JPH05132289A - 架設集材搬送装置 - Google Patents
架設集材搬送装置Info
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- JPH05132289A JPH05132289A JP31831491A JP31831491A JPH05132289A JP H05132289 A JPH05132289 A JP H05132289A JP 31831491 A JP31831491 A JP 31831491A JP 31831491 A JP31831491 A JP 31831491A JP H05132289 A JPH05132289 A JP H05132289A
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- Japan
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- cylinder
- outlet
- oil inlet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一つの二連式流体ポンプで2個の被制御流体
シリンダを一連のシーケンスに基づいて各別制御するこ
とで、傾斜ロープに吊下げた搬器の妄動を阻止する。 【構成】 地上などに立設固定した元柱11と先柱12との
間に主索13を張設し、この主索に前後の溝付プーリ14で
搬器15を吊下げ架設した集材搬送装置を構成するに当
り、搬器15に搭載した二連式流体ポンプのメインシリン
ダ内のピストンを荷降ろし兼用引戻し索17bで駆動する
ことで、メインシリンダ内の油圧を定圧弁やパイロット
油制御の切換弁、逆止弁などを経て主索クランプ用シリ
ンダおよび/または巻胴制動用シリンダとして用いる複
数の被制御流体シリンダ内に前記切換弁が上記ポンプの
サブシリンダ内の油圧変化で切換作動するに伴なう一連
のシーケンスに基づいて振り分け供給することにより、
これら2個の被制御流体シリンダを前記荷降ろし兼用引
戻し索17bの伸縮に伴なう上記流体ポンプのピストンロ
ッドの伸縮運動で各別制御することにより、主索クラン
プおよび/または巻胴制動を可能とした。
シリンダを一連のシーケンスに基づいて各別制御するこ
とで、傾斜ロープに吊下げた搬器の妄動を阻止する。 【構成】 地上などに立設固定した元柱11と先柱12との
間に主索13を張設し、この主索に前後の溝付プーリ14で
搬器15を吊下げ架設した集材搬送装置を構成するに当
り、搬器15に搭載した二連式流体ポンプのメインシリン
ダ内のピストンを荷降ろし兼用引戻し索17bで駆動する
ことで、メインシリンダ内の油圧を定圧弁やパイロット
油制御の切換弁、逆止弁などを経て主索クランプ用シリ
ンダおよび/または巻胴制動用シリンダとして用いる複
数の被制御流体シリンダ内に前記切換弁が上記ポンプの
サブシリンダ内の油圧変化で切換作動するに伴なう一連
のシーケンスに基づいて振り分け供給することにより、
これら2個の被制御流体シリンダを前記荷降ろし兼用引
戻し索17bの伸縮に伴なう上記流体ポンプのピストンロ
ッドの伸縮運動で各別制御することにより、主索クラン
プおよび/または巻胴制動を可能とした。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は原木やビーム材などを
ワイヤーロープで空中搬送するための単一ポンプによる
複数シリンダの個別制御装置を備えた架設集材搬送装置
に関する。
ワイヤーロープで空中搬送するための単一ポンプによる
複数シリンダの個別制御装置を備えた架設集材搬送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の架設集材搬送装置としては「労
働省安全衛生部安全課」監修、昭和61年9月10日
「林材業労災防止協会」発行の書籍「集材機運転者安全
必携」に記載のものが周知である。これらの従来技術の
うち同上書籍第23頁、第24頁記載のように、ダブル
エンドレスロープ式架設集材機用の荷揚げロープ巻胴付
設の特殊キャリッジも周知である。
働省安全衛生部安全課」監修、昭和61年9月10日
「林材業労災防止協会」発行の書籍「集材機運転者安全
必携」に記載のものが周知である。これらの従来技術の
うち同上書籍第23頁、第24頁記載のように、ダブル
エンドレスロープ式架設集材機用の荷揚げロープ巻胴付
設の特殊キャリッジも周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の技術は
キャリッジで荷上げロープを巻取るもので、その手段と
しては元柱と先柱間に架設したエンドレスの専用ワイヤ
ーロープでキャリッジつまり搬器に設置した駆動プーリ
とギヤ組とを介し荷上げロープ巻胴を正逆に回転させる
ことで、荷の上げ降しを実行するものであるから、上記
専用のロープの索張り作業が必要で不経済であり、しか
も吊下げ具を降ろす際に元柱と搬器との間のロープがそ
の自重でタルんでしまっているので、このタルミが大き
いと吊下げ具が降りて来ないという問題点が有る。
キャリッジで荷上げロープを巻取るもので、その手段と
しては元柱と先柱間に架設したエンドレスの専用ワイヤ
ーロープでキャリッジつまり搬器に設置した駆動プーリ
とギヤ組とを介し荷上げロープ巻胴を正逆に回転させる
ことで、荷の上げ降しを実行するものであるから、上記
専用のロープの索張り作業が必要で不経済であり、しか
も吊下げ具を降ろす際に元柱と搬器との間のロープがそ
の自重でタルんでしまっているので、このタルミが大き
いと吊下げ具が降りて来ないという問題点が有る。
【0004】また上記従来技術では搬器を主索にクラン
プすることができないので、主索自体が傾斜する場所で
は荷上げ時と荷降ろし時に搬器が妄動してしまうことも
有り、危険でもあるというような多くの問題点が有っ
た。この発明は前記した各問題点を除去するために、搬
器の引戻し索などで1つの流体ポンプを強制駆動すると
共に、その出力圧で切換弁や逆止弁を介し例えば主索ク
ランプ用シリンダやロープ巻胴制動用シリンダなどの複
数の被制御シリンダを一連のシーケンスに基づいて個別
制御することを目的とする。
プすることができないので、主索自体が傾斜する場所で
は荷上げ時と荷降ろし時に搬器が妄動してしまうことも
有り、危険でもあるというような多くの問題点が有っ
た。この発明は前記した各問題点を除去するために、搬
器の引戻し索などで1つの流体ポンプを強制駆動すると
共に、その出力圧で切換弁や逆止弁を介し例えば主索ク
ランプ用シリンダやロープ巻胴制動用シリンダなどの複
数の被制御シリンダを一連のシーケンスに基づいて個別
制御することを目的とする。
【0005】
【課題を解決させるための手段】上記したこの発明の目
的は地上などに立設固定した元柱と先柱との間に主索を
張設し、この主索に前後の溝付プーリで搬器を吊下げ架
設した集材搬送装置を構成するに当り、下記の構成要素
(A)と(B)とを具備することで達成できる。 (A) 二連式流体ポンプのメインシリンダから液密的
に突設した弾力復帰のピストンロッドのピストンを経た
ロッド内端部で移動する自己閉止弁体をサブシリンダ内
に備えるとともに、前記メインシリンダの前部油出入口
を定圧弁を経てパイロット油制御の切換弁の油流入口に
連通接続してその二次側油出入口をそれぞれ順方向の逆
止弁を経て弾力復帰のピストンロッドをそれぞれ液密突
設した複数の被制御流体シリンダの後部油出入口に連通
接続し、これらの油出入口間に直列配管したパイロット
油制御弁の制御油導入口をそれぞれ前記切換弁の制御油
出入口に連通接続するとともに、他の切換弁の油出入口
にも個別接続配管し、またその制御油出入口をそれぞれ
前記切換弁の油出入口に連通接続し、さらに前記制御弁
の相互接続部を油ドレイン溜の上部に開口配管し、また
前記切換弁の油流入口に接続したサブシリンダの油出入
口と前記メインシリンダの前部油出入口との間に互いに
逆向きに直列配管接続した逆止弁の相互接続部を前記油
ドレイン溜の底部およびメインシリンダの後部油出入口
に連通配管し、さらに前記各切換弁のドレイン部をそれ
ぞれ油ドレイン溜の上部に開口配管してなる複数シリン
ダの個別制御装置。 (B) 搬器の側板の上部に主索受板を固定し、その下
面に対向しクランパの下部を上記側板に固定した前記被
制御流体シリンダのピストンロッドに連結するととも
に、前記側板の下部には搬器に固定した前記被制御流体
シリンダのピストンロッドに連結した制動体の両端下面
が摺接する制動円板と同軸一体に二つの巻胴を枢支して
備え、さらに前記元柱に隣接固定した二基のウインチの
うち第1のウインチに巻付けた荷上げ兼用引寄せ索の中
間部分を搬器の第1の巻胴に数回巻回垂下してその下端
に吊下げ具を取着するとともに、前記第2の巻胴に多数
回巻付けたワイヤーロープなどの荷降ろし兼用引戻し索
を搬器の定滑車および前記被制御流体シリンダのピスト
ンロッドの先端に枢設した動滑車を順次に経て先柱の上
下の定滑車を介して元柱側に引き返して第2のウインチ
に巻装した架設集材搬送装置。
的は地上などに立設固定した元柱と先柱との間に主索を
