JPH05131467A - 座席および椅子のクツシヨンの製造方法およびそのクツシヨン - Google Patents

座席および椅子のクツシヨンの製造方法およびそのクツシヨン

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JPH05131467A
JPH05131467A JP4118294A JP11829492A JPH05131467A JP H05131467 A JPH05131467 A JP H05131467A JP 4118294 A JP4118294 A JP 4118294A JP 11829492 A JP11829492 A JP 11829492A JP H05131467 A JPH05131467 A JP H05131467A
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seat
cloth
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Yoshiyuki Takahashi
義行 高橋
Yoshimi Nishimura
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Tenryu Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、座席の座部部材の裏面への布地の
取付けを簡素化させ、座部のカバーの着脱の簡素化、カ
バーの再利用性に優れている座部の製造方法および座部
である。 【構成】 本発明の座部は、座部フレームの空間部分に
支持材を固定させ、この支持材の表面に座部部材を、支
持材の固定部材と座部部材の布地とを絡合させて固定さ
せ、この座部部材に外方からカバーを、カバーの開口部
周縁の裏面の固定部材を座部部材の底面の布地に交絡さ
せることにより被覆させてなるものである。本発明の座
部の製造方法は、固定部材と絡合する布地を上型の裏面
に係止させ、下型と合わせ、発泡プラスチックス原料を
注入させ、発泡プラスチックス原料を発泡させると共に
発泡プラスチックスに布地を固着するものである。な
お、座部のほか背当について構造、製造方法がそっくり
適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、座席および椅子にお
ける座部や背当てのクッション(以下特に断りのない限
り、座席用クッションという)を被覆する布地の取付け
手段を簡素化させる方法とその構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の座席および椅子用クッションの取
付け方法やその構造を例えば乗物用座席の座部について
説明すれば、図16に示すように、平面四角形状の座部
フレームFの空間部分にフック等の固定具Sを介してベ
ニヤ板、鋼板等からなる載置板Bを固定させ、この載置
板B上に発泡材等からなる座部部材Cを載置させ、この
座部部材CにカバーKを被覆させ、このカバーKの下端
部を載置板Bの内側に折曲させてピン等の止具(図示
略)により直接固定させることにより、載置板Bに座部
部材CがカバーKと共に取付けられていた。
【0003】また従来、図17に示されるように座部部
材Hはその表面側の大部分は裏面側に掛けて布地Iが被
覆され、裏面側にはベニヤ板Jが当接され、布地Iの裏
面側の周縁とベニヤ板Jの周縁は重合され、いわゆるタ
ッカー針Tを打ち込んで両者は座部部材Hに固定され、
その作業は全て人手によるものであった。
【0004】さらに、座席においては、これを豪華にみ
せるため等の理由によって、図16にも示したように、
背当ての表面に種々な凹みをつけることが行われてお
り、このような凹みは座部にも形成されるものである。
このような座部の凹みは、例えば実公平4−2638号
公報にても示されているように、座部部材(パッド等の
クッション材)の該当箇所に開裂部を形成しておき、こ
の開裂部を通してカバーKの一部を座部部材の裏面側に
引き出して、これを載置板Bやベニヤ板J等に固定する
ようにして形成していたのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の座席および椅子
の座席用クッションのうち例えば座席用座部について説
明すれば、カバーが汚損することなどにより交換した
