JPH05132067A - 詰替用容器 - Google Patents

詰替用容器

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JPH05132067A
JPH05132067A JP28460891A JP28460891A JPH05132067A JP H05132067 A JPH05132067 A JP H05132067A JP 28460891 A JP28460891 A JP 28460891A JP 28460891 A JP28460891 A JP 28460891A JP H05132067 A JPH05132067 A JP H05132067A
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holding plate
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shape
folded
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JP28460891A
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Isao Hirata
勲 平田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 恰も瓶と同様に取り扱うことができる詰替用
容器を提供することを目的とする。 【構成】 袋体A1に保持板E1を、袋体A1の横方向
の中心と保持板E1の横方向の中心とを合致させ、かつ
袋体A1の横幅の2分の1を中心として左右に袋体A1
の全周長の10分の1の所の境界線と、袋体A1の口元
部1の上縁から縦の長さの約5分の3を中心として上下
に袋体A1の縦の長さの8分の1の所の境界線とに囲ま
れた部分の基準貼着位置I1を保持板E1の貼着部分2
0で覆うように、貼着する。この結果、袋体A1に保形
性を持たせて、保持板E1を持って内容物を充填した袋
体A1を取り扱う際に、その内容物を充填した袋体A1
の形状を保持することができ、また袋体A1の注口18
から内容物を他の容器に注ぐときに、その注口18が垂
れ下がらずにその注口18の形状を保持することがで
き、恰も瓶と同様に取り扱うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルな材質、
例えば樹脂フィルム単層材、又はその樹脂フィルムにア
ルミニウムや紙等を積層したフレキシブルな積層材等
(以下、単にフレキシブルフィルムと称する。)からな
る袋状の簡易容器であって、詰替用の容器に係り、特に
プラスチックボトル等のブロー成形やインジェクション
成形等による瓶形の樹脂成形容器、あるいは硝子瓶等
(以下、単に瓶と称する。)と同様に詰め替え動作等の
取り扱いが容易な詰替用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルフィルムからなる袋状の簡
易容器、例えば平底袋、ガセット袋、W底自立袋等(以
下単に袋体と称する。)は、フレキシブルな材質からな
るので、使用後ほぼ平面状に折り畳んで捨てることがで
き、瓶と比較して嵩張らず、その分ごみの容積を小さく
することができ、ごみ処理が容易である。また、上述の
袋体に、フレキシブルな樹脂フィルムに紙を一体に積層
したものを、使用すれば、焼却可能となるので、ごみ処
理公害に対処することができる。さらに、この袋体は、
瓶に比較して材料が少なくて済むので、省資源上好まし
い。この結果、上述のフレキシブルフィルムからなる袋
体は、広く実用化されている。特に、近年ごみ公害対策
及び省資源の必要性等から、瓶は使用後その都度破棄す
るのを止めて、上述の袋体中に充填した内容物を瓶に詰
め替えて使用することが進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の袋体
は、フレキシブルフィルムからなり、保形性がないの
で、液体等の流動性の物質を充填した場合、その内容物
を充填した袋体を持ったりした際に、袋体の形状が保持
されず、取り扱い難い問題がある。特に、袋体を開口し
てその注口から内容物を注ぎ出すときには、例えば図1
7に示すように、袋体A′に保形性がないので、前記注
口18′の形状が保持されず、その注口18′が垂れ下
がってその注口18′から内容物を注ぎ出すのが困難と
なる。そのために、注口が垂れ下がらないように、袋体
を両手で抱えるようにして持って、注口の形状を保持し
ながら静かに注ぎ出す必要がある。このために、上述の
袋体は500ml乃至2000mlの大型の容器として
は不適である。特に、上述の袋体を詰替用容器として使
用した場合、取り扱いが不便である。すなわち、詰め替