張設し、この主索に前後の溝付プーリで搬器を吊下げ架
設した集材搬送装置を構成するに当り、下記の構成要素
(A)と(B)とを具備することで達成できる。 (A) 二連式流体ポンプのメインシリンダから液密的
に突設した弾力復帰のピストンロッドのピストンを経た
ロッド内端部で移動する自己閉止弁体をサブシリンダ内
に備えるとともに、前記メインシリンダの前部油出入口
を定圧弁を経てパイロット油制御の切換弁の油流入口に
連通接続してその二次側油出入口をそれぞれ順方向の逆
止弁を経て弾力復帰のピストンロッドをそれぞれ液密突
設した複数の被制御流体シリンダの後部油出入口に連通
接続し、これらの油出入口間に直列配管したパイロット
油制御弁の制御油導入口をそれぞれ前記切換弁の制御油
出入口に連通接続するとともに、他の切換弁の油出入口
にも個別接続配管し、またその制御油出入口をそれぞれ
前記切換弁の油出入口に連通接続し、さらに前記制御弁
の相互接続部を油ドレイン溜の上部に開口配管し、また
前記切換弁の油流入口に接続したサブシリンダの油出入
口と前記メインシリンダの前部油出入口との間に互いに
逆向きに直列配管接続した逆止弁の相互接続部を前記油
ドレイン溜の底部およびメインシリンダの後部油出入口
に連通配管し、さらに前記各切換弁のドレイン部をそれ
ぞれ油ドレイン溜の上部に開口配管してなる複数シリン
ダの個別制御装置。 (B) 搬器の側板の上部に主索受板を固定し、その下
面に対向しクランパの下部を上記側板に固定した前記被
制御流体シリンダのピストンロッドに連結するととも
に、前記側板の下部には搬器に固定した前記被制御流体
シリンダのピストンロッドに連結した制動体の両端下面
が摺接する制動円板と同軸一体に二つの巻胴を枢支して
備え、さらに前記元柱に隣接固定した二基のウインチの
うち第1のウインチに巻付けた荷上げ兼用引寄せ索の中
間部分を搬器の第1の巻胴に数回巻回垂下してその下端
に吊下げ具を取着するとともに、前記第2の巻胴に多数
回巻付けたワイヤーロープなどの荷降ろし兼用引戻し索
を搬器の定滑車および前記被制御流体シリンダのピスト
ンロッドの先端に枢設した動滑車を順次に経て先柱の上
下の定滑車を介して元柱側に引き返して第2のウインチ
に巻装した架設集材搬送装置。
【0006】
【作用】メインシリンダのピストンロッドをその復帰バ
ネの弾撥力に抗して引き出すことで、メインシリンダ内
の油は定圧弁を通り切換弁内に入り、その可動弁棒の位
置に応じた複数の油出入口のうちの一つから出て複数の
逆止弁の一つを順方向に通り複数の被制御流体シリンダ
の一つのシリンダ内に入り、そのピストンロッドを各個
別に伸長させ、搬器を主索にクランプしたり、巻胴を制
動できる。
ネの弾撥力に抗して引き出すことで、メインシリンダ内
の油は定圧弁を通り切換弁内に入り、その可動弁棒の位
置に応じた複数の油出入口のうちの一つから出て複数の
逆止弁の一つを順方向に通り複数の被制御流体シリンダ
の一つのシリンダ内に入り、そのピストンロッドを各個
別に伸長させ、搬器を主索にクランプしたり、巻胴を制
動できる。
【0007】また上記の作用と共に切換弁の油出入口か
ら出た油の一部の圧力で他の切換弁の可動弁棒を可動切
換えすることができる。
ら出た油の一部の圧力で他の切換弁の可動弁棒を可動切
換えすることができる。
【0008】次にメインシリンダのピストンロッドの外
力を断てばピストンロッドはピストンと共に復帰バネの
弾撥力で引き込み復帰し、ロッド内端部でサブシリンダ
内の自己閉止弁体を復帰バネの弾撥力に抗して押動し、
油出入口から油が出て切換弁内に入り、可動弁体の位置
に応じた複数の油出入口一つから出て複数のパイロット
油制御弁のいずれか一つに入ってこれら各制御弁のうち
の一つを解放することで前記複数の被制御流体シリンダ
の一つのシリンダ内の油を油ドレイン溜内に逃がしてそ
のピストンロッドをそれぞれ復帰バネで各個別に引き込
み復帰させ、搬器の主索に対するクランプを解除した
り、巻胴の制動を解除できる。
力を断てばピストンロッドはピストンと共に復帰バネの
弾撥力で引き込み復帰し、ロッド内端部でサブシリンダ
内の自己閉止弁体を復帰バネの弾撥力に抗して押動し、
油出入口から油が出て切換弁内に入り、可動弁体の位置
に応じた複数の油出入口一つから出て複数のパイロット
油制御弁のいずれか一つに入ってこれら各制御弁のうち
の一つを解放することで前記複数の被制御流体シリンダ
の一つのシリンダ内の油を油ドレイン溜内に逃がしてそ
のピストンロッドをそれぞれ復帰バネで各個別に引き込
み復帰させ、搬器の主索に対するクランプを解除した
り、巻胴の制動を解除できる。
【0009】また上記の作用と共に切換弁の油出入口ま
たはから出た油の一部の圧力で他の切換弁の可動弁棒を
可動切換えすることができる。
たはから出た油の一部の圧力で他の切換弁の可動弁棒を
可動切換えすることができる。
【0010】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。先
ずこの発明の架設集材搬送装置に用いて好適な複数シリ
ンダの個別制御装置の基本構成から説明する。すなわち
この基本構成は図1に示すように、二連式流体ポンプの
メインシリンダ1 から液密的に突設したピストンロッド
1aに固定したピストン 1bを経たロッド内端部 1cで
移動する自己閉止弁体 1dをサブシリンダ 1e内に備え
る。
ずこの発明の架設集材搬送装置に用いて好適な複数シリ
ンダの個別制御装置の基本構成から説明する。すなわち
この基本構成は図1に示すように、二連式流体ポンプの
メインシリンダ1 から液密的に突設したピストンロッド
1aに固定したピストン 1bを経たロッド内端部 1cで
移動する自己閉止弁体 1dをサブシリンダ 1e内に備え
る。
【0011】そして前記メインシリンダ1 の前部油出入
口 1fを定圧弁2 を経てパイロット油制御の切換弁3 の
油流入口3Aに連通接続してその二次側油出入口 3a,3b
をそれぞれ順方向の逆止弁 4a,4bを経てピストンロッ
ド 5a,6aをそれぞれ液密突設した複数の被制御流体シ
リンダ5,6 の後部油出入口 5b,6bに連通接続する。
口 1fを定圧弁2 を経てパイロット油制御の切換弁3 の
油流入口3Aに連通接続してその二次側油出入口 3a,3b
をそれぞれ順方向の逆止弁 4a,4bを経てピストンロッ
ド 5a,6aをそれぞれ液密突設した複数の被制御流体シ
リンダ5,6 の後部油出入口 5b,6bに連通接続する。
【0012】またこれらの油出入口 5b,6b間に直列配
管したパイロット油制御弁 7a,7bの制御油導入口 7
c,7dをそれぞれ前記切換弁3 の制御油出入口 3c,3d
に連通接続するとともに、他の切換弁8 の油出入口 8
a,8bにも個別接続配管する。
管したパイロット油制御弁 7a,7bの制御油導入口 7
c,7dをそれぞれ前記切換弁3 の制御油出入口 3c,3d
に連通接続するとともに、他の切換弁8 の油出入口 8
a,8bにも個別接続配管する。
【0013】さらにその制御油出入口 8c,8dをそれぞ
れ前記切換弁3 の油出入口 3a,3bに連通接続し、前記
制御弁 7a,7bの相互接続部7 を油ドレイン溜9 の上部
に開口配管する。
れ前記切換弁3 の油出入口 3a,3bに連通接続し、前記
制御弁 7a,7bの相互接続部7 を油ドレイン溜9 の上部
に開口配管する。
【0014】また前記切換弁8 の油流入口8Aに接続した
サブシリンダ 1eの油出入口 1gと前記メインシリンダ
1 の前部油出入口 1fとの間に互いに逆向きに直列配管
接続した逆止弁10a,10bの相互接続部10を前記油ドレ
イン溜9 の底部およびメインシリンダ1 の後部油出入口
1hに連通配管し、さらに前記各切換弁3,8 のドレイン
部 3e,8eをそれぞれ油ドレイン溜9 の上部に開口配管
することでこの発明による複数シリンダの個別制御装置
基本構成とする。なお図中符号SPで示したものは各シ
リンダのピストン復帰用のバネであるが外付けバネとし
てもよい。
サブシリンダ 1eの油出入口 1gと前記メインシリンダ
1 の前部油出入口 1fとの間に互いに逆向きに直列配管
接続した逆止弁10a,10bの相互接続部10を前記油ドレ
イン溜9 の底部およびメインシリンダ1 の後部油出入口
1hに連通配管し、さらに前記各切換弁3,8 のドレイン
部 3e,8eをそれぞれ油ドレイン溜9 の上部に開口配管
することでこの発明による複数シリンダの個別制御装置
基本構成とする。なお図中符号SPで示したものは各シ
リンダのピストン復帰用のバネであるが外付けバネとし
てもよい。
【0015】この発明に用いて好適な複数シリンダの個
別制御装置の基本構成は以上のようなものであるが、上
記各構成要素の各作用を以下に説明する。先ずメインシ
リンダ1 はそのピストンロッド 1aの伸長運動(重力換
算で約1トンの力)により、ピストン 1bの移動力でメ
インシリンダ1 内の油を前部油出入口 1fから外向きに
約50kg/cm2 程度の吐出圧力で吐出し、この吐出
圧力で被制御シリンダ5,6 のピストンロッド 5a,6aを
その復帰バネに抗して各別に伸長させる作用がある。
別制御装置の基本構成は以上のようなものであるが、上
記各構成要素の各作用を以下に説明する。先ずメインシ
