JPH05130916A - システムデスク - Google Patents
システムデスクInfo
- Publication number
- JPH05130916A JPH05130916A JP32500791A JP32500791A JPH05130916A JP H05130916 A JPH05130916 A JP H05130916A JP 32500791 A JP32500791 A JP 32500791A JP 32500791 A JP32500791 A JP 32500791A JP H05130916 A JPH05130916 A JP H05130916A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core member
- members
- desk
- system desk
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B37/00—Tables adapted for other particular purposes
- A47B2037/005—Tables specially adapted for laboratories
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B2200/00—General construction of tables or desks
- A47B2200/0011—Underframes
- A47B2200/002—Legs
- A47B2200/0026—Desks with C-shaped leg
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デスクに完成された後に、全くデザインが異
なる印象を与えることのできるデスクであっても、製造
段階では勿論のこと、流通段階、或は、ユ−ザ段階にお
いても、デザイン変更が可能であり、しかも各デスク間
において統一された構造で容量,機能が拡大された通線
機構と事務作業、OA機器操作のためのワ−クサポ−ト
類の支持機構を具備したシステムデスクを開発するこ
と。 【構成】 全体の外形が平面からみて細目の横長矩形状
をなすと共に正面からみて横長矩形状をなす本体の左右
両端側の手前側に、脚部材を着脱自在に取付けることが
できる固着取付部を、また、該本体の前記左右両端側の
上面側に天板支持腕部材を着脱自在に取付けることがで
きる固着取付部をそれぞれ形成することによりデスク用
のコア部材を形成する一方、このコア部材の前記固着取
付部に、形態の異なる複数の脚部材と天板支持腕部材を
選択的に取付けると共に、該天板支持腕部材に、該部材
に載架支持される平面形状が異なる複数の天板を選択的
に取付けるようにした。
なる印象を与えることのできるデスクであっても、製造
段階では勿論のこと、流通段階、或は、ユ−ザ段階にお
いても、デザイン変更が可能であり、しかも各デスク間
において統一された構造で容量,機能が拡大された通線
機構と事務作業、OA機器操作のためのワ−クサポ−ト
類の支持機構を具備したシステムデスクを開発するこ
と。 【構成】 全体の外形が平面からみて細目の横長矩形状
をなすと共に正面からみて横長矩形状をなす本体の左右
両端側の手前側に、脚部材を着脱自在に取付けることが
できる固着取付部を、また、該本体の前記左右両端側の
上面側に天板支持腕部材を着脱自在に取付けることがで
きる固着取付部をそれぞれ形成することによりデスク用
のコア部材を形成する一方、このコア部材の前記固着取
付部に、形態の異なる複数の脚部材と天板支持腕部材を
選択的に取付けると共に、該天板支持腕部材に、該部材
に載架支持される平面形状が異なる複数の天板を選択的
に取付けるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平面形状が種々異なる
天板、側面形状又は構造が種々異なる脚部材、或は、正
面形状が種々異なる幕板などを、統一された構造、特
に、OA機器類のための拡大された通線容量或は拡大さ
れた通線機能、若しくは、余長コ−ド類の収納処理機
能、更には、例えば事務作業、OA機器操作のためのワ
−クサポ−ト類のような付属機器等を机上面で機能的,
立体的に支持することができる支持機構といった多機能
を統一構造により付与したコア部材に、選択的に着脱自
在に取付けることができるようにしたシステムデスクに
関するものである。
天板、側面形状又は構造が種々異なる脚部材、或は、正
面形状が種々異なる幕板などを、統一された構造、特
に、OA機器類のための拡大された通線容量或は拡大さ
れた通線機能、若しくは、余長コ−ド類の収納処理機
能、更には、例えば事務作業、OA機器操作のためのワ
−クサポ−ト類のような付属機器等を机上面で機能的,
立体的に支持することができる支持機構といった多機能
を統一構造により付与したコア部材に、選択的に着脱自
在に取付けることができるようにしたシステムデスクに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、大きさや形状,構造などが標
準化された例えば事務用デスクにおいては、例えば、天
板については色彩や素材等が異なるものを種々準備し、
また、袖キャビネットについては、両袖用と片袖用と
を、それらの色彩や素材等が異なるものを予め種々設
計,製造することにより、それらを適宜組合せてデスク
を完成し、いわゆるデザイン違いのデスクを製造してい
た。また、従来の一般的な事務用デスクでは、電話線,
照明器具の電源コ−ド等、少ない回線のコ−ド類を通線
するのに便利な通線構造が付与されている程度であるた
め、デスク上にいわゆるワ−プロやパソコン等のOA機
器類を設置すると、それらのコ−ド類の通線機能が不足
或は設けられていないため、種々不都合な面が多かっ
た。
準化された例えば事務用デスクにおいては、例えば、天
板については色彩や素材等が異なるものを種々準備し、
また、袖キャビネットについては、両袖用と片袖用と
を、それらの色彩や素材等が異なるものを予め種々設
計,製造することにより、それらを適宜組合せてデスク
を完成し、いわゆるデザイン違いのデスクを製造してい
た。また、従来の一般的な事務用デスクでは、電話線,
照明器具の電源コ−ド等、少ない回線のコ−ド類を通線
するのに便利な通線構造が付与されている程度であるた
