JPH05130986A - X線ct装置 - Google Patents
X線ct装置Info
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- JPH05130986A JPH05130986A JP3296958A JP29695891A JPH05130986A JP H05130986 A JPH05130986 A JP H05130986A JP 3296958 A JP3296958 A JP 3296958A JP 29695891 A JP29695891 A JP 29695891A JP H05130986 A JPH05130986 A JP H05130986A
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims abstract description 14
- 238000012216 screening Methods 0.000 abstract description 8
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 集団検診の場合にも、容易に、速やかに、か
つ正確に、撮影画像のスクリ−ニングを行うことができ
るX線CT装置を提供する。 【構成】 被検体のX線撮影画像のデ−タが得られたと
きに、この撮影画像デ−タと予め与えられた基準デ−タ
とを比較することにより、この撮影画像が正常か異常か
を判定する比較処理部3を備えることを特徴とする。
つ正確に、撮影画像のスクリ−ニングを行うことができ
るX線CT装置を提供する。 【構成】 被検体のX線撮影画像のデ−タが得られたと
きに、この撮影画像デ−タと予め与えられた基準デ−タ
とを比較することにより、この撮影画像が正常か異常か
を判定する比較処理部3を備えることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線により被検体をス
キャンすることによりこの被検体の断層像等のX線撮影
画像を得るX線CT装置に係り、特に、集団検診用のX
線CT装置に関する。
キャンすることによりこの被検体の断層像等のX線撮影
画像を得るX線CT装置に係り、特に、集団検診用のX
線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線CT装置により集団検診を行う場合
には、検査能率を考慮すると、被検体の集団全員の撮影
画像のスクリ−ニングを行い、異常があると疑われる被
検体のみに再度精密検査を行う必要がある。このスクリ
−ニングは、現状の技術では、検査者の肉眼による観
察、判断により行っている。すなわち、このような集団
検診の場合には、まず、集団全員に対して撮影を行い、
医師等の検査者が、これらの撮影画像全てを観察して、
異常があるか否かを判断する。そして、撮影画像に異常
があると判断された被検体に対してのみ精密検査が行わ
れる。
には、検査能率を考慮すると、被検体の集団全員の撮影
画像のスクリ−ニングを行い、異常があると疑われる被
検体のみに再度精密検査を行う必要がある。このスクリ
−ニングは、現状の技術では、検査者の肉眼による観
察、判断により行っている。すなわち、このような集団
検診の場合には、まず、集団全員に対して撮影を行い、
医師等の検査者が、これらの撮影画像全てを観察して、
異常があるか否かを判断する。そして、撮影画像に異常
があると判断された被検体に対してのみ精密検査が行わ
れる。
【0003】しかし、X線CT装置によるX線撮影で
は、1人の被検体について得られる撮影画像が多いた
め、複数の被検体から成る集団の撮影画像は全部で膨大
な数となる。これらの撮影画像を全て検査者が肉眼でチ
ェックすることは容易な作業ではなく、また非常に時間
がかかる。さらに、ボリュ−ムCT装置による撮影等の
ように、撮影画像デ−タが3次元的に得られる場合に
は、1人の被検体当りの撮影画像デ−タ量が膨大にな
り、このような場合に集団検診のスクリ−ニングを検査
者の肉眼により行うことはほとんど不可能に近い。ま
た、通常このような集団検診の被検体の多くは正常者な
ので、多数の正常な撮影画像を逐一検査者がチェックす
ることになり、作業効率が悪い。
は、1人の被検体について得られる撮影画像が多いた
め、複数の被検体から成る集団の撮影画像は全部で膨大
な数となる。これらの撮影画像を全て検査者が肉眼でチ
ェックすることは容易な作業ではなく、また非常に時間
がかかる。さらに、ボリュ−ムCT装置による撮影等の
ように、撮影画像デ−タが3次元的に得られる場合に
は、1人の被検体当りの撮影画像デ−タ量が膨大にな
り、このような場合に集団検診のスクリ−ニングを検査
者の肉眼により行うことはほとんど不可能に近い。ま
た、通常このような集団検診の被検体の多くは正常者な
ので、多数の正常な撮影画像を逐一検査者がチェックす
ることになり、作業効率が悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
