JP2884927B2 - レジスト塗布装置 - Google Patents

レジスト塗布装置

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JP2884927B2
JP2884927B2 JP19543792A JP19543792A JP2884927B2 JP 2884927 B2 JP2884927 B2 JP 2884927B2 JP 19543792 A JP19543792 A JP 19543792A JP 19543792 A JP19543792 A JP 19543792A JP 2884927 B2 JP2884927 B2 JP 2884927B2
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JP
Japan
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semiconductor substrate
resist
photoresist
back surface
hot plate
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田中強
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造におけるレ
ジスト塗布処理に利用する。本発明は、半導体基板裏面
に付着したレジストが剥離して再付着することを防止で
きるレジスト塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレジスト塗布装置は図3
に示すように、カップ1内に取り付けられているスピン
ナーチャック2に半導体基板3を真空チャックなどによ
り保持し、フォトレジストをノズル4より半導体基板3
上に滴下しモータ5により半導体基板を保持したスピン
ナーチャック2を高速回転させて所望の塗布膜厚を形成
している。この所望の塗布膜厚に塗布された半導体基板
はホットプレート6上に搬送用ツメ7、あるいはベルト
コンベアなどにより搬送されベーキングが行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来装置に
よる塗布処理では、レジストが半導体基板の表面に塗布
されるばかりでなく、半導体基板の裏面にもまわり込み
付着していた。一般に半導体基板の裏面に付着したレジ
ストは後工程の現像処理あるいはエッチング処理中に剥
離し易く、半導体基板表面に再付着する問題があった。
【0004】図4はレジストを半導体基板にスピンコー
トした後の半導体基板の断面を示したもので、このよう
にレジストを半導体基板3に滴下してスピンナーチャッ
ク2により高速回転を与えるとレジスト9は半導体基板
裏面10にまわり込み付着する。
【0005】本発明はこのような問題を解決するもの
で、半導体基板裏面に付着したレジストを現像処理時に
溶解させ除去することができる装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板表
面にフォトレジストを滴下するノズルと、カップ内に設
けられ半導体基板を載置するスピンナーチャックと、こ
のスピンナーチャックに高速回転を与えるモータと、半
導体基板を保持し搬送する搬送用ツメと、搬送された半
導体基板を載置しベーキングを行うホットプレートと、
このホットプレートを加熱するヒートブロックとを備え
たレジスト塗布装置において、ベーキングが完了した半
導体基板裏面にフォトレジストが感光する波長の光を照
射する照射手段を備えたことを特徴とする。
【0007】前記照射手段は、光源、シャッタ、および
集光レンズにより構成することができ、または、前記照
射手段は、前記光源、前記シャッタ、および前記集光レ
ンズがスリットを有する筐体に内設され、この筐体はモ
ータによりベルトを介して回転し前記スリットからの照
射光が半導体基板裏面をスキャンするように構成するこ
とができる。
【0008】
【作用】マスクプレートおよびウェハーにより構成され
た半導体基板にフォトレジストを滴下し、半導体基板を
高速回転してレジスト塗布膜を形成し、ホットプレート
上でフォトレジストをベーキングする工程でフォトレジ
ストのベーキングが完了したときに、半導体基板裏面に
均一にフォトレジストが感光する波長の光を照射して付
着したフォトレジストを光によって感光させ、現像処理
工程で裏面のフォトレジストを溶解して除去する。
【0009】これにより、半導体基板の裏面に付着した
レジストが現像処理あるいはエッチング処理によって剥
離し、半導体基板表面に再付着することを防ぐことがで
きる。
【0010】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0011】(第一実施例)図1は本発明第一実施例の
要部の構成を示す側面図である。
【0012】本発明第一実施例は、半導体基板3の表面
にフォトレジストを滴下するノズル4と、カップ1内に
設けられ半導体基板3を載置するスピンナーチャック2
と、このスピンナーチャック2に高速回転を与えるモー
タ5と、半導体基板3を保持し搬送する搬送用ツメ7
と、搬送された半導体基板3を載置しベーキングを行う
ホットプレート6と、このホットプレート6を加熱する
ヒートブロック8とを備え、さらに本発明の特徴とし
て、ベーキングが完了した半導体基板3の裏面にフォト
レジストが感光する波長の光を照射する照射手段21
と、照射する時間を制御する制御手段20とを備える。
照射手段21は、光源12、シャッタ14、および集光
レンズ13により構成される。
【0013】次に、このように構成された本発明第一実