えの動作は、一方の片手で袋体を持ち、他方の片手で空
き瓶を倒れないように持ち、空き瓶の小さな口に袋体の
注口を付けて行なう必要がある。このために、保形性が
ないために注口が垂れ下がって注口の形状が保持されな
い袋体を取り扱うことは甚だ困難性を伴う。
【0004】本発明の目的は、フレキシブルフィルムか
らなる袋体であっても、恰も瓶と同様に取り扱うことが
できる詰替用容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、まず、フレ
キシブルフィルムからなる袋体には保形性がないため
に、袋体の形状及び注口の形状を保持することができ
ず、取り扱い難い等の従来の袋体に鑑み、フレキシブル
フィルムからなる袋体に剛性を有する保持板を貼着する
ことにより、その袋体に保形性を持たせることができ、
この結果袋体の形状及び注口の形状を保持することがで
き、恰も瓶と同様に取り扱い易くなることに着眼した。
そこで、本発明者は、種々の試験の結果、上述の袋体に
保形性を持たせるための、袋体に保持板を貼着する基準
の位置及び保持板の大きさについて究明した。すなわ
ち、袋体の口元部の注口を開封してその注口から内容物
を注ぎ出す際の袋体の重心位置は、例えば図16に示す
ように、袋体Aの底の形状により多少異なるが、注口1
8の開口の大きさに関係なく、平面形状に折り畳まれた
状態の袋体Aの口元部の上縁から袋体Aの縦の長さDの
2分の1より底側であって、袋体Aの口元部の上縁から
袋体Aの縦の長さDのほぼ5分の3の所に位置する。従
って、この袋体Aの口元部の上縁から袋体Aの縦の長さ
Dの約5分の3の所を中心として上下にそれぞれ等しい
ある距離(すなわち、袋体Aの縦の長さDの8分の1)
の所の境界線を挟む範囲に保持板Eを貼着すれば、袋体
Aの注口18から内容物を注ぎ出す際に、袋体Aの縦方
向のバランスが保たれて、袋体Aの形状及び注口18の
形状を保持することができる。また、平面形状に折り畳
まれた状態の袋体の胴部の横幅の2分の1を中心として
左右にそれぞれ等しいある距離(すなわち、袋体の全周
の長さの10分の1)の所の境界線を挟む範囲に保持板
を、袋体の横方向の中心と保持板の横方向の中心とを合
致させて貼着すれば、袋体の横方向のバランスが保たれ
て、袋体の形状及び注口の形状を保持することができ
る。次に、本発明者は、さらに種々の試験を重ねた結
果、袋体に保形性を持たせて、保持板を持って内容物を
充填した袋体を取り扱う際に、その内容物を充填した袋
体の形状を保持することができ、また袋体の注口から内
容物を他の容器に注ぐときに、その注口が垂れ下がった
りせずにその注口の形状を保持することができるため
の、上述の袋体に保持板を貼着する必要最小限の位置
(すなわち、基準貼着位置)及び保持板の必要最小限の
大きさついて究明した。すなわち、基準貼着位置の大き
さは、上述のように、平面形状に折り畳まれた状態の袋
体の口元部の上縁から縦の長さの約5分の3を中心とし
て上下にそれぞれ袋体の縦の長さの8分の1の所の境界
線と、平面形状に折り畳まれた状態の袋体の横幅の2分
の1を中心として左右にそれぞれ袋体の全周の長さの1
0分の1の所の境界線とに囲まれた部分である。また、
保持板の必要最小限の大きさは、上述の貼着位置の大き
さに見合った大きさであって、縦が平面形状に折り畳ま
れた状態の袋体の縦の長さの4分の1で、横が袋体の全
周の長さの5分の1である。そして、本発明は、前記袋
体に前記保持板を、前記袋体の横方向の中心と前記保持
板の横方向の中心とを合致させ、かつ前記袋体の基準貼
着位置を前記保持板の貼着部分で覆うように、貼着した
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は、上記の構成により、フレキシブルフ
ィルムからなる袋体に保形性を持たせることができるの
で、保持板を持って内容物を充填した袋体を取り扱う際
に、その内容物を充填した袋体の形状を保持することが
できる。また、袋体の注口から内容物を他の容器に注ぐ
ときに、その注口が垂れ下がらないようにその注口の形
状を保持することができる。この結果、フレキシブルフ
ィルムからなる袋体であっても、恰も瓶と同様に取り扱
うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の詰替用容器の実施例のうちの
7例を説明する。図1乃至図4は本発明の詰替用容器の
第1の実施例を示し、図1は平面形状に折り畳まれた状
態の正面図、図2は図1に示す詰替用容器の袋体の平面
形状に折り畳まれた状態の正面図、図3は図1に示す詰
替用容器の保持体の正面図、図4は使用状態の説明図で
ある。この例は、W底正四角形自立袋について説明す
る。図において、A1はポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロンなどの樹脂フィルムからなる袋体である。
