JPH05132197A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JPH05132197A
JPH05132197A JP31522791A JP31522791A JPH05132197A JP H05132197 A JPH05132197 A JP H05132197A JP 31522791 A JP31522791 A JP 31522791A JP 31522791 A JP31522791 A JP 31522791A JP H05132197 A JPH05132197 A JP H05132197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
recording
platen roller
recording paper
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31522791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Ikeda
田 靖 彦 池
Atsushi Saito
藤 篤 齋
Akio Okubo
久 保 明 夫 大
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP31522791A priority Critical patent/JPH05132197A/ja
Publication of JPH05132197A publication Critical patent/JPH05132197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録手段に対向して配置されたプラテンロー
ラにレジストレーション機能を持たせることで、レジス
トローラ対を取り除く。 【構成】 記録ヘッド4に対向して配設されたプラテン
ローラ1と、プラテンローラ1に当接する停止押圧部材
14と、それらの当接箇所13に記録紙5を給送する給
紙ローラ9とを備えた記録装置において、記録紙5が当
接箇所13に突き当たって撓みを生じたことを検知する
検知手段Aと、検知手段Aの検知結果に基づいて給紙ロ
ーラ9及びプラテンローラ1の駆動を制御する駆動制御
手段Bとを有したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被記録材に記録ヘッド
で画像を形成させる記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置では図4に示す
ように、ガイド107を介し、給紙ローラ109によっ
て送られてきた被記録材(ここでは紙、以下記録紙10
5と呼ぶ)はレジ前センサ110にて検知され、その後
記録紙105との摩擦係数の小さい材料を用いたレジス
トローラR121に先端をつき当てられて記録紙105
とレジストローラR121の滑りを利用して斜行補正が
行われ、レジストローラF122と記録紙105が突き
当たった後で搬送を始める。更に記録紙105はプラテ
ンローラ101と、コロ押圧バネ124に付勢される押
圧コロ123との間まで送られる。
【0003】ここでプラテンローラ101の周速VP
レジストローラF122の周速VRの間には、数1のよ
うな関係がある。
【0004】
【数1】VP <VR このため、プラテンローラ101に記録紙105が接触
した時点から、記録紙105の搬送はプラテンローラ1
01の駆動に委るものになる。そしてプラテンローラ1
01と記録紙押圧板106に挾まれた近傍を記録ヘッド
104で印字され、記録紙搬送ローラ108にて搬送さ
れるような構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、レジストローラローラR121とレジストロー
ラローラF122の組とプラテンローラ101と押圧コ
ロ123の組を独立に配置しているために次のような欠
点があった。 (1) レジストローラF122とプラテンローラ101と
の間しか記録紙105を搬送しないのに部品点数がレジ
ストローラR121とレジストローラF122及びこれ
らに関連する歯車等の分だけ多くなり、装置が複雑にな
る上にコストもかかる。 (2) レジストローラF122とプラテンローラ101と
の周速差が記録紙105を搬送中においてはたわみを大
きくする方向に働き、紙づまりの原因となる。また、レ
ジストローラF122の方がプラテンローラ101より
も遅いと画像に伸びなどの悪影響を及ぼす。このため、
レジストローラ121,122にクラッチをつなぐか、
プラテンローラ101と等速に駆動させる必要が生じ、
コストがかかる。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところはプラテンローラにレ
ジストレーションの機能を備えた記録装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、記録手段に対向して配設されたプ
ラテンローラと、該プラテンローラに当接する停止押圧
部材と、該停止押圧部材と該プラテンローラとの当接箇
所に被記録材を給送する給送手段とを備えた記録装置に
おいて、前記給送手段にて給送された被記録材が前記当
接箇所に突き当たって撓みを生じたことを検知する検知
手段と、該検知手段の検知結果に基づいて前記給送手段
及び前記プラテンローラの駆動を制御する駆動制御手段
とを有したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成の本発明にあっては、被記録部材が当
接箇所に突き当たって撓みが生じ、斜行補正がなされ
る。そのことが検知手段によって検知され、その検知結
果に基づいて給送手段及びプラテンローラの駆動が駆動
制御手段によって制御される。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細
かつ具体的に説明する。
【0010】図1(a) は本発明を適用したインクジェッ
