JPH06132754A - 圧電発振子の製造方法 - Google Patents

圧電発振子の製造方法

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JPH06132754A
JPH06132754A JP28423192A JP28423192A JPH06132754A JP H06132754 A JPH06132754 A JP H06132754A JP 28423192 A JP28423192 A JP 28423192A JP 28423192 A JP28423192 A JP 28423192A JP H06132754 A JPH06132754 A JP H06132754A
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JP
Japan
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ceramic element
base substrate
oscillator
piezoelectric ceramic
conductive layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP28423192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaya Yoshimoto
久哉 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06132754A publication Critical patent/JPH06132754A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41PINDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
    • B41P2217/00Printing machines of special types or for particular purposes
    • B41P2217/10Printing machines of special types or for particular purposes characterised by their constructional features
    • B41P2217/12Machines with reversible printing units

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発振周波数の変動や発振停止が起こらず、共
振特性が良好な圧電発振子の製造方法を提供する。 【構成】 ベース基板10の両側に端子電極11,12
を形成し、更に端子電極11,12上にそれぞれ導電層
16,17を積層形成し、導電層16,17上に圧電セ
ラミック素子15を導電性接着剤13,14で固着し、
ベース基板10にセラミック素子15を防護するキャッ
プを取付ける。 【作用】 導電層16,17によってベース基板10と
セラミック素子15との間に十分な間隙が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電セラミック素子を
備えた圧電発振子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電発振子の一例として、図3(平面
図)及び図4(図3の線B−Bにおける断面図)に示す
ような面実装型セラミック発振子がある。この発振子
は、アルミナやセラミックからなるベース基板20と、
ベース基板20の両側に形成された端子電極21,22
と、ベース基板20上にて端子電極21,22にそれぞ
れ導電性接着剤等23,24を介して固着された圧電セ
ラミック素子25と、ベース基板20上に取付けられ、
セラミック素子25を防護するキャップ(図示せず)と
を備える。
【0003】このような発振子では、端子電極21,2
2を通じてセラミック素子25に電圧を印加すると、セ
ラミック素子25が固有の周波数で振動することによ
り、発振作用が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような発振子
は、その構造から分かるように、電子機器でありながら
多分に機械的な要素を含んでいる。即ち、セラミック素
子25は振動するため、特にセラミック素子25の振動
部分(端子電極21,22に接触していない部分)の周
囲には、振動が支障なく行われるのに十分な空間が必要
であり、何らかの原因で振動部分に振動抑止力が働いた
場合や、何かの物質が振動部分に付着した場合には、発
振周波数が変動したり、特性が劣化したり、或いは場合
によっては発振そのものが停止したりする可能性があ
る。
【0005】しかるに、上記の如き発振子をみると、ベ
ース基板20の表面とセラミック素子25の振動部分と
の間には、せいぜい端子電極21,22の厚さ程度の間
隙しかないため、セラミック素子25の振動部分が振動
中にベース基板20に当たり易く、自由な振動が阻害さ
れることが間間ある。この結果、前記のような不具合が
発生する。
【0006】従って、本発明の目的は、発振周波数の変
動や発振停止が起こらず、共振特性が良好な圧電発振子
の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するために、本発明の圧電発振子の製造方法は、ベース
基板の両側に端子電極を形成し、圧電セラミック素子の
振動が抑止されないよう前記ベース基板と前記圧電セラ
ミック素子との間に十分な間隙を取るための導電層を端
子電極上に積層形成し、この導電層上に前記圧電セラミ
ック素子を電気的に接続し、ベース基板に圧電セラミッ
ク素子を防護するキャップを取付けることを特徴とす
る。
【0008】本発明の製造方法によると、端子電極上に
圧電セラミック素子を直接取付けるのではなく、端子電
極上に導電層を設けた後、この導電層上にセラミック素
子を取付けるため、導電層の厚み分だけセラミック素子
がベース基板から離れて位置することになり、セラミッ