り、補修する場合、載置板の裏面の止具を取外し、カバ
ーを座部部材から取外して行う必要があり、止具を取外
す際にカバーが損傷し易く、カバーの再利用が困難とな
り、新たにカバーを用意する必要があり、また止具の着
脱に手間のかかることが問題となっていた。
【0006】また、座部フレームの空間部分に四方向か
ら固定具を介して載置板を固定するため、固定具の使用
個所が多く、その作業は煩雑であった。
【0007】また、座部部材は単に載置板上にカバーを
介して取付けられているに過ぎないから、座部部材が使
用に際して載置板上を妄動するおそれがあって必ずしも
安定性が良好とはいえない。また、座部部材をカバーに
より被覆する際、座部部材が移動し易く、座部部材を固
定してカバーを被覆する必要があり、カバーの被覆作業
が困難であった。
【0008】更に、載置板の素材として一般的にはベニ
ヤ板、鋼板が使用されているため、弾力性に欠け、座り
心地が良くなかった。
【0009】さらにまた、座席の座部や背当てに凹部を
形成する、実公平4−2638号公報に記載されている
構造あるいは方法においては、当該公報の実用新案登録
請求の範囲の記載からすれば、「下地カバーの裏面には
該パッドの開裂部に挿入される引袋を取付け、該表層カ
バーの裏面には該下地カバーの引袋内に挿入される引袋
を取付け、該表層カバーの引袋内下縁にはワイヤを収納
し、該ワイヤには複数個のフックを係着して該フックを
該表層カバーと該下地カバーの下縁に夫々設けられてい
る切欠部から臨出せしめ、該パッドの開裂部下方に張設
されているワイヤにフックを係合」させなければならな
いから、多くの部品が必要で構造が複雑となるだけでな
く、このような構造のものにする作業及び工程・工数も
複雑とならざるを得ないものである。
【0010】この発明は、このような欠点に鑑み、座部
用クッションや背当用クッションの整形とクッション部
材の裏面への布地の取付けを一工程で行うことができ、
製品が均一となる座席のクッションの製造方法およびク
ッションのカバーの着脱の簡素化を図り、カバーの再利
用性に優れ、かつクッションの取付け作業の簡素化を図
ることができる座席のクッションを提供することを目的
とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、この種座席を
豪華にすべく座部等に設けられる凹部を簡単に形成する
ことができて、そのための製造を容易にすることのでき
るクッション、及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る座
席のクッションの製造方法は、上型と下型との間に発泡
プラスチックス原料を注入し、発泡プラスチックス原料
を発泡させた後、上型と下型とを離型させて座部部材を
製造する工程において、多数の係合部を備えた固定部材
と絡みあう布地を上型の裏面に係止させ、上型と下型間
に注入された発泡プラスチックス原料を発泡させると同
時に、布地を発泡プラスチックスに固着させるものであ
る。
【0013】また、請求項2に係る座席のクッションの
製造方法は、上型と下型間に注入された発泡プラスチッ
ク原料を発泡させて座席クッション本体を形成した後、
座席クッション本体の一側面に多数の係合部を備えた固
定部材と絡みあう布地を接着材を介して結合させるもの
である。
【0014】請求項3の発明に係る座部用クッションの
構造は、多数の係合部を備えた固定部材が表面に設けら
れ、かつ座部フレームの空間部分に対応するシート部材
などの支持材と、前記支持材の固定部材と絡みあう機能
を備えた布地により裏面を被覆させてなる座部部材と、
前記座部部材に対応し、かつ支持材の固定部材と同様の
固定部材が少なくとも開口部周縁の裏面に設けられてな
るカバーとからなり、座部フレームの空間部分に支持材
を固定させ、支持材の表面に座部部材を、支持材の固定
部材を座部部材の布地に絡合させて載置させ、この座部
部材に外方からカバーを被覆させ、カバーの固定部材を
座部部材の裏面の布地に絡らませて固定させてなるもの
である。
【0015】また、請求項4に係る発明は、発泡プラス
チック製の背当本体の背面側に多数の係合部を備えた固
定部材と絡みあう布地が設けられ、その布地側の背当に
多数の係合部を備えた固定部材を有する支持材を有する
ことを特徴とする座席の背当である。
【0016】そして、請求項5に係る発明は、前記上型
