JPH05131570A - 大型船用水潤滑セグメントタイプ軸受ストリツプの製造法 - Google Patents

大型船用水潤滑セグメントタイプ軸受ストリツプの製造法

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JPH05131570A
JPH05131570A JP32633091A JP32633091A JPH05131570A JP H05131570 A JPH05131570 A JP H05131570A JP 32633091 A JP32633091 A JP 32633091A JP 32633091 A JP32633091 A JP 32633091A JP H05131570 A JPH05131570 A JP H05131570A
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layer
bush
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Akio Uno
昭夫 宇野
Masanobu Takasugi
雅信 高杉
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型、金属の機械加工は不要であり、押出機
用口金を替えるだけで各種寸法のものを製造可能であ
り、しかもその重量は従来のものに比して、大幅軽量化
される大型船用水潤滑セグメントタイプ軸受ストリップ
の製造法を提供する。 【構成】 軸受ブッシュ内面に挿入するところの断面蒲
鉾状の大型船用水潤滑セグメントタイプ軸受ストリップ
であって、超高分子量PE,架橋PE,PP、ガラス繊
維強化PE,PP等のオレフィン系樹脂のブッシュ側基
材層1,オレフィン系エラストマーの中間層2,並びに
ニトリール系ゴムの軸当接側滑材層3の3層を同時押出
成形及び加硫したのち、規格寸法に切断・切削加工す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型船に使用する水潤
滑セグメントタイプ軸受ストリップの製造法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に船の軸受は、油潤滑、水潤
滑の2種に大別され、さらに水潤滑軸受は、形状的に大
型船用と小型船用とに分けられる。小型船にはフルモー
ルドタイプ、大型船にはセグメントタイプがそれぞれ用
いられる。セグメントタイプは内径の大きなブッシュ
(ハウジング)の内面に円周方向に且つ母線方向に多数
に分割して貼付ける断面蒲鉾状のストリップよりなる。
各ストリップは図2に示す如く、金属基板11の上にゴ
ム様弾性体12を固着したセグメント素材13を削って
規定寸法の製品にしていた。ストリップの寸法は国際的
に図1及び表1のように規格化されている。ブッシュに
はBC3を、金属基板11には、BsP3あるいはYBs
3の鋳造品(黄銅系)が用いられ、ゴム様弾性体12
としてはニトリール系ゴム様弾性体が使用されている。
なお、金属基板11の上に取付けるニトリール系ゴム様
弾性体12はプライマーを使って金型でプレス加硫して
ある。
【0003】
【表1】
【0004】しかしながら、上記従来のセグメントタイ
プ軸受は、基板が鋳造品であるため、機械加工が必要で
あり、そのうえ比重が大きく重いと言う問題点がある。
【0005】これを軽量化するため基板を、合成樹脂製
にしようとの試みがあったが、ニトリール系ゴム様弾性
体12は合成樹脂製基板に接着困難であり、実現するこ
とが出来なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のセグメントタイプ軸受は、鋳造品の基板1
1を機械加工する必要があり、重いことである。また、
ニトリール系ゴム様弾性体の金型によるプレス加硫成形
は手間が掛ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】図3乃至図5を参考にし
て説明する。第1の発明は、軸受ブッシュ内面に挿入す
るところの断面蒲鉾状の大型船用水潤滑セグメントタイ
プ軸受ストリップの製造法であって、超高分子量PE,
架橋PE,PP、ガラス繊維強化PE,PP等のオレフ
ィン系樹脂のブッシュ側基材層1,オレフィン系エラス
トマーの中間層2,並びにニトリール系ゴムの軸当接側
滑材層3の3層を同時押出成形及び連続加硫してセグメ
ント素材5を成形したのち、規格寸法に切断・切削・ネ
ジ切り加工したものである。
【0008】第2の発明は、上記構成のニトリール系ゴ
ムの滑材層3を超高分子量PE又は架橋PE,PPの滑
材層4に置換えてセグメント素材6を成形したのち、規
格寸法に切断・切削・ネジ切り加工したものである。
【0009】
【実施例】実施例について図3乃至図5によって説明す
