JPH05132092A - バルクコンテナ - Google Patents

バルクコンテナ

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JPH05132092A
JPH05132092A JP3230496A JP23049691A JPH05132092A JP H05132092 A JPH05132092 A JP H05132092A JP 3230496 A JP3230496 A JP 3230496A JP 23049691 A JP23049691 A JP 23049691A JP H05132092 A JPH05132092 A JP H05132092A
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JP
Japan
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bulk container
fabric
panel
corner
bridging
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JP3230496A
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English (en)
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Christopher C Cuddy
シー．カデイ クリストフアー
Thomas Noor
ノール トーマス
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Original Assignee
Individual
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D88/00—Large containers
    • B65D88/16—Large containers flexible
    • B65D88/1612—Flexible intermediate bulk containers [FIBC]
    • B65D88/1668—Flexible intermediate bulk containers [FIBC] closures for top or bottom openings
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D88/00—Large containers
    • B65D88/16—Large containers flexible
    • B65D88/1612—Flexible intermediate bulk containers [FIBC]
    • B65D88/1631—Flexible intermediate bulk containers [FIBC] with shape keeping flexible elements
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D88/00—Large containers
    • B65D88/16—Large containers flexible
    • B65D88/1612—Flexible intermediate bulk containers [FIBC]
    • B65D88/1675—Lifting fittings
    • B65D88/1681—Flexible, e.g. loops, or reinforcements therefor

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、流動性ある内容物を充填し
た状態において、バルクコンテナの横断面が略正方形、
或いは略矩形の形状を保持するバルクコンテナを提供す
ることにある。 【構成】 上述の目的を達成するために本発明によるバ
ルクコンテナは、略矩形の底部（５３）と、４つの周壁
（２２）と、内側に４つの橋絡パネル（２５）を有し、
