JPH05132622A - 水性シリコーンエマルジヨン - Google Patents

水性シリコーンエマルジヨン

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JPH05132622A
JPH05132622A JP3274414A JP27441491A JPH05132622A JP H05132622 A JPH05132622 A JP H05132622A JP 3274414 A JP3274414 A JP 3274414A JP 27441491 A JP27441491 A JP 27441491A JP H05132622 A JPH05132622 A JP H05132622A
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water
silicone
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polyvinyl alcohol
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JP3274414A
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Dipak Narula
ナルラ デイパツク
Shedric O Glover
オニール グローバー シエドリツク
Arthur J Tselepis
ジエームズ ツエレピス アーサー
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Dow Silicones Corp
Original Assignee
Dow Corning Corp
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/02Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques
    • C08J3/03Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in aqueous media
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2383/00Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Derivatives of such polymers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば米国環境保護庁(EPA)の規則24
に適合する程に揮発性有機溶媒含量が少なく、かつ耐熱
性のシリコーン塗料を提供しうるシリコーンO/Wエマ
ルジョンを提供する。 【構成】 シリコーンポリマーと特定のノニオン界面活
性剤を含む油相をポリビニルアルコールを水に溶解して
なる水相に分散して調製されるシリコーンO/Wエマル
ジョン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリコーンO/Wエマル
ジョンに関する。更に詳しくは、本発明は特定のノニオ
ン界面活性剤及びポリビニルアルコールをベースにした
乳化剤を用いるエマルジョンに関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーンポリマー塗膜は高温と苛酷な
気候条件の破壊作用に耐える能力の故に当技術分野で長
い間評価されてきた。シリコーン樹脂は電気絶縁用に、
有機ペイント及び塗料用添加剤として、そして小量のシ
リコーン液と組合わせたときは耐熱陶器用のすぐれた剥
離皮膜として特別な用途を見出していた。シリコーン樹
脂は又、例えば、アルキド樹脂の耐候性を改善するため
にアルキド樹脂組成物に添加して成功していた。
【0003】各種のシリコーン樹脂は、今日において
も、世界中の増大する反公益感情にもかかわらず、一般
に溶液の状態で市場に流通している。丁度各種の有機塗
料の処方における如く、従来の有機溶媒から得られるの
と比肩しうる性質を持った環境に受入れられるシリコー
ン樹脂塗料を生み出す努力がされて来たが、今日迄にほ
んの限られた成功しか収められていない。それでも、揮
発性有機化合物(VOC)の排出を減じるという環境目
的へのいくらかの侵入が、水を基礎にした系の出現によ
って、達成された。この分野の進歩の多くはシリコーン
の樹脂と液体の水中での良好な、安定なエマルジョンを
与える種々の乳化剤の組合わせの発見に帰せられよう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、通常
