JPH05132620A - ポリ硫化アリーレン、ガラス繊維およびメラミン樹脂の混合物 - Google Patents
ポリ硫化アリーレン、ガラス繊維およびメラミン樹脂の混合物Info
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- JPH05132620A JPH05132620A JP12545692A JP12545692A JPH05132620A JP H05132620 A JPH05132620 A JP H05132620A JP 12545692 A JP12545692 A JP 12545692A JP 12545692 A JP12545692 A JP 12545692A JP H05132620 A JPH05132620 A JP H05132620A
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- Japan
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- melamine resin
- mixture
- polyarylene sulfide
- aliphatic
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L81/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of polysulfones; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L81/02—Polythioethers; Polythioether-ethers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L61/00—Compositions of condensation polymers of aldehydes or ketones; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L61/20—Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen
- C08L61/26—Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen of aldehydes with heterocyclic compounds
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 89.9ないし20重量%のポリ硫化アリー
レン、0.1ないし5重量%のメラミン樹脂および10
ないし79.9重量%のガラス繊維、ならびに任意にポ
リ硫化アリーレンの100重量部を基準にして300重
量部以内の充填剤および強化用材料および/または副次
的な物質の混合物におよびこれから得られる成形品。 【効果】 機械的性質が良好でフラッシュ形成がわずか
であるポリ硫化アリーレン含有混合物およびその成形品
を与える。
レン、0.1ないし5重量%のメラミン樹脂および10
ないし79.9重量%のガラス繊維、ならびに任意にポ
リ硫化アリーレンの100重量部を基準にして300重
量部以内の充填剤および強化用材料および/または副次
的な物質の混合物におよびこれから得られる成形品。 【効果】 機械的性質が良好でフラッシュ形成がわずか
であるポリ硫化アリーレン含有混合物およびその成形品
を与える。
Description
【0001】本発明はポリ硫化アリーレン(PAS)、
ガラス繊維およびメラミン樹脂の混合物に関するもので
ある。この混合物は良好な機械的性質とフラッシュ形成
がわずかなものであるに過ぎないこととを特色としてい
る。
ガラス繊維およびメラミン樹脂の混合物に関するもので
ある。この混合物は良好な機械的性質とフラッシュ形成
がわずかなものであるに過ぎないこととを特色としてい
る。
【0002】ポリ硫化アリーレン(PAS)は公知物質
である(たとえば US-A3 354 129、EP-A
171 021)。これらは、たとえばガラス繊維およ
び/または他の無機充填剤の高度の充填を受容し得る不
活性な、高温抵抗性の熱可塑物である。これらの重合体
の、特にポリ硫化フェニレン(PPS)の使用は、これ
まで熱硬化物(duroplast)に保持されていた分野にお
いて増加しつつある。
である(たとえば US-A3 354 129、EP-A
171 021)。これらは、たとえばガラス繊維およ