前記橋絡パネル（２５）は、隣合う前記周壁（２２）の
間で角部を横切って備えられており、該橋絡パネルには
開口部（１０ａ）が備えられ、そして同橋絡パネル（２
５）と前記４つの周壁（２２）の央部パネルは、単一の
本体部分（２０）を構成し、そして該バルクコンテナの
角部は、折り曲げられた布地より成るコーナピース（２
３、２４）により形成され、該布地は吊り上げ手段（４
５）を形成し、更に中央部に充填用の落とし部（４７）
を有した覆い（４６）と、払い出し用の落とし部（５
５）を備えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟な布地より成る中
程度のバルクコンテナ（ビッグバッグとして周知）、特
に加工前の化学バルク（ケミカルバルク）やプラスティ
ックバルク等の流動性ある粉末、粒子、薄片、に使用す
るバルクコンテナに関する。
【０００２】
【従来の技術】柔軟なバルクコンテナは、例えば米国特
許公報第４，１３６，７２３号やヨーロッパ特許公報第
０，０４７，３８９号等により広く周知となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この種のバルクコンテ
ナは、底部が正方形をしていても、流動性ある内容物を
充填すると、外方に湾曲し、該バルクコンテナの水平断
面は丸くなり易いという事実が広く認識されている。然
しながら、丸い容器に内容物を充填して運搬若しくは保
管することは、空間を著しく無駄にすることとなる。そ
こで充填された状態で正方形或いは長方形の形状となる
構成のバルクコンテナが提案されてきた。オーストリア
のハーベル製として周知のバルクコンテナは、該バルク
コンテナを正方形とするような周壁と、各角部を横切っ
て延設された橋絡パネルを有し、該橋絡パネルは、粉体
が角の三角形の空間に流れ込むように開口部が備えられ
ている。然しながら、該バルクコンテナは、布地より成
る分割された多数のパネルより構成されており、このこ
とが製造上も使用上も不利な点となっている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の課題
を解決するために略矩形の底部と、４つの周壁と、内側
に４つの橋絡パネルを有し、前記４つの周壁は接合部に
４つの角部を備え、前記橋絡パネルは、それと隣合う前
記周壁と周壁の間に前記角部を横切って延設されるよう
に構成された、柔軟な布地より成るバルクコンテナにお
いて、前記橋絡パネルは、それと隣合う前記周壁と一体
的に構成されたバルクコンテナが提供される。本発明に
よるバルクコンテナは、上述した周知のバルクコンテナ
に比べて著しく少ない数の布地パネルが使用され、これ
により製造工程は単純化され、更に、縫い目に沿った壊
れ易い部分が少なくなる。本発明による第１の型のバル
クコンテナにおいて、各橋絡パネルの布地は、夫々の角
部において接合する周壁の一部の布地と一体化されてい
る。この種のバルクコンテナにおいて、各橋絡パネル
と、夫々の角部において接合するパネルは、好ましくは
中空の布地、特に環状に織られた布地により一体化され
た角部要素として形成される。バルクコンテナの外殻
は、４つの前記角部要素と４つの央部パネルにより適切
に形成される。本発明による第２の型のバルクコンテナ
において、各周壁は１つの央部パネルと、２つのコーナ
パネルを具備し、そして橋絡パネルは、該各周壁の央部
パネルと一体的に形成されている。好ましくは、前記４
つの橋絡パネル及び前記４つの央部パネルは、単一の布
地より成る本体部分、特に環状に織られた布地より成る
本体部分により形成される。この型のバルクコンテナ
は、さらに以下のような利点を有している。すなわち、
第１に全ての前記橋絡パネル及び全ての前記央部パネル
は、単一の本体部分の布地より一工程で切断、形成する
ことが可能であるので製造工程が単純化でき、そして第
２に前記各橋絡パネルと、それと隣合う前記各央部パネ
ルが、連続的に形成されることにより強度が増すという
ものである。第２の型のバルクコンテナにおいて、バル
クコンテナの角部は、４つのコーナピースにより形成さ
れ、該コーナピースは、前記橋絡パネルと央部パネル境
目において前記バルクコンテナの本体部分に取着され
