JPH05131387A - ロボツトハンド用掌感圧センサ - Google Patents
ロボツトハンド用掌感圧センサInfo
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- JPH05131387A JPH05131387A JP3293199A JP29319991A JPH05131387A JP H05131387 A JPH05131387 A JP H05131387A JP 3293199 A JP3293199 A JP 3293199A JP 29319991 A JP29319991 A JP 29319991A JP H05131387 A JPH05131387 A JP H05131387A
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- Japan
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- pressure
- robot hand
- palm
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- Pending
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Abstract
けやすく、信号処理が容易であり、対象物との接触力を
精度よく検出できる掌用の感圧センサを提供する。 【構成】 ロボットハンド用掌感圧センサは、外方から
の力を受ける部分(1a)が少なくとも弾性変形可能と
された受圧部材(1)と、この受圧部材(1)の内部に
形成された空洞層(2)に充填される非圧縮性流体
(5)と、この非圧縮性流体(5)に一部で接触するよ
うに設けられた圧力検出器(3)とを備える。
Description
圧センサに係り、特にロボットハンドの掌感圧センサに
関する。
についての研究はその指先で対象物を安定に把持して操
り動作を行わせることについてのものが主であった。
ハンドにさせる場合、ロボットハンドの指先のみででき
る作業は限られており、指先のみでなくロボットハンド
の掌全体で対象物を扱う必要が度々ある。指先のみでな
くロボットハンドの掌全体で対象物を扱うためには、ロ
ボットハンドの指の関節に作用する力を検出するセンサ
だけではなく、ロボットハンドの掌が対象物と接触して
いる位置、接触力あるいは接触状態を検出するセンサが
必要となる。
ンサとしては、触覚センサとして主に指先用に開発や試
作が行われた例がある。
の感圧センサの多くは感圧素子をマトリクス状に多数個
配置したもので高価であり、複雑な構造を有し、また検
出用の信号線の処理が複雑である。さらに、これらの感
圧センサの多くは掌の形状に沿った取り付けを行いにく
いという問題点があった。
置した場合には、素子と素子の間に不感帯ができ、広い
範囲に渡って接触力を検出できないという問題点があっ
た。
を実行させるには、簡単な構造でロボットハンドの掌部
に取り付けやすく、信号処理が容易であり、対象物との
接触力を精度よく検出できる掌用の感圧センサが必要と
される。しかしながら、これらの要請を満たす感圧セン
サは未だ存在していないのが実情である。
する問題点を解消し、簡単な構造でロボットハンドの掌
部に取り付けやすく、信号処理が容易であり、対象物と
の接触力を精度よく検出できる掌用の感圧センサを提供
することである。
に、本発明は、外方からの力を受ける部分が少なくとも
弾性変形可能とされた受圧部材と、この受圧部材の内部
に形成された空洞層に充填される非圧縮性流体と、この
非圧縮性流体に一部で接触するように設けられた圧力検
出器とを備えることを特徴とする。
力を受けて弾性変形し、この弾性変形により空洞層に充
填された非圧縮性流体が圧力を受け、この圧力を非圧縮
性流体に一部で接触するように設けられた圧力検出器に
伝達する。
ンサの実施例を図1乃至図5を参照して説明する。
観を示す。図1に示したロボットハンド用掌感圧センサ
を符号A−Aから見た縦断面を図2に示す。
受圧部材を示し、受圧部材1の内部には空洞層2が形成
され、空洞層2には非圧縮性流体5が充填されている。
空洞層2は図5に示すロボットハンドの掌31の表面に
沿うように形成されている。受圧部材1のうち外方から
の力を受ける受圧部分1aは受圧部材1の他の部分に比
べて薄い肉厚を有し、外方から受けた力を非圧縮性流体
5に伝達しやすいようになっている。また、受圧部材1
の底部には管状部4が形成されている。
接触するように圧力検出器3が設けられている。圧力検
出器3の流体接触部15が管状部4に挿入されている。
は受圧部材1と略同幅の支持部材6が介在する。この支
持部材6の基底部10の両端部には立上り部11a、1
1bが設けられ、受圧部材1は立上り部11aおよび立
上り部11bの間に嵌入されるようになっている。支持
部材5の基底部10の上面10aには穴部12が形成さ
れており、この穴部12に圧力検出器3の流体接触部1
5が挿入される。基底部10の下面10bには対向する
リブ13a、13bが設けられ、これらのリブ13a、
13bによって形成された凹部14に圧力検出器3の底
部16が挿入される。底部16の高さはリブ13a、1
3bの高さと略同一になっている。底部16が凹部14
に挿入された圧力検出器3は蓋部18によって保持され
る。
8を抜けて図示しない信号処理部に送られる。
力検出器3の分解斜視図である。図3から明らかなよう
に、本実施例のロボットハンド用掌感圧センサは極めて
簡単に構成されている。
用掌感圧センサはロボットハンド30の掌部31に互い
に隣接して複数取りつけることができる。この場合、支