施例の動作を図1を参照して説明する。
【0014】カップ1内に取り付けられているスピンナ
ーチャック2に半導体基板3を真空チャックなどにより
保持し、フォトレジストをノズル4から半導体基板3上
に滴下してモータ5により半導体基板3を保持したスピ
ンナーチャック2を高速回転させることにより所望の塗
布膜厚が得られる。
【0015】この塗布された半導体基板3はベーキング
するためにホットプレート6上に搬送される。ホットプ
レート6はヒートブロック8によって所定の温度まで加
熱されている。ホットプレート6のステージ数は複数個
所設けられることがある。ホットプレート6上に移動し
た半導体基板3は、搬送用ツメ7を介してホットプレー
ト6上を移動し所定の時間ベーキングが行われる。
【0016】ベーキングが完了した半導体基板3は露光
ステージ11に移動し、フォトレジストが感光する波長
の光で露光される。露光エネルギは60〜80mjが望
ましく、その露光エネルギが光源12より集光レンズ1
3を通してベーキングされた半導体基板3に均一に照射
される。照射時間は制御手段20が動作させるシャッタ
14によって制御される。露光ステージ11は石英など
の遠紫外線領域の光を透過できる材料により構成されて
いる。
【0017】(第二実施例)第二実施例は、照射手段2
1′が光源12、シャッタ14、および集光レンズ13
を備え、これらをスリット15を有する筐体22に内設
し、この筐体22がモータ17によりベルト16を介し
て回転しスリット15からの照射光が半導体基板3の裏
面をスキャンするように構成される。
【0018】次に、このように構成された本発明第二実
施例の動作を図2を参照して説明する。
【0019】本第二実施例も第一実施例同様に、まず、
カップ1内に取り付けられているスピンナーチャック2
に半導体基板3を真空チャックなどにより保持し、フォ
トレジストをノズル4から半導体基板3上に滴下し、モ
ータ5により半導体基板3を保持したスピンナーチャッ
ク2を高速回転させることにより所望の塗布膜厚が得ら
れる。
【0020】この塗布した半導体基板3はベーキングす
るためホットプレート6上に搬送用ツメ7によって搬送
される。ホットプレート6はヒートブロック8によって
所定の温度まで加熱されている。ホットプレート6上に
移動した半導体基板3は所定の時間ベーキングされて移
動する。
【0021】ベーキングが完了した半導体基板3は露光
ステージ11に移動し、フォトレジストが感光する波長
の光で露光される。露光は光源12より集光レンズ13
およびスリット15を通して照射光によって行われる。
スリット15と光源12とは一体型に形成されており、
フォトレジストをスピンコートした半導体基板3の裏面
をスキャンできるように、ベルト16を介してモータ1
7が備えられている。照射時間およびスキャン動作は制
御手段20が動作させるシャッタ14およびモータ17
によって制御される。露光ステージ11は第一実施例同
様に、石英などの遠紫外領域まで透過できる材料により
構成されている。
【0022】本第二実施例では、光源12からスリット
15を通しスキャンさせるために半導体基板裏面に照射
される光の分布を均一に制御することができ、露光ムラ
を防止することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ジスト塗布処理においてレジスト塗布およびベーキング
された半導体基板裏面にフォトレジストが感光する波長
の光を均一に所定時間照射した後に現像液を噴射するこ
とにより、半導体基板裏面に付着したレジストを現像処
理時に溶解させて除去することができ、そのために半導
体基板裏面に付着したレジストが現像あるいはエッチン
グ処理中に剥離して半導体基板表面に再付着し欠陥とな
ることを防ぐことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の要部の構成を示す側面図。
【図2】本発明第二実施例の要部の構成を示す側面図。
【図3】従来例の要部の構成を示す側面図。
【図4】従来例装置によりレジストをスピンコートした
半導体基板の状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 カップ 2 スピンナーチャック 3 半導体基板 4 ノズル 5、17 モータ 6 ホットプレート 7 搬送用ツメ 8 ヒートブロック 9 レジスト 10 半導体基板裏面 11 露光ステージ 12 光源 13 集光レンズ 14 シャッタ 15 スリット 16 ベルト 20 制御手段 21、21′ 照射手段 22 筐体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板を保持し回転を与えるスピン
    ナーチャックと、半導体基板にレジストを滴下するノズルと、 表面にレジストが滴下され回転が与えられレジストが所
    望の塗布膜厚となった直後の 半導体基板を載置しべーキ
    ングを行うホットプレートと、ベーキング直後の 半導体基板裏面にレジストが感光する
    波長の光を照射する照射手段を備えたことを特徴とす
    るレジスト塗布装置。
JP19543792A 1992-07-22 1992-07-22 レジスト塗布装置 Expired - Lifetime JP2884927B2 (ja)

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JPH0645241A JPH0645241A (ja) 1994-02-18
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