る。上述した第１及び第２の型のバルクコンテナにおい
て、吊り上げハンドルは、角部に具備される。該吊り上
げハンドルは、布地部分に取着されるか、または角部の
布地の延長部分として形成される。前記第２の型のバル
クコンテナの１つの好ましい実施例において、前記各コ
ーナピースは、単一の帯を具備し、該帯を頂部において
折り曲げ、その一方の側を接合し、他方の側を前記バル
クコンテナの本体部分に取着するという構成となってい
る。本発明による他の実施例において、角部において接
合する各パネルは、鉛直方向の強化帯を具備し、該強化
帯は、該角部の両側の布地部分に折り込まれ、そして該
強化帯上に２つ折りにしたベルトが取着される。上述し
た両方の型のバルクコンテナにおいて、前記橋絡パネル
に開口部が具備される。該開口部は、正方形、長方形、
楕円形、または分割された円形とすることができよう。
好ましくは該開口部は、鉛直に整列、配置され、各開口
部間に前記橋絡パネルを横切って水平方向の帯部が残る
ように切断、形成される。前記橋絡パネルの好ましい製
造方法は、該橋絡パネルとなる布地部分を二重に重ね、
一工程で該二層を切断するものである。本発明のバルク
コンテナに使用される布地は、例えばポリプロピレン等
のビッグバッグに通常使用される全ての布地が適合する
であろう。本発明による１つ特徴によれば、バルクコン
テナは、角錐形の覆いを有しており、該覆いは、その中
心部に入口落とし部を具備している。
【０００５】
【実施例】図１、図２に図示するように、第１の型のバ
ルクコンテナは、４つの角部要素１と、４つの央部パネ
ル２を具備し、該角部要素１と央部パネル２は、各隣合
う端部毎に相互に内側に折り曲げられ鉛直方向に縫い合
わされている。前記角部要素１は、環状に織られた布地
（より好ましい）か、または、平織りされた布地を管形
に形成した中空の布地より成る。前記角部要素１は、２
つのコーナパネル３、４を具備して成り、該コーナパネ
ル３、４は，該バルクコンテナが充填された状態で略直
角をなし、橋絡パネル５が三角形の斜辺をなす。各前記
央部パネル２は、環状に織られた布地、または平織りさ
れた布地を、前記コーナパネル３、４と同じ高さに切断
して形成される。前記内側に折り曲げられた央部パネル
の端部６は、橋絡パネルの端部において前記角部要素１
の内側に折り曲げられた端部７に縫い合わされる。実際
に製造する都合上、種々のパネルの組み立て及び縫い目
の縫い合わせは、図２に図示するように該バルクコンテ
ナを裏返して遂行される。従って縫い合わせるための縫
い目は、外側に向けられることとなる。図２に図示され
るような縫い上げられた、中空の構造体は、縫製工程に
続いて裏返され、図１に図示する配置となり、鉛直の縫
い目６、７は内側を向くこととなる。
【０００６】図３は、第１の型の代案としてのバルクコ
ンテナの、外側に縫い合わせた構造を図示しており、該
バルクコンテナは、縫い目６、７が外側に向けられてい
る以外、図１に図示する構造と略一致する。この場合に
は再び各央部パネル２は、環状に織られた布地または平
織された布地を、コーナパネル３、４と同じ高さに切断
して形成される。該央部パネル２の外側に折り曲げられ
た端部６は、橋絡パネル５の端部において、角部要素１
の外側に折り曲げられた端部７に縫い合わされる。本発
明によるバルクコンテナのこうした構造においては、外
側に折り曲げられた縫い目を縫い合わせることによって
バルクコンテナの構造は完成し、図１、図２に図示した
構成と比較して、製造過程の如何なる段階においても、
縫い合わせた構造体を裏返すことはない。図４は、図１
に図示した第１の型のバルクコンテナの完成形を示す。
前記４つの角部要素１は、前記４つの央部パネル２に縫
い目８において縫い合わされ、該角部要素１及び央部パ
ネル２は、該バルクコンテナの外殻を形成し、正方形の
底面９が従来手段によって縫い合わされている。
【０００７】前記橋絡パネル５は、前記コーナパネル
３、４及び央部パネル２の高さと比較して、その長さが
短くなるようにその上下端を切断する。開口部１０が、
該橋絡パネル５に具備されている。該開口部１０は、円
形、正方形、矩形、若しくは長円形とすることができよ
う。図に示すように該開口部１０は、円形の開口部を布
