JP7381091B2 - 触覚センサ装置及びこれを用いたロボットハンド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、構造物等に接触した時に受ける外力を検出する触覚センサ装置、及び複数の指部でワークを把持するロボットハンド装置に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、アームの端部に、ワークを把持する第1及び第2のフィンガー部が設けられ、各フィンガー部の先端部分に所定のセンサシステムが配設されたロボットハンドがあった。
センサシステムの構造は、基準平面と複数の斜面とを有した基板に、多数の力覚センサを取り付けた構造になっており、力覚センサとして、3軸方向の外力を検出できる静電容量型のセンサが使用されている。センサシステムは、ロボットハンドが第1及び第2のフィンガー部でワークを把持した時、複数の力覚センサの検出結果に基づいて、第1及び第2のフィンガー部がワークから受ける3軸方向の押圧力及び3軸周りのモーメントを各々算出する。
特開2020-85810号公報
特許文献1のセンサシステムは、多数の6軸力覚センサを組み合わせた高度なシステムなので、構成が非常に複雑でコストも掛かるものである。したがって、このセンサシステムは、精密部品等を取り扱う高級なロボットハンド装置には適しているが、普通の物品を取り扱う汎用的なロボットハンド装置にとっては過剰品質であり、コストアップも大きくなるので適用しにくいものである。
本発明は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、2軸方向の力を検出できるシンプルな構成の触覚センサ装置、及びこれを用いたロボットハンド装置を提供することを目的とする。
本発明は、基体と、前記基体に立設された第一の可撓板と、前記基体に立設された板であって、前記第一の可撓板の側方に位置し、自己の幅方向が前記第一の可撓板の幅方向と平行になるように配置された第二の可撓板と、前記第一及び第二の可撓板の先端部同士を連結する連結部と、前記連結部に対して一体的に設けられた受圧部と、前記受圧部に外力が加わった時に前記第一及び第二の可撓板に発生する撓み量を検出するための撓み量検出手段とを備え、前記受圧部は、前記連結部から延設されて前記第一の可撓板の外面に対向する第一の受圧板により構成され、
前記基体を基準とする座標系であって、前記基体に対して前記第一及び第二の可撓板が起立している方向をZ軸正方向、前記第一及び第二の可撓板の幅方向をY軸方向とするXYZ三次元座標系を定義したとき、前記第一の受圧板にX軸方向の外力が加わると、この外力が前記連結部を通じて前記第一及び第二の可撓板に伝達され、前記第一の可撓板と前記第二の可撓板の双方が前記外力と同じ方向に撓み、前記第一の受圧板又は前記連結部にZ軸方向の外力が加わると、この外力が前記連結部を通じて前記第一及び第二の可撓板に伝達され、前記第一の可撓板がX軸正方向又はX軸負方向に撓み、前記第二の可撓板が前記第一の可撓板と反対方向に撓み、前記撓み量検出手段は、前記第一及び第二の可撓板に発生したX軸方向の撓み量に対応した特性値を検出信号として出力する触覚センサ装置である。
前記基体に、自己の表面側と裏面側とが前記第一及び第二の可撓板の内面に各々対向する固定板が立設され、前記撓み量検出手段は、前記固定板に対する前記第一の可撓板のX軸方向の変位量を検出する第一の位置センサと、前記固定板に対する前記第二の可撓板のX軸方向の変位量を検出する第二の位置センサとで構成され、前記第一及び第二の位置センサは、静電容量式又は光電式のセンサである構成にすることができる。あるいは、前記撓み量検出手段は、前記第一の可撓板の歪み量を検出する第一の歪みセンサと、前記第二の可撓板の歪み量を検出する第二の歪みセンサとで構成され、前記第一及び第二の歪みセンサは、前記第一及び第二の可撓板に取り付けられた歪みゲージ式又は圧電式のセンサである構成にすることができる。
