JPH05131341A - ワークホルダ - Google Patents

ワークホルダ

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JPH05131341A
JPH05131341A JP29597091A JP29597091A JPH05131341A JP H05131341 A JPH05131341 A JP H05131341A JP 29597091 A JP29597091 A JP 29597091A JP 29597091 A JP29597091 A JP 29597091A JP H05131341 A JPH05131341 A JP H05131341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
thickness
die
punch
plate material
Prior art date
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Pending
Application number
JP29597091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoji Fukazawa
知自 深沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP29597091A priority Critical patent/JPH05131341A/ja
Publication of JPH05131341A publication Critical patent/JPH05131341A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でリアルタイムに板材の厚さを検
出する。 【構成】 ワークホルダは上顎及び下顎部材21,20
とシリンダ23と板厚検出装置25とを備えている。上
顎及び下顎部材21,20は板材11を両面から把持す
るためのものである。シリンダ23は上顎及び下顎部材
21,20を駆動するためのものである。板厚検出装置
25は上顎及び下顎部材21,20で把持された板材の
厚さを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークホルダ、特に、
板材を両面から把持する1対のクランプ部材を備えたワ
ークホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】パンチプレス機,シャーリング機,ベン
ダー等の板材加工機では、板材の厚さが重要な制御要素
となる。たとえば板材の厚みにより、パンチとダイ及び
ブレード等のクリアランスを決定したり、厚みと板材の
大きさとから板材の重量を算出し、板材の移動速度を決
定したりしている。
【0003】従来、板厚情報は、加工前に作業者が入力
したり、コンピュータ等の制御装置から加工前に板材加
工機に与えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
板厚を測定するために計測ステーションを別に設けた
り、事前に順序よく設定しておく必要があったので、全
体の設置レイアウトが大きくなったり、誤入力等により
実際の板厚と異なる場合にそれによる制御が不確実なも
のとなり、加工不良を起こすおそれがあった。特にタレ
ットパンチプレス機において、加工すべき板材の厚さが
変化した場合には各板厚に応じてパンチ及びダイのクリ
アランスを調整しなければならないが、板厚情報が誤っ
て入力されると、このクリアランスが適切なものとなら
ず、加工不良や場合によってはパンチまたはダイの損傷
を招くおそれがある。
【0005】このため、板材加工機に板材をセットする
際に板材の厚さを検出することが考えられるが、そのた
めの装置が必要となり、装置構成が複雑となる。本発明
の目的は、簡単な構成でリアルタイムに板材の厚さを検
出することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るワークホル
ダは、クランプ部材と、駆動部と、板厚検出部とを備え
ている。クランプ部材は板材を両面から把持するための
ものである。駆動部はクランプ部材を駆動するためのも
のである。板厚検出部はクランプ部材で把持された板材
の厚さを検出する。
【0007】
【作用】本発明に係るワークホルダでは、板材が1対の
クランプ部材で把持されると、板厚検出部がクランプ部
材に把持された板材の厚さを検出する。このため、簡単
な構成でリアルタイムに板材の厚さを検出できる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例が採用されたタレ
ットパンチプレス機を示している。図1において、この
パンチプレス機1は、主に、下部フレーム2と、下部フ
レームの上方に配置された上部フレーム3と、これらを
後方で支持するスロート部4とから構成されている。
【0009】下部フレーム2の上面中央には、固定テー
ブル10が配置されている。また、下部フレーム2の上
面両側部には、1対のガイドレール5,6が配設されて
いる。ガイドレール5,6上には、キャリッジ7が奥行
き方向(Y軸方向)に移動可能に配置されている。キャ
リッジ7には、固定テーブル10の両側方に配置された
移動テーブル8,9が固定されている。
【0010】キャリッジ7内には、図2に示すように、