技術の場合には、撮影画像のスクリ−ニングに手間や時
間がかかり、特に、集団検診の場合には、非常に効率が
悪く、また、ボリュ−ムCT装置等のように、撮影画像
デ−タ量が膨大になる撮影の場合には、スクリ−ニング
を行うことが難しいという問題があった。また、スクリ
−ニングを検査者の肉眼に頼ることになるので、正確さ
を欠く場合もあるという問題もあった。
技術の場合には、撮影画像のスクリ−ニングに手間や時
間がかかり、特に、集団検診の場合には、非常に効率が
悪く、また、ボリュ−ムCT装置等のように、撮影画像
デ−タ量が膨大になる撮影の場合には、スクリ−ニング
を行うことが難しいという問題があった。また、スクリ
−ニングを検査者の肉眼に頼ることになるので、正確さ
を欠く場合もあるという問題もあった。
【0005】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、集
団検診の場合にも、容易に、速やかに、かつ正確に、撮
影画像のスクリ−ニングを行うことができるX線CT装
置を提供することにある。
るためになされたもので、その目的とするところは、集
団検診の場合にも、容易に、速やかに、かつ正確に、撮
影画像のスクリ−ニングを行うことができるX線CT装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、被検体のX線撮影画像のデ−タ
が得られたときに、この撮影画像デ−タと予め与えられ
た基準デ−タとを比較することにより、この撮影画像が
正常か異常かを判定する比較処理手段を備えることを特
徴とする。
に、本発明にあっては、被検体のX線撮影画像のデ−タ
が得られたときに、この撮影画像デ−タと予め与えられ
た基準デ−タとを比較することにより、この撮影画像が
正常か異常かを判定する比較処理手段を備えることを特
徴とする。
【0007】
【作用】上記構成を有する本発明のX線CT装置におい
ては、上記基準デ−タとして、例えば所定の正常な撮影
画像のデ−タを予め選択しておき、上記比較処理手段に
より撮影画像デ−タとこの基準デ−タとを比較し、両デ
−タの差異がある程度以上大きい場合に、この撮影画像
を異常であると判定することができる。すなわち、予め
上記両デ−タの差異についてある範囲を設定しておき、
両デ−タの差異がこの範囲内にあるときには、この撮影
画像デ−タを正常とみなし、両デ−タの差異がこの範囲
を越えるときには、この撮影画像デ−タを異常であると
みなす。そして、撮影画像デ−タが得られたときに、上
記比較処理手段により撮影画像デ−タにこのような比較
処理を施せば、検査者の肉眼に頼ることなく、自動的に
撮影画像のスクリ−ニングを行うことが可能となり、容
易に、速やかに、かつ正確に、撮影画像のスクリ−ニン
グを行うことができる。
ては、上記基準デ−タとして、例えば所定の正常な撮影
画像のデ−タを予め選択しておき、上記比較処理手段に
より撮影画像デ−タとこの基準デ−タとを比較し、両デ
−タの差異がある程度以上大きい場合に、この撮影画像
を異常であると判定することができる。すなわち、予め
上記両デ−タの差異についてある範囲を設定しておき、
両デ−タの差異がこの範囲内にあるときには、この撮影
画像デ−タを正常とみなし、両デ−タの差異がこの範囲
を越えるときには、この撮影画像デ−タを異常であると
みなす。そして、撮影画像デ−タが得られたときに、上
記比較処理手段により撮影画像デ−タにこのような比較
処理を施せば、検査者の肉眼に頼ることなく、自動的に
撮影画像のスクリ−ニングを行うことが可能となり、容
易に、速やかに、かつ正確に、撮影画像のスクリ−ニン
グを行うことができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例のX線CT装置の構成を概略的
に示すブロック図である。同図に示すように、このX線
CT装置1は、被検体にX線撮影を行って撮影画像デ−
タを得るCT基本部2と、この撮影画像デ−タに対して
後述する比較処理を施す比較処理手段としての比較処理
部3と、この比較処理の際に用いられる基準デ−タを格
納する基準デ−タ保持部4とを備えている。
図1は本発明の一実施例のX線CT装置の構成を概略的
に示すブロック図である。同図に示すように、このX線
CT装置1は、被検体にX線撮影を行って撮影画像デ−
タを得るCT基本部2と、この撮影画像デ−タに対して
後述する比較処理を施す比較処理手段としての比較処理
部3と、この比較処理の際に用いられる基準デ−タを格
納する基準デ−タ保持部4とを備えている。
【0009】上記CT基本部2は、概略被検体に対して
X線によるスキャンを行うスキャナ5と、スキャナ5に
より得られるデ−タを用いて画像を再構成して撮影画像
デ−タを生成し、この撮影画像デ−タを格納するデ−タ
処理・保持部6と、装置各部の制御を行う制御部7とか
ら成る。
X線によるスキャンを行うスキャナ5と、スキャナ5に
より得られるデ−タを用いて画像を再構成して撮影画像