部部材6の長手方向端部分7aを互いに隣接させて配列
する。なお、支部部材6の開方側端部7に位置する受圧
部材1の側面1bを互いに接触させて配置することも可
能である。
用について説明する。
ハンドの掌部31に取り付けられており、ロボットハン
ドの掌部31を用いて作業対象物を把持すると、受圧部
材1の受圧部分1aが作業対象物から力を受けて弾性変
形する。この弾性変形により空洞層2に充填された非圧
縮性流体5が圧力を受け、この圧力を非圧縮性流体5に
接触する圧力検出器3に伝達して、掌部31が作業対象
物を把持する力を検出する。
圧部材1と非圧縮性流体5と圧力検出器3と支持部材6
とからロボットハンド用掌感圧センサを簡単な構成で構
成することができる。
成が簡単であるので、安価なロボットハンド用掌感圧セ
ンサを提供することができる。また、従来の感圧素子を
マトリクス状に多数個配置したものと異なり、信号線の
処理を簡単にすることができる。
て用いているので、従来の感圧素子をマトリクス状に多
数個配置したものと異なり、素子と素子の間に不感帯が
できず、広い範囲に渡って精度良く接触力を検出するこ
とができる。この結果、把持している対象物を指で操る
場合に対象物と掌表面との接触点が回転により変化して
も、接触点に依存せずに一様に動作中の接触力を検出す
ることができる。
ットハンドの掌部31に容易に取り付けることができ
る。
は立上り部11a、11bが設けられているので、受圧
部材1を容易に支持部材6に取り付けることができる。
は立上り部11a、11bが設けられているので、複数
のロボットハンド用掌感圧センサをロボットハンドの掌
部31に互いに隣接して取り付けることができる。
あり、支部部材6の開方側端部7に位置する受圧部材側
面1bを接触するように隣接させることができるので、
複数のロボットハンド用掌感圧センサをロボットハンド
の掌部31に互いに密接させて取り付けることができ
る。この結果、ロボットハンド用掌感圧センサをロボッ
トハンドの掌部31に複数設けた場合でも、掌感圧セン
サと他の掌感圧センサとの間に不感帯をできないように
することができる。
aの肉厚を厚くした本感圧センサを用いるなど、対象と
する力の検出範囲に応じて受圧部1aの肉厚を調整する
ことにより対応可能である。
ることを止めて、受圧部材1の受圧部分1a以外の部分
を分厚く形成した弾性部材で置き換えてもよい。
説明する。
洞層22a、22bが仕切り23を境界にして略同一面
上に並設されている。仕切り23で仕切られた空洞層2
2a、22bには各々非圧縮性流体25a、25bが充
填され、これらの非圧縮性流体25a、25bに対応し
て各々圧力検出器23a、23bを設けている。
らず、さらに多くすることも可能である。
2個の空洞層22a、22bおよびこれらに対応して圧
力検出器23a、23bを設けたので、対象物との接触
力や接触状態を仕切られた空洞層22a、22b毎に詳
細に検出することができる。
受圧部材と非圧縮性流体と圧力検出器を設けたので、簡
単な構造でロボットハンドの掌部に取り付けやすく、信
号処理が容易であり、対象物との接触力を精度よく検出
できる掌用の感圧センサを提供することができる。
実施例の外観を示す斜視図。
図。
他の実施例を示す縦断面図。
実施例を取り付けたロボットハンドを示す斜視図。
Claims (1)
- 【請求項1】外方からの力を受ける部分が少なくとも弾
性変形可能とされた受圧部材と、この受圧部材の内部に
形成された空洞層に充填される非圧縮性流体と、この非
圧縮性流体に一部で接触するように設けられた圧力検出
器とを備えることを特徴とするロボットハンド用掌感圧
センサ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3293199A JPH05131387A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | ロボツトハンド用掌感圧センサ |
US07/860,137 US5373747A (en) | 1991-03-30 | 1992-03-30 | Robot hand and robot |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3293199A JPH05131387A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | ロボツトハンド用掌感圧センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05131387A true JPH05131387A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17791706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3293199A Pending JPH05131387A (ja) | 1991-03-30 | 1991-11-08 | ロボツトハンド用掌感圧センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05131387A (ja) |
Cited By (8)
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-
1991
- 1991-11-08 JP JP3293199A patent/JPH05131387A/ja active Pending
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