JPH05132265A - 油圧エレベーターの油圧パワーユニツト - Google Patents

油圧エレベーターの油圧パワーユニツト

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Publication number
JPH05132265A
JPH05132265A JP3324020A JP32402091A JPH05132265A JP H05132265 A JPH05132265 A JP H05132265A JP 3324020 A JP3324020 A JP 3324020A JP 32402091 A JP32402091 A JP 32402091A JP H05132265 A JPH05132265 A JP H05132265A
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JP
Japan
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hydraulic
oil
oil tank
foreign matter
rug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3324020A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Takigawa
行洋 瀧川
Yoshio Kamiya
代詞男 神谷
Tatsuo Miyake
立郎 三宅
Motoo Shimoaki
元雄 下秋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3324020A priority Critical patent/JPH05132265A/ja
Publication of JPH05132265A publication Critical patent/JPH05132265A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油槽中の作動油内における浮遊異物が少ない
油圧エレベーターの油圧パワーユニットを得る。 【構成】 作動油2中に油圧ポンプ装置3を配置した油
槽1内の底面に、多数の細孔を有する敷物11、また、
多数の毛状物によるブラシ状表面の敷物11を敷き延べ
て作動油2中の異物を敷物11中に捕集する。これによ
って、油圧ジャッキ8の作動による作動油2の乱流が敷
物11中の異物に伝わり難くなり浮遊異物が減少する。 【効果】 浮遊異物による油圧ポンプ装置の故障を未然
に防ぎ、油圧パワーユニットの信頼性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油槽の作動油中に油
圧ポンプ装置が設けられた油圧エレベーターの油圧パワ
ーユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開昭62−27598
6号公報に示された従来の油圧エレベーターの油圧パワ
ーユニットを示す断面図である。図において、1は油
槽、2は油槽1に貯留された作動油、3は油槽1内に設
けられて作動油2中に浸漬状態に配置された油圧ポンプ
装置で、油圧ポンプ4及びその駆動電動機5によって構
成されている。6は油圧ポンプ装置3の吐出管、7は吐
出管6に接続された弁装置、8は弁装置7に接続された
油圧ジャッキ、9は油圧ジャッキ8に支持されたかご、
10は油槽1と弁装置7の間に設けられた還流管であ
る。
【0003】従来の油圧エレベーターの油圧パワーユニ
ットは上記のように構成され、油圧ポンプ装置3が付勢
されると、弁装置7を介して作動油2が油圧ジャッキ8
に圧送されかご9が上昇する。また、かご9を下降させ
るときには弁装置7が開放され、油圧ジャッキ8内の作
動油2が還流管10を経て油槽1に還流されるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の油
圧エレベーターの油圧パワーユニットでは、かご9の昇
降の都度、油槽1の作動油2の送出、還流が繰り返され
る。また、作動油2中には塵埃、スラッジ等の異物の混
入が避けられず、これら異物はかご9の停止中は油槽1
の底面全体にわたって沈澱している。そして、作動油2
の送出、還流時には油槽1内が撹拌されるので、異物が
油槽1の作動油2中を浮遊する。この浮遊異物が油圧ポ
ンプ装置3の電動機5の回転部に侵入して故障が発生し
たり、油圧ポンプ4のフィルターが目詰まりしたりする
という問題点があった。なお、浮遊異物は油圧ポンプ装
置3の近傍で特に多くなり、また、油圧ポンプ装置3に
対応した油槽1底面に沈澱した異物が浮遊することによ
り上記のような問題現象が発生し易くなる。
【0005】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、油槽中の作動油内における浮遊
異物を少なくする油圧エレベーターの油圧パワーユニッ
トを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る油圧エレ
ベーターの油圧パワーユニットにおいては、作動油中に
浸漬状態に油圧ポンプ装置が配置された油槽内の底面
に、多数の細孔を有するスポンジ状板材からなり油槽内