の貯蔵温度で安定であって、米国環境保護庁(EPA)
の規則24に適合する程に低揮発性の有機溶媒含量の塗
料組成物を提供しうる新規なシリコーン系O/Wエマル
ジョンを提供することである。更には、シリコーン塗料
の優れた耐熱性をさ程弱めないシリコーン系O/Wエマ
ルジョンを提供することである。
【0005】本発明は次の(I)〜(V)を含む水性シ
リコーンエマルジョンである: (I)100重量部のシリコーンポリマー; (II)50重量部までの水不溶性溶媒系; (III) 次の(a)〜(c)からなる群から選ばれた1
つのノニオン界面活性剤: (a)炭素原子数8〜12のカルボン酸のソルビタンモ
ノエステル、(b)次の平均式を持つポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル; CH3(CH2)m (OCH2CH2) n OH (ここにmは7〜15であり、nは2〜50である)、
及び(c)次の平均式を持つアルキルフェノキシポリエ
トキシエタノール: C r H2r+1(C6H4)O(CH2CH2O) s CH2CH2OH (ここにrは4〜8であり、sは7〜40である。); (IV)ポリビニルアルコール(但し前記ノニオン界面活
性剤(III)に対するこのポリビニルアルコール(IV)の
重量比は0.01〜10である。);並びに (V)少なくとも10重量部の水(但し前記ノニオン界
面活性剤(III)及び前記ポリビニルアルコール(IV)の
総含量は成分(I)〜(IV)の均一なO/W分散体を生
ずるに充分である。)。
【0006】本発明のシリコーンO/Wエマルジョン
は、(I)シリコーン樹脂又はシリコーン液体;随意の
(II)水不溶性溶媒系;及び(III)特定のノニオン界面
活性剤を含む油相を(IV)ポリビニルアルコール;及び
(V)水を含む水相中に充分に分散すると得られる。
「油相」なる言葉は、ここではオリゴマー又はゆっくり
流れるガム、樹脂もしくはこれらの溶液のような液体又
は半固体材料の意味である。
【0007】本発明の成分(I)は、シリコーン樹脂、
シリコーン液体又はこれらの組合わせからなる群から選
ばれたシリコーンポリマーである。
【0008】本発明の成分(I)として用いるに適した
シリコーンポリマーの一般的な種類は1分子あたり少な
くとも2つのけい素原子を持ち次の平均式(i)を持つ
化合物である: R x SiO (4-x)/2 (i) (ここにRは炭化水素基又は置換炭化水素基であり、x
は1〜3の範囲にある。)。これらの化合物は、更にけ
い素に結合した種々の量の水酸基、アルコキシ基及び水
素原子のような基を含みうる。
【0009】式(i)の有機置換基Rは、就中窒素、酸
素、硫黄、弗素、塩素、アミド基、アミノ基、カルボキ
シル基、エポキシ基及びメルカプト基からなる群から選
ばれる1又はそれ以上の原子を含む基から選ばれうる。
適当な炭化水素基の例としては、メチル、エチル、イソ
プロピル、イソブチル、ヘキシル、オクチル、ドデシル
及びオクタデシルのようなアルキル基;ビニル、アリル
及びシクロヘキセニルのようなアルケニル基;並びにフ
ェニル、ベンジル及びトリルのようなアリール基があ
る。適当な置換炭化水素基の例としては、クロロプロピ
ル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、メルカプ
トプロピル基、β−アミノエチルアミン置換アルキル基
及びそれらの部分的又は全体的アシル化誘導体のような
アミン置換基、グリシドキシプロピル基のようなエポキ
シ置換アルキル基並びにS−カルボキシメチルメルカプ
トエチル基及びそのエステル誘導体のようなカルボキシ
アルキル基がある。
【0010】本発明のシリコーン樹脂の1つのタイプ
は、上記式(i)においてxが1.0〜1.9、好まし
くは1.3〜1.7のものであり、かつ25重量%まで
のような有意な量のけい素に結合した水酸基及び/又は
炭素原子数1〜3のアルコキシ基、典型的にはメチル基
を含むものである。前記シリコーンに結合した水酸基及
び/又はアルコキシ基は反応性なので、このシリコーン
樹脂は、架橋し及び/又は反応部位を持つシリコーン流
体及び/又は液体有機樹脂と反応しうる。
【0011】好ましいシリコーン樹脂はMeSiO3/2
単位、Me2 SiO2/2 単位、PhMeSiO2/2
位、PhSiO3/2 単位、Ph2 SiO2/2 単位及びP
rSiO3/2 単位からなる群から選ばれた少なくとも2
つの単位の共重合体である。これらの式において、及び
以後、Meはメチル基、Phはフェニル基及びPrはプ
ロピル基である。好ましい樹脂共重合体はその約0.5
〜約6重量%のけい素に結合した水酸基を持ち、けい素
に対する有機基の合計モル比が1〜1.7であり、けい
素に対するフェニル基の合計モル比が0.35〜0.8