ると、第1の発明(例えば軸径580mmとすると)は、軸
受ブッシュ内面に挿入するところの断面蒲鉾状の大型船
用水潤滑セグメントタイプ軸受ストリップであって、そ
の構成は次の通りである。すなわち、1は厚さTa=1
0.5mm、幅W=80.8mmのブッシュ側基材層であって、超
高分子量PE,架橋PE,PP、ガラス繊維強化PE,
PP等のオレフィン系樹脂よりなる。2,3はそれぞれ
厚さTb=5mmのオレフィン系エラストマーの中間層、
厚さTc=10mmのニトリール系ゴムの軸当接側滑材層で
あって、3層を同時押出成形及び連続加硫してセグメン
ト素材5を成形したのち、規格寸法に切断・切削・ネジ
切り加工したものである。なおMはストリップ抜出用ネ
ジである。
【0010】第2の発明は、第1の発明のニトリール系
ゴムの滑材層3を超高分子量PE又は架橋PE,PPの
滑材層4に置換えてセグメント素材6を成形したもので
あって、その他の構成は第1の発明に等しい。
【0011】作用について説明すると、3層押出機によ
り同時成形し、且つ同時加硫することにより連続的に製
造するようにしてあるため、金型は不要であり、単に押
出機用口金を替えるだけで各種寸法のものが紐状に連続
押出製造可能である。なお、中間層2・滑材層3,4の
加硫温度よりも基材層1の耐高温度よりも低いので、製
造上問題ない。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
手間の掛かる金型、金属の機械加工は不要であり、押出
機用口金を替えるだけで各種寸法のものを製造可能であ
り、しかもその重量は上記に示すように従来のものに比
して、大幅軽量化される。
【0013】即ち、出来たセグメント素材を機械加工し
て規定寸法にしたものの重量は下記に示すように従来の
ものに比して、大幅軽量化されている。 計算例(軸径580mm、長さ1m):表1のストリップ符号
S−10より (重量)=(比重)×(厚さ)×(幅)×(長さ) 従来品 金具 8.6×1.05×8.08×100/1000=7.3(Kg) ゴム 1.3×1.50×8.08×100/1000=1.6(Kg) 合計 8.9(Kg) 第2発明品 ブッシュ側層 0.94×1.05×8.08×100/1000=0.8(Kg) 中間層 1.3×0.5×8.08×100/1000=0.53(Kg) 軸当接層 0.94×1×8.08×100/1000=0.76(Kg) 合計 2.1(Kg) すなわち、76%軽量化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】セグメント製品の規格図である。
【図2】従来例のセグメント素材を示す断面図である。
【図3】本発明製品の断面図である。
【図4】第1の発明のセグメント素材を示す断面図であ
る。
【図5】第2の発明のセグメント素材を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1 基材層 2 中間層 3,4 滑材層 5 セグメント素材 6 セグメント素材 11 金属基板 12 ニトリール系ゴム様弾性体 13 セグメント素材 M ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16C 33/20 A 6814−3J // B29K 105:08 B29L 31:04 4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受ブッシュ内面に挿入するところの断
    面蒲鉾状の大型船用水潤滑セグメントタイプ軸受ストリ
    ップの製造法であって、超高分子量PE,架橋PE,P
    P、ガラス繊維強化PE,PP等のオレフィン系樹脂の
    ブッシュ側基材層(1),オレフィン系エラストマーの
    中間層(2),並びにニトリール系ゴムの軸当接側滑材
    層(3)の3層を同時押出成形及び連続加硫したのち、
    規格寸法に切断・切削加工してなる大型船用水潤滑セグ
    メントタイプ軸受ストリップの製造法。
  2. 【請求項2】 軸受ブッシュ内面に挿入するところの断
    面蒲鉾状の大型船用水潤滑セグメントタイプ軸受ストリ
    ップであって、超高分子量PE,架橋PE,PP、ガラ
    ス繊維強化PE,PP等のオレフィン系樹脂のブッシュ
    側基材層(1),オレフィン系エラストマーの中間層
    (2),並びに超高分子量PE又は架橋PE,PPの軸
    当接側滑材層(4)の3層を同時押出成形及び連続加硫
    したのち、規格寸法に切断・切削加工してなる大型船用
    水潤滑セグメントタイプ軸受ストリップの製造法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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