この袋体A1は、図2に示すように、シール部の内側の
形状において、通常左右対称の平面形状に折り畳まれた
状態にあり、内容物を充填すると図4に示すように立体
形状に構成されるものである。前記袋体A1は、上縁の
開口した口元部1と、下縁部のW字形状に形成したW底
部2と、そのW底部2から前記口元部1までの左右両サ
イドを前記口元部1及びW底部2に対して垂直にかつ相
互に平行に設けたサイドシール垂直部3と、前記W底部
2の下縁をシールしてなる下縁シール部6と、前記W底
部2の1本の山折り曲げ線7の両端の前記サイドシール
垂直部3との交点から前記W底部2の2本の谷折り曲げ
線(前記下縁シール部6の内側の縁)8までの間を斜に
シールしてなる左右のW底シール部9とを備え、通常左
右対称の平面形状をなす。この結果、この袋体A1は、
筒形状の胴部10と、その胴部10の上縁の開口した口
元部1と、前記胴部10の下縁の閉口した底部(W底
部)2とからなる。この実施例における本発明の詰替用
容器の袋体A1の寸法関係は以下の通りである。すなわ
ち、平面形状に折り畳まれた状態の袋体A1の胴部10
の左右両サイドシール垂直部3の内側の間の長さ(胴部
10の横幅であって、その胴部10の左右両サイドシー
ル垂直部3を除いた全周の長さの2分の1)をB1と
し、谷折り曲げ線8における下縁シール部6と左右のW
底シール部9との両交点の間の長さC1を前記胴部10
の横幅B1の2分の1とし、上述の両交点と左右両サイ
ドシール垂直部3の内側との間の長さをH1とし、胴部
10の口元部1の上縁と谷折り曲げ線8との間の高さ
(胴部10の縦の長さ)をD1とする。
【0008】図において、E1は保持板である。この保
持板E1は、剛性を有する左右対称の板形状をなし、長
方形状の貼着部20と、その貼着部20の上の縁から2
本の折曲線16を介して延設したL字形の補強用折曲板
26と、貼着部20の下左右の縁から折曲線16を介し
て延設した3片の補強用折曲板17とからなる。この実
施例において使用する保持板E1の大きさは以下の通り
である。すなわち、前記貼着部20の左右両側の折曲線
16間の横寸法F1は、前記袋体A1の胴部10の全周
の5分の1(すなわち、袋体A1の胴部10の横幅B1
の5分の2)よりやや大きく前記袋体A1の胴部10の
横幅B1の約2分の1であり、前記貼着部20の上下両
側の折曲線16間の縦寸法G1は、前記袋体A1の胴部
10の縦の長さD1の4分の1よりやや大きく前記袋体
A1の胴部10の縦の長さD1の約10分の3である。
【0009】図1において、二点鎖線にて示すI1は前
記保持板E1の貼着部20を前記袋体A1の一面(例え
ば正面側の外面)に貼着するための必要最小限の貼着位
置(すなわち、基準貼着位置)である。この基準貼着位
置I1は、平面形状に折り畳まれた状態の袋体A1の口
元部1の上縁から袋体A1縦の長さD1の約5分の3を
中心として上下にそれぞれ袋体A1の縦の長さD1の8
分の1の所の境界線と、平面形状に折り畳まれた状態の
袋体A1の横幅B1の2分の1を中心として左右にそれ
ぞれ袋体A1の全周の長さの10分の1(すなわち、袋
体A1の胴部10の横幅B1の5分の1)の所の境界線
とに囲まれた部分である。
【0010】かくして、前記袋体A1の一面に前記保持
板E1の貼着部20を、袋体A1の横方向の中心L1−
L1と保持板E1の横方向の中心M1−M1とを合致さ
せ、かつ保持板E1の貼着部20で前記基準貼着位置I
1を覆うように、貼着する。
【0011】この実施例における本発明の詰替用容器
は、以上の如き構成からなり、以下使用例について説明
する。袋体A1中に内容物を充填し、その袋体A1の口
元部1(図2中の二点鎖線にて示す部分27)をシール
することにより、内容物を密封することができる。上述
の平面形状に折り畳まれた状態にある袋体A1中に内容
物を充填すると、その袋体A1はフレキシブルな材質か
らなるので、その平面形状の袋体A1は立体形状に構成
される。すなわち、袋体A1の表面側の部分と裏面側の
部分とが図面の紙面に対して前後に膨らむと共に、左右
両サイドシール垂直部3が図面の紙面に対して左右に引
っ込んで、平面形状の袋体A1が立体形状に構成され
る。次に、袋体A1中の内容物を他の瓶19に詰め替え
るには、口元部1のシール部27より下方の位置で袋体
A1を切って開封して注口を18を形成する。それか
ら、図4に示すように、保持板E1の補強用折曲板17
及びL字形補強用折曲板26を折曲線16から外側に及
びL字形に折り曲げ、その左右の補強用折曲板17に一
方の片手Rの指を掛けて持ち、かつ他方の片手Lで他の
瓶19を保持し、袋体A1の注口18を瓶19の口に付
けて、袋体A1の内容物を瓶19に詰め替える。
【0012】このとき、本発明の詰替用容器は、袋体A
1の基準貼着位置I1に貼着した保持板E1の剛性によ