リンダ1 はそのピストンロッド 1aの伸長運動(重力換
算で約1トンの力)により、ピストン 1bの移動力でメ
インシリンダ1 内の油を前部油出入口 1fから外向きに
約50kg/cm2 程度の吐出圧力で吐出し、この吐出
圧力で被制御シリンダ5,6 のピストンロッド 5a,6aを
その復帰バネに抗して各別に伸長させる作用がある。
【0016】そのピストン復帰の終点直前でサブシリン
ダ 1eの自己閉止弁体をロッド内端部 1cで押し込み、
サブシリンダ 1eから例えば約50kg/cm2 の吐出
圧力でパイロット油制御弁 7a,7bにその制御油導入口
7c,7dから制御油を導入してこれら各弁 7a,7bを交
互に解放させる作用がある。
ダ 1eの自己閉止弁体をロッド内端部 1cで押し込み、
サブシリンダ 1eから例えば約50kg/cm2 の吐出
圧力でパイロット油制御弁 7a,7bにその制御油導入口
7c,7dから制御油を導入してこれら各弁 7a,7bを交
互に解放させる作用がある。
【0017】次に定圧弁2 はやはり50kg/cm2 の
ものを用い、50kg/cm2 以下では閉じて、切換弁
3,8 の制御油出入口 3c,3d,8c,8dに所望時以外の時
間にピストンロッド 1aが多少移動してもパイロット油
として加わらないようにする作用と、被制御流体シリン
ダ5,6 の妄動を防ぐ作用とが有る。
ものを用い、50kg/cm2 以下では閉じて、切換弁
3,8 の制御油出入口 3c,3d,8c,8dに所望時以外の時
間にピストンロッド 1aが多少移動してもパイロット油
として加わらないようにする作用と、被制御流体シリン
ダ5,6 の妄動を防ぐ作用とが有る。
【0018】また被制御流体シリンダ5,6 はそのピスト
ンロッド 5a,6aの伸長力を例えばそれぞれ10トン/
Fになるように各シリンダ5,6 の断面積を定めること
で、例えば後述する主索13に対する搬器15のクランプと
各巻胴d1,d2 の制動とを各別に的確に実行させる作用
が有る。
ンロッド 5a,6aの伸長力を例えばそれぞれ10トン/
Fになるように各シリンダ5,6 の断面積を定めること
で、例えば後述する主索13に対する搬器15のクランプと
各巻胴d1,d2 の制動とを各別に的確に実行させる作用
が有る。
【0019】次に切換弁3,8 はそれぞれその制御油出入
口 3c,3dおよび 8c,8dにパイロット制御油が加わる
と、この加わった方向に可動弁棒 3f,8fが動き、この
動き方向に応じて油流入口3A,8A に加わった例えば50
kg/cm2 程度の油を二次側油出入口 3a,8aまたは
3b,8bに吐出切換えを行なう作用と、各切換弁3,8の
制御油出入口に貯留している制御油を前記可動弁棒 3
f,8fが動くときにその動き方向側の制御油出入口から
吐出させると共に、この吐出した油を油出入口 3a,8a
または 3b,8bから切換弁3,8 のドレイン部 3e,8eに
吐出して油ドレイン溜9 に流入させる作用が有る。
口 3c,3dおよび 8c,8dにパイロット制御油が加わる
と、この加わった方向に可動弁棒 3f,8fが動き、この
動き方向に応じて油流入口3A,8A に加わった例えば50
kg/cm2 程度の油を二次側油出入口 3a,8aまたは
3b,8bに吐出切換えを行なう作用と、各切換弁3,8の
制御油出入口に貯留している制御油を前記可動弁棒 3
f,8fが動くときにその動き方向側の制御油出入口から
吐出させると共に、この吐出した油を油出入口 3a,8a
または 3b,8bから切換弁3,8 のドレイン部 3e,8eに
吐出して油ドレイン溜9 に流入させる作用が有る。
【0020】逆止弁 4a,4bは被制御シリンダ5,6 に加
わった油圧を保持して定圧弁2 の出力側が減圧しても上
記各シリンダ5,6 のピストンロッド 5a,6aの伸長状態
を保持する作用が有る。
わった油圧を保持して定圧弁2 の出力側が減圧しても上
記各シリンダ5,6 のピストンロッド 5a,6aの伸長状態
を保持する作用が有る。
【0021】パイロット油制御弁 7a,7bはその制御油
導入口 7c,7dにパイロット油が導入したときだけ解放
し、被制御流体シリンダ5,6 内の加圧油を所望時に排出
し、油ドレイン溜9 内に流入させる作用が有る。
導入口 7c,7dにパイロット油が導入したときだけ解放
し、被制御流体シリンダ5,6 内の加圧油を所望時に排出
し、油ドレイン溜9 内に流入させる作用が有る。
【0022】そして上記各構成要素が有機的に結合して
総合的には、メインシリンダ1 のピストンロッド 1aを
復帰バネSPの弾撥力に抗して引き出すことで、メイン
シリンダ1 内の油は定圧弁2 を通り切換弁3内に入り、
可動弁棒 3fの位置に応じて複数の油出入口 3aまたは
3bのいずれか一つから出て複数の逆止弁 4aまたは4
bのいずれか一つを順方向に通り複数の被制御流体シリ
ンダ5 または6 の一つのシリンダ内に入り、そのピスト
ンロッド 5aまたは 6aを各個別に伸長できる。
総合的には、メインシリンダ1 のピストンロッド 1aを
復帰バネSPの弾撥力に抗して引き出すことで、メイン
シリンダ1 内の油は定圧弁2 を通り切換弁3内に入り、
可動弁棒 3fの位置に応じて複数の油出入口 3aまたは
3bのいずれか一つから出て複数の逆止弁 4aまたは4
bのいずれか一つを順方向に通り複数の被制御流体シリ
ンダ5 または6 の一つのシリンダ内に入り、そのピスト
ンロッド 5aまたは 6aを各個別に伸長できる。
【0023】また上記の作用と共に切換弁3 の油出入口
3aまたは 3bから出た油の一部の圧力で他の切換弁8
の可動弁棒 8fを可動切換えすることができる。
3aまたは 3bから出た油の一部の圧力で他の切換弁8
の可動弁棒 8fを可動切換えすることができる。
【0024】次にメインシリンダ1 のピストンロッド 1
aの外力を断てばピストンロッド 1aはピストン 1bと
共に復帰バネSPの弾撥力で引き込み復帰し、ロッド内
端部1cでサブシリンダ 1e内の自己閉止弁体 1dを復
帰バネSPの弾撥力に抗して押動し、油出入口 1gから
油が出て切換弁8 内に入り、可動弁棒 8fの位置に応じ
た複数の油出入口 8aまたは 8bのいずれか一つから出
て複数のパイロット油制御弁 7aまたは 7bのいずれか
一つに入ってこれら各制御弁のうちの一つを解放するこ
とで、前記複数の被制御流体シリンダ5 または6 の一つ
のシリンダ内のの加圧油を油ドレイン溜9 内に逃がして
そのピストンロッド 5aまたは 6aをそれぞれ復帰バネ
で各個別に引き込み復帰させることができる。
aの外力を断てばピストンロッド 1aはピストン 1bと
共に復帰バネSPの弾撥力で引き込み復帰し、ロッド内
端部1cでサブシリンダ 1e内の自己閉止弁体 1dを復
帰バネSPの弾撥力に抗して押動し、油出入口 1gから
油が出て切換弁8 内に入り、可動弁棒 8fの位置に応じ
た複数の油出入口 8aまたは 8bのいずれか一つから出
て複数のパイロット油制御弁 7aまたは 7bのいずれか
一つに入ってこれら各制御弁のうちの一つを解放するこ
とで、前記複数の被制御流体シリンダ5 または6 の一つ
のシリンダ内のの加圧油を油ドレイン溜9 内に逃がして
そのピストンロッド 5aまたは 6aをそれぞれ復帰バネ
で各個別に引き込み復帰させることができる。
【0025】また上記の作用と共に切換弁8 の油出入口
8aまたは 8bから出た油の一部の圧力で他の切換弁3
の可動弁棒 3fを可動切換えすることができる。
8aまたは 8bから出た油の一部の圧力で他の切換弁3
の可動弁棒 3fを可動切換えすることができる。
【0026】次に上記構成による複数シリンダの制御装
置を搭載したこの発明の架設ロープ式集材搬送装置の例
につき以下具体的に説明する。先ずこの発明集材搬送装
置の基本構成は図2に示すように、地上などに立設固定
した元柱11と先柱12との間に張設した鋼鉄製のワイヤー
ロープなどの主索13に前後の溝付きプーリ14,14 で搬器
15を図2に示すように吊下げ架設した集材搬送装置を構
成するに当り、図3から図6までに示すように搬器15の
側板15a,15aの上部に主索受板15bを固定し、その下
面に対向しクランパ15cの下部を前記被制御流体シリン
ダ5 のピストンロッド 5aに連結する。
置を搭載したこの発明の架設ロープ式集材搬送装置の例
につき以下具体的に説明する。先ずこの発明集材搬送装
置の基本構成は図2に示すように、地上などに立設固定
した元柱11と先柱12との間に張設した鋼鉄製のワイヤー
ロープなどの主索13に前後の溝付きプーリ14,14 で搬器
15を図2に示すように吊下げ架設した集材搬送装置を構
成するに当り、図3から図6までに示すように搬器15の
側板15a,15aの上部に主索受板15bを固定し、その下
面に対向しクランパ15cの下部を前記被制御流体シリン
ダ5 のピストンロッド 5aに連結する。
【0027】なお被制御流体シリンダ5,6 は図4、図6
に示すように固定スペーサaを介し搬器側板15a,15a
間に強固に固定する。
に示すように固定スペーサaを介し搬器側板15a,15a
間に強固に固定する。
【0028】また前記側板15aの下部には図3および図