前記受圧部は、前記第一の受圧板と、前記連結部から延設されて前記第二の可撓板の外側面に対向する板状の第二の受圧板とで構成され、前記第二の受圧板にX軸方向の外力が加わると、この外力が前記連結部を通じて前記第一及び第二の可撓板に伝達され、前記第一の可撓板と前記第二の可撓板の双方が、前記外力と同じ方向に撓み、前記第二の受圧板又は前記連結部にZ軸方向の外力が加わると、この外力が前記連結部を通じて前記第一及び第二の可撓板に伝達され、前記第一の可撓板がX軸正方向又はX軸負方向に撓み、前記第二の可撓板が前記第一の可撓板と反対方向に撓む構成にすることが好ましい。
また、本発明は、上記の触覚センサ装置が触覚用指部として使用され、前記触覚用指部を含む2つの指部でワークを把持する把持機構を備え、前記触覚用指部は、前記把持機構の本体部に前記基体が取り付けられ、ワークを把持した時、前記受圧部がワークに当接するロボットハンド装置である。
前記2つの指部は、前記触覚用指部と触覚機能を有しない非触覚用指部とで構成され、ワークを把持した状態で、前記触覚用指部の前記第一の受圧板の外面と、前記非触覚用指部とで、ワークが挟持される。或いは、前記2つの指部は、2つの前記触覚用指部である第一及び第二の触覚用指部で構成され、ワークを把持した状態で、前記第一の触覚用指部の前記第一の受圧板の外面と、前記第二の触覚用指部の前記第一の受圧板の外面とで、ワークが挟持される。或いは、前記2つの指部は、2つの前記触覚用指部である第一及び第二の触覚用指部で構成され、ワークを把持した状態で、前記第一の触覚用指部が有する前記第一の受圧板の外面と、前記第二の触覚用指部が有する前記受圧部の側端面とで、ワークが挟持される。
さらに、前記把持機構の前記本体部を移動させるアームと、前記アームと前記本体部との接続部分に取り付けられた6軸力覚センサとを備え、前記6軸力覚センサは、前記アームを基準として前記本体部に加わる外力及びモーメントを検出可能なものであり、前記触覚用指部の撓み量検出手段の検出信号に基づいて算出された外力と前記6軸力覚センサの検出結果とを比較分析することによって、前記把持機構の異常を検出する構成にしてもよい。
本発明の触覚センサ装置によれば、2つの可撓板と受圧部とを組み合わせたシンプルで独特な構成により、2軸方向の力を精度よく検出することができる。また、本発明のロボットハンド装置は、上記の触覚センサ装置を把持機構の触覚用指部として使用しているので、ワークを把持した時にワークに加わる把持力や、ワーク移送中に誤って障害物に接触したこと等を的確に検出することができ、ロボットハンド装置の動作状況や異常の発生の有無を容易且つ安価に監視することができる。
本発明の第一~第三の実施形態のロボットハンド装置の外観を示す斜視図である。 本発明の第一の実施形態の触覚センサ装置を示す斜視図(a)、撓み量検出手段を構成する静電容量式の位置センサを示す図である。 図2の触覚センサ装置の受圧部に外力が加わった時の、可撓板の撓み方を示す図(a)~(d)、外力の方向と位置センサの静電容量の変化との関係を示す図表である。 第一の実施形態のロボットハンド装置が有する把持機構を示す正面図(a)、検出項目の例を示す図表(b)である。 第二の実施形態のロボットハンド装置が有する把持機構を示す正面図(a)、検出項目の例を示す図表(b)である。 第三の実施形態のロボットハンド装置が有する把持機構を示す正面図(a)、検出項目の例を示す図表(b)である。 触覚センサ装置が有する撓み量検出手段の変形例を示す図(a)、第一及び第二の可撓板の変形例を示す部(b)~(g)である。 触覚センサ装置が有する受圧部の変形例を示す斜視図(a)、第一及び第二の可撓板の変形例を示す図(b)である。 第一~第三の実施形態のロボットハンド装置の変形例の外観を示す斜視図(a)、6軸力覚センサの外観を示す斜視図(b)である。
以下、本発明の触覚センサ装置及びロボットハンド装置の第一の実施形態について、図1~図4に基づいて説明する。この実施形態のロボットハンド装置10は、図1に示すように、アーム12と、アーム12の先端部に装着された把持機構14と、アーム12及び把持機構14の動作を制御するコントローラ(図示せず)とを備えている。