り、フレキシブルフィルムからなる袋体A1に保形性を
持たせることができる。この結果、保持板E1を持って
内容物を充填した袋体A1を取り扱う際に、その内容物
を充填した袋体A1の形状を保持することができ、また
袋体A1の注口18から内容物を他の容器(瓶19)に
注ぐときに、その注口18が垂れ下がらないように注口
18の形状を保持することができる。従って、フレキシ
ブルフィルムからなる袋体A1であっても、恰も瓶と同
様に取り扱うことができる。
【0013】そして、上述の詰替用容器は、フレキシブ
ルな材質からなるので、使用後ほぼ平面状に折り畳んで
捨てることができるので、瓶と比較して嵩張らず、その
分ごみの容積を小さくすることができ、ごみ処理が容易
である。また、上述の詰替用容器に、フレキシブルな樹
脂フィルムに紙を一体に積層したものを、使用すれば、
焼却可能となるので、ごみ処理公害に対処することがで
きる。さらに、この詰替用容器に使用する袋体A1及び
保持板E1は、瓶に比較して材料が少なくて済むので、
省資源上好ましい。この結果、近年ごみ公害対策及び省
資源の必要性等から、上述のように、本発明の詰替用容
器を、他の瓶19に内容物を詰め替える詰替用の容器と
して使用することは好ましい。
【0014】特に、この実施例においては、保持板E1
の左右両側に折曲線16を介して補強用折曲板17を設
け、かつ保持板E1の上縁に折曲線16を介してL字形
の補強用折曲板26を設けたものである。使用に際して
は、左右の補強用折曲板17を折曲線16の所で折り曲
げると共に、上縁のL字形の補強用折曲板26をL字形
に折り曲げて前記左右の補強用折曲板17の間に差し込
み、その左右の補強用折曲板17に指等を掛けて使用す
ることにより、保持板E1の剛性(強度)が増し、また
指等の引っ掛かりができて、さらに取り扱い易くなる。
その上、保持板E1の左右の補強用折曲板17の間に上
縁側のL字形補強用折曲板26及び下縁側の補強用折曲
板17が挟み込まれているので、使用に際して、左右の
補強用折曲板17が内側に倒れるのを防いで、左右の補
強用折曲板17の折曲状態を保つことができ、保持板E
1の剛性(強度)をさらに増して、かつ保つことができ
る。
【0015】なお、上述の実施例において使用する保持
板E1の剛性(強度)は、上述の保持板E1を持って内
容物を充填した袋体A1を取り扱う際に、その内容物を
充填した袋体A1の形状を保持することができ、また袋
体A1の注口18から内容物を他の容器(瓶19)に注
ぐときに、その注口18が垂れ下がらないように注口1
8の形状を保持することができる程度のものであって、
例えば300g/m2〜400g/m2である。
【0016】図5乃至図8は本発明の詰替用容器の第2
の実施例を示し、図5は平面形状に折り畳まれた状態の
正面図、図6は図5に示す詰替用容器の袋体の平面形状
に折り畳まれた状態の正面図、図7は図5に示す詰替用
容器の保持体の正面図、図8は使用状態の説明図であ
る。この例は、W底瓶形自立袋について説明する。図中
図1乃至図4と同符号は同一のものを示す。図におい
て、A2はポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロンな
どの樹脂フィルムからなる袋体である。この袋体A2
は、図4に示すように、通常シール部の内側の形状にお
いて、左右対称の平面形状に折り畳まれた状態にあり、
内容物を充填すると図8に示すように立体形状に構成さ
れるものである。前記袋体A2は、上縁の開口した口元
部1と、下縁部のW字形状に形成したW底部2と、その
W底部2から前記口元部1までの左右両サイドをシール
してなるサイドシール部であって、前記W底部2から垂
直に(W底部2に対して垂直に)かつ平行に(相互に平
行に)設けたサイドシール垂直部3と、そのサイドシー
ル垂直部3から内側に折り曲げて傾斜させて設けたサイ
ドシール傾斜部4と、そのサイドシール傾斜部4から外
側に折り曲げて前記口元部1まで垂直に(口元部1に対
して垂直に)かつ平行に(相互に平行に)延長して設け
たサイドシール延長部5と、前記W底部2の下縁をシー
ルしてなる下縁シール部6と、前記W底部2の1本の山
折り曲げ線7の両端の前記サイドシール垂直部3との交
点から前記W底部2の2本の谷折り曲げ線(前記下縁シ
ール部6の内側の縁)8までの間を斜にシールしてなる
左右のW底シール部9とを備える この結果、この袋体A2は、筒形状の胴部10と、その
胴部10の上縁の開口した口元部1と、前記胴部10の
下縁の閉口した底部(W底部)2とからなる。図におい
て、12はサイドシール垂直部3とサイドシール傾斜部
4との境界(サイドシール部の内側)13の角部に内側
に絞って設けた絞り部である。この実施例における本発
明の詰替用容器の袋体A2の寸法関係は以下の通りとな
る。すなわち、胴部10の横幅が最大の左右両サイドシ