め、デスク上にいわゆるワ−プロやパソコン等のOA機
器類を設置すると、それらのコ−ド類の通線機能が不足
或は設けられていないため、種々不都合な面が多かっ
た。
【0003】従来、デザイン違いのデスクは、専らメ−
カ段階において上記のようなデザイン違いのデスクが製
造,組立てされているため、デザイン違いとはいえ、一
見してデスク全体の形態が全く異なった印象を与えるも
のは、従来手法では製造できなかった。また、従来、O
A機器類は、それらの専用置台やワ−クステ−ション用
のデスク等のように専用デスク等に載置される前提であ
ったため、一般的なデスクの通線機能はその容量が小さ
く、また、デスクを島型にレイアウトするときなどのよ
うにデスク同士を当接させて並べると、各デスク間での
通線機能の連繋が合理的になし得なかったり、通線保持
部の開閉等が出来なくなるなどの問題が派生していた。
カ段階において上記のようなデザイン違いのデスクが製
造,組立てされているため、デザイン違いとはいえ、一
見してデスク全体の形態が全く異なった印象を与えるも
のは、従来手法では製造できなかった。また、従来、O
A機器類は、それらの専用置台やワ−クステ−ション用
のデスク等のように専用デスク等に載置される前提であ
ったため、一般的なデスクの通線機能はその容量が小さ
く、また、デスクを島型にレイアウトするときなどのよ
うにデスク同士を当接させて並べると、各デスク間での
通線機能の連繋が合理的になし得なかったり、通線保持
部の開閉等が出来なくなるなどの問題が派生していた。
【0004】更に、全体の形態が一見して異なるデスク
は、夫々別途にデザイン,設計されて製造されているた
め、異なるデザインによるデスクにおいては相互の部品
に互換性がきわめて少なく、互換性があるのはビスや引
手、化粧用のエッヂ材等程度のいわゆる周辺小物止まり
である。また、このようにデザインも構造も大きく異な
る各デスクごとに容量や機能を拡大した通線機構をそれ
ぞれのデスクの構造ごとに付与することは、いたずらに
部品点数の増大を招いて、組立性やメインテナンス面等
において著しく不合理な面があった。
は、夫々別途にデザイン,設計されて製造されているた
め、異なるデザインによるデスクにおいては相互の部品
に互換性がきわめて少なく、互換性があるのはビスや引
手、化粧用のエッヂ材等程度のいわゆる周辺小物止まり
である。また、このようにデザインも構造も大きく異な
る各デスクごとに容量や機能を拡大した通線機構をそれ
ぞれのデスクの構造ごとに付与することは、いたずらに
部品点数の増大を招いて、組立性やメインテナンス面等
において著しく不合理な面があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来技術に鑑み、一般事務用デスクにも配置されること
が多くなったOA機器類のための拡大された容量,機能
の通線機構を統一された構造で具備させてこのための主
要部品の共用化を図る一方、全くといってよいほど形態
やデザインの異なる天板や脚部材であっても、これらを
互換的に装着、取替えすることができるようにし、従っ
て、デスクに完成された後に、全くデザインが異なる印
象を与えることのできるデスクであっても、製造段階で
は勿論のこと、流通段階、或は、ユ−ザ段階において
も、デザイン変更が可能であり、しかも各デスク間にお
いて統一された構造で容量,機能が拡大された通線機構
を具備したシステムデスクを開発することを課題とする
ものである。
従来技術に鑑み、一般事務用デスクにも配置されること
が多くなったOA機器類のための拡大された容量,機能
の通線機構を統一された構造で具備させてこのための主
要部品の共用化を図る一方、全くといってよいほど形態
やデザインの異なる天板や脚部材であっても、これらを
互換的に装着、取替えすることができるようにし、従っ
て、デスクに完成された後に、全くデザインが異なる印
象を与えることのできるデスクであっても、製造段階で
は勿論のこと、流通段階、或は、ユ−ザ段階において
も、デザイン変更が可能であり、しかも各デスク間にお
いて統一された構造で容量,機能が拡大された通線機構
を具備したシステムデスクを開発することを課題とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の構成は、全体の外形が平
面からみて細目の横長矩形状をなすと共に正面からみて
横長矩形状をなす本体の左右両端側の手前側に、脚部材
を着脱自在に取付けることができる固着取付部を、ま
た、該本体の前記左右両端側の上面側に天板支持腕部材
を着脱自在に取付けることができる固着取付部をそれぞ
れ形成することによりデスク用のコア部材を形成する一
方、このコア部材の前記固着取付部に、形態の異なる複
数の脚部材と天板支持腕部材を選択的に取付けると共
に、該天板支持腕部材に、該部材に載架支持される平面
形状が異なる複数の天板を選択的に取付けるようにした
ことを特徴とするものである。
を目的としてなされた本発明の構成は、全体の外形が平
面からみて細目の横長矩形状をなすと共に正面からみて
横長矩形状をなす本体の左右両端側の手前側に、脚部材
を着脱自在に取付けることができる固着取付部を、ま
た、該本体の前記左右両端側の上面側に天板支持腕部材
を着脱自在に取付けることができる固着取付部をそれぞ
れ形成することによりデスク用のコア部材を形成する一
方、このコア部材の前記固着取付部に、形態の異なる複
数の脚部材と天板支持腕部材を選択的に取付けると共
に、該天板支持腕部材に、該部材に載架支持される平面
形状が異なる複数の天板を選択的に取付けるようにした
ことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明システムデスクの実施の一例に
ついて説明する。図1は本発明システムデスクの一例に
おける主要な構成部材とその相互の関係を示す斜視図、
図2は本発明システムデスクにおけるコア部材の一例の
斜視図、図3は図2に示したコア部材に対する脚部材と
天板支持腕部材の取付態様の一例を示す斜視図、図4〜
図10はそれぞれ本発明システムデスクの例を示す斜視
図、図11は図4の本発明システムデスクの一例に付属品
を取付けた状態の例を示す斜視図、図12は図3のA−A
矢視端面図、図13は図2のコア部材における通線状態の
一例を示す斜視図である。
ついて説明する。図1は本発明システムデスクの一例に
おける主要な構成部材とその相互の関係を示す斜視図、