把持機構14は、アーム12の端面に横向きに固定された第一基板16と、第一基板16の下面に立てて固定された第二基板18とで本体部が形成され、この本体部に、ワークWを把持する2つの指部である固定指部20及び移動指部22が設置されている。
固定指部20は第二基板18の側面の端部に固定され、移動指部22は、固定指部20の側面からα軸方向に延びるボールネジ24により支持されている。ボールネジ24は、移動指部22に貫通形成された雌ネジ孔22aの中に螺合しており、ボールネジ24を駆動用モータ26でα軸周りに回転させることによって、移動指部22をα軸方向に移動させることができる。
アーム12は、固定指部20及び移動指部22の先端部を鉛直下向き(γ軸正方向)に配した状態で、把持機構14の本体部を水平方向(α軸方向、γ軸方向)及び鉛直方向(γ軸方向)に移動させる動作を行う。
ロボットハンド装置10の場合、固定指部20は、触覚機能を有しない角柱形の構造物である非触覚用指部28で、移動指部22は、触覚機能を有した触覚用指部30(第一の実施形態の触覚センサ装置30)となっている。
触覚センサ装置30は、図2に示すように、四角形の基体32と、基体32に立設された第一及び第二の可撓板34,36とを備えている。第二の可撓板36は、第一の可撓板34の側方に位置し、自己の幅方向が第一の可撓板34の幅方向とほぼ平行になるように配置されている。第一及び第二の可撓板34,36は、ほぼ同じ円弧形で、各々の中央部が互いに離れるように外向きに膨出させた形状になっている。
第一及び第二の可撓板34,36は先端部同士が連結部38で連結され、この連結部38に、外力を受ける受圧部40が一体に延設されている。受圧部40は、外力を受ける部分で、連結部38から延設されて第一の可撓板34の外面に対向する第一の受圧板42と、連結部38から延設されて第二の可撓板36の外面に対向する第二の受圧板44とで構成される。さらに、基体32には、自己の表面側と裏面側とが第一及び第二の可撓板34,36の内面に各々対向する固定板46が立設されている。
なお、ここまで説明した基体32、第一及び第二の可撓板34,36、連結部38、受圧部40、固定板46は、導電性を有したアルミ合金、鉄、ステンレス等の金属材料により、一体に形成されている。
ここで、基体32を基準とする座標系であって、基体32に対して第一及び第二の可撓板34,36が起立している方向をZ軸正方向、第一及び第二の可撓板34,36の幅方向をY軸方向とするXYZ三次元座標系を定義する。以下、このXYZ三次元座標系を用いて説明する。
触覚センサ装置30には、受圧部40に外力が加わった時に、第一及び第二の可撓板34,36に発生するX軸方向の撓み量を各々検出する撓み量検出手段48が設けられており、撓み量検出手段48は、固定板46に対する第一の可撓板34のX軸方向の変位量を検出する第一の位置センサと、固定板46に対する第二の可撓板36のX軸方向の変位量を検出する第二の位置センサとで構成される。
第一及び第二の位置センサは、ほぼ同じ特性の静電容量式のセンサである。第一の位置センサは、図2(b)に示すように、固定板46の左側の面に絶縁層48aを介して配設された電極層48bを有し、この電極層48bと第一の可撓板34との間に生じる静電容量C1の変化を検出し、第一の可撓板34に発生したX軸方向の撓み量に対応した検出信号として出力する。同様に、第二の位置センサは、固定板46の右側の面に絶縁層48aを介して配設された電極層48bを有し、この電極層48bと第二の可撓板36との間に生じる静電容量C2の変化を検出し、第二の可撓板36に発生したX軸方向の撓み量に対応した検出信号として出力する。
図3(a)、(b)に示すように、第一又は第二の受圧板42,44にX軸方向の外力Fxが加わると、外力Fxが連結部38を通じて第一及び第二の可撓板34,36に伝達され、第一の可撓板34と第二の可撓板36の双方が外力Fxと同じ方向に撓む。また、図3(c)、(d)に示すように、第一の受圧板42、第二の受圧板44又は連結部38にZ軸方向の外力Fzが加わると、外力Fzが連結部38を通じて第一及び第二の可撓板34,36に伝達され、第一の可撓板34がX軸正方向又はX軸負方向に撓み、第二の可撓板36が第一の可撓板34と反対方向に撓む。