地の帯部１１によって分割した２つの区画より成り、該
帯部１１は、その両側が該円形の開口部の弦となってい
る。パネルの布地の横糸が、前記帯部１１内を通過し
て、すなわち該開口部１０の各間を通過してパネル全体
に渡って途切れることのないように、該開口部１０は、
前記帯１１と共に２列に縦並びに配置されている。該横
糸は次いで、前記コーナパネル３、４に続いている。代
替的構造として前記開口部１０は、単に１列とすること
もできようし、更なる変形として３列それ以上とするこ
ともできよう。
【０００８】図５に示すように、前記角部要素１は、単
一の中空の布地を二重に折り重ねて切断、形成する。図
５には、前記コーナパネルの一方のパネルであるコーナ
パネル３と、橋絡パネル５の半分が図示されている。該
橋絡パネル５の上部及び下部は、切断除去されており、
そして前記２列の開口部１０は、二重に折り重ねた布地
を一工程で切断、形成するようになっている。一工程で
形成するという角部要素１のこうした特徴は、製造を容
易なものとし、かつ前記帯部１１が、前記開口部１０の
なす列に対して正しく整列、配置されることを確実なも
のとする。
【０００９】図４に示す実施例において吊り上げ手段
は、従来型のベルト１２であり、該ベルト１２は、２つ
折りとなっており、該バルクコンテナの全高さに渡っ
て、或いは使用条件に適合する場合にはその一部におい
て、前記角部要素１の縁に沿って縫い着けられている。
該ベルト１２は、前記コーナパネル４に配置され、もし
必要がある場合には、前記コーナパネル３及び４の両パ
ネルに渡って補強材と共に縫い着けられる。
【００１０】図６に示す実施例は、前記吊り上げ用のベ
ルト１２を具備していない点以外図４に示した実施例と
同様であって、該ベルト１２の代わりにコーナパネル３
ａ、４ａが、ハンドル部分１３、１４へと上方に延設さ
れ、その最上部の端部は相互に重ね合わせて縫い合わさ
れハンドル１５を形成している。布地は前記ハンドル部
分１３、１４の間で切断され、開口部を形成し、以て吊
り上げハンドル１５を形成している。縫い合わせる前
か、その後に、前記布地は寄せ集められるか（ギャザ
ー）、または折り曲げられる。布地を前記ハンドル１５
の周囲に巻装して、それを同ハンドル１５に沿って縫い
着け、或いはテープを巻装することによってスリーブ１
６が形成される。図７は、図５と同様の略示図である
が、図５とは異なり前記コーナパネル３ａのハンドル部
１３が図示されている。図６及び図７に図示する実施例
は、前記吊り上げハンドル１５が、前記角部要素１と一
体化され、そして前記コーナパネル３ａ、４ａの全ての
縦糸によって前記吊り上げハンドルを形成している点で
有利となっている。
【００１１】図８、図１１に図示するように第２の型の
バルクコンテナは、本体部分２０を具備し、該本体部分
は２０は、央部パネル２２及び橋絡パネル２５を構成し
ている。４つの角部は、前記本体部分２０とは独立のコ
ーナピース２１により形成されており、該コーナピース
２１は、外側に折り曲げられた鉛直な端部２７及び、該
本体部分２０の８つの外側に突起した帯部２６におい
て、前記本体部分２０に縫い合わせることが可能となっ
ている。前記本体部分２０は、環状に織られた布地より
成る。前記コーナピース２１は、環状に織られた布地ま
たは、平織された布地を切断、折り曲げてコーナパネル
２３、２４を形成する。前記本体部分２０の橋絡パネル
２５は、前記コーナパネル２３、２４と共に形成する三
角形の斜辺を形成する。図８、図１１に図示する該バル
クコンテナは、外側を縫い合わせた構造体をしており、
該構造体は、その各構成部分が図８に図示するように組
み立てれば直接的に製造されるであろう。裏返す必要は
ない。
【００１２】上述の図１、図２に関する製造方法と同様
の方法によって、該第２の型であって内側に縫い合わせ
たバルクコンテナも製造可能である。この種のバルクコ
ンテナを図９及び図１０に図示する。図９は、製造工程
の準備段階を示しており、各構成要素は、縫い合わせる
のに都合が良いように縫い目を外方に向けて、一般的に
裏返しの構造で予め組み立てられる。図９に示すよう
に、４つの角部は別々のコーナピース２１により形成さ
れ、該コーナピース２１は前記本体部分２０に縫い着け