ール垂直部3の内側の間の長さ(胴部10の横幅であっ
て、胴部10の全周の2分の1である。)をB2とし、
谷折り曲げ線8における下縁シール部6と左右のW底シ
ール部9との両交点の間の長さC2を前記胴部10幅B
2の2分の1とし、上述の両交点と左右両サイドシール
垂直部3の内側との間の長さをH2とし、胴部10の口
元部1の上縁と谷折り曲げ線8との間の高さ(胴部10
の縦の長さ)をD2とする。
【0017】図において、E2は保持板である。この保
持板E2は、下部の長方形状の貼着部14と、上部の台
形状の貼着部15と、前記下部貼着部14の左右両側に
折曲線16を介して延設した補強用折曲板17とからな
る。この実施例において使用する保持板E2の大きさは
以下の通りである。すなわち、前記下部貼着部14の左
右両側の折曲線16間の横寸法F2は、前記袋体A2の
胴部10の全周の5分の1(すなわち、袋体A2の胴部
10の横幅B2の5分の2)よりやや大きく前記袋体A
2の胴部10横幅B2の約2分の1であり、前記上下貼
着部14及び15の上下両側の折曲線16間の縦寸法G
2は前記袋体A2の胴部10の縦の長さD2の4分の1
よりやや大きく前記袋体A2の胴部10の縦の長さD1
の約5分の3である。
【0018】図5において、二点鎖線にて示すI2は前
記持板E2の上下貼着部14及び15を前記袋体A2の
一面(例えば正面側の外面)に貼着するための必要最小
限の貼着位置(すなわち、基準貼着位置)である。この
基準貼着位置I2は、平面形状に折り畳まれた状態の袋
体A2の口元部1の上縁から袋体A2縦の長さD2の約
5分の3を中心として上下にそれぞれ袋体A2の縦の長
さD2の8分の1の所の境界線と、平面形状に折り畳ま
れた状態の袋体A2の横幅B2の2分の1を中心として
左右にそれぞれ袋体A2の全周の長さの10分の1(す
なわち、袋体A2の胴部10の横幅B2の5分の1)の
所の境界線とに囲まれた部分である。
【0019】かくして、前記袋体A2の一面に前記保持
板E2の上下貼着部14及び15を、袋体A2の横方向
の中心L2−L2と保持板E2の横方向の中心M2−M
2とを合致させ、かつ保持板E2の上下貼着部14及び
15で前記基準貼着位置I2を覆うように、貼着する。
【0020】この実施例における本発明の詰替用容器
は、以上の如き構成からなるので、上述の第1の実施例
のものと同様の作用効果を達成することができる。特
に、この実施例においては、袋体A2に絞り部12を設
けたので、平面形状の袋体A2が立体形状に構成される
際に、樹脂フィルムの強度や内圧などとは無関係に、サ
イドシール部3、4、5のうち、内側に絞って設けられ
た絞り部12のみが内側に食い込み、一方その他の部分
が内側に食い込むのを防ぐことができる。その結果、図
では省略したが、前記絞り部12を設けたサイドシール
垂直部3とサイドシール傾斜部4との境界13の角部、
すなわち所定の位置に凹部が形成される。従って、立体
に構成された袋体A2の形状はほぼ一定するので、凹部
が区々の位置に形成されて袋体の形状が種々様々な形状
をなす詰替用容器と比較して商品価値が向上される。ま
た、この実施例においては、保持板E2の上部に台形状
の貼着部15を設けたので、内容物を注ぐ際に、その注
口18の形状をさらに確実に保持することができる。
【0021】図9及び図10は本発明の詰替用容器の第
3の実施例を示し、図9は平面形状に折り畳まれた状態
の正面図、図10は漏斗代用板を瓶の口に差し込んだ状
態の一部斜視図である。この例は、W底正四角形自立袋
について説明する。図中、図1乃至図8と同符号は同一
のものを示す。図において、A3はフレキシブルフィル
ムからなるW底正四角形自立袋の袋体であって、上述の
第1の実施例の袋体A1の寸法は若干異なるが、構成は
ほぼ同一である。E3は保持板である。この保持板E3
の貼着部20の下縁に切取線21を介して漏斗代用板2
2を延設する。この保持板E3の大きさは、貼着部20
及び漏斗代用板22の横幅が袋体A3の胴部10の横幅
の約2分の1で、貼着部20の縦の長さが袋体A3の胴
部10の縦の長さの約9分の5で、漏斗代用板22の縦
の長さが同じく袋体A3の胴部10の縦の長さの約5分
の1である。前記保持板E3の貼着部20の大きさは基
準貼着位置I3の大きさより大きい。そして、この基準
貼着位置I3の袋体A3に対する位置及び寸法関係は、
上述の第1及び第2の実施例のものと同一であり、すな
わち平面形状に折り畳まれた状態の袋体の胴部の横幅の
2分の1を中心として左右にそれぞれ袋体の全周の長さ
の10分の1の所の境界線と、平面形状に折り畳まれた
状態の袋体の口元部の上縁から袋体の縦の長さの約5分
の3を中心として上下にそれぞれ袋体の縦の長さの8分
の1の所の境界線とに囲まれた部分である。かくして、
前記保持板E3の貼着部20を前記袋体A3の正面に、
袋体A3の横方向の中心と保持板E3の横方向の中心と