5である。更に、そのような樹脂が5重量%までの以下
に述べる液体シリコーンと結合してシリコーンポリマー
(I)を形成するのが好ましい。
【0012】シリコーン樹脂は、当技術分野でよく知ら
れており、多数が商業的に入手可能であり、ここでは詳
細な記述を要しない。簡単に言えば、シリコーン樹脂
は、一般には1又は2以上の加水分解性オルガノシラン
を加水分解し、随意にこの加水分解を「増粘し」(即
ち、縮合し)てシロキサン結合を形成することにより調
製される。このオルガノシランの有機基は上に詳述した
炭化水素基又は置換炭化水素基の何であってもよいが、
一般にはメチル基及びこれとフェニル基の混合物であ
る。例えば、メチル基及びフェニル基はこのシリコーン
樹脂中に、モノメチルシロキシ単位、ジメチルシロキシ
単位及びモノフェニルシロキシ単位の各種混合物として
導入しうる。このオルガノシランの加水分解性基は、時
には他の加水分解性基も用いられるが、一般には塩素又
はメトキシ基である。
【0013】ここで予想される他の種のシリコーン樹脂
は、本質的に次の式(ii)のシロキサン単位 R ′3SiO1/2 (ii) とSi4/2 のシロキサン単位とから成り、SiO4/2
1単位あたりR′3 SiO1/2 が0.6〜0.9単位で
ある樹脂状共重合性シロキサンである。式(ii)中の各
R′は独立に、メチル、エチル、イソプロピル、ブチル
及びヘキシルのようなアルキル基;ビニル、アリルのよ
うなアルケニル基;フェニル、トリル及びキシリルのよ
うなアリール基;β−フェニルエチル及びβ−フェニル
プロピルのようなアリールアルキル基;並びにシクロペ
ンチル及びシクロヘキシルのような環状脂肪族基のよう
な1価の炭化水素基を表わす。好ましくは、式(ii)中
の全R′基は低級アルキル基である。もっともそれらの
内の小部分はビニル基及び/又はフェニル基のような他
の1価の炭化水素基で置き替え樹脂状コポリマーに反応
性付随物のような付加的性質を与えてもよい。この樹脂
状コポリマー性シロキサンは(CH3 3 SiO1/2
シロキサンユニットとSiO4/2 のシロキサンユニット
とのモル比約0.75:1から本質的になっているのが
好ましい。これらの樹脂も又当技術分野でよく知られて
おり、有機溶媒中で例えばDaudt et alの米国特許N
o.2,676,182に概説された方法で調製しう
る。
【0014】本発明に従って水中に乳化しうる液体シリ
コーンポリマーは直鎖状、分岐状又は環状の種であって
よく、やはり式(i)で表わされ、ここにxの値は約
1.9〜3である。好ましくは、この液体成分は、数平
均分子量が約103 〜107 の、ポリジメチルシロキサ
ン、ポリフェニルメチルシロキサン、ポリトリフルオロ
プロピルメチルシロキサン又はこれらのコポリマーのよ
うなジオルガノポリシロキサンホモポリマー又はコポリ
マーである。ジオルガノポリシロキサンの末端基は臨界
的でなく、例えばトリメチルシロキシ、フェニルジメチ
ルシロキシ又はヒドロキシジメチルシロキシを挙げう
る。非常に好ましい液体ジオルガノポリシロキサンは、
平均分子量1,000〜50,000のヒドロキシジメ
チルシロキシで末端停止したポリジメチルシロキサンで
ある。
【0015】上記液体シリコーンポリマーも当技術分野
で周知であり、商業的に入手可能である。簡単に言え
ば、それらは各クロロシランの加水分解とそれに続く縮
合又は末端ブロッキング種の存在下に環状ジオルガノシ
ロキサンをアルカリ平衡させることによって、調製しう
る。
【0016】水不溶性溶媒系(II)は、随意に、本発明
のエマルジョンの油相中に含められる。用いるときに
は、この溶媒は第1の有機溶媒約99.5〜約95重量
%と融合溶媒約0.5〜約5重量%とからなる。成分
(I)が主として樹脂状であるときはこの溶媒系はフィ
ルム形成用助剤として必要であるが、(I)が液体ポリ
マーのときは必ずしも使用されない。成分(II)に課さ
れる主たる制限は、それが水と相溶性でないこと(即
ち、水と混合すると2相を形成すること)、それが用い
られるシリコーン成分に対して比較的良溶媒であるこ
と、及びそれが他の成分に対して本質的に不活性であ
り、それ故にそれぞれの意図された目的の障害とならな
いことである。加うるに、当技術分野でよく確立されて
いるように、その融合溶媒は水の沸点よりかなり高い沸
点を持っていなければならない。第1の溶媒の例として
はトルエン、キシレン、ミネラルスピリット及びVM&
Pナフサがある。融合溶媒の例としてはアルキルアセテ
ート、2,2,4−トリメチルペンタンジオール−1,
3−モノイソブチレート、エチレングリコールモノブチ
ルエーテルアセテート、エチレングリコールモノメチル
エーテルアセテート及びとりわけ、高沸点芳香族溶媒が
ある。
【0017】成分(III)は、以下に述べる特性の化合物