または下型に突出部を形成しておき、この突出部によっ
て、前記発泡プラスチック原料によって形成された座部
部材に対してカバーに一体化した引込部材を挿通するた
めの貫通孔を形成するようにしたことを特徴とする請求
項1または請求項2に記載の座席のクッションの製造方
法である。
【0017】さらに請求項6に係る発明は、前記座部部
材には前記カバーに一体化した引込部材が挿通される貫
通孔が形成されていることを特徴とする請求項3に記載
の座部のクッションまたは請求項4に記載の背当であ
る。
【0018】
【作用】以下に、各発明の作用を説明するが、これらの
作用については共通する部分も多いので、重複する作用
については省略して各ポイントだけを説明する。この発
明に係る座席の座部の取付け手段は、まず平面四角形状
の座部フレームの空間部分の長さ方向或いは幅方向のど
ちらか一方向に固定具を介して支持材を固定させる。こ
の際、多数の係合部を備えた固定部材が設けられた支持
材の表面を上方に向けて座部フレームに固定させること
が必要である。
【0019】次に、支持材の表面に座部部材を載置させ
る。この際、支持材の表面の固定部材が座部部材の裏面
の布地と絡合し、確実に両者が固着される。
【0020】次に、座部部材に外方からカバーを被覆さ
せ、このカバーの下端を座部部材の裏面に固定させる。
この際、座部部材が確実に支持部材に固着されるため、
カバーの被覆作業において、座部部材を支持して行う必
要がなく、カバーの被覆作業が簡素化され、またカバー
の開口部周縁の裏面にも支持材の表面に設けられた固定
部材と同様の固定部材が設けられているため、カバーの
固定部材を座部部材の裏面の布地に絡ませて確実に固定
させることができる。
【0021】また、カバーが汚損し、交換する場合、前
記作業とは逆に、カバーの開口部側を座部部材の裏面か
ら取外すことによりカバーを座部部材から取外す。この
際、カバーの開口部側を単に引っ張ることによりカバー
の固定部材と座部部材の布地との絡みあいを解除できる
ため、容易にカバーを座部部材の裏面から取外すことが
できる。
【0022】その後、カバーを洗浄し、再び座部部材に
外方からカバーを被覆させ、カバーの開口部側を座部部
材の裏面に固定する。そして、座席を構成する座部や背
当の表面に凹みを形成しなければならない場合には、請
求項5に係る発明のように、座部部材あるいは背当部材
に予じめ貫通孔を形成しておくようにするとよいのであ
る。すなわち、凹みはカバーに一体化した引込部材を貫
通孔を通して裏面側に引込んで形成するものであるか
ら、そのための貫通孔を座部部材に予じめ形成しておく
ことは有利となるのであり、またこの貫通孔の周囲に面
ファスナーが取付けられる布地があることは、凹み形成
の作業が非常に簡単となるのである。前記した作用は、
座部用クッションについて説明したが、本質的に背当用
クッションの作用についても適用される。
【0023】
【実施例】この発明の実施例の詳細を座席用クッション
の構造について図面を参照して説明する。そして背当て
用クッションの例については後述するが、特に断りのな
い限り、以下の説明は原則的に背当用クッションの構成
についても準用されるものである。
【0024】図1〜図7に示すように、座席の座部は以
下の構成からなるものである。図1を参照して明らかな
ように、表面に多数の係合部を備えた固定部材10が設
けられ、かつ座席の座部フレーム12の空間部分に対応
するシート部材、ダイヤフラム等の支持材14が設けら
れている。本実施例の固定部材10の具体例は面ファス
ナーであり、先端のループが切断された状態の雄型やそ
の反対の雌型が使用される。
【0025】支持材14の具体例は弾性力を有する塩化
ビニール等の柔軟性素材の一枚シートを使用している。
固定部材10の具体例は、図3に示されるもののほか、
図7に示されるように上下に対称的な形態できのこ型を
呈した面ファスナーが挙げられる。図7に示される例
は、布地16側と支持材14側に夫々きのこ型の面ファ
スナー11が設けられている例である。
【0026】前記支持材14の固定部材10と絡みあう
布地16により裏面を被覆させてなる座部部材18が設
けられている(図1、図2参照)。本実施例の布地16
はループ状のパイル編みによる編物を使用している。布
地16は固定部材10が絡みあうならばもちろんパイル
編みによるものに制限されない。例えば平織組織による