を合致させ、かつ保持板E3の貼着部20で前記基準貼
着位置I3を覆い、さらに保持板E3の漏斗代用板22
の下縁が袋体A3の下縁シール部6の内側より若干上方
に位置するように、貼着する。
【0022】この実施例における本発明の詰替用容器
は、上述の第1の実施例のもの等と同様の作用効果を達
成することができる。特に、この実施例のものは、保持
板E3に切取線21を介して漏斗代用板22を延設した
ので、使用に際して、図10に示すように、漏斗代用板
22を保持板E3から切取線21より切り離し、その漏
斗代用板22を軽く丸めて瓶19の口に差し込むことに
より、この漏斗代用板22が漏斗の役目を果すので、袋
体A3中の内容物を瓶19に零さずに確実にかつ簡単に
詰め替えることができる。
【0023】図11及び図12は本発明の詰替用容器の
第4の実施例を示し、図11は平面形状に折り畳まれた
状態の平面図、図12は平面形状に折り畳まれた状態の
正面図である。この例は、ガセット袋について説明す
る。図中、図1乃至図10と同符号は同一のものを示
す。図において、A4はフレキシブルフィルムからなる
ガセット袋の袋体である。この袋体A4は、胴部10を
筒形に形成するために背面の中央部をシールした背面シ
ール部23と、胴部10の左右両側の部分を内側にW状
に折り込んだ折込部24と、その折込部24の左右両側
縁から下縁シール部6までの間に施した斜シール部25
とからなる。E4は保持板である。この保持板E4の大
きさは、貼着部20の横幅F4が袋体A4の胴部10の
全周の長さ(胴部10の横幅B4と折込部24の横幅B
4′の2倍との和であって、さらにその和の2倍の長
さ)の約4分の1で、貼着部20の縦の長さが袋体A4
の胴部10の縦の長さの約9分の5である。前記保持板
E4の貼着部20の大きさは基準貼着位置I4の大きさ
より大きい。そして、この基準貼着位置I4の袋体A4
に対する位置及び寸法関係は、上述の第1の実施例等の
ものと同一であり、平面形状に折り畳まれた状態の袋体
の胴部の横幅の2分の1を中心として左右にそれぞれ袋
体の全周の長さの10分の1の所の境界線と、平面形状
に折り畳まれた状態の袋体の口元部の上縁から袋体の縦
の長さの約5分の3を中心として上下にそれぞれ袋体の
縦の長さの8分の1の所の境界線とに囲まれた部分であ
る。かくして、前記保持板E4の貼着部20を前記袋体
A4の正面に、袋体A4の横方向の中心と保持板E4の
横方向の中心とを合致させ、かつ保持板E4の貼着部2
0で前記基準貼着位置I4を覆い、さらに保持板E4の
貼着部20の下縁が袋体A4の斜シール部25の上端よ
り若干上方に位置するように、貼着する。この実施例に
おける本発明の詰替用容器は、上述の第1の実施例のも
の等と同様の作用効果を達成することができる。
【0024】図13は本発明の詰替用容器の第5の実施
例を示し、平面形状に折り畳まれた状態の正面図であ
る。この例は、平底袋について説明する。図中、図1乃
至図12と同符号は同一のものを示す。図において、A
5はフレキシブルフィルムからなる平底袋の袋体であ
る。この袋体A5は、筒形状の胴部10の口元部1の上
縁を開口し、かつ平底28の下縁を閉口したものであ
る。E5は保持板である。この保持板E5の大きさは、
貼着部20の横幅が袋体A5の胴部10の横幅の約2分
の1で、貼着部20の縦の長さが袋体A5の胴部10の
縦の長さの約3分の2である。前記保持板E5の貼着部
20の大きさは基準貼着位置I5の大きさより大きい。
そして、この基準貼着位置I5の袋体A5に対する位置
及び寸法関係は、上述の第1の実施例等のものと同一で
あり、平面形状に折り畳まれた状態の袋体の胴部の横幅
の2分の1を中心として左右にそれぞれ袋体の全周の長
さの10分の1の所の境界線と、平面形状に折り畳まれ
た状態の袋体の口元部の上縁から袋体の縦の長さの約5
分の3を中心として上下にそれぞれ袋体の縦の長さの8
分の1の所の境界線とに囲まれた部分である。かくし
て、前記保持板E5の貼着部20を前記袋体A5の正面
に、袋体A5の横方向の中心と保持板E5の横方向の中
心とを合致させ、かつ保持板E5の貼着部20で前記基
準貼着位置I5を覆うように、貼着する。この実施例に
おける本発明の詰替用容器は、上述の第1の実施例のも
の等と同様の作用効果を達成することができる。
【0025】図14は本発明の詰替用容器の第6の実施
例を示し、平面形状に折り畳まれた状態の正面図であ
る。この例は、楕円底かつW底自立袋について説明す
る。図中、図1乃至図13と同符号は同一のものを示
す。図において、A6はフレキシブルフィルムからなる
楕円底かつW底自立袋の袋体である。この袋体A6は、
上述の第1の実施例等に使用したW底自立袋とほぼ同様
の構成をなし、W底部2に楕円形状のシール部29を施
したものである。E6は保持板である。この保持板E6
の大きさは、貼着部20の横幅が袋体A6の胴部10の