から選ばれるノニオン界面活性剤である。
【0018】このノニオン界面活性剤は炭素原子数8〜
12のカルボン酸のソルビタンモノエステルでありう
る。これらの物質の例としては、ソルビタンモノカプリ
レート、ソルビタンモノペラルゴネート、ソルビタンモ
ノカプレート、ソルビタンモノラウレート及びソルビタ
ンモノミリステートが挙げられる。好ましくはこの界面
活性剤はソルビタンモノラウレートであり、ICI Americ
as, Inc., Wilmington,DEによってARLACELTM
名で市販されている。
【0019】第2の適当なノニオン界面活性剤は、次の
平均式を持つポリオキシエチレンアルキルエーテルであ
る: CH3(CH2)m (OCH2CH2) n OH (ここにmは7〜15であり、nは2〜50であ
る。)。この種の好ましい例としては、商品BRIJTM
30(m=11;n=4)及びBRIJTM35(m=1
1;n=23)があり、これらはいずれもICI America
s,Inc.が製造している。
【0020】本発明の第3のノニオン界面活性剤は、次
の平均式を持つアルキルフェノキシポリエトキシエタノ
ールである: C r H2r+1(C6H4)O(CH2CH2O) s CH2CH2OH (ここに、rは4〜8であり、sは7〜40であ
る。)。これらの化合物は商業的に入手可能であり、例
えばトレードネームTRITON TMの下にRohm and Haa
s(Philadelphia, PA)から入手可能である。この種の界
面活性剤の好ましいものはRohm and Haas Company, Phi
ladelphia, PA の製造しているTRITONTMX−10
0(r=8,s=9)である。
【0021】本発明のポリビニルアルコール(IV)は当
技術分野でよく知られている。好ましくはこの成分は部
分的に加水分解されており、数平均分子量が約30,0
00〜50,000であり、後述のように水溶液として
用いられる。上述の成分に加えて、本発明の組成物に
は、更に水中シリコーンエマルジョン、特に塗料用エマ
ルジョンに一般に用いられる増粘剤、制生物剤、凍結融
解安定剤及び付臭剤のような非本質的な成分を混入せし
めうる。しかしながら種々の顔料をこのエマルジョン組
成物に直接に添加するのはこの組成物を不安定にするこ
とが観察されたので、これは勧められない。
【0022】本発明のエマルジョンを形成するために
は、シリコーンポリマー100重量部に、約50重量部
までの融合溶媒(II)及び必須の量のノニオン界面活性
剤(III)を徹底的に混合することにより、油相を始めに
調製する。本発明の目的のために、この時点では油相に
水溶性成分は全く加えられないのが好ましいが、上述の
ように、この油相に溶解性の望ましい補助剤は何でも加
えてよい。同様にして水溶性ポリマー(IV)を水(V)
少なくとも80重量部中に溶解することにより、水相を
調製する。この水相に、望ましいエマルジョンの性質を
損なわない水溶性成分を何でも加えてよい。前記ノニオ
ン界面活性剤(III)及び用いられる前記ポリビニルアル
コール(IV)の合計量は、前記ノニオン界面活性剤(II
I)に対する前記ポリビニルアルコール(IV)の重量比が
0.01〜10、好ましくは0.05〜4であるという
条件つきで、安定な(即ち、相分離しない)均一なエマ
ルジョンを生ずるに必要な最小量である。(III)と(I
V)の量は分散される樹脂又は液体シリコーンポリマー
如何によって変わり、その値は当業者によって通常の実
験により容易に決定しうる。一般に、シリコーンポリマ
ー(I)100重量部あたり成分(III)及び(IV)の合
計は最小約1.5重量部が用いられる。しかしながら
(III)と(IV)とが約7.5重量部を越えて用いられて
もそれ以上エマルジョンの安定性が増すということはな
く、これら成分の過剰は、シリコーンポリマーの優れた
高温性能を損なうことが見出された。
【0023】次いで本発明のシリコーンエマルジョン
は、上記水相と油相とを混合し、シリコーンO/Wエマ
ルジョンを形成することにより調製する。混合物を激し
く攪拌しながら油相に水相を加えることも可能である
が、混合物がO/Wエマルジョンになり望みのサイズの
油粒子が得られるまで、混合を続けながら水相に油相を
ゆっくり加えるのが非常に好ましい。
【0024】上述の工程において、調製すべきエマルジ
ョンの成分を均質に混合することのできるものであれば
どんな混合手段でも用いうる。適当な混合手段としては
インペラー(impeller)ミキサ、シグマブレー
ド又はコーレス(Cowles)ブレードを持つミキ
サ、コロイドミル、ソノレーター(Sonolato
r)、ホモジナイザー、ミクロフルイダイザー及びプラ
ネタリーミキサがあるが、これらに限られない。