び/または他の無機充填剤の高度の充填を受容し得る不
活性な、高温抵抗性の熱可塑物である。これらの重合体
の、特にポリ硫化フェニレン(PPS)の使用は、これ
まで熱硬化物(duroplast)に保持されていた分野にお
いて増加しつつある。
【0003】PAS の機械的性質は、射出成形の分野
におけるある種の応用面には不満足である。特にエッジ
繊維伸長および衝撃強度は実用上の目的には不満足であ
る。したがって、たとえばこれを他の熱可塑物と混合す
ることにより、上記の性質に関してPAS を改良する
ことが有利であることが見いだされている。
におけるある種の応用面には不満足である。特にエッジ
繊維伸長および衝撃強度は実用上の目的には不満足であ
る。したがって、たとえばこれを他の熱可塑物と混合す
ることにより、上記の性質に関してPAS を改良する
ことが有利であることが見いだされている。
【0004】PAS の機械的性質の改良は、無水マレ
イン酸をグラフトした水素化ジエンゴムとエポキシドと
の混合物を用いても得られる(JP-A 63-1183
69)。大量の、低いガラス転移温度を有する無水マレ
イン酸グラフトポリオレフィンも強靭性を改良するため
に使用されたが、曲げ強度は有意には増加しなかった。
イン酸をグラフトした水素化ジエンゴムとエポキシドと
の混合物を用いても得られる(JP-A 63-1183
69)。大量の、低いガラス転移温度を有する無水マレ
イン酸グラフトポリオレフィンも強靭性を改良するため
に使用されたが、曲げ強度は有意には増加しなかった。
【0005】PAS の機械的性質はポリイソシアネー
トを用いても改良され得る(JP-A01118-57
1)。しかし、イソシアネートの使用は作業時の安全性
の理由で問題を含んでいる。
トを用いても改良され得る(JP-A01118-57
1)。しかし、イソシアネートの使用は作業時の安全性
の理由で問題を含んでいる。
【0006】さらに、PPS の混和物は射出成形の際
にフラッシュを形成する。すなわち、これらは射出鋳型
の間隙から漏れ出して、ひれを形成するのである。
にフラッシュを形成する。すなわち、これらは射出鋳型
の間隙から漏れ出して、ひれを形成するのである。
【0007】84 JP-061155 840330 に
よれば、メラミン樹脂と PPS とは、PPS の融点
より低いストーブ加熱温度で不溶不融の被膜を形成す
る。すなわち、これらの被覆剤は熱硬化物である。した
がって、この種の混合物は熔融状態で加工し得るとは期
待できない。
よれば、メラミン樹脂と PPS とは、PPS の融点
より低いストーブ加熱温度で不溶不融の被膜を形成す
る。すなわち、これらの被覆剤は熱硬化物である。した
がって、この種の混合物は熔融状態で加工し得るとは期
待できない。
【0008】被覆剤中の強化用材料としてのガラス繊維
の添加は技術的に推奨できない。
の添加は技術的に推奨できない。
【0009】メラミン樹脂とガラス繊維とを有するポリ
硫化フェニレン(PPS)の混合物が良好な機械的性質
と減少したフラッシュ形成とを特色とすることが、ここ
に見いだされた。混合は熔融状態で実施することができ
る。
硫化フェニレン(PPS)の混合物が良好な機械的性質
と減少したフラッシュ形成とを特色とすることが、ここ
に見いだされた。混合は熔融状態で実施することができ
る。
【0010】したがって本発明は、 A) 89.9ないし20重量%の、好ましくは37な
いし79.5重量%のポリ硫化アリーレン、好ましくは
ポリ硫化フェニレン、 B) 0.1ないし5重量%の、好ましくは0.5ないし
3重量%の式(I)または(II)
いし79.5重量%のポリ硫化アリーレン、好ましくは
ポリ硫化フェニレン、 B) 0.1ないし5重量%の、好ましくは0.5ないし
3重量%の式(I)または(II)
【0011】
【化2】
【0012】式中、R1は水素または脂肪族のC1-C2の
基、好ましくはメチル、エチルまたはブチル基を表し、
R2は脂肪族のC1-C22または芳香族のC6-C14の基、
好ましくはフェニルを表し、本発明記載の物質(I)ま
たは(II)のアルコキシメチル基の2個以内は水素で置
き換えられていてもよいに、好ましくは式(I)に相当
するメラミン樹脂、および C) 10ないし79.9重量%の、好ましくは20な
いし60重量%の、好ましくはポリウレタンフィルム形
成剤とアミノシランまたはエポキシシランフィルム形成
剤とでサイズ加工されたガラス繊維、ならびに、任意に
これに加えて、PAS の100重量部を基準にして0
ないし300重量部の他の鉱物質または有機充填剤およ