デ−タを生成し、この撮影画像デ−タを格納するデ−タ
処理・保持部6と、装置各部の制御を行う制御部7とか
ら成る。
【0010】被検体を撮影する際には、上記スキャナ5
により被検体に対してX線によるスキヤンを行い、被検
体のX線吸収係数に関するデ−タを得る。このデ−タが
デ−タ処理・保持部6に送られ、このデ−タを基にし
て、上記デ−タ処理・保持部6により画像が再構成さ
れ、被検体の断層像等のX線撮影画像のデ−タが得られ
る。この撮影画像デ−タがデ−タ処理・保持部6に格納
される。
により被検体に対してX線によるスキヤンを行い、被検
体のX線吸収係数に関するデ−タを得る。このデ−タが
デ−タ処理・保持部6に送られ、このデ−タを基にし
て、上記デ−タ処理・保持部6により画像が再構成さ
れ、被検体の断層像等のX線撮影画像のデ−タが得られ
る。この撮影画像デ−タがデ−タ処理・保持部6に格納
される。
【0011】一方、上記基準デ−タ保持部4には、基準
デ−タとして、予め選択された正常な撮影画像のデ−タ
が与えられている。この基準デ−タとしては、例えば過
去に得られた正常な撮影画像デ−タの中から統計的に得
られる、被検体の性別、年齢、体型等に応じた複数種類
類の撮影画像デ−タを選択する。そして、被検体の撮影
時には、制御部7が被検体の性別、年齢、体型等に応じ
てどの基準デ−タを比較処理の際に用いるかを、上記基
準デ−タ保持部4に指示する。基準デ−タ保持部4は、
指示された基準デ−タを上記比較処理部3に送る。
デ−タとして、予め選択された正常な撮影画像のデ−タ
が与えられている。この基準デ−タとしては、例えば過
去に得られた正常な撮影画像デ−タの中から統計的に得
られる、被検体の性別、年齢、体型等に応じた複数種類
類の撮影画像デ−タを選択する。そして、被検体の撮影
時には、制御部7が被検体の性別、年齢、体型等に応じ
てどの基準デ−タを比較処理の際に用いるかを、上記基
準デ−タ保持部4に指示する。基準デ−タ保持部4は、
指示された基準デ−タを上記比較処理部3に送る。
【0012】比較処理部3は、上記デ−タ処理・保持部
6から送られる撮影画像デ−タと上記基準デ−タ保持部
4から送られる基準デ−タとを比較し、その差異がある
程度以上大きいときに、この撮影画像デ−タを異常であ
ると判定する。
6から送られる撮影画像デ−タと上記基準デ−タ保持部
4から送られる基準デ−タとを比較し、その差異がある
程度以上大きいときに、この撮影画像デ−タを異常であ
ると判定する。
【0013】図2に比較処理部3で行う処理内容の例を
フロー図によって示す。まず被検者の性別・年齢・体格
等により基準データ保持部8から、いくつかのデータを
制御部7によって選択する。ここではそれをnで代表さ
れる1からNの種類を持つデータとして表しており、一
つの処理データ9をN個の基準データ10と順次比較処
理する。一般に処理データ9と基準データ10は画像の
大きさが異なると考えられるので両者の縦と横の大きさ
を合わせるため基準データにある係数(ここではaで表
す)を掛けて(11)、画像の縦・横別々に拡大又は縮
小を行う。尚、両データは予め画面の中心に置かれてい
るものとする。その後12により差分をとり、差分デー
タ13ができる。そのデータをアキュムレータ14で足
し込む。以上を1からNまで繰り返す。
フロー図によって示す。まず被検者の性別・年齢・体格
等により基準データ保持部8から、いくつかのデータを
制御部7によって選択する。ここではそれをnで代表さ
れる1からNの種類を持つデータとして表しており、一
つの処理データ9をN個の基準データ10と順次比較処
理する。一般に処理データ9と基準データ10は画像の
大きさが異なると考えられるので両者の縦と横の大きさ
を合わせるため基準データにある係数(ここではaで表
す)を掛けて(11)、画像の縦・横別々に拡大又は縮
小を行う。尚、両データは予め画面の中心に置かれてい
るものとする。その後12により差分をとり、差分デー
タ13ができる。そのデータをアキュムレータ14で足
し込む。以上を1からNまで繰り返す。
【0014】処理データと基準データではなるべく類似
したデータを用いるものの、一般には臓器の形状、大き
さは一致しないので差をとるとその違いが差分となって
現れるが、何種類もの基準データとの差分データを足し
込むとその差は平均化され、大きな値とはならない。し
かしながら、処理データの中になんらかの異常部がある
と基準データとの差をとったときにその部分は常に差分
となって現れるため、足し込んだ後では他の部分と比較
して大きな値となる。そこで域値処理(15)により異
常部の抽出を行いその結果が0であれば正常、0でなけ
れば異常と判定する。以上は一つのスライス面について
の処理であるがこれを体軸方向の複数スライス面につい
て繰り返す。
したデータを用いるものの、一般には臓器の形状、大き
さは一致しないので差をとるとその違いが差分となって
現れるが、何種類もの基準データとの差分データを足し
込むとその差は平均化され、大きな値とはならない。し
かしながら、処理データの中になんらかの異常部がある