の底面に敷き延べられて作動油中の異物を細孔中に捕集
する敷物が設けられる。
【0007】また、作動油中に浸漬状態に油圧ポンプ装
置が配置された油槽内の底面に、多数の細孔を有するス
ポンジ状板材からなり油槽内の底面に敷き延べられて作
動油中の異物を細孔中に捕集する敷物と、油槽内の底面
と敷物の両者の間に設けられて上記両者間に、細孔から
落下する異物の収容空所を形成した隔片とが設けられ
る。
【0008】また、作動油中に浸漬状態に油圧ポンプ装
置が配置された油槽内の底面に、多数の毛状物が植え込
まれたブラシ状表面を有する板材からなり油槽内の底面
に敷き延べられて作動油中の異物を毛状物の間に捕集す
る敷物が設けられる。
【0009】
【作用】上記のように構成された油圧エレベーターの油
圧パワーユニットの油槽の作動油に混入した異物は、作
動油の静止時に沈澱して敷物により捕集される。これに
より、油圧ジャッキの作動によって作動油が撹拌された
ときに、作動油の乱流が敷物中の異物に伝わり難くなり
浮遊異物が減少する。
【0010】また、油槽の作動油に混入した異物が、作
動油の静止時に沈澱して敷物により捕集され、さらに収
容空所に落下する。これにより、油圧ジャッキの作動に
よって作動油が撹拌されたときに、作動油の乱流が敷
物、収容空所中の異物に伝わり難くなり浮遊異物が減少
する。
【0011】
【実施例】
実施例1.図1及び図2は、この発明の一実施例を示す
図で、図中、図7と同符号は相当部分を示し、11は多
数の細孔12を有するスポンジ状板材からなり油槽1内
の底面に敷き延べられて作動油2中の異物を細孔12中
に捕集する敷物、13は油槽1内の底面から立設された
固定ピンで敷物11を貫通して敷物11を油槽1内面に
固定する。14は細孔12に捕集された異物である。
【0012】上記のように構成された油圧エレベーター
の油圧パワーユニットにおいては、油槽1の作動油2に
混入した異物が、作動油2の静止時に沈澱して敷物11
の細孔12に捕集される。これにより、油圧ジャッキ8
の作動によって作動油2が撹拌されたときに、作動油2
の乱流が敷物11中の異物14に伝わり難くなり浮遊異
物が減少する。したがって、浮遊異物が油圧ポンプ装置
3の電動機5の回転部に侵入して故障が発生したり、油
圧ポンプ4のフィルターが目詰まりしたりすることが少
なくなる。このため、油圧パワーユニットの安全性を向
上し、長寿命化し、また、信頼性を向上することができ
る。
【0013】実施例2.図3及び図4は、この発明の他
の実施例を示す図で、図中、図1及び図2と同符号は相
当部分を示し、13は下部に隔片15を形成した段付ピ
ンからなる固定ピン、16は隔片15によって油槽1内
の底面と敷物11の両者の間に形成れた収容空所、17
は細孔12から収容空所に落下した異物である。
【0014】この実施例において、油槽1の作動油2に
混入した異物が、作動油2の静止時に沈澱して敷物11
の細孔12に捕集される。そして、異物が細孔12から
収容空所16に落下する。これにより、油圧ジャッキ8
の作動によって作動油2が撹拌されたときに、作動油2
の乱流が敷物11中、及び収容空所16中の異物14に
伝わり難くなり浮遊異物が減少する。したがって、詳細
な説明を省略するがこの実施例においても図1及び図2
の実施例と同様な作用が得られることは明白である。
【0015】実施例3.図5及び図6も、この発明の他
の実施例を示す図で、図中、図1及び図2と同符号は相
当部分を示し、11は多数の毛状物111が植え込まれ
たブラシ状表面を有する板材からなり油槽1内の底面に
敷き延べられて作動油2中の異物を毛状物111の間の
細隙112に捕集する敷物、14は細隙112に捕集さ
れた異物である。
【0016】この実施例において、油槽1の作動油2に
混入した異物が、作動油2の静止時に沈澱して敷物11
の細隙112に捕集される。これにより、油圧ジャッキ
8の作動によって作動油2が撹拌されたときに、作動油
2の乱流が敷物11中の異物14に伝わり難くなり浮遊
異物が減少する。したがって、詳細な説明を省略するが
この実施例においても図1及び図2の実施例と同様な作
用が得られることは明白である。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように作動油
中に浸漬状態に油圧ポンプ装置が配置された油槽内の底
面に、多数の細孔を有するスポンジ状板材からなり油槽
内の底面に敷き延べられて作動油中の異物を細孔中に捕
集する敷物を設け、また、この敷物と油槽の底面の間に
設けられて、細孔から落下する異物の収容空所を形成し
た隔片を設けたものである。また、作動油中に浸漬状態
に油圧ポンプ装置が配置された油槽内の底面に、多数の
毛状物が植え込まれたブラシ状表面を有する板材からな
り油槽内の底面に敷き延べられて作動油中の異物を毛状
物の間に捕集する敷物を設けたものである。これによっ
て、油槽の作動油に混入した異物が、作動油の静止時に
沈澱して敷物中に捕集される。また、異物が細孔から収
容空所に落下する。このため、油圧ジャッキの作動によ
って作動油が撹拌されたときに、作動油の乱流が敷物
中、また収容空所中の異物に伝わり難くなり浮遊異物が
減少する。したがって、浮遊異物による油圧ポンプ装置
の故障を未然に防ぐことができ、油圧パワーユニットの
信頼性を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を概念的に示す断面図。