ク素子の振動部分とベース基板の表面との間に十分な間
隙が形成される。従って、圧電セラミック素子の振動が
自由に行われ、特にその振動部分の振動が抑止されるよ
うなことがなくなり、前記不具合が殆ど発生しなくな
る。
【0009】なお、端子電極上に設ける導電層は、端子
電極と圧電セラミック素子が導通されれば、その材料に
限定はないが、セラミック素子を端子電極に固着するの
に使用している通常の導電性接着剤等を用いるのがコス
ト面等から好都合である。この導電性接着剤を使用する
場合、例えば端子電極上に導電性接着剤を印刷によって
塗布して、導電層を形成する。又、導電層の厚さに関し
ては、特にセラミック素子の振動部分がベース基板に接
触することなく自由に振動するように、端子電極の厚さ
等も勘案することが重要である。具体的には、ベース基
板の平面度や面精度を考慮すると、導電層の厚さは50
〜100μm程度が妥当である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の圧電発振子の製造方法を実施
例に基づいて説明する。その製造方法によって作製した
発振子の平面図を図1に、図1の線A−Aにおける断面
図を図2に示す。この発振子は、端子電極上の導電層以
外は、図3及び図4に示す従来の発振子と同じ構成であ
る。即ち、ベース基板10の両側に端子電極11,12
が周回状に形成され、端子電極11,12上にて圧電セ
ラミック素子15の取付部分にそれぞれ導電層16,1
7が設けられ、導電層16,17上にそれぞれ導電性接
着剤13,14を介して圧電セラミック素子15が固着
され、ベース基板10上にセラミック素子15を防護す
るキャップ(図示せず)が接合されたものである。な
お、図中の点線部分は、負荷容量内蔵型の3端子発振子
の場合に必要な端子電極19を表す。
【0011】次に、上記のような発振子の製造方法につ
いて述べる。まず、発振子のサイズに応じたブレイク用
のスリットを縦横に形成したアルミナやセラミックから
なるシートにおいて、縦横のスリットで仕切られた各ユ
ニット(ベース基板)の両側にて、その上面と下面に電
極材を印刷・焼成する。その後、スリットから各ベース
基板をブレイクし、ベース基板の側面(ブレイク面)に
電極材を印刷・焼成し、上面、下面及び側面にわたる端
子電極とする。次いで、上面の電極上にて、圧電セラミ
ック素子の取付部分に導電性接着剤を印刷により塗布
し、所定の厚さの導電層を形成する。この導電層を予備
乾燥した後、導電層上に圧電セラミック素子を載せ、同
じ導電性接着剤で導電層に固着する。更に、ベース基板
上にキャップを接合することにより、発振子が得られ
る。
【0012】勿論、得られた発振子においては、端子電
極11,12と圧電セラミック素子15との間に導電層
16,17が介在しているため、セラミック素子15と
ベース基板10の表面との間に十分な空隙が存在するこ
とになり、セラミック素子15は不自由なく振動し、特
にその振動部分の振動が抑止されるようなことはない。
【0013】
【発明の効果】本発明の圧電発振子の製造方法は、以上
説明したように端子電極上に更に導電層を積層形成し、
この導電層上に圧電セラミック素子を取付けるため、下
記の効果を有する。 (1)導電層によって圧電セラミック素子とベース基板
との間隔が十分確保されるため、セラミック素子の振動
が抑止されるようなことがなく、セラミック素子の発振
周波数の変動や発振停止が起こらず、共振特性が良好な
発振子が得られる。 (2)圧電セラミック素子の自由な振動を確保するため
に特別にベース基板に突起加工等を施す必要もなく、比
較的簡単な方法で圧電セラミック素子とベース基板との
間に十分な空隙を形成することができ、コストが安い。 (3)圧電セラミック素子の振動に関する異常(発振周
波数の変動や発振停止等)が大幅に減少するため、製品
の歩留り及び生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る発振子の平面図であ
る。
【図2】図1に示す発振子の線A−Aにおける断面図で
ある。
【図3】従来例に係る発振子の平面図である。
【図4】図3に示す発振子の線B−Bにおける断面図で
ある。
【符号の説明】
10 ベース基板 11,12 端子電極 13,14 導電性接着剤 15 圧電セラミック素子 16,17 導電層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース基板の両側に端子電極を形成し、圧
    電セラミック素子の振動が抑止されないよう前記ベース
    基板と前記圧電セラミック素子との間に十分な間隙を取
    るための導電層を端子電極上に積層形成し、この導電層
    上に前記圧電セラミック素子を電気的に接続し、ベース
    基板に圧電セラミック素子を防護するキャップを取付け
    ることを特徴とする圧電発振子の製造方法。
JP28423192A 1992-10-22 1992-10-22 圧電発振子の製造方法 Pending JPH06132754A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5571363A (en) * 1994-06-29 1996-11-05 Motorola, Inc. Method for reducing the frequency-temperature shift of piezoelectric crystals
US6452311B1 (en) * 2000-08-31 2002-09-17 Seiko Epson Corporation Piezoelectric device, manufacturing method therefor, and method for manufacturing piezoelectric oscillator

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JPS6242328B2 (ja) * 1979-06-27 1987-09-08 Sony Corp
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