る事が可能となっている。該コーナピース２１は、一般
的に中空の本体部分の内側に置かれ、そして同コーナピ
ース２１の各鉛直の端部２７は、本体部分パネル２２の
折り曲げられた帯部２６に縫い込まれる。前記８つの鉛
直端部２６、２７が縫われた後、前記本体部分を裏返
す。従って前記コーナピース２１は、図１０に図示する
ように外側に配置され、２６、２７によって示される前
記８つの折り曲げられた帯部或いは縫い目は、該バルク
コンテナの内方に突起する。内側に縫い合わせた構造の
バルクコンテナは、品物や目的物を引っ掛けて傷つける
ような、外方突起物が無いというだけではなく、一般的
により奇麗な外観を呈している。
【００１３】図１２は第２の型のバルクコンテナを角部
の１つを切断して図示する。前記４つのコーナピース２
１は、本体部分２０に取着され、該バルクコンテナの外
殻を形成し、略正方形の底部２９が従来の方法によって
縫い着けられている。橋絡パネル２５は、前記本体部分
の一部を構成しているが、高さ方向の長さが短くなるよ
うに切断、除去されており、図４及び図６に示した実施
例と同様に帯部１１によっ分割された開口部１０を備え
ている。図１３に図示するように、前記本体部分２０
は、単一の環状に織った布地を二重に折り重ねて切断、
形成される。図１３には、該本体部分２０の２つの橋絡
パネル２５と、１つの央部パネル２２と、２つの央部パ
ネル２２の半分の部分が図示されている。図４及び図６
の実施例で示したように前記開口部１０は、２層に渡っ
て一工程で切断される。前記コーナピース２１は、夫々
単一の布地の帯（図１４）より形成され、該帯は、該コ
ーナピース２１の高さと前記吊り上げハンドル３５に要
求される長さの２倍の長さを有している。該布地の帯を
中間部分で折り曲げ、該折り曲げ部分が前記吊り上げハ
ンドル３５の頂点となるように成形し、次いで吊り上げ
装置を挿入するための開口部３７が形成されるように、
前記折り曲げた部分の近傍を除いて、該帯の外側を縫い
目３６に沿ってその大部分を相互に縫い合わせる。該帯
の内側の端部２７は、前記本体部分２０の折り曲げられ
えた帯に縫い目３８において縫い着けられる。前記吊り
上げハンドル３５の頂点の布地は、緊結したり、補強し
たり、皺を入れたり（ギャザード）、スリーブを巻装し
たりすることもできよう。該角部の全ての縦糸が、該吊
り上げハンドルに含まれる。
【００１４】図１５に示す実施例は、前記吊り上げハン
ドル３５に捩じり部分を形成するように、前記帯２１を
折り曲げる際に捩じりを加えてある以外、図１２に示す
実施例と同様である。図１７から図２０に図示するバル
クコンテナは、図１５に図示するバルクコンテナと同様
である。周壁の布地部分（図１９）は、前記コーナピー
ス２１が縫い目３６において相互に縫い着けられる前
に、または縫い目３８において前記本体部分に縫い着け
られる前に、該コーナピースの端部に伏せ縫いが施され
ている以外、図８に示す実施例と同様となっている。該
本体部分２０の切断パターン（図２０）は、前記帯部１
１と共に２列に配置された前記弓形の開口部１０が、帯
部１１ａと共に２列に配置された矩形の開口部１０ａに
置き換えられている以外、図１３の切断パターンと同様
となっており、該帯部１１ａは、前記橋絡パネルを横切
って各開口部１０ａの間に具備されている。該帯部１１
ａの横糸は、央部パネル２２内に連続的に延びている。
更なる特徴として、前記コーナピース２１を本体部分２
０の正確な位置に組み着けるのを容易にするため、縫い
目３８の位置に、縦糸４０により目印とすることもで
き、該縦糸４０は、固有の色としてまたはインク等によ
り着色して下地の布地とは異なる配色とする。前記橋絡
パネルの上部及び下部の布地部分は、切断、除去され、
そして鉛直の切断線４２の各対は、前記着色された各縦
糸の４０の間隔よりも狭い間隔にて分離されているの
で、その結果、前記橋絡パネルの布地より成る帯部４３
は、周壁の全高まで前記縫い目３８に沿って延設される
こととなる（図１８）。
【００１５】図１３を参照して説明したように、前記本
体部分２０は、布地の環状に織られた部分を二重に折り
重ねて切断、形成される。従って図２０は、二重に追折
り重ねられた前記本体部分の半分のパターンが図示され