と基準データとの差をとったときにその部分は常に差分
となって現れるため、足し込んだ後では他の部分と比較
して大きな値となる。そこで域値処理(15)により異
常部の抽出を行いその結果が0であれば正常、0でなけ
れば異常と判定する。以上は一つのスライス面について
の処理であるがこれを体軸方向の複数スライス面につい
て繰り返す。
【0015】上記比較処理部3は、上記比較処理による
判定結果を上記制御部7に送り、制御部7は、撮影画像
が正常であると判定された場合には、この撮影画像の被
検体に対しては再検査(精密検査)を行う必要がないの
で、この撮影画像デ−タを一時的に格納した後には消去
するように、デ−タ処理・保持部6に指示を与える。ま
た、撮影画像が異常であると判定された場合には、この
撮影画像の被検体に対しては再検査を行う必要があり、
そのときにこの撮影画像デ−タが必要とされるので、こ
の撮影画像デ−タを保管するように、比較処理部3に指
示を与える。このとき、被検体が正常であるか、あるい
は再検査の必要があるかの情報は、不図示の表示手段に
より表示される。保存しておく。また、上記撮影画像デ
−タの保持、比較処理については、撮影画像デ−タの全
デ−タにわたって行う必要はなく、被検体に対して注目
すべき部位、例えば肝臓、肺等の部分についてのみ、デ
−タの保持、比較処理を行ってもよい。
判定結果を上記制御部7に送り、制御部7は、撮影画像
が正常であると判定された場合には、この撮影画像の被
検体に対しては再検査(精密検査)を行う必要がないの
で、この撮影画像デ−タを一時的に格納した後には消去
するように、デ−タ処理・保持部6に指示を与える。ま
た、撮影画像が異常であると判定された場合には、この
撮影画像の被検体に対しては再検査を行う必要があり、
そのときにこの撮影画像デ−タが必要とされるので、こ
の撮影画像デ−タを保管するように、比較処理部3に指
示を与える。このとき、被検体が正常であるか、あるい
は再検査の必要があるかの情報は、不図示の表示手段に
より表示される。保存しておく。また、上記撮影画像デ
−タの保持、比較処理については、撮影画像デ−タの全
デ−タにわたって行う必要はなく、被検体に対して注目
すべき部位、例えば肝臓、肺等の部分についてのみ、デ
−タの保持、比較処理を行ってもよい。
【0016】上記したように、本実施例においては、被
検体の撮影時に、撮影画像のスクリ−ニングを自動的に
行うことができるので、検査者に負担を与えることな
く、容易に、速やかに、また、検査者の肉眼に頼る場合
よりも正確に、スクリ−ニングを行うことができる。ま
た、本実施例においては、撮影時にスクリ−ニングを行
って、再検査の必要がない正常な撮影画像デ−タについ
ては、保存の必要がなければ、このスクリ−ニングの時
点で消去し、再検査が必要な異常な撮影画像のみを保存
する。すなわち、従来の場合には、撮影からスクリ−ニ
ングまである程度時間がかかるため、全部の撮影画像デ
−タを長期間にわたって保存しておく必要があったが、
本実施例の場合には、不要な撮影画像デ−タを長期間に
わたって保存する必要がないので、撮影画像デ−タのス
ト−リジ容量を低減することが可能である。以上本発明
の実施例について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、種々変形実施が可能である。
検体の撮影時に、撮影画像のスクリ−ニングを自動的に
行うことができるので、検査者に負担を与えることな
く、容易に、速やかに、また、検査者の肉眼に頼る場合
よりも正確に、スクリ−ニングを行うことができる。ま
た、本実施例においては、撮影時にスクリ−ニングを行
って、再検査の必要がない正常な撮影画像デ−タについ
ては、保存の必要がなければ、このスクリ−ニングの時
点で消去し、再検査が必要な異常な撮影画像のみを保存
する。すなわち、従来の場合には、撮影からスクリ−ニ
ングまである程度時間がかかるため、全部の撮影画像デ
−タを長期間にわたって保存しておく必要があったが、
本実施例の場合には、不要な撮影画像デ−タを長期間に
わたって保存する必要がないので、撮影画像デ−タのス
ト−リジ容量を低減することが可能である。以上本発明
の実施例について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、種々変形実施が可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明のX線CT装置は、以上の構成及
び作用を有するもので、集団検診の場合にも、容易に、
速やかに、かつ正確に、スクリ−ニングを行うことがで
きる。従って、検査者の負担を軽減し、検査効率を向上
させることができる。また、不要な撮影画像デ−タを長
期間保存する必要がないので、デ−タスト−リジ容量を
低減することが可能となる。
び作用を有するもので、集団検診の場合にも、容易に、
速やかに、かつ正確に、スクリ−ニングを行うことがで
きる。従って、検査者の負担を軽減し、検査効率を向上