【0025】上述の方法で調製されたO/Wシリコーン
エマルジョンは追加の水で希釈しうる。その量は、安定
なエマルジョンを維持しうれば、狭く限定されない。例
えば、シリコーンポリマー100重量部あたり水約10
〜1,900重量部を用いうる。しかしながら、水の多
いエマルジョンは、水不溶性油の多いエマルジョンより
も長い混合期間が必要である。従って、エマルジョンを
形成するために本発明において用いられるべき水の量
は、シリコーンポリマー100重量部あたり、好ましく
は350重量部未満、最も好ましくは100重量部未満
に限られる。本発明で用いられる水は、好ましくは脱イ
オン水又は蒸留水である。
【0026】本発明の方法により調製される組成物は、
潤滑や塗装への応用のような他のシリコーンO/Wエマ
ルジョンの技術と同じ効用を持つと予想される。これら
は、我々の“Aqueous Silicone-Ogranic Hybrids, ”
(日本出願では「水性シリコーン−有機物混合物」)と
いう題名の1990年10月31日に米国出願され、本
発明の譲受人に譲渡された米国出願No. 07/608,
048に述べられているように高温用塗料及びペイント
の調製に特に適している。
【0027】
【実施例】以下に、本発明を更に説明するために実施例
を示すが、これらは特許請求の範囲に記載された発明を
限定するものと解すべきではない。以下の例中、全ての
部及びパーセントは、特に断わらない限り重量基準であ
る。
【0028】引用を容易にするためアルファベットで目
録を作った以下の物質は、以下に示す実施例の調製に用
いたものである。
【0029】「AIRVOLTM205」:部分的に加水
分解されたポリビニルアルコールであり、分子量は約3
0,000〜50,000でAir Products(Allentown)
により市販されている。
【0030】「ARLACELTM20」はHLB(親水
性/疎水性バランス)が8.6のソルビタンモノラウレ
ートであり、ICI Americas, Inc.(Wilmington, DE)によ
り市販されている。
【0031】「ARLACELTM80」は、HLB
4.3のソルビタンモノラウレートであり、ICI Americ
as, Inc.(Wilmington, DE)により市販されている。
【0032】「BRIJTM 30」は、次式で示される
ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテルであり: CH3(CH2)11(OCH2CH2)4OH HLBが9.7であり、ICI Americas, Inc.(Wilmingto
n, DE)により市販されている。
【0033】「BRIJTM 35」は、次式で示される
ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテルであり: CH3(CH2)11(OCH2CH2)23OH HLBが16.9であり、ICI Americas, Inc.(Wilming
ton, DE)により市販されている。
【0034】「EXXATETM 900」は、本質的に
ノニルアセテートからなる溶媒であり、Exxon Chemical
s (Houston, TX) から入手したものである。
【0035】「FLUID 1」:次の平均式を有する
水酸基で末端をブロックしたポリジメチルシロキサンで
ある: HOMe2SiO(Me2SiO)540H (ここにMeはメチル基を表わす。以下同じ。)
【0036】「FLUID 2」は、下記平均式のポリ
ジメチルシロキサンから本質的に成る混合物であり: HOMe2SiO(Me2SiO)540H及びMe3SiO(Me2SiO)540H ここに、モルベースでトリメチルシロキシ基は全末端基
含量の約15%を占める。
【0037】「GLUCAMATETM DOE−12
0」はエトキシ化(120)メチルグルコシドジオレエ
ート水溶性ポリマーで、Amerchol Corp.(Edison, NJ)に
よって市販されている。
【0038】「RESIN 1」は本質的にMeSiO
3/2 単位、PhMeSiO2/2 単位、PhSiO3/2
位及びPh2 SiO2/2 単位からモル比45:5:4
0:10で構成され(ここにPhはフェニル基を表わ
す。以下同じ。)水酸基含量約5%の、固体の水酸基官
能オルガノシロキサン樹脂コポリマーである。
【0039】「RESIN 2」は本質的にMeSiO
3/2 単位、Me2 SiO2/2 単位、PhSiO3/2 単位
及びPh2 SiO2/2 単位からモル比25:20:3
5:20で構成され、水酸基含量約3%の水酸基官能オ
ルガノシロキサン樹脂コポリマーの80%トルエン溶液
である。
【0040】「RESIN 3」:本質的にMeSiO