図2は本発明システムデスクにおけるコア部材の一例の
斜視図、図3は図2に示したコア部材に対する脚部材と
天板支持腕部材の取付態様の一例を示す斜視図、図4〜
図10はそれぞれ本発明システムデスクの例を示す斜視
図、図11は図4の本発明システムデスクの一例に付属品
を取付けた状態の例を示す斜視図、図12は図3のA−A
矢視端面図、図13は図2のコア部材における通線状態の
一例を示す斜視図である。
【0008】図1〜図3、並びに図13に於て、1は側面
から見て細幅で比較的深いU字状乃至は樋状等をなし上
面側が開口されたダクト状の連結部材で、このダクト状
の連結部材1は、ここでは内部に1段又は2段以上の棚
板状をなすトレ−部材1aがこの連結部材1の長さ方向に
亘り設けられていると共に、この連結部材1の手前側の
立壁1bは、その手前側に関し起伏開閉自在に設けられて
いる。
から見て細幅で比較的深いU字状乃至は樋状等をなし上
面側が開口されたダクト状の連結部材で、このダクト状
の連結部材1は、ここでは内部に1段又は2段以上の棚
板状をなすトレ−部材1aがこの連結部材1の長さ方向に
亘り設けられていると共に、この連結部材1の手前側の
立壁1bは、その手前側に関し起伏開閉自在に設けられて
いる。
【0009】上記連結部材1の上面の開口部には、この
開口に沿って形成したスリット1dが軟質材によって形成
され、それゆえ、このスリット1dにおいて拡幅自在の蓋
部材1cが着脱可能に設置されている。この蓋部材1cの両
側端は、その左,右の側面に開閉自在のキャップ部1e,
1fに形成されている。1hは連結部材1の底壁の左右側端
に設けたコ−ド類挿通用の切欠である。
開口に沿って形成したスリット1dが軟質材によって形成
され、それゆえ、このスリット1dにおいて拡幅自在の蓋
部材1cが着脱可能に設置されている。この蓋部材1cの両
側端は、その左,右の側面に開閉自在のキャップ部1e,
1fに形成されている。1hは連結部材1の底壁の左右側端
に設けたコ−ド類挿通用の切欠である。
【0010】ここで、連結部材1における手前側の開閉
自在の立壁1bはデスクに組立てたとき、この部の手前面
からのコ−ド類の挿通,保持等のいわゆる通線作業を行
うためのものであり、また、上面開口部の蓋部材1cは、
デスクに組立てたとき、蓋部材1cを持上げておき天板側
から連結部材1の内部にコ−ド類の投込み通線等を行う
ためのもの、及び、この蓋部材1cの左,右端の開閉自在
のキャップ部1e,1fはデスク間でのコ−ド類の送り配線
や、コネクタ−類を取付けた結線状態のまま機器類等の
コ−ド類を配線したとき、前記コ−ド類を通すためのも
のである。
自在の立壁1bはデスクに組立てたとき、この部の手前面
からのコ−ド類の挿通,保持等のいわゆる通線作業を行
うためのものであり、また、上面開口部の蓋部材1cは、
デスクに組立てたとき、蓋部材1cを持上げておき天板側
から連結部材1の内部にコ−ド類の投込み通線等を行う
ためのもの、及び、この蓋部材1cの左,右端の開閉自在
のキャップ部1e,1fはデスク間でのコ−ド類の送り配線
や、コネクタ−類を取付けた結線状態のまま機器類等の
コ−ド類を配線したとき、前記コ−ド類を通すためのも
のである。
【0011】2,2は上記連結部材1の左,右両端側に
おいて、内部が中空の縦向き通路に形成された、ここで
は一例として、筒状をなす左,右の側部材で、それぞれ
の部材の内側面は上記連結部材1の外側端面とボルト止
め、溶接等の固着手段によって合着一体化されている。
この筒状をなす側部材2,2はその中空の内部が前記連
結部材1における各トレ−部材1aと連通するように合着
面の下部側が縦長の開口部2aに形成されて蓋部材2bが着
脱自在に施着されており、この蓋部材2bは上,下端がコ
−ド類挿通用の切欠部2c,2dにそれぞれ形成されてい
る。また、側部材2,2の前面側の下半部は、前面側に
おいてここでは縦長の切欠部2eに形成され、この切欠部
2eの上端は連結部材1の底壁、又は、トレ−部材1aとの
間においてこれらに通じる穴2fを形成する。
おいて、内部が中空の縦向き通路に形成された、ここで
は一例として、筒状をなす左,右の側部材で、それぞれ
の部材の内側面は上記連結部材1の外側端面とボルト止
め、溶接等の固着手段によって合着一体化されている。
この筒状をなす側部材2,2はその中空の内部が前記連
結部材1における各トレ−部材1aと連通するように合着
面の下部側が縦長の開口部2aに形成されて蓋部材2bが着
脱自在に施着されており、この蓋部材2bは上,下端がコ
−ド類挿通用の切欠部2c,2dにそれぞれ形成されてい
る。また、側部材2,2の前面側の下半部は、前面側に
おいてここでは縦長の切欠部2eに形成され、この切欠部
2eの上端は連結部材1の底壁、又は、トレ−部材1aとの
間においてこれらに通じる穴2fを形成する。
【0012】上記構成により、本発明システムデスクに
おけるコア部材の本体の一例を形成するが、この本体は
図13に示すような配線態様で、各種コ−ド類を通線処理
などすることができる。即ち、側部材2,2の下部前面
側に設けた切欠部2e,2eは床にはわせたコ−ド類W1をデ
スクの幅(左,右)方向において、何らの障害なくスト
レ−トに敷設することができる。また、床から立上がる
コ−ド類W2は側部材2の開口部2aからこの部材2の内部
通路に導入し、連結部材1の内部に通し、余長部分をこ
こではトレ−部材1aに取付けたフック部材1iに掛回支持
させて、所要長さ部分を蓋部材1cのスリット1dを通して
デスクの天板側へ導出するように配線処理されている。
更に、隣接するデスクやOA機器本体側等から繰出され
たコ−ド類W3,W4は、側部材2,2の切欠部2eや蓋部材
1cのキャップ部1e,1fから連結部材1の内部に導入さ
れ、必要があれば、余長部分をフック部材1iに掛回支持
させて、蓋部材1cのスリット部1dからデスクの天板側へ
導出すように配線処理されている。尚、本発明における
コ−ド類W1〜W4には、電源ケ−ブル、信号ケ−ブル、そ
の他のケ−ブルが含まれるが、本発明ではコ−ド類挿通
用のラインが並行して何通りも設定できるから、伝送媒
体の種類ごとにそのコ−ド類の挿通ラインを分離して設
定することが可能になる。
おけるコア部材の本体の一例を形成するが、この本体は
図13に示すような配線態様で、各種コ−ド類を通線処理
などすることができる。即ち、側部材2,2の下部前面
側に設けた切欠部2e,2eは床にはわせたコ−ド類W1をデ