び強化用材料および/または無機または有機の副次的な
物質の混合物に関するものである。
基、好ましくはメチル、エチルまたはブチル基を表し、
R2は脂肪族のC1-C22または芳香族のC6-C14の基、
好ましくはフェニルを表し、本発明記載の物質(I)ま
たは(II)のアルコキシメチル基の2個以内は水素で置
き換えられていてもよいに、好ましくは式(I)に相当
するメラミン樹脂、および C) 10ないし79.9重量%の、好ましくは20な
いし60重量%の、好ましくはポリウレタンフィルム形
成剤とアミノシランまたはエポキシシランフィルム形成
剤とでサイズ加工されたガラス繊維、ならびに、任意に
これに加えて、PAS の100重量部を基準にして0
ないし300重量部の他の鉱物質または有機充填剤およ
び強化用材料および/または無機または有機の副次的な
物質の混合物に関するものである。
【0013】各成分の混合は混練機または押出し機中
で、280℃ないし350℃の温度の熔融状態で実施す
る。
で、280℃ないし350℃の温度の熔融状態で実施す
る。
【0014】以下のものは、式(I)に相当するメラミ
ン樹脂の例である:ヘキサメトキシメチルメラミン、ヘ
キサエトキシメチルメラミン、ヘキサブトキシメチルメ
ラミン、テトラメトキシメチルメラミン、ペンタメトキ
シメチルメラミンおよびヘキサヒドロキシメチルメラミ
ン。
ン樹脂の例である:ヘキサメトキシメチルメラミン、ヘ
キサエトキシメチルメラミン、ヘキサブトキシメチルメ
ラミン、テトラメトキシメチルメラミン、ペンタメトキ
シメチルメラミンおよびヘキサヒドロキシメチルメラミ
ン。
【0015】式(II)に相当する樹脂の例にはテトラメ
トキシメチルベンゾグアナミン、テトラメトキシアセト
グアナミンおよびテトラエトキシメチルベンゾグアナミ
ンが含まれる。
トキシメチルベンゾグアナミン、テトラメトキシアセト
グアナミンおよびテトラエトキシメチルベンゾグアナミ
ンが含まれる。
【0016】式(I)に相当する物質は、部分的には市
販されている(たとえばサイアナミド(Cyanamid)のサ
イメル(Cymel)303R)か、またはメラミン、ホルム
アルデヒドおよび脂肪族アルコールから得られる。式
(II)に相当する物質も、部分的には市販されている
(サイアナミドのサイメル 1123R)か、またはベン
ゾグアナミン(1,3-ジアミノ-5-フェニルトリアジ
ン)、ホルムアルデヒドおよび脂肪族アルコールから得
られる。
販されている(たとえばサイアナミド(Cyanamid)のサ
イメル(Cymel)303R)か、またはメラミン、ホルム
アルデヒドおよび脂肪族アルコールから得られる。式
(II)に相当する物質も、部分的には市販されている
(サイアナミドのサイメル 1123R)か、またはベン
ゾグアナミン(1,3-ジアミノ-5-フェニルトリアジ
ン)、ホルムアルデヒドおよび脂肪族アルコールから得
られる。
【0017】好ましくはポリウレタンフィルム形成剤と
アミノシランまたはエポキシシランプライマーとでサイ
ズ加工した通常のガラス繊維を、本発明に従って使用す
る。これらは1−20μmの、好ましくは5−13μm
の直径を有する。このガラス繊維は最終混合物中におい
て0.05ないし10mmの、好ましくは0.1ないし2
mmの長さを有することができる。無端ガラス繊維(ロ
ビング)も、無端繊維強化一方向性複合体の製造用の工
程に使用することができる。
アミノシランまたはエポキシシランプライマーとでサイ
ズ加工した通常のガラス繊維を、本発明に従って使用す
る。これらは1−20μmの、好ましくは5−13μm
の直径を有する。このガラス繊維は最終混合物中におい
て0.05ないし10mmの、好ましくは0.1ないし2
mmの長さを有することができる。無端ガラス繊維(ロ
ビング)も、無端繊維強化一方向性複合体の製造用の工
程に使用することができる。
【0018】上記のガラス繊維はまた、特に部分的にガ
ラス球、たとえばバロチーニ(Ballotini)ガラス球で
置き換えることもできる。
ラス球、たとえばバロチーニ(Ballotini)ガラス球で
置き換えることもできる。
【0019】他の適当な鉱物質充填剤および添加剤に
は、雲母、タルク、粉末石英、金属の酸化物および硫化
物、たとえば TiO2、ZnOまたはZnS、黒鉛、カ
ーボンブラック、たとえば石英および炭素の繊維、炭酸
塩たとえばMgCO3またはCaCO3、ならびに硫酸
塩、たとえばCaSO4およびBaSO4が含まれる。
は、雲母、タルク、粉末石英、金属の酸化物および硫化