3/2 単位、Me2 SiO2/2 単位、PhSiO3/2 単位
及びPh2 SiO2/2 単位からモル比25:19:3
7:19で構成され、水酸基含量約0.5%の水酸基官
能オルガノシロキサン樹脂コポリマーの1:1キシレ
ン:トルエン50%溶液である。
【0041】「RESIN 4」は70%の前記RER
IN2と30%の前記RESIN3からなるブレンドで
ある。
【0042】「RESIN 5」は、本質的にMeSi
3/2 単位、Me2 SiO2/2 単位、PhMeSiO
2/2 単位及びPh2 SiO2/2 単位からモル比25:1
5:50:10で構成され、水酸基含量約0.5%の部
分的加水分解物の80%トルエン溶液である。
【0043】「RESIN 6」は、本質的に(C
3 3 SiO1/2 単位及びSiO2 単位からモル比約
0.75:1で構成されるシロキサン樹脂コポリマーの
70%キシレン溶液である。
【0044】「SC 150」は沸点約362°F(1
83℃)の芳香族溶媒で、Chem Central(Chicago, IL)
から得たものである。
【0045】「TRITONTM GR5M」は、各20
%のプロパノール及び水の中に60%の活性ジオクチル
スルホコハク酸ナトリウム界面活性剤であり、Rohm and
Haas Company(Philadelphia, PA) によって市販されて
いる。
【0046】「TRITONTM N−42」は、HLB
9.1のノニルフェノキシポリエトキシエタノールで、
Rohm and Haas により市販されている。「TRITON
TMX−100」は、HLB13.5のオクチルフェノキ
シポリエトキシエタノールで、Rohm andHaas から市販
されている。「TRITONTM N−111」は、HL
B13.8のノニルフェノキシポリエトキシエタノール
で、Rohm and Haas から市販されている。「TRITO
TMX−45」はHLB10.4のノニルフェノキシポ
リエトキシエタノールで、Rohm and Haas から市販され
ている。
【0047】「TWEENTM 20」は、HLB16.
7のポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレ
ートで、ICI Americas, Inc.(Wilmington, DE)によって
市販されている。「TWEENTM 80」は、HLB1
5.0のポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオ
レエートで、ICI Americas, Inc.により市販されてい
る。
【0048】例1 RESIN 1の60%トルエン溶液60gに1.9g
のARLACELTM20を十分に混合して油相を形成し
た。この油相をAIRVOLTM205の2.5%水溶液
20gに加え、その加えている間この組合わせをエアー
モーターで駆動されたインペラーで攪拌した。安定なO
/Wエマルジョンが容易に形成され、これを更に追加の
AIRVOLTM205水溶液(2.5%)で稀釈した。
【0049】例2〜5 78.5%のRESIN 1を18%のSC 150及
び3.5%のEXXATETM900を溶解してなるRE
SIN 1の溶液を調製した。次いでこの樹脂溶液を用
いて第1表に示すエマルジョンを調製した。ここでシリ
コーンオイル(FLUID 1)を追加添加した。
【0050】 第 1 表 成分 例2 例3 例4 例5 樹脂溶液 47.5g 47.5g 47.5g 47.5g ARLACELTM20 1.8 2.25 2.5 2.5 FLUID 1 2.5 2.5 2.5 2.5 AIRVOLTM205溶液 10.0 10.0 5.0 7.5脱イオン水 10.0 10.0 10.0 10.0
【0051】各ケースにおいて、AIRVOLTM205
の2.5%水溶液から成る水相を、第1表の始めの3つ
の成分からなる油相に、コーレス(Cowles)ブレ
ードミキサで2,000rpm で攪拌しながら、加えた。
【0052】これら例の全てはO/Wエマルジョンを形
成した。しかし例2は肉眼観察で他のもの程良好でな
く、必要な乳化剤の最小量に近いことを示していた。こ
れは、特定のシリコーンポリマーと共に用いるべきノニ
オン界面活性剤及びポリビニルアルコール(例えば、A
RLACELTM20及びAIRVOLTM205)の総量
を、当業者が容易に決定するであろう方法を示してい
る。
【0053】例6 50.0gのRESIN 2に1.0gのARLACE
TM20を加えて均質な油相を形成した。次いで、コー
レス(Cowles)ブレードで2,000rpm で攪拌
しながら、この油相をAIRVOLTM205の2.5%
水溶液10.0gに加えた。全油相を加えた後、混合を
追加の5分間5,000rpm で続け、それから稀釈水