外力Fx,Fzに対する静電容量C1,C2の変化量ΔC1,ΔC2は、図3(e)の表に記したようになる。なお、外力が加わっていない時の静電容量C1,C2は、「C1=C2=Co」である。
例えば、X軸正方向の外力Fx(>0)が加わった時は「ΔC1=+ΔC」、「ΔC2=-ΔC」となり、X軸負方向の外力Fx(<0)が加わった時は「ΔC1=-ΔC」、「ΔC2=+ΔC」となる。したがって、撓み量検出手段48の検出信号を取得し、「ΔC1-ΔC2」に対応した特性値を算出することによって、外力Fxの大きさ及び方向(正方向か負方向か)を検出することができる。また、Z軸正方向の外力Fz(>0)が加わった時は「ΔC1=+ΔC」、「ΔC2=+ΔC」となり、Z軸負方向の外力Fz(<0)が加わった時は「ΔC1=-ΔC」、「ΔC2=-ΔC」となる。したがって、撓み量検出手段48の検出信号を取得し、「ΔC1+ΔC2」に対応した特性値を算出することによって、外力Fzの大きさ及び方向(正方向か負方向か)を検出することができる。
ロボットハンド装置10の把持機構14は、図1、図4(a)に示すように、固定指部20としての非触覚用指部28と、移動指部22としての触覚用指部30(触覚センサ装置30)とを備えている。触覚用指部30には、基体32をX軸方向に貫通する雌ネジ孔22aが設けられており、自己のX軸正方向がロボットハンド装置10のα軸正方向となるように配置され、ボールネジ24が雌ネジ孔22aの中に挿通されて螺合し、α軸方向に移動可能になっている。そして、互いに対向する非触覚用指部28と触覚用指部30の第一の受圧板42の外面とでワークWを挟持し(把持し)、ワークWを他の場所に移送する。
なお、撓み量検出手段48の検出信号を取得して外力Fx,Fzを算出する演算手段は、アーム12や把持部14から離れた位置にあるコントローラ(図示せず)の内部に設けてもよいが、好ましくは、把持機構14の本体部に専用の演算基板を取り付ける形で設けるとよい。前者の場合、第一及び第二の位置センサから出力される微小な検出信号が長いケーブルを通じてコントローラに伝送されることになるので、外来ノイズの影響で誤差が生じやすい。これに対して、後者の場合、撓み量検出手段48の近くに演算基板を配置するので外来ノイズが侵入しにくく、外力Fx,Fzを算出する時に誤差が生じにくい。また、演算基板からコントローラに向けて出力される信号(外力Fx,Fzの算出結果の信号)は微小信号ではないので、問題なくコントローラに伝送することができる。
ロボットハンド装置10の場合、触覚用指部30が有する撓み量検出手段48の検出結果に基づいて、図4(b)に示す複数の判定を行うことができる。例えば、No.1に示すように、外力Fx>0が検出された時、把持機構14がワークWを把持したと判定できる。また、No.2に示すように、外力Fx>0が検出された時、ワークWの把持力F1がFxであると判定できる。また、No.3に示すように、外力Fx<0が検出された時、触覚用指部30の第二の受圧板44が壁等の障害物に接触したと判定できる。また、No.4に示すように、外力Fz<0が検出された時、触覚用指部30の連結部38が床等の障害物に接触したと判定できる。また、No.5に示すように、外力Fz>0が検出された時、ワークWの重量F2がFz+kであると判定できる(kは事前に導出しておいた補正値)。
以上説明したように、触覚センサ装置30によれば、2つの可撓板34,36と受圧部40とを組み合わせたシンプルで独特な構成により、2軸方向の力を精度よく検出することができる。ロボットハンド装置10は、触覚センサ装置30を把持機構14の触覚用指部30として使用しているので、ワークWを把持した時にワークWに加わる把持力や、ワークWの移送中に誤って障害物に接触したこと等を的確に検出することができ、ロボットハンド装置10の動作状況や異常の発生の有無を容易且つ安価に監視することができる。
次に、本発明のロボットハンド装置の第二の実施形態について、図1、図5に基づいて説明する。ここで、上記のロボットハンド装置10と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