物、たとえば TiO2、ZnOまたはZnS、黒鉛、カ
ーボンブラック、たとえば石英および炭素の繊維、炭酸
塩たとえばMgCO3またはCaCO3、ならびに硫酸
塩、たとえばCaSO4およびBaSO4が含まれる。
【0020】他の使用し得る通常の添加剤には顔料、離
型剤、E-ワックス、流動性改良剤、造核剤および安定剤
が含まれる。
型剤、E-ワックス、流動性改良剤、造核剤および安定剤
が含まれる。
【0021】上記の充填剤および添加剤は、PAS の
100重量部を基準にして0ないし300重量部の量で
使用することができる。
100重量部を基準にして0ないし300重量部の量で
使用することができる。
【0022】本発明記載の混合物は、通常の押出しの方
法により製造することができる。
法により製造することができる。
【0023】本発明はまた、成形品の製造用の本発明記
載の混合物の使用に関するものでもある。
載の混合物の使用に関するものでもある。
【0024】本発明記載の混合物は、通常の方法により
加工して成形品、半製品、回路板、繊維、フィルム、部
品等に加工することができる。一般には、いかなるもの
にせよ、熱可塑的に加工可能な混和物が通常使用される
場所に本発明記載の混合物を使用するのが有利である。
加工して成形品、半製品、回路板、繊維、フィルム、部
品等に加工することができる。一般には、いかなるもの
にせよ、熱可塑的に加工可能な混和物が通常使用される
場所に本発明記載の混合物を使用するのが有利である。
【0025】
【実施例】本発明記載の混合物の製造は、ウェルナー・
アンド・フライデラー(Werner Pfleiderer)の双軸押
出し機 ZSK32で実施した。
アンド・フライデラー(Werner Pfleiderer)の双軸押
出し機 ZSK32で実施した。
【0026】使用した PPS は45Pas(306
℃、毎秒 1,000)の熔融粘性を有し、EP-A 17
1 021に従って製造したものであった。
℃、毎秒 1,000)の熔融粘性を有し、EP-A 17
1 021に従って製造したものであった。
【0027】40%の、ポリウレタンフィルム形成剤と
アミノシランプライマーとでサイズ加工した切断ガラス
繊維、バイエル CS 7916Rを使用した。
アミノシランプライマーとでサイズ加工した切断ガラス
繊維、バイエル CS 7916Rを使用した。
【0028】この混合物を造粒し、押出しして80×1
0×4mmの寸法の試験用棒状体を形成させた。これら
の曲げ強度、曲げモデュラスおよび衝撃強度 an(逆ノ
ッチISO 180)を試験した。
0×4mmの寸法の試験用棒状体を形成させた。これら
の曲げ強度、曲げモデュラスおよび衝撃強度 an(逆ノ
ッチISO 180)を試験した。
【0029】比較例1 60重量%の PPS を40重量%のガラス繊維と混合
した。30kJ/m2の衝撃強度、1.9 %のエッジ繊
維伸長および250MPaの曲げ強度が得られた。フラ
ッシュの長さは500μmであった。
した。30kJ/m2の衝撃強度、1.9 %のエッジ繊
維伸長および250MPaの曲げ強度が得られた。フラ
ッシュの長さは500μmであった。
【0030】比較例2 59重量%の PPS を40重量%のガラス繊維および
1重量%の4,4-ビス-マレイミドジフェニルメタンと
混合した。45kJ/m2の衝撃強度、2.4%のエッジ
繊維伸長および350MPaの曲げ強度が得られた。フ
ラッシュの長さは420μmであった。
1重量%の4,4-ビス-マレイミドジフェニルメタンと
混合した。45kJ/m2の衝撃強度、2.4%のエッジ
繊維伸長および350MPaの曲げ強度が得られた。フ
ラッシュの長さは420μmであった。
【0031】実施例1 57重量%の PPS を40重量%のガラス繊維および
3重量%のヘキサヒドロキシメチルメラミンと混合し
た。45kJ/m2の衝撃強度、2.4%のエッジ繊維伸
長および295MPaの曲げ強度が得られた。フラッシ
ュの長さは300μmであった。
3重量%のヘキサヒドロキシメチルメラミンと混合し
た。45kJ/m2の衝撃強度、2.4%のエッジ繊維伸
長および295MPaの曲げ強度が得られた。フラッシ
ュの長さは300μmであった。
【0032】実施例2 58.7 重量%の PPS を40重量%のガラス繊維
(アサヒ(Asahi)のFT- 562R)、1重量%のヘキ
サメトキシメチルメラミン(サイアナミドのサイメル
303R)および0.3重量%の PE ワックス(ヘキス
ト社(Hoechst AG)の PE520)と混合した。48
kJ/m2の衝撃強度、2.5 %のエッジ繊維伸長およ