横幅の約2分の1で、貼着部20の縦の長さが袋体A6
の胴部10の縦の長さの約3分の2である。前記保持板
E6の貼着部20の大きさは基準貼着位置I6の大きさ
より大きい。そして、この基準貼着位置I6の袋体A6
に対する位置及び寸法関係は、上述の第1の実施例等の
ものと同一であり、平面形状に折り畳まれた状態の袋体
の胴部の横幅の2分の1を中心として左右にそれぞれ袋
体の全周の長さの10分の1の所の境界線と、平面形状
に折り畳まれた状態の袋体の口元部の上縁から袋体の縦
の長さの約5分の3を中心として上下にそれぞれ袋体の
縦の長さの8分の1の所の境界線とに囲まれた部分であ
る。かくして、前記保持板E6の貼着部20を前記袋体
A6の正面に、袋体A6の横方向の中心と保持板E6の
横方向の中心とを合致させ、かつ保持板E6の貼着部2
0で前記基準貼着位置I6を覆うように、貼着する。こ
の実施例における本発明の詰替用容器は、上述の第1の
実施例のもの等と同様の作用効果を達成することができ
る。
【0026】図15は本発明の詰替用容器の第7の実施
例を示し、平面形状に折り畳まれた状態の正面図であ
る。この例は、W底自立袋について説明する。図中、図
1乃至図14と同符号は同一のものを示す。図におい
て、A7はフレキシブルフィルムからなるW底自立袋の
袋体である。この袋体A7は、上述の第1の実施例等に
使用したW底自立袋とほぼ同様の構成からなる。胴部1
0の左右両サイドシール部3のほぼ中央部分に絞り部3
0をもうけたもんである。E7は保持板である。この保
持板E7の大きさは、貼着部20の横幅が袋体A7の胴
部10の横幅の約2分の1で、貼着部20の縦の長さが
袋体A7の胴部10の縦の長さの約12分の7である。
前記保持板E7の貼着部20の大きさは基準貼着位置I
7の大きさより大きい。そして、この基準貼着位置I7
の袋体A7に対する位置及び寸法関係は、上述の第1の
実施例等のものと同一であり、平面形状に折り畳まれた
状態の袋体の胴部の横幅の2分の1を中心として左右に
それぞれ袋体の全周の長さの10分の1の所の境界線
と、平面形状に折り畳まれた状態の袋体の口元部の上縁
から袋体の縦の長さの約5分の3を中心として上下にそ
れぞれ袋体の縦の長さの8分の1の所の境界線とに囲ま
れた部分である。かくして、前記保持板E7の貼着部2
0を前記袋体A7の正面に、袋体A7の横方向の中心と
保持板E7の横方向の中心とを合致させ、かつ保持板E
7の貼着部20で前記基準貼着位置I7を覆うように、
貼着する。この実施例における本発明の詰替用容器は、
上述の第1の実施例のもの等と同様の作用効果を達成す
ることができる。
【0027】なお、本発明の詰替用容器において、保持
板の大きさの最大限は下記の通りである。すなわち、保
持板の上縁は、袋体の口元部のシール部の内側より内側
に位置させ、保持板の下縁は、袋体の下縁部シール部及
び下縁閉口の内側より内側に位置させる。また、保持板
の左右の横幅は、手で掴むので、個人差があるが、ほぼ
50乃至80mm程度とする。
【0028】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の詰替
用容器は、袋体に保持板を、袋体の横方向における中心
と保持板の横方向における中心とを合致させ、かつ平面
形状に折り畳まれた状態の袋体の横幅の2分の1を中心
として左右にそれぞれ袋体の全周の長さ10分の1の所
の境界線と、平面形状に折り畳まれた状態の袋体の口元
部の上縁から袋体の縦の長さの約5分の3を中心として
上下にそれぞれ袋体の縦の長さの8分の1の所の境界線
とに囲まれた部分の基準貼着位置を保持板の貼着部分で
覆うように、貼着したものである。この結果、袋体に保
形性を持たせることができ、保持板を持って内容物を充
填した袋体を取り扱う際に、その内容物を充填した袋体
の形状を保持することができ、また袋体の注口から内容
物を他の容器に注ぐときに、その注口が垂れ下がらずに
その注口の形状を保持することができる。従って、フレ
キシブルフィルムからなる袋体であっても、恰も瓶と同
様に取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の詰替用容器の第1の実施例を示し、袋
体としてW底正四角形自立袋を使用し、平面形状に折り
畳まれた状態の正面図
【図2】図1に示す詰替用容器の袋体の平面形状に折り
畳まれた状態の正面図
【図3】図1に示す詰替用容器の保持体の、正面図
【図4】使用状態の説明図
【図5】本発明の詰替用容器の第2の実施例を示し、袋
体としてW底瓶形自立袋を使用し、平面形状に折り畳ま
れた状態の正面図
【図6】図5に示す詰替用容器の袋体の平面形状に折り
畳まれた状態の正面図
【図7】図5に示す詰替用容器の保持体の正面図
【図8】使用状態の説明図
【図9】本発明の詰替用容器の第3の実施例を示し、袋