スクの幅(左,右)方向において、何らの障害なくスト
レ−トに敷設することができる。また、床から立上がる
コ−ド類W2は側部材2の開口部2aからこの部材2の内部
通路に導入し、連結部材1の内部に通し、余長部分をこ
こではトレ−部材1aに取付けたフック部材1iに掛回支持
させて、所要長さ部分を蓋部材1cのスリット1dを通して
デスクの天板側へ導出するように配線処理されている。
更に、隣接するデスクやOA機器本体側等から繰出され
たコ−ド類W3,W4は、側部材2,2の切欠部2eや蓋部材
1cのキャップ部1e,1fから連結部材1の内部に導入さ
れ、必要があれば、余長部分をフック部材1iに掛回支持
させて、蓋部材1cのスリット部1dからデスクの天板側へ
導出すように配線処理されている。尚、本発明における
コ−ド類W1〜W4には、電源ケ−ブル、信号ケ−ブル、そ
の他のケ−ブルが含まれるが、本発明ではコ−ド類挿通
用のラインが並行して何通りも設定できるから、伝送媒
体の種類ごとにそのコ−ド類の挿通ラインを分離して設
定することが可能になる。
【0013】上記の左右の筒状をなす側部材2,2とダ
クト状の連結部材1によるコア部材の本体は、予め両部
材1,2を別体に形成し、後から適宜接合手段により合
着一体化しているが、両部材1,2を当初から一体のほ
ぼ箱状体をなすように形成してもよい。この実施例で
は、上記ダクト状の連結部材1と筒状をなす左,右の側
部材2,2とにより本発明システムデスクのコア部材Cm
における本体の一例を形成しているが、この本体には次
に説明する構成が付与され本発明システムデスクのコア
部材Cmの一例に形成されている。
クト状の連結部材1によるコア部材の本体は、予め両部
材1,2を別体に形成し、後から適宜接合手段により合
着一体化しているが、両部材1,2を当初から一体のほ
ぼ箱状体をなすように形成してもよい。この実施例で
は、上記ダクト状の連結部材1と筒状をなす左,右の側
部材2,2とにより本発明システムデスクのコア部材Cm
における本体の一例を形成しているが、この本体には次
に説明する構成が付与され本発明システムデスクのコア
部材Cmの一例に形成されている。
【0014】即ち、上記本体において、この実施例で
は、左右両側の側部材2,2の上端面と手前側端面に
は、後述する天板支持腕部材Am(以下、腕部材Amとい
う)と脚部材Lmとを着脱自在に固着取付けするための固
着取付部3,4が形成され、本発明システムデスクにお
けるコア部材Cmが形成されるのである。尚、固着取付部
3と4は、側部材2,2の上面近傍と手前側近傍であっ
て当該側部材2,2の内部に形成することもある。
は、左右両側の側部材2,2の上端面と手前側端面に
は、後述する天板支持腕部材Am(以下、腕部材Amとい
う)と脚部材Lmとを着脱自在に固着取付けするための固
着取付部3,4が形成され、本発明システムデスクにお
けるコア部材Cmが形成されるのである。尚、固着取付部
3と4は、側部材2,2の上面近傍と手前側近傍であっ
て当該側部材2,2の内部に形成することもある。
【0015】腕部材Amの固着取付部3は、略水平な向き
の取付面を有する腕部材Amを、例えばボルト3aによって
コア部材Cmの上面のボルト穴3bに緊締固着する構成であ
り、また、脚部材Lmの固着取付部4は、図1の例では略
L字状をなす脚部材Lmにおける垂直部Lvの取付面に形成
した爪部L1と嵌合凸部L2が、コア部材Cmの手前側端面に
おいて上部に形成した引掛穴4aに係止されると共に、前
記凸部L2が嵌合部4bに嵌合させられ、この嵌合部におい
て例えばボルト4cによって緊締固着される構成である。
の取付面を有する腕部材Amを、例えばボルト3aによって
コア部材Cmの上面のボルト穴3bに緊締固着する構成であ
り、また、脚部材Lmの固着取付部4は、図1の例では略
L字状をなす脚部材Lmにおける垂直部Lvの取付面に形成
した爪部L1と嵌合凸部L2が、コア部材Cmの手前側端面に
おいて上部に形成した引掛穴4aに係止されると共に、前
記凸部L2が嵌合部4bに嵌合させられ、この嵌合部におい
て例えばボルト4cによって緊締固着される構成である。
【0016】上記の脚部材Lmと腕部材Amとは、図4〜図
10のデスクの例に示すように、両部材LmとAmとを一体に
形成したものがある。一体形成の態様は、例えば、デザ
イン上,機能上の観点からパネル状(図5参照)、キャ
ビネット状(図7参照)もあるが、基本的には、夫々独
立して形成された腕部材Amと脚部材Lmとを後から結合し
たものか、又は、腕部材Amと脚部材Lmとを予め一体に形
成した結合態様のものである。このような結合部材ALm
のコア部材Cmへの固着取付けは、腕部材Am側だけでの固
着取付け、又は、脚部材Lm側だけでの固着取付け、若し
くは両部材Am,Lmでの固着取付けの三つの取付態様があ
るが、どの態様になるかは、脚部材Lmと腕部材Amとの結
合形態によって自づから定まる。例えば、図8に示す結
合部材ALmでは、腕部材Am側においてその固着取付部3
に緊締固着することにより、脚部材Lmもコア部材Cmに取
付けられたこととなる。
10のデスクの例に示すように、両部材LmとAmとを一体に
形成したものがある。一体形成の態様は、例えば、デザ
イン上,機能上の観点からパネル状(図5参照)、キャ
ビネット状(図7参照)もあるが、基本的には、夫々独
立して形成された腕部材Amと脚部材Lmとを後から結合し
たものか、又は、腕部材Amと脚部材Lmとを予め一体に形
成した結合態様のものである。このような結合部材ALm
のコア部材Cmへの固着取付けは、腕部材Am側だけでの固
着取付け、又は、脚部材Lm側だけでの固着取付け、若し
くは両部材Am,Lmでの固着取付けの三つの取付態様があ
るが、どの態様になるかは、脚部材Lmと腕部材Amとの結
合形態によって自づから定まる。例えば、図8に示す結
合部材ALmでは、腕部材Am側においてその固着取付部3
に緊締固着することにより、脚部材Lmもコア部材Cmに取
付けられたこととなる。
【0017】脚部材Lmと腕部材Amとが結合形成された結
合部材ALmの他の例としては、図6,図9,図10に示す
結合部材ALmがその例として挙げられるが、このような
結合部材ALmがどのような態様に形成されるかは、主と
してデザイン上の要請に基づくものであるから、本発明
においては上記各例以外の形態をなす結合部材ALmが使
用できること勿論である。