4に示すように前記被制御流体シリンダ6 のピストンロ
ッド 6aに連結した制動体15dの両端下面が摺接する制
動円板d,dと同軸一体に二つの巻胴d1,d2 を枢支し
て備える。
4に示すように前記被制御流体シリンダ6 のピストンロ
ッド 6aに連結した制動体15dの両端下面が摺接する制
動円板d,dと同軸一体に二つの巻胴d1,d2 を枢支し
て備える。
【0029】さらに図2に示すように前記元柱11に隣接
固定した二基のウインチ16a,16bのうち第1のウイン
チ16aに巻付けた荷上げ兼用引寄せ索17aの中間部分を
図3および図4に示すように搬器15の第1の巻胴d1 に
数回巻回垂下してその下端に吊下げ具18を図2のように
取着する。
固定した二基のウインチ16a,16bのうち第1のウイン
チ16aに巻付けた荷上げ兼用引寄せ索17aの中間部分を
図3および図4に示すように搬器15の第1の巻胴d1 に
数回巻回垂下してその下端に吊下げ具18を図2のように
取着する。
【0030】さらに第2の巻胴d2 に図3、図4に示す
ように多数回巻付けたワイヤーロープなどの荷降ろし兼
用引戻し索17bを図3に示すように、搬器15の定滑車P
2 および前記被制御流体シリンダ1 のピストンロッド 1
aの先端に枢設した動滑車P1 を順次に経て図2のよう
に先柱12の上下の定滑車P,Pを介して元柱11側に引き
返して第2のウインチ16bに巻装してこの発明の架設集
材搬送装置の基本構成例とする。
ように多数回巻付けたワイヤーロープなどの荷降ろし兼
用引戻し索17bを図3に示すように、搬器15の定滑車P
2 および前記被制御流体シリンダ1 のピストンロッド 1
aの先端に枢設した動滑車P1 を順次に経て図2のよう
に先柱12の上下の定滑車P,Pを介して元柱11側に引き
返して第2のウインチ16bに巻装してこの発明の架設集
材搬送装置の基本構成例とする。
【0031】なお前記各部材は鉄などの強靭材で作り、
また前記第1、第2の各ウインチ16a,16bには電動ま
たはオイルドライブ式のものを用い、これら各ウインチ
の駆動と制動とをそれぞれ一連のシーケンスに基づいて
コンピュータ等でプログラム制御するようにすれば、使
用に当り便利となるが、上記各ウインチ16a,16bは人
手による手動スイッチ制御でも的確に操作可能である。
また前記第1、第2の各ウインチ16a,16bには電動ま
たはオイルドライブ式のものを用い、これら各ウインチ
の駆動と制動とをそれぞれ一連のシーケンスに基づいて
コンピュータ等でプログラム制御するようにすれば、使
用に当り便利となるが、上記各ウインチ16a,16bは人
手による手動スイッチ制御でも的確に操作可能である。
【0032】また元柱11と先柱12との距離や主索13の傾
斜角度は伐採現場や集材現場の状況にもよるが、大略1
00〜500m程で、各柱の高さは10〜30m程度、
主索13の傾斜角度は0°〜45°程度で元柱11を先柱12
よりも例えば高所に設置し、各索条は所定の弛度を保ち
張設し、また使用し、さらに荷降ろし兼用引戻し索17b
は各柱の上部で引き返えして張設してもよく、さらにま
た元柱11や第1、第2の各ウインチ16a,16bなどはト
ラック積載のものを採用すれば便利である。
斜角度は伐採現場や集材現場の状況にもよるが、大略1
00〜500m程で、各柱の高さは10〜30m程度、
主索13の傾斜角度は0°〜45°程度で元柱11を先柱12
よりも例えば高所に設置し、各索条は所定の弛度を保ち
張設し、また使用し、さらに荷降ろし兼用引戻し索17b
は各柱の上部で引き返えして張設してもよく、さらにま
た元柱11や第1、第2の各ウインチ16a,16bなどはト
ラック積載のものを採用すれば便利である。
【0033】なお、図3から図6までの各図において符
号19で示すものはすべて枢軸を示し、これら各枢軸はそ
れぞれ図3に示すように前後のプーリ14,14 と定滑車P
2 を搬器15の両側板15a,15aに枢支する。
号19で示すものはすべて枢軸を示し、これら各枢軸はそ
れぞれ図3に示すように前後のプーリ14,14 と定滑車P
2 を搬器15の両側板15a,15aに枢支する。
【0034】また他の枢軸19で図4に示すように左右2
枚の制動円板d,dおよびこれら円板の間に配置した第
1の巻胴d1 および第2の巻胴d2 をキーピン19aを介
して同軸的に固定し、これらをまとめて側板15a,15a
に枢支する。
枚の制動円板d,dおよびこれら円板の間に配置した第
1の巻胴d1 および第2の巻胴d2 をキーピン19aを介
して同軸的に固定し、これらをまとめて側板15a,15a
に枢支する。
【0035】さらに符号20aは図3、図4に示すように
側板15a,15a同志を所定間隔を保ち固定し平行保持す
るための連結杆、また20bは前記各軸の抜け止め部を示
し、また20cは長孔である。
側板15a,15a同志を所定間隔を保ち固定し平行保持す
るための連結杆、また20bは前記各軸の抜け止め部を示
し、また20cは長孔である。
【0036】また復帰バネSPは各シリンダ内装の例を
示したが、シリンダ外付け復帰バネとしてもよく、これ
ら復帰バネのうちメインシリンダ1 内のものは例えば3
00kg/F以上の弾撥力とし、サブシリンダ 1e内の
復帰バネSPと被制御流体シリンダ5,6 内の復帰バネS
Pの弾撥力は約20kg/F程度とすればよい。
示したが、シリンダ外付け復帰バネとしてもよく、これ
ら復帰バネのうちメインシリンダ1 内のものは例えば3
00kg/F以上の弾撥力とし、サブシリンダ 1e内の
復帰バネSPと被制御流体シリンダ5,6 内の復帰バネS
Pの弾撥力は約20kg/F程度とすればよい。
【0037】複数シリンダの個別制御装置を適用したこ
の発明の架設集材搬送装置は以上のように構成してあ
り、次にその動作を以下に説明する。先ず図1に示すよ
うにメインシリンダ1 のピストンロッド 1aに外力を加
えないときにはピストンロッド 1aはその復帰バネSP
の弾撥力で引込み状態にあり、しかもそのロッド内端部
1cでサブシリンダ 1e内の自己閉止弁体 1dをその復
帰バネSPの弾撥力に抗して押している状態に在る。
の発明の架設集材搬送装置は以上のように構成してあ
り、次にその動作を以下に説明する。先ず図1に示すよ
うにメインシリンダ1 のピストンロッド 1aに外力を加
えないときにはピストンロッド 1aはその復帰バネSP
の弾撥力で引込み状態にあり、しかもそのロッド内端部
1cでサブシリンダ 1e内の自己閉止弁体 1dをその復
帰バネSPの弾撥力に抗して押している状態に在る。
【0038】この状態でピストンロッド 1aを2〜3回
往復させると油ドレイン溜9 から順方向の逆止弁10a,
10bおよび油出入口1f,1h,1gを各別に経てメインシ
リンダ1 およびサブシリンダ 1e内に油が流入し、被制
御流体シリンダ5,6 はそれぞれ図1に示すように復帰バ
ネSPの弾撥力で縮んでいる状態となる。
往復させると油ドレイン溜9 から順方向の逆止弁10a,
10bおよび油出入口1f,1h,1gを各別に経てメインシ
リンダ1 およびサブシリンダ 1e内に油が流入し、被制
御流体シリンダ5,6 はそれぞれ図1に示すように復帰バ
ネSPの弾撥力で縮んでいる状態となる。
【0039】次に使用準備作業として先ず搬器15に各索
条をセットして主索13に搬器15を吊り下げた後引寄せ索
などで搬器15を定位し、メインシリンダ1 のピストンロ
ッド1aを引戻し索17bにより数回往復動させると、各
配管および切換弁8,8 内の空気が油と置換して油ドレイ
ン溜9 に若干の油が流出し始める。
条をセットして主索13に搬器15を吊り下げた後引寄せ索
などで搬器15を定位し、メインシリンダ1 のピストンロ
ッド1aを引戻し索17bにより数回往復動させると、各
配管および切換弁8,8 内の空気が油と置換して油ドレイ
ン溜9 に若干の油が流出し始める。
【0040】次に上記の定位済搬器15のメインシリンダ
1 のピストンロッド 1aを復帰バネSPに抗して引戻し
索17bなどで図7のように引き出すと、メインシリンダ
1 内の油はピストン 1bの移動圧力で前部油出入口 1f
および定圧弁2 を順次に経て切換弁3 内にその油流入口
3Aから中に入り、例えば左動待機中の可動弁棒 3fの小
径部を経て油流入口 3aから流出し順方向の逆止弁 4a
を経て被制御流体シリンダ5 内にその油出入口 5bから
流入しピストンロッド 5aを押し出すことで例えば図2
および図5〜図7に示すようにクランパ15cで主索13を
主索受け板15bにきつくクランプして搬器15を主索13に
対し固定でき、別部材による搬器15の固定を解除しても
搬器15は妄動しない。
1 のピストンロッド 1aを復帰バネSPに抗して引戻し
索17bなどで図7のように引き出すと、メインシリンダ
1 内の油はピストン 1bの移動圧力で前部油出入口 1f
および定圧弁2 を順次に経て切換弁3 内にその油流入口
3Aから中に入り、例えば左動待機中の可動弁棒 3fの小
径部を経て油流入口 3aから流出し順方向の逆止弁 4a
を経て被制御流体シリンダ5 内にその油出入口 5bから
流入しピストンロッド 5aを押し出すことで例えば図2
および図5〜図7に示すようにクランパ15cで主索13を