ト記録装置の記録部概略構成図、(b) は同装置のブロッ
ク図、図2は同装置の概略斜視図である。図1(a) 及び
図2に於いて1はプラテンローラ、2は記録紙5をプラ
テンローラ1が搬送する様に押圧する押圧ローラ、3は
押圧ローラをプラテンローラに押しつける方向に荷重を
かけるローラ押圧バネ、4は記録紙5の記録幅全幅にわ
たってインク吐出口が配置された記録手段としてのフル
ライン型の記録ヘッド、5は被記録材であるところの記
録紙で、ここでは特に、定型に切断されたカット紙であ
り、6は記録紙5をプラテンローラ1に押し付けて記録
紙5と記録ヘッド4との距離を一定に保つ記録紙押圧板
である。ここで、記録紙押圧板6、押圧ローラ2は停止
押圧部材14を構成する。7は給紙されてきた記録紙5
の方向を定めるガイド、8は印字後の記録紙を搬送する
記録紙搬送ローラ、9は記録紙5をプラテンローラ1ま
で給送する給送手段としての給紙ローラ、10は紙の通
過を検出するレジ前センサである。
【0011】図1(b) において、11は時を刻むクロッ
ク、12はクロックの値を計測するカウンターである。
ここでレジ前センサ10,クロック11,カウンター1
2は検知手段Aを構成する。Bはプラテンローラ1及び
給紙ローラ9の駆動を制御する駆動制御手段である。
【0012】まず給紙ローラ9が回転し始め、記録紙5
を搬送する。記録紙5の先端がガイド7に接触すると記
録紙5はガイド7に沿って進みレジ前センサ10を動作
させる。記録紙5は更に進み回転していない押圧ローラ
2に先端がつき当たる。ここで、ガイド7は記録紙5が
プラテンローラ1よりも押圧ローラ2に先に当たるよう
に配置されている。押圧ローラ2は紙との摩擦係数が低
い金属などの材質でできており、記録紙5の先端は押圧
ローラ2の円周上をすべり、記録紙5の先端の一部分が
プラテンローラ1と押圧ローラ2の接線上で止まる。更
に給紙ローラ9は記録紙5の搬送を続け、記録紙5の先
端全てがレジストローラ1と押圧ローラ2の接線上には
さまる。そして記録紙5にたわみができたぐらいのとこ
ろでプラテンローラ1の回転が始まるように設定してあ
る。
【0013】この設定について以下に説明する。記録紙
5がレジ前センサ10を通過してから、プラテンローラ
1と押圧コロ2との当接箇所13に突き当たって撓みが
生じるまでの時間が制御部Cに所定値として記憶されて
いる。さて、記録紙5によってレジ前センサ10が動作
されると、クロック11の値をカウンター12が計測し
始める。そしてカウンター12の値が制御部Cに記憶さ
れた所定値に達するまでプラテンローラ1は停止したま
まであり、一方給送ローラ9は回転を続け、記録紙5を
当接箇所13へ向けて移動させる。そして、カウンター
12の値が所定値に達すると、記録紙5は当接箇所13
に突き当たって撓みを生じ、斜行補正がされる。そこ
で、駆動制御手段Bは給紙ローラ9のクラッチを切って
フリー状態とし、他方プラテンローラ1の回転を開始す
る。
【0014】即ち、プラテンローラ1の周速は給紙ロー
ラ9の周速よりも速いので給紙ローラ9にクラッチをつ
ないでおけば記録紙5は、プラテンローラ1の駆動力だ
けで搬送される。
【0015】プラテンローラ1によって搬送された記録
紙5は、記録紙押圧板6によってプラテンローラに密着
させられており、この近傍を記録ヘッド4で印字するの
である。印字された記録紙5は、記録紙搬送ローラ8に
よって不図示の排紙トレイや、定着器に送られるが、こ
の周速はプラテンローラ1と同じか若干速く設定し、搬
送力は弱くした方が好ましい。
【0016】1枚目の記録紙5が給紙ローラ9から離れ
ると、今迄空転していた給紙ローラ9には再び駆動力が
伝わり給紙を始める。1枚目の記録紙5の後端がレジ前
センサ10を通過するとレジ前センサ10はOFFにな
り、それから数秒後にプラテンローラ1の駆動は止ま
る。この時1枚目の記録紙5は印字を終了しており、か
つ2枚目の記録紙5は押圧ローラ2にまだ接触していな
いようにする。
【0017】この構成により、従来、レジストローラの
持っていた機能をプラテンローラ1と押圧ローラ2に持
たせることにより、給紙ローラ9とプラテンローラ1と
の間を中継するためだけのレジストローラR21とレジ
ストローラF22及びこれらに関連した歯車等の部品を
除去することができた。
【0018】なお、本実施において記録紙5を紙との摩
擦係数の低い押圧ローラ2に先に当たるようにガイド7
を配置しているが、プラテンローラ1に先当たりさせて
も構わない。
【0019】また、押圧ローラ2を、通常の搬送ローラ
と同様に、紙との摩擦係数の高い材質や、ガイド板のよ
うなものにしても、プラテンローラ1が搬送力をもつよ
うにすれば本実施例は実現する。
【0020】さらに、本発明の適用はフルライン型のイ
ンクジェット記録ヘッドが使用される場合に限られるも
のではなく、記録ヘッドをキャリッジに搭載してその走
行により記録が行われるシリアル型のインクジェット記
録装置や、感熱記録装置,熱転写記録装置にも広く適用
できることはいうまでもない。
【0021】また、レジ前センサ10を除去して、給紙
ローラ9のステップ数をエンコーダ等で検出することに
より、プラテンローラ1を駆動させるタイミングを知る
ことも有効である。この場合、エンコーダとカウンター
12が検知手段Aを構成することになる。
【0022】さらに図1における押圧ローラ2とローラ
押圧バネ3,記録紙押圧板6,ガイド7とを1体とした
図3(a) に示すような可撓性の停止押圧部材としての記
録紙ガイド31を印字部分の近傍、1ケ所だけに押し付
けて、その押圧力は記録紙5を給送ローラ9にて押す力
では通過せず、かつ、プラテンローラ1が回転した際に
は記録紙5が搬送されるように、プラテンローラ1への
記録紙ガイド31の押圧力を調整することで第1の実施
例と同様な効果を得ることができる。
【0023】加えて被記録材を幅の決まったものしか使
用しない場合には押圧ローラ2の代わりに図3(b) のよ
うに被記録材の両端付近と中央部に押圧コロ51が付い
ているような、押圧コロ軸52にしても本発明は有効で