この実施形態のロボットハンド装置50は、ロボットハンド装置10と全体構成が同様であるが、異なるのは、固定指部20と移動指部22の両方が触覚用指部30(触覚センサ装置30)であるという点である。
ロボットハンド装置50の把持機構14では、図1、図5(a)に示すように、固定指部20としての触覚用指部30は、自己のX軸負方向がロボットハンド装置10のα軸正方向となるように配置され、基体32が本体部の第二基板18に固定されている。移動指部22としての触覚用指部30は、基体32をX軸方向に貫通する雌ネジ孔22aが設けられ、自己のX軸正方向がロボットハンド装置10のα軸正方向となるように配置され、ボールネジ24が雌ネジ孔22aの中に挿通されて螺合し、α軸方向に移動可能になっている。そして、互いに対向する2つの触覚用指部30の第一の受圧板42の外面同士でワークWを挟持し(把持し)、ワークWを他の場所に移送する。
ロボットハンド装置50の場合、2つの触覚用指部30の撓み量検出手段48の検出結果に基づいて、図5(b)に示す複数の判定を行うことができる。ここで、移動指部22としての触覚用指部30に加わる外力Fx,FzをFx1,Fz1とし、固定指部20としての触覚用指部30に加わる外力Fx,FzをFx2,Fz2とすると、例えば、No.1に示すように、外力Fx1>0及びFx2>0が検出された時、把持機構14がワークWを把持したと判定できる。また、No.2に示すように、外力Fx1>0及びFx2>0が検出された時、ワークWの把持力F1が(Fx1+Fx2)/2であると判定できる。また、No.3に示すように、外力Fx1<0又はFx2<0が検出された時、Fxが検出された方の触覚用指部30の第二の受圧板44が壁等の障害物に接触したと判定できる。また、No.4に示すように、外力Fz1<0又は外力Fz2<0が検出された時、Fzが検出された方の触覚用指部30の連結部38が床等の障害物に接触したと判定できる。また、No.5に示すように、外力Fz1>0及びFz2>0が検出された時、ワークWの重量F2がFz1+Fz2であると判定できる。さらにNo.6に示すように、外力Fz1>0及びFz2>0が検出された時、Fz1とFz2の比からワークWの重心の偏り(α軸方向)を算出することができる。
このように、ロボットハンド装置50は、上記のロボットハンド装置10と同様の作用効果を得ることができ、さらに、ロボットハンド装置50の動作状況や異常の発生の有無をより詳しく監視することができる。
次に、本発明のロボットハンド装置の第三の実施形態について、図1、図6に基づいて説明する。ここで、上記のロボットハンド装置50と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
この実施形態のロボットハンド装置52は、ロボットハンド装置50と全体構成が同様であり、固定指部20と移動指部22の両方が触覚用指部30(触覚センサ装置30)である点も同じであるが、異なるのは、移動指部20である触覚用指部30を装着する角度である。
ロボットハンド装置52の把持機構14では、図1、図6(a)に示すように、固定指部20としての触覚用指部30は、自己のX軸負方向がロボットハンド装置10のα軸正方向となるように配置され、基体32が本体部の第二基板18に固定されている。移動指部22としての触覚用指部30は、基体32をY軸方向に貫通する雌ネジ孔22aが設けられており、自己のY軸負方向がロボットハンド装置10のα軸正方向となるように配置され、ボールネジ24が雌ネジ孔22aの中に挿通されて螺合し、α軸方向に移動可能になっている。そして、固定指部20としての触覚用指部30の第一の受圧板42の外面と、移動指部22としての触覚用指部30の受圧部40(第一及び第二の受圧板42,44)の側端面とが互いに対向し、その間でワークWを挟持して(把持して)ワークWを他の場所に移送する。なお、移動指部22としての触覚用指部30は、ワークWを把持した時、ワークWが第一及び第二の可撓板34,36及び固定板46に接触しない構造になっている。