主索受け板15bにきつくクランプして搬器15を主索13に
対し固定でき、別部材による搬器15の固定を解除しても
搬器15は妄動しない。
【0041】なおこのときには切換弁3 の油出入口 3a
から出た油の一部で図7のように切換弁8 の可動弁棒 8
fを制御油出入口 8d側に押し付けると共に、油出入口
8dから出た油は切換弁3 の油出入口 3bからドレイン
部 3eを経てドレイン溜9 に入り、また逆止弁 4aの逆
流防止作用によりピストンロッド 1aに対する引き出し
力を断ってもシリンダアーム 5aによる前記主索クラン
プ状態を維持でき、またパイロット油制御弁 7aは閉じ
ているし逆止弁10aは油の進行方向に対し逆向きである
からこれら各部には油は流れない。
から出た油の一部で図7のように切換弁8 の可動弁棒 8
fを制御油出入口 8d側に押し付けると共に、油出入口
8dから出た油は切換弁3 の油出入口 3bからドレイン
部 3eを経てドレイン溜9 に入り、また逆止弁 4aの逆
流防止作用によりピストンロッド 1aに対する引き出し
力を断ってもシリンダアーム 5aによる前記主索クラン
プ状態を維持でき、またパイロット油制御弁 7aは閉じ
ているし逆止弁10aは油の進行方向に対し逆向きである
からこれら各部には油は流れない。
【0042】さらに切換弁3 の可動弁棒 3fが前記と逆
側の図8に示すような油出入口 3c側にある場合には、
定圧弁2 を経て油は同図のように油出入口 3bから出て
順方向の逆止弁 4bを通り、被制御流体シリンダ6 内に
その後部油出入口 6bから入り、ピストンロッド 6aを
押し出して制動体15dを制動円板dにきつく押し付け巻
胴d1,d2 を制動すると共に、油出入口 3bから出た油
の一部は切換弁8 内にその油出入口 8dから流入し図8
のように可動弁棒 8fを油出入口 8c側に押し付ける。
側の図8に示すような油出入口 3c側にある場合には、
定圧弁2 を経て油は同図のように油出入口 3bから出て
順方向の逆止弁 4bを通り、被制御流体シリンダ6 内に
その後部油出入口 6bから入り、ピストンロッド 6aを
押し出して制動体15dを制動円板dにきつく押し付け巻
胴d1,d2 を制動すると共に、油出入口 3bから出た油
の一部は切換弁8 内にその油出入口 8dから流入し図8
のように可動弁棒 8fを油出入口 8c側に押し付ける。
【0043】そしてこのとき切換弁8 内のパイロット油
は油出入口 8cから出て他の切換弁3 内にその油出入口
3aから入り、可動弁棒 3fの小径部を経てドレイン部
3eから油ドレイン溜9 内に流入する。
は油出入口 8cから出て他の切換弁3 内にその油出入口
3aから入り、可動弁棒 3fの小径部を経てドレイン部
3eから油ドレイン溜9 内に流入する。
【0044】次いで引戻し索17bをゆるめるなどしてピ
ストンロッド 1aを図9のように復帰バネSPで引き込
めると、メインシリンダ1 の前側内部が陰圧になり、油
ドレイン溜9 から順方向の逆止弁10aおよび前部油出入
口 1fを順次に経てメインシリンダ1 の前側内部に油が
入ると共に、シリンダ1 の後部の油は後部油出入口 1h
を経て油ドレイン溜9 内に戻る。
ストンロッド 1aを図9のように復帰バネSPで引き込
めると、メインシリンダ1 の前側内部が陰圧になり、油
ドレイン溜9 から順方向の逆止弁10aおよび前部油出入
口 1fを順次に経てメインシリンダ1 の前側内部に油が
入ると共に、シリンダ1 の後部の油は後部油出入口 1h
を経て油ドレイン溜9 内に戻る。
【0045】そしてサブシリンダ 1e内の自己閉止弁 1
dをロッド内端部 1cで図9に示すように復帰バネSP
の弾撥力に抗して押すことで、サブシリンダ 1e内の油
は油出入口 1gから出て切換弁8 内にその油流入口8Aか
ら入り、可動弁棒 8fの小径部を経て油出入口 8aから
パイロット油制御弁 7a内にその制御油導入口 7cから
入り、この制御弁 7cを解放してシリンダ5 内の油を復
帰バネSPの弾撥力で油ドレイン溜9 内に逃がそうと作
用するが、このときにはシリンダ5 は予じめ復帰バネS
Pで引込み復帰しているので変化はなく、前記のように
他の被制御流体シリンダ6 の伸長保持で制動体15dを制
動円板dにキツク押し付けて各巻胴の制動を維持すると
共に、油出入口 8aから出た油の一部で他の切換弁3 の
可動弁棒3fを油出入口3d側に押し付けた図9に示す待
機状態となる。
dをロッド内端部 1cで図9に示すように復帰バネSP
の弾撥力に抗して押すことで、サブシリンダ 1e内の油
は油出入口 1gから出て切換弁8 内にその油流入口8Aか
ら入り、可動弁棒 8fの小径部を経て油出入口 8aから
パイロット油制御弁 7a内にその制御油導入口 7cから
入り、この制御弁 7cを解放してシリンダ5 内の油を復
帰バネSPの弾撥力で油ドレイン溜9 内に逃がそうと作
用するが、このときにはシリンダ5 は予じめ復帰バネS
Pで引込み復帰しているので変化はなく、前記のように
他の被制御流体シリンダ6 の伸長保持で制動体15dを制
動円板dにキツク押し付けて各巻胴の制動を維持すると
共に、油出入口 8aから出た油の一部で他の切換弁3 の
可動弁棒3fを油出入口3d側に押し付けた図9に示す待
機状態となる。
【0046】次にメインシリンダ1 のピストンロッド 1
aを復帰バネSPに抗して引戻し索17bなどで図10の
ように引き出すと、メインシリンダ1 内の油はピストン
1bの移動圧力で前部油出入口 1fおよび定圧弁2 を順
次に経て切換弁3 内にその油流入口3Aから中に入り、左
動待機中の可動弁棒 3fの小径部を経て油流入口 3aか
ら流出し順方向の逆止弁 4aを経て被制御流体シリンダ
5 内にその油出入口 5bから流入しピストンロッド 5a
を押し出すことで例えば図2,図5,図6および図10
に示すようにクランパ15cで主索13を主索受け板15bに
きつくクランプして搬器15を主索13に対し固定できる。
aを復帰バネSPに抗して引戻し索17bなどで図10の
ように引き出すと、メインシリンダ1 内の油はピストン
1bの移動圧力で前部油出入口 1fおよび定圧弁2 を順
次に経て切換弁3 内にその油流入口3Aから中に入り、左
動待機中の可動弁棒 3fの小径部を経て油流入口 3aか
ら流出し順方向の逆止弁 4aを経て被制御流体シリンダ
5 内にその油出入口 5bから流入しピストンロッド 5a
を押し出すことで例えば図2,図5,図6および図10
に示すようにクランパ15cで主索13を主索受け板15bに
きつくクランプして搬器15を主索13に対し固定できる。
【0047】なおこのときには切換弁3 の油出入口 3a
から出た油の一部で図10のように切換弁8 の可動弁棒
8fを制御油出入口8d側に押し付けると共に、油出入
口 8dから出た油は切換弁3 の油出入口 3bからドレイ
ン部 3eを経てドレイン溜9に入り、また逆止弁 4aの
逆流防止作用によりピストンロッド 1aに対する引き出
し力を断ってもシリンダアーム 5aによる前記主索クラ
ンプ状態を維持でき、またパイロット油制御弁 7aは閉
じているし逆止弁10aは油の進行方向に対し逆向きであ
るからこれら各部には油は流れない。
から出た油の一部で図10のように切換弁8 の可動弁棒
8fを制御油出入口8d側に押し付けると共に、油出入
口 8dから出た油は切換弁3 の油出入口 3bからドレイ
ン部 3eを経てドレイン溜9に入り、また逆止弁 4aの
逆流防止作用によりピストンロッド 1aに対する引き出
し力を断ってもシリンダアーム 5aによる前記主索クラ
ンプ状態を維持でき、またパイロット油制御弁 7aは閉
じているし逆止弁10aは油の進行方向に対し逆向きであ
るからこれら各部には油は流れない。
【0048】次いで引戻し索17bをゆるめるなどしてピ
ストンロッド 1aを復帰バネSPの弾撥力で引き込み復
帰させると、図11に示すようにサブシリンダ 1e内の
自己閉止弁 1dをロッド内端部 1cで復帰バネSPに抗
して押すことで、サブシリンダ 1e内の油は油出入口 1
gから出て切換弁8 内にその油流入口8Aから入り、可動
弁棒 8fの小径部を経て油出入口 8aからパイロット油
制御弁 7b内にその制御油導入口 7dから入り、この制
御弁 7bを解放してシリンダ6 内の油を復帰バネSPの
弾撥力で油ドレイン溜9 内に逃がすことでシリンダ6 の
ピストンロッド6aを復帰させ、制動体15dを制動円板
制dから離して各巻胴d1,d2 に対する制動を解除する
が、このときは図2,図11に示すように主索13に対し
て搬器15はクランプ状態にあり、妄動しない状態となっ
ている。
ストンロッド 1aを復帰バネSPの弾撥力で引き込み復
帰させると、図11に示すようにサブシリンダ 1e内の
自己閉止弁 1dをロッド内端部 1cで復帰バネSPに抗
して押すことで、サブシリンダ 1e内の油は油出入口 1
gから出て切換弁8 内にその油流入口8Aから入り、可動
弁棒 8fの小径部を経て油出入口 8aからパイロット油
制御弁 7b内にその制御油導入口 7dから入り、この制
御弁 7bを解放してシリンダ6 内の油を復帰バネSPの
弾撥力で油ドレイン溜9 内に逃がすことでシリンダ6 の