ある。
【0024】またローラ押圧バネ3をプラテンローラ1
と押圧ローラ2とを引き付ける方向にかけても問題はな
い。
【0025】さらに図3(a) のように、記録紙ガイド3
1とプラテンローラ1の接触部分が1ケ所であったもの
を図3(c) のように記録紙搬送下流側に接触部分をもう
1ケ所増やして、この部分でレジスト機能をもたせても
よく、そうすることで機械の信頼性は高まる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、被記録材を記録手
段で画像を形成させる記録装置においてレジストローラ
を無くして、プラテンローラとそれを押圧するローラに
レジストローラの機能をもたせることにより給送手段か
らプラテンローラまでの距離が短縮され、給紙時間が短
くなると共に、装置の小型化が計れる。
【0027】また、被記録材を搬送するローラが一種類
減ることにより、紙づまりの可能性が少なくなるため、
装置の信頼性が格段に向上する。特にファクシミリ装置
のように高い信頼性が要求されるものについては好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明の一実施例に係る記録装置の概略
構成図、(b) は同装置のブロック図である。
【図2】同装置の概略斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る記録装置の要部概略
構成図である。
【図4】従来の記録装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 プラテンローラ 4 記録ヘッド(記録手段) 5 記録紙(被記録材) 14 停止押圧部材 31 記録紙ガイド(停止押圧部材) 9 給紙ローラ(給送手段) A 検知手段 B 駆動制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段に対向して配設されたプラテン
    ローラと、該プラテンローラに当接する停止押圧部材
    と、該停止押圧部材と該プラテンローラとの当接箇所に
    被記録材を給送する給送手段とを備えた記録装置におい
    て、 前記給送手段にて給送された被記録材が前記当接箇所に
    突き当たって撓みを生じたことを検知する検知手段と、
    該検知手段の検知結果に基づいて前記給送手段及び前記
    プラテンローラの駆動を制御する駆動制御手段とを有し
    たことを特徴とする記録装置。
JP31522791A 1991-11-05 1991-11-05 記録装置 Pending JPH05132197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31522791A JPH05132197A (ja) 1991-11-05 1991-11-05 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31522791A JPH05132197A (ja) 1991-11-05 1991-11-05 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05132197A true JPH05132197A (ja) 1993-05-28

Family

ID=18062926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31522791A Pending JPH05132197A (ja) 1991-11-05 1991-11-05 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05132197A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8328188B2 (en) Method and system for skew and lateral offset adjustment
JP3119754B2 (ja) 記録装置
JP2002361958A (ja) 記録装置および記録方法
JP2006193317A (ja) 用紙反転装置及びこの用紙反転装置を備えた画像形成装置
EP1950048B1 (en) Ink jet printer and printing method
US20050195263A1 (en) Media pre-feed in intermittent printer
JPH05132197A (ja) 記録装置
US20040126162A1 (en) Print medium feed system
JP4261722B2 (ja) シート給送装置および画像形成装置
JPH07128921A (ja) デュプレックスユニット
JP2643616B2 (ja) プリンタ等の給紙装置
JP2001335220A (ja) 排紙装置および画像形成装置
JP2000219365A (ja) シート材斜行補正装置及びシート材処理装置
JP4475169B2 (ja) シート搬送装置及びプリンタ
JP2000318875A (ja) 給紙装置
JPH11227978A (ja) シート処理装置及び記録装置
JP2848065B2 (ja) インクジェットプリンタ
JPH02249840A (ja) シート搬送装置
JP3724056B2 (ja) インクジェット式プリンタの用紙搬送装置
JP2514524Y2 (ja) 紙送り装置
JP2653736B2 (ja) プリンタの用紙吸入制御方法
JPH1191986A (ja) シート搬送装置及び記録装置
JP2774572B2 (ja) 給紙装置の駆動制御装置
JPH1087116A (ja) シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
JPH1035939A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010313