ていることとなる。各吊り上げハンドル４５は、帯部２
１より形成され、該帯部２１は、折り曲げられる際に捩
じりが加えられている（図１６参照）。各前記吊り上げ
ハンドルの頂点において捩じられ、そして皺を入れられ
た布地は、吊り上げハンドル技術として周知のプラスチ
ック素材より成るスリーブ４４により巻装されている。
【００１６】該バルクコンテナは、落とし部４７を備え
た角錐形の上部覆い４６を有している。該覆い４６及び
落とし部４７は、該バルクコンテナの周壁の素材よりも
軽い等級の、ポリプロピレン製の布地より成る。該覆い
４６は４つのパネルを備え、該パネルは、縫い目４９に
より相互に縫い合わされ、かつ縫い目５０により該バル
クコンテナの周壁の最上部に縫い着けられる。前記覆い
４６の四辺形のパネル４９は、一枚の布地から無駄が出
ないように順次交互に逆転させて配列して切り出される
であろう。前記落とし部４７は、環状に織られた布地、
または相互に縫い合わせた平織の布地を備え、そいて該
布地は、縫い目５１において前記覆い４６の最上部に縫
い着けられている。該落とし部には更に帯５２が備えら
れており、該帯５２は、該バルクコンテナに一杯充填し
た後、同落とし部を緊締、閉塞するために使用される。
該覆い４６と落とし部４７は、該バルクコンテナの容量
一杯に充填することを助ける。必要な場合には、力布帯
を該バルクコンテナの最上部の縫い目５１の線上に備え
る事もできよう。
【００１７】該バルクコンテナは、正方形のパネル５３
を備えた底部を有しており、該正方形のパネル５３は、
縫い目５９において前記４つの周壁の下端に縫い着けら
れている。該底部は、中央部分に開口部５４を有してお
り、該開口部５４は、出口落とし部５５に連通してい
る。前記底部パネル５３は周壁と同様の布地より成り、
前記出口落とし部５５は、より軽い等級の布地より成
る。前記落とし部５５には帯５６が、同落とし部５５を
緊締、閉塞するために備えられ、前記底部のパネル５３
の開口部５４の周囲に取着された縁取りにロープ５７が
挿通されている。該バルクコンテナを使用する前に前記
出口落とし部５５を、前記帯５６により緊締した上バル
クコンテナ内に押し込め、垂れ縁５８を前記開口部５４
内に挿入し、次いで同開口部５４を閉塞するために前記
ロープ５７を緊締する。該バルクコンテナに内容物を充
填した後、該内容物を払い出す場合には、上述の操作手
順の反対の手順を踏むこととなる。前記縫い目３８にお
いて縫い合わされた布地の、外方に折られた帯部（図１
９参照）は、前記縫い目５１、５８において前記周壁２
２に縫い着けられ、平らにされる（図１７参照）。この
ことは、外方の突起が他の目的物を引っ掛けるという危
険性を減少させる効果がある。
【００１８】図２１及び図２２は、更に別の実施例を示
しており、該実施例は、コーナピースと吊り上げハンド
ルが異なる構成となっている以外、図１７から図２０に
図示した実施例と一致している。各コーナピース６１は
平織された布地より成り、コーナパネル６３、６４を形
成し、該コーナパネル６３、６４は、該バルクコンテナ
が一杯の状態において略９０度をなす角部６６を画定す
る。該コーナピース６１は前記周壁２２の高さを越えて
上方には延設されていない。前記コーナパネル６３、６
４の同帯内の縦糸の数を、２倍若しくは３倍とすること
によって、鉛直の強化帯６７が、前記コーナパネル６
３、６４に折り込まれている。該帯６７は、適合するよ
うに、幅８ｃｍから９ｃｍで各コーナパネルの高さに渡
って延設されている。吊り上げハンドルは、二重に折り
曲げた力布の帯６８により形成される。該帯６８は、一
方の端部が前記コーナパネル６３に、他方の端部が前記
コーナパネル６４にくるように前記強化帯６７に縫い着
けられる。図２１に図示するように、前記コーナピース
６１の上端から下方に約６０ｃｍまで延設されている
が、必要な場合には、同コーナピースの下端まで延設し
ても良い。本実施例によるバルクコンテナは、前述した
バルクコンテナに比べて著しく背の高い形状をしてい
る。
【００１９】本発明によるバルクコンテナに流動性を有
した物質を充填する場合には、該物質は前記橋絡パネル
の下方またはその間を通過して、三角形の角部へ充填さ
れることとなる。前記橋絡パネルは、前記周壁を同橋絡
