JPH0513065Y2 - - Google Patents

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JPH0513065Y2
JPH0513065Y2 JP1986031993U JP3199386U JPH0513065Y2 JP H0513065 Y2 JPH0513065 Y2 JP H0513065Y2 JP 1986031993 U JP1986031993 U JP 1986031993U JP 3199386 U JP3199386 U JP 3199386U JP H0513065 Y2 JPH0513065 Y2 JP H0513065Y2
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JP
Japan
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emitting element
touch switch
light emitting
oscillation circuit
crystal
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JP1986031993U
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JPS62143336U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、タツチスイツチに関するものであ
り、特に操作するときのストロークが少なく使用
感に優れるものを提供し、更にそのタツチスイツ
チに該スイツチの動作状態を示す表示機能を設け
たものである。
[従来の技術] 従来の、この種のタツチスイツチは第3図に示
すようなものであり、樹脂などによる柔軟性に富
む薄膜11と基板12とを僅かな間隙を持つよう
にスペーサ13を介して対峙させ、その内面側に
は、例えば夫々が交差するように電極14,15
を設けておくことで、前記薄膜11側から指など
で触れるときには、その柔軟性により前記薄膜1
1が撓んで前記基板12と接触するものとなり、
この接触により夫々の電極14,15も接触し
て、スイツチの投入が行われるものである。この
ときに該スイツチの用途などを表示するときに
は、前記薄膜11の表面側にスクリーン印刷など
で行なうものであつた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、この従来のタツチスイツチは依
然として接点を持つものであり、例えば接点の接
触圧の点からも、またその接点に使用できる材質
の点からも、通常の機械式のスイツチに比較して
不利であり、このような原因で信頼性にも極めて
問題点を生ずるものであつた。この問題点を解決
すべく、静電容量式のタツチスイツチなど前記接
点を使用しないものも提案されて、一部で実用化
されているが、この種のものは、その回路構成が
複雑化し高価に成るばかりでなく、熱などによる
誤動作の問題もあり、問題点を完全に解決したも
のとは言い難いものであつた。また、この種のタ
ツチスイツチに表示機能を設けたものは、例えば
その表示の照明が該スイツチの動作と関連して点
滅するように希望するときには、そのための接点
や回路を設けなければならず複雑化することは避
けられないものであつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、前記した従来の問題点を解決するた
めの具体的手段として、発振回路に接続されて振
動している水晶振動子を、外部からの圧力で強制
的に停止させて成るタツチスイツチの前記水晶振
動子の表面側にEL(エレクトロ・ルミネセンス)
発光素子を同体に設け、該EL発光素子の電源は
前記発振回路の出力側から供給していることを特
徴とする表示機能付タツチスイツチを提供するこ
とで、前記従来の問題点を解決するものでもあ
る。
[実施例] つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図に符号1で示すものは水晶振動子であ
り、本考案によりタツチスイツチのタツチ部とな
つている。ここで、本考案のタツチスイツチの動
作原理を説明すると、前記水晶振動子1は適宜な
結晶方向と適宜な寸法に裁断されて固有の共振周
波数を持つものとなつている。この水晶振動子1
に表面電極1a,1bを配設しリード線1cを介
して、例えばピアース発振器など適宜な水晶発振
回路を組合せることで、前記水晶振動子1は発振
回路の一部を構成し発振が開始される。このとき
には、前記水晶振動子1は前記した固有の共振周
波数で振動するものとなるので、前記水晶振動子
1の表面を指などで触れることができるように形
成しておき、前記した振動中にその表面に触れる
と、その振動は強制的に停止されて前記の発振回
路の発振も停止する。この発振停止を、例えばロ
ーパスフイルタなどを用いて検出することで目的
とするタツチスイツチが得られるものである。本
考案のタツチスイツチには、更に前記水晶振動子
1の表面側にEL発光素子2が設けられていて、
表示機能を持つものとなつている。このEL発光
素子2を配設するに当たつては、該EL発光素子
2の背面側の保護シールを代用するようにして前
記水晶振動子1と同体になるように接合されてい
る。ここで前記EL発光素子2について簡単に説
明すると、上電極層2aと下電極層2dとの間に