合部材ALmの他の例としては、図6,図9,図10に示す
結合部材ALmがその例として挙げられるが、このような
結合部材ALmがどのような態様に形成されるかは、主と
してデザイン上の要請に基づくものであるから、本発明
においては上記各例以外の形態をなす結合部材ALmが使
用できること勿論である。
【0018】脚部材Lmと腕部材Amとが、別体又は結合体
のいずれかであって、それぞれにおいて意匠違いの部材
があっても、それらの固着取付部3,4に対する被着構
造はすべて同一規格,同一構造である。これはいずれの
部材Am,Lmであっても同一のコア部材Cmに対し、互換性
をもって取付けを選択することができるようにするため
である。
のいずれかであって、それぞれにおいて意匠違いの部材
があっても、それらの固着取付部3,4に対する被着構
造はすべて同一規格,同一構造である。これはいずれの
部材Am,Lmであっても同一のコア部材Cmに対し、互換性
をもって取付けを選択することができるようにするため
である。
【0019】上記の固着取付部3又は同4、若しくは、
固着取付部3及び同4において、ボルト3a,4c(又はボ
ルト,ナット)による緊締固着手段と併用して、上記例
の爪部L1と引掛穴4a、凸部L2とその嵌合部4bのほかに、
ダボとダボ穴、或は、係止爪とその爪穴のような雌雄関
係の係合によって2つの部材を係着する止着手段を用い
るようにしてもよい。この止着手段は、ボルトなどによ
り結合固着すべき2つの部材の結合固着の強度等を補完
するほか、結合固着時の位置決めの割役を果すので有意
義である。
固着取付部3及び同4において、ボルト3a,4c(又はボ
ルト,ナット)による緊締固着手段と併用して、上記例
の爪部L1と引掛穴4a、凸部L2とその嵌合部4bのほかに、
ダボとダボ穴、或は、係止爪とその爪穴のような雌雄関
係の係合によって2つの部材を係着する止着手段を用い
るようにしてもよい。この止着手段は、ボルトなどによ
り結合固着すべき2つの部材の結合固着の強度等を補完
するほか、結合固着時の位置決めの割役を果すので有意
義である。
【0020】ここで、図1〜図3の実施例では、コア部
材Cmにおける筒状をなす左,右の側部材2,2と脚部材
Lmの外装態様については何ら説明しなかったが、前記筒
状の左,右の側部材2は、図示しないが、薄手の鋼板を
曲げ加工して外面を塗装した形態のもの、或は、図12に
示すように前記鋼板によって芯部材21を形成し、その外
面に合成樹脂等を成形加工した外装材22を装着した構造
のものがある。なお、図12は図3のA−A矢視端面図で
ある。
材Cmにおける筒状をなす左,右の側部材2,2と脚部材
Lmの外装態様については何ら説明しなかったが、前記筒
状の左,右の側部材2は、図示しないが、薄手の鋼板を
曲げ加工して外面を塗装した形態のもの、或は、図12に
示すように前記鋼板によって芯部材21を形成し、その外
面に合成樹脂等を成形加工した外装材22を装着した構造
のものがある。なお、図12は図3のA−A矢視端面図で
ある。
【0021】また、脚部材Lmや腕部材Amも、それが取付
けられる前記コア部材Cmの外装態様に合わせた形態のも
のを用いることが、デザイン上好ましい。例えば、コア
部材Cmが板金塗装タイプのものであれば、腕部材Am,脚
部材Lmも板金塗装タイプのもの、アルミダイキスト製の
ものなど、デザイン上の一体化,共通化,統一化等を図
り易い形態のものを使用し、また、コア部材Cmが外装材
によるカバ−タイプのものであれば、脚部材Lm等につい
ても同等のものを用いるのである。もっとも、本発明に
おけるこのような組合せ態様は、上記列挙したもの以外
の組合せとなることも任意である。
けられる前記コア部材Cmの外装態様に合わせた形態のも
のを用いることが、デザイン上好ましい。例えば、コア
部材Cmが板金塗装タイプのものであれば、腕部材Am,脚
部材Lmも板金塗装タイプのもの、アルミダイキスト製の
ものなど、デザイン上の一体化,共通化,統一化等を図
り易い形態のものを使用し、また、コア部材Cmが外装材
によるカバ−タイプのものであれば、脚部材Lm等につい
ても同等のものを用いるのである。もっとも、本発明に
おけるこのような組合せ態様は、上記列挙したもの以外
の組合せとなることも任意である。
【0022】このようにして、コア部材Cmと、この部材
Cmに選択的に固着取付けされた脚部材Lm,腕部材Amと
は、一例として、図3に示すような外観形態を呈するデ
スクのいわば骨材としての構造に形成される。図3に示
したデスクの骨組構造体に対して、一例として図4に示
すように、左,右の腕部材Amの上面に平面矩形状をなす
天板部材5を載架固定することにより、本発明システム
デスクの最も基本的な形態の一つである平デスクを形成
することができる。図4の例では、コア部材Cmの前面に
化粧幕板部材6を取付けることによって、本発明システ
ムデスクにおける最も基本的な幕板付きの平デスクを形
成している。
Cmに選択的に固着取付けされた脚部材Lm,腕部材Amと
は、一例として、図3に示すような外観形態を呈するデ
スクのいわば骨材としての構造に形成される。図3に示
したデスクの骨組構造体に対して、一例として図4に示
すように、左,右の腕部材Amの上面に平面矩形状をなす
天板部材5を載架固定することにより、本発明システム
デスクの最も基本的な形態の一つである平デスクを形成
することができる。図4の例では、コア部材Cmの前面に
化粧幕板部材6を取付けることによって、本発明システ
ムデスクにおける最も基本的な幕板付きの平デスクを形
成している。
【0023】また、図4に示した平デスクは、図11に示
すように、コア部材Cmにおける連結部材1の上面開口部
に施した蓋部材1cを一旦取外し、この開口部の内側に開
口部の長さ方向に沿って配設されている側断面略C状を
なすブラケット取付部材1gに、目隠し用のパネル7やハ
ンガ−パネル8の立設支持用のブラケット7a,8aをクラ
ンプ式で保持させて前記蓋部材1cを再び被せ、その拡幅
自在のスリット1dからこのブラケット7a,8aを外部に露
出させてパネル7や8を選択的に、或は、併用して前記
ブラケット7a,8aに支持させて立設することができるよ
うにしている。同じ趣旨で電話機等の小型機器の載置台
9や照明器具、書見台等(図示せず)の支柱に設けたブ
ラケット9aも上記ブラケット取付部材1gにクランプ式で
保持させて載置台9を設けることができるように形成さ
れている。前記の各ブラケット7a〜9aは、クランプ式で