パネルの方に緊張、保持し、以て該バルクコンテナの水
平断面を略正方形に保ち、充填された該バルクコンテナ
を略立方形に保つ作用をなす。該橋絡パネルは鉛直方向
の荷重を受けないので、同パネル内の縦糸の数及び、ま
たは強度を減少することが可能である。上述の説明は、
例えば水平断面が一辺１０５ｃｍの正方形のバルクコン
テナに関する。そして、バルクコンテナの高さは、適切
に１００ｃｍから１１０ｃｍ、または図２１、図２２の
の実施例においては２００ｃｍとなっている。本発明
は、正方形ではなく、対向する一対の辺が他方の一対の
辺よりも長く長くなっている長方形の底部を有するバル
クコンテナにも適用可能であり、そうした長方形とし
て、例えば対向する一対の辺の長さが９５ｃｍから１１
５ｃｍに対して、他方の一対の辺の長さが１０５ｃｍと
なっているものである。この場合にも該バルクコンテナ
の高さは、１００ｃｍから２００ｃｍとなろう。この例
においても充填された内容物は、該バルクコンテナの略
三角形をした領域内に流れ込み、そして充填された状態
で同バルクコンテナを略長方形の形状にすることとな
る。本発明によるこの長方形の形状は、正方形の底部を
有するバルクコンテナと同様に実効あるものであり、特
に正方形の断面では適合しにくい特定の搬送機械や倉庫
の場合には有効な形状を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明による第１の型の内側に縫い合
わせたバルクコンテナの周壁部分の略示平面図であっ
て、分かり易くするために各布地部分の間隔が誇張され
ている。
【図２】図２は、製造過程にある図１のバルクコンテナ
の略示平面図であって、縫い合わせるのに都合の良いよ
うに裏返した様子を図示する。
【図３】図３は、本発明による第１の型の外側に縫い合
わせたバルクコンテナの周壁部分の略示平面図であっ
て、縫い合わせる前段階を図示している。
【図４】図４は、本発明による第１の実施例に基づく吊
り上げベルトと共に図示したバルクコンテナの略示斜映
図である。
【図５】図５は、図４に図示した実施例に基づく角部要
素の半分を切り出して示した略示図である。
【図６】図６は、本発明による第１の型の第２の実施例
に基づくバルクコンテナを、１つの角部を切り取って示
した略示斜映図である。
【図７】図７は、図６に図示した実施例に基づく角部要
素の半分を切り出して示した略示図である。
【図８】図８は、本発明による第２の型の外側に縫い合
わせたバルクコンテナの周壁部分の略示平面図であっ
て、縫い合わせる前段階を図示している。
【図９】図９は、製造過程にある第２の型の内側に縫い
合わせたバルクコンテナの周壁部分の略示平面図であっ
て、縫い合わせるのに都合の良いように裏返した様子を
図示する。
【図１０】図１０は、図９に図示した内側に縫い合わせ
たバルクコンテナの周壁部分の略示平面図であって、使
用のため裏返した正常状態を示し、かつ分かり易くする
ために各布地の間隔は誇張して図示してある。
【図１１】図１１は、本発明による第２の型の吊り上げ
ベルトを省略して図示したバルクコンテナの略示斜映図
である。
【図１２】図１２は、本発明による第２の型の第３の実
施例に基づくバルクコンテナを、１つの角部を切り取
り、かつ吊り上げハンドルと共に図示した略示斜映図で
ある。
【図１３】図１３は、図１２に図示した実施例に基づく
本体部分と、橋絡パネルの各半分をを切り出して示した
略示図である。
【図１４】図１４は、図１２に図示した実施例に基づコ
ーナピースを切り出して示した略示図である。
【図１５】図１２は、本発明による第２の型の第４の実
施例に基づくバルクコンテナを、１つの角部を切り取
り、かつ捩じりを加えた吊り上げハンドルと共に図示し
た略示斜映図である。
【図１６】図１６は、図１５に図示したバルクコンテナ
の吊り上げハンドルの捩じり部分の略示図である。
【図１７】図１７は、本発明による第２の型の第５の実
施例に基づく図１５と同様のバルクコンテナの略示斜映
図である。
【図１８】図１８は、図１７に図示したバルクコンテナ
から１つの角部と、覆いを切り取って示した略示斜映図
である。
【図１９】図１９は、図１７と図１８に示したバルクコ
ンテナの周壁部の略示平面図である。