布地であっても織組織において縦糸と緯糸間に多少の間
隙があれば絡みあう機能を奏することは容易に理解でき
るであろう。固定部材10と絡みあう布地16とはこの
明細書においてこのことを指称している。座部部材18
には発泡ウレタンフォームが採用されている。発泡ポリ
プロピレンフォーム、発泡ポリエチレンフォームなども
採用される。
【0027】図2に示されるように、座部部材18の背
当側(図面では右側)の下方にL型の段部19が設けら
れ、後述のカバー20の下端の固定部材22(前記した
固定部材10と同じ構成のものである)を座部部材18
の裏面の布地16に絡みあいさせることによりカバー2
0を座部部材18に被覆させる際、カバー20の下端の
固定部材22が段部19に収納され、座部部材18の底
面をフラット構造にさせ、支持材14に対して座部部材
18が安定して固定できる。語「絡みあう」とは、例え
ばループ状のパイル編みによる布地の繊維間に面ファス
ナーが「からみつくこと」を意味している。
【0028】前記座部部材18に対応し、かつシート部
材14の固定部材10と同様の固定部材22が開口部周
縁の裏面に設けられてなるカバー20が設けられてい
る。本実施例のカバー20は一側が開口された袋状のも
のである。
【0029】座部フレーム12の空間部分に幅方向(図
面では上下方向)に取付具24を介して支持材14を固
定させてある。本実施例において、支持材14は座部フ
レーム12の外周に取付具24により直接固定させてあ
る(図4参照)。この支持部材14の表面に座部部材1
8を、支持材14の固定部材10を座部部材18の布地
16に絡らませて載置させてある。
【0030】この座部部材18に上方からカバー20を
被覆させ、カバー20の下端を座部部材18の裏面に絡
ませて固定させる。本実施例においてカバー20の下端
の固定手段は、支持部材14の表面に設けられた固定部
材10と同様の固定部材22がカバー20の開口部周縁
の裏面に設けられているため、この固定部材22に座部
部材18の裏面の布地16を絡らませることにより固着
させることができる。
【0031】図5には支持材14の座部フレーム12に
対する別の固定手段が示してある。本例も前記例と同様
に座部フレーム12の空間部分の幅方向に支持材14を
固定するものであるが、座部フレーム12の外周に直接
ピンにより固定するのではなく、フック26等を介して
座部フレーム12に固定するものである。
【0032】図6には支持材14の座部フレーム12に
対する更に別の固定手段が示してある。本例も前記例と
同様に座部フレーム12の空間部分の幅方向に支持材1
4を固定するものであるが、座部フレーム12の空間部
分に幅方向の一方は前記と同様のフック26等を介して
固定し、他方は弾力性を有する弾性フック28等を介し
て固定するものであり、この場合、支持材14は特に弾
性力を有するものに限定されることはない。
【0033】本実施例において、支持材14の表面の固
定部材10は面ファスナーの例におけるループの先端を
切断した雄型に限定されることなく、座部部材18の裏
面に設けられた布地16と絡らまる機能を奏するもので
あれば、他の部材でもよい。支持材14は弾性力を有す
る一枚の塩化ビニール製シートであるが、帯状物を二本
以上並列に座部フレーム12に張設させることも可能で
ある。
【0034】布地16は編物であるが、支持材14側の
固定部材10およびカバー20側の固定部材22と絡ら
まる布地であれば、前記したように編物、織物、不織布
等の種類は問わない。
【0035】座部部材18の裏面に被覆させた布地16
は、座部部材18の裏面全域に設けることなく、また要
所に設けられていてもよい。カバー20の具体例は一側
が開口した袋状のものであるが、座部部材18を被覆で
きる大きさの一枚の生地状のものでもよい。
【0036】この発明に係る座部の構成は、乗物用座席
の背当て用クッションにもそのまま利用できるから、背
当用クッションについて説明する。図8は一側であるが
背当部材21の概略断面図を示しており、この部材21
は、前記した座部部材18と同様発泡ポリウレタンフォ
ームなどの発泡プラスチックスフォームである。
【0037】背当部材21の一側面には、座部部材18
と同様に布地16が接着材を介して接着されている。布
地16はパイルなどのように多数の係合部を備えた固定
部材10と係合する構成のものであり、先に説明した布