ロボットハンド装置52の場合、2つの触覚用指部30が有する撓み量検出手段48の検出結果に基づいて、図6(b)に示す複数の判定を行うことができる。ここで、移動指部22としての触覚用指部30に加わる外力Fx,FzをFx1,Fz1とし、固定指部20としての触覚用指部30に加わる外力Fx,FzをFx2,Fz2とすると、例えば、No.1に示すように、外力Fx2>0が検出された時、把持機構14がワークWを把持したと判定できる。また、No.2に示すように、外力Fx2>0が検出された時、ワークWの把持力F1の値がFx2であると判定できる。また、No.3に示すように、外力Fx2<0が検出された時、固定指部20としての触覚用指部30の第二の受圧板44が壁等の障害物に接触したと判定できる。また、No.4に示すように、外力Fz1<0又はFz2<0が検出された時、Fzが検出された方の触覚用指部30の連結部38が床等の障害物に接触したと判定できる。また、No.5に示すように、外力Fz1>0及びFz2>0が検出された時、ワークWの重量F2がFz1+Fz2であると判定できる。また、No.6に示すように、外力Fz1>0及びFz2>0が検出された時、Fz1とFz2の比から、ワークWの重心の偏り(α軸方向)を算出することができる。さらに、No.7に示すように、外力Fx1≠0及びFx2>0が検出された時、ワークWのモーメントMの大きさがFx1×L(Lは2つの指部の間隔)であると判定することができ、Fx1が正か負かによってモーメントMの向きも特定することができる。
このように、ロボットハンド装置52は、上記のロボットハンド装置10、50と同様の作用効果を得ることができ、さらに、ロボットハンド装置52の動作状況や異常の発生の有無をより詳しく監視することができる。
なお、本発明の触覚センサ装置は、上記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、上記の触覚センサ装置30の場合、図2(b)に示すように、撓み量検出手段48として、固定板46と可撓板34,36のとの間に生じる一対の静電容量C1,C2の変化を検出する静電容量式の位置センサを使用している。ただ、図2(b)に示す構造は、可撓板34,36や基体32等が導電性を有した金属素材で一体に形成されている場合に適用できる構造であり、可撓板34,36や基体32等が導電性を有しない合成樹脂材等で形成されている場合は、固定板46の表面側及び裏面側に電極48bを設けるとともに、これに対向する可撓板34,36の表面にも電極48bを設ける。また、静電容量式の位置センサは、可撓板34,36と固定板46との離間距離の変化を検出する光電式の位置センサに置き換えてもよい。また、歪み量検出手段は、図7(a)に示すように、可撓板34,38の表面に一対の歪みゲージRg1,Rg2を配設した歪みゲージ式の歪みセンサや、一対の圧電素子を配設した圧電式の歪みセンサを使用してもよく、同様の作用効果を得ることができる。また、歪みセンサを使用する場合、固定板46は省略することができる。
第一及び第二の可撓板の形状は、受圧部に外力Fxが加わった時、第一及び第二の可撓板の双方が外力Fxと同じ方向に撓み、連結部等に外力Fzが加わった時、第一及び第二の可撓板が互いに反対方向(X軸正方向とX軸負方向)に撓む形状であればよい。また、基体の、第一及び第二の可撓板が立設される部分の形状や、連結部の形状は、2つの可撓板が撓む動作を妨げない形状であればよい。したがって、第一及び第二の可撓板34,36、基体32及び連結部38の形状は、例えば図7(b)~(g)に示すような形状に変更することができ、ほぼ同様の作用効果が得られる。さらに、連結部と受圧部は、同一材料で一体に設けられている他、互いに別素材で形成されて一体的に設けられたものでも良い。
上記の触覚センサ装置30は、2つの受圧板42,44で受圧部40を構成しているが、図8(a)に示す触覚センサ装置30xのように、第一の受圧板42だけで受圧部40を構成してもよく、構造をよりシンプルにすることができる。また、図8(b)に示す触覚センサ装置30yのように、第一の受圧板42だけで受圧部40を構成し、2つの可撓板34,36を厚み方向に重ならないように配置し、基体32の厚みを薄くした構造にしてもよく、触覚センサ装置30yの厚み寸法Dを短くすることができる。ただし、触覚センサ装置30x,30yを使用してロボットハンド装置10,50,52を構成した場合、図4(b)、図5(b)、図6(b)の中の一部の判定(例えばNo.3の判定)ができなくなる場合がある。