ピストンロッド6aを復帰させ、制動体15dを制動円板
制dから離して各巻胴d1,d2 に対する制動を解除する
が、このときは図2,図11に示すように主索13に対し
て搬器15はクランプ状態にあり、妄動しない状態となっ
ている。
【0049】そして上記図11の状態または前記図7の
状態(いずれも主索クランプ・巻胴フリーの状態)で、
引き寄せ索17aを固定したまま引き戻し索17bを強く引
くなどして図12に示すようにピストンロッド 1aを伸
長させると図12に示すような流路でメインシリンダ1
内の油がシリンダ6 内に入りそのピストンロッド 6aの
伸長で図3,図4,図12に示すように制動円板制dと
各巻胴d1,d2 の制動状態となる。
状態(いずれも主索クランプ・巻胴フリーの状態)で、
引き寄せ索17aを固定したまま引き戻し索17bを強く引
くなどして図12に示すようにピストンロッド 1aを伸
長させると図12に示すような流路でメインシリンダ1
内の油がシリンダ6 内に入りそのピストンロッド 6aの
伸長で図3,図4,図12に示すように制動円板制dと
各巻胴d1,d2 の制動状態となる。
【0050】なおこのときには切換弁3 の油出入口 3b
から出た油の一部は切換弁8 内にその油出入口 8dから
流入し図12のように可動弁棒 8fを油出入口 8c側に
押し付ける。
から出た油の一部は切換弁8 内にその油出入口 8dから
流入し図12のように可動弁棒 8fを油出入口 8c側に
押し付ける。
【0051】そしてこのとき切換弁8 内のパイロット油
は油出入口 8cから出て他の切換弁3 内にその油出入口
3aから入り、可動弁棒 3fの小径部を経てドレイン部
3eから油ドレイン溜9 内に流入する。
は油出入口 8cから出て他の切換弁3 内にその油出入口
3aから入り、可動弁棒 3fの小径部を経てドレイン部
3eから油ドレイン溜9 内に流入する。
【0052】そして図2に示すように元柱11の近くにあ
る搬器15を図13に示すように主索クランプを外して図
14のように原木wの伐採現場上まで移動させるには先
ず図9のように引戻し索17bをゆるめるなどしてピスト
ンロッド 1aを復帰バネSPで引き込めるとサブシリン
ダ 1e内の油は同図に示すように切換弁8 の流入口8Aか
ら出入口 8aを経てパイロット油制御弁 7aの制御油導
入口 7cから流入し、この弁 7aを解放することでシリ
ンダ5 は復帰バネSPで復帰する。
る搬器15を図13に示すように主索クランプを外して図
14のように原木wの伐採現場上まで移動させるには先
ず図9のように引戻し索17bをゆるめるなどしてピスト
ンロッド 1aを復帰バネSPで引き込めるとサブシリン
ダ 1e内の油は同図に示すように切換弁8 の流入口8Aか
ら出入口 8aを経てパイロット油制御弁 7aの制御油導
入口 7cから流入し、この弁 7aを解放することでシリ
ンダ5 は復帰バネSPで復帰する。
【0053】そしてこの復帰でクランパ15cは受板15b
から離れて主索13に対する搬器15のクランプが解かれる
が、各巻胴d1,d2 の制動中で搬器15は引き寄せ索17a
が未だ不動であるときは移動待機中となっている。
から離れて主索13に対する搬器15のクランプが解かれる
が、各巻胴d1,d2 の制動中で搬器15は引き寄せ索17a
が未だ不動であるときは移動待機中となっている。
【0054】なおこのときには切換弁8 の油出入口 8a
から出た油の一部は図9のように切換弁3 内にその油出
入口 3cから流入し同図のように可動弁棒 3fを油出入
口 3d側に押し付ける。
から出た油の一部は図9のように切換弁3 内にその油出
入口 3cから流入し同図のように可動弁棒 3fを油出入
口 3d側に押し付ける。
【0055】そしてこのとき切換弁3 内のパイロット油
は油出入口 3dから出て他の切換弁8 内にその油出入口
8bから入り、可動弁棒 8fの小径部を経てドレイン部
8eから油ドレイン溜9 内に流入する。
は油出入口 3dから出て他の切換弁8 内にその油出入口
8bから入り、可動弁棒 8fの小径部を経てドレイン部
8eから油ドレイン溜9 内に流入する。
【0056】そして図13のように引き寄せ索17aをウ
インチ16aを介してゆるめたり、引戻し索17bを徐々に
ウインチ16bで巻取るなどすれば、図9,図13のよう
に制動中の巻胴d1,d2 を介し搬器15を図14のように
伐採現場上まで主索3 に沿わせて移動させることができ
る。
インチ16aを介してゆるめたり、引戻し索17bを徐々に
ウインチ16bで巻取るなどすれば、図9,図13のよう
に制動中の巻胴d1,d2 を介し搬器15を図14のように
伐採現場上まで主索3 に沿わせて移動させることができ
る。
【0057】その後メインシリンダ1 のピストンロッド
1aを引寄せ索17aなどを固定し引戻し索17bを引くな
どして引出すことで前記図5,図6,図10に示す主索
クランプ状態となし、図14に示すように伐採現場上で
主索13に対し搬器15を不動にすることができる。
1aを引寄せ索17aなどを固定し引戻し索17bを引くな
どして引出すことで前記図5,図6,図10に示す主索
クランプ状態となし、図14に示すように伐採現場上で
主索13に対し搬器15を不動にすることができる。
【0058】なおこのときには切換弁3 の油出入口 3a
から出た油の一部で図10に示すように切換弁8 の可動
弁棒 8fを制御油出入口 8d側に押し付けると共に、油
出入口 8dから出た油は前記のルートでドレイン溜9 内
に入り、また逆止弁 4aの逆流防止作用によりピストン
ロッド 1aに対する引き出し力をある程度弱めてもシリ
ンダアーム 5aによる前記主索クランプ状態を維持でき
る。
から出た油の一部で図10に示すように切換弁8 の可動
弁棒 8fを制御油出入口 8d側に押し付けると共に、油
出入口 8dから出た油は前記のルートでドレイン溜9 内
に入り、また逆止弁 4aの逆流防止作用によりピストン
ロッド 1aに対する引き出し力をある程度弱めてもシリ
ンダアーム 5aによる前記主索クランプ状態を維持でき
る。
【0059】次いで引き戻し索17bをゆるめるなどして
ピストンロッド1aを引込み復帰させることで、前記図
11に示すように巻胴フリー、主索クランプとして第1
のウインチ16aに僅かな制動を付与しながら第2のウイ
ンチ16bに降ろし兼用引戻し索17bを前記ピストンロッ
ド 1aが伸長しない強さすなわち復帰バネSPの弾撥力
よりも小さい力で巻き込むと、各巻胴d1,d2 は前記の
ように回転フリー状態に在るので、先ず引戻し索17bの
上記巻き込み力による第2の巻胴d2 の回転力で第1の
巻胴d1 が吊下げ具18を図14に示すように降ろす方向
に回転し、荷扱い者は降りて来た吊下げ具18に原木wを
玉掛けロープしを介して吊り下げることができる。
ピストンロッド1aを引込み復帰させることで、前記図
11に示すように巻胴フリー、主索クランプとして第1
のウインチ16aに僅かな制動を付与しながら第2のウイ
ンチ16bに降ろし兼用引戻し索17bを前記ピストンロッ
ド 1aが伸長しない強さすなわち復帰バネSPの弾撥力
よりも小さい力で巻き込むと、各巻胴d1,d2 は前記の
ように回転フリー状態に在るので、先ず引戻し索17bの
上記巻き込み力による第2の巻胴d2 の回転力で第1の
巻胴d1 が吊下げ具18を図14に示すように降ろす方向
に回転し、荷扱い者は降りて来た吊下げ具18に原木wを
玉掛けロープしを介して吊り下げることができる。
【0060】引き上げ後メインシリンダ1 のピストンロ
ッド 1aを引寄せ索17aを固定したまま引き戻し索17b
を引くなどして引出すことでメインシリンダ1 内の油は
図12に示すように定圧弁2 を経て同図のように切換弁
3 に入り油出入口 3bから出て順方向の逆止弁 4bを通
り、被制御流体シリンダ6 内にその後部油出入口 6bか
ら入り、ピストンロッド 6aを押し出して制動体15dを
制動円板dにきつく押し付け図12のように巻胴d1,d
2 を制動すると共に、油出入口 3bから出た油の一部は
切換弁8 内にその油出入口 8dから流入し図12のよう
に可動弁棒 8fを油出入口 8c側に押し付ける。
ッド 1aを引寄せ索17aを固定したまま引き戻し索17b
を引くなどして引出すことでメインシリンダ1 内の油は
図12に示すように定圧弁2 を経て同図のように切換弁
3 に入り油出入口 3bから出て順方向の逆止弁 4bを通
り、被制御流体シリンダ6 内にその後部油出入口 6bか
ら入り、ピストンロッド 6aを押し出して制動体15dを
制動円板dにきつく押し付け図12のように巻胴d1,d
2 を制動すると共に、油出入口 3bから出た油の一部は
切換弁8 内にその油出入口 8dから流入し図12のよう
に可動弁棒 8fを油出入口 8c側に押し付ける。
【0061】そしてこのとき切換弁8 内のパイロット油
は油出入口 8cから出て他の切換弁3 内にその油出入口
3aから入り、可動弁棒 3fの小径部を経てドレイン部
3eから油ドレイン溜9 内に流入する。
は油出入口 8cから出て他の切換弁3 内にその油出入口
3aから入り、可動弁棒 3fの小径部を経てドレイン部
3eから油ドレイン溜9 内に流入する。