取付部材1gに取付けられるので、ブラケットの固定位置
をその取付部材1gの長さ方向において自由に選択するこ
とができる。尚、図において8tはハンガ−パネルに係止
したトレ−、9tは載置台9に載せた電話器である。
すように、コア部材Cmにおける連結部材1の上面開口部
に施した蓋部材1cを一旦取外し、この開口部の内側に開
口部の長さ方向に沿って配設されている側断面略C状を
なすブラケット取付部材1gに、目隠し用のパネル7やハ
ンガ−パネル8の立設支持用のブラケット7a,8aをクラ
ンプ式で保持させて前記蓋部材1cを再び被せ、その拡幅
自在のスリット1dからこのブラケット7a,8aを外部に露
出させてパネル7や8を選択的に、或は、併用して前記
ブラケット7a,8aに支持させて立設することができるよ
うにしている。同じ趣旨で電話機等の小型機器の載置台
9や照明器具、書見台等(図示せず)の支柱に設けたブ
ラケット9aも上記ブラケット取付部材1gにクランプ式で
保持させて載置台9を設けることができるように形成さ
れている。前記の各ブラケット7a〜9aは、クランプ式で
取付部材1gに取付けられるので、ブラケットの固定位置
をその取付部材1gの長さ方向において自由に選択するこ
とができる。尚、図において8tはハンガ−パネルに係止
したトレ−、9tは載置台9に載せた電話器である。
【0024】次に、本発明システムデスクにおけるデス
クの例を図4〜図11により説明する。図4〜図11におい
て、図1〜図3と同じ部材、同一部位は同一符号で示
す。
クの例を図4〜図11により説明する。図4〜図11におい
て、図1〜図3と同じ部材、同一部位は同一符号で示
す。
【0025】図5に示すデスクは、脚部材Lmと腕部材Am
とがパネル状をなす結合部材ALmに形成され、この結合
部材ALmを、前記コア部材Cmにおける左,右の側部材
2,2の固着取付部3,4に先の実施例と同じ結合構造
で取付けたものである。従って、天板5、幕板部材6は
図4のものと同じ仕様のものである。
とがパネル状をなす結合部材ALmに形成され、この結合
部材ALmを、前記コア部材Cmにおける左,右の側部材
2,2の固着取付部3,4に先の実施例と同じ結合構造
で取付けたものである。従って、天板5、幕板部材6は
図4のものと同じ仕様のものである。
【0026】図6に示すデスクは、これまでの実施例と
同一構造のコア部材Cmに対し、左側は長目の腕部材Amと
脚部材Lmとが結合部材ALmに形成された部材を、その腕
部材Am側において固着取付部3に取付ける一方、コア部
材Cmの右側はこれまでの実施例と同じ脚部材Lmと腕部材
Amとを夫々に取付け、左,右の両腕部材Amの上に異形天
板51を載架支持させたものである。
同一構造のコア部材Cmに対し、左側は長目の腕部材Amと
脚部材Lmとが結合部材ALmに形成された部材を、その腕
部材Am側において固着取付部3に取付ける一方、コア部
材Cmの右側はこれまでの実施例と同じ脚部材Lmと腕部材
Amとを夫々に取付け、左,右の両腕部材Amの上に異形天
板51を載架支持させたものである。
【0027】図7のデスクは、コア部材Cmの左側におけ
る腕部材Amと脚部材Lmとを袖キャビネット9に兼用させ
るように形成して、このキャビネット9の上面とコア部
材Cmの右側の腕部材Amとに天板5を載架支持させるよう
にしたものである。この例において、キャビネット9の
背面側には、固着取付部3,4に対応した結合部を別設
してボルト3a,4cにより固着するようにしてもよいが、
このキャビネット自体は自立するので、側部材2の固着
取付部4と天板5の下面とこのキャビネット9の当接面
には、位置決め固定用の雌雄関係による係合手段だけを
設けるようにしてもよい。上記袖キャビネット9をコア
部材Cmの両側に設けるようにすることは任意である。
る腕部材Amと脚部材Lmとを袖キャビネット9に兼用させ
るように形成して、このキャビネット9の上面とコア部
材Cmの右側の腕部材Amとに天板5を載架支持させるよう
にしたものである。この例において、キャビネット9の
背面側には、固着取付部3,4に対応した結合部を別設
してボルト3a,4cにより固着するようにしてもよいが、
このキャビネット自体は自立するので、側部材2の固着
取付部4と天板5の下面とこのキャビネット9の当接面
には、位置決め固定用の雌雄関係による係合手段だけを
設けるようにしてもよい。上記袖キャビネット9をコア
部材Cmの両側に設けるようにすることは任意である。
【0028】図8は、脚部材Lmと腕部材Amとを、予め略
逆L字状をなすような結合部材ALmに形成し、この部材A
Lmにおける腕部材Amをその固着取付部3に固着取付ける
ことにより、天板5を載架支持するようにしたデスクの
例である。この場合において、固着取付部4における引
掛穴4aや嵌合部4bには、化粧用の盲蓋4c,4dを施着す
る。
逆L字状をなすような結合部材ALmに形成し、この部材A
Lmにおける腕部材Amをその固着取付部3に固着取付ける
ことにより、天板5を載架支持するようにしたデスクの
例である。この場合において、固着取付部4における引
掛穴4aや嵌合部4bには、化粧用の盲蓋4c,4dを施着す
る。
【0029】図9は腕部材Amと脚部材Lmを横向きの略V
字状をなす結合部材ALmに形成し、その腕部材Amの上に
形状違いの天板5を載架したデスクの例である。この例
では腕部材Amの固着取付部3に対する取付け構造は図
4,図8などに示す実施例と同じであるが、脚部材Lmは
その形態から、固着取付部4の爪部L1が側部材2の引掛
穴4aに係止される構造である。従って、側部材2の下端
の嵌合部4bには盲蓋4dが施着される。天板52は両側が膨
らんだ平面形状の異形天板を用いている。
字状をなす結合部材ALmに形成し、その腕部材Amの上に
形状違いの天板5を載架したデスクの例である。この例
では腕部材Amの固着取付部3に対する取付け構造は図
4,図8などに示す実施例と同じであるが、脚部材Lmは
その形態から、固着取付部4の爪部L1が側部材2の引掛
穴4aに係止される構造である。従って、側部材2の下端
の嵌合部4bには盲蓋4dが施着される。天板52は両側が膨
らんだ平面形状の異形天板を用いている。
【0030】図10のデスクは、脚部材が柱状をなす部材
Lm1とこの部材Lm1の上端から手方側下方に向けて円弧を
描くように形成された円弧状部材Lm2とから形成され、
腕部材は脚部材と一体で固着取付部3に対応した結合側