また、本発明のロボットハンド装置は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、図1、図4(a)、図5(a)、図6(a)では、左側の指部28,30を固定指部20とし、右側の指部30を移動指部22としたが、左側の指部28,30を移動指部とし、右側の指部30を固定指部としてもよく、同様の作用効果が得られる。また、左側の指部28,30と左側の指部30の両方を移動指部とすることも可能である。
上記の把持機構14は、移動指部22をα軸方向に移動させる手段として、ボールネジ24を駆動用モータ26で回転させる構成を採用しているが、これ以外の手段を用いて移動させてもよい。また、図1に示す把持機構14の本体部(第一及び第二基板16,18)の構造や、本体部とアーム12との接続部分の構造についても、本発明が目的とする動作が可能であれば、別の構造に変更することができる。
図4(b)、図5(b)、図6(b)に示す判定内容はあくまでも例を示したものであり、実際にどんな判定を行うかは、ロボットハンド装置の用途やワークの種類等に応じて自由に決定することができる。
その他、図9(a)、(b)に示す変形例のロボットハンド装置54のように、外力等を検出する手段として、触覚センサ装置30(触覚用指部30)と6軸力覚センサ56とを併用する構成にしてもよい。ロボットハンド装置54は、上記のロボットハンド装置10,50,52と同様の構成を備え、さらに、アーム12と把持機構14の本体部(第一基板16)との接続部分に、6軸力覚センサ56が取り付けられている。6軸力覚センサ56は、アーム12を基準として、把持機構14の本体部に加わるα、β、γ軸方向の外力と、各軸周りのモーメントを検出することができる。
触覚用指部30を用いて検出される外力等の中には、6軸力覚センサ56でも検出可能な外力等があり、それらは、把持機構14が正常であれば、双方の検出結果は概ね一致する。しかしながら、把持機構14を長期間稼働させると、構成部材が変形したり機構の剛性が劣化したりするので、双方の検出結果の差がだんだん大きくなる。したがって、双方の検出結果を比較分析することによって把持機構14の異常を的確に検出することができ、適切なタイミングでメンテナンスや交換を行うことが可能になる。なお、6軸力覚センサ56は、耐久性に優れたものであればよく、特別に高精度・高感度なもの(高価なもの)を選択する必要はない。
10,50,52,54 ロボットハンド装置
14 把持機構
16 第一基板(把持機構の本体部)
18 第二基板(把持機構の本体部)
28 非触覚用指部
30,30x,30y 触覚センサ装置(触覚用指部)
32 基体
34 第一の可撓板
36 第二の可撓板
38 連結部
40 受圧部
42 第一の受圧板
44 第二の受圧板
46 固定板
48 撓み量検出手段
56 6軸力覚センサ
C1,C2 静電容量
Fx,Fz 外力
Rg1,Rg2 歪みゲージ

Claims (9)

  1. 基体と、前記基体に立設された第一の可撓板と、前記基体に立設された板であって、前記第一の可撓板の側方に位置し、自己の幅方向が前記第一の可撓板の幅方向と平行になるように配置された第二の可撓板と、前記第一及び第二の可撓板の先端部同士を連結する連結部と、前記連結部に対して一体的に設けられた受圧部と、前記受圧部に外力が加わった時に前記第一及び第二の可撓板に発生する撓み量を検出するための撓み量検出手段とを備え、前記受圧部は、前記連結部から延設されて前記第一の可撓板の外面に対向する第一の受圧板により構成され、
    前記基体を基準とする座標系であって、前記基体に対して前記第一及び第二の可撓板が起立している方向をZ軸正方向、前記第一及び第二の可撓板の幅方向をY軸方向とするXYZ三次元座標系を定義したとき、