【0062】そして上記各巻胴d1,d2 を制動状態で図
9のようにピストンロッド 1aを前記のように引込み復
帰させることで、前述した図9の説明による各部の動作
で主索クランプを解除した後、第1のウインチ16aに荷
上げ兼用引寄せ索17aを巻取りながら、第2のウインチ
16bから引戻し索17bをピストンロッド 1aが復帰しな
いように所定のバックテンションを与えつつ繰り出して
図15の伐採現場上から図16に示すように搬器15を元
柱11の方向に主索13を沿わせて原木wと共に引き寄せ始
めることができる。
9のようにピストンロッド 1aを前記のように引込み復
帰させることで、前述した図9の説明による各部の動作
で主索クランプを解除した後、第1のウインチ16aに荷
上げ兼用引寄せ索17aを巻取りながら、第2のウインチ
16bから引戻し索17bをピストンロッド 1aが復帰しな
いように所定のバックテンションを与えつつ繰り出して
図15の伐採現場上から図16に示すように搬器15を元
柱11の方向に主索13を沿わせて原木wと共に引き寄せ始
めることができる。
【0063】引き寄せ終ったら図10に示すように引き
戻し索17bを強く引くなどしてピストンロッド 1aを引
出して一旦前述した図10の動作に基づく主索クランプ
巻胴制動とした後、図11に示すようにピストンロッド
1aを復帰させれば、同図のように主索クランプ巻胴フ
リーの状態となり、この主索クランプ巻胴フリーの状態
のまま、図17のように第1のウインチ16aに若干の制
動を付与しつつ引戻し索17bを第2のウインチ16bに巻
込むことで同図に示すように前記吊下げ具18の降ろし時
(図14参照)と同様に吊下げ具18と共に原木wを元柱
1 付近に降ろすことができ、地上やトラック上で吊下げ
具8 を玉掛けロープLから外して原木wを集材できる。
戻し索17bを強く引くなどしてピストンロッド 1aを引
出して一旦前述した図10の動作に基づく主索クランプ
巻胴制動とした後、図11に示すようにピストンロッド
1aを復帰させれば、同図のように主索クランプ巻胴フ
リーの状態となり、この主索クランプ巻胴フリーの状態
のまま、図17のように第1のウインチ16aに若干の制
動を付与しつつ引戻し索17bを第2のウインチ16bに巻
込むことで同図に示すように前記吊下げ具18の降ろし時
(図14参照)と同様に吊下げ具18と共に原木wを元柱
1 付近に降ろすことができ、地上やトラック上で吊下げ
具8 を玉掛けロープLから外して原木wを集材できる。
【0064】なお上記引戻し索17bの巻取り力はメイン
シリンダ1 の復帰バネSPの弾撥力よりも小さい引張力
とする。
シリンダ1 の復帰バネSPの弾撥力よりも小さい引張力
とする。
【0065】また吊下げ具8 を初めとする搬器5 に関す
る各部材を再び伐採現場まで引き戻すには、前記原木w
の引き上げ時と同様な操作で空の吊下げ具18を引き上げ
た後、図7に示すように最初の操作に戻り、以下前記の
各操作の繰返しで多数の原木wを少人数で空中搬送して
集材することができる。
る各部材を再び伐採現場まで引き戻すには、前記原木w
の引き上げ時と同様な操作で空の吊下げ具18を引き上げ
た後、図7に示すように最初の操作に戻り、以下前記の
各操作の繰返しで多数の原木wを少人数で空中搬送して
集材することができる。
【0066】なお原木wに掛けた玉掛けロープLは周知
手段で外して再利用できると共に、玉掛けロープL自体
は絞り込みリング式の1本ロープのものでもよく、さら
に原木wの代りにビーム材などの建築資材やその他の資
材を空中搬送できる。
手段で外して再利用できると共に、玉掛けロープL自体
は絞り込みリング式の1本ロープのものでもよく、さら
に原木wの代りにビーム材などの建築資材やその他の資
材を空中搬送できる。
【0067】なお図18で示すように第1の巻胴d1 に
巻装すべき荷上げ兼用引寄せ索17aをサブプーリPo を
経て巻胴d1 に数回巻装すれば、その巻き重なりを防止
できる。
巻装すべき荷上げ兼用引寄せ索17aをサブプーリPo を
経て巻胴d1 に数回巻装すれば、その巻き重なりを防止
できる。
【0068】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成した
ので、以下に記載の効果を奏する。メインシリンダ1 の
ピストンロッド 1aをその復帰バネSPの弾撥力に抗し
て引き出すことで、メインシリンダ1 内の油は定圧弁2
を通り切換弁3 内に入り、可動弁棒 3fの位置に応じて
複数の油出入口 3aまたは 3bのいずれか一つから出て
複数の逆止弁 4aまたは 4bのいずれかの一つを順方向
に通り複数の被制御流体シリンダ5 または6 の一つのシ
リンダ内に入り、搬器15の主索クランプ用としたピスト
ンロッド 5aまたは巻胴制動用としたピストンロッド 6
aを各個別に伸長させることができるから、荷揚げ・荷
降ろしに当り主索13に搬器15をクランプして確実にその
妄動を阻止できるから、傾斜地でも安全に荷役作業が実
行できるという第1の効果が有る。
ので、以下に記載の効果を奏する。メインシリンダ1 の
ピストンロッド 1aをその復帰バネSPの弾撥力に抗し
て引き出すことで、メインシリンダ1 内の油は定圧弁2
を通り切換弁3 内に入り、可動弁棒 3fの位置に応じて
複数の油出入口 3aまたは 3bのいずれか一つから出て
複数の逆止弁 4aまたは 4bのいずれかの一つを順方向
に通り複数の被制御流体シリンダ5 または6 の一つのシ
リンダ内に入り、搬器15の主索クランプ用としたピスト
ンロッド 5aまたは巻胴制動用としたピストンロッド 6
aを各個別に伸長させることができるから、荷揚げ・荷
降ろしに当り主索13に搬器15をクランプして確実にその
妄動を阻止できるから、傾斜地でも安全に荷役作業が実
行できるという第1の効果が有る。
【0069】またこの発明では荷揚げ降ろし用の昇降索
を搬器の引寄せ索としても兼用するとともに、上記昇降
索の巻胴を駆動するためのロープを搬器の引戻し索とし
ても兼用することで索張り作業を簡素化でき、経済的に
実施できるという第2の効果も有る。
を搬器の引寄せ索としても兼用するとともに、上記昇降
索の巻胴を駆動するためのロープを搬器の引戻し索とし
ても兼用することで索張り作業を簡素化でき、経済的に
実施できるという第2の効果も有る。
【0070】そして定圧弁2 は所定圧力以下では閉じ
て、切換弁3,8の制御油出入口 3c,3d,8c,8dに所望
時以外の時間にピストンロッド 1aが多少移動してもパ
イロット油として加わらないようにする作用と、被制御
流体シリンダ5,6 の妄動を防ぐ作用とが有るから該動作
のない安定確実に複数の被制御流体シリンダ5,6 を只1
個の二連式流体ポンプで伸縮制御できるといった第3の
効果も有る。
て、切換弁3,8の制御油出入口 3c,3d,8c,8dに所望
時以外の時間にピストンロッド 1aが多少移動してもパ
イロット油として加わらないようにする作用と、被制御
流体シリンダ5,6 の妄動を防ぐ作用とが有るから該動作
のない安定確実に複数の被制御流体シリンダ5,6 を只1
個の二連式流体ポンプで伸縮制御できるといった第3の
効果も有る。
【0071】また逆止弁 4a,4bを被制御シリンダ5,6
の前段に直列は挿入したので、これら各シリンダ5,6 に
加わった油圧を保持することができ、定圧弁2 の出力側
が減圧しても上記各シリンダ5,6 のピストンロッド 5
a,6aの伸長状態を保持する作用が有るから別途作業に
当り、上記シリンダピストンに変化を与えないから、主
索クランプおよび/または巻胴制動を所望時間内は確実
に維持でき、搬器15が主索に沿って滑落してしまうとい
う最悪の事故を確実に防止できるという第4の効果が有
る。
の前段に直列は挿入したので、これら各シリンダ5,6 に
加わった油圧を保持することができ、定圧弁2 の出力側
が減圧しても上記各シリンダ5,6 のピストンロッド 5
a,6aの伸長状態を保持する作用が有るから別途作業に
当り、上記シリンダピストンに変化を与えないから、主
索クランプおよび/または巻胴制動を所望時間内は確実
に維持でき、搬器15が主索に沿って滑落してしまうとい
う最悪の事故を確実に防止できるという第4の効果が有
る。
【0072】さらにパイロット油制御弁 7a,7bで被制
御流体シリンダ5,6 内の油を排除するようになしたので
その制御油導入口 7c,7dにパイロット油が導入したと
きだけ解放し、被制御流体シリンダ5,6 内の加圧油を所
望時に排出し、油ドレイン溜9 内に流入させることがで
きるからパイロット油制御の切換弁3,8 の使用と相俟っ
て全ての作動を油の流れで実行できるといった第5の効
果も有る。
御流体シリンダ5,6 内の油を排除するようになしたので
その制御油導入口 7c,7dにパイロット油が導入したと
きだけ解放し、被制御流体シリンダ5,6 内の加圧油を所
望時に排出し、油ドレイン溜9 内に流入させることがで
きるからパイロット油制御の切換弁3,8 の使用と相俟っ
て全ての作動を油の流れで実行できるといった第5の効
果も有る。
【0073】さらにパイロット油制御の切換弁3,8 はそ
れぞれその制御油出入口 3c,3dおよび 8c,8dにパイ