左右方向(X軸方向)に移動可能なクロススライド14
が装着されている。このクロススライド14は、ワーク
11を把持するための2つのワークホルダ15,15を
有している。クロススライド14には、ボールナット1
7が固定されており、このボールナット17と、これに
螺合するボールねじ16と、ボールねじ16を回転させ
るための駆動モータ(図示せず)とによって、クロスス
ライド14の移動機構が構成されている。
【0011】ワークホルダ15は、図3に示すように、
主に下顎部材20と、上顎部材21とからなり、両者は
連結ピン22で開閉自在に連結されている。下顎部材2
0は平面視U字状に形成されており、上顎部材21は、
下顎部材20のU字状の中心部の切欠き部分上に配置さ
れている。上顎部材21の後端部21aには、ワークホ
ルダ15を開閉させるためのシリンダ23の作動ロッド
24が固定されている。
【0012】また、下顎部材20の外側部には、図2に
示すように、板材11がワークホルダ15に当接したこ
とを検出するための板材検出部37が設けられている。
また、一方のワークホルダ15の上顎部材21の内側部
には、板材11の厚みを検出するための板厚検出装置2
5が設けられている。板厚検出装置25は、図4に示す
ように、上顎部材21に固着されたブラケット33に配
置されている。ブラケット33の図下部には、支持部2
9が形成されており、この支持部29には軸受28が設
けられている。軸受28は、ロッド27を摺動自在に支
持しており、このロッド27の一端側(図示下方)にロ
ーラ32が回転自在に支持されている。このような構成
により、ローラ32と下顎部材20とで板材11を挟持
するようになっている。このロッド27の一端側と支持
部29との間には、ロッド27を下顎部材20側へ付勢
するためのばね31が設けられている。ロッド27の他
端側(図示上方)には、距離センサとしてのアナログセ
ンサ26が設けられている。このアナログセンサ26に
よってロッド27までの距離を測定することにより、ワ
ークホルダ15,15に把持された板材11の厚さを測
定可能となっている。
【0013】上部フレーム3内には、円板状の上タレッ
ト12が設けられている。上タレット12は、図5に示
すように、その上方のフレーム45に回転自在に支持さ
れており、図示しない回転駆動機構により回動可能とな
っている。また、上タレット12には、円周上に複数の
パンチ46が装着されている。一方、フレーム45に
は、ラム47が昇降自在に支持されている。ラム47
は、図示しないクランク機構により昇降駆動される。ま
た、ラム47の下部には、各パンチ46の頭部が係合し
得るようになっている。
【0014】下部フレーム2側には、円板状の下タレッ
ト52が設けられている。下タレット52は、上タレッ
ト12に対向配置されている。下タレット52も同様の
回転駆動機構により回動可能となっている。下タレット
52上には、図6に示すように、ダイを収容する複数の
ステーション(図ではステーションA,Bのみを示す)
が設けられている。各ステーションには、半径方向に延
びる溝53が形成されている(なお、図中、点Oはタレ
ット中心である)。溝53内には、ダイホルダ54が挿
入されており、ダイホルダ54は溝53内をスライド自
在となっている。ダイホルダ54には、上下方向の貫通
孔55が半径方向の複数箇所(図では3か所)に形成さ
れている。各孔55内には、それぞれダイ56,57,
58が装着されている。各ダイ56,57,58は、そ
れぞれ径の異なるダイ孔56a,57a,58aを有し
ている。図では、ダイ孔56aが最小で、ダイ孔58a
が最大、ダイ孔57aがこれらの中間の径になってい
る。なお、図では、ステーションAにはダイ孔が丸孔の
ダイが、ステーションBには角孔のダイがそれぞれ収容
されている。また、各ダイホルダ54の下部には、半径
方向に延びるラック65が固定されている。一方、各溝
53の底部には、半径方向に延びる長孔66が形成され
ている。ラック65は、長孔66を挿通して下方に延び
ている。
【0015】また、下タレット52の下方には、モータ
70が配置されている。モータ70の回転軸端には、ラ
ック65と噛み合うピニオン73が取り付けられてい
る。また、モータ70はベース71上に固定されてい
る。ベース71下方には、シリンダ72が設けられてい
る。ベース71は、シリンダ72のピストンロッド72
a先端に固定されている。このシリンダ72の駆動によ
り、モータ70は昇降可能になっている。
【0016】また、下タレット52下方には、図5に示
すように、フレーム75が配設されており、このフレー
ム75によりパンチ加工時の下タレット52への荷重が
支承される。また、溝53の底部には、パンチ46との
対向位置に貫通孔76が形成されている。パンチ加工時
に生じたスラグはこの貫通孔76から下方のスラグコン
ベア(図示せず)に落とし込まれるようになっている。
【0017】スロート部4(図1)の側部には、コント
ロールパネル30が配置されている。コントロールパネ
ル30には、入力キーボードやCRT、テープリーダ等
が配置されている。次に、動作について説明する。加工
の際には、まずワークホルダ15,15で板材11を把
持する。このときローラ32と下顎部材20との間に板
材が挿入され、ロッド27が後退する。そしてそのとき
のロッド27とアナログセンサ26との距離により、板
厚検出装置25が把持された板材11の板厚を検出す
る。具体的には、ワークホルダ15が閉じかつ板材11