させることができる。また、不要な撮影画像デ−タを長
期間保存する必要がないので、デ−タスト−リジ容量を
低減することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例のX線CT装置の構成を概略
的に示すブロック図である。
的に示すブロック図である。
【図2】比較処理部で行う処理内容の例を示すフロー図
である。
である。
1 X線CT装置 2 デ−タ処理部 3 比較処理部(比較処理手段) 4 基準デ−タ保持部 5 スキャナ 6 デ−タ処理・保持部 7 制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 被検体のX線撮影画像のデ−タが得られ
たときに、この撮影画像デ−タと予め与えられた基準デ
−タとを比較することにより、この撮影画像が正常か異
常かを判定する比較処理手段を備えることを特徴とする
X線CT装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3296958A JPH05130986A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | X線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3296958A JPH05130986A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | X線ct装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05130986A true JPH05130986A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17840395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3296958A Pending JPH05130986A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | X線ct装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05130986A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004329661A (ja) * | 2003-05-09 | 2004-11-25 | Toshiba Corp | X線コンピュータ断層撮影装置及び画像ノイズシミュレーション装置 |
US6891964B2 (en) | 2001-11-23 | 2005-05-10 | University Of Chicago | Computerized method for determination of the likelihood of malignancy for pulmonary nodules on low-dose CT |
JP2010022869A (ja) * | 2009-11-04 | 2010-02-04 | Toshiba Corp | X線コンピュータ断層撮影装置 |
EP3301642A1 (de) * | 2016-12-27 | 2018-04-04 | Siemens Healthcare GmbH | Automatisierte bildprüfung in der röntgenbildgebung |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP3296958A patent/JPH05130986A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE102016226230A1 (de) * | 2016-12-27 | 2018-06-28 | Siemens Healthcare Gmbh | Automatisierte Bildprüfung in der Röntgenbildgebung |
CN108257111A (zh) * | 2016-12-27 | 2018-07-06 | 西门子保健有限责任公司 | 在x射线成像中的自动化图像检验 |
DE102016226230B4 (de) * | 2016-12-27 | 2018-07-12 | Siemens Healthcare Gmbh | Automatisierte Bildprüfung in der Röntgenbildgebung |
US10339655B2 (en) | 2016-12-27 | 2019-07-02 | Siemens Healthcare Gmbh | Automated image evaluation in x-ray imaging |
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