部材Am1と円弧状部材Lm2から分枝形成した枝状部材Am2
とにより形成されている。そして、天板53は上記結合部
材ALmの形態に見合った縁部材53aを設けた異形天板が載
架支持されている。尚、上記実施例における異形天板に
は、図1,図4,図11等に示す矩形状天板以外の平面形
状の天板を含むものとする。
Lm1とこの部材Lm1の上端から手方側下方に向けて円弧を
描くように形成された円弧状部材Lm2とから形成され、
腕部材は脚部材と一体で固着取付部3に対応した結合側
部材Am1と円弧状部材Lm2から分枝形成した枝状部材Am2
とにより形成されている。そして、天板53は上記結合部
材ALmの形態に見合った縁部材53aを設けた異形天板が載
架支持されている。尚、上記実施例における異形天板に
は、図1,図4,図11等に示す矩形状天板以外の平面形
状の天板を含むものとする。
【0031】
【発明の効果】本発明システムデスクは、デスク用のコ
ア部材Cmに対し、意匠,構造違いの複数種類の脚部材と
腕部材の中から選択した脚部材と腕部材を取付けて、形
態が様々に異なる複数のデスクの骨組構造を任意に形成
することができる上に、各形態違いのデスクの骨組構造
に対して、意匠違いの天板や幕板を選択的に組合せて取
付けることにより、単一のデスク用コア部材によって、
極めて多くの意匠違いのデスクを任意に組立てることが
できるという、従来のデスク構造では得られない効果が
ある。
ア部材Cmに対し、意匠,構造違いの複数種類の脚部材と
腕部材の中から選択した脚部材と腕部材を取付けて、形
態が様々に異なる複数のデスクの骨組構造を任意に形成
することができる上に、各形態違いのデスクの骨組構造
に対して、意匠違いの天板や幕板を選択的に組合せて取
付けることにより、単一のデスク用コア部材によって、
極めて多くの意匠違いのデスクを任意に組立てることが
できるという、従来のデスク構造では得られない効果が
ある。
【0032】特に、本発明では、同一構造のコア部材に
対し、種々の形態,大きさの脚部材,腕部材,天板部
材,幕板部材の中から選択してデスクを組立てることが
できるようにしたので、デザイン違いのすべてのデスク
を同一のノックダウン構造に形成できで、製造段階にお
いて合理的であることは勿論、運搬保管等の流通上の取
扱いを著しく合理化できるのみならず、需要者において
も所望部材を選択して好みのデスクを組立てたり、或
は、後から大幅なデザイン変更をすることも可能である
から、従来のデスクにはない顕著な効果が得られる。
対し、種々の形態,大きさの脚部材,腕部材,天板部
材,幕板部材の中から選択してデスクを組立てることが
できるようにしたので、デザイン違いのすべてのデスク
を同一のノックダウン構造に形成できで、製造段階にお
いて合理的であることは勿論、運搬保管等の流通上の取
扱いを著しく合理化できるのみならず、需要者において
も所望部材を選択して好みのデスクを組立てたり、或
は、後から大幅なデザイン変更をすることも可能である
から、従来のデスクにはない顕著な効果が得られる。
【0033】しかも、上記のコア部材は単に同一構造で
あるのみならず、特に一般用の事務用デスクでも、最近
では各種のOA機器類が設置使用され、また、比較的大
形のコネクタ−類が付属している点に鑑み、クネクタ−
類、余長コ−ド類を十分に収容できる容量の大きな通線
機構を形成すると共に、この通線機構は、コア部材の上
面,下面、並びに、左右側面の各面において、左右方向
で任意の位置、或は、高さ方向で下段、中段、上段のい
ずれかの箇所からでもコ−ド類の出入れが可能となるよ
うに形成したので、デスクがいわゆる島型レイアウトや
壁際レイアウトであっても、デスクを移動させることな
くコ−ド類の配線やメインテナンスができるのみなら
ず、机上面からの配線は機器間等で結線状態のままでも
可能であるから、機器の移動やデスクのレイアウト替え
も容易になり、更には、デスクのレイアウトやコ−ド類
の立上り位置、コンセント等の設置位置などに対し、最
短距離での結線や配線を可能にするなど、従来のOA機
器専用載置台にもみられない多様なコ−ド類の処理に容
易に対応できるという格別の効果が得られる。
あるのみならず、特に一般用の事務用デスクでも、最近
では各種のOA機器類が設置使用され、また、比較的大
形のコネクタ−類が付属している点に鑑み、クネクタ−
類、余長コ−ド類を十分に収容できる容量の大きな通線
機構を形成すると共に、この通線機構は、コア部材の上
面,下面、並びに、左右側面の各面において、左右方向
で任意の位置、或は、高さ方向で下段、中段、上段のい
ずれかの箇所からでもコ−ド類の出入れが可能となるよ
うに形成したので、デスクがいわゆる島型レイアウトや
壁際レイアウトであっても、デスクを移動させることな
くコ−ド類の配線やメインテナンスができるのみなら
ず、机上面からの配線は機器間等で結線状態のままでも
可能であるから、機器の移動やデスクのレイアウト替え
も容易になり、更には、デスクのレイアウトやコ−ド類
の立上り位置、コンセント等の設置位置などに対し、最
短距離での結線や配線を可能にするなど、従来のOA機
器専用載置台にもみられない多様なコ−ド類の処理に容
易に対応できるという格別の効果が得られる。
【図1】本発明システムデスクの構成部材の一例を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】本発明システムデスクのコア部材の一例を示す
斜視図。
斜視図。
【図3】本発明システムデスクにおけるコア部材に対し
脚部材と腕部材の接合態様の一例を示す斜視図。
脚部材と腕部材の接合態様の一例を示す斜視図。
【図4】本発明システムデスクの第1例を示す斜視図。
【図5】本発明システムデスクの第2例を示す斜視図。
【図6】本発明システムデスクの第3例を示す斜視図。
【図7】本発明システムデスクの第4例を示す斜視図。
【図8】本発明システムデスクの第5例を示す斜視図。
【図9】本発明システムデスクの第6例を示す斜視図。
【図10】本発明システムデスクの第7例を示す斜視図。
【図11】本発明システムデスクの第1例のデスクに付属
部材を取付ける状態の一例を示す斜視図。
部材を取付ける状態の一例を示す斜視図。
【図12】図3のA−A矢視端面図。
【図13】図2のコア部材に対するコ−ド類の配線例を示
す斜視図。
す斜視図。
Cm コア部材 1 コア部材の連結部材 2 コア部材の側部材 3 腕部材の固着取付部 4 脚部材の固着取付部 5 天板部材 6 幕板部材