地16の構成と同じである。
【0038】図9は背当23の断面図であるが、背当部
材21の一側面の両側に通常知られているように、背当
23用の支柱25が配置されている。そして背当部材2
1の一側面に前記した両側の支柱25を挟みかつ背当部
材21の一側面に沿わせて前記した布地16が配置さ
れ、その布地16の背当部材21側は接着材により、接
着されている。
【0039】他方、背当部材21の一側面と他側面の布
地16の間であってかつその両側端は支柱25の外側寄
りに背当23の強度を保持する目的で芯材を構成する支
持材27が挿入されている。また、布地16と背当部材
21の外側周面には、前記した座部部材18のカバーは
同趣旨により、カバー20が装着されている。図示を省
略してあるが、支柱25側には背当23の背面側を固定
するための支持材が設けられる。そしてその支持材には
カバー20との関係において絡みあう固定部材が設けら
れることは予定されており、このことは図1の説明から
も容易に理解できるであろう。
【0040】更に背当23の他の例について説明する。
図10に示される例は、背当23の背面に支柱25を1
本設けた例であるが、本質的に先の構成と同じである。
背当部材21の他側と一側の一部を被覆してカバー20
が設けられている。
【0041】他方、背当部材21の他側つまり支柱25
側には布地16が装着されている。この布地16の構成
は前記した例と同じであり、固定部材10と絡みあう機
能を備えたものである。そしてこの布地16の外側には
背当部材21の形態に対応させて支持材27が設けられ
ており、この支持材27の内側つまり背当部材21の布
地16側に適宜の数と位置に前記した固定部材10が設
けられている。そして前記したカバー20に設けた固定
部材10と対応する位置であって、支持材27の外側に
も固定部材10が設けられている。
【0042】かくして支持材29とカバー20は固定部
材10を解除することにより、カバー20を背当部材2
1から外すことができ、背当23は支持材27と背当部
材21の布地16との結合を固定部材10の解除を行う
ことにより、分離できる。
【0043】また、図13及び図14には、表面に凹み
が形成される座部が示してある。この座部においては、
カバー20の内側の適宜箇所に一体化した引込部材20
aを、座部部材18に形成した貫通孔18aを通して裏
面側に導いて、この引込部材20aの先端をこれに一体
化した固定部材22によって座部部材18と一体的な布
地16に固定してある。勿論、このような構成は、前述
した背当23に対しても適用できることは言うまでもな
い。
【0044】この凹み20bを有する座部等は、次のよ
うにして形成されるものであり、これを図14を参照し
て詳細に説明する。まず、座部の中心となる座部部材1
8には、図14の(イ)に示すように、形成すべき凹み
20bに該当する部分に予じめ貫通孔18aが形成して
あって、一方カバー20の凹み20bに対応する内側に
は貫通孔18a程度あるいはこれより少し長い長さを有
した引込部材20aが一体化してある。この引込部材2
0aの先端は、図13にも示したように、左右に分離で
きるようにしてあり、この分離した先端が座部部材18
の裏面に位置する布地16に固定できるように、引込部
材20aの先端には固定部材22が一体的に取付けてあ
る。
【0045】なお、引込部材20aのカバー20に対す
る取付けは、図14の(イ)に示すように、その基端を
まとめて行ってもよいが、その基端を左右に分離して行
ってもよいものである。また、図面に示した実施例にお
いては、引込部材20aが一本のみしか示されていない
が、この引込部材20aは、カバー20に必要とされる
凹み20bの数に応じて用意されるものであることは当
然である。そして、この引込部材20aの数及び位置に
応じて、座部部材18等に形成される貫通孔18aの数
及び位置も決定されるものである。
【0046】このような引込部材20aを有するカバー
20は、図14の(ロ)に示すように、その引込部材2
0aを貫通孔18aに挿通しながら、座部部材18にか
ぶせられ、外側に位置する固定部材22を座部部材18
側の布地16に固定されるのである。これにより、カバ
ー20の座部部材18に対する固定が完了するから、凹
み20bを次のようにして形成するのである。なお、引
込部材20aの貫通孔18aに対する挿通を行い易くす
るために、この引込部材20aの先端にひも等の可撓性
