022】次にセンダーチャック13上に取り出され
た半導体基板は、センダーアーム15によりセンダーア
ーム移動用レール16を通り、クールプレート9へセッ
トされる。
【0023】クールプレート9は一定温度に保たれてい
るので、半導体基板は一定温度に調整される。
【0024】一定温度になった半導体基板は、センター
アーム17によりセンターアーム移動用レール18を通
り、スピンナーチャック2へセットされる。
【0025】レジストがノズル7から滴下されモーター
3により、スピンナーチャック2は任意の回転数で回転
する。レジスト塗布完了後、半導体基板はレシーバーア
ーム19によりレシーバーアーム移動用レール20を通
り、レシーバーチャック21に運ばれる。
【0026】そして、レシーバーチャック21にセット
された半導体基板は、レシーバーチャック移動用レール
22を通り、レシーバーカセット23に回収される。
【0027】以上のように塗布前に、半導体基板が一定
温度に管理されるため、半導体基板上の温度分布ムラが
なく、レジストが精度よく塗布される。
【0028】(実施例2)図3は、本発明の実施例2を
示す断面図である。実施例2では、クールプレート9
a,9bを二個以上備えていることを特徴としている。
【0029】実施例2において、クールプレート9a,
9bを複数個以上備えていることにより、クールプレー
ト一個当りの半導体基板の温調時間が短縮され、このた
めスループットが向上するという利点がある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、レジスト
塗布前に半導体基板をクールプレートにより、一定温度
に調整するため、半導体基板表面に温度分布ムラがなく
なり、半導体基板の洗浄乾燥後、約2分でレジストを塗
布することができる。
【0031】しかもレジストが半導体基板に均一に塗布
できる効果を有している。このため、半導体回路パター
ンを半導体基板に精度良くパターンニングできるという
効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】本発明の実施例2を示す断面図である。
【図4】従来のレジスト塗布装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 スピンナーチャック 3 モーター 4 カップ 5 ドレン 6 ダクト 7 ノズル 8 エアーシリンダー 9 クールプレート 10 管 11 温調ユニット 12 センダーカセット 13 センダーチャック 14 センダーチャック移動用レール 15 センダーアーム 16 センダーアーム移動用レール 17 センターアーム 18 センターアーム移動用レール 19 レシーバーアーム 20 レシーバーアーム移動用レール 21 レシーバーチャック 22 レシーバーチャック移動用レール 23 レシーバーカセット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 半導体基板に光あるいは電子線等の感光
    レジストを滴下し半導体基板を高速回転して、レジスト
    塗布膜を形成するレジスト塗布装置であって、 半導体基板にレジストを均一に塗布するために、半導体
    基板にレジストを滴下する前工程として該半導体基板を
    均一に冷却する機構を有することを特徴とするレジスト
    塗布装置。
JP18350691A 1991-06-28 1991-06-28 レジスト塗布装置 Pending JPH0513318A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18350691A JPH0513318A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 レジスト塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18350691A JPH0513318A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 レジスト塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0513318A true JPH0513318A (ja) 1993-01-22

Family

ID=16137030

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18350691A Pending JPH0513318A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 レジスト塗布装置

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JP (1) JPH0513318A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020068309A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 住友電気工業株式会社 面発光レーザの製造方法

Cited By (1)

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