(16.9g)を混入させO/Wエマルジョンを得た。
【0054】例7〜15 本発明の界面活性剤の組合わせの利点を示すために第2
表に示す組成物を調製した。第2表の組成物において、
各油相は、例2〜5で用いた樹脂溶液(即ち、78.5
%のRESIN 1;18%のSC 150;3.5%
のEXXATE TM900)61.5部と3.0部のFL
UID 1から成っていた。比較的低いHLBアニオン
界面活性剤(即ち、第2表中の「油相界面活性剤」)を
この表に示された量で各油相と混合し、次いでこの組合
せを水相(即ち、水のみ又は2.5%AIRVOLTM
05水溶液)と混合した。後者は、予め比較的高いHL
Bのアニオン界面活性剤(即ち、第2表中の「水相界面
活性剤」)と混合しておいた。各ケースにおいて、混合
のために2,000rpm で運転するコーレス(Cowl
es)ブレードを用いた。最後に19.5部の稀釈水を
各エマルジョンに配合した。
【0055】 第 2 表 (比較)例 成分 7 8 9 10 11 12 13 14 15 油相 64.5 64.5 64.5 64.5 64.5 64.5 64.5 64.5 64.5油相界面 活性剤 TRITONTM X-45 ---- 3.0 ---- ---- ---- ---- 3.0 ---- ---- TRITONTM N-42 ---- ---- 3.0 ---- ---- ---- ---- 3.0 ---- ARLACEL TM 80 ---- ---- ---- 3.0 ---- ---- ---- ---- 3.0 ARLACEL TM 20 3.0 ---- ---- ---- 3.0 ---- ---- ---- ----水相 AIRVOLTM 205 溶液 10.0 ---- ---- ---- ---- ---- 10.0 10.0 10.0 水 ---- 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 ---- ---- ----水相界面 活性剤 TRITONTM N-111 ---- 3.0 3.0 ---- ---- ---- ---- ---- ---- TRITONTM GR5M ---- ---- ---- ---- ---- 3.0 ---- ---- ---- TWEEN TM 20 ---- ---- ---- ---- 3.0 ---- ---- ---- ---- TWEEN TM 80 ---- ---- ---- 3.0 ---- ---- ---- ---- ---- 稀釈水 19.5 19.5 19.5 19.5 19.5 19.5 19.5 19.5 19.5
【0056】例7の組成物のみが安定なO/Wエマルジ
ョンを形成した。全比較例がW/Oエマルジョンを形成
した。
【0057】例16 28.6部のRESIN 1、6.6部のSC 150
溶媒、1.3部のEXXATETM900溶媒、1.8部
のARLACELTM20及び1.8部のFLUID 1
を充分に混合して油相を調製した。総量で21部のこの
油相を3部のAIRVOLTM205の2.5%水溶液
に、マイヤース(Myers)ミキサ中で約22分かけ
て加えた。攪拌を、835rpm で回転するコーレス(C
owles)ブレード及び83rpm で回転するアンカー
ブレードで与え、この攪拌を追加の10分間続けた。こ
うして形成したエマルジョンを追加の20分間混合した
(コーレスブレードは2,577rpm で;アンカーブレ
ードは142rpm で)。それから4部の稀釈水を加え、
安定なO/Wエマルジョンを形成した。
【0058】例17 例16と同様な手順に従って、23.2部のRESIN
5、0.98部のEXXATETM900及び0.38
5部のARLACELTM20をAIRVOLTM205の
2.5%水溶液3.85部に、約17分かけて加えた。
この組合せを6.5部の水で稀釈し安定なO/Wエマル
ジョンを得た。
【0059】例18 エアモーターで運転されるジフィー(Jiffy)ブレ
ードで攪拌しながら100部のRESIN 6、10部
のFLUID 2、3部のEXXATETM900及び3
部のARLACELTM20からなる油相をAIRVOL
TM205の2.5%水溶液20部に加えた。この配合物
に25部の稀釈水を加え、W/Oエマルジョンを生じ
た。
【0060】例19〜25 例7〜15と同様の手順に従って第3表に示す組成物を
調製した。これらの組成物において、各油相は再び例2
〜5で用いた樹脂溶液(即ち、78.5%のRESIN
1;18%のSC 150;3.5%のEXXATE
TM900)61.5部と3.0部のFLUID 1から
なるものであった。各界面活性剤を第3表に示した量、
各油相と混合し、次いでこの混合物を水相(即ち、2.