体としてW底正四角形自立袋を使用し、平面形状に折り
畳まれた状態の正面図
【図10】漏斗代用板を瓶の口に差し込んだ状態の一部
斜視図
【図11】本発明の詰替用容器の第4の実施例を示し、
袋体としてガセット袋を使用し、平面形状に折り畳まれ
た状態の平面図
【図12】平面形状に折り畳まれた状態の正面図
【図13】本発明の詰替用容器の第5の実施例を示し、
袋体として平底袋を使用し、平面形状に折り畳まれた状
態の平面図
【図14】本発明の詰替用容器の第6の実施例を示し、
袋体として楕円底であってW底自立袋を使用し、平面形
状に折り畳まれた状態の平面図
【図15】本発明の詰替用容器の第7の実施例を示し、
袋体としてW底自立袋の変形袋を使用し、平面形状に折
り畳まれた状態の平面図
【図16】本発明の詰替用容器において、袋体の口元部
の注口を開封してその注口から内容物を注ぎ出す際の袋
体の重心位置を示した説明図
【図17】従来の詰替用容器において、袋体の口元部の
注口を開封してその注口から内容物を注ぎ出す際の不具
合を示した説明図
【符号の説明】
A1〜A7…袋体、E1〜E7…保持板、I1〜I7…
基準貼着位置、1…口元部、2…W底部、3…サイドシ
ール垂直部、4…サイドシール傾斜部、5…サイドシー
ル延長部、6…下縁シール部、7…山折り曲げ線、8…
谷折り曲げ線、9…W底部シール部、10…胴部、12
…絞り部、14及び15及び20…貼着部、16…折曲
線、17…補強用折曲板、18…注口、19…瓶、21
…切取線、22…漏斗代用板、23…背シール部、24
…折込部、25…斜シール部、26…L字形補強用折曲
板、27…口元部のシール部、28…下縁閉口、29…
楕円シール部、30…絞り部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体と、その袋体の基準位置に貼着した
    保持板とを備え、 前記袋体は、フレキシブルな材質からなり、通常左右対
    称の平面形状に折り畳まれた状態にあり、内容物を充填
    すると立体状に構成されるものであって、筒形状の胴部
    と、その胴部の上縁の開口した口元部と、前記胴部の下
    縁の閉口した底部とからなり、 前記保持板は、剛性を有する左右対称の板形状をなし、
    横寸法が少なくとも袋体の胴部の全周の長さの5分の1
    で、かつ縦寸法が少なくとも平面形状に折り畳まれた状
    態の袋体の胴部の口元部の上縁から底部の下縁までの縦
    の長さの4分の1であり、 前記基準貼着位置は、平面形状に折り畳まれた状態の袋
    体の胴部の横幅の2分の1を中心として左右にそれぞれ
    袋体の全周の長さの10分の1の所の境界線と、平面形
    状に折り畳まれた状態の袋体の口元部の上縁から袋体の
    縦の長さの約5分の3を中心として上下にそれぞれ袋体
    の縦の長さの8分の1の所の境界線とに囲まれた部分で
    あり、 前記袋体に前記保持板を、前記袋体の横方向における中
    心と前記保持板の横方向における中心とを合致させ、か
    つ前記袋体の基準貼着位置を前記保持板の貼着部分で覆
    うように、貼着したことを特徴とする詰替用容器。
  2. 【請求項2】 保持板の左右両側縁に補強用折曲板を折
    曲線を介して延設すると共に、その保持板の上縁にL字
    形の補強用折曲板を折曲線を介して延設したことを特徴
    とする請求項1に記載の詰替用容器。
  3. 【請求項3】 保持板に漏斗代用板を切取線を介して延
    設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の詰替用
    容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7308783B2 (en) 2000-10-13 2007-12-18 Velcro Industries B.V. Filling and using reclosable bags
JP2008120403A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Toyo Seikan Kaisha Ltd パウチ容器
JP2012505122A (ja) * 2008-10-13 2012-03-01 モメンティブ パフォーマンス マテリアルズ インコーポレイテッド ポーチを作製する方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008120403A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Toyo Seikan Kaisha Ltd パウチ容器
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