【図２０】図２０は、図１７、図１８に図示した実施例
に基づく本体部分と、橋絡パネルの各半分をを切り出し
て示した略示図である。
【図２１】図２１は、本発明による第２の型の第６の実
施例に基づく図１７と同様のバルクコンテナの略示斜映
図である。
【図２２】図２２は、図２１に図示したバルクコンテナ
の周壁部分の略示平面図である。
【符号の説明】
１…角部要素 ２…央部パネル ３…コーナパネル ４…コーナパネル ５…橋絡パネル ９…底部 １２…吊り上げハンドル ２２…本体部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ノール ドイツ連邦共和国，デー−6940 バインハ イム，ヒユーゲルシユトラーセ ９

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 略矩形の底部と、４つの周壁と、内側に
    ４つの橋絡パネルを有し、前記４つの周壁は接合部に４
    つの角部を備え、前記橋絡パネルが、隣合う前記周壁と
    周壁の間に前記角部を横切って延設されている構成の、
    柔軟な布地より成るバルクコンテナにおいて、前記橋絡
    パネルは、夫々それと隣合う前記周壁の一部の布地と一
    体化された布地により構成されているバルクコンテナ。
  2. 【請求項２】 前記各橋絡パネルの布地は、夫々の角部
    において接合する、前記周壁の一部の布地と一体化され
    た布地により構成されている請求項１に記載のバルクコ
    ンテナ。
  3. 【請求項３】 前記各橋絡パネル及び夫々の角部におい
    て接合するパネルは、中空の布地、特に環状に織られた
    布地より成る角部要素と一体的に構成され、そして該バ
    ルクコンテナの外殻は、前記角部要素及び４つの央部パ
    ネルにより形成されている請求項２に記載のバルクコン
    テナ。
  4. 【請求項４】 前記各周壁は、夫々１つの央部パネル及
    び２つのコーナパネルを具備し、そして前記橋絡パネル
    の布地は、各周壁の央部パネルの布地と一体的に構成さ
    れた請求項１に記載のバルクコンテナ
  5. 【請求項５】 前記４つの橋絡パネルと、前記４つの央
    部パネルは、単一の布地、特に環状に織られた布地より
    成る本体部分により形成され、かつ前記角部は、前記橋
    絡パネルと前記央部パネルの間の境目において、該本体
    部分に取着されたコーナピースにより形成された請求項
    ４に記載のバルクコンテナ。
  6. 【請求項６】 吊り上げ手段は、角部において上方に延
    設された前記周壁の布地により形成された請求項１に記
    載のバルクコンテナ。
  7. 【請求項７】 前記各コーナピースは、単一の帯を具備
    し、該帯は、頂部において折り曲げられ、一方の側に沿
    ってその大部分を相互に接合され、かつ他方の側を該バ
    ルクコンテナの本体部分に接合されており、前記吊り上
    げ手段は、周壁の上方に延設された該帯の折り曲げられ
    た布地部分より形成される請求項５に記載のバルクコン
    テナ。
  8. 【請求項８】 前記橋絡パネルは、複数の開口部を具備
    し、該開口部は、同開口部と開口部の間に前記橋絡パネ
    ルを横切る帯部が残されるように同橋絡パネルを切断し
    て形成されており、そして同橋絡パネル上下端部の布地
    部分は切断、除去されている請求項１に記載のバルクコ
    ンテナ。
  9. 【請求項９】 中央部に落とし部（シュート）を備えた
    角錐形の覆いを有した請求項１に記載のバルクコンテ
    ナ。
  10. 【請求項１０】 各角部において接合する前記周壁は、
    角部の両側において一対の強化帯を備えており、帯を２
    つ折りにした吊り上げ手段が、該強化帯に取着されてい
    る請求項１に記載のバルクコンテナ。
  11. 【請求項１１】 布地を二重に折り重ねて一工程で切断
    する方法により製造した請求項８に記載のバルクコンテ
    ナ。
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