5% AIRVOLTM205溶液)に混合した。前例の
ように、各エマルジョンは19.5部の稀釈水を配合し
た。
【0061】 第 3 表 (比較)(比較)(比較)(比較)成分 例19 例20 例21 例22 例23 例24 例25 油相 64.5 64.5 64.5 64.5 64.5 64.5 64.5界面活性剤 BRIJTM 30 3.0 ---- ---- ---- ---- ---- ---- BRIJTM 35 ---- 3.0 ---- ---- ---- ---- ---- TRITONTM X-45 ---- ---- ---- ---- ---- ---- 3.0 TRITONTM X-100 ---- ---- 3.0 ---- ---- ---- ---- ARLACEL TM 20 ---- ---- ---- ---- ---- 3.0 ---- TWEEN TM 20 ---- ---- ---- ---- 3.0 ---- ---- TWEEN TM 80 ---- ---- ---- 3.0 ---- ---- ----水相 AIRVOLTM 205 溶液(2.5%) 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 ---- 10.0 GLUCAMATE TM DOE-120 溶液(2.5%) ---- ---- ---- ---- ---- 10.0 ---- 稀釈水 19.5 19.5 19.5 19.5 19.5 19.5 19.5
【0062】例19〜21の組成物のみが安定なO/W
エマルジョンを形成する。水溶性ポリマーGLUCAM
ATETM DOE−120の2.5%水溶液をポリビニ
ルアルコールに置き替えた(比較)例24の組成物が安
定なエマルジョンを形成しなかったのは本発明の特定の
ノニオン界面活性剤とポリビニルアルコールとの組合わ
せが臨界的であることを示している。
【0063】
【発明の効果】本発明のシリコーンO/Wエマルジョン
は、通常の貯蔵温度で安定であることに加えて、環境保
護庁(EPA)の規則24に適合するような低揮発性有
機溶媒含量の塗料組成物を提供しうる。更に、本発明で
用いる独特の乳化剤が比較的小量であるために、本発明
の組成物はシリコーン塗料のすぐれた耐熱性をさ程弱め
ない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シエドリツク オニール グローバー アメリカ合衆国,ミシガン,ミツドラン ド,アボツト ロード 2502,アパートメ ント エヌ−3 (72)発明者 アーサー ジエームズ ツエレピス アメリカ合衆国,ミシガン,ミツドラン ド,メイフイールド レーン 312

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(I)〜(V)を含む水性シリコー
    ンエマルジョン: (I)100重量部のシリコーンポリマー; (II)50重量部までの水不溶性溶媒系; (III) 次の(a)〜(c)からなる群から選ばれた1
    つのノニオン界面活性剤: (a)炭素原子数8〜12のカルボン酸のソルビタンモ
    ノエステル、 (b)次の平均式を持つポリオキシエチレンアルキルエ
    ーテル; CH3(CH2)m (OCH2CH2) n OH (ここにmは7〜15であり、nは2〜50である)、
    及び (c)次の平均式を持つアルキルフェノキシポリエトキ
    シエタノール: C r H2r+1(C6H4)O(CH2CH2O) s CH2CH2OH (ここにrは4〜8であり、sは7〜40である。); (IV)ポリビニルアルコール(但し前記ノニオン界面活
    性剤(III)に対するこのポリビニルアルコール(IV)の
    重量比は0.01〜10である。);並びに (V)少なくとも10重量部の水(但し前記ノニオン界
    面活性剤(III)及び前記ポリビニルアルコール(IV)の
    総含量は成分(I)〜(IV)の均一なO/W分散体を生
    ずるに充分である。)。
JP3274414A 1990-10-31 1991-10-23 水性シリコーンエマルジヨン Withdrawn JPH05132622A (ja)

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