を把持していないときの距離から測定された距離を減算
することにより、板厚が検出される。そして加工の際に
は、上タレット12及び下タレット52をそれぞれ回動
させ、所望のパンチ及びダイが装着されたステーション
を割り出す。なお、下タレット52の回動時には、シリ
ンダ72の駆動によりモータ70は下方に移動してい
る。
【0018】次に、シリンダ72を駆動してピストンロ
ッド72aを突出させる。これによりモータ70が上昇
して回転軸端のピニオン73がダイホルダ54下部のラ
ック65に噛み合う。この状態からモータ70を駆動し
てダイホルダ54を移動させる。このとき、板厚検出装
置25で検出した板材11の厚さに応じた所望の径のダ
イ孔を有するダイが加工位置(パンチ46の下方位置)
に移動する。なお、板厚とダイ孔径との関係は予めテー
ブル等に記憶されている。次に、クランク機構(図示せ
ず)の駆動によりラム47(図2)を駆動してパンチ4
6を昇降させることにより、パンチ46と選択されたダ
イとの間で板材11にパンチ加工が施される。また加工
用の板材11の板厚が変化した場合には、前記と同様に
して各タレット12,52のステーションを割り出した
後、モータ70の駆動により割り出されたステーション
上の所望のダイを加工位置に移動させる。
【0019】〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では、本実施例をパンチプレス機に
採用した場合を例に説明したが、シャーリング機やベン
ダーにも本発明を適用できる。 (b) 前記実施例ではアナログセンサにより板厚を検
出しているが、超音波センサ等の他のセンサにより板厚
を検出してもよい。 (c) 前記実施例ではロッド27の上下の移動量をア
ナログセンサ26で検出し、板厚を測定したが、上顎部
材21の回動角度によって板厚を検出することも可能で
ある。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るワークホルダでは、板厚検
出部を備えているので、把持された板材の厚さをリアル
タイムに検出でき、板材検出用の余分な装置が不要とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用されたタレットパンチ
プレス機の全体斜視図。
【図2】その平面部分図。
【図3】ワークホルダの縦断面概略図。
【図4】板厚検出装置の側面図。
【図5】パンチプレス機の上タレット及び下タレットの
縦断面部分図。
【図6】下タレットの平面部分図。
【図7】図6のVII −VII 断面部分図。
【符号の説明】
1 パンチプレス機 11 板材 15 ワークホルダ 20 下顎部材 21 上顎部材 23 シリンダ 25 板厚検出装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板材を両面から把持するための1対のクラ
    ンプ部材と、前記クランプ部材を駆動するための駆動部
    と、前記クランプ部材で把持された板材の厚さを検出す
    る板厚検出部とを備えたワークホルダ。
JP29597091A 1991-11-12 1991-11-12 ワークホルダ Pending JPH05131341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29597091A JPH05131341A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 ワークホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29597091A JPH05131341A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 ワークホルダ

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JPH05131341A true JPH05131341A (ja) 1993-05-28

Family

ID=17827449

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JP29597091A Pending JPH05131341A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 ワークホルダ

Country Status (1)

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JP (1) JPH05131341A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2311583A3 (de) * 2009-10-14 2011-11-02 TRUMPF Maschinen Austria GmbH & Co. KG. Verfahren zur Bestimmung der Dicke eines Werkstückes mit einer Biegemaschine und eine solche Biegemaschine
CN102658504A (zh) * 2012-04-11 2012-09-12 深圳市大族激光科技股份有限公司 伺服电机系统及基于该伺服电机系统的厚度测量方法

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