【図2】図1の油槽底部の拡大図。
【図3】この発明の実施例2を示す図1相当図。
【図4】図3の油槽底部の拡大図。
【図5】この発明の実施例3を示す図1相当図。
【図6】図5の油槽底部の拡大図。
【図7】従来の油圧エレベーターの油圧パワーユニット
を示す図1相当図。
【符号の説明】
1 油槽 2 作動油 3 油圧ポンプ装置 8 油圧ジャッキ 10 還流管 11 敷物 12 細孔 14 異物 15 隔片 16 収容空所 111 毛状物
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の油
圧エレベーターの油圧パワーユニットでは、かご9の昇
降の都度、油槽1の作動油2の送出、還流が繰り返され
る。また、作動油2中には塵埃、スラッジ等の異物の混
入が避けられず、これら異物はかご9の停止中は油槽1
の底面全体にわたって沈澱している。そして、作動油2
の送出、還流時には油槽1内が撹拌されるので、異物が
油槽1の作動油2中を浮遊する。この浮遊異物が油圧ポ
ンプ装置3の電動機5の回転部に侵入して故障が発生し
たり、油圧ポンプ4のフィルターが目詰まりしたりする
という問題点があった
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下秋 元雄 稲沢市菱町1番地 三菱電機株式会社稲沢 製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動油が貯留され油圧エレベーターの油
    圧ジャッキの還流管が接続された油槽と、この油槽の作
    動油中に浸漬状態に配置されて上記油圧ジャッキに上記
    作動油を圧送する油圧ポンプ装置と、多数の細孔を有す
    るスポンジ状板材からなり上記油槽内の底面に敷き延べ
    られて上記作動油中の異物を上記細孔中に捕集する敷物
    とを備えた油圧エレベーターの油圧パワーユニット。
  2. 【請求項2】 作動油が貯留され油圧エレベーターの油
    圧ジャッキの還流管が接続された油槽と、この油槽の作
    動油中に浸漬状態に配置されて上記油圧ジャッキに上記
    作動油を圧送する油圧ポンプ装置と、多数の細孔を有す
    るスポンジ状板材からなり上記油槽内の底面に敷き延べ
    られて上記作動油中の異物を上記細孔中に捕集する敷物
    と、上記油槽の底面と上記敷物の両者の間に設けられて
    上記両者間に、上記細孔から落下する上記異物の収容空
    所を形成した隔片とを備えた油圧エレベーターの油圧パ
    ワーユニット。
  3. 【請求項3】 作動油が貯留され油圧エレベーターの油
    圧ジャッキの還流管が接続された油槽と、この油槽の作
    動油中に浸漬状態に配置されて上記油圧ジャッキに上記
    作動油を圧送する油圧ポンプ装置と、多数の毛状物が植
    え込まれたブラシ状表面を有する板材からなり上記油槽
    内の底面に敷き延べられて上記作動油中の異物を上記毛
    状物の間に捕集する敷物とを備えた油圧エレベーターの
    油圧パワーユニット。
JP3324020A 1991-11-13 1991-11-13 油圧エレベーターの油圧パワーユニツト Pending JPH05132265A (ja)

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JP3324020A JPH05132265A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 油圧エレベーターの油圧パワーユニツト

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JP3324020A JPH05132265A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 油圧エレベーターの油圧パワーユニツト

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ID=18161251

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JP (1) JPH05132265A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102226455A (zh) * 2011-06-17 2011-10-26 徐州重型机械有限公司 起重机及其磁性杂质过滤装置
CN104047930A (zh) * 2014-06-16 2014-09-17 刘坚 一种高集成型液压泵站
CN104948534A (zh) * 2015-06-12 2015-09-30 中国农业大学 一种农用车载液压泵站

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102226455A (zh) * 2011-06-17 2011-10-26 徐州重型机械有限公司 起重机及其磁性杂质过滤装置
CN104047930A (zh) * 2014-06-16 2014-09-17 刘坚 一种高集成型液压泵站
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