長尺材を設けておくと有利である。
【0047】貫通孔18aに挿通された引込部材20a
は、図14の(ロ)にて示したように更に強く引くとと
もに(このときカバー20には凹み20bが既に形成さ
れている)、図14の(ハ)に示すように、この引込部
材20aの先端を左右に分けながらこれに設けておいた
各固定部材22を座部部材18側の布地16に貼着する
のである。これにより、引込部材20aの取付が簡単に
完了するのであり、凹み20bが短時間内に完成するの
である。
【0048】従って、この座部等によれば、従来のよう
な複雑な構造及び作業を全く必要としないのであり、凹
み20bを極めて簡単かつ短時間内に形成することがで
きるだけでなく、座部等のコストの軽減を図ることがで
きるのである。
【0049】次にこの発明の製造方法について図面を参
照して詳述する。この発明は、前記支持材14の固定部
材10と交絡する布地16を座部部材18の裏面に取付
ける方法に関するものであり、本発明の実施例を図12
を参照に説明する。この実施例は基本的に背当について
も共通する構成であり、特に断りのない限り、以下の説
明は準用される。
【0050】この発明の一例の基本的工程は、座部部材
18の裏面に対応する面を有する上型32と、内部に座
部部材18に対応する成形溝34が設けられてなる下型
36との間に発泡プラスチックス原料38を注入し、発
泡プラスチックス原料38を発泡させた後、上型32と
下型36とを離型させて座部部材18を製造する方法で
ある。
【0051】前記製造工程において、上型32の裏面に
布地16を係止させる。本実施例の布地16は前記発明
の座部に使用される布地16であり、図11に示すよう
に、パイル生地15の裏面に肉薄の樹脂フィルム17を
ラミネート加工により接着させたものであり、発泡時の
加熱により発泡プラスチック原料38と樹脂フィルム1
7とが融着される。この際、樹脂フィルム17がパイル
生地15の裏面にラミネート加工により接着されている
ため、発泡プラスチック原料38がパイル生地15側に
浸透することがない。
【0052】また、係止手段は上型32の裏面にフック
40を装着させ、このフック40に布地16を係止させ
てある。この際、布地16の樹脂フィルム17側を下型
36側に向けることが必要である。
【0053】この上型32を下型36に合わせる。この
際、上型32に設けられたフック40に対応する嵌合孔
42が下型36に設けられ、型合わせした際にフック4
0がこの嵌合孔42に嵌合され、上下型32,36の型
合わせに支障をきたさないように配慮されており、上型
32の裏面に係止された布地16が下型36の内部の成
形溝34の上縁に沿って成形溝34を閉塞した状態とな
る。
【0054】この型合わせされた下型36の側方の注入
孔44から、上型32の裏面により密封された下型36
の内部の成形溝34内に発泡プラスチック原料38を注
入させる。本実施例に使用される発泡プラスチック原料
38はポリウレタンフォームのチップ、または溶融状の
液体であり、発泡後にポリウレタンフォームが成形され
る。
【0055】この発泡プラスチック原料38を発泡させ
ると、発泡プラスチックに布地16が付着する。上下型
32,36を離型させた後、布地16が接着された発泡
プラスチックの外周縁に沿わせてトリミングすることに
より座部部材18が得られる。なお、図中44は注入口
を示す。
【0056】本実施例において、布地16の上型32へ
の係止手段は、上型32の裏面のフック40によるもの
であるが、このフック40を上型32の外側面に装着さ
せることにより下型36の嵌合孔42を不要とすること
ができる。
【0057】以上のことは、貫通孔18aを有する座部
部材18を形成する場合も言えることであるが、貫通孔
18aを座部部材18に形成するには図15に示すよう
にすればよい。すなわち、例えば下型36の内面に貫通
孔18aを形成するための突出部33を形成しておき、
この突出部33に該当する部分にプラスチック原料38
が入り込まないようにしておけばよいのである。勿論、
この突出部33は、上型32側に形成してもよいのであ
るが、この突出部33の先端が反対側の型上に形成した
凹み内に入るようにすれば、貫通孔18aの形成をより
確実に行えるものである。また、この突出部33は、上
述した凹み20bを形成するための引込部材20aが挿
通される貫通孔18aを形成するものであるから、プラ