ロット制御油が加わると、この加わった方向に可動弁棒
3f,8fが動き、この動き方向に応じて油流入口3A,8A
に加わった例えば50kg/cm2 程度の油を二次側油
出入口 3a,8aまたは 3b,8bに吐出切換えを行なう作
用と、各切換弁3,8 の制御油出入口に貯留している制御
油を前記可動弁棒 3f,8fが動くときにその動き方向側
の制御油出入口から吐出させると共に、この吐出した油
を油出入口 3a,8aまたは 3b,8bから切換弁3,8 のド
レイン部 3e,8eに吐出して油ドレイン溜9 に流入させ
ることができるから、油の流れだけで全ての切換え動作
を実行できるという第6の効果も有る。
れぞれその制御油出入口 3c,3dおよび 8c,8dにパイ
ロット制御油が加わると、この加わった方向に可動弁棒
3f,8fが動き、この動き方向に応じて油流入口3A,8A
に加わった例えば50kg/cm2 程度の油を二次側油
出入口 3a,8aまたは 3b,8bに吐出切換えを行なう作
用と、各切換弁3,8 の制御油出入口に貯留している制御
油を前記可動弁棒 3f,8fが動くときにその動き方向側
の制御油出入口から吐出させると共に、この吐出した油
を油出入口 3a,8aまたは 3b,8bから切換弁3,8 のド
レイン部 3e,8eに吐出して油ドレイン溜9 に流入させ
ることができるから、油の流れだけで全ての切換え動作
を実行できるという第6の効果も有る。
【0074】また上記メインシリンダ1 の作動を荷降兼
用引戻し索などの単一の制御部材で制御できるから全体
としてコンパクトかつ簡素になりコスト安に提供できる
といった第7の効果も有る。
用引戻し索などの単一の制御部材で制御できるから全体
としてコンパクトかつ簡素になりコスト安に提供できる
といった第7の効果も有る。
【図1】この発明に用いて好適なシリンダ制御装置の一
例を示す配管系統図
例を示す配管系統図
【図2】この発明の実施例を示す構成図
【図3】この発明を適用した搬器の一例を示す要部切欠
の立面図
の立面図
【図4】この発明を適用した搬器の一例を示す要部切欠
の縦断側面図
の縦断側面図
【図5】図4と状態を異にした立面図
【図6】図4と状態を異にした縦断側面図
【図7】図1と状態を異にした配管系統図
【図8】図7と状態を異にした配管系統図
【図9】図8と状態を異にした配管系統図
【図10】図9と状態を異にした配管系統図
【図11】図10と状態を異にした配管系統図
【図12】図11と状態を異にした配管系統図
【図13】図2と状態を異にした構成図
【図14】図13と状態を異にした構成図
【図15】図14と状態を異にした構成図
【図16】図15と状態を異にした構成図
【図17】図16と状態を異にした構成図
【図18】図3に示すものの要部の他の例を示す斜視図
1 メインシリンダ 1a,5a,6a ピストンロッド 1b ピストン 1c ロッド内端部 1d 自己閉止弁体 1e サブシリンダ 1f,5c,6c 前部油出入口 1g,3a 〜3d,8a 〜8d 油出入口 1h,5b,6b 後部油出入口 2 定圧弁 3,8 切換弁 3A,8A 油流入口 3e,8e ドレイン部 4a,4b,10a,10b 逆止弁 5,6 被制御流体シリンダ 6d,7,10 相互接続部 7a,7b パイロット油制御弁 7c,7d 制御油導入口 9 油ドレイン溜 11 元柱 12 先柱 13 主索 14 溝付きプーリ 15 搬器 15a 側板 15b 主索受板 15c クランパ 15d 制動体 16a,16b ウインナ 17a 荷上げ兼用引寄せ索 17b 荷降ろし兼用引戻し索 18 吊下げ具 d 制動円板 d1,d2 巻胴 p,p2 定滑車 p1 動滑車
Claims (1)
- 【請求項1】 地上などに立設固定した元柱11と先柱12
との間に主索13を張設し、この主索に前後の溝付プーリ
14で搬器15を吊下げ架設した集材搬送装置において、下
記の構成要素(A)と(B)とからなる架設集材搬送装
置。 (A) 二連式流体ポンプのメインシリンダ1 から液密
的に突設した弾力復帰のピストンロッド 1aのピストン
1bを経たロッド内端部 1cで移動する自己閉止弁体 1
dをサブシリンダ 1e内に備えるとともに、前記メイン
シリンダ1 の前部油出入口 1fを定圧弁2を経てパイロ
ット油制御の切換弁3 の油流入口3Aに連通接続してその
二次側油出入口 3a,3bをそれぞれ順方向の逆止弁 4
a,4bを経て弾力復帰のピストンロッド 5a,6aをそれ
ぞれ液密突設した複数の被制御流体シリンダ5,6 の後部
油出入口 5b,6bに連通接続し、これらの油出入口 5
b,6b間に直列配管したパイロット油制御弁 7a,7bの
制御油導入口 7c,7dをそれぞれ前記切換弁3 の制御油
出入口 3c,3dに連通接続するとともに、他の切換弁8
の油出入口 8a,8bにも個別接続配管し、またその制御
油出入口 8c,8dをそれぞれ前記切換弁3 の油出入口 3
a,3bに連通接続し、さらに前記制御弁 7a,7bの相互
接続部7 を油ドレイン溜9 の上部に開口配管し、また前
記切換弁8 の油流入口8Aに接続したサブシリンダ 1eの
油出入口 1gと前記メインシリンダ1 の前部油出入口 1
fとの間に互いに逆向きに直列配管接続した逆止弁10
a,10bの相互接続部10を前記油ドレイン溜9 の底部お
よびメインシリンダ1 の後部油出入口 1hに連通配管
し、さらに前記各切換弁3,8のドレイン部 3e,8eをそ
れぞれ油ドレイン溜9 の上部に開口配管してなる複数シ
リンダの個別制御装置。 (B) 搬器15の側板15a,15aの上部に主索受板15b
を固定し、その下面に対向しクランパ15cの下部を上記
側板15aに固定した前記被制御流体シリンダ5 のピスト
ンロッド 5aに連結するとともに、前記側板15aの下部
には搬器15に固定した前記被制御流体シリンダ6 のピス
トンロッド 6aに連結した制動体15dの両端下面が摺接
する制動円板d,dと同軸一体に二つの巻胴d1,d2 を
枢支して備え、さらに前記元柱11に隣接固定した二基の
ウインチ16a,16bのうち第1のウインチ16aに巻付け
た荷上げ兼用引寄せ索17aの中間部分を搬器15の第1の
巻胴d1 に数回巻回垂下してその下端に吊下げ具18を取
着するとともに、前記第2の巻胴d2 に多数回巻付けた
ワイヤーロープなどの荷降ろし兼用引戻し索17bを搬器
15の定滑車P2 および前記被制御流体シリンダ1 のピス
トンロッド 1aの先端に枢設した動滑車P1 を順次に経
て先柱12の上下の定滑車P,Pを介して元柱11側に引き
返して第2のウインチ16bに巻装した架設集材搬送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31831491A JPH0659993B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 架設集材搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31831491A JPH0659993B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 架設集材搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05132289A true JPH05132289A (ja) | 1993-05-28 |
JPH0659993B2 JPH0659993B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=18097818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31831491A Expired - Lifetime JPH0659993B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 架設集材搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659993B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109534018A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-03-29 | 徐秀焕 | 一种电线杆搬运设备 |
-
1991
- 1991-11-06 JP JP31831491A patent/JPH0659993B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109534018A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-03-29 | 徐秀焕 | 一种电线杆搬运设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0659993B2 (ja) | 1994-08-10 |
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