び293MPaの曲げ強度が得られた。フラッシュの長
さは220μmであった。
(アサヒ(Asahi)のFT- 562R)、1重量%のヘキ
サメトキシメチルメラミン(サイアナミドのサイメル
303R)および0.3重量%の PE ワックス(ヘキス
ト社(Hoechst AG)の PE520)と混合した。48
kJ/m2の衝撃強度、2.5 %のエッジ繊維伸長およ
び293MPaの曲げ強度が得られた。フラッシュの長
さは220μmであった。
【0033】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
おりである。
【0034】1.A) 89.9ないし20重量%のポ
リ硫化アリーレン(PAS)、 B) 0.1ないし5重量%の式(I)または(II)
リ硫化アリーレン(PAS)、 B) 0.1ないし5重量%の式(I)または(II)
【0035】
【化3】
【0036】式中、R1は水素または脂肪族のC1-C22
の基を表し、R2は脂肪族のC1-C22または芳香族のC6
-C14の基を表し、本発明記載の物質(I)または(I
I)のアルコキシメチル基の2個以内は水素で置き換え
られていてもよいに相当するメラミン樹脂、および C) 10ないし79.9重量%のガラス繊維、ならび
に、任意にこれに加えて、PAS の100重量部を基
準にして0ないし300重量部の他の鉱物質または有機
充填剤および強化用材料および/または無機または有機
の副次的な物質の混合物。
の基を表し、R2は脂肪族のC1-C22または芳香族のC6
-C14の基を表し、本発明記載の物質(I)または(I
I)のアルコキシメチル基の2個以内は水素で置き換え
られていてもよいに相当するメラミン樹脂、および C) 10ないし79.9重量%のガラス繊維、ならび
に、任意にこれに加えて、PAS の100重量部を基
準にして0ないし300重量部の他の鉱物質または有機
充填剤および強化用材料および/または無機または有機
の副次的な物質の混合物。
【0037】2.A) 37ないし79.5重量%のポ
リ硫化アリーレン、 B) 0.5ないし3重量%の、式中の R1が水素また
は脂肪族のC1-C2 2 の基を表し、R2が脂肪族のC1-C
22または芳香族のC6-C14の基を表し、式(I)または
(II)に相当する物質のアルコキシメチル基の2個以内
は水素で置き換えられていてもよい、式(I)または
(II)に相当するメラミン樹脂、および C) 20ないし60重量%のガラス繊維、ならびに任
意に、PAS の100 重量部を基準にして300重量
部以内の他の鉱物質または有機の充填剤および強化用材
料および/または無機または有機の副次的な物質を含有
する1.記載の混合物。
リ硫化アリーレン、 B) 0.5ないし3重量%の、式中の R1が水素また
は脂肪族のC1-C2 2 の基を表し、R2が脂肪族のC1-C
22または芳香族のC6-C14の基を表し、式(I)または
(II)に相当する物質のアルコキシメチル基の2個以内
は水素で置き換えられていてもよい、式(I)または
(II)に相当するメラミン樹脂、および C) 20ないし60重量%のガラス繊維、ならびに任
意に、PAS の100 重量部を基準にして300重量
部以内の他の鉱物質または有機の充填剤および強化用材
料および/または無機または有機の副次的な物質を含有
する1.記載の混合物。
【0038】3.使用するポリ硫化アリーレンがポリ硫
化フェニレンであることを特徴とする1−2記載の混合
物。
化フェニレンであることを特徴とする1−2記載の混合
物。
【0039】4.使用するメラミン樹脂が式(I)に相
当するものであることを特徴とする1−2記載の混合
物。
当するものであることを特徴とする1−2記載の混合
物。
【0040】5.式(I)および(II)中の基 R1がメ
チル、エチル、またはブチル基であり、基R2がフェニ
ルであることを特徴とする1−2記載の混合物。
チル、エチル、またはブチル基であり、基R2がフェニ
ルであることを特徴とする1−2記載の混合物。
【0041】6.ポリウレタンフィルム形成剤およびア
ミノシランまたはエポキシシランフィルム形成剤でサイ
ズ加工したガラス繊維を含有する1−2記載の混合物。
ミノシランまたはエポキシシランフィルム形成剤でサイ
ズ加工したガラス繊維を含有する1−2記載の混合物。
【0042】7.1記載の混合物の成形品製造用の使
用。
用。
【0043】8.1記載の混合物から製造し得る成形
品。