スチック原料38の流れ込みを阻止しない程度に形状を
自由に変更して実施できるものである。
【0058】また、この突出部33に対しては、図15
にも示したように、布地16を挿通しておくとよいもの
であり、そのために、布地16の該当部分には穴を開け
ておくとよい。できれば、この穴の周囲に位置する布地
の縁取りをしておくとよい。
【0059】以上のようにすれば、貫通孔18aを有す
る座部部材18を簡単に製造することができるのであ
り、完成した座部部材18においては、その貫通孔18
aの周囲に布地16が位置していて、引込部材20aの
固定を容易に行えるものとなっているのである。
【0060】
【発明の効果】以上に説明したようにこの発明は上記の
構成であるから、以下効果を奏する。座席の座部部材や
背当部材の製造工程において、多数の係合部を備えた固
定部材と絡みあいする布地を両部材の一側面に係止させ
るから、座部部材や背当部材をフレームや背当フレーム
に装着させる場合は、フレーム側に前記した固定部材と
絡合する固定部材を設けておくことにより、その装着作
業を楽に実施できる。また、補修時の取外しが容易であ
る。
【0061】また、座部部材とシート部材との固定手段
が、固定部材と布地との絡みあいによるものであるた
め、固定が確実であり、座部部材に外方からカバーを被
覆させる際に、座部部材がシート部材に対して移動する
ことがなく、カバーの被覆作業を簡素化することができ
る。
【0062】更に、座部部材へのカバーの被覆作業にお
いて、カバーの開口部周縁の裏面の固定部材と座部部材
の裏面の布地との絡合によりカバーを座部部材の裏面に
固定させてあるため、カバーの被覆作業をより簡素化す
ることができる。
【0063】また、支持材の座部フレームへの取付け
が、座部フレームの幅方向或いは長さ方向のどちらか一
方向で行うことができ、固定個所を少なくし、作業を簡
素化することができる。
【0064】また、座部フレームにシート部材を固定さ
せ、このシート部材に座部部材を載置させてあるため、
座部として使用する際に、シート部材に柔軟素材を使用
することにより座り心地が良くなる。
【0065】そして、以上のような座部部材または背当
部材に対して、その適宜箇所に貫通孔を予じめ形成して
おくようにすれば、この種の座席を豪華にするための凹
みを極めて容易に形成することができるのである。その
ためには、請求項6の発明のように、いずれかの型側に
突出部を形成しておけばよいのであり、これにより製造
を容易に行うことができるのである。
【0066】また、本発明に係る座部の製造方法は、上
型と下型との間に発泡プラスチックス原料を注入し、発
泡プラスチックス原料を発泡させた後、上型と下型とを
離型させて座部部材を製造する工程において、固定部材
と絡合する布地を上型の裏面に係止させ、上型と下型間
に注入された発泡プラスチックス原料を発泡させると同
時に、布地を発泡プラスチックに固着させるため、座部
部材の成形と座部部材の裏面への布地の取付けが一工程
で行うことができ、かつ製品が均一となるので、作業時
間の短縮、生産性の向上を図ることができる。上記の記
載では座部について大部分挙げたが、そのことは用語が
相違するものの、背当についても原則的にそっくり適用
できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る座席の座部の分解斜視図である。
【図2】本発明に係る座席の座部の断面図である。
【図3】シート部材の固定部材と布地との交絡部分を示
す拡大断面図である。
【図4】座部フレームとシート部材との固定部分を示す
断面図である。
【図5】座部フレームとシート部材との固定部分の別の
例の断面図である。
【図6】座部フレームとシート部材との固定部分のさら
に別の例の断面図である。
【図7】シート部材の固定部材と布地との交絡部分を示
す拡大断面図である。
【図8】本発明に係る座席の背当部材の断面図である。
【図9】本発明に係る座席の背当の断面図である。
【図10】本発明に係る座席の別の実施例の背当の断面
図である。
【図11】布地の拡大断面図である。
【図12】本発明に係る座部部材の裏面へ布地を取付け
る工程を示す正面図である。
【図13】表面側に凹みを有する座部の断面図である。
【図14】図13に示した座部の製造工程を順に示す断
面図である。
【図15】図13に示した座部部材の製造工程を順に示