    前記第一の受圧板にX軸方向の外力が加わると、この外力が前記連結部を通じて前記第一及び第二の可撓板に伝達され、前記第一の可撓板と前記第二の可撓板の双方が前記外力と同じ方向に撓み、
    前記第一の受圧板又は前記連結部にZ軸方向の外力が加わると、この外力が前記連結部を通じて前記第一及び第二の可撓板に伝達され、前記第一の可撓板がX軸正方向又はX軸負方向に撓み、前記第二の可撓板が前記第一の可撓板と反対方向に撓み、
    前記撓み量検出手段は、前記第一及び第二の可撓板に発生したX軸方向の撓み量に対応した特性値を検出信号として出力することを特徴とする触覚センサ装置。
  2. 前記基体に、自己の表面側と裏面側とが前記第一及び第二の可撓板の内面に各々対向する固定板が立設され、
    前記撓み量検出手段は、前記固定板に対する前記第一の可撓板のX軸方向の変位量を検出する第一の位置センサと、前記固定板に対する前記第二の可撓板のX軸方向の変位量を検出する第二の位置センサとで構成され、前記第一及び第二の位置センサは、静電容量式又は光電式のセンサである請求項1記載の触覚センサ装置。
  3. 前記撓み量検出手段は、前記第一の可撓板の歪み量を検出する第一の歪みセンサと、前記第二の可撓板の歪み量を検出する第二の歪みセンサとで構成され、前記第一及び第二の歪みセンサは、前記第一及び第二の可撓板に取り付けられた歪みゲージ式又は圧電式のセンサである請求項1記載の触覚センサ装置。
  4. 前記受圧部は、前記第一の受圧板と、前記連結部から延設されて前記第二の可撓板の外側面に対向する板状の第二の受圧板とで構成され、
    前記第二の受圧板にX軸方向の外力が加わると、この外力が前記連結部を通じて前記第一及び第二の可撓板に伝達され、前記第一の可撓板と前記第二の可撓板の双方が、前記外力と同じ方向に撓み、
    前記第二の受圧板又は前記連結部にZ軸方向の外力が加わると、この外力が前記連結部を通じて前記第一及び第二の可撓板に伝達され、前記第一の可撓板がX軸正方向又はX軸負方向に撓み、前記第二の可撓板が前記第一の可撓板と反対方向に撓む請求項1乃至3のいずれか記載の触覚センサ装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか記載の触覚センサ装置が触覚用指部として使用され、前記触覚用指部を含む2つの指部でワークを把持する把持機構を備え、
    前記触覚用指部は、前記把持機構の本体部に前記基体が取り付けられ、ワークを把持した時、前記受圧部がワークに当接することを特徴とするロボットハンド装置。
  6. 前記2つの指部は、前記触覚用指部と触覚機能を有しない非触覚用指部とで構成され、
    ワークを把持した状態で、前記触覚用指部の前記第一の受圧板の外面と、前記非触覚用指部とで、ワークが挟持される請求項5記載のロボットハンド装置。
  7. 前記2つの指部は、2つの前記触覚用指部である第一及び第二の触覚用指部で構成され、
    ワークを把持した状態で、前記第一の触覚用指部の前記第一の受圧板の外面と、前記第二の触覚用指部の前記第一の受圧板の外面とで、ワークが挟持される請求項5記載のロボットハンド装置。
  8. 前記2つの指部は、2つの前記触覚用指部である第一及び第二の触覚用指部で構成され、
    ワークを把持した状態で、前記第一の触覚用指部が有する前記第一の受圧板の外面と、前記第二の触覚用指部が有する前記受圧部の側端面とで、ワークが挟持される請求項5記載のロボットハンド装置。
  9. 前記把持機構の前記本体部を移動させるアームと、前記アームと前記本体部との接続部分に取り付けられた6軸力覚センサとを備え、前記6軸力覚センサは、前記アームを基準として前記本体部に加わる外力及びモーメントを検出可能なものであり、
    前記触覚用指部の撓み量検出手段の検出信号に基づいて算出された外力と前記6軸力覚センサの検出結果とを比較分析することによって、前記把持機構の異常を検出する請求項5乃至8のいずれか記載のロボットハンド装置。
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