絶縁層2cを介して螢光体による発光層2bを設
けておき、前記両電極層間に夫々に設けたリード
線2gを介して交流電圧を印加すると、その電界
により前記発光層2bが刺激されて発光するもの
であり、極めて少ない電力で発光するものであ
る。尚、以上に説明した各層は絶縁層2eで前記
水晶振動子1と絶縁され、更に保護シール2fで
封止されて防湿されている。
以上に説明した水晶振動子1とEL発光素子2
を組合せたタツチスイツチを駆動する回路の例を
示したものが第2図であり、前記水晶振動子1は
水晶発振回路3に接続されて発振し、振動してい
る。このときには当然に前記水晶発振回路3は出
力を生じているので、本考案においては、この出
力を利用して前記EL発光素子2を点灯させるも
のであるが、一般的には前記したような水晶発振
回路の発振周波数は、キロヘルツ乃至メガヘルツ
と高いものであり、必ずしも前記EL発光素子2
を点灯するのに適しない、そこで前記の発振周波
数の調整を分周回路4で行ない適宜な周波数に低
減した後に増幅回路5で駆動に適する電圧に昇圧
して、前記EL発光素子2に印加するものである。
[作用] このように、水晶振動子にEL発光素子を一体
に設け、前記の水晶振動子の振動による発振出力
で前記EL発光素子を点灯したことで、指などで
前記水晶振動子に前記EL発光素子を介して触れ
るときには、その圧力で前記水晶振動子はその振
動を停止し、それにより発振出力もなくなり前記
EL発光素子も消灯してタツチスイツチが動作し
たことを表示する。このときに前記EL発光素子
に任意の文字、記号などを記しておけば、その表
示は一層に明解なものとなる。
[考案の効果] 以上に詳細に説明したように本考案により、発
振回路に接続されて振動している水晶振動子を、
外部からの圧力で強制的に停止させて成るタツチ
スイツチの前記水晶振動子の表面側にEL(エレク
トロ・ルミネセンス)発光素子を同体に設け、該
EL発光素子の電源は前記発振回路の出力側から
供給するようにしたことで、ストロークもなく使
用感に優れるタツチスイツチを提供すると共に、
機械的な動作がないために動作状態が解りにくい
この種のタツチスイツチに、特別な接点や回路を
設けることなく動作の表示機能を設けることが可
能となり、この種のタツチスイツチの実用性の向
上に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る表示機能付タツチスイツ
チの一実施例を示す断面図、第2図は同じ実施例
の電気回路の例を示すブロツク図、第3図は従来
例の要部を示す斜視図である。 1……水晶振動子、2……EL発光素子、2a
……上電極層、2b……発光層、2c,2e……
絶縁層、2d……下電極層、2f……保護シー
ル、3……水晶発振回路、4……分周回路、5…
…増幅回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発振回路に接続されて振動している水晶振動子
    を、外部からの圧力で強制的に停止させて成るタ
    ツチスイツチの前記水晶振動子の表面側にEL(エ
    レクトロ・ルミネセンス)発光素子を同体に設
    け、該EL発光素子の電源は前記発振回路の出力
    側から供給していることを特徴とする表示機能付
    タツチスイツチ。
JP1986031993U 1986-03-06 1986-03-06 Expired - Lifetime JPH0513065Y2 (ja)

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JP1986031993U JPH0513065Y2 (ja) 1986-03-06 1986-03-06

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JP1986031993U JPH0513065Y2 (ja) 1986-03-06 1986-03-06

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JPS62143336U JPS62143336U (ja) 1987-09-10
JPH0513065Y2 true JPH0513065Y2 (ja) 1993-04-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7361860B2 (en) * 2001-11-20 2008-04-22 Touchsensor Technologies, Llc Integrated touch sensor and light apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54117696A (en) * 1978-03-06 1979-09-12 Hitachi Ltd Display element incorporating switch sensor
JPS5840803A (ja) * 1981-09-04 1983-03-09 Hitachi Ltd 超電導装置

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JPS5840803A (ja) * 1981-09-04 1983-03-09 Hitachi Ltd 超電導装置

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