す断面図である。
【図16】従来の座席の座部の分解斜視図である。
【図17】従来の座席の座部の他の例の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
10 固定部材 12 座部フレーム 14 支持材 16 布地 18 座部部材 18a 貫通孔 20 カバー 20a 引込部材 20b 凹み 21 背当本体 22 固定部材 23 背当 29 支持材 32 上型 33 突出部材 36 下型 38 発泡プラスチック原料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58 4F

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と下型との間に発泡プラスチックス
    原料を注入し、発泡プラスチックス原料を発泡させた
    後、上型と下型とを離型させて座席のクッションを製造
    する工程において、多数の係合部を備えた固定部材と絡
    みあう布地を上型の裏面に係止させ、上型と下型間に注
    入された発泡プラスチックス原料を発泡させると同時
    に、布地を発泡プラスチックスに固着させることを特徴
    とする座席のクッションの製造方法。
  2. 【請求項2】 上型と下型との間に発泡プラスチックス
    原料を注入し、発泡プラスチックス原料を発泡させた
    後、上型と下型とを離型させて座席のクッションを製造
    する工程において、上型と下型間に注入された発泡プラ
    スチックス原料を発泡させて座席クッション本体を成形
    した後、座席クッション本体の一側面に多数の係合部を
    備えた固定部材と絡みあう布地を接着材を介して結合さ
    せることを特徴とする座部クッションの製造方法。
  3. 【請求項3】 多数の係合部を備えた固定部材が表面に
    設けられ、かつ座席の座部フレームの空間部分に対応す
    るシート部材などの支持材と、前記支持材の固定部材と
    絡みあう布地により裏面を被覆させてなる発泡プラスチ
    ックス製の座部部材と、前記座部部材に対応し、かつ支
    持材の固定部材と同様の固定部材が少なくとも開口部周
    縁の裏面に設けられてなるカバーと、からなり、 座部フレームの空間部分に支持材を固定させ、支持材の
    表面に座部部材を、支持材の固定部材を座部部材の布地
    に絡みあいさせて載置させ、この座部部材に外方からカ
    バーを被覆させ、カバーの固定部材を座部部材の裏面の
    布地に絡らませて固定させてなることを特徴とする座部
    クッション。
  4. 【請求項4】 発泡プラスチックス製の背当本体の背面
    側に多数の係合部を備えた固定部材と絡みあう布地が設
    けられ、その布地側の背面に多数の係合部を備えた固定
    部材を有する支持材を有することを特徴とする座席の背
    当。
  5. 【請求項5】 前記上型または下型に突出部を形成して
    おき、この突出部によって、前記発泡プラスチック原料
    によって形成された座部部材に対してカバーに一体化し
    た引込部材を挿通するための貫通孔を形成するようにし
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の座
    席のクッションの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記座部部材には前記カバーに一体化し
    た引込部材が挿通される貫通孔が形成されていることを
    特徴とする請求項3に記載の座部クッションまたは請求
    項4に記載の背当。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001169872A (ja) * 1999-12-22 2001-06-26 Hikuma Kk 座席シート
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US10575642B2 (en) * 2007-10-05 2020-03-03 Norix Group, Inc. Intensive use shelf
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