Claims (11)
- 【請求項1】 全体の外形が平面からみて細目の横長矩
形状をなすと共に正面からみて横長矩形状をなす本体の
左右両端側の手前側に、脚部材を着脱自在に取付けるこ
とができる固着取付部を、また、該本体の前記左右両端
側の上面側に天板支持腕部材を着脱自在に取付けること
ができる固着取付部をそれぞれ形成することによりデス
ク用のコア部材を形成する一方、このコア部材の前記固
着取付部に、形態の異なる複数の脚部材と天板支持腕部
材を選択的に取付けると共に、該天板支持腕部材に、該
部材に載架支持される平面形状が異なる複数の天板を選
択的に取付けるようにしたことを特徴とするシステムデ
スク。 - 【請求項2】 コア部材は、コ−ド類を挿通するための
縦向き通路が形成されこのコア部材の左右両端側を形成
する左,右の側部材と、この左,右の側部材間に渡架さ
れた形で形成される連結部材から成る請求項1のシステ
ムデスク。 - 【請求項3】 コア部材におけるコ−ド類の挿通通路が
形成される左,右の両側部材は、その上,下端部並びに
中間部にコ−ド類挿通用の案内孔又は切欠が形成される
と共に、連結部材は、側面からみて深目の略U字状乃至
は溝状をなし、かつ、その内面側にトレ−状等をなすコ
−ド類の挿通保持部を1又は2段以上設けた請求項2の
システムデスク。 - 【請求項4】 コア部材における左,右の側部材と連結
部材とは、その縦向き通路とコ−ド類挿通保持部とが連
通して形成され、コ−ド類を上下方向及び水平方向にお
いて両部材に亘り挿通保持できるようにした請求項2又
は3のシステムデスク。 - 【請求項5】 コア部材の左,右の側部材は、内部の強
度部材とその外面に装着された外装材とから成る請求項
1〜4のいずれかのシステムデスク。 - 【請求項6】 コア部材の連結部材は内部が中空であっ
て、その正面側又は背面側の立壁面に開閉自在の蓋部を
形成した請求項1〜5のいずれかのシステムデスク。 - 【請求項7】 コア部材における連結部材の内部にはフ
ック等によるコ−ド類係止部を形成した請求項3〜6の
いずれかのシステムデスク。 - 【請求項8】 コア部材における内部が中空の連結部材
の上面開口側には、コ−ド類等の取出口を形成すると共
に、該取出口の下方にスクリ−ン状パネルや照明機器等
を支持するブラケットやア−ムの下端側が立設保持され
る支持部を形成した請求項1〜7のいずれかのシステム
デスク。 - 【請求項9】 脚部材と天板支持腕部材とは一体に形成
されている請求項1〜8のいずれかのシステムデスク。 - 【請求項10】 脚部材と天板支持腕部材の固着取付部
は、ボルト,ナット或はビス等による緊締固着構造、又
は、この緊締固着構造と係止爪とこの爪の係止穴或はダ
ボとダボ穴のような係止構造との併設により形成した請
求項1〜9のいずれかのシステムデスク。 - 【請求項11】 コア部材の前面には、高さが異なる化粧
幕板部材を選択して取付けるようにした請求項1〜11の
いずれかのシステムデスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3325007A JP2699290B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | システムデスク用のコア部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3325007A JP2699290B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | システムデスク用のコア部材 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20731795A Division JP2923232B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 通線機構を具備したデスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05130916A true JPH05130916A (ja) | 1993-05-28 |
JP2699290B2 JP2699290B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=18172100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3325007A Expired - Fee Related JP2699290B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | システムデスク用のコア部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2699290B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07111916A (ja) * | 1993-10-18 | 1995-05-02 | Okamura Corp | 机の配線装置 |
JP2006095176A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Kokuyo Co Ltd | 机上棚 |
JP2006101923A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Kokuyo Co Ltd | 天板付家具 |
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JPS60156408A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-08-16 | ハウザ−マン・インコ−ポレ−テツド | ワ−クステ−シヨン及び付属品 |
-
1991
- 1991-11-14 JP JP3325007A patent/JP2699290B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2699290B2 (ja) | 1998-01-19 |
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