品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロルフ・ダイン ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエル ト・デスバテイネスシユトラーセ30 (72)発明者 ゲルト・フエングラー ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエルト −トラール・ドイチユオルデンスベーク12 (72)発明者 バーマン・ザラビ ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエル ト・エルハウゼンベーク55アー
Claims (3)
- 【請求項1】 A) 89.9ないし20重量%のポリ
硫化アリーレン(PAS)、 B) 0.1ないし5重量%の式(I)または(II) 【化1】 式中、R1は水素または脂肪族のC1-C22の基を表し、
R2は脂肪族のC1-C22または芳香族のC6-C14の基を
表し、本発明記載の物質(I)または(II)のアルコキ
シメチル基の2個以内は水素で置き換えられていてもよ
いに相当するメラミン樹脂、および C) 10ないし79.9重量%のガラス繊維、ならび
に、任意にこれに加えて、PAS の100重量部を基
準にして0ないし300重量部の他の鉱物質または有機
充填剤および強化用材料および/または無機または有機
の副次的な物質の混合物。 - 【請求項2】 請求項1記載の混合物の成形品製造用の
使用。 - 【請求項3】 請求項1記載の混合物から製造し得る成
形品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19914113159 DE4113159A1 (de) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | Mischungen aus polyarylensulfiden, glasfasern und melaminharzen |
DE4113159.2 | 1991-04-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05132620A true JPH05132620A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=6430138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12545692A Pending JPH05132620A (ja) | 1991-04-23 | 1992-04-20 | ポリ硫化アリーレン、ガラス繊維およびメラミン樹脂の混合物 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0510439A1 (ja) |
JP (1) | JPH05132620A (ja) |
DE (1) | DE4113159A1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3998767A (en) * | 1975-09-02 | 1976-12-21 | Phillips Petroleum Company | Fast curing of arylene sulfide polymer using hexamethoxymethylmelamine |
EP0232496B1 (en) * | 1985-12-06 | 1992-02-26 | Asahi Glass Company Ltd. | Method for curing aromatic polythioether sulfone |
-
1991
- 1991-04-23 DE DE19914113159 patent/DE4113159A1/de not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-04-09 EP EP92106119A patent/EP0510439A1/de not_active Withdrawn
- 1992-04-20 JP JP12545692A patent/JPH05132620A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4113159A1 (de) | 1992-10-29 |
EP0510439A1 (de) | 1992-10-28 |
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